JP4622972B2 - プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法に関する。
従来、ワークの表面にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
図3は、従来のプラズマ処理装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
すなわち、図3に示すプラズマ処理装置100は、ウェハ(ワーク)110を保持する静電チャック(静電吸着機構)125を備えたステージ(第1の電極)120と、ウェハ110を介してステージ120と対向して配置されたプラズマ発生用電極(第2の電極)130と、ウェハ110とプラズマ発生用電極130との間にガスを供給するガス供給機構140と、ステージ120とプラズマ発生用電極130との間に高周波電圧を印加する高周波電源150と、ウェハ110、ステージ120、およびプラズマ発生用電極130とを収納するチャンバー160とを有する(例えば、特許文献2参照)。
このようなプラズマ処理装置100では、ウェハ110とプラズマ発生用電極130との間に所定のガスを供給しつつ、ステージ120とプラズマ発生用電極130との間に高周波電圧を印加すると、ガスがプラズマ化してプラズマが発生する。このプラズマ中に含まれる活性化原子や分子がウェハ110に作用して、ウェハ110にプラズマ処理が施される。
ところが、プラズマ処理装置100では、ステージ120上に載置されたウェハ110とステージ120との間に間隙が生じた場合、以下のような不具合が発生する。
すなわち、2つの物体(ウェハ110とステージ120)間の間隔が非常にわずかであると、物体間に容易に放電が生じる。このため、例えば、ウェハ110にわずかでも反りがあった場合、その反りによってウェハ110とステージ120との間に生じた間隙において容易に放電が生じてしまう。特に、金属材料で構成されたウェハ110が薄いと、特に反り易いため、前記のような傾向が顕著である。
ウェハ110とステージ120との間に放電が生じると、ウェハ110の放電が生じた部位に変質・劣化をもたらすことがある。この部位がウェハ110の製品または部品として使用する部位である場合、この部位は、製品または部品として不良となってしまう。
特開平6−244175号公報 特開平7−211769号公報
本発明の目的は、ワークのうちの製品または部品として使用する部分に、意図しない放電が生じるのを確実に防止しつつ、良好なプラズマ処理を施すことができるプラズマ処理装置、および、かかるプラズマ処理装置を用いて行うプラズマ処理方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明のプラズマ処理装置は、金属板とその一方の面を覆うカバーとで構成されたワークであって、縁部とその内側の内側部分とを有する板状のワークのうち、前記金属板の他方の面側に対して、プラズマの作用によりプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
第1の電極と、
前記ワークを介して、前記第1の電極と対向して設けられた第2の電極と、
前記第2の電極と前記ワークとの間隙にガスを供給するガス供給手段と、
前記間隙に供給されたガスをプラズマ化するように、前記第1の電極を接地し、前記第2の電極に高周波電圧を印加する電源を備えた電源回路とを有し、
前記高周波電圧の周波数は、1kHz〜100MHzであり、かつ、前記高周波電圧の出力密度は、0.01〜10W/cmであり、
前記ワークを挿入可能な凹部を備え、前記他方の面が前記第2の電極側を向くように該凹部に前記ワークを挿入した状態で前記ワークの前記縁部の少なくとも一部を支持するとともに、前記第1の電極から取り外し可能に設置された枠部材と、前記ワークと前記第1の電極との離間距離が10〜100mmとなるように、前記枠部材を前記第1の電極から離間させた状態で支持する脚部とを備え、前記第1の電極と導通している支持具を有することを特徴とする。
これにより、前記ワークのうちの製品または部品として使用する部分に、意図しない放電が生じるのを確実に防止しつつ、良好なプラズマ処理を施すことができるプラズマ処理装置が得られる。
また、これにより、前記ワークと前記枠部材との導通が図られることで、これらの間の電位差を抑制することができるので、これらの間で生じる放電を抑制することができる。
本発明のプラズマ処理装置では、前記枠部材は、前記ワークの前記縁部のうち、前記第1の電極側の部分のほぼ全体を支持することが好ましい。
これにより、厚さが薄く、機械的強度に比較的乏しい前記ワークをも、前記支持具によって確実に支持し、プラズマ処理を施すことができる
発明のプラズマ処理装置では、前記枠部材は、金属系材料で構成されていることが好ましい。
金属系材料は、比較的導電性に優れているため、前記枠部材の導電性を高めることができる。これにより、前記ワークと前記枠部材との導通を図り、これらの間の電位差を抑制することができるので、これらの間で生じる放電を抑制することができる。また、前記枠部材の機械的強度が強くなるので、前記枠部材の枠を小さく構成することができ、軽量化に寄与することができる。さらに、金属系材料は、一般にプラズマに対する耐久性を持つものが多く、長期間の使用に耐えることができる。
本発明のプラズマ処理装置では、前記脚部は、前記枠部材と前記第1の電極との離間距離を調整する機能を有することが好ましい。
これにより、前記ワークと前記第1の電極との離間距離を任意の距離に調整し、プラズマ処理の条件・目的に応じて前記ワークを最適な位置に配置することができる
本発明のプラズマ処理装置では、前記ワークの厚さは、0.01〜2mmであることが好ましい。
前記数値範囲のような厚さの薄い前記ワークは、特に反り易い傾向にあるが、このような前記ワークをプラズマ処理する際に、プラズマ処理装置による効果がより効果的に発揮される
本発明のプラズマ処理装置では、前記第1の電極が、前記処理領域を包含するように配置されていることが好ましい。
これにより、前記ワーク全体の電界強度を均一にすることができるので、前記ワーク全体にわたってムラなくプラズマ処理を施すことができる。
本発明のプラズマ処理装置では、前記ワーク、前記第1の電極および前記第2の電極を収納するチャンバーと、該チャンバー内のガスを排気する排気手段とを有することが好ましい。
これにより、大気雰囲気との接触による前記ワークの汚染・酸化等を防止するとともに、プラズマ処理による反応生成物を前記チャンバー内から効果的に除去することができる。
本発明のプラズマ処理方法は、本発明のプラズマ処理装置を用いて、前記処理領域にプラズマ処理を施すプラズマ処理方法であって、
前記支持具を用いて、前記各電極間に前記ワークを支持するとともに、
前記ガス供給手段により、前記第2の電極と前記ワークとの間隙にガスを供給しつつ、前記電源回路により前記各電極間に高周波電圧を印加して前記ガスをプラズマ化し、これにより発生したプラズマによって、前記処理領域にプラズマ処理を施すことを特徴とする。
これにより、前記ワークのうちの前記処理領域に、意図しない放電が生じるのを確実に防止しつつ、良好なプラズマ処理を施すことができる。
以下、本発明のプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法について、図示の好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明のプラズマ処理装置の実施形態について説明する。
図1は、本発明のプラズマ処理装置の実施形態を模式的に示す縦断面図、図2は、図1に示すプラズマ処理装置の一部を拡大して示す部分拡大図(斜視図および縦断面図)である。なお、以下の説明では、図1および図2(b)、(c)中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
図1に示すプラズマ処理装置1は、ワーク10に対して、成膜処理、エッチング加工、アッシング処理、親水化処理、撥水化処理等の各種プラズマ処理を施す装置である。
このプラズマ処理装置1は、ワーク10を収納するチャンバー2と、第1の電極3と、ワーク10を介して第1の電極3と対向して配置された第2の電極4と、各電極3、4間に高周波電圧を印加する電源回路5と、チャンバー2内にガスを供給するガス供給部(ガス供給手段)6と、チャンバー2内のガスを排気する排気ポンプ(排気手段)7とを備えている。これらの各部のうち、第1の電極3および第2の電極4がチャンバー2内に設けられている。以下、各部について詳細に説明する。
ここで、プラズマ処理装置1の説明に先立って、ワーク10について説明する。
ワーク10は、プラズマ処理装置1により、第2の電極4に臨む面(以下、「処理面」とも言う。)11の所定の処理領域に前述のようなプラズマ処理を施されるものである。
このようなワーク10を構成する材料としては、例えば、Si、SiO、SiN、Siのようなシリコン系材料、Al、Au、Cr、Cu、Ga、Fe、Mo、Nb、Ni、Ta、Ti、V、W、またはこれらの金属を含む合金のような各種金属系材料、ポリオレフィン、ポリイミドのような有機系材料、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料、C、GaAs等、またはこれらの材料の複合材料等が挙げられる。
ワーク10の形状は、特に限定されず、平面視で長方形、正方形、円形、長円形等の形状をなす板状体とされるが、本実施形態では、平面視でほぼ正方形をなす板状をなしている。
チャンバー2は、内部の気密を保持し得る容器であり、内部を減圧(真空)状態にして使用されるため、内部と外部との圧力差に耐え得る耐圧性能を有するものとされる。
このようなチャンバー2を構成する材料には、例えば、アルミ、ステンレス鋼のような各種金属材料、アルミナのような各種セラミックス材料等を用いることができる。
チャンバー2の右方の側壁にはガス供給口22が、左方の側壁には排気口23がそれぞれ設けられている。そして、ガス供給口22にはガス供給部6が接続され、排気口23には排気ポンプ7が接続されている。
なお、本実施形態では、チャンバー2は、導電性の高い金属材料で構成されており、接地線21を介して電気的に接地されている。
チャンバー2内の底面には、第1の電極3が設けられている。
第1の電極3は、板状をなしており、また、チャンバー2と導通している。
また、第1の電極3は、ワーク10の処理領域(本実施形態では、ワーク10の処理面11)全体を包含するように配置されている。これにより、ワーク10全体の電界強度を均一にすることができるので、ワーク10全体にわたってムラなくプラズマ処理を施すことができる。
チャンバー2内の上面(天井面)から電気的に離間した(絶縁された)状態で、第2の電極4が設けられている。
第2の電極4は、板状をなしており、ワーク10を介して、第1の電極3と対向して設けられている。
この第2の電極4には、配線51を介して高周波電源52が接続されている。また、配線51の途中には、マッチングボックス(整合器)53が設けられている。これらの配線51、高周波電源52およびマッチングボックス53により、電源回路5が構成されている。
このような電源回路5によれば、第1の電極3は接地されているので、第1の電極3と第2の電極4との間に高周波電圧が印加される。これにより、第1の電極3と第2の電極4との間隙には、高い周波数で向きが反転する電界が誘起される。
高周波の周波数は、特に限定されないが、1kHz〜100MHz程度であるのが好ましく、10〜60MHz程度であるのがより好ましい。
また、高周波の出力密度は、特に限定されないが、0.01〜10W/cm程度であるのが好ましく、0.1〜2.5W/cm程度であるのがより好ましい。
ガス供給部6は、チャンバー2内に所定のガスを供給するものである。
図1に示すガス供給部6は、ガスを発生または収納するガス供給源61と、このガス供給源61とガス供給口22とを接続する配管62と、配管62の途中に設けられ、配管62を流れるガスの流量を調整する流量制御器63とを有している。
このガス供給部6によって供給されるガスは、高周波電圧(電界)の作用により、含まれるガス分子が電離してプラズマを生じるガスである。このようなガスとしては、例えば、キャリアガスと処理ガスとの混合ガス等が挙げられる。
このうち、キャリアガスとしては、例えば、Heガス、Arガスのような希ガスやHガスが挙げられる。
一方、処理ガスとしては、ワーク10に施すプラズマ処理の種類に応じて異なる。
具体的には、ワーク10に成膜処理を施す場合、処理ガスとしては、例えば、CHF、C、C、Cのようなフッ素系ガス、SiH、SiHCl、SiClのようなシラン系ガス、AlCl、WFのような金属のハロゲン化ガス等が挙げられる。
また、ワーク10にエッチング加工を施す場合、ワーク10を構成する材料に応じて処理ガスの種類が異なる。
具体的には、ワーク10の構成材料が前述のようなシリコン系材料、ガラス材料および金属系材料である場合、処理ガスとしては、例えば、CF、C、SF、Cl、BCl、CCl、SiCl、HBrのようなハロゲン系ガスを含むガス等が挙げられる。
一方、ワーク10の構成材料が前述のような有機系材料である場合、または、ワーク10にアッシング処理を施す場合、処理ガスとしては、例えば、Oのような酸素系ガスを含むガス等が挙げられる。
また、ワーク10の処理面11に親水化処理を施す場合、処理ガスとしては、例えば、O、HO等を含むガスを用いることができる。
また、ワーク10の処理面11に撥水化処理を施す場合、処理ガスとしては、例えば、前述のフッ素系ガスを含むガスを用いることができる。
排気ポンプ7は、チャンバー2内のガスを排気するものであり、例えば、油回転ポンプ、ターボ分子ポンプ等で構成される。このようにチャンバー2内のガスを排気して減圧することにより、ガスを容易にプラズマ化することができる。また、大気雰囲気との接触によるワーク10の汚染・酸化等を防止するとともに、プラズマ処理によって発生する反応生成物をチャンバー2内から効果的に除去することができる。
なお、チャンバー2内の圧力は、ガス供給部6の動作状況に応じて、適宜設定される。
具体的には、ガス供給部6が動作していないとき、すなわち、チャンバー2内にガスが供給されていないときには、チャンバー2内の圧力を1Pa以下に設定するのが好ましく、0.001〜0.3Pa程度に設定するのが好ましい。これにより、チャンバー2内を、実質的に残留ガスが存在しない状態とすることができ、残留ガスによるワーク10への影響を抑制することができる。なお、チャンバー2内の圧力が前記下限値を下回ってもよいが、より排気速度が大きく高価な排気ポンプ7を用いる必要がある。
ガス供給部6によってチャンバー2内に供給されたガスは、チャンバー2内に拡散する。
この状態で、第1の電極3と第2の電極4との間に高周波電圧を印加すると、ガス中の分子が電離してプラズマを生じる。そして、このプラズマの作用により、ワーク10に対して前述したような各種のプラズマ処理を施すことができる。
ところで、プラズマ処理装置1によってプラズマ処理を施されるワーク10は、一般に、その一部が製品または部品として使用され、残部(一般的には外周部)が、製品または部品の品質を問わない部位に用いられたり、廃棄物や再利用原料として処理される。
本実施形態にかかるワーク10は、その処理面11の縁部を前記残部に相当する領域(以下、「無効領域」とも言う。)とし、該縁部の内側を製品または部品として使用する領域(以下、「有効領域」とも言う。)としている。すなわち、ワーク10の処理面11は、図2(b)に示すように、内側の有効領域111と、その外側の無効領域112とに分けられているものとする。
なお、有効領域は、図2に示す領域に限定されない。
ここで、図3に示すような従来のプラズマ処理装置100では、ウェハ(ワーク)110を保持する静電チャック(静電吸着機構)125を備えたステージ(第1の電極)120を有している。なお、以下の説明では、図3の上側を「上」、下側を「下」と言う。
このステージ120は、その上面でウェハ110の下面全体を支持している。ここで、プラズマ処理の際にウェハ110とステージ120との間にわずかな間隙が生じた場合、この間隙には、容易に放電が生じてしまう。これは、2つの物体間の間隙が小さいほどわずかな電位差でも大きな電界強度となってしまうので、物体間の間隙が小さいほど放電が容易に起こるようになるためである。
ウェハ110とステージ120との間に放電が生じると、ウェハ110の放電が生じた部位に変質・劣化をもたらし、また、ステージ120や高周波電源150を含む電源回路にも不具合をもたらすことがある。特に、ウェハ110自体に反りがある場合、ウェハ110とステージ120との間に微小な間隙を生じ易いため、反りの部分において放電が顕著に起こるという問題が生じていた。
また、ウェハ110を保持する静電チャック125は、高価なものであり、かつ、ウェハ110の吸着保持と解除に比較的長時間を要する。このため、プラズマ処理装置100の高コスト化を招くとともに、プラズマ処理の処理効率低下を招いていた。
そこで、図1に示すプラズマ処理装置(本発明のプラズマ処理装置)1では、第1の電極3と第2の電極4との間に、ワーク10を第1の電極3から離間させた状態で支持する枠部材(トレイ)25を設けることとした。
この枠部材25は、図2に示すように、その上面251の内側の一部が下方に凹没してなる段差部252を備えており、この段差部252によって枠部材25の枠の内側に、ワーク10の縁部を挿入可能な凹部(載置部)253が形成されている。
また、この枠部材25は、枠体で囲まれた内側の中空領域である中空部254を備える。さらに、枠部材25を脚部26上に載置することより、ワーク10が第1の電極3の上方にほぼ水平に支持されている。
このようなプラズマ処理装置1では、図2(a)〜(c)に示すように、ワーク10の処理面11の反対側にある裏面12のうち、有効領域111に対応する領域121が中空部254を介して第1の電極3に臨むよう構成され、かつ、裏面12のうち、無効領域112に対応する領域122のほぼ全体を、段差部252によって支持するように、枠部材25が構成されている。そして、このようにワーク10を支持した状態の枠部材25が、脚部26により、第1の電極3の上方(第1の電極3と第2の電極4との間隙内)に保持されている。これにより、ワーク10が第1の電極3から離間するように保持されている。すなわち、枠部材25と脚部26とにより、ワーク10を前述のように支持する支持具を構成している。
なお、ワーク10の裏面12は処理面ではないので、裏面12には保護シートやフィルム、マスク材等でカバー(図示せず)すればよいが、そのままで差し支えなければカバーしなくてもよい。
ただし、裏面12の領域121は、製品または部品として使用される有効領域111と一体化したものであり、製品または部品によっては、この領域への放電も避けることが求められる。
このようなプラズマ処理装置1によれば、領域122と段差部252との間、または、ワーク10の側面13と段差部252との間で放電が生じる場合があったとしても、ワーク10の有効領域111に対応する部分または裏面の領域121に対応する部分では、ワーク10と第1の電極3との間に十分な離間距離が確保されたことにより、放電の発生が防止される。このため、ワーク10に変質・劣化が生じることなく、ワーク10の有効領域111に対応する部分に対して良好なプラズマ処理を確実に施すことができる。
また、プラズマ処理装置1によれば、たとえワーク10に反りがあったとしても、有効領域111に対応する部分または裏面の領域121に対応する部分に放電が生じるのを確実に防止することができる。したがって、反りが発生し易いワーク10に対しても、有効領域111に対応する部分における放電を防止しつつ良好なプラズマ処理を施すことができる。
かかる観点から、ワーク10の厚さは、0.01〜2mm程度であるのが好ましく、0.05〜1mm程度であるのがより好ましい。前記数値範囲のような厚さの薄いワーク10は、特に反り易い傾向にあるが、このようなワーク10をプラズマ処理する際に、プラズマ処理装置1による効果がより効果的に発揮される。
また、前述したように、枠部材25の段差部252が、ワーク10の領域122のほぼ全体を支持しているので、厚さが薄く、機械的強度に比較的乏しいワーク10をも、枠部材25によって確実に支持し、プラズマ処理を施すことができる。
ところで、プラズマ処理装置1では、枠部材25と脚部26とにより、ワーク10を第1の電極3から離間させた状態で支持する支持具が構成されている。すなわち、かかる支持具を用いることにより、ワーク10に直接触れることなく、枠部材25を介してワーク10を移動可能にする。このため、枠部材25以外の物体や作業者がワーク10に直接接触することによってワーク10が汚染または破壊されるのを防止しつつ、ワーク10を容易に移動することができる。これにより、ワークを搬送する搬送機構(図示せず)によるワーク10の自動搬送が容易となる。
また、枠部材25は、凹部253を有しており、この凹部253にワーク10を挿入することによって、ワーク10を確実に保持することができる。このため、前記搬送機構によりワーク10を自動搬送する場合、枠部材25に振動が加わっても、ワーク10が枠部材25から脱落し難くなる。これにより、より高速でのワーク10の搬送が可能となる。
なお、凹部253は、ワーク10の厚さ方向の一部を収納可能であればよく、この場合でも、上記とほぼ同様の効果が得られる。
また、凹部253にワーク10を収納して保持すると、枠部材25に対するワーク10の保持位置が常に一定となる。このため、前記搬送機構によりワーク10を自動搬送する場合、枠部材25の位置決めを行えば、必然的に、ワーク10の位置決めを行うことができる。これにより、搬送機構の制御が容易になるとともに、ワーク10の位置決めの精度を高めることができる。
さらに、枠部材25は、脚部26の一部に係止する係止手段を備えているのが好ましい。これにより、枠部材25と脚部26との位置決めをより容易かつ高い位置精度で行うことができ、ワーク10の位置決めの精度も高めることができる。
かかる係止手段としては、例えば、枠部材25の下面に設けられ、脚部26の凹部に係合する凸部等が挙げられる。
なお、枠部材25は、例えば、四辺のうちの1辺が欠損した平面視で四角形をなす枠体や、円周の一部が欠損した平面視で円環をなす枠体のような開いた枠体で構成されていてもよいが、図2に示すように、枠体(閉じた枠体)で構成されているのが好ましい。これにより、ワーク10をより確実に保持することができる。
また、枠部材25は、ワーク10の外形に応じて格子状やクシ歯状、パンチ穴形状、ハニカム状の枠構造としてもよい。これにより、複数枚のワーク10を同時に処理することができる。
また、枠部材25は、プラズマ処理を施されるワーク10の裏面12の領域122以外の領域で支持しても、製品または部品として使用する有効領域111に対応する部分または裏面の領域121に対応する部分に放電が生じなければ、支持してもよい。これにより、大型の反りやすいワークに対しても、確実に支持することができる。
また、枠部材25が、脚部26によって第1の電極3から離間させた状態に支持されていることにより、ワーク10と第1の電極3との離間距離をより大きくとることができ、かつ、枠部材25の薄型化を図ることができる。すなわち、脚部26を用いることにより、枠部材25を薄くしても、ワーク10と第1の電極3との離間距離を大きくすることができる。この枠部材25の軽量化により、例えば、搬送機構による枠部材25の搬送が容易となる。
なお、脚部26は、その高さ(厚さ)を変えることができ、この高さを変えることにより、枠部材25と第1の電極3との離間距離を調整する機能を有しているのが好ましい。これにより、ワーク10と第1の電極3との離間距離を任意の距離に調整し、プラズマ処理の条件・目的に応じてワーク10を最適な位置に配置することができる。
このような枠部材25は、第1の電極3と絶縁されていてもよいが、本実施形態では、第1の電極3と導通している。これにより、枠部材25が接地電位となるため、枠部材25が帯電し難くなる。このため、枠部材25によって、ワーク10と第2の電極4との間に存在するプラズマの挙動が影響を受けるのを防止することができる。その結果、ワーク10に対してより均一かつ良好なプラズマ処理を施すことができる。
また、枠部材25を構成する材料としては、例えば、鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、チタン、モリブデンのような各種金属系材料、アルミナ、ジルコニアのような各種セラミックス材料、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのような各種ガラス材料、またはこれらの複合材料等が挙げられる。
このうち、枠部材25を構成する材料は、導電性材料であるのが好ましい。さらに金属系材料であるのがより好ましい。枠部材25を構成する材料が導電性材料であれば、枠部材25の導電性を高めることができる。これにより、ワーク10と枠部材25との導通を図り、これらの間の電位差を抑制することができるので、これらの間で生じる放電を抑制することができる。
また、この導電性材料が金属系材料であれば、機械的強度も強いので、枠部材25の枠を小さく構成することができ、枠部材25の軽量化にも寄与できる。
さらに、金属系材料は、一般にプラズマに対する耐久性を持つものが多く、長期間の使用に耐えるものである。
また、ワーク10は、第1の電極3から離間した状態で保持されているが、ワーク10と第1の電極3との離間距離は、チャンバー2内の圧力や各電極3、4間に印加された高周波電圧に応じて設定するのが好ましい。具体的には、前記離間距離は、10〜100mm程度であるのが好ましく、30〜60mm程度であるのがより好ましい。ワーク10と第1の電極3との離間距離を前記範囲内とすることにより、ワーク10と第1の電極3との間における放電を確実に防止することができる。なお、ワーク10と第1の電極3との離間距離を前記上限値より大きくしてもよいが、ワーク10と第1の電極3との間の放電を防止する効果のそれ以上の増大は期待できず、また、装置の不必要な大型化を招くことにもなる。
なお、本実施形態では、チャンバー2内のガスを排気ポンプ7により排気することにより、減圧雰囲気下でプラズマ処理を行っている。これにより、大気雰囲気との接触によるワーク10の汚染・酸化等を防止するとともに、プラズマ処理による反応生成物をチャンバー2内から効果的に除去することができる。
次に、プラズマ処理装置1の作用(動作)、すなわち本発明のプラズマ処理方法を説明する。
ワーク10にプラズマ処理を施す際は、まず、図2に示すように、枠部材25の凹部253にワーク10を収納した状態で、枠部材25をチャンバー2内の脚部26上に載置する。これにより、図1に示すように、脚部26により枠部材25を支持する。
次に、チャンバー2を封止状態とした後、排気ポンプ7の作動により、チャンバー2内を減圧状態とする。
次に、ガス供給部6を作動させ、チャンバー2内に所定のガスを供給する。供給されたガスは、チャンバー2内に充填される。
一方、電源回路5を作動させ、一対の電極3、4間に高周波電圧を印加する。これにより、一対の電極3、4間に存在するガスの分子が電離し、プラズマが発生する。
発生したプラズマ中の荷電粒子やラジカルは、ワーク10の処理面11に接触・作用し、処理面11にプラズマ処理が施される。
各種プラズマ処理のうち、例えば、成膜処理および撥水化処理は、処理ガス中の成分が処理面11に付着・堆積して成膜されることによって行われる。また、エッチング加工およびアッシング処理は、プラズマ中の荷電粒子やラジカルが、ワーク10を構成する材料と反応し、この反応生成物がワーク10から脱離することによって行われる。さらに、親水化処理は、プラズマ中の荷電粒子やラジカルが処理面11を改質することによって行われる。
この際、ワーク10の有効領域111に対応する部分において、意図しない放電の発生を確実に防止することができるので、この部分に対して良好なプラズマ処理を確実に施すことができる。
また、枠部材25を介してワーク10を搬送することができるので、枠部材25以外の物体がワーク10に接触することによるワーク10の汚染または破壊を防止することができる。
以上、本発明のプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、プラズマ処理装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成と置換することができ、または、任意の構成のものを付加することもできる。
本発明のプラズマ処理装置の実施形態を模式的に示す縦断面図である。 図1に示すプラズマ処理装置の一部を拡大して示す部分拡大図(斜視図および縦断面図)である。 従来のプラズマ処理装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
1……プラズマ処理装置 2……チャンバー 21……接地線 22……ガス供給口 23……排気口 25……枠部材 251……上面 252……段差部 253……凹部 254……中空部 26……脚部 3……第1の電極 4……第2の電極 5……電源回路 51……配線 52……高周波電源 53……マッチングボックス 6……ガス供給部 61……ガス供給源 62……配管 63……流量制御器 7……排気ポンプ 10……ワーク 11……処理面 111……有効領域 112……無効領域 121、122……領域 12……裏面 13……側面 100……プラズマ処理装置 110……ウェハ(ワーク) 120……ステージ(第1の電極) 125……静電チャック 130……プラズマ発生用電極(第2の電極) 140……ガス供給機構 150……高周波電源 160……チャンバー

Claims (8)

  1. 金属板とその一方の面を覆うカバーとで構成されたワークであって、縁部とその内側の内側部分とを有する板状のワークのうち、前記金属板の他方の面側に対して、プラズマの作用によりプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    第1の電極と、
    前記ワークを介して、前記第1の電極と対向して設けられた第2の電極と、
    前記第2の電極と前記ワークとの間隙にガスを供給するガス供給手段と、
    前記間隙に供給されたガスをプラズマ化するように、前記第1の電極を接地し、前記第2の電極に高周波電圧を印加する電源を備えた電源回路とを有し、
    前記高周波電圧の周波数は、1kHz〜100MHzであり、かつ、前記高周波電圧の出力密度は、0.01〜10W/cmであり、
    前記ワークを挿入可能な凹部を備え、前記他方の面が前記第2の電極側を向くように該凹部に前記ワークを挿入した状態で前記ワークの前記縁部の少なくとも一部を支持するとともに、前記第1の電極から取り外し可能に設置された枠部材と、前記ワークと前記第1の電極との離間距離が10〜100mmとなるように、前記枠部材を前記第1の電極から離間させた状態で支持する脚部とを備え、前記第1の電極と導通している支持具を有することを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記枠部材は、前記ワークの前記縁部のうち、前記第1の電極側の部分のほぼ全体を支持する請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記枠部材は、金属系材料で構成されている請求項1または2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記脚部は、前記枠部材と前記第1の電極との離間距離を調整する機能を有する請求項1ないし3のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記ワークの厚さは、0.01〜2mmである請求項1ないし4のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第1の電極が、前記処理領域を包含するように配置されている請求項1ないし5のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記ワーク、前記第1の電極および前記第2の電極を収納するチャンバーと、該チャンバー内のガスを排気する排気手段とを有する請求項1ないし6のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のプラズマ処理装置を用いて、前記処理領域にプラズマ処理を施すプラズマ処理方法であって、
    前記支持具を用いて、前記各電極間に前記ワークを支持するとともに、
    前記ガス供給手段により、前記第2の電極と前記ワークとの間隙にガスを供給しつつ、前記電源回路により前記各電極間に高周波電圧を印加して前記ガスをプラズマ化し、これにより発生したプラズマによって、前記処理領域にプラズマ処理を施すことを特徴とするプラズマ処理方法。
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