JP4626964B2 - 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 - Google Patents
通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4626964B2 JP4626964B2 JP2004331242A JP2004331242A JP4626964B2 JP 4626964 B2 JP4626964 B2 JP 4626964B2 JP 2004331242 A JP2004331242 A JP 2004331242A JP 2004331242 A JP2004331242 A JP 2004331242A JP 4626964 B2 JP4626964 B2 JP 4626964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage sensor
- game board
- pachinko
- support member
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
表示内容の抽選は、例えば、始動入賞口とは別に設けてあるパスゲート部と称される部材に設けられた通過センサの位置にパチンコ球が通過するのを検知することによっても開始されるようになっている。
この場合、始動入賞口近傍にパスゲート部材を設けた場合には、入賞口への誘導釘の配列方向を考慮してパスゲート部材も同じくパチンコ球の入り口が鉛直方向に向けられており、誘導釘に沿って落下してくるパチンコ球が鉛直に進入できるようにされていることがある。
パチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠1を構成する外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2の上部領域には、遊技盤5が配置されており、遊技盤5は、所定板圧の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、上述した始動入賞口6cの近傍において誘導釘Pに沿って移動するパチンコ球のうちで、誘導釘Pに設けられている配列中の欠け部に相当する誘導釘Pのない位置から落下したパチンコ球が鉛直に落下する位置にパスゲート部材11が設けられている。
図5は、図4に示されたパチンコ遊技機100におけるパスゲート部材11の近傍を示す図であり、同図において、パスゲート部材11は、入り口開口を鉛直方向に向けるように遊技盤5に取り付けられている。
このため、パスゲート部材11へのパチンコ球の誘導釘Pの最上位のものP0Aが設けられている位置から大入賞口への誘導釘P1のうちの最下位のものまでの距離S’がかなり長くなることがある。
しかし、誘導片11Pを設けた場合においても、パチンコ球の進入方向が鉛直方向であるため、誘導釘Pの最上位のもの(図5において符号P0Aで示す)から誘導片11Aの下端そして、誘導釘P1の最下位までの距離をさほど短くできていないのが現状である。
従って、表示部6a(図3参照)のサイズの大型化に適応できるように、誘導釘の設置スペースを考慮してパスゲート部材の設置スペースを小型化することが要望されてきている。
前記通過センサの支持部材を前記パチンコ玉の入り口の向きが鉛直未満で水平方向に対して0度よりも大きくなる角度の範囲で設置固定角度を変更可能にし、
前記通過センサは、遊技盤に設けられた大型表示部の下側に配置されていることを特徴としている。
図2においてパスゲート部材11は、通過センサPSのパチンコ球通過部PS1が挿入されるとともに遊技盤5の表面に締結固定されるフランジ部11A1が一体化されているゲート部11Aと、これに一体成形されて通過センサPSにおけるパチンコ球通過部PS1の後方部を支持するホルダ部11Bとを備えており、遊技盤5の表面側からホルダ部11Bが挿通され、遊技盤5の表面に突き当たるフランジ部11A1に形成された締結部材挿通孔11Pを介してネジ止めされて固定される。
このようなパスゲート部材11を遊技盤5において通過センサPSへの入り口開口の向きを選択して固定する(傾動位置を固定する)ための構成として、遊技盤5側には、パスゲート部材11のホルダ部11Bを挿通できると共に挿通した状態で傾動させることができる余裕分を持たせたサイズの矩形状孔でルータ(役物取り付け孔)5Aが形成されており、ルータ5Aの周辺には、パスゲート部材11を、選択された入り口の向きに合わせて固定するための締結部5B、5B’が設けられている。本実施例では、締結部5B、5B’が木ねじの下孔(ネジの谷部の径に対応する内径を有した孔)で構成されている。なお、木ねじの下孔とした場合には、継続使用が困難となる場合があるので、内周面にネジを形成した金属製などによるブッシュを締結部に装填するようにしてもよい。この場合には、ブッシュ外周面に回り止めなどを設けて遊技盤5に装填された際に回り止めの部分が遊技盤5側での締結部に相当する穴の内周面に食い込むようにする。
本発明者は、本実施例と従来構造とにおいて鉛直方向での占有スペースを比較したところ、両者間でおおむね10〜20mmの差が得られることを確認した。
図3は、図2に示した構成に対して通過センサPSのホルダ部(便宜上、符号11B’で示す)の断面形状が異なる場合を示している。
図3において、パスゲート部材50は、図2に示した構成と違って、遊技盤5の裏面側に取り付けられるホルダ部材51と、遊技盤5の表面側に取り付けられる通過部材52とを備えている。この場合のホルダ部材51は、図2に示したホルダ部11Bと同様に、通過センサPSにおけるパチンコ球通過部PS1の後方を支持する部分であり、通過部材52は、図2に示したゲート部11Aと同様に、通過センサPSにおけるパチンコ球通過部PS1が装着される部分である。
このような構成においては、ホルダ部材51の外形を円形としていることにより中心位置をずらすことなく回動角度の調整が可能となる。ホルダ部材51の回動が行われると通過センサPSに一体化されている通過部材52も同様に回動することとなり、入り口の向きが回動に合わせた向きに変更されることになる。
なお、ホルダ部材51の角度変更のための構成としては、ホルダ部材51自体を回動させる代わりに、例えば、次のような構成とすることも可能である。
このような構成によれば、遊技盤5側に複数の締結部5B、5B’を設ける必要がない。
5A ルータ(役物取り付け孔)
5B、5B’ 締結孔
11 パスゲート部材
11A 基板部
11B ホルダ部
P、P1 誘導釘
100 パチンコ遊技機
θ1,θ2 パスゲート部材の傾斜角度
Claims (6)
- パチンコ玉の通過を検知して処理のための信号を出力する通過センサを取り付けるための構造において、
前記通過センサの支持部材を前記パチンコ玉の入り口の向きが鉛直未満で水平方向に対して0度よりも大きくなる角度の範囲で設置固定角度を変更可能にし、
前記通過センサは、遊技盤に設けられた大型表示部の下側に配置されていることを特徴とする通過センサの取り付け構造。 - 請求項1記載の通過センサの取り付け構造において、
前記支持部材の傾斜角度は、前記通過センサの上方に配列されているパチンコ玉の誘導釘に少なくとも平行する角度を含むことを特徴とする通過センサの取り付け構造。 - 請求項1または2記載の通過センサの取り付け構造を用いることを特徴とするパチンコ遊技機。
- 請求項3記載のパチンコ遊技機において、
前記通過センサの支持部材は、前記通過センサのホルダ部を前記遊技盤に挿通させて固定される構成であり、該遊技盤に対して前記ホルダ部の断面中心若しくは その一部を基準として傾動位置を選択されて固定されることにより入り口の向きを選択されて構成であることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項4記載のパチンコ遊技機において、
前記遊技盤面に設けられている通過センサの挿通部が矩形断面とされ、前記取り付け部は、前記挿通部の断面中心若しくはその一部を基準として前記支持部材の 傾動位置にそれぞれ振り分けられて形成された前記支持部材の締結部で構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項4記載のパチンコ遊技機において、
前記遊技盤面に設けられている通過センサの挿通部が円形断面とされ、前記取り付け部は、前記挿通部の断面中心を基準として前記支持部材の傾動位置にそれぞれ振り分けられて形成された前記支持部材の締結部で構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004331242A JP4626964B2 (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004331242A JP4626964B2 (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006136667A JP2006136667A (ja) | 2006-06-01 |
JP4626964B2 true JP4626964B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=36617841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004331242A Expired - Fee Related JP4626964B2 (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4626964B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5216552B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2013-06-19 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機の部品取付構造 |
JP5646937B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-12-24 | 株式会社藤商事 | 弾球遊技機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08280882A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Pal Co Ltd | パチンコ機の通過チャッカー |
JP2002113171A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-16 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機用役物及びそれを用いた遊技機 |
JP2003290458A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-14 | Maruhon Ind Co Ltd | 遊技機 |
JP2004305322A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Olympia:Kk | 遊技機、ならびにプログラムおよび記録媒体 |
-
2004
- 2004-11-15 JP JP2004331242A patent/JP4626964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08280882A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Pal Co Ltd | パチンコ機の通過チャッカー |
JP2002113171A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-16 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機用役物及びそれを用いた遊技機 |
JP2003290458A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-14 | Maruhon Ind Co Ltd | 遊技機 |
JP2004305322A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Olympia:Kk | 遊技機、ならびにプログラムおよび記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006136667A (ja) | 2006-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5927377B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4737442B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5055526B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4626964B2 (ja) | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 | |
JP4626962B2 (ja) | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 | |
JP2007244609A (ja) | 遊技機 | |
JP2006296777A (ja) | 遊技機 | |
JP6128713B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4884112B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4646954B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4944530B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6892317B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4972396B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4704775B2 (ja) | 装飾ユニット | |
JP2006230937A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP6031013B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6107005B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4826753B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5207049B2 (ja) | 照明装置及び遊技機 | |
JP2010201229A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2006280653A (ja) | 遊技機 | |
JP4632208B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5543859B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5543858B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4785560B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101102 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |