JP2002240237A - スクリーン印刷機 - Google Patents

スクリーン印刷機

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JP2002240237A
JP2002240237A JP2001040396A JP2001040396A JP2002240237A JP 2002240237 A JP2002240237 A JP 2002240237A JP 2001040396 A JP2001040396 A JP 2001040396A JP 2001040396 A JP2001040396 A JP 2001040396A JP 2002240237 A JP2002240237 A JP 2002240237A
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screen
printing machine
support frame
screen printing
squeegee
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JP2001040396A
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English (en)
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Noboru Nishi
登 西
Shoji Hamada
昇治 浜田
Hirokazu Fujio
弘和 藤生
Katsumi Totani
克己 戸谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキージがスクリーン上のクリーム半田をス
キージングする際にスクリーンと被印刷物の間に位置ず
れが生じないようにしたスクリーン印刷機を提供する。 【解決手段】 スクリーン印刷用のスクリーン201を
支持し、スクリーン印刷機本体1にスクリーン201の
印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられたスク
リーン支持枠31と、このスクリーン支持枠31に支持
されたスクリーン201の上方に配され、スクリーン2
01の上面に沿ってスクリーン支持枠31と同一方向に
往復動するスキージヘッド4とを備えたスクリーン印刷
機であって、スキージヘッド4がスクリーン支持枠31
に往復動自在に取り付けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷用
のスクリーンを支持し、スクリーン印刷機本体にスクリ
ーンの印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられ
たスクリーン支持枠と、このスクリーン支持枠に支持さ
れたスクリーンの上方に配され、スクリーンの上面に沿
ってスクリーン支持枠と同一方向に往復動するスキージ
ヘッドとを備えたスクリーン印刷機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のこの種のスクリーン印刷機
の概略構成を示す正面図、図8は図7のスクリーン印刷
機の要部正面図、図9は図8のE方向矢視図、図10は
図8のF方向矢視図、図11は図9のG方向矢視図、図
12は図10のH方向矢視図、図13はスクリーンの平
面図、図14は図13のスクリーンの側面断面図であ
る。
【0003】このスクリーン印刷機は、回路基板上にク
リーム半田のパターンを印刷するためのものであって、
図7に示すように、スクリーン印刷機本体101上に設
置された基板支持テーブル102と、この基板支持テー
ブル102の上方に配されたスクリーン支持手段103
と、このスクリーン支持手段103によって支持された
スクリーン201の上方に配されたスキージヘッド10
4と、基板301を基板支持テーブル102上に供給す
る供給コンベヤ105と、基板支持テーブル102上の
基板301を排出する排出コンベヤ106と、基板支持
テーブル102、スクリーン支持手段103、スキージ
ヘッド104、供給コンベヤ105、及び排出コンベヤ
106等の動作を制御する制御手段(不図示)とを備え
ている。
【0004】基板支持テーブル102は、水平方向に延
びるX軸の方向(図7の左右方向)に移動するための第
1移動機構121と、この第1移動機構121上に設け
られ、水平面内で回転するための回転機構122と、こ
の回転機構122上に設けられ、垂直方向に延びるZ軸
の方向に移動するための第2移動機構123と、この第
2移動機構123上に設けられた基板支持プレート12
4と、この基板支持プレート124の上面に設けられ、
基板301をX軸方向に搬送する搬送機構(不図示)と
を備えている。
【0005】スクリーン支持手段103は、図8〜図1
0に示すように、スクリーン201を水平方向に延びる
Y軸の方向(図8の紙面に直交する方向)に摺動自在に
支持するスクリーン支持枠131と、このスクリーン支
持枠131の上面に取り付けられた複数個のシリンダ1
32、132、・・・と、スクリーン支持枠131の左
側面に取り付けられたシリンダ133とを備えている。
【0006】スクリーン支持枠131は左右一対の支持
部131a、131aを有しており、、これらは断面コ
の字形に形成されるとともに開口面が互いに対向するよ
うに配され、スクリーン201の両側端部を挟み込みこ
んでスクリーン201をY軸方向に摺動自在に支持す
る。図8に示すように、スクリーン支持枠131の両側
端部の底部には、それぞれY軸方向に延びるリニアガイ
ド134が取り付けられている。これらのリニアガイド
134、134は、スクリーン印刷機本体101上に平
行に設けられたY軸方向に延びるガイドレール135、
135(図10参照)に摺動自在に係合しており、これ
によってスクリーン支持枠131はスクリーン201の
印刷面(下面)と平行な方向に往復動自在に案内されて
いる。
【0007】また、図10、12に示すように、スクリ
ーン支持枠131の上面の右側前方には、上方に突出し
た支持リブ136が設けられており、その後面にはボー
ルナット137が固定されている。このボールナット1
37にはY軸方向に延びるボールネジ138が螺合して
おり、その前端部はスクリーン印刷機本体101上に固
定された軸受部139に回転自在に支持され、ボールネ
ジ138の後端部はスクリーン印刷機本体1上に固定さ
れたパルスモータPM3に連結されている。このパルス
モータPM3を駆動すると、ボールネジ138が軸線ま
わりに回転してスクリーン支持枠131がガイドレール
135、135に沿って移動する。
【0008】シリンダ132、132、・・・は、各支
持部131a上にY軸方向に等間隔をおいてアクチュエ
ータ部を下に向けて取り付けられている。また、シリン
ダ133は、左側の支持部131aの側壁にアクチュエ
ータ部を内側に向けて取り付けられている。スクリーン
201を支持部131a、131aの前端部側から挿入
して後方に摺動させると、スクリーン201がストッパ
(不図示)に当接して停止し、摺動方向に位置決めされ
る。
【0009】そして、シリンダ133がスクリーン20
1の左側面を摺動方向と直交する方向に押圧し、スクリ
ーン201の右側面を右側の支持部131aの内側面に
押し付けてスクリーン201を摺動方向と直交する方向
に位置決めする。これによって、スクリーン201がス
クリーン支持枠131上の所定の位置に位置決めされた
状態となる。そして、各シリンダ132がスクリーン2
01の両側端部の上面を押圧してスクリーン201をス
クリーン支持枠131に対して固定する。
【0010】図8に示すように、スキージヘッド104
は下部中央にはスキージ141を有しており、スキージ
141は垂直移動機構142によってZ軸方向に移動す
る。スキージヘッド104の枠体143は左右に突出し
た一対の支持部143a、143aを有しており、これ
らの下面にはそれぞれY軸方向に延びるリニアガイド1
44が取り付けられている。これらのリニアガイド14
4、144は、スクリーン印刷機本体1上に平行に設け
られたY軸方向に延びるガイドレール145、145
(図9参照)に摺動自在に係合しており、これによって
枠体143はスクリーン201の印刷面(下面)と平行
な方向に往復動自在に案内されている。
【0011】また、図9、11に示すように、枠体14
3は、その右側面から右方に突出した支持リブ143b
を有しており、その先端にはボールナット146が固定
されている。このボールナット146にはY軸方向に延
びるボールネジ147が螺合しており、その前端部はス
クリーン印刷機本体101上に固定された軸受部148
に回転自在に支持され、ボールネジ147の後端部はス
クリーン印刷機本体1上に固定されたパルスモータPM
4に連結されている。このパルスモータPM4を駆動す
ると、ボールネジ147が軸線まわりに回転して枠体1
43がガイドレール145、145に沿って移動する。
【0012】図13、14に示すように、スクリーン2
01は、開口部(不図示)が形成されたスクリーン本体
201aを矩形状の枠体201bに貼着したもので、ス
クリーン本体201aの印刷面を下側にしてスクリーン
支持枠131の前端部側からY軸方向に挿入装着され
る。スクリーン本体201a上にクリーム半田が供給さ
れ、スキージ141がスクリーン本体201aの上面を
Y軸方向に摺動することにより基板301上にクリーム
半田のパターンが印刷される。なお、スクリーン本体2
01aの上面には二個の位置認識用マーク(不図示)が
付されており、基板301の上面にも二個の位置認識用
マーク(不図示)が付されている。
【0013】供給コンベヤ105は、基板支持テーブル
102を図1の左方向に移動させることによって基板支
持テーブル102と連結され、この状態で供給コンベヤ
105を駆動すると基板支持テーブル102の搬送機構
が連動するようになっている。
【0014】排出コンベヤ106は、基板支持テーブル
102を図1の右方向に移動させることによって基板支
持テーブル102と連結され、この状態で排出コンベヤ
106を駆動すると基板支持テーブル102の搬送機構
が連動するようになっている。
【0015】また、図7に示すように、このスクリーン
印刷機は、スクリーン201上の位置認識用マークを撮
像するカメラ151と、基板301上の位置認識用マー
クを撮像するカメラ152とを備えている。カメラ15
1は、X軸方向及びY軸方向に移動してスクリーン20
1上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像は
制御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段
は、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マー
クの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶する。
【0016】また、カメラ152は、X軸方向及びY軸
方向に移動して基板301上の二個の位置認識用マーク
を撮像する。その画像は制御手段に送られ、認識ボード
に記憶される。制御手段は、認識ボードに記憶された画
像から各位置認識用マークの位置を認識し、その位置情
報を、メモリに記憶されたスクリーン201の位置認識
用マークの位置情報と比較し、基板301とスクリーン
201の相対的な位置ずれ量を算出する。そして、制御
手段は、この位置ずれ量に基づいて基板支持テーブル1
02の第1移動機構121、回転機構122、パルスモ
ータPM3を駆動して基板301とスクリーン201の
間の相対的な位置ずれを補正する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したスクリーン印
刷機では、スキージ141がスクリーン201上のクリ
ーム半田をスキージングする際にスキージ141とスク
リーン201の間に生じるY軸方向の摩擦力によってス
クリーン支持枠131がスクリーン印刷機本体101に
対してY軸方向に移動し、スクリーン201と基板30
1の間に位置ずれが生じるという問題点が有った。
【0018】本発明は、上述した問題点を除いたスクリ
ーン印刷機を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、スクリーン印刷用のス
クリーンを支持し、スクリーン印刷機本体に前記スクリ
ーンの印刷面と平行な方向に往復動自在に取り付けられ
たスクリーン支持枠と、このスクリーン支持枠に支持さ
れたスクリーンの上方に配され、前記スクリーンの上面
に沿って前記スクリーン支持枠と同一方向に往復動する
スキージヘッドとを備えたスクリーン印刷機であって、
前記スキージヘッドが前記スクリーン支持枠に往復動自
在に取り付けられたことを特徴とするものである。
【0020】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のスクリーン印刷機において、前記スクリーンの位置
認識用マークを撮像するカメラが前記スキージヘッド上
に設けられたことを特徴とするものである。
【0021】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のスクリーン印刷機において、前記スクリーン支持枠
が前記スクリーン印刷機本体上に設けられた一対の第1
のガイド部材により往復動自在に支持され、前記スキー
ジヘッドが前記スクリーン支持枠上に設けられた一対の
第2のガイド部材により往復動自在に支持されたことを
特徴とするものである。
【0022】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載のスクリーン印刷機において、前記スクリーン支持枠
が前記スクリーン印刷機本体上に設けられた一対の第1
のガイド部材により往復動自在に支持され、前記スキー
ジヘッドが前記一対の第1のガイド部材のうちの一つ及
び前記スクリーン支持枠上に設けられた一つの第2のガ
イド部材により往復動自在に支持されたことを特徴とす
るものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態であるスクリーン印刷機の概略構成を示す正面図、
図2は図1のスクリーン印刷機の要部正面図、図3は図
2のA方向矢視図、図4は図3のB方向矢視図、図5は
図3のC方向矢視図、図6は図3のD方向矢視図であ
る。なお、スクリーン及び基板の構成は上記と同様であ
るため、同一の符号を使用し、説明を省略してある。
【0024】このスクリーン印刷機は、回路基板上にク
リーム半田のパターンを印刷するためのものであって、
図1に示すように、スクリーン印刷機本体1上に設置さ
れた基板支持テーブル2と、この基板支持テーブル2の
上方に配されたスクリーン支持手段3と、このスクリー
ン支持手段3によって支持されたスクリーン201の上
方に配されたスキージヘッド4と、基板301を基板支
持テーブル2上に供給する供給コンベヤ5と、基板支持
テーブル2上の基板301を排出する排出コンベヤ6
と、基板支持テーブル2、スクリーン支持手段3、スキ
ージヘッド4、供給コンベヤ5、及び排出コンベヤ6等
の動作を制御する制御手段(不図示)とを備えている。
【0025】基板支持テーブル2は、水平方向に延びる
X軸の方向(図1の左右方向)に移動するための第1移
動機構21と、この第1移動機構21上に設けられ、水
平面内で回転するための回転機構22と、この回転機構
22上に設けられ、垂直方向に延びるZ軸の方向に移動
するための第2移動機構23と、この第2移動機構23
上に設けられた基板支持プレート24と、この基板支持
プレート24の上面に設けられ、基板301をX軸方向
に搬送する搬送機構(不図示)とを備えている。
【0026】スクリーン支持手段3は、図2、3に示す
ように、スクリーン201を水平方向に延びるY軸の方
向(図2の紙面に直交する方向)に摺動自在に支持する
スクリーン支持枠31と、このスクリーン支持枠31の
上面に取り付けられた複数個のシリンダ32、32、・
・・とを備えている。
【0027】図2に示すように、スクリーン支持枠31
は左右一対の支持部31a、31aを有しており、これ
らは断面コの字形に形成されるとともに開口面が互いに
対向するように配され、スクリーン201の両側端部を
挟み込みこんでスクリーン201をY軸方向に摺動自在
に支持する。スクリーン支持枠31の両側端部の底部に
はそれぞれY軸方向に延びるリニアガイド34が取り付
けられている。これらのリニアガイド34、34は、ス
クリーン印刷機本体1上に平行に設けられたY軸方向に
延びるガイドレール(第1のガイド部材)35、35
(図3参照)に摺動自在に係合しており、これによって
スクリーン支持枠31はスクリーン201の印刷面(下
面)と平行な方向に往復動自在に案内されている。
【0028】また、図3、4に示すように、スクリーン
支持枠31の右側部には、右方に突出した支持リブ36
が設けられており、これにはボールナット37が固定さ
れている。このボールナット37にはY軸方向に延びる
ボールネジ38が螺合しており、その後端部はスクリー
ン印刷機本体1上に固定された軸受部39に回転自在に
支持され、ボールネジ38の前端部はスクリーン印刷機
本体1上に固定されたパルスモータPM1に連結されて
いる。このパルスモータPM1を駆動すると、ボールネ
ジ38が軸線まわりに回転してスクリーン支持枠31が
ガイドレール35、35に沿って移動する。
【0029】シリンダ32、32、・・・は、各支持部
31a上にアクチュエータ部を下に向けて取り付けられ
ている。また、左側の支持部31aの側壁にはシリンダ
(不図示)がアクチュエータ部を内側に向けて取り付け
られている。スクリーン201を支持部31a、31a
の前端部側から挿入して後方に摺動させると、スクリー
ン201がストッパ(不図示)に当接して停止し、摺動
方向に位置決めされる。
【0030】そして、左側の支持部31aに取り付けら
れたシリンダがスクリーン201の左側面を摺動方向と
直交する方向に押圧し、スクリーン201の右側面を右
側の支持部31aの内側面に押し付けてスクリーン20
1を摺動方向と直交する方向に位置決めする。これによ
って、スクリーン201がスクリーン支持枠31上の所
定の位置に位置決めされた状態となる。そして、各シリ
ンダ32がスクリーン201の両側端部の上面を押圧し
てスクリーン201をスクリーン支持枠31に対して固
定する。
【0031】図2に示すように、スキージヘッド4は下
部中央にスキージ41を有しており、スキージ41は垂
直移動機構42によってZ軸方向に移動する。スキージ
ヘッド104の枠体43は鞍状に形成され、左右に突出
した一対の支持部43a、43aを有しており、各支持
部43aの下面にはそれぞれY軸方向に延びるリニアガ
イド44が取り付けられている。これらのリニアガイド
44、44は、スクリーン印刷機本体1上に平行に設け
られたY軸方向に延びるガイドレール(第2のガイド部
材)45、45(図3参照)に摺動自在に係合してお
り、これによって枠体43はスクリーン201の印刷面
(下面)と平行な方向に往復動自在に案内されている。
【0032】また、図3〜5に示すように、枠体43の
右側下端部にはボールナット46が固定され、このボー
ルナット46にはY軸方向に延びるボールネジ47が螺
合しており、その前端部はスクリーン支持枠31上に固
定された軸受部48に回転自在に支持され、ボールネジ
47の後端部はスクリーン支持枠31上に固定されたパ
ルスモータPM2に連結されている。このパルスモータ
PM2を駆動すると、ボールネジ47が軸線まわりに回
転して枠体43がガイドレール45、45に沿って移動
する。
【0033】なお、本実施形態では、図6に示すよう
に、スキージヘッド4がスキージ41を二個有してお
り、これらは交互に駆動されるようになっている。すな
わち、枠体43が後方(図6の右方向)へ移動する際に
は、前方側(左側)のスキージ41のみが図6の位置か
ら下降してスクリーン201上を摺動し、基板301に
印刷を行う。一方、枠体43が前方へ移動する際には、
前方側のスキージ41は図6の位置に上昇し、後方側の
スキージ41が下降してスクリーン201上を摺動し、
基板301に印刷を行う。
【0034】供給コンベヤ5は、基板支持テーブル2を
図1の左方向に移動させることによって基板支持テーブ
ル2と連結され、この状態で供給コンベヤ5を駆動する
と基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっ
ている。
【0035】排出コンベヤ6は、基板支持テーブル2を
図1の右方向に移動させることによって基板支持テーブ
ル2と連結され、この状態で排出コンベヤ6を駆動する
と基板支持テーブル2の搬送機構が連動するようになっ
ている。
【0036】また、図1〜6に示すように、この印刷機
は、スクリーン201上の位置認識用マークを撮像する
カメラ51と、基板301上の位置認識用マークを撮像
するカメラ52とを備えている。カメラ51は駆動機構
(不図示)を介して印刷ヘッド4の枠体43に取り付け
られており、枠体43に対してX軸方向に往復移動し、
枠体43とともにY軸方向に移動してスクリーン201
上の二個の位置認識用マークを撮像する。その画像は制
御手段に送られ、認識ボードに記憶される。制御手段
は、認識ボードに記憶された画像から各位置認識用マー
クの位置を認識し、その位置情報をメモリに記憶する。
このように、カメラ52を枠体43に取り付けたことに
より、カメラ52をY軸方向に駆動する機構を別個に設
ける必要が無くなり、構造が簡素になるとともに製造コ
ストが低減する。
【0037】また、カメラ52は、X軸方向及びY軸方
向に移動して基板301上の二個の位置認識用マークを
撮像する。その画像は制御手段に送られ、認識ボードに
記憶される。制御手段は、認識ボードに記憶された画像
から各位置認識用マークの位置を認識し、その位置情報
を、メモリに記憶されたスクリーン201の位置認識用
マークの位置情報と比較し、基板301とスクリーン2
01の相対的な位置ずれ量を算出する。そして、制御手
段は、この位置ずれ量に基づいて基板支持テーブル2の
第1移動機構21、回転機構22、パルスモータPM1
を駆動して基板301とスクリーン201の間の相対的
な位置ずれを補正する。
【0038】このように構成されたスクリーン印刷機で
は、スキージヘッド4がスクリーン支持枠31に往復動
自在に取り付けられているため、スキージ41がスクリ
ーン201上のクリーム半田をスキージングする際にス
キージ41とスクリーン201の間に生じる摩擦力によ
ってスクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体10
1に対してY軸方向に移動することがない。したがっ
て、スキージ41の移動によってスクリーン201と基
板301の間に位置ずれが生じることがない。
【0039】また、従来は、図8に示すように、スキー
ジヘッド104がスクリーン印刷機本体101に取り付
けられていたため、スクリーン支持枠131の両側に、
スクリーン印刷機本体101におけるスキージヘッド1
04を支持する部分が位置し、これが印刷機の横幅を大
きくする要因となっていた。これに対し、本実施形態の
ものでは、図2に示すように、スキージヘッド4をスク
リーン支持枠31上に載せる構造としたことにより、ス
クリーン印刷機本体1におけるスクリーン支持枠31の
両側に位置する部分の横幅が小さくなり、印刷機の横幅
が従来よりも大幅に小さくなっている。また、スクリー
ン印刷機本体1がスキージヘッド4を支持する部分を必
要としないため、溶接等の工数や部品点数が低減し、製
造コストや印刷機の重量も低減する。
【0040】さらに、スキージヘッド4とスクリーン支
持枠31をあらかじめ一体化してからスクリーン印刷機
本体1上にマウントすることが可能となるため、生産性
が向上するとともに、スキージヘッド4をスクリーン支
持枠31に対して精度良く位置決めすることができるた
め、精度の良い印刷を行うことができる。
【0041】なお、本実施形態では、図2に示すよう
に、スクリーン支持枠31がスクリーン印刷機本体上1
に設けられた一対のガイドレール35、35により往復
動自在に支持され、スキージヘッド4がスクリーン支持
枠31上に設けられた一対のガイドレール45、45に
より往復動自在に支持されているが、スクリーン支持枠
31を支持するガイドレール35、35のうちの一つで
スキージヘッド4の一端をし、スキージヘッド4の他端
をスクリーン支持枠31上に設けた一つのガイドレール
で支持するようにしてもよい。このようにすると、スク
リーン支持枠31上に設けるガイドレールの数を減らす
ことができ、製造コストが低減する。
【0042】また、本発明は、回路基板にクリーム半田
を印刷するスクリーン印刷機以外のスクリーン印刷機に
適用することもできる。
【0043】また、その他にも、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
キージヘッドがスクリーン支持枠に往復動自在に取り付
けられているため、スキージがスクリーン上を移動する
際にスキージとスクリーンの間に生じる摩擦力によって
スクリーン支持枠がスクリーン印刷機本体に対して移動
することがない。したがって、スキージの移動によって
スクリーンと被印刷物の間に位置ずれが生じることがな
く、印刷精度が向上する。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、スク
リーンの位置認識用マークを撮像するカメラをスキージ
ヘッドの移動方向に駆動する機構が不要となるため、製
造コストが低減する。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、スキ
ージヘッドを往復動自在に支持するためにスクリーン支
持枠上に設けるガイド部材の数が低減するため、製造コ
ストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるスクリーン印刷機
の概略構成を示す正面図。
【図2】 図1のスクリーン印刷機の要部正面図。
【図3】 図2のA方向矢視図。
【図4】 図3のB方向矢視図。
【図5】 図3のC方向矢視図。
【図6】 図3のD方向矢視図。
【図7】 従来のスクリーン印刷機の概略構成を示す正
面図。
【図8】 図7のスクリーン印刷機の要部正面図。
【図9】 図8のE方向矢視図。
【図10】 図8のF方向矢視図。
【図11】 図9のG方向矢視図。
【図12】 図10のH方向矢視図。
【図13】 スクリーンの平面図。
【図14】 図13のスクリーンの側面断面図。
【符号の説明】
1 スクリーン印刷機本体 4 スキージヘッド 31 スクリーン支持枠 201 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤生 弘和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 戸谷 克己 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FB24 FB27 FB33 FC07 FD05 FD19 5E319 AC01 BB05 CC22 CD04 CD29 GG09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷用のスクリーンを支持
    し、スクリーン印刷機本体に前記スクリーンの印刷面と
    平行な方向に往復動自在に取り付けられたスクリーン支
    持枠と、このスクリーン支持枠に支持されたスクリーン
    の上方に配され、前記スクリーンの上面に沿って前記ス
    クリーン支持枠と同一方向に往復動するスキージヘッド
    とを備えたスクリーン印刷機であって、前記スキージヘ
    ッドが前記スクリーン支持枠に往復動自在に取り付けら
    れたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 【請求項2】 前記スクリーンの位置認識用マークを撮
    像するカメラが前記スキージヘッド上に設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. 【請求項3】 前記スクリーン支持枠が前記スクリーン
    印刷機本体上に設けられた一対の第1のガイド部材によ
    り往復動自在に支持され、前記スキージヘッドが前記ス
    クリーン支持枠上に設けられた一対の第2のガイド部材
    により往復動自在に支持されたことを特徴とする請求項
    1に記載のスクリーン印刷機。
  4. 【請求項4】 前記スクリーン支持枠が前記スクリーン
    印刷機本体上に設けられた一対の第1のガイド部材によ
    り往復動自在に支持され、前記スキージヘッドが前記一
    対の第1のガイド部材のうちの一つ及び前記スクリーン
    支持枠上に設けられた一つの第2のガイド部材により往
    復動自在に支持されたことを特徴とする請求項1に記載
    のスクリーン印刷機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06182965A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Toshiba Corp クリームはんだ印刷装置
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