JP4628833B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来、例えば回転直交座標系をなすdq座標上での界磁軸目標電流およびトルク軸目標電流に基づくベクトル制御により、車両の操舵輪を操舵する操舵機構を駆動するモータを駆動制御する際に、例えば操舵トルクおよび操舵角および車両の速度(車速)等に基づき算出された指令トルクに応じて界磁軸補正電流を設定し、この界磁軸補正電流により界磁軸目標電流を補正することで、ロータの界磁量を等価的に弱めるようにして電流位相を制御する弱め界磁制御を実行するモータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−279000号公報
ところで、上記従来技術の一例に係るモータ制御装置によれば、モータの運転状態には関わらずに、指令トルクに応じて弱め界磁電流が設定されるだけであるから、適切な弱め界磁制御を行うことが困難であるという問題が生じる。
また、このような問題に対して、例えば実際にモータに通電されるモータ電流の検出値から変換されたトルク軸電流や、例えばパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータによりモータを駆動する際の駆動デューティ等に応じて、弱め界磁電流を設定する方法が知られている。しかしながら、トルク軸電流および駆動デューティはモータ電流の検出値に応じて設定され、このモータ電流の検出値はモータの回転数の増大に伴い増大傾向に変化する逆起電圧に応じて変化することから、弱め界磁電流を適切に設定することが困難になる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、適切な弱め界磁制御を行うことが可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電動パワーステアリング装置は、車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構(例えば、実施の形態での手動操舵力発生機構1)を駆動するモータ(例えば、実施の形態でのモータ11)と、運転者からの操舵入力(例えば、実施の形態での操舵トルクTd)を検出する操舵入力検出手段(例えば、実施の形態での操舵トルクセンサ10a)と、少なくとも前記操舵入力検出手段により検出された前記操舵入力に応じて、前記モータに通電する電流の目標値である目標電流(例えば、実施の形態でのq軸目標電流iq)を設定し、該目標電流に応じた回転直交座標系をなすdq座標上での界磁軸目標電流(例えば、実施の形態でのd軸目標電流id)およびトルク軸目標電流(例えば、実施の形態でのq軸目標電流iq)に基づくベクトル制御により前記モータを駆動制御する駆動制御手段(例えば、実施の形態でのPWMインバータ12およびモータ制御装置13)とを備える電動パワーステアリング装置であって、前記モータの回転速度(例えば、実施の形態での回転速度ω)を検出する回転速度検出手段(例えば、実施の形態での回転センサ10dおよび角度検出部21)と、前記回転速度検出手段により検出される前記回転速度と前記トルク軸目標電流とに応じて、前記界磁軸目標電流を設定する目標電流設定手段(例えば、実施の形態でのd軸補正電流設定部26およびd軸目標電流補正部27)と、前記駆動制御手段の電源(例えば、実施の形態でのバッテリ14)の電源電圧(例えば、実施の形態での端子電圧VB)を検出する電圧検出手段(例えば、実施の形態での電圧センサ10e)と、前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧に応じて、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度を補正する回転速度補正手段(例えば、実施の形態でのd軸補正電流設定部26)とを備え、前記回転速度補正手段は、前記目標電流設定手段が前記界磁軸目標電流を設定する際に参照する前記トルク軸目標電流が同一となるように、前記回転速度を補正することを特徴としている。
上記構成の電動パワーステアリング装置によれば、モータを大型化することなしに出力可能な回転数を増大させる弱め界磁制御を実行する際に、回転速度検出手段により検出される回転速度とトルク軸目標電流とに応じて界磁軸目標電流を設定することにより、界磁軸目標電流が逆起電圧に応じて変化してしまうことを防止し、弱め界磁電流を適切に設定することができる。
上記構成の電動パワーステアリング装置によれば、適宜の界磁軸目標電流に対するトルク軸目標電流と回転速度との相対関係において、モータを駆動するインバータ等を備える駆動制御手段に直流電力を供給する電源の電源電圧が変動すると、モータの回転速度が同等であっても、トルク軸目標電流が変化し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じる。
このため、電圧検出手段により検出された電源電圧に応じて回転速度検出手段により検出される回転速度を補正することで、トルク軸目標電流が変化してしまうことを防止し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じることを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の電動パワーステアリング装置では、前記回転速度補正手段は、前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧が増大することに伴い、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度が増大傾向に変化するように、あるいは、前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧が低下することに伴い、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度が低下傾向に変化するように補正することを特徴としている。
上記構成の電動パワーステアリング装置によれば、適宜の界磁軸目標電流に対するトルク軸目標電流と回転速度との相対関係において、駆動制御手段の電源の電源電圧が変動(例えば、低下)すると、モータの回転速度が同等であっても、トルク軸目標電流が変化(例えば、低下)し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じる。
このため、例えば電源電圧が所定の基準電圧から低下することに伴い、回転速度検出手段により検出された回転速度を、低下傾向に変化するように補正し、一方、電源電圧が所定の基準電圧から増大することに伴い、回転速度検出手段により検出された回転速度を、増大傾向に変化するように補正することで、トルク軸目標電流が変化してしまうことを防止し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じることを防止することができる。
以上説明したように本発明の請求項1に記載の本発明の電動パワーステアリング装置によれば、モータを大型化することなしに出力可能な回転数を増大させる弱め界磁制御を実行する際に、回転速度検出手段により検出される回転速度とトルク軸目標電流とに応じて界磁軸目標電流を設定することにより、界磁軸目標電流が逆起電圧に応じて変化してしまうことを防止し、弱め界磁電流を適切に設定することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の電動パワーステアリング装置によれば、電源電圧の変動に伴いトルク軸目標電流が変化してしまうことを防止し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じることを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置について添付図面を参照しながら説明する。
この実施の形態の電動パワーステアリング装置10は、例えば図1に示すように、手動操舵力発生機構1に備えられ、この手動操舵力発生機構1において、ステアリングホイール2に一体に設けられたステアリング軸3は、ユニバーサルジョイント4a,4bを有する連結軸4を介して、ステアリングギアボックス(図示略)内に設けられたラック・ピニオン機構5のピニオン5aに連結されている。そして、ピニオン5aはラック軸6のラック歯6aに噛合っており、ステアリングホイール2から入力された回転運動は、ピニオン5aを介してラック軸6の往復運動に変換され、ラック軸6の両端にタイロッド7,7を介して連結された2つの操舵輪W,Wを転舵させる。そして、ラック軸6と同軸にボールねじ機構8が設けられ、ラック軸6に連結された複数相(例えば、U相,V相,W相の3相)のブラシレスDCモータをなすモータ11の回転力はボールねじ機構8を介して推力に変換され、ラック軸6(つまりボールねじ軸8a)に作用するようになっている。
この電動パワーステアリング装置10は、モータ11と、PWMインバータ12と、モータ制御装置13とを備えて構成され、モータ制御装置13には、例えば、ステアリングギアボックス内に設けられてピニオン5aに作用する操舵トルクTdつまり運転者によりステアリングホイール2に入力される手動操舵力を検出する操舵トルクセンサ10aから出力される検出信号と、車両の速度(車速)を検出する車速センサ10bから出力される車速Vsの検出信号と、モータ11の通電電流を検出する相電流センサ10cから出力される少なくとも2相の各相電流(例えば、U相電流iuおよびV相電流iv)の検出信号と、モータ11のロータ角度θつまり所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度に係る状態量を検出するレゾルバやエンコーダ等をなす回転センサ10dから出力される検出信号とが入力されている。
そして、電動パワーステアリング装置10は、例えば操舵トルクTdおよび車速Vsの各検出値と、外部の制御装置から入力される指令トルクτとに応じて、運転者の手動操舵力を補助するパワーステアリング用のアシストトルクを算出し、このアシストトルクをモータ11から出力させるために必要とされる目標電流を設定し、この目標電流に応じてモータ11を駆動制御する。
PWMインバータ12は、パルス幅変調(PWM)により3相のモータ11を駆動する。このPWMインバータ12は、例えばトランジスタのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備し、バッテリ14から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、モータ11の各相のステータ巻線(図示略)への通電を順次転流させることで各相電圧指令値Vu,Vv,Vwに応じて各U相,V相,W相の印加電圧の大きさ(つまり振幅)および位相を操作し、U相電流iu及びV相電流iv及びW相電流iwをモータ11の各相へと出力する。
そして、モータ制御装置13は、回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御を行うものであり、d軸目標電流idおよびq軸目標電流iqに基づいて各相電圧指令値Vu,Vv,Vwを算出し、PWMインバータ12へパルス幅変調信号を入力すると共に、実際にPWMインバータ12からモータ11に通電される各相電流iu,iv,iw(つまり静止座標上における電流である各相電流iu,iv,iw)をdq座標上に変換して得たd軸検出電流idfおよびq軸検出電流iqfと、d軸目標電流idおよびq軸目標電流iqとの各偏差がゼロとなるように制御を行う。
この回転直交座標をなすdq座標は、例えばブラシレスDCモータ等のモータ11のロータの永久磁石による界磁極の磁束方向をd軸(界磁軸)とし、このd軸と直交する方向をq軸(トルク軸)としており、モータ11のロータと共に同期して電気角速度ω(以下、単に、回転角速度ωと呼ぶ)で回転している。これにより、PWMインバータ12からモータ11の各相に供給される交流信号に対する電流指令として、直流的な信号であるd軸目標電流idおよびq軸目標電流iqを与えるようになっている。
このモータ制御装置13は、例えば、角度検出部21と、相電流算出部22と、3相−dq変換部23と、d軸目標電流設定部24と、q軸目標電流設定部25と、d軸補正電流設定部26と、d軸目標電流補正部27と、減算部28,29と、PI演算部30,31と、dq−3相変換部32と、PWM変換部33とを備えて構成されている。
角度検出部21は、回転センサ10dから出力される検出信号に基づきロータ角度θおよび回転速度ωを検出する。
相電流算出部22は、相電流センサ10cから出力される2相の各相電流、例えば、U相電流iuおよびV相電流ivから、W相電流iw=−(iu+iv)を算出する。
3相−dq変換部23は、ロータ角度θを用いて、静止座標上における電流である各相電流iu,iv,iwを、モータ11の回転位相による回転座標すなわちdq座標上でのd軸検出電流idfおよびq軸検出電流iqfに変換する。
d軸目標電流設定部24は、d軸目標電流idとして所定値(例えば、ゼロ)を設定する。
q軸目標電流設定部25は、車両の走行状態および運転者の操舵状態に係る各検出信号、例えば操舵トルクセンサ10aから出力される操舵トルクTdの検出信号および車速センサ10bから出力される車速Vsの検出信号と、外部から入力される適宜の指令トルクτとに基づき、運転者の手動操舵力を補助するパワーステアリング用のアシストトルクをモータ11から出力させるために必要とされる目標電流として、q軸目標電流iqを設定する。
d軸補正電流設定部26は、q軸目標電流iqと回転速度ωとに基づき、例えば予め設定された所定のマップをマップ検索してd軸補正電流idを算出する。
このd軸補正電流id(<0)は、モータ11の回転数の増大に伴う逆起電圧の増大を抑制するためにロータの界磁量を等価的に弱めるようにして電流位相を制御する弱め界磁制御の弱め界磁電流に対する目標電流であり、例えばq軸目標電流iqが所定値を超えて増大することに伴い増大傾向に変化し、かつ、回転速度ωが所定値を超えて増大することに伴い増大傾向に変化するように設定されている。
そして、d軸目標電流補正部27は、d軸目標電流設定部24により設定されたd軸目標電流id(例えば、id=0)にd軸補正電流idを加算して得た値を、新たにd軸標電流idとして設定する(id←id+id)ことで、d軸目標電流idを補正する。
減算部28はd軸目標電流idとd軸検出電流idfとの偏差ΔIdを算出し、減算部29はq軸目標電流iqとq軸検出電流iqfとの偏差ΔIqを算出する。
各PI演算部30,31は、例えばPI(比例積分)動作により、偏差ΔIdを制御増幅してd軸電圧指令値Vdを算出し、偏差ΔIqを制御増幅してq軸電圧指令値Vqを算出する。
dq−3相変換部32は、ロータ角度θを用いて、dq座標上でのd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを、静止座標である3相交流座標上でのU相交流電圧指令値VuおよびV相交流電圧指令値VvおよびW相交流電圧指令値Vwに変換する。
PWM変換部33は、各電圧指令値Vu,Vv,Vwを、PMWインバータ12の各スイッチング素子をパルス幅変調(PWM)によりオン/オフ駆動させる各パルスからなるスイッチング指令(つまり、パルス幅変調信号)へと変換する。なお、各パルスのデューティは予めPWM変換部33に記憶されている。
上述したように、本実施形態による電動パワーステアリング装置10によれば、モータ11の回転数が相対的に高い状態で等価的に界磁量を弱める弱め界磁制御を実行する際に、回転センサ10dから出力される検出信号に基づく回転速度ωと、q軸目標電流設定部25から出力されるq軸目標電流iqとに応じて、d軸補正電流idが設定されることにより、d軸補正電流idにより補正されるd軸目標電流idが逆起電圧に応じて変化してしまうことを防止し、弱め界磁電流を適切に設定することができる。
なお、上述した実施の形態においては、q軸目標電流iqと回転速度ωとに基づきd軸補正電流idを算出するとしたが、これに限定されず、例えば図3に示すように、PWMインバータ12に直流電力を供給するバッテリ14の端子電圧VBを検出する電圧センサ10eを設け、q軸目標電流iqおよび回転速度ωに加えて、電圧センサ10eから出力される検出信号に応じてd軸補正電流idを算出してもよい。
例えば図4に示すように、適宜のd軸補正電流idに対するq軸目標電流iqと回転速度ωとの相対関係において、端子電圧VBが変動すると回転速度ωが同等であっても、q軸目標電流iqが変化し、弱め界磁制御の実行タイミングにずれが生じる。例えばバッテリ14の端子電圧VBが所定の基準電圧V0よりも所定値(例えば、2V)だけ低下した場合には、角度検出部21により検出される回転速度ω0が同等であっても、q軸目標電流iqが所定値iq0から所定値iq1(<iq0)へと低下する。
このため、バッテリ14の端子電圧VBが所定の基準電圧V0から低下することに伴い、マップ検索時に検索パラメータとして参照される回転速度が角度検出部21により検出される回転速度ωよりも低下傾向に変化するように補正し、一方、バッテリ14の端子電圧VBが所定の基準電圧から増大することに伴い、マップ検索時に検索パラメータとして参照される回転速度が角度検出部21により検出される回転速度ωよりも増大傾向に変化するように補正する。
これにより、例えば図4に示すように、バッテリ14の端子電圧VBが所定の基準電圧V0と同等である場合には、角度検出部21により検出される回転速度ω0と、q軸目標電流設定部25により設定されるq軸目標電流iqとがマップ検索の検索パラメータとして参照されることに対して、バッテリ14の端子電圧VBが所定の基準電圧V0よりも所定値(例えば、2V)だけ低下した場合には、角度検出部21により検出される回転速度ω0よりも所定値だけ小さな回転速度ω1とq軸目標電流設定部25により設定されるq軸目標電流iqとがマップ検索の検索パラメータとして参照されることになる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置を備える手動操舵力発生機構の構成図である。 本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置のブロック構成図である。 本発明の実施形態の変形例に係る電動パワーステアリング装置のブロック構成図である。 バッテリ電圧の電圧変動に応じた回転速度ωとq軸目標電流iqとの相対関係の一例を示す図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
10a 操舵トルクセンサ(操舵入力検出手段)
10d 回転センサ(回転速度検出手段)
10e 電圧センサ(電圧検出手段)
11 モータ
12 PWMインバータ(駆動制御手段)
13 モータ制御装置(駆動制御手段)
14 バッテリ(電源)
21 角度検出部(回転速度検出手段)
26 d軸補正電流設定部(目標電流設定手段、回転速度補正手段)
27 d軸目標電流補正部(目標電流設定手段)

Claims (2)

  1. 車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するモータと、
    運転者からの操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、
    少なくとも前記操舵入力検出手段により検出された前記操舵入力に応じて、前記モータに通電する電流の目標値である目標電流を設定し、該目標電流に応じた回転直交座標系をなすdq座標上での界磁軸目標電流およびトルク軸目標電流に基づくベクトル制御により前記モータを駆動制御する駆動制御手段とを備える電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段により検出される前記回転速度と前記トルク軸目標電流とに応じて、前記界磁軸目標電流を設定する目標電流設定手段と
    前記駆動制御手段の電源の電源電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧に応じて、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度を補正する回転速度補正手段とを備え
    前記回転速度補正手段は、前記目標電流設定手段が前記界磁軸目標電流を設定する際に参照する前記トルク軸目標電流が同一となるように、前記回転速度を補正することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記回転速度補正手段は、前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧が増大することに伴い、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度が増大傾向に変化するように、あるいは、前記電圧検出手段により検出された前記電源電圧が低下することに伴い、前記界磁軸目標電流を設定する際に参照される前記回転速度が低下傾向に変化するように補正することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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