JP4622909B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、リレー、特にラッチング型のリモコンリレーに関する。
従来、比較的大きな負荷を開閉するための主接点部と、信号電流を開閉するための補助接点部とを設けたリレーが知られている。このようなリレーにおいて、補助接点部は主接点部の開閉と連動して開閉することで、主接点部の開閉の状態を検知するようになっている。この補助接点部の接点として双子型接点を用いたものがあり、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1記載のリレーは、可動接点を設けた可動接点ばねが電磁石装置のアマチュアに駆動され、該可動接点が固定接点に接離することで接点の開閉を行うものであって、該可動接点ばねの可動接点を設ける側が2片に分離されて各片に可動接点を設けて成る双子型接点を有する。このように可動接点を2片に分離することで、一方の接点が接触不良になっても他方の接点が正常に接触するため、補助接点部の接触信頼性を向上している。
特開昭62−223929号公報
しかしながら、上記のようなリレーでは、主接点部の開閉に伴うアーク熱によって接点が活性化することで生じる粉末が補助接点部に飛来し、この粉末が固定接点又は可動接点の表面に付着してしまった場合に、固定接点と可動接点との接触が不十分となり補助接点部の接触信頼性が低下するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、補助接点部における接触信頼性を高めることのできるリレーを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、コイルを巻装した鉄心及びこの鉄心と磁気的結合を図るヨークからなる電磁石部と、コイルの励磁及び非励磁により駆動される可動枠と、電磁石部の片側に設けられて可動枠の動きに応じて負荷を開閉する主接点部と、電磁石部の他方側に設けられて主接点部の開閉と連動して同時に開閉する補助接点部とを備えたリレーであって、補助接点部は、固定接点が設けられた補助接点板と、2片の一端が連結され且つ各片の他端に固定接点と対向して固定接点と接離する可動接点がそれぞれ設けられた補助接点ばねとから成り、補助接点ばねは、可動接点の部位が櫛歯状に形成され、補助接点部は、補助接点ばね及び補助接点板を1組として2組設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コイルを巻装した鉄心及びこの鉄心と磁気的結合を図るヨークからなる電磁石部と、コイルの励磁及び非励磁により駆動される可動枠と、電磁石部の片側に設けられて可動枠の動きに応じて負荷を開閉する主接点部と、電磁石部の他方側に設けられて主接点部の開閉と連動して同時に開閉する補助接点部とを備えたリレーであって、補助接点部は、固定接点が設けられた補助接点板と、2片の一端が連結され且つ各片の他端に固定接点と対向して固定接点と接離する可動接点がそれぞれ設けられた補助接点ばねとから成り、補助接点ばねは、可動接点の部位が櫛歯状に形成されたので、可動接点又は固定接点の一部に異物が付着する等しても、付着していない部位において正常に開閉できるために、補助接点部の接触信頼性を向上することができる。また、補助接点部は、補助接点ばね及び補助接点板を1組として2組設けられたので、一方の組に異物が付着する等して使用できない場合にも、他方の組が正常に開閉できるために、補助接点部の動作信頼性を高めることができる
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の説明では、ベース7の短手方向において、図1(a)における手前側を左方向、奥側を右方向とし、ベース7の長手方向において、図1(a)における手前側を後方向、奥側を前方向とし、図1(a)における上下を上下方向と定める。
本実施形態のリレーは、図1(a)に示すように、コイル13を巻装した鉄心10及びこの鉄心10と磁気的結合を図るヨーク11からなる電磁石部1と、コイル13の励磁及び非励磁により駆動される可動枠2と、可動枠2の動きに応じて負荷を開閉する主接点部3と、主接点部3の開閉と連動して同時に開閉する補助接点部4とを備え、電磁石部1は絶縁材から成るベース7の上面中央に配置される。また、ベース7の上面には、一定の間隔を空けて上方へと突出した2つの絶縁壁70、71が設けられており、左側の絶縁壁70の外側に主接点部3が配置され、右側の絶縁壁71上に補助接点部4が配設される。
主接点部3は、略矩形状の主接点ばね30と、略矩形状の主接点板31とから成り、何れも導電性材料で形成される。主接点ばね30は、その基部が導電性の端子板(図示せず)に固着されて、該端子板の下端部をベース7上面に設けられた挿通孔(図示せず)に挿通することでベース7に配置される。また、主接点板31も、その下端部をベース7上面に設けられた挿通孔に挿通することでベース7に配置される。主接点ばね30の先端部には可動接点30aが固着され、主接点板31の上端部には、該可動接点30aと対向する固定接点31aが固着されている。
補助接点部4は、図1(b)に示すように、略矩形状の補助接点板41と、略矩形状の2片の左端部を連結した略コ字状の補助接点ばね40とから成り、何れも導電性材料で形成される。補助接点板41の上端部には固定接点41aが固着され、補助接点ばね40の各片の右端部には、固定接点41aと対向する可動接点40aがそれぞれ固着されている。可動接点40aは、何れも複数のスリットを設けた櫛歯状に形成されている。
補助接点ばね40の左端部には、導電性の補助端子板40bの上端部がかしめ固定され、該補助端子板40bの下端部を右側の絶縁壁71上面に設けられた挿通孔に挿通することでベース7に配置される。また、補助接点板41も、その下端部を右側の絶縁壁71上面に設けられた挿通孔に挿通することでベース7に配置される。尚、補助接点ばね40は、可動接点40aが補助接点板41の固定接点41aと接触する方向に付勢されている。
電磁石部1のヨーク11は、前端部が上方へと折曲された略L字状に形成され、その後端の左右両端部には略矩形状の磁極片12が夫々対向して立設されている。ヨーク11には、コイル13を外周に巻装したコイル枠16が取り付けられ、該コイル枠16の内部に鉄心10を挿通し、その前端がヨーク11の上方へと折曲した片に固定される。鉄心10の後端部はコイル枠16から露出し、その左右両側面を磁極面10aとして、磁極面10aが磁極片12の間に挟まれて一対の空隙が形成されている。
コイル枠16の前端部は厚肉に形成された鍔部14となっており、この鍔部14にコイル13の端末と接続される3つのコイル端子15a〜15cが上端及び下端を突出した状態で埋設されている。コイル端子15cは共通端子で、他は主接点部3をオンするセット端子15aと、主接点部3をオフするリセット端子15bである。また、鍔部14の上面には突台14aが上方へと突設されておりこの突台14aの略中央には、略円柱形状の回転軸14bが上方へと突設されている。
可動枠2は、絶縁性材料から成り、前端部が丸味を帯びた略L字状に形成されて前端部には軸穴20が穿設されている。この軸穴20に突台14aの回転軸14bが挿通して軸支され、可動枠2が回動自在となっている。また、下方に折曲された可動枠2の後端部には、永久磁石(図示せず)を挟持した2枚のアマチュア25が取り付けられている。
可動枠2の左側面の長手方向における略中央には、左方へと突出する腕部21が設けられており、該腕部21から下方にはスリット22aが形成された挟持部22が設けられている。この挟持部22のスリット22aに主接点ばね30が配置される。さらに、腕部21は、下方へと略矩形状の隔壁23が一体に形成され、該隔壁23によって主接点ばね30とコイル13との間の絶縁距離を確保している。また、可動枠2の右側面の長手方向における略中央には、右方へと突出する突部24が形成されている。
上記各部材を配設したベース7には、箱状で下面を開口した絶縁材から成るカバー8が覆設されるものであり、可動枠2が電磁石部1の上に配設される。ここで、主接点部3の主接点ばね30は、可動枠2の挟持部22のスリット22aに収められ、突部24は補助接点ばね40と対向して配置される。また、鉄心10の磁極面10aと磁極片12との間に形成された一対の空隙の間にそれぞれアマチュア25が配置される。
以下、本実施形態のリレーの動作説明をする。コイル10が非励磁の場合、右側のアマチュア25が右側の磁極片12に、左側のアマチュア25が磁極面10aにそれぞれ永久磁石によって吸引されるので、可動枠2が反時計方向に回動した状態となる。したがってスリット22aに配置された主接点ばね30が挟持部22によって反時計方向に付勢されるために主接点部3がオフ状態となる。同時に、突部24が補助接点ばね40を反時計方向に押すために補助接点部4もオフ状態となる。
セット端子15a及び共通端子15cに電圧を印加すると、コイル13が励磁され、右側のアマチュア25が磁極面10aに、左側のアマチュア25が左側の磁極片12にそれぞれ吸引されるために可動枠2が時計方向に回動する。すると、スリット22aに配置された主接点ばね30が挟持部22によって時計方向に付勢され、主接点ばね30の可動接点30aと主接点板31の固定接点31aとが接触してオン状態となる。同時に、突部24が補助接点ばね40から離れるため、補助接点ばね40の付勢力によって補助接点ばね40の可動接点40aと補助接点板41の固定接点41aとが接触してオン状態となる。ここで、リセット端子15b及び共通端子15cに電圧を印加すれば、コイル13が非励磁となるので主接点部3及び補助接点部4は何れもオフ状態となる。
上述のように、補助接点ばね40の可動接点40aを複数のスリットを設けた櫛歯状に形成したので、主接点部3から飛来する粉末等の異物が可動接点40a又は固定接点41aの表面に付着した場合に、仮に接点の一部が異物によって接触不良となっても、可動接点40aの残りの櫛歯で固定接点41aと接触できるため、補助接点部4の接触信頼性を高めることができる。
ところで、図2に示すように、補助接点ばね40の可動接点40aにおいて、一方の可動接点40aが他方の可動接点40aを囲むように略L字状に形成してもよい。このように構成することで、他方の可動接点40aに異物が付着する等して接触不良となった場合にも、略L字状の可動接点40aによって接触面積を大きくとれるため、補助接点部4の接触信頼性を高めることができる。
また、図3に示すように、補助接点部4を補助接点ばね40及び補助接点板41を1組として2組で構成してもよい。このように構成することで、一方の組が故障等で接触不良となった場合にも、他方の組で接触を確保できるために、補助接点部の接触信頼性を高めることができる。
本発明の実施形態のリレーを示す図で、(a)は分解斜視図で、(b)は補助接点ばねを示す図である。 同上の補助接点ばねの別の形態を示す図である。 同上の補助接点ばね及び補助接点板を1組として2組設けた場合を示す図である。
符号の説明
1 電磁石部
10 鉄心
11 ヨーク
13 コイル
2 可動枠
3 主接点部
4 補助接点部
40 補助接点ばね
40a 可動接点
41 補助接点板
41a 固定接点

Claims (1)

  1. コイルを巻装した鉄心及びこの鉄心と磁気的結合を図るヨークからなる電磁石部と、コイルの励磁及び非励磁により駆動される可動枠と、電磁石部の片側に設けられて可動枠の動きに応じて負荷を開閉する主接点部と、電磁石部の他方側に設けられて主接点部の開閉と連動して同時に開閉する補助接点部とを備えたリレーであって、補助接点部は、固定接点が設けられた補助接点板と、2片の一端が連結され且つ各片の他端に固定接点と対向して固定接点と接離する可動接点がそれぞれ設けられた補助接点ばねとから成り、補助接点ばねは、可動接点の部位が櫛歯状に形成され、補助接点部は、補助接点ばね及び補助接点板を1組として2組設けられたことを特徴とするリレー
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5591041U (ja) * 1978-12-19 1980-06-24
JPS6244927A (ja) * 1985-08-23 1987-02-26 松下電工株式会社 接点開閉装置
JPH02114423A (ja) * 1988-10-24 1990-04-26 Matsushita Electric Works Ltd リモートコントロールリレー
JPH05225881A (ja) * 1991-11-29 1993-09-03 Nec Corp 電磁継電器

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