JP4625806B2 - 曝気を制御する活性汚泥法を用いた生物学的水処理プロセスおよびプラント - Google Patents

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Description

本発明は、浄化目的で水を生物学的に処理する分野に関する。
この水は、例えば都市廃水または工業用水からなる。
より詳細には、本発明は、活性汚泥法または混合培養法を用いた水の生物学的処理に関する。
活性汚泥法は、曝気手段を備えた少なくとも1つの池内で、フリー(free)の、すなわち支持体に付着していないバイオマスを用いる。
混合培養法は、フリーなバイオマスと、曝気手段を備えた池内の懸濁液中で維持された支持体に付着したバイオマスとを用いる。
これらの処理方法によれば、バイオマスは、処理される水に含まれる炭素系汚染および窒素系汚染も低下させる。
これを達成するために、プラント池(単数または複数)には、空気または酸素注入手段(小さな泡、タービン、ブラシ等による曝気)(以後「曝気手段」と称す)が備えられている。
この曝気手段の運転を順番に実行して、同じ池内に曝気期間と無酸素期間とを形成できる。
別の種類のプラントによれば、少なくとも1つの曝気ゾーンと少なくとも1つの非曝気ゾーンが同じ池またはいくつかの池に設けられる。
曝気によって、処理水の炭素系汚染を低減し、この処理水を硝化することができる。
この水を非曝気することによって、水を脱窒することができる。
交互に硝化状態および脱窒状態にすることによって、処理される水の窒素汚染の低下を促進させる。
曝気手段の運転、詳細には曝気状態と非曝気状態の交互切換を制御しなければならないことがわかる。
曝気手段によりバイオマスに酸素を過剰に加えると硝酸塩を適切に除去できなくなり、一方酸素の追加が不充分であるとアンモニアの分解が制限されるということが研究により明らかとなった。
したがって、曝気手段の運転を連続的に制御して折り合いを付け、それによって曝気手段は曝気池に酸素を過剰にまたは過少に加えることがないようにする必要がある。
このような制御を達成する別の手段が従来技術で提案されている。
第1の方法によれば、プローブを用いて活性汚泥池に残留している間に水に溶解する酸素濃度を検出し、保存された記録と排気口でのNH4とNO3の含有量に応じて、曝気手段の運転の継続時間と間隔とを変化させて曝気手段で加えられる酸素の量を調整することが提案された。
しかし、そのような溶解した酸素の測定量は、この溶解酸素の含有量が0.5mg/l未満の場合には、処理水中の硝酸の含有量を常に許容できるしきい値に維持することができない。
したがって、溶解酸素濃度のこのような測定量を、活性汚泥池に存在する水のレドックス電位の測定量と組み合わせることが提案されてきた。そのような技法が仏国特許第2779140号に記載されている。しかし、この技法は、レドックス電位の設定値を頻繁に手動で再調整しなければならないという欠点を有する。レドックス電位の調整は、活性汚泥に浸漬されたろ過膜を用いる生物学的プラントについては特に効率が悪い。
仏国特許第2685692号に記載の技法は、曝気手段を備えた生物学的な池のレドックス電位を測定し、この曝気手段の運転をこのレドックス電位の少なくとも1つの設定値で制御し、レドックス電位のこの設定値を処理排水の硝酸および/またはアンモニア含有量の測定値で制御することを提案している。
この技法は効率的であるが、常に測定器の信頼性、特に設定値を連続的に補正する硝酸測定器またはアンモニア測定器を要するという欠点がある。
本発明の目的は、活性汚泥または混合培養によって、技術水準によるプロセスで可能な曝気調整に比べて高効率で調整可能な曝気手段の制御を用いて、水を生物学的に処理するプロセスを提供することである。
詳細には、本発明の1つの目的は、処理水の窒素汚染物質の含有量を極めて低レベルまで、実際には10mg/l未満までに常に制限するプロセスを開示することである。
本発明の別の目的は、時間経過と共に調整しきい値を頻繁に手動で調整する必要のないプロセスを開示することである。
本発明のさらに別の目的は、あらゆる種類の活性汚泥または混合培養処理プラント、特に濾過膜を用いたプラントに対しても使用可能なプロセスを提案することである。
本発明の別の目的は、曝気に対して最適化した、低減したエネルギー消費を実現するプロセスを開示することである。
本発明のさらに別の目的は、従来技術によるプロセスに比べて信頼性が高いプロセスを提供することである。
これらの種々の目的は、以下の工程を含む生物学的水処理プロセスに関する本発明を用いて達成される。すなわち、前記生物学的水処理プロセスは、
バイオマスを供給される少なくとも1つの生物学的処理池内に当該水を通し、その内部で、曝気手段を運転および停止することにより酸化期間と還元期間とを交互に発生する工程と、
生物学的処理池内の混合液に少なくとも1回の分離工程を実行して、汚泥と処理水を得る工程を含み、
プロセスは、
上記混合液の最小許容曝気時間(T1min)と、最大許容曝気時間(T1max)と、最小許容非曝気時間(T2min)と最大許容非曝気時間(T2max)とを定める工程と、
処理水または混合液の硝酸含有量の低い設定値(SB NO3)と少なくとも1つの高い設定値(SH NO3)とを定める工程と、
上記混合液のSHレドックス電位の少なくとも1つの高い設定値を定める工程と、からなる予備的な工程を含むことを特徴とし、
プロセスは、
処理水または混合液の硝酸含有量(nitrate)を連続的に測定する工程と、
曝気池における混合液のレドックス電位を連続的に測定する工程と、
混合液の曝気時間T1と非曝気時間T2とを測定する工程と、
測定された硝酸含有量が、上記低い設定値(SB NO3)未満の値を維持し、測定した非曝気期間T2が最小許容非曝気時間T2minに達していない間かまたは、
測定された硝酸含有量が上記低い設定値(SB NO3)よりも大きい値を維持し、測定された非曝気時間T2が最大許容非曝気時間T2max未満である場合には、
混合液を曝気しない工程と、
測定された硝酸含有量が、上記高い設定値(SH NO3)よりも大きい値を維持するかもしくは、測定されたレドックス電位の値がレドックス電位(SHレドックス)の上記高い設定値よりも高く、測定した曝気期間T1が最小許容曝気時間T1min未満である間または、
測定された硝酸含有量が、上記高い設定値(SH NO3)未満の値を維持するかもしくは、測定されたレドックス電位の値がレドックス電位(SHレドックス)の上記高い設定値未満で、測定した曝気時間T1が最大許容曝気時間T1max未満である場合には、
混合液を曝気することからなる追加の工程を含むことを特徴とする。
したがって、曝気調整を有するこのような生物学的処理プロセスは、処理水または混合液中の硝酸塩と生物学的処理池に存在する混合液のレドックス電位とを連続的に測定することを基本とする。
本発明によれば、以下の状態のうちの1つが観察されると曝気手段による空気注入が起こる。すなわち、
第1の状態:処理される廃水中の硝酸含有量が低い設定値(SN NO3)(低いしきい値)に達し、最小の無酸素期間が観察される状態(T2min)、
第2の状態(代替の状態):処理水または混合液中の硝酸含有量(SN NO3)は低い設定値(SB NO3)に達していないが最大の無酸素期間が観察される状態(T2max)。
最小非曝気継続期間T2minと最大非曝気継続期間T2maxにはタイムアウトがある。その目的は、脱窒プロセスに不具合があるかまたは、硝酸含有量の測定手段が故障した後に、安全機構として機能することである。
最大許容非曝気継続期間(T2max)は、脱窒プロセスが要求通りに実行されない場合、言い換えると硝酸含有量が所定の低い値に達することができないか、または硝酸測定手段に故障が生じた場合に、無酸素期間を制限する。
この測定手段が故障した場合であっても、最小許容非曝気継続期間(T2min)は最小の脱窒を達成するのに充分である。
本発明によれば、曝気手段による空気注入は、以下の状態のうちの1つが観察されると停止される。すなわち、
第1の状態:処理される廃水の硝酸含有量が高い設定値(SH NO3)(高いしきい値)に達するか、または曝気池中の水のレドックス電位が高い設定値(SHレドックス)(高いしきい値)に達し、かつ最小の曝気継続期間(T1min)が観察される状態、
第2の状態(代替の状態):処理水の硝酸塩の高いしきい値(SH NO3)または、曝気池中に存在する水の高いレドックス電位(SHレドックス)に達していないが最大曝気継続期間T1maxは観察されている状態。
高いレドックス電位の設定値を使用することが、例えば汚染含有量が低い期間における曝気を制限する。
最小曝気継続期間T1minと最大曝気継続期間T1maxとにはタイムアウトがある。この目的は、硝化プロセスに不具合があるかまたは、硝酸含有量の測定手段が故障した場合に、安全機構として機能することである。
最小曝気継続期間T1minが、バイオマス曝気時間を最小にすることができ、したがって、処理水または混合液中の硝酸含有量または曝気池中に存在する混合液のレドックス電位を測定するための手段が故障した場合の安全性を提供する。
最大曝気継続期間T1maxが、硝酸含有量の高い基準しきい値に達することが困難な場合には、生物学的処理池の過剰な曝気を防止する。
本発明の一変形形態によれば、プロセスは、処理水または混合液中の硝酸含有量の極めて高い設定値(STH NO3)と混合液のレドックス電位の極めて高い設定値(STHレドックス)を定めることからなる追加の予備的な工程を含み、
プロセスは、
測定された硝酸含有量が上記低い設定値(SB NO3)未満の値を維持し、かつ測定した非曝気期間T2が最小許容非曝気時間T2min未満に値である間、または、
測定された硝酸含有量が上記低い設定値(SB NO3)よりも大きい値を維持するが、測定した非曝気時間T2が最大許容非曝気時間T2maxに達していない場合、
のいずれかにおいては、混合液を曝気しない工程と、
測定された硝酸含有量が上記高い設定値(SH NO3)よりも大きい値を維持するかまたは、測定されたレドックス電位の値が上記レドックス電位の設定値(SHレドックス)よりも大きい値を維持する状態である間、
および、測定された曝気時間T1が最小許容曝気時間T1min未満であり、
測定された硝酸含有量が上記極めて高い設定値(STH NO3)に達していないかまたは、測定されたレドックス電位が上記極めて高い設定値(STHレドックス)に達していない間、
または、測定された硝酸含有量が上記高い設定値(SH NO3)未満であるか、もしくは測定されたレドックス電位値がレドックス電位の上記高い設定値(SHレドックス)未満の値を維持するが、測定された曝気時間T1が最大許容曝気時間T1maxに達していない場合、
のいずれかにおいては、混合液を曝気する工程からなる。
極めて高い硝酸しきい値の使用は、処理される水中の汚染含有量が通常よりも低い場合に曝気が過剰となる問題を制限する。この種の現象は、特に、処理される水が、豪雨の間に集められた水を含む都市廃水からなる場合に生じる。
極めて高い硝酸しきい値(STH NO3)の使用は、生物学的処理池への過剰な溶解酸素の添加を回避する。この極めて高いしきい値に達すると、最小および最大許容曝気時間を考慮することなく曝気が停止される。したがって、プロセスは、処理される水の種々の特質に適合させた多数のタイムアウトを使用しなくて済む。
極めて高いレドックス電位のしきい値(STHレドックス)の使用は、極めて高い硝酸レベルに達しない場合であっても曝気を停止する。この極めて高いレドックス電位のしきい値の使用は、処理される水が低い含有量の有機汚染を有している場合に特に有用である。このことは、特に、処理される水が、例えば夜間に集められる種類の極めて希釈された都市廃水である場合に生じる。
曝気は、1つまたは複数の所定の空気流量に応じて使用できる。これらの空気流量の値は、経験によって得られた所定期間(例えば日中)に達する汚染含有量の知見の関数として定められる。したがって、都市廃水の処理については、高い空気流量が汚染ピーク中に定められ、平均的な空気流量および低い空気流量が(例えば夜間の)汚染溝に対して定められる。
しかし、本発明の一変形形態によれば、空気流は連続的に調整される。これは、プロセスが処理される水の汚染含有量の変動に適合できることを意味する。
本発明のこの変形形態によれば、本発明によるプロセスは、
処理池中のレドックス電位の時間経過に伴う変動を表す曲線の傾斜の少なくとも1つの設定値を定める工程と、
上記傾斜を連続的に算出する工程と、
上記傾斜の設定値にほぼ等しいレドックス傾斜を維持するように、曝気中に供給される空気流を連続的に調整する工程と、からなる追加の工程を含む。
したがって、本発明によるプロセスは、曝気期間と非曝気期間とが管理可能であるが、曝気期間における曝気の強度も管理できることも意味している。
レドックス電位の傾斜の算出をこのように統合することが、本発明によるプロセスの質をさらに向上できる。
本発明によるプロセスは、各種の水処理プロセスで使用できる。
したがって本発明は、混合液を生物学的処理池から分離する工程が、従来の層流または非層流の沈殿槽で行われる沈殿工程である場合に使用できる。
本発明はさらに、この分離工程が膜濾過工程である場合にも使用できる。この場合、膜は、浸漬または加圧された膜と共に少なくとも1つの外側の濾過ループで用いられることができる。あるいは、膜は池に浸漬した膜であってもよい。
このような浸漬された膜は、通常、膜が詰まるのを防ぐか、または膜の詰まりを取り除く必要がある場合には詰まりを除去するように設計された特定の曝気手段と結合される。
この場合、本発明によるプロセスは、好ましくは、膜によって濾過された水量を測定する工程と、この濾過された水流によって膜の詰まりを除去するために供給される空気流を調整する工程とからなる追加の工程を含む。膜の詰まりを除去するために用いられる空気は、膜が池に浸漬しているため、池に存在する媒体の酸素化に関与する。
本発明はさらに、上述のプロセスを使用する各種のプラントも対象範囲に含む。
このように、本発明は、処理される水の運搬手段と、曝気手段を備えた活性または混合汚泥を収集する少なくとも1つの生物学的処理池と、膜濾過手段と、上記膜濾過手段から濾過後の水を排出する手段とを備えたあらゆるプラントも対象範囲に含み、
上記排水手段または上記生物学的処理池に設けられる硝酸含有量を測定する手段と、上記生物学的処理池に設けられるレドックス電位を測定する手段と、上記硝酸測定手段とレドックス電位測定手段によって伝送された測定結果の関数として上記曝気手段に作用するよう設計された調整手段とを有し、
上記調整手段は、レドックス電位設定値(単数または複数)と、硝酸濃度設定値(単数または複数)と最小および最大曝気および非曝気時間とを入力する手段を含むことを特徴とする。
一変形形態によれば、上記プラント調整手段はまた、レドックス傾斜の設定値(単数または複数)を入力する手段も含む。
一変形形態によれば、上記膜濾過手段は、浸漬されたまたは加圧された膜を備えた主活性汚泥池の外側のループに設けられる。
別の変形形態によれば、上記膜濾過手段は、上記生物学的処理池内に浸漬し、空気を供給して膜が詰まるのを防ぐかまたは膜の詰まりを除去できる曝気手段と協働する。
この場合、好ましくは、プラントは、上記排水手段に設けられた濾過後の水量を測定する手段と、上記水量測定手段によって伝送された測定結果の関数として上記曝気手段に作用するように設計された第2調整手段とを含む。
本発明およびその各種の利点は、図面を参照して示される本発明のさまざまな実施形態の以下の記載を読むことにより、容易に理解されよう。
図1は、廃水を生物学的に処理するプラントを概略的に示している。
このプラントは、処理される水の運搬手段1と、曝気手段3を備えた、バイオマスを含む生物学的処理池2を含む。
曝気手段3は、池2の底部に設けられた曝気マニフォールド3aに接続された空気送りパイプ4と、曝気を運転および停止させる手段5とを含み、必要な場合には、マニフォールド3aを介して供給される空気流を調整する。
生物学的処理池2に存在するバイオマスは、曝気手段3が動作中の曝気状態と、曝気段階が停止中の無酸素状態とを交互に実現することによって炭素系汚染と窒素系汚染とを低下させる。
曝気池2に存在する水と汚泥からなる混合液は、この混合液を分離手段7に導くパイプ6を通して排出される。
実際には、これら手段は沈殿槽7aで構成されている。この沈殿槽7aは混合液を、パイプ8を通して排出される処理された廃水と、少なくとも部分的に生物学的処理池2に戻される汚泥9とに分離する。
プラントは、本発明によるプロセスを実施するために、沈殿槽7aからの処理水の排出パイプ8に設けられた硝酸含有量を測定する手段10(以降、「硝酸測定器」と称する)と、生物学的処理池2内に取り付けられたレドックス電位を測定する手段11とを含む。変形形態として、硝酸測定器を混合液中に取り付けることができる。
プラントはさらに調整手段12を含み、この手段12は、上記硝酸測定手段10とレドックス電位測定手段11とによって伝送される測定結果の関数として上記曝気手段3、3a、4、5に作用するように設計されている。この調整手段12は、レドックス電位設定値(単数または複数)と、硝酸含有量設定値(単数または複数)と、最小および最大曝気時間と、非曝気時間とを入力する手段を含む。
図2は、本発明によるプロセスを実施するのに使用できる別のプラントを示す。このプラントは、混合液を池2から分離する手段が、膜を含む膜濾過手段7bからなり、沈殿槽7aは必要としないという特徴においてのみ、図1のプラントと異なる。この膜濾過手段は、混合液を池2から移送する混合液輸送パイプ6と、膜からの未透過物をこの池の方に戻すパイプ9とで構成される濾過ループに設けられる。この濾過手段は加圧下にあるか池2以外の池に浸漬されている。
図3も、本発明によるプロセスを実施するのに使用できる第3のタイプのプラントを概略的に示している。
このプラントは、膜分離手段7bは池2の外側の濾過ループに設けられずに、池に浸漬しているという特徴と、この膜濾過手段7が、膜が詰まるのを防ぐために、または膜が詰まった場合にはその詰まりを除去するために膜の下に設けられ膜に空気を供給するよう設計された曝気マニフォールド13aを含む曝気手段13と協働するという特徴とにおいてのみ、図2のプラントと異なる。このマニフォールド13aは、空気入口パイプ14を介して、膜の曝気を運転および停止し、それにより供給される空気流を調整する手段15に接続されている。
図4は、本発明のプロセスを実施する別のタイプのプラントを示している。
このプラントは、流量計16もまたパイプ8に結合され、この流量計16は、膜濾過手段7bから出力された濾過後の水流についての情報をマニフォールド13aを通して提供された空気量を供給、停止または調整するための手段15に作用する調整手段17に連続して提供するという特徴においてのみ図3に示されたプラントと異なる。
図1〜図4に示されたプラントは、図5、図6および図7に示されたフローチャートを参照して以下に詳細に述べる本発明によるプロセスの種々の変形形態を実施するのに使用できる。
図5に示す第1の変形形態によると、調整手段12は、処理水の硝酸含有量の高い設定値(SH NO3)と硝酸含有量の低い設定値(SB NO3)とレドックス電位の高い設定値と最小曝気時間(T1min)と最大曝気時間(T1max)と最小非曝気時間(T2min)と最大非曝気時間(T2max)とで構成されている。
廃水の処理に対してこれらのパラメータの以下の値が与えられるが、これに限定されるものではない。
−SH NO3:6mg/l
−SB NO3:1mg/l
−SH レドックス:150mV
−T1min:10分
−T1max:60分
−T2min:15分
−T2max:120分
図5に示されるフローチャートに関して、次にプラントの運転は以下のようになる。
硝酸測定器10は、パイプ8を通して排出される処理された排水中の硝酸含有量を連続的に測定する。一方、測定器11は曝気池2に存在する混合液のレドックス電位を連続して測定する。
硝酸測定器10で記録された測定値が6mg/l(SHNO3)を超えない限り、または測定器11で記録された測定が150mVを超えない限り、および10分の最小曝気継続期間(T1min)に達していない限り、曝気手段は、曝気継続期間(T1max)が60分に達するまでマニフォールド3aを通して空気を供給する。
T1maxに達すると、たとえ硝酸含有量が6mg/lを超えず、レドックス電位が150mVを超えなくても、曝気手段5を通したマニフォールド3aへの空気注入が停止される。
いったん空気注入が停止すると、硝酸測定器10で測定された硝酸含有量が1mg/l(SB NO3)に達していない限り、および15分の最小非曝気継続期間(T2min)に達していない限り、この停止期間が引き延ばされる。
T2max(120分)に達すると、低い設定値(SB NO3)に達していなくても曝気が再開される。
T1min、T1max、T2min、T2maxのタイムアウトは、硝酸測定器またはレドックス電位測定器が故障した場合の安全措置として用いられる。
本発明によるプロセスの別の変形形態が図6に示すフローチャートに象徴的に示されている。
極めて高いレドックス電位しきい値であるSHレドックスの使用が、場合により、特に汚染含有量が低くなる期間ではこの曝気を制限する。
この実施形態によれば、調整手段12は、パラメータSH NO3、SB NO3、SHレドックス、T1min、T2min、T1max、T2maxに加えて、極めて高い硝酸含有量の設定値(STH NO3)と極めて高いレドックス電位設定値(STHレドックス)とで構成されている。
例えば、STH NO3は13mg/lに等しく、STHレドックスは200mVに等しくてもよい。
これらの極めて高い設定値の使用は、硝酸測定器10またはレドックス電位測定器11で記録された測定値がこれらの設定値を超える場合に最小曝気時間を満たしていなくても、曝気を停止できる。
硝酸含有量について極めて高い設定値の使用は、処理される水のさまざまな特質に対して、多数のタイムアウトを適合させる必要があるという問題を取り除くことができる。
極めて高いレドックス電位の設定値の使用は、処理される排水が希釈される場合に特に有用である。
図7に示されたフローチャートを参照して述べられる本発明によるプロセスの別の変形形態によれば、調整手段12はまた、池に存在する混合液のレドックス電位の時間経過に伴う変動を表す曲線の傾斜の設定値で構成されている。この設定値は、例えば5mV/分と定めてもよい。
手段12は、計器11から供給されるデータを用いてこの傾斜(dレドックス/dt)を連続的に算出し、傾斜が設定値よりも低い場合に空気量(Qair)を増加させる(逆の場合も同様)ことによって空気注入を調整できる。
活性汚泥池2に浸漬された膜濾過手段7を用いる、図3に示すタイプのパイロットプラントを使用して、池2内のさまざまな曝気調整プロセス、すなわち技術水準に従って、活性汚泥池内のレドックス電位を測定することのみに基づいた調整を検査した。
−図6のフローチャートに象徴的に示されたプロセスの変形形態による調整(「硝酸−レドックス調整」)。
−図7のフローチャートに象徴的に示されたプロセスの変形形態による調整(「硝酸−レドックス−レドックス傾斜調整」)。
硝酸−レドックス調整には、以下のパラメータが使用された。
−SB NO3:1mg/l
−SH NO3:6mg/l
−STH NO3:13mg/l
−SHレドックス:150mV
−STHレドックス:200mV
プロセスは、以下の汚染のある未処理水を検査した。
−全COD:466mg/l
−NNH4:36.4mg/l
−全N:46.7mg/l
なお、曝気手段は2つの流量、すなわち5Nm3/hまたは24Nm3/hにおいて使用した。
処理水中のアンモニアおよび硝酸含有量の変動と、池に存在する水のレドックス電位とが図8に示されている。本発明によるこの方式の硝酸−レドックス調整では、処理水中の全窒素含有量は8.9mg/lに等しい。
高い汚染含有量が分離している場合、酸素追加の不足による硝化の低減によって処理効率が低下することがある。
一方、汚染含有量が低い場合、希釈排水の処理中の過剰な曝気によって脱窒が低下する。
そのような現象が発生すると、その日の間中、空気量またはタイムアウトを手動で調整する必要がある。しかし、そのような調整は、排水の品質が頻繁に変化する場合には信頼性に欠ける。
図7のフローチャートに示される本発明の変形形態によるプロセス(「硝酸−レドックス傾斜−レドックス調整」)は、これらの条件下でも有利に使用できる。
図9は、傾斜設定値が5mV/分の空気流の調整の利点を示す。平均的な窒素含有量は、処理される水の希釈度の変化にかかわらず、約10mg/lに留まる。
本発明によるプロセスを実施するさまざまな生物学的水処理プラントを概略的に示す図である。 本発明によるプロセスを実施するさまざまな生物学的水処理プラントを概略的に示す図である。 本発明によるプロセスを実施するさまざまな生物学的水処理プラントを概略的に示す図である。 本発明によるプロセスを実施するさまざまな生物学的水処理プラントを概略的に示す図である。 本発明によるプロセスの1つの変形形態を示すフローチャートである。 本発明によるプロセスの1つの変形形態を示すフローチャートである。 本発明によるプロセスの1つの変形形態を示すフローチャートである。 本発明によるプロセスの第1の変形形態による処理水中の硝酸含有量の変化(硝酸−レドックス調整)を示す図である。 本発明によるプロセスの第2の変形形態による処理水中の硝酸含有量の変化(硝酸−レドックス−レドックス傾斜調整)を示す図である。

Claims (8)

  1. フリー(free)なバイオマスまたは混合バイオマスが供給される少なくとも1つの生物学的処理池内に水を通し、その池の内部で、曝気手段を運転および停止することにより酸化期間と還元期間とを交互に発生させる工程と、
    生物学的処理池内の混合液に少なくとも1回の分離工程を実行して、汚泥と処理水を得る工程とを含む生物学的水処理プロセスであって、
    前記混合液の最小許容曝気時間(T1min)と、最大許容曝気時間(T1max)と、最小許容非曝気時間(T2min)と、最大許容非曝気時間(T2max)とを定める工程と、
    処理水または混合液の硝酸含有量(nitrate)の低い設定値(SB NO3)と少なくとも1つの高い設定値(SH NO3)とを定める工程と、
    前記混合液のドックス電位の少なくとも1つの高い設定値(SHレドックス)を定める工程と、
    からなる予備的な工程を含み、さらに、
    処理水または混合液の硝酸含有量を連続的に測定する工程と、
    曝気池における混合液のレドックス電位を連続的に測定する工程と、
    混合液の曝気時間T1と非曝気時間T2とを測定する工程と、
    測定された硝酸含有量が前記低い設定値(SB NO3)未満の値を維持し、かつ測定した非曝気期間T2が最小許容非曝気時間T2min未満である間、および、
    測定された硝酸含有量が前記低い設定値(SB NO3)よりも大きい値を維持し、測定された非曝気時間T2が最大許容非曝気時間T2maxに達していない場合、
    のいずれにおいても混合液を曝気しない工程と、
    測定された硝酸含有量が前記高い設定値(SH NO3)よりも大きい値を維持するかもしくは、測定されたレドックス電位の値がレドックス電位の前記高い設定値(SHレドックス)よりも高く、測定した曝気期間T1が最小許容曝気時間T1min未満である間、および、
    測定された硝酸含有量が前記高い設定値(SH NO3)未満の値を維持するかもしくは、測定されたレドックス電位の値がレドックス電位の前記高い設定値(SHレドックス)未満で、測定した曝気時間T1が最大許容曝気時間T1maxに達していない場合、
    のいずれにおいても混合液を曝気する工程
    からなる曝気手段の制御工程を含むことを特徴とする、生物学的水処理プロセス。
  2. フリー(free)なバイオマスまたは混合バイオマスが供給される少なくとも1つの生物学的処理池内に水を通し、その池の内部で、曝気手段を運転および停止することにより酸化期間と還元期間とを交互に発生させる工程と、
    生物学的処理池内の混合液に少なくとも1回の分離工程を実行して、汚泥と処理水を得る工程とを含む生物学的水処理プロセスであって、
    前記混合液の最小許容曝気時間(T1min)と、最大許容曝気時間(T1max)と、最小許容非曝気時間(T2min)と、最大許容非曝気時間(T2max)とを定める工程と、
    処理水または混合液の硝酸含有量(nitrate)の低い設定値(SB NO3)と少なくとも1つの高い設定値(SH NO3)とを定める工程と、
    前記混合液のレドックス電位の少なくとも1つの高い設定値(SHレドックス)を定める工程と、
    処理水または混合液中の硝酸含有量の極めて高い設定値(STH NO3)と混合液のレドックス電位の極めて高い設定値(STHレドックス)を定めることからなる追加の予備的な工程を含んでなり、
    測定された硝酸含有量が前記低い設定値(SB NO3)未満の値を維持し、かつ測定した非曝気期間T2が最小許容非曝気時間T2min未満である間、および、
    測定された硝酸含有量が前記低い設定値(SB NO3)よりも大きい値を維持するが、測定した非曝気時間T2が最大許容非曝気時間T2maxに達していない場合、
    のいずれにおいても混合液を曝気しない工程と、
    測定された硝酸含有量が前記高い設定値(SH NO3)よりも大きい値を維持するかもしくは測定されたレドックス電位の値が前記レドックス電位の設定値(SHレドックス)よりも大きい値を維持し、かつ、測定された曝気時間T1が最小許容曝気時間T1min未満であり、かつ、測定された硝酸含有量が前記極めて高い設定値(STH NO3)未満であるとともに測定されたレドックス電位が前記極めて高い設定値(STHレドックス)未満である間、ならびに、
    測定された硝酸含有量が前記高い設定値(SH NO3)未満であるかもしくは測定されたレドックス電位値がレドックス電位の前記高い設定値(SHレドックス)未満の値を維持するが、測定された曝気時間T1が最大許容曝気時間T1maxに達していない場合、
    のいずれにおいても混合液を曝気する工程と、
    からなる曝気手段の制御工程を含むことを特徴とする、生物学的水処理プロセス
  3. 混合液中のレドックス電位の時間に伴う変動を表す曲線の傾斜の少なくとも1つの設定値を決定する工程と、
    前記傾斜を連続的に算出する工程と、
    −曝気中に供給される空気流を連続して調整して、レドックス傾斜を一定および前記傾斜の設定値にほぼ等しく維持する工程と、
    からなる追加の工程を含むことを特徴とする、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記分離工程は沈殿工程であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のプロセス。
  5. 前記分離工程は、少なくとも1つの濾過膜における濾過工程であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のプロセス。
  6. 前記分離工程は、膜において前記生物学的処理池から混合液を濾過する工程からなり、前記生物学的処理池からパイプを通して供給された水および汚泥を含む前記混合液によって圧縮されている膜、または、前記生物学的処理池以外の池の中に浸漬した膜を含む少なくとも1つの外部の濾過ループで実施されることを特徴とする、請求項5に記載のプロセス。
  7. 前記分離工程は、前記生物学的処理池に浸漬された少なくとも1つの膜を用いて実行されることを特徴とする、請求項5に記載のプロセス。
  8. 前記浸漬された膜が詰まらないように、または膜の詰まりを除去するように膜を曝気する工程を含み、
    濾過される水量を測定し、前記膜の曝気のために供給される空気量を、濾過される水量の関数として制御する工程を含む、請求項6または7に記載のプロセス。
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