JP4621047B2 - 物品搬送装置における駆動装置 - Google Patents
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Description
この吊り下げ搬送装置は、図4に示すように、搬送経路に沿って架設された互いに平行な2本の前後方向を向く走行レール(1a)(1b)と、両走行レール(1a)(1b)の上方にそれらと平行をなすように配設され、かつ駆動装置(12)(図6参照)により自身の軸線まわりに回転させられようにして、固定体(13)(図6参照)に支持されたドライブシャフト(2)と、両走行レール(1a)(1b)上を4個の走行ホイール(3)をもって走行するようにした前後1対の走行台車(4)と、各走行台車(4)上に若干上下動可能として装着された受台(5)と、この受台(5)を上方に向かって付勢するばね(6)と、ドライブシャフト(2)の外周面に斜めの方向を向いて圧接するようにして各受台(5)の上面に装着された4個の推進ホイール(7)と、各走行台車(4)より垂下する吊支杆(8)の下端部同士を連結する前後方向を向く連結杆(9)と、この連結杆(9)に左右1対の接続具(10)(10)をもって枢着された搬送物支持部材(11)とを備えている。
また、Vベルト(16)をドライブシャフト(2)の環状V溝に掛け回すには、ドライブシャフト(2)を軸受から外さなければならず、Vベルト(16)の装着作業や交換作業が面倒である。
(1)搬送経路に沿って配設され、かつ駆動装置により軸線まわりに回転させられようにして固定体に支持されたドライブシャフトと、このドライブシャフトに沿って走行するように案内された走行台車と、前記ドライブシャフトの外周面に斜めの方向を向いて圧接するようにして前記走行台車に装着され、かつ前記ドライブシャフトの回転により従動回転させられることにより、前記走行台車に推進力を付与するようにした推進ホイールと、前記走行台車に設けられた搬送物支持部材とを備える物品搬送装置における前記ドライブシャフト用の駆動装置であって、一端が、ドライブシャフトと平行の軸をもって固定体に枢着され、他端が、ドライブシャフトに近接する方向に付勢手段により付勢されたアームの中間部に保持枠を設け、この保持枠に、円筒形のローラの内面にモータのケースを嵌合して固着した前記モータの回転軸を、中心軸として、前記ドライブシャフトと平行をなすようにして固着することにより、前記モータへの通電時に、本来の回転軸である中心軸が回転することなく、前記ケースとローラとが一体となって回転するようにしたモータローラを形成し、このモータローラにおけるローラが、前記保持枠に回転自在に装着した中間ローラを介して間接的に、前記ドライブシャフトの外周面に圧接するようにする。
請求項1記載の発明によると、中心軸を固定体に支持させたモータローラの外周面を、中間ローラを介して間接的に、ドライブシャフトの外周面に圧接させるだけで、モータローラの駆動力をドライブシャフトに確実に伝達することができるので、構造が簡単で安価に製造できるだけでなく、搬送経路の任意の位置に簡単に装着することができるとともに、取付位置を変更したり、駆動装置の数を増減したりすることが簡単にできる。
しかも、従来のVベルトを用いるもののように、ドライブシャフトに環状V溝を設けたり、駆動装置の装着時に、ドライブシャフトを軸受から外したりする必要は全くない。すなわち、ドライブシャフトには全く加工を施す必要がなく、しかも、駆動装置の装着時や取付位置の変更時等に、ドライブシャフトを軸受から外す必要は全くない。
図1〜図3は、本発明の一実施形態を備える物品搬送装置を示す。
なお、上述の従来例とは、ドライブシャフト(2)の駆動装置が異なるだけで、他の基本的な構成は同一であるので、それらについては、同一の符号をもって図示するに止め、詳細な説明は省略する。
支持レール(20)は、長手方向の複数箇所を、左右1対の吊支杆(21)をもって、天井等(図示略)より吊支された複数の保持枠(22)により支持されている。
軸受部材(23)の下端部は、推進ホイール(7)の進行を妨げないように、ドライブシャフト(2)の外径とほぼ同一か、または小径とした半円弧状をなし、その半円弧の中心部分で、ドライブシャフト(2)の中間接続用の小径軸部(図示略)を枢支している。
アーム(28)は、正面視内向きコ字状をなす前後1対の腕片(28a)(28a)における下方の内向き部分の末端同士を、前後方向を向く連結片(28a)により連結したものよりなっている。
図3示すように、モータローラ(33)は、円筒形のローラ(35)の内面に、モータ(36)のケース(36a)を嵌合して固着し、モータ(36)の回転軸を中心軸(34)として、軸受片(31)(31)に固定することにより、通電時に、本来の回転軸である中心軸(34)が回転することなく、ケース(36a)が、ローラ(35)と一体となって回転するようにしたものである。
一方の軸受片(31)には、モータ(36)への給電装置(37)が設けられている。
ボルト(42)は、走行レール(1a)の外側面に設けた長手方向を向く溝孔(43)に挿通され、かつ走行レール(1a)の外側壁を、座金(44)と当て板(45)とにより挾んだ状態で、それらを、ボルト(42)の頭部(42a)と、雄ねじ部(42b)に螺合させたナット(46)とにより締着することによって、基端部が走行レール(1a)の外側面に強固に固着されている。
この圧縮コイルばね(48)により、アーム(28)の下端部は、軸(29)を中心として図1における反時計廻りに付勢され、図3に示すように、前後の中間ローラ(38)(38)は、軸受部材(23)を介して、互いに連続するように配設された2個のドライブシャフト(2)(2)の外周面にそれぞれ圧接されている。
しかも、従来のVベルトを用いるもののように、ドライブシャフトに環状V溝を設けたり、駆動装置の装着時に、ドライブシャフトを軸受部材から外したりする必要は全くない。すなわち、ドライブシャフト(2)には全く加工を施す必要がなく、しかも、駆動装置(24)の装着時や取付位置の変更時等に、ドライブシャフト(2)を軸受部材(23)から外す必要は全くない。
例えば、アーム(28)の下端部を走行レール(1a)に固着し、アーム(28)の中間部と保持枠(30)との間に、ばね等の付勢手段を介在させて、保持枠(30)とモータローラ(33)と中間ローラ(38)(38)とを、ドライブシャフト(2)(2)に向かって付勢するようにしてもよい。
(2)ドライブシャフト
(3)走行ホイール
(4)走行台車
(5)受台
(6)ばね
(7)推進ホイール
(8)吊支杆
(9)連結杆
(10)接続具
(11)搬送物支持部材
(12)駆動装置
(13)固定体
(14)駆動軸
(15)プーリ
(16)Vベルト
(17)モータ
(20)支持レール
(21)吊支杆
(22)保持枠
(23)軸受部材
(24)駆動装置
(25)取付片
(25a)側片
(26)固定ねじ
(27)軸受片
(28)アーム
(28a)腕片
(28b)連結片
(29)軸
(30)保持枠
(31)軸受片
(32)固定ねじ
(33)モータローラ
(34)中心軸
(35)ローラ
(36)モータ
(37)給電装置
(38)中間ローラ
(39)ボールベアリング
(40)支持軸
(41)切込み溝
(42)ボルト
(42a)頭部
(42b)雄ねじ部
(43)溝孔
(44)座金
(45)当て板
(46)ナット
(47)ロックナット
(48)圧縮コイルばね(付勢手段)
(49)摩擦ローラ
Claims (3)
- 搬送経路に沿って配設され、かつ駆動装置により軸線まわりに回転させられようにして固定体に支持されたドライブシャフトと、このドライブシャフトに沿って走行するように案内された走行台車と、前記ドライブシャフトの外周面に斜めの方向を向いて圧接するようにして前記走行台車に装着され、かつ前記ドライブシャフトの回転により従動回転させられることにより、前記走行台車に推進力を付与するようにした推進ホイールと、前記走行台車に設けられた搬送物支持部材とを備える物品搬送装置における前記ドライブシャフト用の駆動装置であって、
一端が、ドライブシャフトと平行の軸をもって固定体に枢着され、他端が、ドライブシャフトに近接する方向に付勢手段により付勢されたアームの中間部に保持枠を設け、この保持枠に、円筒形のローラの内面にモータのケースを嵌合して固着した前記モータの回転軸を、中心軸として、前記ドライブシャフトと平行をなすようにして固着することにより、前記モータへの通電時に、本来の回転軸である中心軸が回転することなく、前記ケースとローラとが一体となって回転するようにしたモータローラを形成し、このモータローラにおけるローラが、前記保持枠に回転自在に装着した中間ローラを介して間接的に、前記ドライブシャフトの外周面に圧接するようにしたことを特徴とする物品搬送装置における駆動装置。 - 付勢手段の付勢力を調節する付勢力調節手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の物品搬送装置における駆動装置。
- 中間ローラの両端部の外周面を、軸受部材を介して互いに連続するように配設された2個のドライブシャフトの外周面にそれぞれ圧接させたことを特徴とする請求項1または2に記載の物品搬送装置における駆動装置。
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