JP4620370B2 - 円盤状ブレード及び切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスやシリコンなどの脆い材料から形成された加工対象物の切断あるいは溝入れに有利に用いることができる円盤状のブレード及び切断装置に関する。
ガラス、シリコン、シリコンナイトライド、もしくは超硬金属などの硬く且つ脆い材料から形成された加工対象物を切断あるいは溝入れするために、円盤状のブレードを備えた切断装置が一般的に用いられている。
図1は、特許文献1に記載の従来の切断装置の構成例を示す正面図であり、そして図2は、図1の切断装置の側面図である。図1及び図2に示す切断装置10は、回転駆動装置11、回転駆動装置11の回転軸12に取り付けられた第一のフランジ13、円盤状のブレード14、及び第二のフランジ15、そしてこれらのフランジによりブレードを締め付け固定するためのナット16から構成されている。そして切断装置10の回転駆動装置11を作動させて円盤状のブレード14を回転させながら、その外縁端部を加工対象物に押し付けることにより、加工対象物の切断あるいは溝入れが行なわれる。
一方、工作機械のバイトなどの工具に超音波振動を付与しながら加工対象物を切削する方法は知られている。このような切削方法は、超音波切削加工と呼ばれており、例えば、非特許文献1に詳しく記載されている。超音波切削加工は、加工対象物と工具との摩擦抵抗が小さいために、加工面の熱歪みが低減され、加工精度が高くなり、そして切削工具の寿命が長くなるなどの利点を有している。
特許文献2には、円盤状のブレードを回転させる回転軸に超音波振動子が付設された構成の切断装置が開示されている。この切断装置は、円盤状のブレードを回転させ、かつ超音波振動子にて発生させた超音波振動を回転軸を介して円盤状のブレードに付与しながら、ブレードの外縁端部にて加工対象物を切断する。この切断装置のブレードは、円盤状の振動伝達方向変換器とナットとにより締め付けられた状態で回転軸の先端に固定される。回転軸に付設された超音波振動子は、回転軸の長さ方向に振動する超音波振動を発生させ、この超音波振動は振動伝達方向変換器によりブレードの径を拡縮させる方向に振動する超音波振動へと変換され、ブレードに付与される。超音波振動の伝達方向を変換するため、回転軸や振動伝達方向変換器は、これらを伝わる超音波の振動解析により所定の形状に設計される。
特開平8−127023号公報 特開2000−210928号公報 超音波便覧編集委員会,「超音波便覧」,丸善株式会社、平成11年8月,p679−684
上記の特許文献2に記載の切断装置においては、ブレードに付与する超音波振動の振動方向や振動数などを変更する場合には、超音波の振動解析を再度行なって回転軸や振動伝達方向変換器の形状を設計し直す必要がある。また、この切断装置は、振動方向変換器とナットとによるブレードの締め付け力の強弱により、ブレードに伝わる超音波振動の量が変動し易い。ブレードに伝わる超音波振動の量が変動すると、ブレードの切断性能が不安定となる。
本発明の目的は、優れた切断性能を安定して示す円盤状のブレードを提供することにある。
本発明の目的はまた、優れた切断性能を安定して示し、かつ設計が容易な切断装置を提供することにもある。
本発明は、回転軸が嵌め合わされる透孔を中央に備えた円盤状のブレードの少なくとも一方の表面に、上記ブレードと同軸に円環状の圧電体とこの圧電体の表面に付設された円環状の電極とからなる円環状の超音波振動子を固定してなる円盤状ブレードにある。
本発明の円盤状ブレードの好ましい態様は、下記の通りである。
(1)円盤状のブレードの両面に超音波振動子が固定されている。
(2)円環状の電極が、圧電体の円盤状のブレードの表面側とは逆側の表面に付設されており、そして円環状の電極がその円環の円周方向に沿って二以上の電極片に分割されている。
3)円環状の超音波振動子が、その円環の円周方向に沿って二以上の超音波振動子片に分割されている。さらに好ましくは、円環状の超音波振動子が二以上の超音波振動子片に等分割されている。
)超音波振動子の表面が、絶縁性材料により覆われている。
本発明はまた、回転駆動装置の回転軸に、上記本発明の円盤状ブレードをその透孔に前記回転軸を嵌め合わせて固定し、そして交流電源をこのブレードの超音波振動子に電気的に接続してなる切断装置にもある。
本発明の切断装置の好ましい態様は、下記の通りである。
(1)交流電源が、駆動装置の回転軸に付設されたスリップリングを介してブレードの超音波振動子に電気的に接続されている。
(2)交流電源が、駆動装置の回転軸に付設されたコイル及びこのコイルと間隔をあけて配置された少なくとも一つのマグネットからなる発電機であり、この発電機のコイルがブレードの超音波振動子に電気的に接続されている。
(3)交流電源が、駆動装置の回転軸の先端に付設されたロータリートランスを介してブレードの超音波振動子に電気的に接続されている。
本発明はまた、上記本発明の切断装置の回転駆動装置を作動させて円盤状のブレードを回転させ、かつ交流電源により超音波振動子に交流電圧を印加することにより発生する超音波振動を該ブレードに付与しながら、該ブレードの外縁端部にて加工対象物を切断する方法にもある。
本発明の円盤状ブレードは、円盤状のブレードの表面に超音波振動子が直接固定されているため、回転駆動装置へのブレードの取り付け具合の影響を受けることなく、その超音波振動子にて発生した超音波振動を効率良く且つ安定に円盤状のブレードに付与することができる。このため、本発明の円盤状ブレード及びこのブレードを備えた切断装置は、優れた切断性能を安定して示す。
また、本発明の切断装置は、従来の切断装置が備えるブレードに代えて、上記円盤状ブレードを取り付けることによって構成できるため、その設計が容易である。また切断装置に用いる本発明の円盤状ブレードは、その超音波振動子の振動方向の設定によって円盤状のブレードの振動方向や振動数などを容易に変更することができる。このため本発明の切断装置は、円盤状のブレードの振動方向や振動数などを変更する際には、これらに対応する超音波振動子を備えたブレードを回転駆動装置に取り付けるだけで良く、新たに切断装置の全体を設計し直す必要がないという利点も有している。
本発明の円盤状ブレードを、添付の図面を用いて説明する。図3は、本発明の円盤状ブレードの構成例を示す正面図であり、そして図4は、図3に記入した切断線I−I線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。図4の円盤状ブレード30の断面図には、その円環状の超音波振動子33、34のそれぞれに交流電圧を印加するための交流電源47及び電気配線48a、48bを記入した。
図3及び図4に示す円盤状ブレード30は、回転軸が嵌め合わされる透孔31を中央に備えた円盤状のブレード32の両面に、ブレード32と同軸に円環状の超音波振動子33、34が固定された構成を有している。
円盤状のブレード32としては、例えば、中央に透孔を備える円盤状の基板の表面に、砥粒が固定されたものが用いられる。
円盤状の基板の材料の例としては、アルミニウム、鉄、及びステンレススチールなどの金属材料が挙げられる。円盤状の基板のサイズは、例えば、外径が45mm程度に、そして厚みが0.15mm程度に設定される。
砥粒の例としては、ダイヤモンド粒子、アルミナ粒子、シリカ粒子、酸化鉄粒子、および酸化クロム粒子が挙げられる。砥粒の平均粒径は、加工対象物の硬度などに応じて設定されるが、一般には、0.1乃至10μm程度の範囲に設定される。
砥粒は、例えば、電気メッキ法を利用して円盤状の基板の表面に固定することができる。例えば、メッキ槽に硫酸ニッケル液とダイヤモンド砥粒を入れて混合し、そしてこの混合液中で円盤状の基板をメッキすることにより、円盤状の基板の表面にダイヤモンド砥粒が分散されたニッケルメッキ層が形成される。ダイヤモンド砥粒は、このニッケルメッキ層によって円盤状の基板の表面に固定される。
図3及び図4に示すように、超音波振動子33は、円環状の圧電体41及び圧電体41の表面に付設された円環状の電極42、43から構成されている(すなわち圧電振動子から構成されている)そして同様に超音波振動子34は、円環状の圧電体44及び圧電体44の表面に付設された円環状の電極45、46から構成されている圧電振動子を用いると、円盤状ブレード30の構成が簡単となり、その作製が容易となる。超音波振動子33、34のそれぞれは、例えば、エポキシ樹脂により円盤状のブレード32の表面に固定される。
圧電体41、44のそれぞれは、例えば、ジルコン酸チタン酸鉛系の圧電セラミックから形成され、そのサイズが、外径35mm程度に、内径25mm程度に、そして厚みが0.1mm程度に設定されている。圧電体41、44のそれぞれは、例えば、図4に記入した矢印37a、38aが示す方向に分極される。
圧電体の材料の例としては、圧電セラミック(例えば、ジルコン酸チタン酸鉛系のもの)、水晶、リチウムナイオベート(LiNbO3 )、およびリチウムタンタレート(LiTaO3 )が挙げられる。電極の材料の代表例としては、銀、およびリン青銅が挙げられる。
図4に示すように、超音波振動子33、34のそれぞれは、電気配線48a、48bにより交流電源47に接続されている。円盤状のブレード32の透孔31には、超音波振動子34に交流電圧を印加するための電気配線を通す溝39が形成されている。
超音波振動子33は、電極42、43の間に交流電圧が印加されると、その外縁端部が図3及び図4に記入した矢印35aの示す方向に、次いで矢印35aとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。同様に超音波振動子34は、その電極45、46の間に交流電圧が印加されると、その外縁端部が矢印36aの示す方向に、次いで矢印36aとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。
このようにして超音波振動子33、34のそれぞれにて発生した超音波振動は円盤状のブレード32に付与され、円盤状のブレード32は、その外縁端部が矢印35aの示す方向に、次いで矢印35aとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。このようなブレード32の振動は、一般に、径の拡がり振動と呼ばれている。
なお、円盤状のブレードの一方の表面にのみ超音波振動子を付設した場合でも、円盤状のブレードを同様に超音波振動させることはできるが、図3及び図4に示すように円盤状のブレード32の両面に超音波振動子33、34を付設するほうが、円盤状のブレード32が安定に振動する。
図5は、本発明の切断装置の構成例を示す一部切り欠き正面図である。図5の切断装置50は、回転駆動装置51の回転軸52に、図3の円盤状ブレード30をその透孔31に回転軸52を嵌め合わせて固定し、そして交流電源47をブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに電気的に接続して構成される。
円盤状ブレード30の円盤状のブレード32は、回転軸52に取り付けられたフランジ54とフランジ55の間に配置され、これらをナット56により締め付けることにより回転軸52に固定されている。
図5の切断装置50の交流電源47は、駆動装置51の回転軸52に付設されたスリップリング53を介して円盤状ブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに電気的に接続されている。
図5の切断装置50は、その回転駆動装置51を作動させて円盤状のブレード32を回転させ、かつ交流電源47により超音波振動子33、34のそれぞれに交流電圧を印加することにより発生する超音波振動をブレード32に付与しながら、加工対象部をブレード32の外縁端部にて切断する。
加工対象物を切断する際には、切断時に発生する熱による研磨対象物の温度上昇を低減するため、加工対象物やブレードに水などの冷媒を接触させて冷却する場合がある。この冷媒が、例えば、水のような導電性を示すものである場合、超音波振動子の各々の面の電極が冷媒を介して互いに電気的に接続されて短絡する場合がある。これを防止するため、図5に示すよう超音波振動子33、34のそれぞれは、その表面が絶縁性材料57により覆われていることが好ましい。絶縁性材料の例としては、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの樹脂材料、およびガラスなどが挙げられる。
円盤状ブレード30は、円盤状のブレード32の表面に超音波振動子33、34が直接固定されているため、回転駆動装置51へのブレード30の取り付け具合の影響を受けることなく、その超音波振動子33、34のそれぞれにて発生した超音波振動を効率良く且つ安定に円盤状のブレード32に付与することができる。このため、本発明の円盤状ブレード、そしてこのブレードを備えた切断装置は、優れた切断性能を安定して示す。
本発明の切断装置を用いて、超音波振動が付与された円盤状のブレードを回転させながら、加工対象物を切断あるいは溝入れすると、ブレードが超音波振動しているためにブレードと加工対象物との摩擦抵抗が小さくなる。このため、本発明の円盤状ブレード及びこのブレードを備えた切断装置は、ブレードとの摩擦により割れや欠けを生じ易いガラスやシリコンなどの硬く且つ脆い材料から形成された加工対象物の切断あるいは溝入れに有利に用いることができる。また、ブレードと加工対象物との摩擦抵抗が小さいと、前記の超音波切削加工の場合と同様に、加工面の熱歪みが低減され、加工精度が高くなり、そしてブレードの寿命も長くなる。
また、本発明の切断装置は、従来の切断装置が備えるブレードに代えて、上記円盤状ブレードを取り付けることにより構成できるため、その設計が容易である。また、後に説明するように、切断装置に用いる本発明の円盤状ブレードは、その超音波振動子の振動方向の設定によって円盤状のブレードの振動方向や振動数を容易に変更することができる。このため本発明の切断装置は、円盤状のブレードの振動方向や振動数を変更する際には、これらに対応する超音波振動子を備えたブレードを回転駆動装置に取り付けるだけで良く、新たに切断装置の全体を設計し直す必要がないという利点も有している。
図6は、本発明の切断装置の別の構成例を示す一部切り欠き正面図である。図6の切断装置60の構成は、交流電源として、駆動装置51の回転軸52に付設されたコイル64a及びコイル64aと間隔をあけて配置された二個のマグネット64bから構成される発電機64が用いられ、この発電機64のコイル64aが円盤状ブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに電気的に接続されていること以外は、図5の切断装置50と同様である。
発電機64のコイル64aは、駆動装置51の回転軸52の外周に沿う方向を巻きの中心軸としてコイリングされている。また、コイル64aと間隔をあけて配置された二個のマグネット64bのそれぞれに記入した「S」及び「N」は、マグネットの磁極を意味している。
図6の切断装置60において、回転駆動装置51を作動させて円盤状のブレード32を回転させると、これと共に回転軸52に付設されたコイル64aも回転する。この回転によりコイル64aはマグネット64bにて発生した磁場中を移動して、コイル64a内部の磁束の量が変化するため、電磁誘導作用によりコイル64aには電流が流れる。コイル64aを流れる電流は、コイル64aに備えられた電気回路(図示は略する)にて交流電圧に変換される。この交流電圧は、電気配線49a、49bを介して円盤状ブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに印加される。すなわち切断装置60の回転駆動装置51を作動させることによって、超音波振動子33、34は、それぞれ交流電圧が印加されて超音波振動する。この超音波振動は円盤状のブレード32に付与され、そして円盤状のブレード32は、図3に示す円盤状のブレード32の場合と同様に超音波振動する。
図6の切断装置60は、交流電源及びスリップリングを用いる必要がないために、その構成が簡単であり、装置の製造コストが低いという利点を有している。また、スリップリングは、回転軸の回転数が高い場合に、その動作が不安定となり易い。図6の切断装置60は、スリップリングを用いないため、回転軸を高速で回転させる場合、すなわちブレード32を高速(概ね500回転/分以上)で回転させる場合に特に有利に用いることができる。
図7は、本発明の切断装置のさらに別の構成例を示す一部切り欠き正面図である。図7の切断装置70の構成は、交流電源47が駆動装置51の回転軸52の先端に付設されたロータリートランス74を介して円盤状ブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに電気的に接続されていること以外は、図5の切断装置50と同様である。
ロータリートランス74は、支柱77の上部に固定された、円環状の溝が形成されたステータ側コア75a、同様に円環状の溝が形成されたロータ側コア75b、そして各々のコアの溝に収容されたステータ側コイル76aとロータ側コイルと76bから構成されている。ロータリートランスは、例えば、ビデオデッキの回転ヘッドから出力される信号を外部に取り出すために用いられている。ロータリートランスの構成及びその製造方法については、例えば、特開平9−27428号公報に詳しく記載されている。
ロータリートランス74のステータ側コイル76aには交流電源47が電気的に接続され、そしてロータ側コイル76bには超音波振動子33、34のそれぞれが電気的に接続されている。このように交流電源47を、ロータリートランス74を介して円盤状ブレード30の超音波振動子33、34のそれぞれに電気的に接続することにより、回転軸52と共に回転する各々の超音波振動子に交流電圧を印加することができる。交流電圧の印加により超音波振動子33、34のそれぞれにて発生した超音波振動は円盤状のブレード32に付与され、そして円盤状のブレード32は、図3に示す円盤状のブレード32の場合と同様に超音波振動する。
図7の切断装置70は、超音波振動子33、34に交流電圧を印加するためにスリップリングを用いる必要がないため、ブレード32を高速(概ね500回転/分以上)で回転させる場合に特に有利に用いることができる。
図8は、本発明の円盤状ブレードの別の構成例を示す正面図であり、図9は、図8の円盤状ブレードの背面図であり、そして図10は、図8に記入した切断線II−II線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。図10の円盤状ブレード80の断面図には、その円環状の超音波振動子83、84のそれぞれに交流電圧を印加するための交流電源47及び電気配線48a、48bを記入した。
図8から図10に示す円盤状ブレード80の構成は、超音波振動子83の円環状の圧電体が、その円環の円周方向に沿って交互に並ぶ、厚み方向に分極された部分41aと、この分極方向とは逆向きに分極された部分41bとから構成され、そして超音波振動子84の円環状の圧電体が、その円環の円周方向に沿って交互に並ぶ、厚み方向に分極された部分44aと、この分極方向とは逆向きに分極された部分44bとから構成されていること以外は、図3の円盤状ブレード30と同様である。
円盤状ブレード80の超音波振動子83の圧電体部分41aは、図10に記入した矢印37aの示す方向に分極され、そして圧電体部分41bは、矢印37aとは逆の方向に分極されている。同様に超音波振動子84の圧電体部分44aは、矢印38aの示す方向に分極され、そして圧電体部分44bは、矢印38aとは逆の方向に分極されている。超音波振動子83、84の圧電体のそれぞれとしては、例えば、ジルコン酸チタン酸鉛系の圧電セラミックが用いられる。
超音波振動子83は、その電極42、43の間に交流電圧が印加されると、その圧電体部分41aを備える部分の外縁端部と圧電体部分41bを備える部分の外縁端部とが、それぞれ図8から図10に記入した矢印35a、35bの示す方向に、次いで矢印35a、35bとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。同様に超音波振動子84は、電極45、46の間に交流電圧が印加されると、その圧電体部分44aを備える部分の外縁端部と圧電体44bを備える部分の外縁端部とが、それぞれ矢印36a、36bの示す方向に、次いで矢印36a、36bとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。
このような振動は、一般に、面内屈曲振動と呼ばれている。面内屈曲振動については、例えば、「超音波エレクトロニクス振動論」(株式会社朝倉書店、1998年、p190−193)に詳しい記載がある。
超音波振動子83、84のそれぞれにて発生した超音波振動(面内屈曲振動)は円盤状のブレード32に付与され、円盤状のブレード32は、その外縁端部が矢印35a、35bの示す方向に、次いで矢印35a、35bとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。
超音波振動子83、84のそれぞれにて面内屈曲振動(超音波振動)を発生させる場合、その振動数を高い値に設定することが容易である。すなわち面内屈曲振動を用いることにより、ブレードの振動数を高い値に設定することができる。ブレードの振動数を高い値に設定することにより、切断中の加工対象物の割れや欠けの発生を抑制することができるとともに、加工精度も向上させることができる。
図11は、本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図であり、図12は、図11の円盤状ブレードの背面図であり、図13は、図11の円盤状ブレードの斜視図であり、そして図14は、図11に記入した切断線III−III線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。図14の円盤状ブレード110の断面図には、その円環状の超音波振動子113、114のそれぞれに交流電圧を印加するための交流電源147及び電気配線148a、148b、148cを記入した。
図11から図14に示す円盤状ブレード110の構成は、超音波振動子113の円環状の電極が、圧電体41の円盤状のブレード32の表面側とは逆側の表面に付設されており、そしてこの円環状の電極が、その円環の円周方向に沿って八個の電極片に分割され、そして超音波振動子114の円環状の電極が、圧電体44の円盤状のブレード32の表面側とは逆側の表面に付設されており、この円環状の電極が、その円環の円周方向に沿って八個の電極片に分割されていること以外は、図3の円盤状ブレード30と同様である。
交流電源147は、これに接続された電気配線148a、148bに、互いの位相差が180度の交流電圧のそれぞれを印加する。電気配線148aは、超音波振動子113の四個の電極片42a、および超音波振動子114の四個の電極片45aに接続される。同様に電気配線148bは、超音波振動子113の四個の電極片42b、および超音波振動子114の四個の電極片45bに接続される。また、超音波振動子113、114の電極43、46は、それぞれブレード32及び電気配線148cを介して接地されている。すなわち、交流電源147は、電極片42a、45aに印加する交流電圧に対して位相差が180度である交流電圧を電極片42b、45bに印加する。
このような交流電圧の印加により、円環状の超音波振動子113、114のそれぞれは、一般に横振動と呼ばれる振動をする。横振動については、例えば、「超音波エレクトロニクス振動論」(株式会社朝倉書店、1998年、p187−190)に詳しい記載がある。
超音波振動子113、114のそれぞれにて発生した超音波振動(横振動)は円盤状のブレード32に付与され、円盤状ブレード32は、図13及び図14に示すようにその外縁端部が矢印141a、141bの示す方向に、次いで矢印141a、141bとは逆の方向に繰り返し変位して超音波振動する。
超音波振動子113、114のそれぞれにて横振動(超音波振動)を発生させる場合、その振動数を高い値に設定することが容易である。すなわち横振動を用いることにより、ブレードの振動数を高い値に設定することができる。ブレードの振動数を高い値に設定することにより、切断中の加工対象物の割れや欠けの発生を抑制することができるとともに、加工精度も向上させることができる。
また、水晶、リチウムナイオベート、リチウムタンタレートなどの単結晶から形成された圧電体は、図8から10に示す円盤状ブレード80に用いる圧電体(例、圧電セラミック)のように、その一部分の分極方向を変えることができない。また、圧電体として圧電セラミックを用いる場合であっても、その一部分の分極方向を変えることに手間がかかる。このため、図11から図14に示す円盤状ブレード110は、図8から図10に示す円盤状ブレード80と比較して、その製造が容易であるという利点を有している。
図15は、本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。図15の円盤状ブレード150の構成は、円盤状のブレード32の両面に付設された円環状の超音波振動子が、その円環の円周方向に沿って八個の超音波振動子片に分割されていること以外は、図3の円盤状ブレード30と同様である。例えば、円環状の超音波振動子153は、八個の超音波振動子片153aに分割されている。
円盤状ブレード150は、その超音波振動子片のそれぞれに、図11から図14に示す円盤状ブレード110の各々の電極片に印可する交流電圧と同様の交流電圧を印加することにより、その円盤状のブレード32を図13に示す円盤状のブレード32と同様に超音波振動させることができる。
一般に、圧電体は、そのサイズが大きくなるほど製造が難しくなるために高価なものとなる。図15の円盤状ブレード150は、円環状の超音波振動子が小さなサイズの超音波振動子片から構成されているため、その製造が容易で且つ製造コストが低いという利点を有している。
円盤状ブレード150の円盤状のブレード32をより安定に超音波振動させるため、図15に示すように円環状の超音波振動子は、その円環の円周方向に沿って二以の超音波振動子片(例えば、八個の超音波振動子片153a)に等分割された構成を有していることが好ましい。
図16は、本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。図16の円盤状ブレード160の構成は、その円盤状のブレード32の各々の面に付設される超音波振動子片の形状が異なること以外は、図15の円盤状ブレード150と同様である。例えば、図16に示す円盤状ブレード160の超音波振動子片163aの形状は、円盤状とされている。このように、超音波振動子を二以上の超音波振動子片から構成する場合には、各々の超音波振動子片の形状を変形することもできる。
図17は、本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図であり、そして図18は、図17に記入した切断線IV−IV線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。
図17及び図18に示す円盤状ブレード170の構成は、その円環状の超音波振動子33、34のそれぞれを覆うようにして付設された保護カバ−171、172が備えられていること以外は、図3の円盤状ブレード30と同様である。
保護カバー171には、超音波振動子33、34のそれぞれに交流電圧を印加するための電気配線48aを通す透孔174が設けられている。各々の超音波振動子の円盤状のブレード32の側の電極は、ブレード32及び電気配線48cを介して接地されている。図18に示すように、保護カバー171、172のそれぞれの内部には、絶縁性材料173が充填されていることが好ましい。
保護カバー171、172を付設することにより、加工対象物が切断中に欠けて、その断片の衝突による超音波振動子の破損を防止することができる。
なお、本発明の円盤状ブレードにおいては、その超音波振動子として、例えば、その円盤状のブレード側の面に、ブレード表面に超音波を拡散あるいは集中させて付与するためのホーン、あるいは音響整合材などを備えたものも用いることができる。音響整合材は、その音響インピーダンスが、超音波振動子の音響インピーダンスと円盤状のブレードの音響インピーダンスとの間の値を示す材料から形成される。
従来の切断装置の構成例を示す正面図である。 図1の切断装置の側面図である。 本発明の円盤状ブレードの構成例を示す正面図である。 図3に記入した切断線I−I線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。 本発明の切断装置の構成例を示す一部切り欠き正面図である。 本発明の切断装置の別の構成例を示す一部切り欠き正面図である。 本発明の切断装置のさらに別の構成例を示す一部切り欠き正面図である。 本発明の円盤状ブレードの別の構成例を示す正面図である。 図8の円盤状ブレードの背面図である。 図8に記入した切断線II−II線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。 本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。 図11の円盤状ブレードの背面図である。 図11の円盤状ブレードの斜視図である。 図11に記入した切断線III−III線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。 本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。 本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。 本発明の円盤状ブレードのさらに別の構成例を示す正面図である。 図17に記入した切断線IV−IV線に沿って切断した円盤状ブレードの断面図である。
符号の説明
10 切断装置
11 回転駆動装置
12 回転軸
13、15 フランジ
14 円盤状のブレード
16 ナット
30 円盤状ブレード
31 透孔
32 円盤状のブレード
33、34 円環状の超音波振動子
35a、35b 超音波振動子の振動方向を示す矢印
36a、36b 超音波振動子の振動方向を示す矢印
37a、38a 圧電体の分極方向を示す矢印
39 溝
41 円環状の圧電体
41a 圧電体の厚み方向に分極された部分
41b 圧電体部分41aとは逆向きに分極された圧電体部分
42 円環状の電極
42a、42b 電極片
43 円環状の電極
44 円環状の圧電体
44a 圧電体の厚み方向に分極された部分
44b 圧電体部分44aとは逆向きに分極された圧電体部分
45 円環状の電極
45a、45b 電極片
46 円環状の電極
47 交流電源
48a、48b、48c 電気配線
49a、49b 電気配線
50 切断装置
51 回転駆動装置
52 回転軸
53 スリップリング
54、55 フランジ
56 ナット
57 絶縁性材料
60 切断装置
64 発電機
64a コイル
64b マグネット
70 切断装置
74 ロータリートランス
75a ステータ側コア
75b ロータ側コア
76a ステータ側コイル
76b ロータ側コイル
77 支柱
80 円盤状ブレード
83、84 円環状の超音波振動子
110 円盤状ブレード
113、114 円環状の超音波振動子
141a、141b 円盤状のブレードの振動方向を示す矢印
147 交流電源
148a、148b、148c 電気配線
150 円盤状ブレード
153 円環状の超音波振動子
153a 超音波振動子片
160 円盤状ブレード
163a 超音波振動子片
170 円盤状ブレード
171、172 保護カバー
173 絶縁性材料
174 透孔
S、N マグネットの磁極

Claims (11)

  1. 回転軸が嵌め合わされる透孔を中央に備えた円盤状のブレードの少なくとも一方の表面に、該ブレードと同軸に円環状の圧電体及び該圧電体の表面に付設された円環状の電極からなる円環状の超音波振動子を固定してなる円盤状ブレード。
  2. 円盤状のブレードの両面に超音波振動子が固定されている請求項1に記載の円盤状ブレード。
  3. 円環状の電極が、圧電体の円盤状のブレードの表面側とは逆側の表面に付設されており、そして該円環状の電極が、該円環の円周方向に沿って二以上の電極片に分割されている請求項1に記載の円盤状ブレード。
  4. 円環状の超音波振動子が、該円環の円周方向に沿って二以上の超音波振動子片に分割されている請求項1に記載の円盤状ブレード。
  5. 円環状の超音波振動子が二以上の超音波振動子片に等分割されている請求項4に記載の円盤状ブレード。
  6. 超音波振動子の表面が、絶縁性材料により覆われている請求項1乃至5のうちのいずれかの項に記載の円盤状ブレード。
  7. 回転駆動装置の回転軸に、請求項1乃至6のうちのいずれかの項に記載の円盤状ブレードをその透孔に前記回転軸を嵌め合わせて固定し、そして交流電源を該ブレードの超音波振動子に電気的に接続してなる切断装置。
  8. 交流電源が、駆動装置の回転軸に付設されたスリップリングを介してブレードの超音波振動子に電気的に接続されている請求項7に記載の切断装置。
  9. 交流電源が、駆動装置の回転軸に付設されたコイル及び該コイルと間隔をあけて配置された少なくとも一つのマグネットからなる発電機であり、該発電機のコイルがブレードの超音波振動子に電気的に接続されている請求項7に記載の切断装置。
  10. 交流電源が、駆動装置の回転軸の先端に付設されたロータリートランスを介してブレードの超音波振動子に電気的に接続されている請求項7に記載の切断装置。
  11. 請求項7乃至10のうちのいずれかの項に記載の切断装置の回転駆動装置を作動させて円盤状のブレードを回転させ、かつ交流電源により超音波振動子に交流電圧を印加することにより発生する超音波振動を該ブレードに付与しながら、該ブレードの外縁端部にて加工対象物を切断する方法。
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