JP4621612B2 - インバータ装置およびマイクロコンピュータ - Google Patents
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Description
検出した電流に基づいて少なくとも第1および第2のモータを駆動するインバータ装置において、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成手段と、
前記第1、第2の搬送波に基づいてそれぞれ第1、第2のPWM信号を出力する第1、第2のPWM信号出力手段と、
スイッチング手段を用いたブリッジ回路として構成され、前記第1、第2のPWM信号に従ってそれぞれ前記第1、第2のモータに通電する第1、第2の通電手段と、
これら第1、第2の通電手段の対応するアームごとに共通に設けられ、当該アームに流れる電流を、前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された電流を、その検出に用いた前記基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配手段とを備えている。
請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置において用いられ、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成回路と、
前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出された電流を、その検出に用いた基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配回路とを内蔵したことを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、2台の3相永久磁石モータを駆動制御するインバータ装置21の全体構成図で、図10と同一構成部分には同一符号を付している。通電回路2x、2y(第1、第2の通電手段に相当)は、それぞれスイッチング手段例えばIGBTQxup〜Qxwn、Qyup〜Qywnが3相アームブリッジの形態に接続された構成を備えている。各IGBTQxup〜Qxwn、Qyup〜Qywnには、それぞれ図示極性の還流ダイオードが並列に接続されている。通電回路2x、2yのU相、V相、W相アームの出力端子には、それぞれ第1のモータ1x、第2のモータ1yの3相巻線が接続されるようになっている。
Vy=(R1+R2)/R1・(R1・(Vz−Vx)/(R1+R2)+Vx)
=Vz−R2/R1・Vx
次に、本発明の第2の実施形態について図5ないし図7を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は図1に示す構成とほぼ同じであるが、搬送波SxとSyとの関係および分配回路33の機能が異なっている。すなわち、図5の波形図に示すように、搬送波形成回路34は、第1の搬送波Sxと、この搬送波Sxの2倍(n=2)の周期を有し且つ三角波の増加から減少に転じる頂点が搬送波Sx(三角波)の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる搬送波Syとを出力する。また、分配回路33は、A/D変換回路32から出力された電流データIxu、Ixv、Ixwを補正する機能を備えている。
次に、本発明の第3の実施形態について図8および図9を参照しながら説明する。
本実施形態は、3台のモータを駆動制御するインバータ装置である。構成は、図1に示した2台の構成をそのまま3台の構成に拡張したものである。すなわち、3台のモータ1x、1y、1zに対しそれぞれ通電回路とゲートドライブ回路を備えており、3つの通電回路で共通化された1つの電流検出回路と1つのマイコンとを備えている。電流検出回路は、U相、V相、W相の各アームごとに、シャント抵抗、電流増幅回路の差動増幅回路およびA/D変換回路を共通化している。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
4台以上のモータを駆動する場合にも適用可能である。
モータ1x、1y、1zは例えば磁石モータであるが、それに限らず他の種類のモータにも広く適用できる。
搬送波Sx、Sy、Szは三角波に限らず例えばのこぎり波であってもよい。
本発明は、洗濯機のドラムモータとファンモータとを駆動するインバータ装置などに好適である。
Claims (5)
- 検出した電流に基づいて少なくとも第1および第2のモータを駆動するインバータ装置において、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成手段と、
前記第1、第2の搬送波に基づいてそれぞれ第1、第2のPWM信号を出力する第1、第2のPWM信号出力手段と、
スイッチング手段を用いたブリッジ回路として構成され、前記第1、第2のPWM信号に従ってそれぞれ前記第1、第2のモータに通電する第1、第2の通電手段と、
これら第1、第2の通電手段の対応するアームごとに共通に設けられ、当該アームに流れる電流を、前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された電流を、その検出に用いた前記基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配手段とを備えていることを特徴とするインバータ装置。 - 前記分配手段は、前記電流検出手段により検出された第1の電流を前記第2のPWM信号に応じて補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記分配手段は、前記第1の電流が検出された基準タイミングにおいて、前記第2のPWM信号が当該アームの電流検出側スイッチング手段のオン指令となっている場合、前記電流検出手段により検出された第1の電流から直前に得られた第2の電流を減算する補正を行うことを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
- 前記分配手段は、前記第1の電流が検出された基準タイミングにおいて、前記第2のPWM信号が当該アームの全スイッチング手段のオフ指令となっている場合、直前に得られた第2の電流の向きに応じて前記第2の電流を減算する補正を行うことを特徴とする請求項3記載のインバータ装置。
- 請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置において用いられ、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成回路と、
前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出された電流を、その検出に用いた基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配回路とを内蔵したことを特徴とするマイクロコンピュータ。
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