JP2002219791A - スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構 - Google Patents

スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構

Info

Publication number
JP2002219791A
JP2002219791A JP2001016810A JP2001016810A JP2002219791A JP 2002219791 A JP2002219791 A JP 2002219791A JP 2001016810 A JP2001016810 A JP 2001016810A JP 2001016810 A JP2001016810 A JP 2001016810A JP 2002219791 A JP2002219791 A JP 2002219791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
printing machine
support frame
sliding
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001016810A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Nishi
登 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001016810A priority Critical patent/JP2002219791A/ja
Publication of JP2002219791A publication Critical patent/JP2002219791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスクリーン印刷機では、スクリーンを
摺動方向に直交する方向に位置決めする機構として、シ
リンダを用いているが、シリンダに流体を供給するため
の配管や電磁弁等が必要であるため、構造及び制御シス
テムが複雑で、組み立てや保守点検に手間がかかるとと
もに製造コストが高価であった。 【解決手段】 スクリーン印刷機のスクリーン201を
その両側面と平行な方向に摺動自在に支持するスクリー
ン支持枠31上に設けられ、スクリーン201の一方の
側面を押圧してスクリーン201を摺動方向と直交する
方向に位置決めするためのものであって、スクリーン2
01の摺動方向片側においてスクリーン201の摺動領
域内に突出するように配され、スクリーン201に当接
して弾性変形するとともにスクリーン201の一方の側
面に摺接するように形成された弾発部材33から成るこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷機に
おけるスクリーンの位置決め機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のスクリーン印刷機の一例の
正面図、図7は図6の要部の拡大図、図8は図7の縦断
面図、図9は図6のスクリーン印刷機の要部の平面図、
図10はスクリーンの平面図及び縦断面図である。
【0003】このスクリーン印刷機は回路基板上にクリ
ーム半田のパターンを印刷するためのものであって、図
6に示すように、基台101上に設置された基板支持テ
ーブル102と、この基板支持テーブル102の上方に
配置されたスクリーン支持手段103と、このスクリー
ン支持手段103によって支持されたスクリーン201
の上方に配置された印刷ヘッド104と、基板301を
基板支持テーブル102上に供給する供給コンベヤ10
5と、基板支持テーブル102上の基板301を排出す
る排出コンベヤ106と、基板支持テーブル102、ス
クリーン支持手段103、印刷ヘッド104、供給コン
ベヤ105、及び排出コンベヤ106等の動作を制御す
る制御手段(不図示)とを備えている。
【0004】基板支持テーブル102は、水平方向に延
びるX軸の方向(図1の左右方向)に移動するための第
1移動機構121と、この第1移動機構121上に設け
られ、水平面内で回転するための回転機構122と、こ
の回転機構122上に設けられ、垂直方向に延びるZ軸
の方向に移動するための第2移動機構123と、この第
2移動機構123上に設けられた基板支持プレート12
4と、この基板支持プレート124の上面に設けられ、
基板301をX軸方向に搬送する搬送機構(不図示)と
を備えている。
【0005】スクリーン支持手段103は、図7〜図9
に示すように、スクリーン201を水平方向に延びるY
軸の方向(図7の紙面に直交する方向)に摺動自在に支
持するスクリーン支持枠131と、このスクリーン支持
枠131の上面に取り付けられた複数個のシリンダ13
2、132、・・・と、スクリーン支持枠131の左側
面に取り付けられたシリンダ133と、スクリーン支持
枠131をY軸方向に移動させる移動機構134とを備
えている。
【0006】スクリーン支持枠131は、断面コの字形
に形成され、開口面が互いに対向するように配された左
右一対の支持部131a、131aを有しており、これ
らでスクリーン201の両側端部を挟み込みこんでスク
リーン201をY軸方向に摺動自在に支持する。なお、
図9に示すように、各支持部131aの前端部には、ス
クリーン201を挿入しやすいようにテーパ状の切欠部
131bが形成されている。また、右側の支持部131
aの後端部にはストッパ31cが設けられている。
【0007】シリンダ132、132、・・・は、各支
持部131a上にそれぞれY軸方向に等間隔をおいてア
クチュエータ部を下に向けて取り付けられている。ま
た、シリンダ133は、左側の支持部131aの側壁に
アクチュエータ部を内側に向けて取り付けられている。
スクリーン201を支持部131a、131aの前端部
側から挿入して後方に摺動させると、スクリーン201
がストッパ131cに当接して停止し、摺動方向に位置
決めされる。
【0008】そして、シリンダ133がスクリーン20
1の左側面を摺動方向と直交する方向に押圧し、スクリ
ーン201の右側面を右側の支持部131aの内側面に
押し付けてスクリーン201を摺動方向と直交する方向
に位置決めする。これによって、スクリーン201がス
クリーン支持枠131上の所定の位置に位置決めされた
状態となる。そして、各シリンダ132がスクリーン2
01の両側端部の上面を押圧してスクリーン201をス
クリーン支持枠131に対して固定する。
【0009】図1に示すように、印刷ヘッド104の下
端部にはスキージ141が取り付けられており、移動機
構142によってY軸方向に移動するとともに垂直移動
機構143によってZ軸方向に移動する。
【0010】図10に示すように、スクリーン201
は、開口部(不図示)が形成されたスクリーン本体20
3を矩形状の枠体202に貼着したもので、スクリーン
本体203の印刷面を下側にしてスクリーン支持枠13
1の前端部側からY軸方向に挿入装着される。スクリー
ン本体203上にクリーム半田が供給され、スキージ1
41がスクリーン本体203の上面を摺動することによ
り基板301上にクリーム半田のパターンが印刷され
る。なお、スクリーン本体203の上面には二個の位置
認識用マーク(不図示)が付されており、基板301の
上面にも二個の位置認識用マーク(不図示)が付されて
いる。
【0011】供給コンベヤ105は、基板支持テーブル
102を図1の左方向に移動させることによって基板支
持テーブル102と連結され、この状態で供給コンベヤ
105を駆動すると基板支持テーブル102の搬送機構
が連動するようになっている。
【0012】排出コンベヤ106は、基板支持テーブル
102を図1の右方向に移動させることによって基板支
持テーブル102と連結され、この状態で排出コンベヤ
106を駆動すると基板支持テーブル102の搬送機構
が連動するようになっている。
【0013】また、この印刷機は、スクリーン201及
び基板301上の位置認識用マークを撮像する撮像手段
(不図示)を備えている。この撮像手段は、印刷ヘッド
104とともにX軸方向及びY軸方向に移動し、基板3
01上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像
は制御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手
段は、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マ
ークの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶す
る。
【0014】また、撮像手段は、スクリーン201上の
二個の位置認識用マークを撮像し、その画像は制御手段
に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段は、認識
ボードに記憶された画像から各位置認識用マークの位置
を認識し、その位置情報を、メモリに記憶された基板3
01の位置認識用マークの位置情報と比較し、基板30
1とスクリーン201の相対的な位置ずれ量を算出す
る。そして、制御手段は、この位置ずれ量に基づいて基
板支持テーブル102の第1移動機構121、回転機構
122、スクリーン支持手段103の移動機構134を
駆動して基板301とスクリーン201の間の相対的な
位置ずれを補正する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスクリ
ーン印刷機では、スクリーン201をスクリーン支持枠
31に対して摺動方向と直交する方向に位置決めする機
構としてシリンダ133を用いているが、シリンダ13
3にエアー等の流体を供給するための配管や電磁弁等が
必要であるため、構造及び制御システムが複雑で、組み
立てや保守点検に手間がかかるとともに製造コストが高
価であった。
【0016】また、通常、スクリーン201の上面を圧
接するシリンダ132、132、・・・に流体を供給す
るためのポンプをシリンダ133にも用いるため、ポン
プの負担が大きいという問題が有った。
【0017】さらに、シリンダ133のアクチュエータ
がスクリーン201を押圧する力が大きいため、スクリ
ーン201が傷付くことが有った。また、シリンダ13
3のボディは、アクチュエータが摺動するためのストロ
ークを確保するため摺動方向に長くなっており、機構の
大型化をもたらす要因となっていた。
【0018】本発明は上述した問題点を解消するスクリ
ーンの位置決め機構を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、スクリーン印刷機のス
クリーンをその両側面と平行な方向に摺動自在に支持す
るスクリーン支持枠上に設けられ、前記スクリーンの一
方の側面を押圧して前記スクリーンを摺動方向と直交す
る方向に位置決めするためのものであって、前記スクリ
ーンの摺動方向片側において前記スクリーンの摺動領域
内に突出するように配され、前記スクリーンに当接して
弾性変形するとともに前記スクリーンの一方の側面に摺
接するように形成された弾発部材から成ることを特徴と
するスクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機
構である。
【0020】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の位置決め機構が板バネから成り、少なくとも一方の
端部が前記スクリーン支持枠に固定されるとともに一方
の面が前記スクリーンに摺接するように形成されたこと
を特徴としている。
【0021】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の位置決め機構が帯状かつ長手方向の断面が円弧状を
成すように形成され、中間部が前記スクリーンの一側面
に向かって張り出すように両端部が前記スクリーン支持
枠に固定されたことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態であるスクリーン印刷機の正面図、図2は図1の要
部の拡大図、図3は図2の縦断面図、図4は図1のスク
リーン印刷機の要部の平面図、図5は図1のスクリーン
印刷機の要部の平面断面図である。なお、本実施形態に
用いるスクリーンと基板は従来例と同様に構成されてい
る。
【0023】このスクリーン印刷機は回路基板上にクリ
ーム半田のパターンを印刷するためのものであって、図
1に示すように、基台1上に設置された基板支持テーブ
ル2と、この基板支持テーブル2の上方に配置されたス
クリーン支持手段3と、このスクリーン支持手段3によ
って支持されたスクリーン201の上方に配置された印
刷ヘッド4と、基板301を基板支持テーブル2上に供
給する供給コンベヤ5と、基板支持テーブル2上の基板
101を排出する排出コンベヤ6と、基板支持テーブル
2、スクリーン支持手段3、印刷ヘッド4、供給コンベ
ヤ5、及び排出コンベヤ6等の動作を制御する制御手段
(不図示)とを備えている。
【0024】基板支持テーブル2は、水平方向に延びる
X軸の方向(図1の左右方向)に移動するための第1移
動機構21と、この第1移動機構21上に設けられ、水
平面内で回転するための回転機構22と、この回転機構
22上に設けられ、垂直方向に延びるZ軸の方向に移動
するための第2移動機構23と、この第2移動機構23
上に設けられた基板支持プレート24と、この基板支持
プレート24の上面に設けられ、基板301をX軸方向
に搬送する搬送機構(不図示)とを備えている。
【0025】スクリーン支持手段3は、図2〜図4に示
すように、スクリーン201を水平方向に延びるY軸の
方向(図2の紙面に直交する方向)に摺動自在に支持す
るスクリーン支持枠31と、このスクリーン支持枠31
の上面に取り付けられた複数個のシリンダ32、32、
・・・と、スクリーン支持枠31の左内側面に取り付け
られた弾発部材33と、スクリーン支持枠31をY軸方
向に移動させる移動機構34とを備えている。
【0026】スクリーン支持枠31は、断面コの字形に
形成され、開口面が互いに対向するように配された左右
一対の支持部31a、31aを有しており、これらでス
クリーン201の両側端部を挟み込んでスクリーン20
1をY軸方向に摺動自在に支持する。なお、図5に示す
ように、右側の支持部31aの前端部には、スクリーン
201を挿入しやすいようにテーパ状の切欠部31bが
形成されている。また、左右の支持部31aの後端部に
はストッパ31cが設けられている。
【0027】シリンダ32、32、・・・は、各支持部
31a上にそれぞれY軸方向に等間隔をおいてアクチュ
エータ部を下に向けて取り付けられており、スクリーン
201の両側端部上面を下向きに押圧する。なお、35
(図2、図4)はシリンダ32へのエアーの供給/遮断
をレバー操作で選択するようにしたマニュアルスイッチ
である。また、36(図3、図4)はシリンダ32が駆
動されたことを検出するセンサで、マニュアルスイッチ
35がシリンダ32にエアーを供給しないように設定さ
れている場合には、シリンダ32の駆動がセンサ36に
より検出されないため、制御装置は、印刷機本体の表示
部(不図示)にその旨を表示し、印刷機を駆動しないよ
うになっている。
【0028】弾発部材33は、例えば厚さ0.5mm程
度のバネ鋼から成る板バネ状のもので、帯状に形成さ
れ、長手方向の断面が円弧状を成している。弾発部材3
3の両端部は略直角に折り曲げられ、一方の端部は左側
の支持部31aの側壁の前端部にネジ37を介して固定
され、他方の端部は左側の支持部31aの側壁の後端部
にネジ38を介して固定されている。弾発部材33の中
間部はスクリーン201の一側面に向かって張り出し、
スクリーン201の摺動領域内に突出している。
【0029】スクリーン201を支持部31a、31a
の前端部側から挿入して後方に摺動させると、スクリー
ン201の先端部が弾発部材33の中間部の一方の面に
接して弾発部材33の中間部が図5の左方向に弾性変形
し、スクリーン201の先端部が弾発部材33の中間部
を乗り越えてスクリーン201が更に後方に摺動すると
ともに弾発部材33の中間部の一方の面がスクリーン2
01の左側面に摺接する。
【0030】これによって、スクリーン201の左側面
が図5の右方向に押圧され、スクリーン201の右側面
が右側の支持部31aの側壁内面に押し付けられ、その
状態でスクリーン201が後方に摺動する。そして、ス
クリーン201の先端部がストッパ31c、31cに当
接するとスクリーン201が停止し、スクリーン201
がスクリーン支持枠31上の所定の位置に位置決めされ
る。そして、各シリンダ32がスクリーン201の両側
端部の上面を押圧してスクリーン201をスクリーン支
持枠31に対して固定する。
【0031】このように、本発明では、スクリーン20
1を摺動方向と直交する方向に位置決めする機構である
弾発部材33が、配管や電磁弁、あるいはこれらを制御
するシステムを必要としないため、構造が簡素で、組み
立てや保守点検が容易であるとともに製造コストが安価
である。
【0032】また、本発明の位置決め機構は、エアー等
の流体を必要としないため、シリンダ32にエアーを供
給するポンプの負担が少なくなり、ポンプの小型化や省
電力を図ることができる。
【0033】また、本実施形態の弾発部材33は板バネ
から成り、その一方の面がスクリーン201に摺接する
ようになっているため、スクリーン201が傷付きにく
い。さらに、弾性変形のストロークがシリンダのアクチ
ュエータのストロークよりも大幅に小さいため、機構を
コンパクトにすることができる。
【0034】さらに、本実施形態の弾発部材33は、両
端部がスクリーン支持枠31に固定されているため、小
さいストロークで大きな押圧力をスクリーン201に与
えることができ、機構のコンパクト化を図り易くなって
いる。また、弾発部材33の両端部をスクリーン支持枠
31に固定することで、スクリーン201の摺動方向全
長にわたってほぼ均一な押圧力を与えることができるた
め、スクリーン201の傾きを少なくし、スムーズかつ
正確な位置決めを行うことができる。
【0035】図1に示すように、印刷ヘッド4の下端部
にはスキージ41が取り付けられており、移動機構42
によってY軸方向に移動するとともに垂直移動機構43
によってZ軸方向に移動する。
【0036】供給コンベヤ5は、基板支持テーブル2を
図1の左方向に移動させることによって基板支持テーブ
ル2と連結され、この状態で供給コンベヤ5を駆動する
と基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっ
ている。
【0037】排出コンベヤ6は、基板支持テーブル2を
図1の右方向に移動させることによって基板支持テーブ
ル2と連結され、この状態で排出コンベヤ6を駆動する
と基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっ
ている。
【0038】また、この印刷機は、スクリーン201及
び基板301上の位置認識用マークを撮像する撮像手段
(不図示)を備えている。この撮像手段は、印刷ヘッド
4とともにX軸方向及びY軸方向に移動し、基板301
上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像は制
御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段
は、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マー
クの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶する。
【0039】また、撮像手段は、スクリーン201上の
二個の位置認識用マークを撮像し、その画像は制御手段
に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段は、認識
ボードに記憶された画像から各位置認識用マークの位置
を認識し、その位置情報を、メモリに記憶された基板3
01の位置認識用マークの位置情報と比較し、基板30
1とスクリーン201の相対的な位置ずれ量を算出す
る。そして、制御手段は、この位置ずれ量に基づいて基
板支持テーブル2の第1移動機構21、回転機構22、
スクリーン支持手段3の移動機構34を駆動して基板3
01とスクリーン201の間の相対的な位置ずれを補正
する。
【0040】なお、上述した実施形態では、弾発部材を
板バネにより形成し、その両端部をスクリーン支持枠に
固定しているが、一方の端部のみをスクリーン支持枠に
固定するようにしてもよい。
【0041】また、弾発部材は板バネ以外のもので形成
してもよい。
【0042】その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置決め
機構は、配管や電磁弁、あるいはこれらを制御するシス
テムを必要としないため、構造が簡素で、組み立てや保
守点検が容易であるとともに製造コストが安価である。
また、エアー等の流体を必要としないため、他の機構の
シリンダに流体を供給するポンプの負担を小さくするこ
とができる。
【0044】また、請求項2の位置決め機構は、板バネ
から成り、一方の面がスクリーンに摺接するように形成
されているため、スクリーンが傷付きにくい。さらに、
板バネの弾性変形のストロークが小さいため、機構をコ
ンパクトにすることができる。
【0045】また、請求項3の位置決め機構は、帯状の
板バネから成り、両端部がスクリーン支持枠に固定され
ているため、小さいストロークで大きな押圧力をスクリ
ーンに与えることができ、機構のコンパクト化をより図
り易い。また、両端部をスクリーン支持枠に固定するこ
とで、スクリーンの摺動方向全長にわたってほぼ均一な
押圧力を与えることができるため、スクリーンの傾きを
少なくし、スムーズかつ正確な位置決めを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるスクリーン印刷機
の正面図。
【図2】 図1の要部の拡大図。
【図3】 図2の縦断面図。
【図4】 図1のスクリーン印刷機の要部の平面図。
【図5】 図1のスクリーン印刷機の要部の平面断面
図。
【図6】 従来のスクリーン印刷機の一例の正面図。
【図7】 図6の要部の拡大図。
【図8】 図7の縦断面図。
【図9】 図6のスクリーン印刷機の要部の平面図。
【図10】 スクリーンの平面図及び縦断面図。
【符号の説明】
31 スクリーン支持枠 33 弾発部材 201 スクリーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷機のスクリーンをその両
    側面と平行な方向に摺動自在に支持するスクリーン支持
    枠上に設けられ、前記スクリーンの一方の側面を押圧し
    て前記スクリーンを摺動方向と直交する方向に位置決め
    するためのものであって、前記スクリーンの摺動方向片
    側において前記スクリーンの摺動領域内に突出するよう
    に配され、前記スクリーンに当接して弾性変形するとと
    もに前記スクリーンの一方の側面に摺接するように形成
    された弾発部材から成ることを特徴とするスクリーン印
    刷機におけるスクリーンの位置決め機構。
  2. 【請求項2】 板バネから成り、少なくとも一方の端部
    が前記スクリーン支持枠に固定されるとともに一方の面
    が前記スクリーンに摺接するように形成されたことを特
    徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷機におけるス
    クリーンの位置決め機構。
  3. 【請求項3】 帯状かつ長手方向の断面が円弧状を成す
    ように形成され、中間部が前記スクリーンの一側面に向
    かって張り出すように両端部が前記スクリーン支持枠に
    固定されたことを特徴とする請求項2に記載のスクリー
    ン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構。
JP2001016810A 2001-01-25 2001-01-25 スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構 Pending JP2002219791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001016810A JP2002219791A (ja) 2001-01-25 2001-01-25 スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001016810A JP2002219791A (ja) 2001-01-25 2001-01-25 スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002219791A true JP2002219791A (ja) 2002-08-06

Family

ID=18883112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001016810A Pending JP2002219791A (ja) 2001-01-25 2001-01-25 スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002219791A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297897A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd スクリーン印刷機
CN102627020A (zh) * 2012-04-13 2012-08-08 英利能源(中国)有限公司 一种太阳能电池片用印刷丝网的安装装置
KR20150131494A (ko) * 2014-05-15 2015-11-25 (주) 티엠제이 메탈마스크 고정장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139989A (en) * 1979-11-01 1981-10-31 Svecia Silkscreen Maskiner Ab Rail used for structure of stencil frame
JPS6125009Y2 (ja) * 1982-01-18 1986-07-28
JPS6410041A (en) * 1987-06-30 1989-01-13 Matsushita Seiko Kk Ventilation fan for window
JPH08238748A (ja) * 1995-01-13 1996-09-17 Niyuurongu Seimitsu Kogyo Kk 印刷機用版枠固定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139989A (en) * 1979-11-01 1981-10-31 Svecia Silkscreen Maskiner Ab Rail used for structure of stencil frame
JPS6125009Y2 (ja) * 1982-01-18 1986-07-28
JPS6410041A (en) * 1987-06-30 1989-01-13 Matsushita Seiko Kk Ventilation fan for window
JPH08238748A (ja) * 1995-01-13 1996-09-17 Niyuurongu Seimitsu Kogyo Kk 印刷機用版枠固定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297897A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd スクリーン印刷機
CN102627020A (zh) * 2012-04-13 2012-08-08 英利能源(中国)有限公司 一种太阳能电池片用印刷丝网的安装装置
CN102627020B (zh) * 2012-04-13 2015-06-10 英利能源(中国)有限公司 一种太阳能电池片用印刷丝网的安装装置
KR20150131494A (ko) * 2014-05-15 2015-11-25 (주) 티엠제이 메탈마스크 고정장치
KR101714398B1 (ko) * 2014-05-15 2017-03-09 (주) 티엠제이 메탈마스크 고정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101138905B1 (ko) 스크린 인쇄장치
US9327490B2 (en) Screen printing machine and method having vision camera coupled to material-dispensing effector
JP2009143110A (ja) スクリーン印刷機
KR100664777B1 (ko) 부품실장장치 및 부품실장방법
KR20090039709A (ko) 기판을 클램핑하기 위한 방법 및 장치
JP4348884B2 (ja) クリーム半田印刷装置
JP2006334950A (ja) サーマルプリンタ及びこの組立方法
JP2002219791A (ja) スクリーン印刷機におけるスクリーンの位置決め機構
KR20080034067A (ko) 인쇄회로기판 고정장치 및 인쇄회로기판의 인쇄방법
JP4873093B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP6087376B2 (ja) 粘性流体印刷装置
JP2005138341A (ja) ペースト材料の印刷方法及びその印刷装置
KR100702286B1 (ko) 부품실장장치 및 부품실장방법
CN112236306A (zh) 夹持轨道单元
JP2009045839A (ja) スクリーン印刷用スキージ
JP2002252498A (ja) 電子部品の組立装置
JP4628571B2 (ja) スクリーン印刷機
JP3906904B2 (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP4951414B2 (ja) 回路基板のクランプ方法およびスクリーン印刷機
JP2008265168A (ja) 印刷装置
JPH10309795A (ja) クリーム半田印刷機
KR200200250Y1 (ko) 인쇄회로기판 표면실장용 스크린프린터의 인쇄회로기판고정장치
JP6618565B2 (ja) マスク吸着装置
JP2005332836A (ja) 電子部品実装機
JP2005028616A (ja) スクリーン印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823