JP4621612B2 - インバータ装置およびマイクロコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明は、電流検出をしながら複数のモータを駆動するインバータ装置および当該インバータ装置に搭載されるマイクロコンピュータに関する。
近年、家電機器や産業機器には高効率のモータ例えば永久磁石モータが広く採用されている。そして、この永久磁石モータの駆動には、ベクトル制御を行うインバータ装置が用いられている。このインバータ装置には、ベクトル制御に必要な電流検出回路が設けられており、演算器としてA/D変換機能やPWM信号形成機能を内蔵したマイクロコンピュータ(マイコン)が搭載されている。下記特許文献1には、永久磁石モータをベクトル制御するインバータ装置が開示されている。
特開2003−181187号公報
家電機器や産業機器では、更なる省エネや静音化を目指して、機器内の複数のモータを高効率に駆動できるようにベクトル制御などの近代化制御を搭載したインバータ装置が採用されつつある。
図10は、2台の3相永久磁石モータを駆動制御するインバータ装置の全体構成を示している。3相モータ1x、1yは、それぞれ3相アームブリッジにより構成された通電回路2x、2yにより駆動される。通電回路2x、2yには、共通に設けられた直流電源3から電源線4、5を通して直流電圧が供給されている。通電回路2xの各アームの負側と電源線5との間にはシャント抵抗6x、7x、8xが接続されており、通電回路2yの各アームの負側と電源線5との間にはシャント抵抗6y、7y、8yが接続されている。
シャント抵抗6x、7x、8xの端子間電圧、シャント抵抗6y、7y、8yの端子間電圧は、それぞれ電流増幅回路9x、9yを介してマイコン10の各A/D入力端子に入力されている。マイコン10には、電流増幅回路9x、9yからの入力に対応して、ハードウェアとして構築された各2組のA/D変換回路11x、11y、搬送波形成回路12x、12yおよびPWM回路13x、13y、並びにソフトウェアとして構築された各2組の電流制御処理部14x、14y、位置推定処理部15x、15y、回転速度制御処理部16x、16yおよび電圧形成処理部17x、17yを備えている。ゲートドライブ回路18x、18yは、マイコン10から出力されたPWM信号に基づいて通電回路2x、2yを駆動する。
この構成は、モータ1x、1yごとに別個独立のインバータ装置を用いる構成に比べ、直流電源3とマイコン10のパッケージとを共通化できる。しかし、その他の部分はモータ1x、1yごとにそれぞれ別個独立した構成を必要とする。2台のモータ駆動に限らず一般に複数のモータを駆動するインバータ装置を構成するにあたり、部品の共通化によるコスト低減や小型化が要望されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数のモータを駆動するインバータ装置の電流検出機能に関する部品を共通化することにより、コスト低減および小型化を実現できるインバータ装置およびこのインバータ装置に好適なマイクロコンピュータを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載のインバータ装置は、
検出した電流に基づいて少なくとも第1および第2のモータを駆動するインバータ装置において、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成手段と、
前記第1、第2の搬送波に基づいてそれぞれ第1、第2のPWM信号を出力する第1、第2のPWM信号出力手段と、
スイッチング手段を用いたブリッジ回路として構成され、前記第1、第2のPWM信号に従ってそれぞれ前記第1、第2のモータに通電する第1、第2の通電手段と、
これら第1、第2の通電手段の対応するアームごとに共通に設けられ、当該アームに流れる電流を、前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された電流を、その検出に用いた前記基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配手段とを備えている。
この構成によれば、搬送波の増加から減少に転じる各頂点が電流のサンプルタイミング(検出の基準タイミング)となり、第1の搬送波と第2の搬送波との特別な関連付けにより、第1の電流と第2の電流のサンプルタイミングが重なることがない。従って、第1、第2の通電手段の対応するアームごとに電流検出手段を共通に設けることができる。
また、請求項5記載のマイクロコンピュータは、
請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置において用いられ、
第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成回路と、
前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出された電流を、その検出に用いた基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配回路とを内蔵したことを特徴とする。
この構成によれば、マイクロコンピュータの機能として、上述した第1の搬送波と第2の搬送波との関連付けおよび基準タイミングに基づく電流データの分配を自動的に行うことができる。
本発明のインバータ装置によれば、複数のモータを駆動制御するインバータ装置の電流検出手段を共通化できるので、インバータ装置のコストを低減でき小型化が図られる。また、本発明のマイクロコンピュータによれば、複数のモータを駆動制御するインバータ装置を簡単に構成できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、2台の3相永久磁石モータを駆動制御するインバータ装置21の全体構成図で、図10と同一構成部分には同一符号を付している。通電回路2x、2y(第1、第2の通電手段に相当)は、それぞれスイッチング手段例えばIGBTQxup〜Qxwn、Qyup〜Qywnが3相アームブリッジの形態に接続された構成を備えている。各IGBTQxup〜Qxwn、Qyup〜Qywnには、それぞれ図示極性の還流ダイオードが並列に接続されている。通電回路2x、2yのU相、V相、W相アームの出力端子には、それぞれ第1のモータ1x、第2のモータ1yの3相巻線が接続されるようになっている。
通電回路2x、2yには、交流電源を整流し平滑する直流電源3から電源線4、5を通して直流電圧が供給されている。通電回路2x、2yの各相アーム正側(上側)は、正側の電源線4に接続されている。通電回路2xのU相アーム負側(下側)と通電回路2yのU相アーム負側は、ともにシャント抵抗22の一端および電流増幅回路25の入力端子に接続されている。同様に、通電回路2xのV相アーム負側と通電回路2yのV相アーム負側は、ともにシャント抵抗23の一端および電流増幅回路25の入力端子に接続されており、通電回路2xのW相アーム負側と通電回路2yのW相アーム負側は、ともにシャント抵抗24の一端および電流増幅回路25の入力端子に接続されている。シャント抵抗22、23、24の他端は、ともに負側の電源線5に接続されている。
図2は、電流増幅回路25のうちU相の差動増幅回路の構成を示している。電流増幅回路25の入力端子25up、25unは、それぞれ抵抗27、29を介してオペアンプ26の非反転入力端子、反転入力端子に接続されている。オペアンプ26の非反転入力端子には、抵抗28を介して基準電圧Vzが与えられており、オペアンプ26の反転入力端子と出力端子との間には抵抗30が接続されている。V相、W相の回路構成も同様である。
抵抗27、29の抵抗値をR1、抵抗28、30の抵抗値をR2、入力端子25up、25un間の電圧をVxとすると、出力電圧Vyは、以下に示すように基準電圧Vzを基準としてR2/R1倍に増幅された電圧となる。
Vy=(R1+R2)/R1・(R1・(Vz−Vx)/(R1+R2)+Vx)
=Vz−R2/R1・Vx
さて、マイクロコンピュータ(マイコン)31は、ハードウェアとして構築されたA/D変換回路32、分配回路33、搬送波形成回路34およびPWM回路13x、13y、並びにソフトウェアとして構築された各2組の電流制御処理部14x、14y、位置推定処理部15x、15y、回転速度制御処理部16x、16yおよび電圧形成処理部17x、17yを備えた半導体集積回路装置(IC)である。ソフトウェアとして構築された処理部は、CPUがROM、EEPROMなどのメモリに記憶されている処理プログラムを読み出して実行することにより実現されている。図1には示されていないが、マイコン31は、RAM、タイマ、I/Oポート、シリアル通信ユニットなども備えている。
図3は、図1に示すマイコン31のハードウェア部分を詳細に示している。搬送波形成回路34(搬送波形成手段に相当)は、互いに関連付けられた三角波の第1、第2の搬送波Sx、Syを生成し、それらをそれぞれPWM回路13x、13yに対し出力するようになっている。第2の搬送波Syは、第1の搬送波Sxのn倍(nは自然数)の周期を有し、三角波の増加から減少に転じる頂点が第1の搬送波Sxの減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなっている。
搬送波形成回路34は、第1の搬送波Sxの周期を設定するためのレジスタ34aと、第1の搬送波Sxに対する第2の搬送波Syの周期の比率を設定するためのレジスタ34bを備えている。レジスタ34bに比率1を設定すると、搬送波形成回路34は図4に示す搬送波Sx、Syを生成し、レジスタ34bに比率2を設定すると、搬送波形成回路34は図5(第2の実施形態)に示す搬送波Sx、Syを生成する。
また、搬送波形成回路34は、搬送波Sx、Syの各三角波の増加から減少に転じる頂点で、それぞれパルス状のA/Dタイミング信号Dxuad、DyuadをA/D変換回路32と分配回路33に対し出力するようになっている。A/D変換回路32は、複数チャンネルを有しており、A/Dタイミング信号Dxuad、Dyuadに同期してU相についてA/D変換を実行し、その変換結果である電流データIxu、Iyuを分配回路33に出力する。同時に、V相、W相についてもA/D変換を実行し、V相の電流データIxv、IyvおよびW相の電流データIxw、Iywを分配回路33に出力する。上述したシャント抵抗22、23、24、電流増幅回路25およびA/D変換回路32により、通電回路2xと2yとで共通化された電流検出回路35(電流検出手段に相当)が構成されている。この電流検出回路35の共通化は、U相、V相、W相の各アームごとに行われている。
分配回路33(分配手段に相当)は、A/Dタイミング信号Dxuad、Dyuadに基づいてA/D変換回路32から出力された電流データIxu、Ixv、Ixw、Iyu、Iyv、Iywを、モータ1xに係る第1の電流データIxu、Ixv、Ixwとモータ1yに係る第2の電流データIyu、Iyv、Iywとに分配する。そして、内部レジスタにこれらモータ1xのU相、V相、W相の電流データIxu、Ixv、Ixwおよびモータ1yのU相、V相、W相の電流データIyu、Iyv、Iywを格納する。
この際、モータ1xの電流データIxu、Ixv、Ixwには、それぞれPWM回路13yの通電信号DyupとDyun、DyvpとDyvn、DywpとDywnが反映される。例えばU相の電流データIxuが16ビットの場合、その下位12ビットには分配されたU相のA/D変換データが入り、上位2ビットにはモータ1yのU相の通電信号DyupとDyunが入る。残る2ビットは未使用となる。V相、W相も同様である。この上位2ビットに格納された通電信号は、後述する第2、第3の実施形態のように比率設定が2以上の場合における補正処理に必要となる。
なお、ゲートドライブ回路18x、18y、通電回路2x、2yおよび電流増幅回路25には動作の遅れが存在するので、この遅延時間をレジスタに設定できるようにし、A/D変換回路32および分配回路33が、上記遅延時間だけ遅れたタイミングでの動作となるように構成するとよい。
ソフトウェアにより構成される各処理部は、起動・停止やベクトル制御に関する処理を実行する。位置推定処理部15x、15yは、検出されたモータ電流に基づいてモータ1x、1yのロータ位置と回転速度を推定し、回転速度制御処理部16x、16yは、指令回転速度と検出回転速度に基づいて指令電流を生成する。また、電流制御処理部14x、14yは、指令電流と検出電流に基づいて指令電圧を生成し、電圧形成処理部17x、17yは、それぞれ指令電圧に応じた振幅を持ちロータの推定位置に応じて変化する正弦波状の信号波Sxu〜Sxw、Syu〜Sywを生成する。
PWM回路13x(第1のPWM信号出力手段に相当)は、搬送波形成回路34で生成された搬送波Sxと電圧形成処理部17xで生成された信号波Sxu、Sxv、Sxwとを比較し、通電信号Dxup、Dxun、Dxvp、Dxvn、Dxwp、Dxwn(第1のPWM信号に相当)を出力する。同様に、PWM回路13y(第2のPWM信号出力手段に相当)は、搬送波形成回路34で生成された搬送波Syと電圧形成処理部17yで生成された信号波Syu、Syv、Sywとを比較し、通電信号Dyup、Dyun、Dyvp、Dyvn、Dywp、Dywn(第2のPWM信号に相当)を出力する。
次に、本実施形態の作用について図4に示す波形図も参照しながら説明する。なお、スイッチングおよび電流検出についてはU相、V相、W相がそれぞれ独立した動作になるので、ここではU相について説明する。
図4は、上から順にモータ1xの搬送波Sxと信号波Sxu、通電回路2xのU相通電信号DxupとDxun、U相アーム負側の電流Ixun、モータ1yの搬送波Syと信号波Syu、通電回路2yのU相通電信号DyupとDyun、U相アーム負側の電流Iyun、U相シャント抵抗の電流Iu、A/Dタイミング信号Dxuad、モータ1xのU相検出電流Ixu、A/Dタイミング信号Dyuad、モータ1yのU相検出電流Iyuの各波形を示している。
上述したように、搬送波形成回路34は、三角波の搬送波Sx、Syを出力する。本実施形態において搬送波Sx、Syは同じ周期であって(n=1)、一方の三角波が増加から減少に転じる頂点となった時点で他方の三角波が減少から増加に転じる頂点となる関係にある。PWM回路13xから出力される通電信号Dxup、Dxunは、ゲートドライブ回路18xを介して通電回路2のU相アーム正側のIGBTQxup、U相アーム負側のIGBTQxunに与えられる。V相、W相も同様となり、モータ1xにPWM化された電圧が印加される。
同様に、PWM回路13yから出力される通電信号Dyup、Dyunは、ゲートドライブ回路18yを介して通電回路2のU相アーム正側のIGBTQyup、U相アーム負側のIGBTQyunに与えられる。V相、W相も同様となり、モータ1yにPWM化された電圧が印加される。
このとき、通電回路2xのU相アーム負側のIGBTQxunには、その通電信号Dxunに対応して電流Ixunが流れ、また、通電回路2yのU相アーム負側のIGBTQyunには、その通電信号Dyunに対応して電流Iyunが流れる。共通化されたシャント抵抗22には、これらの電流IxunとIyunが合成(重畳)された電流Iuが流れ、その両端には電流Iuに比例した電圧が発生する。この電圧は正または負の値となり、一般に電圧値は小さいので、電流増幅回路25によりレベルシフトと増幅が行われる。
マイコン31内のA/D変換回路32は、搬送波Sxの頂点と一致するA/Dタイミング信号Dxuadと、搬送波Syの頂点と一致するA/Dタイミング信号Dyuadの両方のタイミングでA/D変換を実行する。搬送波SxとSyは上述した関係を有しているので、A/Dタイミング信号Dxuadにおいて通電回路2yのU相アーム下側に流れる電流Iyunはゼロとなり、A/Dタイミング信号Dyuadにおいて通電回路2xのU相アーム下側に流れる電流Ixunはゼロとなる。
分配回路33は、A/D変換の開始を指令したA/Dタイミング信号Dxuad、Dyuadに基づいてU相の電流データIxuとIyuを分配する。すなわち、A/Dタイミング信号DxuadでのA/D変換値を電流データIxuとして電流制御処理部14xに出力し、A/Dタイミング信号DyuadでのA/D変換値を電流データIyuとして電流制御処理部14yに出力する。V相の電流データIxv、IyvおよびW相の電流データIxw、Iywも同様にして電流制御処理部14x、14yに出力される。このように、電流検出回路35を共通化しても、電流データIxuとIyu、IxvとIyv、IxwとIywを検出することができる。
なお、通電回路2xのU相アーム下側の通電信号Dxunのデューティが100%付近の場合には、A/Dタイミング信号Dyuadのタイミングにおいても通電回路2xのU相アーム下側に電流Ixunが流れるので、通電回路2yのU相アーム下側の電流Iyunを検出できなくなる。しかし、例えばPWM周期を100μs、A/D変換時間を0.5μsとすると、99.5%は検出可能であるため、実際のモータ駆動制御には支障がない。
以上説明したように、本実施形態によれば、通電回路2x、2yの対応するアームごとに、シャント抵抗22、23、24、電流増幅回路25の差動増幅回路およびA/D変換回路32を共通化して電流検出回路35を構成したので、インバータ装置21のコストを低減できとともに小型化できる。そして、搬送波Sx、Syの周期および頂点のタイミングに特別な関係を持たせたので、電流検出回路35を共通化しても、搬送波Sx、Syの各周期ごとにモータ1x、1yのモータ電流を正しく検出することができる。これにより、2台のモータ1x、1yに対して電流に基づく駆動制御例えばベクトル制御を行うことができる。
本実施形態のマイコン31は、上記特別な関係を持つ搬送波Sx、Syを生成する搬送波形成回路34と、A/D変換回路32から出力された電流データIxu〜Iywを、モータ1xに係る第1の電流データIxu〜Ixwとモータ1yに係る第2の電流データIyu〜Iywとに分配する分配回路33とを備えている。従って、このマイコン31を用いてインバータ装置を構成すれば、シャント抵抗や電流増幅回路の回路規模を低減できるとともに、電流検出に必要なA/D変換回路の回路数を減らすことができる。
搬送波形成回路34と分配回路33はハードウェアにより構築されているので、CPUの処理負担を軽減できる。また、搬送波Sxの周期および搬送波Sxに対する搬送波Syの周期の比率を設定するためのレジスタ34a、34bを備えているので、適用するインバータ装置に応じて搬送波Sx、Syの周期(周波数)を変更することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5ないし図7を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は図1に示す構成とほぼ同じであるが、搬送波SxとSyとの関係および分配回路33の機能が異なっている。すなわち、図5の波形図に示すように、搬送波形成回路34は、第1の搬送波Sxと、この搬送波Sxの2倍(n=2)の周期を有し且つ三角波の増加から減少に転じる頂点が搬送波Sx(三角波)の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる搬送波Syとを出力する。また、分配回路33は、A/D変換回路32から出力された電流データIxu、Ixv、Ixwを補正する機能を備えている。
U相を例に説明すると、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、シャント抵抗22には電流IxunとIyunが合成(重畳)された電流Iuが流れる。A/D変換回路32は、搬送波Sxの増加から減少に転じる頂点に一致するA/Dタイミング信号Dxuadと、搬送波Syの増加から減少に転じる頂点と一致するA/Dタイミング信号Dyuadの両方のタイミングでA/D変換を実行する。
図6は、分配回路33が実行する電流データの補正処理を示すフローチャートである。この補正処理はハードウェアにより実行される。A/Dタイミング信号DyuadでのA/D変換値は、電流データIyuとして分配される(ステップS1:Dyuad)。このA/Dタイミング信号Dyuadの時点では、搬送波Sxは必ず減少から増加に転じる頂点となっているため、通電回路2xのU相アーム下側に流れる電流Ixunはゼロとなる。従って、分配回路33は、A/D変換回路32から出力される値をそのまま電流データIyuとして分配する(ステップS2)。
これに対し、A/Dタイミング信号Dxuadの時点では、搬送波Syは減少から増加に転じる頂点となっていない。このため、A/Dタイミング信号DxuadでのA/D変換結果には、以下に説明するように2つの場合が生じる(ステップS4、S5)。
まず、図5に示す時刻taでは、通電回路2yのU相アーム下側の通電信号DyunがLレベル(オフ指令)なので、通電回路2yのU相アーム下側に流れる電流Iyunはゼロである。従って、シャント抵抗22には、通電回路2xのU相アーム下側に流れる電流Ixunのみが流れる。分配回路33は、A/D変換回路32から出力される値をそのまま電流データIxuとして分配する(ステップS3:YES、ステップS4)。
一方、図5に示す時刻tbでは、通電回路2yのU相アーム下側の通電信号DyunがHレベル(オン指令)なので、シャント抵抗22には、通電回路2xのU相アーム下側に流れる電流Ixunと通電回路2yのU相アーム下側に流れる電流Iyunがともに流れる。そこで、分配回路33は、A/D変換回路32から出力される値から、直前に得られた電流データIyuを減算する補正を行って電流データIxuの値とする(ステップS3:NO、ステップS5)。なお、判断ステップS3で必要となる通電信号Dyunは、電流データの上位ビットに格納されている。
以上の電流データの補正処理では、U相アーム下側の通電信号Dyunのレベル(通電指令)に基づいて減算処理の補正の有無を判定している。しかし、実際の通電回路2x、2yにはデッドタイムが存在する。そこで、デッドタイムを考慮した補正処理を図7を参照しながら説明する。この図7に示す補正処理もハードウェアにより実行される。図6と同じ処理ステップには同一のステップ番号を付している。
分配回路33は、A/Dタイミング信号DxuadでのA/D変換の場合、通電回路2yのU相アーム下側の通電信号DyupとDyunのレベルに応じた処理を実行する(ステップS6)。通電信号DyupがHレベル、DyunがLレベルの場合には、A/D変換回路32から出力される値をそのまま電流データIxuとして分配し(ステップS4)、通電信号DyupがLレベル、DyunがHレベルの場合には、A/D変換回路32から出力される値から、直前に得られた電流データIyuを減算する補正を行って電流データIxuの値とする(ステップS5)。
これに対し、デッドタイム期間つまり通電信号DyupとDyunがともにLレベルの場合には、直前に得られた電流データIyuの符号に応じた処理を実行する(ステップS7)。すなわち、電流データIyuの符号が負の場合には、通電回路2yのU相アーム正側のダイオードがオンしているので通電信号DyupがHレベルの場合と等価となり、電流データIyuの減算処理は不要である(ステップS4)。一方、電流データIyuの符号が正の場合には、通電回路2yのU相アーム負側のダイオードがオンしているので通電信号DyunがHレベルの場合と等価となり、電流データIyuの減算処理が必要になる(ステップS5)。
以上説明したように、搬送波Sx、Syの周期が異なる場合でも、周期の比率と頂点のタイミングがそれぞれ所定の関係にあれば、2台のモータ1x、1yを共通の電流検出回路35を用いて駆動制御することができる。なお、この実施形態では搬送波Sx、Syの周期の比率を2としたが、一般にn(nは自然数)としても同様に実施できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図8および図9を参照しながら説明する。
本実施形態は、3台のモータを駆動制御するインバータ装置である。構成は、図1に示した2台の構成をそのまま3台の構成に拡張したものである。すなわち、3台のモータ1x、1y、1zに対しそれぞれ通電回路とゲートドライブ回路を備えており、3つの通電回路で共通化された1つの電流検出回路と1つのマイコンとを備えている。電流検出回路は、U相、V相、W相の各アームごとに、シャント抵抗、電流増幅回路の差動増幅回路およびA/D変換回路を共通化している。
マイコンの搬送波形成回路は、図8の波形図に示すように、互いに関連付けられた三角波の搬送波Sx、Sy、Szを生成する。これら3つの搬送波Sx、Sy、Szのうち何れの2つの搬送波の間にも、第1の搬送波と、この第1の搬送波のn倍(nは自然数)の周期を有し増加から減少に転じる頂点が第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波という関係が成立している。
すなわち、搬送波SxとSyとの間では搬送波Sxが第1の搬送波、搬送波Syが第2の搬送波、n=4の関係にあり、搬送波SxとSzとの間では搬送波Sxが第1の搬送波、搬送波Szが第2の搬送波、n=4の関係にあり、搬送波SyとSzとの間では搬送波Syが第1の搬送波、搬送波Szが第2の搬送波、n=1の関係にある。
A/D変換回路は、搬送波Sxの増加から減少に転じる頂点と一致するA/Dタイミング信号Dxuadと、搬送波Syの増加から減少に転じる頂点と一致するA/Dタイミング信号Dyuadと、搬送波Szの増加から減少に転じる頂点と一致するA/Dタイミング信号Dzuadの全てのタイミングでA/D変換を実行する。
図9は、分配回路が実行する電流データのデッドタイムを考慮した補正処理を示すフローチャートである。この補正処理はハードウェアにより実行される。A/Dタイミング信号Dyuadの時点では、その他2つの通電回路のU相アーム負側の電流がゼロであるため、A/D変換値は電流データIyuとして分配される(ステップT2)。A/Dタイミング信号Dzuadの時点でも、その他2つの通電回路のU相アーム負側の電流がゼロであるため、A/D変換値は電流データIzuとして分配される(ステップT3)。
これに対して、A/Dタイミング信号Dxuadの時点では、他の2つの通電回路のU相アーム負側の電流が必ずしもゼロにならない。この場合には、他の通電回路のU相アームの通電信号Dyup、Dyun、Dzup、Dzunのレベルに応じた処理を実行する(ステップT4)。すなわち、通電信号DyupがHレベルの場合にはA/D変換値に電流データIyuが含まれておらず、通電信号DyunがHレベルの場合にはA/D変換値に電流データIyuが含まれている。同様に、通電信号DzupがHレベルの場合にはA/D変換値に電流データIzuが含まれておらず、通電信号DzunがHレベルの場合にはA/D変換値に電流データIzuが含まれている。その結果、ステップT5、T6、T7、T8の何れかの処理が実行される。
一方、通電信号DyupとDyunがLレベルまたは通電信号DzupとDzunがLレベルのデッドタイム期間中は、それぞれ直前に得られた電流データIyu、Izuの符号に応じた処理を実行する(ステップT9〜T13)。例えば通電信号DyupとDyunがLレベルの場合、ステップT9、T10、T13において電流データIyuの符号を判断し、電流データIyuの符号が負の場合には、A/D変換回路から出力される値から電流データIyuの減算は行わず、符号が正の場合には、A/D変換回路から出力される値から直前に得られた電流データIyuを減算する。通電信号DyupとDyunがLレベルの場合も、ステップT9、T11、T12において同様の判断を行い、その結果に応じてA/D変換回路から出力される値から直前に得られた電流データIzuを減算する。
以上説明したように、3台のモータを駆動制御するインバータ装置であっても、搬送波Sx、Sy、Szの周期および頂点のタイミングに特別な関係を持たせ、適切な補正処理を実行することにより、各アームごとに共通化された電流検出回路を用いて、3台のモータ電流を検出することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
4台以上のモータを駆動する場合にも適用可能である。
モータ1x、1y、1zは例えば磁石モータであるが、それに限らず他の種類のモータにも広く適用できる。
電圧形成処理部17x、17yにおける変調方法は、2相変調や3相変調など種々の変調方式とすることができる。
搬送波Sx、Sy、Szは三角波に限らず例えばのこぎり波であってもよい。
本発明は、洗濯機のドラムモータとファンモータとを駆動するインバータ装置などに好適である。
本発明の第1の実施形態を示すインバータ装置の全体構成図 電流増幅回路のうちU相の差動増幅回路の構成図 マイコンのハードウェア構成部分のうち発明の要旨に係る部分を詳細に示す図 波形図 本発明の第2の実施形態を示す図4相当図 電流データの補正処理を示すフローチャート デッドタイムを考慮した図6相当図 本発明の第3の実施形態を示す図4相当図 図7相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1x、1yはモータ(第1、第2のモータ)、2x、2yは通電回路(第1、第2の通電手段)、13x、13yはPWM回路(第1、第2のPWM信号出力手段)、21はインバータ装置、31はマイクロコンピュータ、33は分配回路(分配手段)、34は搬送波形成回路(搬送波形成手段)、35は電流検出回路(電流検出手段)、Qxup〜Qxwn、Qyup〜QywnはIGBT(スイッチング手段)である。

Claims (5)

  1. 検出した電流に基づいて少なくとも第1および第2のモータを駆動するインバータ装置において、
    第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成手段と、
    前記第1、第2の搬送波に基づいてそれぞれ第1、第2のPWM信号を出力する第1、第2のPWM信号出力手段と、
    スイッチング手段を用いたブリッジ回路として構成され、前記第1、第2のPWM信号に従ってそれぞれ前記第1、第2のモータに通電する第1、第2の通電手段と、
    これら第1、第2の通電手段の対応するアームごとに共通に設けられ、当該アームに流れる電流を、前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出する電流検出手段と、
    この電流検出手段により検出された電流を、その検出に用いた前記基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配手段とを備えていることを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記分配手段は、前記電流検出手段により検出された第1の電流を前記第2のPWM信号に応じて補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記分配手段は、前記第1の電流が検出された基準タイミングにおいて、前記第2のPWM信号が当該アームの電流検出側スイッチング手段のオン指令となっている場合、前記電流検出手段により検出された第1の電流から直前に得られた第2の電流を減算する補正を行うことを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
  4. 前記分配手段は、前記第1の電流が検出された基準タイミングにおいて、前記第2のPWM信号が当該アームの全スイッチング手段のオフ指令となっている場合、直前に得られた第2の電流の向きに応じて前記第2の電流を減算する補正を行うことを特徴とする請求項3記載のインバータ装置。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置において用いられ、
    第1の搬送波と、周期が前記第1の搬送波のn倍(nは自然数)であって且つ増加から減少に転じる頂点が前記第1の搬送波の減少から増加に転じる頂点と同一タイミングとなる第2の搬送波とを形成する搬送波形成回路と、
    前記第1および第2の搬送波の増加から減少に転じる各頂点を基準タイミングとして順次検出された電流を、その検出に用いた基準タイミングに基づいて第1の電流と第2の電流に分配する分配回路とを内蔵したことを特徴とするマイクロコンピュータ。
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