JP4623055B2 - メタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造及び当該構造を用いる半導体装置の製造方法 - Google Patents

メタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造及び当該構造を用いる半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、メタル成膜装置の真空チャンバ内で被処理基板のパーティクル汚染を防止する技術に係り、特にチャンバ内の部材に付着して堆積するメタル膜の不所望な剥離を防止ないし抑制するメタル膜剥離防止構造および当該構造を用いる半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造では、半導体ウェーハ等の被処理基板の主面(加工面)に金属配線を形成するために、メタル成膜装置の処理室または真空チャンバ内で基板上に配線金属が成膜される。今日の代表的なメタル成膜法は、スパッタリングおよびCVD(Chemical Vapor Deposition)である。しかしながら、これらの気相成膜法では、不可避的にチャンバ内で成膜に起因するメタルのパーティクルが発生して、その一部が基板上に付着する可能性がある。このようなパーティクルの基板上への付着は、半導体装置の製造歩留まりや製造装置の稼働率を低下させる大きな要因となる。
ところで、スパッタ装置においては、チャンバ内で、ターゲットからスパッタされた粒子の拡散を防止するために、ターゲットと基板とを結ぶ空間(処理空間)の周りを囲むように、円筒状の防着板いわゆるシールド部材がチャンバ内壁の内側に着脱可能に配設される。スパッタ成膜中に基板の周囲に拡散または飛散したメタルのスパッタ粒子はシールド部材に付着してそこに堆積するので、シールド部材の後背に位置するチャンバ内壁はメタルの付着・堆積から保護され、特段のクリーニングは不要となる。シールド部材は定期的に新旧交換され、チャンバから取り出された旧シールド部材は堆積メタル膜を取り除いて表面を洗浄してから再生部品として再利用される。
しかしながら、チャンバ内でシールド部材が使用(装着)されている期間中にそこから堆積メタル膜が剥がれると、これが発塵源またはパーティクル発生源になる。特に、メタルがTiやTiN等の高融点金属の場合は、堆積メタル膜の応力が非常に大きいため、シールド部材の母材(たとえばステンレス鋼)の表面をブラスト処理で粗面化しただけではメタル膜との密着性が低く、メタル膜の剥離が発生しやすい。このため、従来は、上記のようなパーティクル発生防止の観点から、シールド部材の交換サイクルを短く設定せざるを得ず、装置稼働率の低下やシールド部材再生費用の増大等を来たしている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、メタル成膜装置のチャンバ内で防着板等の部材から堆積メタル膜の不所望な剥離を簡便かつ効果的に防止することができるメタル膜剥離防止構造および当該構造を用いる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点におけるメタル膜剥離防止構造は、減圧下のチャンバ内で被処理基板上にメタル薄膜が形成されるメタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造であって、前記チャンバ内で前記基板に対するメタル成膜の際に前記基板の周りで前記メタルが付着して堆積する所定の部材から堆積メタル膜が剥離するのを防止または抑制するために、前記部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成されており、前記プラズマ溶射膜の表面粗さが、十点平均粗さRzとして、65μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である。
また、本発明の第2の観点におけるメタル膜剥離防止構造は、減圧下のチャンバ内で被処理基板上にメタル薄膜が形成されるメタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造であって、前記チャンバ内で前記基板に対するメタル成膜の際に前記基板の周りで前記メタルが付着して堆積する所定の部材から堆積メタル膜が剥離するのを防止または抑制するために、前記部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成され、かつ前記プラズマ溶射膜の表面が粗面化されており、前記プラズマ溶射膜の表面粗さが、十点平均粗さRzとして、100μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である。
上記の構成においては、メタル成膜装置(たとえばスパッタ装置)のチャンバ内で成膜材のメタル(高融点金属たとえばTiあるいは高融点金属の窒化物たとえばTiN)が不可避的に付着・堆積する部材(たとえば防着板)の表面に応力緩和性に優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜を形成し、かつその表面を適度に、つまりプラズマ溶射膜の表面粗さが、十点平均粗さRzとして、65μm≦Rz≦130μm(より好ましくは100μm≦Rz≦130μm)の範囲にあり、プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあるように、粗面化することにより、堆積メタル膜とプラズマ溶射膜との密着性が増大してメタル膜の剥離が抑制され、膜剥離に起因する被処理基板のパーティクル汚染が防止ないし低減される。また、長時間の使用にわたって堆積メタル膜の剥離防止を安定確実に保証することができる。また、堆積メタル膜とプラズマ溶射膜との密着性ないし接合強度を保証することができる。
また、本発明の好適な一態様においては、部材の表面の中心線平均粗さRaが4.5μm〜7μmの範囲にある。かかる部材表面の粗面化により、その上に後工程で形成されるプラズマ溶射膜との接着強度を高めることができる。
また、堆積メタル膜の応力を緩和するうえで、特にメタル材が高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である場合は、プラズマ溶射膜の膜厚条件も重要であり、好ましくは平均膜厚が200μm以上に選ばれてよい。
また、本発明における半導体装置の製造方法は、メタル膜防着部材を備えたチャンバ内で半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程を含む半導体装置の製造方法であって、半導体ウェーハをチャンバ内に導入する工程と、上記半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程と、 チャンバ内のメタル膜防着部材を取り出す工程と、取り出した防着部材を洗浄する工程と、洗浄した防着部材を上記チャンバ内に設置する工程と、 半導体ウェーハをチャンバ内に導入する工程と、上記半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程とを有し、上記防着部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成され、かつ上記プラズマ溶射膜の表面の粗さが、十点平均粗さRzとして、65μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である。
本発明のメタル膜剥離防止構造および当該構造を用いる半導体装置の製造方法によれば、上記のような構成および作用により、メタル成膜装置のチャンバ内で防着板等の部材から堆積メタル膜の不所望な剥離を簡便かつ効果的に防止することができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。図1に、本発明の適用可能なメタル成膜装置の一例としてスパッタ装置の構成を示す。
このスパッタ装置において、チャンバ10はたとえばステンレス製で有底円筒状に形成され、下面にターゲット12を固着してなるバッキングプレート(電極)14がチャンバ10の上面開口部を気密に閉塞するように着脱可能に取り付けられる。バッキングプレート14の背面(上面)側には、ターゲット12の表面に磁場を印加するためのマグネット16が設けられ、いわゆるマグネトロンスパッタリングが行われるようになっている。バッキングプレート14には、電場を形成するためのRFまたはDC電源18が電気的に接続されている。
チャンバ10内において、ターゲット12の真向かいの位置に導電体からなるステージ20が設けられ、このステージ20の上に被処理基板としてたとえば半導体ウェーハ22が載置される。半導体ウェーハ22をステージ20に固定するために、ウェーハ22の外周縁部に環状のクランプ部材(クランプリング)24が係止するようになっている。
ステージ20は、チャンバ10の下(外)からチャンバ底板を貫通して垂直上方に延びる昇降可能な支持軸26に支持され、電気的にはチャンバ10と共に接地されている。支持軸26はチャンバ10の下(外)で昇降機構(図示せず)に接続されており、図示のように半導体ウェーハ22をクランプリング24に係止させる成膜処理用の第1の高さ位置と、チャンバ10の側壁に取付されたゲートバルブ28を開状態にしてステージ20上に半導体ウェーハ22のローディング/アンローディングを可能とする基板搬入出用の第2の高さ位置との間で、ステージ20を昇降移動させることができる。なお、チャンバ10は減圧可能に構成されており、支持軸26を擦動可能に通す貫通孔もシール部材(図示せず)によって真空封止されている。
チャンバ10内には、ステージ20上の半導体ウェーハ22をクランプリング24の高さ位置(成膜処理用の第1の高さ位置)まで上昇させた状態で、ターゲット12と半導体ウェーハ22とを結ぶ空間(処理空間)の周りを囲むように、チャンバ10よりも直径の小さい円筒状のシールド部材30が配設されている。
このシールド部材30の下端部は半径方向内側に延びる環状のフランジ部30aを構成し、この内側フランジ部30aの上にクランプリング24が取付される。シールド部材30の上端部は半径方向外側に延びる環状のフランジ部30bを構成し、この外側フランジ部30bがアダプタ32を介してチャンバ10の上面開口部の縁部の上に載るようにして、シールド部材30がチャンバ10の中に着脱可能に装着される。そして、シールド部材30の外側フランジ部30bの上に絶縁性のOリング34を介してバッキングプレート14の外周縁部が載るようにして、バッキングプレート14およびターゲット12がチャンバ10の上面に着脱可能に取付される。
スパッタ成膜時には、ガス供給源(図示せず)よりガス供給管36を介してチャンバ10内に不活性ガスたとえばArガスが導入される。チャンバ10の底に設けられている排気口38は真空ポンプ(図示せず)に通じており、チャンバ10内が所定の圧力で高真空に減圧される。そして、電源18よりターゲット12とステージ20との間に電圧が印加されることで、処理空間内でArガスが電離してプラズマが発生し、プラズマからの加速されたArイオンの入射によりターゲット12の表面がスパッタされ、スパッタ粒子がステージ20上の半導体ウェーハ22の主面に堆積してメタル薄膜を形成する。
高融点金属たとえばTiの窒化物TiNを成膜する場合は、ターゲット12の材料をTiとし、処理ガスとしてArガスに窒素(N2)ガスを添加して、いわゆる反応性スパッタリングを行わせてよい。すなわち、Arイオンでスパッタリングされたスパッタ粒子Tiと窒素イオンとを反応させて、半導体ウェーハ22の主面に窒化物TiNを成膜することができる。
上記のようなスパッタ成膜においては、ターゲット12の表面からスパッタされたメタル粒子が、ターゲット正面の半導体ウェーハ22に向かうだけでなく、その周囲にも拡散または飛散して、特にシールド部材30の内壁面(防着表面)やクランプリング24の上面等にも付着して堆積メタル膜40を形成する。
この実施形態におけるシールド部材30は、たとえばステンレス鋼からなり、図2に示すように、その防着表面(内壁面)にはアルミニウム(Al)、または銅(Cu)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)等の金属を含むアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜42が形成され、このプラズマ溶射膜42の表面が適度に粗面化されている。
ここで、プラズマ溶射膜42の表面粗さは、十点平均粗さRzで表すと、下限は65μm≦Rzの条件を満たすのが好ましく、100μm≦Rzの条件を満たすのが更に好ましい。Rzが65μm未満であると、後に詳述するように堆積メタル膜40との密着性(結合力)が弱く、膜剥離を防止ないし抑制する効果が十分に得られない。Rzが100μm以上であると、堆積メタル膜40との間に十分大きな密着性(結合力)が得られ、堆積メタル膜40の膜厚が1mm以上に増大しても膜剥離を安定確実に防止できる。また、Rzの上限はRz≦130μmの条件を満たすのが好ましい。Rzが130μmを超えても、膜剥離防止の効果は飽和して上がらないうえ、プラズマ溶射法で可能な最大膜厚の限界を超えてしまい、実用的に意味がない。また、プラズマ溶射膜42の表面粗さは、堆積メタル膜40との密着性との関係で、凹凸の高さだけでなく、凹凸のピッチまたは間隔も重要であり、後述するように平均間隔Smを所定の範囲内(200μm〜400μm)にするのが好ましい。
さらに、シールド部材30とプラズマ溶射膜42との結合力を高めるために、シールド部材30の表面をブラスト処理によって適度な粗さ(好ましくは中心線平均粗さRaで4.5≦Ra≦7μmの範囲内)に粗面化するのが好ましい。
上記のように、この実施形態では、スパッタ装置のチャンバ10内に防着板として設けられるシールド部材30に表面が適度に粗面化されたプラズマ溶射膜42がコーティングされることにより、メタルのスパッタ成膜処理が多数回行われてシールド部材30にメタルの膜が堆積しても、特にメタルが応力の大きい高融点金属(たとえばTi)またはその窒化物(TiN)であっても、メタル堆積膜40の剥離が防止ないし抑制され、チャンバ10内における被処理基板(半導体ウェーハ22)のパーティクル汚染が低減する。また、シールド部材30から堆積メタル膜40が剥れ難くなるぶん、チャンバ10内の定期的なクリーニングの実施あるいはシールド部材30の交換(サイクル)を延ばすことができ、装置稼働率の向上、シールド部材再生費用の低減、そして製造工程における低コスト化も図れる。
この実施形態のスパッタ装置においては、メタルのスパッタ成膜処理を重ねるにつれて、シールド部材30の他にたとえばクランプリング24の表面にも堆積メタル膜40が形成される。したがって、クランプリング24にも上記プラズマ溶射膜40と同様のプラズマ溶射膜を形成してよく、それによって同様の作用効果を得ることができる。
ここで、図3の模式図を参照して、この実施形態におけるプラズマ溶射膜の表面粗さの作用を説明する。図3Aは、本発明にしたがってプラズマ溶射膜の表面粗さをRz=100μmとした場合である。この場合は、メタルのスパッタ粒子40がたとえば図中の白丸に擬して示したように凹凸部の中に膜の最下層部分を埋め込ませるようにして付着して、堆積膜を柱状に成長させる。このように、堆積メタル膜40とプラズマ溶射膜表面の凹凸部との間の密着面積が大きいため、両者間の接着強度(結合力)が大きい。
これに対して、図3Bは、プラズマ溶射膜の表面粗さをRz=50μmとした場合である。従来一般のプラズマ溶射によると、この程度の細かな表面粗さになる。この場合は、堆積メタル膜40がプラズマ溶射膜表面の凹凸部の中に入り込まず、凸部の上に載るような形で付着して、堆積膜を柱状に成長させる。このため、接触面積は小さくて密着度が良くなく、界面から膜剥離が生じやすい。
また、プラズマ溶射膜42の表面粗さは、凹凸の高さだけでなく、凹凸の間隔も重要である。すなわち、スパッタ成膜では、プラズマ溶射膜42の表面凹凸部の凹部または凸部間にできる影部において、スパッタ粒子の飛来が抑制され、その領域で充分なメタル膜40の成長が起こらなくなり、その接着強度が低下することがある。このようなスパッタ成膜におけるシャドウ効果は、表面凹凸部の凸部と凹部の高低差とも関連して、凹凸の平均間隔Smに左右され、通常は200μm≦Sm≦400μmの範囲に選ばれるのが好ましい。
図4に、この実施形態におけるプラズマ溶射膜42の表面粗さ曲線の一例を示す。この表面粗さ曲線は、東京精密(株)社製の表面粗さ測定機HANDY SUFE-35Aを用いて計測したものである。この表面粗さ曲線において、十点平均粗さRzは114.5μmであり、表面凹凸の平均間隔Smは300μm程度である。
なお、プラズマ溶射法は、アルゴンを作動ガスとしてプラズマ化し、基材(被溶射体)に向けてノズルより高温高速で噴出するプラズマジェットに溶射材料粉末を投入し、加熱加速して基材に吹き付けるものである。この実施形態では、溶射材料粉末であるアルミニウム粉末に工夫を凝らして図4の表面粗さ曲線を得ている。
また、メタル成膜の場合、特に高融点金属またはその窒化物の場合は、プラズマ溶射膜42上に形成される堆積メタル膜40の膜応力が極めて大きいので、かかる堆積メタル膜40の膜応力を緩和または吸収するうえでプラズマ溶射膜42の膜厚も膜剥離防止機能の重要なファクタとなる。
図5に、アルミニウムからなるプラズマ溶射膜の膜厚(アルミ溶射膜厚)とその応力緩和能力との関係を示す。ここで、応力緩和能力は、プラズマ溶射膜がシールド部材の表面から剥離し始めるときのメタル膜(図示の例はTiN膜)の膜応力を便宜上その表面張力単位で表した値である。
図5に示すように、アルミ溶射膜厚を大きくするほど堆積メタル膜に対する応力緩和能力が増大することと、膜厚200μm以上で応力緩和能力が実質的に飽和することがわかる。このことから、この実施形態におけるプラズマ溶射膜42においても、膜厚を200μm以上とするのが好ましい。
一実施例として、シールド部材30の板厚が1.3mm、プラズマ溶射膜(Al)の膜厚が300μmの条件で200mmφの半導体ウェーハに対するTi成膜処理に本実施例形態のシールド部材30を使用したところ、積算使用時間500kwHのシールド部材30上にTi堆積膜40が約1mmの膜厚まで成長した段階で、Ti堆積膜40の剥離は全然見られなかった。
次に、図6および図7を参照して、この実施形態において防着板(たとえばシールド部材30)に係るメタル膜剥離防止構造の製作または再生方法を説明する。
チャンバ10内の定期クリーニングを実施する場合は、それまで使用してきたシールド部材30を新旧交換のために取り外す。図6のフローチャートにおいて、チャンバ10の上面からターゲット12をバッキングプレート14と一体に取り外し、シールド部材30およびクランプリング24もチャンバ10の外に取り出す。そして、シールド部材30については、その防着表面に残っている堆積メタル膜40の除去を行う(ステップS2)。このメタル膜除去処理では、化学薬液を使用してメタル膜40を選択的にエッチングしてよい。
次いで、Al金属のプラズマ溶射膜40を、たとえば化学薬液によりエッチングして除去する(ステップS3)。
次に、たとえば純水中での超音波洗浄あるいは化学薬液に浸ける洗浄によりシールド部材30の表面を洗浄する(ステップS4)。
次いで、シールド部材30の防着表面をブラスト処理する(ステップS5)。このブラスト処理に使用する粒子は珪砂、石英、アルミナ等の微粒子であってよく、その粒度は#40〜#100の範囲が好ましい。このブラスト処理により、図7に模式的に示すようにシールド部材30の母材表面が適度な範囲(4.5μm≦Ra≦7μm)内の表面粗さに粗面化される(30c)。このシールド部材30の母材粗面化により、その上に後工程で形成されるプラズマ溶射膜42との接着強度を高めることができる。なお、ブラスト処理に用いる微粒子はその粒径が揃うように、たとえば篩いにより分級するのが好ましい。粒度#は、微粒子を10mm平方に並べて配列できる微粒子のほぼ個数に相当する。
その後、ブラスト処理により粗面化されたシールド部材30の母材表面を洗浄する(ステップS6)。この洗浄工程では、シールド部材30の母材表面に付着しているパーティクルを効率的に除去できるような洗浄方法、たとえば超音波洗浄あるいは化学薬液洗浄を用いてよい。
最後に、図に示すように、シールド部材30の粗面30cにたとえばAl金属をプラズマ溶射してプラズマ溶射膜42を形成し(ステップS7)、その際にプラズマ溶射膜42の表面を上記所定の条件(Rz,Sm)で粗面化する。
以上のようにしてシールド部材30の再生処理がなされる。そして、この再生処理したシールド部材30は定期交換でスパッタ装置のチャンバ10内に装着され、再使用に付される。クランプリング24についても、上記と同様の再生処理を行うことができる。
上述した実施形態の中で説明したプラズマ溶射膜42の粗面凹凸部の作用および効果は、シールド部材30への適用に限定されるものでなく、スパッタ装置のチャンバ内で使用される各種部材に同様の粗面凹凸部を設けることにより、上記と同様の作用効果を得ることができる。また、コリメータを備えたコリメートスパッタ装置はもちろん、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)装置、ALD(Atomic Layer Deposition)装置等の他の方式のメタル成膜装置においても、そのチャンバ内に使用される各種部材に上記と同様のプラズマ溶射による表面処理を施してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明を限定するものでない。当業者にあっては、具体的な実施態様において本発明の技術思想および技術範囲から逸脱せずに種々の変形・変更を加えることが可能である。
本発明の一実施形態におけるスパッタ装置の構成を示す縦断面図である。 図1中の領域Aにおけるシールド部材表面部分の断面構造を示す一部拡大断面図である。 プラズマ溶射膜の表面における本発明の作用を説明するための模式図である。 プラズマ溶射膜の表面における比較例の作用を説明するための模式図である。 本発明の実施形態においてシールド部材の表面に形成されるプラズマ溶射膜の表面粗さ曲線の一例を示す図である。 本発明の実施形態においてシールド部材の表面に形成されるプラズマ溶射膜の膜厚とその応力緩和能力との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態において防着板に係るメタル膜剥離防止構造の製作または再生方法の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるメタル膜剥離防止構造の要部の構成を示す一部拡大断面図である。
符号の説明
10 チャンバ
12 ターゲット
14 バッキングプレート
16 マグネット
18 電源
20 ステージ
22 半導体ウェーハ(被処理基板)
30 シールド部材(防着板)
40 堆積メタル膜
42 プラズマ溶射膜

Claims (8)

  1. 減圧下のチャンバ内で被処理基板上にメタル薄膜が形成されるメタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造であって、
    前記チャンバ内で前記基板に対するメタル成膜の際に前記基板の周りで前記メタルが付着して堆積する所定の部材から堆積メタル膜が剥離するのを防止または抑制するために、前記部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成されており、
    前記プラズマ溶射膜の表面粗さが、十点平均粗さRzとして、65μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、
    前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、
    前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である、
    メタル膜剥離防止構造。
  2. 減圧下のチャンバ内で被処理基板上にメタル薄膜が形成されるメタル成膜装置におけるメタル膜剥離防止構造であって、
    前記チャンバ内で前記基板に対するメタル成膜の際に前記基板の周りで前記メタルが付着して堆積する所定の部材から堆積メタル膜が剥離するのを防止または抑制するために、前記部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成され、かつ前記プラズマ溶射膜の表面が粗面化されており、
    前記プラズマ溶射膜の表面粗さが、十点平均粗さRzとして、100μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、
    前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、
    前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である、
    メタル膜剥離防止構造。
  3. 前記部材の表面の中心線平均粗さRaが4.5μm〜7μmの範囲にある、請求項1又は請求項2に記載のメタル膜剥離防止構造。
  4. 前記プラズマ溶射膜の平均膜厚が200μm以上である請求項1〜のいずれか一項に記載のメタル膜剥離防止構造。
  5. 前記メタルが、Ti又はTiNである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のメタル膜剥離防止構造。
  6. 前記部材は、前記チャンバの内壁に前記メタルの堆積膜が付着するのを防止するための防着板を含む請求項1〜のいずれか一項に記載のメタル膜剥離防止構造。
  7. 前記メタル成膜装置は、スパッタリングで前記基板上に金属薄膜を形成するスパッタ装置である請求項1〜のいずれか一項に記載のメタル膜剥離防止構造。
  8. メタル膜防着部材を備えたチャンバ内で半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    半導体ウェーハをチャンバ内に導入する工程と、
    上記半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程と、
    チャンバ内のメタル膜防着部材を取り出す工程と、
    取り出した防着部材を洗浄する工程と、
    洗浄した防着部材を上記チャンバ内に設置する工程と、
    半導体ウェーハをチャンバ内に導入する工程と、
    上記半導体ウェーハに対してメタル成膜処理を施す工程と
    を有し、
    上記防着部材の表面にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるプラズマ溶射膜が形成され、かつ上記プラズマ溶射膜の表面の粗さが、十点平均粗さRzとして、65μm≦Rz≦130μmの範囲にあり、
    前記プラズマ溶射膜の表面における凹凸の平均間隔が200μm〜400μmの範囲にあり、
    前記メタルが、高融点金属あるいは高融点金属の窒化物である、
    半導体装置の製造方法。
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