JPH063767U - 自走移動装置 - Google Patents

自走移動装置

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JPH063767U
JPH063767U JP5638791U JP5638791U JPH063767U JP H063767 U JPH063767 U JP H063767U JP 5638791 U JP5638791 U JP 5638791U JP 5638791 U JP5638791 U JP 5638791U JP H063767 U JPH063767 U JP H063767U
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JP
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drive
wheel
drive unit
wheels
self
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JP5638791U
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English (en)
Inventor
雅博 吉野
誠 川村
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Tokyo Electric Power Co Inc
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により装置の墜落を確実に防止で
きるようにする。 【構成】 前方駆動部10、後方駆動部20およびベー
ス50を有し、移動用レール1および2に沿って自走す
る装置に、墜落防止部60を設ける。墜落防止部60に
は、移動用レール1に常時接触する検出用車輪62、検
出用車輪62の回転数を検出するための検出板64およ
び近接センサ65、駆動車輪11の回転数を検出するた
めの検出板74および近接センサ75、ソレノイド7
1、スプリング73、ベアリングローラ67およびブレ
ーキ片68を設ける。常時はソレノイド71の電源を入
れ、近接センサ65からのパルスと近接センサ75から
のパルスとによって地上側で装置が落下中であると判断
したときには、ソレノイド71の電源を切って、スプリ
ング73の力によりブレーキ片68とベアリングローラ
67で移動用レール1を挟み、装置にブレーキを掛け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、送電鉄塔などの高所において一定の作業をするために工具や重量物 を地上から高所に上げるための自走移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような自走移動装置として、考案者は図3に示すようなものを考案し、提 案した。
【0003】 すなわち、これは大別すると、前方駆動部10、後方駆動部20およびベース 50からなり、前方駆動部10には、それぞれ樹脂や鋼材のような摩擦係数の低 い材質ではなく、硬質ウレタンゴムやFRPのように摩擦係数の高い材質からな る、それぞれ前後方向に配列した2個のものを一組とする駆動車輪を、駆動車輪 11および12で示すように左右に1組ずつ設けるとともに、同様にそれぞれ硬 質ウレタンゴムやFRPのように摩擦係数の高い材質からなる、それぞれ前後方 向に配列した2組のものを一組とする補助車輪を、補助車輪13および14で示 すように左右に1組ずつ、駆動車輪11および12との間に左右の移動用レール 1および2を挾むように設ける。
【0004】 移動用レール1および2は、図3(C)に示すように矩形に折り曲げた形状に して、地上から高所にかけて互いに平行に、例えば図4に示すように高所では水 平な踊り場を形成するように配設し、その内部に補助車輪13および14を挿入 する。
【0005】 さらに、前方駆動部10においては、駆動車輪11および12の軸にタイミン グプーリ15を取り付けて、これにタイミングベルト16を輪架し、駆動車輪1 1および12の前方側の軸を共通にして、これに平歯車17を取り付け、モータ 18を配して、これに減速機19を取り付け、平歯車17と減速機19を噛み合 わせて、モータ18を駆動することによって駆動車輪11および12が回転する ようにする。
【0006】 また、前方駆動部10の上面には移動用レール1および2を駆動車輪11およ び12と補助車輪13および14との間に締め付ける圧縮バネ31および32を 、シャフト33および34に挿入して配し、シャフト33および34の上部にネ ジを形成して、これに締め付けナット35および36を噛み合わせ、締め付けナ ット35および36を調整することによって圧縮バネ31および32の締め付け 荷重を調整できるようにする。
【0007】 後方駆動部20も、まったく同様に構成するもので、前方駆動部10の各部と 対応する部分には10番台または30番台の符号に代えて20番台または40番 台の符号を付して示す。
【0008】 ベース50は、前方駆動部10と後方駆動部20を連結するもので、例えば前 方駆動部10および後方駆動部20に対して回動できるようにし、これに工具や 重量物を載せる。具体的には、図4に示すようにベース50に荷台となるケース 51を取り付け、その内部に工具や重量物を入れる。
【0009】 上述した自走移動装置を地上から高所に移動させるには、地上からの無線また は有線の操作によって前方駆動部10および後方駆動部20のモータ18および 28を一方向に駆動する。この場合、電源は自走移動装置に蓄電池を搭載しても よいし、移動用レール1および2と平行に電源供給ラインを配設して、これを介 して地上から自走移動装置に供給してもよい。駆動車輪11,21および12, 22と補助車輪13,23および14,24は間に移動用レール1および2を締 め付けるので、モータ18および28を一方向に駆動することによって自走移動 装置は移動用レール1および2に沿って地上から高所に移動し、地上にあるとき にベース50に工具や重量物を載せておくことによって高所での人の作業を要す ることなく工具や重量物を地上から高所に上げることができる。モータ18およ び28の出力および圧縮バネ31,32および41,42の締め付け荷重を大き くすれば、可搬重量を大きくすることも可能である。 モータ18および28を反対方向に駆動すれば、自走移動装置は移動用レール 1および2に沿って高所から地上に下りる。
【0010】 この先の考案によれば、高所での人の作業を要することなく、簡単な装置によ って工具や重量物を地上から高所に上げることができ、危険がなく省力化が図れ る。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この先の考案の自走移動装置においては、移動用レール1また は2に油などが付着すると、駆動車輪11,12,21,22の摩擦力が低下す ることによって駆動車輪11,12,21,22が滑り、装置が墜落するおそれ がある。 そこで本考案は、上述したような自走移動装置において、簡単な構成により装 置の墜落を確実に防止できるようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、上述した前方駆動部、後方駆動部およびベースのほかに、 特殊な墜落防止部を設ける。墜落防止部には、移動用レールに常時接触する検出 用車輪と、この検出用車輪の回転数を検出する手段と、前方駆動部ないし後方駆 動部の駆動車輪の回転数を検出する手段と、上記検出用車輪の回転数と上記駆動 車輪の回転数との違いから装置が落下中であると判断されたときに上記移動用レ ールを挟んで装置の墜落を阻止するブレーキ手段とを設ける。
【0013】
【作用】
上記のように構成した本考案の自走移動装置においては、移動用レールに油な どが付着することによって前方駆動部および後方駆動部の駆動車輪および補助車 輪が滑り、装置が落下し始めると、墜落防止部において、それが検出されて装置 にブレーキが掛けられるので、装置が墜落することがない。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の自走移動装置の一例で、その自走移動装置は大別すると、前方 駆動部10、後方駆動部20、ベース50および墜落防止部60からなる。 前方駆動部10、後方駆動部20およびベース50は、図3および図4に示し たものと同じであるので、その説明を省略する。
【0015】 墜落防止部60は、図1(C)に示すように連結レバー80によって前方駆動 部10に回動可能に連結する。墜落防止部60には案内軸61に取り付けた検出 用車輪62を設け、これを移動用レール1内に挿入して引張バネ63により移動 用レール1に常時接触させる。検出用車輪62に対しては、これに取り付けた検 出板64と固定部に取り付けた近接センサ65とからなる、検出用車輪62の回 転数を検出する手段を設け、近接センサ65から検出用車輪62の1回転につき 1個のパルスが得られるようにする。
【0016】 墜落防止部60にはまた、前後方向に配列した2個のものを一組とするベアリ ングローラ66と、同様に前後方向に配列した2個のものを一組とするベアリン グローラ67とを設けて、両者により移動用レール1を挟むようにする。さらに 、前後方向に配列した2個のものを一組とするブレーキ片68を軸68aにより 回動可能に取り付けて、その2個をリンク69により連結するとともに、ソレノ イド71を設けて、その操作子71aをリンク72を介してリンク69に連結し 、操作子71aをスプリング73により後方(図1(A)の左方)に引くように する。ソレノイド71は常時は電源を入れ、これにより常時は操作子71aがス プリング73の力に抗して前方(図1(A)の右方)に引かれてブレーキ片68 が図1(A)の実線で示すように移動用レール1に接触しないようにし、ソレノ イド71の電源が切られると、操作子71aがスプリング73の力により後方に 引かれてブレーキ片68が図1(A)の破線で示すようにベアリングローラ67 との間に移動用レール1を挟むようにする。
【0017】 例えば前方駆動部10の駆動車輪11に対しては、これに取り付けた検出板7 4と固定部に取り付けた近接センサ75とからなる、駆動車輪11の回転数を検 出する手段を設け、近接センサ75から駆動車輪11の1回転につき1個のパル スが得られるようにする。
【0018】 近接センサ65および75からのパルスは、移動用レール1および2に沿って 配設した信号供給ラインを介して地上に送り、地上においては、近接センサ75 からのパルスによってカウンタをクリアするとともに、そのカウンタで近接セン サ65からのパルスをカウントし、さらに後述するようにカウンタのカウント値 から判定回路によって装置が落下中であるか否かを判断し、装置が落下中である と判断したときには移動用レール1および2に沿って配設した信号供給ラインを 介して装置の墜落防止部60にブレーキ信号を送る。
【0019】 装置の正常走行時には、駆動車輪11の回転数と検出用車輪62の回転数が等 しく、図2に示すように、駆動車輪11の1回転につき近接センサ75および6 5から、それぞれ1個のパルスが得られる。したがって、地上側のカウンタのカ ウント値は1以下となり、地上側の判定回路においては装置が正常走行している と判断し、装置の墜落防止部60にブレーキ信号は供給されない。
【0020】 移動用レール1または2に油などが付着することによって駆動車輪11,12 ,21,22の摩擦力が低下し、駆動車輪11,12,21,22が滑って装置 が落下し始めると、駆動車輪11の回転数に比べて検出用車輪62の回転数が大 きくなり、図2に示すように、駆動車輪11の1回転につき近接センサ75から は1個のパルスが得られるのに対して近接センサ65からは2個以上のパルスが 得られるようになる。したがって、地上側のカウンタのカウント値が2以上とな り、地上側の判定回路においては装置が落下中であると判断し、装置の墜落防止 部60にブレーキ信号が供給される。
【0021】 墜落防止部60においては、このブレーキ信号によりソレノイド71の電源が 切られる。したがって、操作子71aがスプリング73の力により後方(図1 (A)の左方)に引かれてブレーキ片68が図1(A)の破線で示すようにベア リングローラ67との間に移動用レール1を挟み、装置の墜落が防止される。
【0022】 なお、自走移動装置から地上への、また地上から自走移動装置への信号の供給 は無線により行うようにしてもよい。 また、移動用レールを1本だけ配設し、自走移動装置は前方駆動部および後方 駆動部にそれぞれ駆動車輪および補助車輪を一組ずつ設けるようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、上述したように簡単な構成により装置の墜落を確実に防止す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自走移動装置の一例を示し、(A)は
要部の側面図、(B)は要部の正面図、(C)は全体の
側面図である。
【図2】その動作の説明に供する波形図である。
【図3】先の考案の自走移動装置の一例を示し、(A)
は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【図4】先の考案の自走移動装置の一例が移動用レール
に沿って垂直に走行したのち水平に走行する様子を示す
図である。
【符号の説明】
1、2 移動用レール 10 前方駆動部 20 後方駆動部 50 ベース 60 墜落防止部 11、12、21、22 駆動車輪 13、14、23、24 補助車輪 18、28 モータ 31、32、41、42 圧縮バネ 62 検出用車輪 63 引張バネ 64、74 検出板 65、75 近接センサ 66、67 ベアリングローラ 68 ブレーキ片 71 ソレノイド 73 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方駆動部、後方駆動部、ベースおよび
    墜落防止部を備え、 上記前方駆動部は、前後方向に配列した組をなす駆動車
    輪と、この駆動車輪との間に移動用レールを挟む前後方
    向に配列した組をなす補助車輪と、上記移動用レールを
    上記駆動車輪と上記補助車輪との間に締め付けるバネ
    と、上記駆動車輪を駆動するモータとを有し、 上記後方駆動部は、前後方向に配列した組をなす駆動車
    輪と、この駆動車輪との間に移動用レールを挟む前後方
    向に配列した組をなす補助車輪と、上記移動用レールを
    上記駆動車輪と上記補助車輪との間に締め付けるバネ
    と、上記駆動車輪を駆動するモータとを有し、 上記ベースは上記前方駆動部と上記後方駆動部を連結
    し、 上記墜落防止部は、上記移動用レールに常時接触する検
    出用車輪と、この検出用車輪の回転数を検出する手段
    と、上記駆動車輪の回転数を検出する手段と、上記検出
    用車輪の回転数と上記駆動車輪の回転数との違いから装
    置が落下中であると判断されたときに上記移動用レール
    を挟んで装置の墜落を阻止するブレーキ手段とを有す
    る、 自走移動装置。
JP5638791U 1991-04-19 1991-04-19 自走移動装置 Pending JPH063767U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264578A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Okamura Corp 物品搬送装置における駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264578A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Okamura Corp 物品搬送装置における駆動装置
JP4621047B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-26 株式会社岡村製作所 物品搬送装置における駆動装置

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