JP4628571B2 - スクリーン印刷機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーン印刷用のスクリーンを支持し、スクリーン印刷機本体にスクリーンの印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられたスクリーン支持枠と、このスクリーン支持枠に支持されたスクリーンの上方に配され、スクリーンの上面に沿ってスクリーン支持枠と同一方向に往復動するスキージとを備えたスクリーン印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来のこの種のスクリーン印刷機の概略構成を示す正面図、図11は図10のスクリーン印刷機の要部拡大図、図12は図11の一部省略平面図、図13は図11のF−F線断面図、図14は図12のG−G線断面図、図15は図13のH−H線断面図、図16はスクリーンの平面図、図17は図16のスクリーンの側面断面図である。
【0003】
このスクリーン印刷機は、回路基板上にクリーム半田のパターンを印刷するためのものであって、図10に示すように、スクリーン印刷機本体1上に設置された基板支持テーブル2と、この基板支持テーブル2の上方に配されたスクリーン支持手段3と、このスクリーン支持手段3によって支持されたスクリーン201の上方に配されたスキージヘッド4と、基板301を基板支持テーブル2上に供給する供給コンベヤ5と、基板支持テーブル2上の基板301を排出する排出コンベヤ6と、基板支持テーブル2、スクリーン支持手段3、スキージヘッド4、供給コンベヤ5、及び排出コンベヤ6等の動作を制御する制御手段(不図示)とを備えている。
【0004】
基板支持テーブル2は、水平方向に延びるX軸の方向(図10の左右方向)に移動するための第1移動機構21と、この第1移動機構21上に設けられ、水平面内で回転するための回転機構22と、この回転機構22上に設けられ、垂直方向に延びるZ軸の方向に移動するための第2移動機構23と、この第2移動機構23上に設けられた基板支持プレート24と、この基板支持プレート24の上面に設けられ、基板301をX軸方向に搬送する搬送機構(不図示)とを備えている。
【0005】
スクリーン支持手段3は、図11〜図13に示すように、スクリーン201を水平方向に延びるY軸の方向(図11の紙面に直交する方向)に摺動自在に支持するスクリーン支持枠31と、このスクリーン支持枠31の上面に取り付けられた複数個のシリンダ32と、スクリーン支持枠31の左側面に取り付けられたシリンダ33とを備えている。
【0006】
スクリーン支持枠31は左右一対の支持部31a、31aを有しており、これらは断面コの字形に形成されるとともに開口面が互いに対向するように配され、スクリーン201の両側端部を挟み込みこんでスクリーン201をY軸方向に摺動自在に支持する。図11に示すように、スクリーン支持枠31の両側端部の底部には、それぞれY軸方向に延びるリニアガイド34が取り付けられている。これらのリニアガイド34は、スクリーン印刷機本体1上に平行に設けられたY軸方向に延びる一対のガイドレール35(図13参照)に摺動自在に係合しており、これによってスクリーン支持枠31はスクリーン201の印刷面と平行な方向に往復動自在に案内されている。
【0007】
また、図13、15に示すように、スクリーン支持枠31の上面の右側前方には上方に突出した支持リブ36が設けられており、その後面にはボールナット37が固定されている。このボールナット37にはY軸方向に延びるボールネジ38が螺合しており、その前端部はスクリーン印刷機本体1上に固定された軸受部39に回転自在に支持され、ボールネジ38の後端部はスクリーン印刷機本体1上に固定されたパルスモータPM1に連結されている。このパルスモータPM1を駆動すると、ボールネジ38が軸線まわりに回転してスクリーン支持枠31がガイドレール35、35に沿って移動する。
【0008】
複数個のシリンダ32は、各支持部31a上にY軸方向に等間隔をおいてアクチュエータ部を下に向けて取り付けられている。また、シリンダ33は、左側の支持部31aの側壁にアクチュエータ部を内側に向けて取り付けられている。スクリーン201を支持部31aの前端部側から挿入して後方に摺動させると、スクリーン201がストッパ(不図示)に当接して停止し、摺動方向に位置決めされる。
【0009】
そして、シリンダ33がスクリーン201の左側面を摺動方向と直交する方向に押圧し、スクリーン201の右側面を右側の支持部31aの内側面に押し付けてスクリーン201を摺動方向と直交する方向に位置決めする。これによって、スクリーン201がスクリーン支持枠31上の所定位置に位置決めされた状態となる。そして、各シリンダ32がスクリーン201の両側端部の上面を押圧してスクリーン201をスクリーン支持枠31に対して固定する。
【0010】
図11に示すように、スキージヘッド4は下部中央にはスキージ41を有しており、スキージ41は垂直移動機構42によってZ軸方向(図11の上下方向)に移動する。スキージヘッド4の枠体43は左右に突出した一対の支持部43a、43aを有しており、これらの下面にはそれぞれY軸方向に延びるリニアガイド44が取り付けられている。これらのリニアガイド44は、スクリーン印刷機本体1上に平行に設けられたY軸方向に延びる一対のガイドレール一対45(図12参照)に摺動自在に係合しており、これによって枠体43はスクリーン201の印刷面(下面)と平行な方向に往復動自在に案内されている。
【0011】
また、図12、14に示すように、枠体43は、その右側面から右方に突出した支持リブ43bを有しており、その先端にはボールナット46が固定されている。このボールナット46にはY軸方向に延びるボールネジ47が螺合しており、その前端部はスクリーン印刷機本体1上に固定された軸受部48に回転自在に支持され、ボールネジ47の後端部はスクリーン印刷機本体1上に固定されたパルスモータPM2に連結されている。このパルスモータPM2を駆動すると、ボールネジ47が軸線まわりに回転して枠体43がガイドレール45に沿って移動する。
【0012】
図16、17に示すように、スクリーン201は、開口部(不図示)が形成されたメッシュ状のスクリーン本体201aを矩形状の枠体201bに貼着したもので、スクリーン本体201aの印刷面を下側にしてスクリーン支持枠31の前端部側からY軸方向に挿入装着される。スクリーン本体201aの上面にクリーム半田が供給され、スキージ41がスクリーン本体201aの上面をY軸方向に摺動することにより基板301上にクリーム半田のパターンが印刷される。なお、スクリーン本体201aの上面には二個の位置認識用マーク(不図示)が付されており、基板301の上面にも二個の位置認識用マーク(不図示)が付されている。
【0013】
供給コンベヤ5は、基板支持テーブル2を図10の左方向に移動させることによって基板支持テーブル2と連結され、この状態で供給コンベヤ5を駆動すると基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっている。
【0014】
排出コンベヤ6は、基板支持テーブル2を図10の右方向に移動させることによって基板支持テーブル2と連結され、この状態で排出コンベヤ6を駆動すると基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっている。
【0015】
また、図10に示すように、このスクリーン印刷機は、スクリーン201上の位置認識用マークを撮像するカメラ51と、基板301上の位置認識用マークを撮像するカメラ52とを備えている。カメラ51は、X軸方向及びY軸方向に移動してスクリーン201上の二個の位置認識用マークを撮像する。一方、カメラ52は、X軸方向及びY軸方向に移動して基板301上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像は制御手段に送られ、認識ボードに記憶される。
【0016】
次に、上記のように構成されたスクリーン印刷機の動作を説明する。
基板301を供給コンベヤ5上に載置すると、基板ストッパ(不図示)が下降し、基板301を搬送中に移動しないように押さえる。次に、基板支持テーブル2が図10に示す原点位置から左方向に移動し、供給コンベヤ5と連結される。そして、供給コンベヤ5が駆動され、これに基板支持テーブル2の搬送機構が連動して基板301が基板支持テーブル2に向かって搬送される。基板301が基板支持テーブル2上の所定位置に達すると供給コンベヤ5が停止し、位置決め機構(不図示)によって基板301がその位置に固定される。そして、基板支持テーブル2が図10の右方向に移動して原点位置に復帰する。
【0017】
次に、カメラ51がX軸方向及びY軸方向に移動してスクリーン201上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像は制御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段のCPUは、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マークの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶する。また、カメラ52がX軸方向及びY軸方向に移動して基板301上の二個の位置識用マークを撮像する。その画像は制御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段のCPUは、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マークの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶する。
【0018】
CPUは、メモリに記憶されたスクリーン201の位置認識用マークの位置情報と基板301の位置認識用マークの位置情報とを比較し、スクリーン201と基板301の相対的な位置ずれ量を算出する。そして、CPUは、この位置ずれ量に基づいて基板支持テーブル2の第1移動機構21、回転機構22、パルスモータPM1を駆動して基板301とスクリーン201の間の相対的な位置ずれを補正する。
【0019】
次に、カメラ51、52が退避し、基板支持テーブル2が上昇し、所定位置に達すると停止する。そして、スキージ41がスクリーン本体201aの上面に下降し、クリーム半田供給機構(不図示)によってスクリーン本体201a上にクリーム半田が供給され、スキージ41がスクリーン本体201aの上面に沿ってY軸方向に摺動して基板301上にクリーム半田のパターンを印刷する。印刷が終了すると、基板支持テーブル2が原点位置に下降し、さらに右方向に移動して排出コンベヤ6と連結される。
【0020】
そして、基板301を固定している機構が解除され、排出コンベヤ6が駆動され、これに基板支持テーブル2の搬送機構が連動し、基板301が排出コンベヤ6上に受け渡される。基板301が排出コンベヤ6上の所定の位置に達すると、排出コンベヤ6が停止し、基板支持テーブル2が原点位置に復帰する。その後、基板301は排出コンベヤ6によってチップマウンタ(不図示)に搬送され、電子部品が実装された後、炉内に搬送され、電子部品が半田付けされる。一方、基板支持テーブル2は図10の左方向に移動して供給コンベヤ5と連結され、供給コンベヤ5から次の基板301を受け取る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上述したスクリーン印刷機では、スクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体1に対してY軸方向に往復動自在に支持されているため、スキージ41がスクリーン201上のクリーム半田をスキージングする際にスキージ41とスクリーン本体201aの間に生じるY軸方向の摩擦力によってスクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体1に対してY軸方向に移動し、スクリーン201と基板301の間に位置ずれが生じるという問題点が有った。
【0022】
本発明は上述した問題点を除いたスクリーン印刷機を提供することを目的としてなされたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、スクリーン印刷用のスクリーンを支持し、スクリーン印刷機本体に前記スクリーンの印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられたスクリーン支持枠と、このスクリーン支持枠に支持されたスクリーンの上方に配され、前記スクリーンの上面に沿って前記スクリーン支持枠と同一方向に往復動するスキージとを備えたスクリーン印刷機であって、前記スクリーン支持枠に軸心まわりに回転自在に取り付けられたカムシャフトと、このカムシャフト上に設けられ前記カムシャフトと一体的に回転するとともにその回転軸心が前記カムシャフトの軸心に対して偏心したカム部と、前記カムシャフト上に固定されたカムリンクと、前記カムシャフトに直交するように前記スクリーン支持枠に取り付けられ、そのロッドが前記カムリンクに対して回転自在に連結されたシリンダとから成る固定手段を備え、この固定手段は前記ロッドが一方向に摺動すると前記カム部または前記カム部上の部材が前記スクリーン支持枠を摺動自在に支持する支持部材に押し付けられて前記スクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対してロックされ、前記ロッドが他方向に摺動すると前記カム部または前記カム部上の部材が前記支持部材から離れてロックが解除されるようにしたことを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態であるスクリーン印刷機の概略構成を示す正面図、図2は図1のスクリーン印刷機の要部拡大図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2の要部拡大図、図5は図4のB−B線断面図、図6は図5のC−C線断面図、図7は図5のD−D線断面図、図8、9は図5のE−E線断面図であり、図8はスクリーン支持枠をロックした状態を示す図、図9はスクリーン支持枠をロックしていない状態を示す図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態と対応する部分には同一の符号を付してあり、重複する説明は省略してある。
【0026】
このスクリーン印刷機では、スクリーン支持枠31をスクリーン印刷機本体1に対してY軸方向に固定する固定手段101を設けている。この固定手段101は、図5に示すように、縦断面逆L字形に形成され、スクリーン支持枠31の上面から前面側に向けて垂下するようにスクリーン支持枠31に固定された第1の軸受支持部材102と、横断面コの字形に形成され、開口側が第1の軸受支持部材102の前面に対向するように第1の軸受支持部材102に固定された第2の軸受支持部材103と、第1の軸受支持部材102に形成されたY軸方向に貫通する貫通孔102aに圧入固定された第1の軸受104と、第2の軸受支持部材103に貫通孔102aと同心になるように形成された貫通孔103aに圧入固定された第2の軸受105と、第1及び第2の軸受104、105により軸心まわりに回転自在に支持されたカムシャフト106とを備えている。
【0027】
カムシャフト106における第1の軸受104と第2の軸受105の間の部位にはカム部106aが形成されている。このカム部106aの軸心はカムシャフト106の軸心に対してaだけ偏心しており、その外周部には第3の軸受107を介して摩擦係数の高い材料から成るローラ108が回転自在に取り付けられている。また、カムシャフト106の外周部には一対のリング109が固定されており、一方のリング109とカムシャフト106に形成された大径部106bとにより第3の軸受107がカムシャフト106に対して軸方向に位置決めされている。また、リング109によりカムシャフト106がY軸方向に位置決めされており、これによってローラ108が第1の軸受支持部材102と第2の軸受支持部材103の間の所定の位置に位置決めされている。
【0028】
カムシャフト106の後端部は第1の軸受104から後方に突出しており、その先端にはカムリンク110が固定されている。図7に示すように、カムリンク110はL字形に形成され、その下端部はカムシャフト106を挟持するように二股状に形成されている。すなわち、カムリンク110の下端部は、上板片110aと、この上板片110aに対して隙間111を存して対向する下板片110bとから成っており、上板片110aと下板片110bは基端部を支点として互いに接近する方向に弾性変形するようになっている。
【0029】
隙間111は基端部側で拡大してカムシャフト106を摺動自在に挿通させる挿通部111aを形成している。上板片110aにはビス112の軸部を回転自在に貫通させる貫通孔が形成され、下板片110bには、この貫通孔に対向するようにビス112の軸部が螺合するネジ孔が形成されており、ビス112を一方向に回転させると上板片110aと下板片110bが接近してカムシャフト106が上板片110aと下板片110bとにより挟圧され、カムリンク110に固定されるようになっている。
【0030】
113はスクリーン支持枠31の前端面上部から突出したプレートで、その下面にはシリンダ114がカムシャフト106と直交するように取り付けられている。シリンダ114のロッド114aにはリンクシャフト115が取り付けられ、その先端部はカムリンク110の上端部を挟み込むように二股状に形成されるとともに固定ネジ116を介してカムリンク110の上端部に回転自在に連結されている。ロッド114aが後退するとカムリンク110が図7の時計まわり方向に回動し、カムリンク110に固定されたカムシャフト106も同方向に回転する。
【0031】
カム部106aの軸心はカムシャフト106の軸心に対して偏心しているため、カムシャフト106が回転することによりローラ108がガイドレール(支持部材)35の上面に接近し、図8に示すように、ガイドレール35の上面に押し付けられる。これによって、スクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体1に対してY軸方向に固定された状態となる。なお、ローラ108とガイドレール35の間の摩擦力は、スキージ41が移動する際にスキージ41とスクリーン本体201aの間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定されている。したがって、印刷中にスクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体1に対して移動するのを防ぐことができるものである。
【0032】
このようなスクリーン支持枠31のロックは、基板301とスクリーン201の位置ずれが補正された後に行われる。そして、印刷が終了すると、ロッド114aが前進してカムリンク110が図7の反時計まわり方向に回動し、図9に示すように、ローラ108がガイドレール35の上面から離れ、スクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体1に対して移動可能な状態となる。
【0033】
なお、本実施形態の固定手段101は、簡素な構造であるにもかかわらず、スクリーン支持枠31を確実にロックすることができ、製造コストが安価あるとともにメンテナンス性が良好であるという利点を有している。
【0034】
上述した実施形態では、カム部106a上に設けたローラ108をガイドレール35に押し付けてスクリーン支持枠31をスクリーン印刷機本体1に対して固定するようにしているが、カム部106aをガイドレール35との摩擦が大きくなるように形成し、カム部106aを直接レール35に押し付けてスクリーン支持枠31をロックするようにしてもよい。
【0035】
また、上述した実施形態では、基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機に本発明を適用した例について説明したが、本発明を他のスクリーン印刷機に適用することもできる。
【0036】
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ロッドが一方向に摺動すると前記カム部または前記カム部上の部材が前記スクリーン支持枠を摺動自在に支持する支持部材に押し付けられて前記スクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対してロックされ、スクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対して固定されるので、スキージがスクリーン上を移動する際にスキージとスクリーンの間に生じる摩擦力によってスクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対して移動することがない。したがって、印刷時にスクリーンと被印刷物の間に位置ずれが生じることがなく、印刷精度が向上する。
【0038】
また、固定手段が簡素な構造であるため、製造コストが安価あるとともにメンテナンス性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるスクリーン印刷機の概略構成を示す正面図。
【図2】 図1のスクリーン印刷機の要部拡大図。
【図3】 図2のA−A線断面図。
【図4】 図2の要部拡大図。
【図5】 図4のB−B線断面図。
【図6】 図5のC−C線断面図。
【図7】 図5のD−D線断面図。
【図8】 図5のE−E線断面図であり、スクリーン支持枠をロックした状態を示す図。
【図9】 図5のE−E線断面図であり、スクリーン支持枠をロックしていない状態を示す図。
【図10】 従来のスクリーン印刷機の概略構成を示す正面図。
【図11】 図10の要部拡大図。
【図12】 図11の一部省略平面図。
【図13】 図11のF−F線断面図。
【図14】 図12のG−G線断面図。
【図15】 図13のH−H線断面図。
【図16】 スクリーンの平面図。
【図17】 スクリーンの側面断面図。
【符号の説明】
1 スクリーン印刷機本体
41 スキージ
31 スクリーン支持枠
101 固定手段
201 スクリーン
Claims (1)
- スクリーン印刷用のスクリーンを支持し、スクリーン印刷機本体に前記スクリーンの印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられたスクリーン支持枠と、このスクリーン支持枠に支持されたスクリーンの上方に配され、前記スクリーンの上面に沿って前記スクリーン支持枠と同一方向に往復動するスキージとを備えたスクリーン印刷機であって、前記スクリーン支持枠に軸心まわりに回転自在に取り付けられたカムシャフトと、このカムシャフト上に設けられ前記カムシャフトと一体的に回転するとともにその回転軸心が前記カムシャフトの軸心に対して偏心したカム部と、前記カムシャフト上に固定されたカムリンクと、前記カムシャフトに直交するように前記スクリーン支持枠に取り付けられ、そのロッドが前記カムリンクに対して回転自在に連結されたシリンダとから成る固定手段を備え、この固定手段は前記ロッドが一方向に摺動すると前記カム部または前記カム部上の部材が前記スクリーン支持枠を摺動自在に支持する支持部材に押し付けられて前記スクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対してロックされ、前記ロッドが他方向に摺動すると前記カム部または前記カム部上の部材が前記支持部材から離れてロックが解除されるようにしたことを特徴とするスクリーン印刷機。
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