JP4619688B2 - ねじ孔加工装置 - Google Patents

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本発明は、自動車や電気製品などの組み立て部品を構成する加工板材に各種部品を取付けるねじ孔を複数個所を同時に連続して孔あけとねじ加工をすることができるねじ孔加工装置に関する。
従来、自動車や電気製品等の各種組み立て部品を構成する加工板材に、各種部品を取付けるためのねじ孔を加工する場合、最初にポンチを取付けたプレス機で加工板材に小孔を開け、該小孔をさらに筒状に拡げてフランジ部を形成するバ−リング加工と、該フランジ部の内壁にねじ溝を刻設するタッピング加工を行って形成している。作業内容が全く相違するバ−リング加工とタッピング加工はそれぞれ別々のプレス機によって作業が行われているのが普通である。
さらには、自動車や電気製品等の各種部品用の加工板材に加工するねじ孔は、一枚の板材に一個所だけということはほとんどなく、一枚の板材には複数個所のねじ孔が設けられている。そのため、一枚の板材にバ−リング加工やタッピング加工をする場合、何度も同じ作業工程を繰り返して行われている。さらには、一台のプレス機のみを使用してバ−リング加工とタッピング加工を行おうとすると、同じ工程を何度も繰り返し行うと同時にそれぞれの作業を行う度に加工ドリルの交換作業を行わなければならず作業能率が極めて悪いなどの欠点があった。
したがって、作業スペースの狭いプレス機の基台上で、前記加工作業を行うためには前記欠点は大きな障害である。具体的には、加工するねじ孔の径が相違する度に加工ドリルの交換と、該加工ドリルの径に合わせた回転数の調整と、センタ−合わせなどの微調整を夫々する必要があり、その調整に時間がかかると共に、作業の中断時間が必然的に長くなって作業能率の悪さと、調整不備による歩留まりが悪くなるなど多くの問題点を有していた。
その改善策として、先端にバ−リング加工を行うポンチ部と、胴部にタッピング加工を行うねじ切り部とを連続して形成した加工ドリル(ねじ孔加工具)を、駆動手段と同一軸心上に取付けて形成し、一工程でバ−リング加工とタッピグ加工を行う加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特願2003−163482号公報(第1−2頁、図1)
解決しようとする問題点は、加工手段であるねじ孔加工具と駆動手段とを同一軸心上に位置し、バ−リング加工をプレス機のカム機構によって行い、タッピング加工を駆動軸に取付けたプーリに伝達された回転力によって行うため装置が複雑であると共に、前記駆動軸に径の異なるねじ孔加工具を着脱交換する作業が困難であり、且つ、基台上の狭いスペースでは、加工手段を一つしか取付けることができないという点である。
本発明は、狭いプレス機の基台上に複数の加工手段を任意間隔で取付可能に形成し、加工板材の複数個所を一度に一工程でねじ孔加工を可能にし、且つ、加工ドリルを交換した際の回転速度調整をマガジン交換をするだけで簡単にできるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、プレス機1の基台2に取付けた支持盤3上の一側に樹立した多条ねじ軸6を、前記基台2の上方に、モータなどの駆動源で昇降動可能に取付けた昇降基板9と連動する加圧板11を介して昇降動する上下に位置した可動板15、16の間に取付けたギアボックス20内に挿通すると共に、該ギアボックス内に軸支した駆動歯車27を軸着させた多条ナット25を正逆回転可能に螺合させ、前記可動板15、16の昇降動によりギアボックス20内の多条ナット25が前記多条ねじ軸6上を正逆回転する駆動手段Aと、前記ギアボックス20は、軸孔24aを設けた軸受板24を上下両面に取付けた歯車収容枠21と、該歯車収容枠の一側に取付けた補助枠22と、該補助枠と並んで前記歯車収容枠21の側面に着脱可能に取付けたマガジン枠23とにより形成され、前記歯車収容枠21内に軸支した多条ナット25を前記軸受板24の軸孔24aに挿通した前記支持盤3に一端を固定した多条ねじ軸6に正逆回転可能に螺合し、該多条ナットのフランジ部26に軸着した駆動歯車27と、前記多条ねじ軸6と並行で回転可能に軸支した第1基軸30の上方に軸着した第1伝達歯車31と歯合させ、該第1基軸の下方に軸着した第1はすば歯車32と、前記第1基軸30の軸心方向と直角方向で水平に位置した第2基軸34の一端に軸着した第2はすば歯車35を歯合させて回転方向を水平方向に変換し、該第2基軸の他端に軸着した第2伝達歯車36を前記補助枠22内に収容し、該補助枠と隣設して取付けた前記マガジン枠23内に回転可能に軸支した第3、4基軸38、41にそれぞれ第3、4伝達歯車39、42を軸着して互いに歯合させて収容し、前記補助枠22内の第2伝達歯車36と第3伝達歯車39を歯合させ、前記第4基軸41のボス軸43と、前記歯車収容枠21内で、前記第2基軸34の反対側で並行に軸支したスプライン軸(45)とを連結させてなる伝達手段Bと、ユニット本体50の略中央上下方向に設けた軸孔52に駆動軸60を回転可能に軸承し、該駆動軸の上端に緩衝装置70を取付け、下端に加工ドリル100を着脱可能に装着し、該駆動軸の軸部61に軸着した第3はすば歯車62と、該軸部と直角方向に軸支した連結軸80に軸着した第4はすば歯車81とを噛合させて前記スプライン軸45からの水平回転力を垂直方向に変換し、前記ユニット本体50の下方で、両側を前記ユニット本体50の係止段部51に係止する係止部90を有し、中央に孔88を有した圧着部87を設けて形成した板押さえ枠85をばね91で上下動可能に弾発させて取付けてなる少なくとも1以上の加工手段Cとからなり、前記可動板15、16の間に取付けたギアボックス20内に収容した駆動手段Aと伝達手段Bと、前記可動板15の下面でギアボックス20と隣接して取付けた複数の加工手段Cとをボス軸43で直接若しくは伸縮可能に形成したジョイント軸110を介して連結し、前記プレス機1のモータにより昇降動する昇降基板9に押圧されて昇降動する加圧板11と共に上下動する前記可動板15、16の降下によって生じたギアボックス20内の多条ナット25の回転による駆動力を、前記伝達手段Bである複数の歯車群を介してスプライン軸45から加工手段Cである駆動軸60に伝達すると共に、前記可動板を降下して前記各加工手段Cに取付けた板抑え枠85で加工板材Xを圧着しながら前記駆動軸60に取付けた加工ドリル100で加工板材Xの複数個所を同時にバーリング加工とタッピング加工を連続して行うことを特徴とする。また、前記各マガジン枠23内に軸支した第3伝達歯車39は、加工ドリル100の径に最適な回転数を得るためそれぞれ相違した歯数を有し、第4伝達歯車42はそれぞれ共通の歯数を有した歯車を噛合させて形成し、ねじ孔加工をする際に使用する加工ドリルの径に合致した歯数を有する第3伝達歯車を収容したマガジン枠23を前記ギアボックス20の一端に着脱可能に取付けたことを特徴とする。さらには、前記加工手段Cを構成する各ユニット本体50同士の連結は、各ユニット本体に取付けた連結軸80の連結凹部82と連結突部83同士を直接、または、伸縮可能に形成したジョイント軸110を介して連結することにより、加工板材Xの複数個所を同時に加工可能にしてなることを特徴とする。
本発明は、駆動手段と伝達手段を構成する各種歯車群をギアボックス内にコンパクトにまとめて小型化して加工手段に駆動力を伝達可能に形成したことにより、基台上に複数の加工手段を取付け可能に形成し、加工板材の複数個所を同時にバ−リング加工とタッピング加工を連続して行うことができるので、作業効率を飛躍的に向上させることができると共に、加工板材の移動やセンタ−合わせ作業が1回で済、作業性を一段と向上させてコストダウンを図ることができる。
本発明の実施の形態を実施例の図面により説明すると、図1は本発明にかかるねじ孔加工装置を取付けたプレス機の正面図、図2は上部可動板の下面に取付けたねじ孔加工装置の平面図、図3は作動前のねじ孔加工装置の正面図、図4は加圧板を第1段階まで降下させた状態を示す正面図、図5は加圧板と作動板が一緒に第2段階まで降下して加工板材にねじ孔を加工した状態を示す正面図、図6はギアボックスの平面図、図7はギアボックスのH―H線断面図、図8はギアボックスのI―I線断面図、図9は伝達手段である各歯車の噛合状態を示す平面図、図10は伝達手段である歯車の噛合状態を示す正面図、図11は交換用のマガジン枠を示す断面図、図12は交換用のマガジン枠を示す正面図、図13は一部破断したスプライン軸の正面図、図14は図13のJ―J線断面図、図15は加工手段であるユニット本体の連結状態を示す側面図、図16は図15のK―K線断面図である。ねじ孔加工装置10(以下、加工装置という)は、ねじ孔加工を行うときの駆動力となる駆動手段Aと、該駆動力を加工手段Cに伝達する複数の歯車群とからなる伝達手段Bとをギアボックス20内にコンパクトにまとめて収容し、該ギアボックスを上下方向で並行に位置した一組の上部可動板15と下部可動板16との間に取付け、前記上部作動板15の下面で、前記ギアボックス20と隣設して1または複数の加工手段Cを取付けて形成してある。
図1に示すごとく、前記加工装置10は、プレス機1の基台2に取付けた支持盤3上に複数の雄ねじ溝を刻設して樹立させた多条ねじ軸6と、加工装置10を構成する加圧板11をスムースに昇降動させるガイド軸12を挿通する複数のガイド筒4と、加工板材Xにねじ孔を形成するための複数のダイ受部7を配置し、該ダイ受部にはねじ孔の大きさに応じて形成したねじ孔加工用のダイ型8を交換可能に装着し、前記基台2の上方には、モータ(図示せず)などの駆動源からの駆動力をカムまたは油圧などで昇降動可能に取付けた昇降基板9に加工装置10の加圧板11を取付けて形成してある。
さらにこの加工装置10は、図2、3に示すごとく、加圧板11の下面上下方向にガイド軸12を取付け、該ガイド軸の先端を前記支持盤3上に設けたガイド筒4内に摺動可能に挿通すると共に、該加圧板の略中央下面に補助ガイド軸13を取付け、該補助ガイド軸の先端を上作動板15に挿通させたことにより、前記加圧板11と可動板15、16が昇降する時のブレやガタ付きを防止している。
17は、加圧板11と下可動板16との間に取付けた緩衝ばねで、図3に示すごとく、前記加圧板11の降下時における圧力を該緩衝ばねで受けることにより可動板15、16をスムースに昇降動させることができる。18は上可動板15と下可動板16とを支持する補強杆で、加工時における衝撃で前記可動板15、16がズレたりゆがみが生じたりするのを防止している。
前記ギアボックス20は、図6から8に示すごとく、それぞれ雌雄の二つ割に形成した歯車収容枠21と、該歯車収容枠の一側に補助枠22と、該補助枠と並んで前記歯車収容枠21着脱可能に取付けたマガジン枠23とからなり、各枠を雌雄の二つ割に形成したことにより収容する各歯車と軸受の着脱を容易にしてある。本願において使用する軸受は、公知の軸受を使用し、例えば、転がり軸受け、すべり軸受けなどの軸受を使用して軸支してある。また、本願において軸受への符号は一部を除き省略してある。
前記歯車収容枠21内には、略中央垂直方向両面に設けた軸受板24の中央に設けた軸孔24aに、一端を支持盤3に固定した多条ねじ軸6を挿通すると共に、該歯車収容枠21内に軸支してある多条ナット25回転可能に螺合し、該多条ナットのフランジ部26には歯数50枚の駆動歯車27を軸着してある。
30は第1基軸で、図7、9、10に示すごとく、歯車収容枠21内で前記多条ねじ軸6と並行回転可能に軸支され、該第1基軸の上方には前記駆動歯車27と噛合する歯数12枚の第1伝達歯車31を軸着し、前記第1基軸30の下方には該第1基軸の回転方向を変えるため歯数26枚で形成した第1はすば歯車32を軸着してある。
34は前記第1基軸30と直角の水平方向に位置した第2基軸で、該第2基軸の一端に前記第1はすば歯車32と噛合する歯数13枚の第2はすば歯車35を軸着し、該第2基軸の他端を前記補助枠22内に位置させると共に、この補助枠22内に位置した第2基軸には歯数60枚の第2伝達歯車36を軸着してある。この補助枠22に隣設したマガジン枠23内には、図11、12に示すごとく、第3基軸38と第4基軸41を一組として回転可能に軸支してある。この第3基軸38には前記第2伝達歯車36と噛合する第3伝達歯車39を軸着し、第4基軸41には前記第3伝達歯車と噛合する第4伝達歯車42をそれぞれ噛合させてある。
前記マガジン枠23内に収容した第3伝達歯車39の歯数は、加工ドリル100の径によって相違する。例えば、加工ドリル100の径が10mmの場合は46枚の歯数を有する歯車を収容したマガジン枠を使用し、径が0、8mmの場合は48枚の歯数を有する歯車を収容したマガジン枠を使用する。一方、同じく各マガジン枠23に収容した第4伝達歯車42は、全て共通する歯数の20枚の歯車を使用し、該第4基軸41の一端には、後記するスプライン軸45の一端と連結するためのボス軸43を設けてある。
したがって、使用する加工ドリルに最適な回転力を与える第3伝達歯車を収容したマガジン枠23をワンタッチで交換可能に装着することができるので、従来のごとく、加工ドリルを交換するたびに行う芯だしや回転調整などの作業をする必要がなく、一台のプレス機で能率的に作業を行うことができる。
45は長尺に形成したスプライン軸で、図に示すごとく、前記ギアボックス20を構成する歯車収容枠21内で、前記多条ねじ軸6を挟んで第2基軸34と反対側で並行に位置し、前記駆動手段Aにより生じた駆動力を第1基軸30の垂直方向から第2基軸34で水平方向に変換し、第3、4基軸38、41で横方向に伝達し、さらに、前記第2基軸34と並行に位置したスプライン軸45に伝達して形成してある。このスプライン軸45を第2基軸34と反対方向に駆動力を伝達可能にしたことにより、ギアボックス20全体をコンパクトに形成でき、基台2上に複数の加工手段Cを取付けることができる加工スペースを確保することができる。
図13に示すごとく、スプライン軸45の一端には、前記第4基軸41のボス軸43と合致する軸受凹部46を設け、他端には前記加工手段Cの連結軸80の軸受凹部82と連結する掛止凸部47をそれぞれ設けてある。このスプライン軸45に設けた軸受凹部46の内面および掛止凸部47の表面には、図14に示すごとく、該スプライン軸を回転方向に固定すると共に軸方向に滑動可能に形成した凹凸溝部48をそれぞれ形成してある。したがって、該スプライン軸と連結する前記第4基軸41のボス軸43、および加工手段Cの連結軸80に設けた軸受凹部82と連結部83にもそれぞれ凹凸溝部48を設けて嵌合可能に形成してある。
前記上部可動板15の下面に取付けた加工手段Cは、図15、16に示すごとく正面幅を広く、側面幅を薄くしたユニット本体50と、該ユニット本体内に回転可能に軸支する駆動軸60と、加工板材Xを押圧する板押え枠85と、前記駆動軸60に着脱可能に取付けた加工ドリル100とからなり、前記ユニット本体50は、両側下方に係止段部51を設け、略中央の上下方向に軸孔52を形成し、該軸孔の上方には歯車室53と軸受段部54を連設し、前記ユニット本体50の下面で、前記軸孔52の両側に下面を開口したばね穴55をそれぞれ設けて形成してある。
前記駆動軸60は、図17に示すごとく、前記ユニット本体50の中央上下方向に設けた軸孔52内に回転可能に軸承され、該駆動軸の軸部61上方に歯数13枚の第3はすば歯車62を軸着し、下方に設けた大径部63の下面には、該駆動軸の軸心方向に軸孔64を設け、該軸孔内にコレット軸66と、該コレット軸のスリット部67を締緩するチャックリング68とを取付け、該コレット軸に加工ドリル100を着脱可能に取付けて形成してある。
70は、前記駆動軸60の上端に取付けた緩衝装置で、図17に示すごとく、軸受体71内に前記駆動軸60の上端を軸支する軸支持片72を軸止ねじ73で駆動軸60に固定し、前記軸支持片72の上方に軸受部74を介してばね受片75を取付け、該ばね受片の上方からばね76で駆動軸60を下方向に勢させて形成してある。77は前記軸受体71を閉口するキャップで、前記ばね76を軸受体71内から脱出するのを防止している。
80は連結軸で、図15、16に示すごとく、ユニット本体50に軸支した駆動軸60と直角方向で回転可能に軸支し、該連結軸の略中央に歯数26枚の第4はすば歯車81を軸着し、前記駆動軸60に取付けた第3はすば歯車62と噛合させてある。この連結軸80の軸心方向一端には軸受凹部82を設け、他端には他の加工手段の連結軸、または、ジョイント軸110と連結する連結突部83を設けてある。この軸受凹部82の内面および連結突部83の表面には前記したスプライン軸45に設けた凹凸溝部48と同じ凹凸溝部を設け、連結軸80を回転方向に固定すると共に軸方向に滑動可能に形成してある。
85は板押さえ枠で、図16に示すごとく、逆門型に形成した枠片86の中央に段部を介して突設した圧着部87の中央に孔88を設け、前記枠片86の内底面で、前記ユニット本体50のばね穴55と合致する位置にばね受ねじ部89を取付け、さらに枠片86の両側を立ち上がらせると共に、先端をカギ型に折り曲げて形成した係止部90を前記ユニット本体50の係止段部51に係止可能に取付けてある。
この板押さえ枠85のばね受ねじ部89と、前記ユニット本体50のばね穴55との間にばね91を介装して板押さえ枠85を上下方向に摺動可能に弾発させてある。加工手段Cによって加工板材Xを加工する際、板押さえ枠85の圧着部87で加工板材Xの表面を押圧することにより、プレス時における衝撃で加工板材Xがズレるのを防止することができる。また、前記ユニット本体50の薄幅方向両側にはガイド板93を取付け、前記板押さえ枠85が上下動する際、ユニット本体50から脱落するのを防止している。さらには、このユニット本体50の側面幅を薄厚に形成したことにより、一つのユニット本体の設置スペースを少なくすることができるので、加工板材Xを載せる狭い基台2上に複数の加工手段Cを取付けることができる。
前記加工ドリル100は、図18に示すごとく、円柱状に形成した軸杆101の先端に穴開け用のポンチ部102を設け、該ポンチ部の基部には、ポンチ部で開けた穴の縁を前記したダイ型8に合わせた径に広げて円筒状に形成する押拡部103を連設し、該押拡部の上方には先端が細径で基部が太径に形成した螺旋状のねじ切り部104を一体に形成し、軸杆101の後端には前記コレット軸66に装着する支持部105を設けてある。
110はジョイント軸で、図19に示すごとく、中央に伸縮可能に形成した胴部111と、該胴部の一端に前記コレット軸45の掛止起47、または連結軸80の連結起83とそれぞれ連結する軸受軸112と、他の連結軸の軸受凹部82と連結する連結起113aを有した連結軸113をそれぞれ枢動可能に軸支してある。前記胴部111は、断面六角型に形成した軸部115を該軸部と嵌合する鞘部116とにより伸縮可能に形成し、ジョイント軸110全体を伸縮且つ枢動可能に連結したことにより、加工手段Cと加工手段Cとを直接連結する場合を除き、図20、21に示すごとく、加工板材Xの複数個所に所定間隔で配置した加工手段と加工手段を連結することができる。このジョイント軸110の軸受軸112と連結軸113は胴部111に枢動可能に軸支してあるため、連結する加工手段Cの取付け位置が同一軸心上ではなく、多少ズレても簡単に連結することができる。
以下、本発明に係る実施の形態の作用について説明すると、図3、4に示すごとく、複数の加工手段Cを取付けた加工装置10を使用して加工板材Xの複数個所へ同時にねじ孔加工をする場合、加工板材Xをプレス機1の基台2のダイ受部7上の所定位置にセンタ−合わせをした後、駆動源(図示せず)の作動スイッチをONにすると昇降基板9に取付けられている加圧板11が、最上点Sから緩衝ばね17の弾発力に抗して第1降下地点Tまで降下する。前記緩衝ばね17の弾発力は、多条ねじ軸6に螺合した多条ナット25を回転させるほどの弾発力がないため、加圧板11が第1段階まで降下するまで可動板15、16は作動しない。したがって、加圧板11は下面に取付けたガイド軸12と補助軸13とによりスムースに案内されて降下する。
さらに昇降基板9が中間点Tまで降下すると、加圧板11と可動板15、16が当接して第2地点である最下点Uまで一緒に降下する(図5)。この可動板15、16が最下点Uまで降下すると、昇降基板9はカムまたはリミットスイッチ(図示せず)などの作用によって停止した後、元の最上点位置Sに戻って停止する。前記昇降基板9の降下および上昇は、最下点位置Uで停止する以外、途中で停止することはなく連続して昇降動する。したがって、加工ドリル100による加工板材Xへのバーリング加工とタッピング加工は、加圧板11が第2降下地点Tから最下点Uまでの間に行われる。
加工ドリル100の駆動力は、可動板15、16の降下に伴ってギアボックス20内の多条ナット25が多条ねじ軸6上を回転降下する時の回転力を利用して行われ、加工ドリル100の回転数は、多条ナット25が多条ねじ軸6上を1リード回転したときに、最適なねじ孔加工を行うことができる回転数Zを伝達手段Bである複数の歯車群の歯数で設定してある。
このギアボックス20内に収容した駆動手段Aと伝達手段Bは、前記駆動手段Aにより生じた駆動力である回転方向を第1基軸31の垂直方向から第2基軸34で水平方向に変換し、さらに第3、4基軸38、41で横方向に回転力を伝達し、前記第2基軸34と並行で反対側に位置したスプライン軸45に伝達することにより、駆動力である回転力の回転方向をそれぞれ変換させてコンパクトに組み合わせて形成したことにより、前記ギアボックス20に隣設して複数の加工手段Cを取付ける加工スペースを確保することができる。
前記したごとく、伝達手段Bを構成する各歯車の歯数は、加工ドリル100に所定の回転数Zを与えるため、それぞれ一定の歯数に固定してある。例えば、駆動歯車50枚、第1伝達歯車12枚、第1はすば歯車26枚、第2はすば歯車13枚、第2伝達歯車60枚、第4伝達歯車20枚、第3はすば歯車13枚および第4はすば歯車26枚のごとく形成してある。また、第3伝達歯車39は、使用する加工ドリル100の径によって加工板材Xに加わる負荷が相違することから、歯数がそれぞれ違う第3伝達歯車を収容したマガジン枠23の中から最適な歯数を有するマガジン枠をギアボックス20の一側に取付けることにより回転数の調整を行うことができる。また、第3伝達歯車39の歯数は、例えば、径6mmでピッチ1mmの加工ドリルを使用したときは、歯数46枚の第3伝達歯車を使用するように加工ドリルの径に合わせて歯数が設定されている。
加工板材Xへの加工時において、加工ドリル100は、先端が鋭角に尖っておらず扁平なポンチ部102に形成してあるため、該加工ドリル100が高速回転しながら降下してそのまま加工板材Xの表面にポンチ部が当たると、その衝撃力(逃げ)で先端が欠けたり、折れたりして破損する可能性が高い。そこで、図22、23に示すごとくユニット本体50が降下するときに、該ユニット本体50に取付けた板押え枠85の圧着部87で加工板材Xの表面をばね91の弾発力で強力に圧接して加工板材がズレるのを防止し、且つ、加工ドリル100の先端が加工板材Xの表面に当たった際の衝撃力(逃げ)を駆動軸60の上端に取付けた緩衝装置70のばね76により駆動軸60を若干上下動させて衝撃力を吸収し、加工ドリル100の先端が欠けたり、折れたりする破損を防止している。
バーリング加工は図22〜24に示すごとく、ユニット本体50の静止状態(イ)から加工ドリル100が降下を始めると、加工板材Xの表面を板押え枠85の圧着部87で強力に圧接して加工板材がズレるのを防止する(ロ)。次いで加工ドリル100の先端が加工板材Xの表面に当たった際の衝撃力(逃げ)は、前記したごとく、駆動軸60の上端に取付けた緩衝装置70のばね76により駆動軸60を上下動させて吸収し、加工板材Xの表面所定個所にポンチ部102で小孔X1を開ける(ハ)。さらに、小孔X1を押拡部103により周縁部分からダイ型8の内部に向かって下方に押し拡げながら湾曲させてフランジ部X2を形成する(ニ)。前記小孔X1に連なる周縁部分は押拡部103の下端周縁部に設けた面取部103aによって局部的に無理な力を加えることなく均一な力で下方に湾曲させながら押し拡げるため、小孔X1の内縁部分に亀裂が発生するのを防止することができる。
さらに、ユニット本体50がさらに降下すると、前記バーリング加工で形成したフランジ部X2の内面に設けたねじ切り部104でねじ溝を刻設するタッピング加工を行う(図25)。タッピング加工は、加工ドリル100のねじ切り部104、先方を小径で後方を太径に形成してあるため、加工ドリル100の降下に伴いねじ切り部104の先方がフランジ部X2の内縁壁面にスムースに食い込ませながら内壁面に螺条を形成し始める(イ)。
斜面状に形成したねじ切り部104の細径部104aによってフランジ部X2の内壁に螺条孔を刻設しながら降下するので、フランジ部の内壁に無理な力が加わることなくスム−ズに螺条溝を形成することができる。それと同時に、フランジ部の外周に位置するダイ型8によって該フランジ部76の外周面がアール状に整形される。この時のユニット本体50に装着した板押え枠85の圧着部87はばね91の弾発力によって加工板材Xは圧着した状態が保持されている。
可動板15の降下に伴ってユニット本体50が図5に示した最下点Uまで降下すると、加工ドリル100のねじ切り部104によってフランジ部X2の内壁に所定のねじ溝が刻設されることによりタッピング加工が終了する(ロ)。
昇降基板9は、前記したごとく、最下点Uまで降下して停止すると共に逆転スイッチがONになり、該昇降基板と共に加圧板11と可動板15、16が上昇し始め、ギアボックス20内の多条ナット25は逆回転しながら上昇すると共に、該多条ナットの逆回転力が伝達手段Bを介して加工手段Cの駆動軸60に伝達され、該駆動軸が逆回転すると加工ドリル100のねじ切り部104は、フランジ部X2の内壁に刻設した螺条溝に沿って逆回転しながら上昇してフランジ部の内壁に設けたねじ孔から上方に抜け出すことができる(ハ)。さらにユニット本体50が上昇すると加工板材Xを押圧していた板押え枠85の圧着部が加工板材の表面から離脱して上昇することによりタッピング加工が終了する。
したがって、加工板材Xの複数個所に複数の加工手段で一度の昇降動でバーリング加工とタッピング加工を行って所定のねじ孔を加工することができるので、作業時間を著しく短縮することができ能率的であると共に、コストダウンが図れ経済的である。
本発明にかかるねじ孔加工装置を取付けたプレス機の正面図である。 ねじ孔加工装置の平面図である。 作動前のねじ孔加工装置の正面図である。 加圧板を第1段階まで降下させた状態を示す正面図である。 加圧板と動板が一緒に第2段階まで降下して加工板材にねじ孔を加工した状態を示す正面図である。 ギアボックスの平面図である。 ギアボックスのH―H線断面図である。 ギアボックスのI―I線断面図である。 伝達手段である各歯車の噛合状態を示す平面図である。 伝達手段である各歯車の噛合状態を示す正面図である。 交換用マガジン枠を示す断面図である。 交換用マガジン枠を示す正面図である。 一部破断したスプライン軸の正面図である。 図13のJ―J線断面図である。 加工手段の側面図である。 図15のK―K線断面図である。 駆動軸の要部拡大断面図である。 加工ドリルの側面図である。 ジョイント軸の平面図である。 ギアボックスと連結した加工手段をジョイント軸の一方に連結し他方に複数の加工手段を連結した状態を示す平面図である。 ジョイント軸の一方をギアボックスに連結し、他方に複数の加工手段を連結した状態を示す平面図である。 ユニット本体の降下により、板押え枠の圧着部で加工板材の表面を押圧した状態の説明図である。 加工ドリルの先端が加工板材に当たった衝撃を緩衝装置で吸収した状態を示す説明図である。 バーリング加工における各工程を示す説明図で、イは加工ドリルの作動前の状態を示す、ロは加工ドリルが回転しながら降下を始めると同時にユニット本体に取付けた板押え枠の圧着部が加工板材に当接して押えた状態を示す、ハは加工ドリルのポンチ部で加工板材に小孔を開けた状態を示す、ニは押拡部で小孔を広げフランジ部を形成した状態を示すものである。 タッピング加工における各工程を示す説明図で、イは加工ドリルのねじ切り部先端がフランジ部の上縁部分に食い込んだ状態を示す、ロは加工ドリルのねじ切り部でフランジ部の内壁にねじ溝を刻設している状態を示す、ハはタッピング加工後加工ドリルを逆転させて引き抜いた状態を示すものである。
1 プレス機
2 基台
3 支持盤
4 ガイド筒部
6 多条ねじ軸
7 ダイ受部
9 昇降基板
10 ねじ加工装置
11 加圧板
12 ガイド軸
13 補助ガイド軸
15 上側可動板
16 下側可動板
20 ギアボックス
21 歯車収容枠
22 補助枠
23 マガジン枠
25 多条ナット
26 フランジ部
27 駆動歯車
30 第1基軸
31 第1伝達歯車
32 第1はすば歯車
34 第2基軸
35 第2はすば歯車
36 第2伝達歯車
38 第3基軸
39 第3伝達歯車
41 第4基軸
42 第4伝達歯車
45 スプライン軸
50 ユニット本体
51 係止段部
52 軸孔
53 歯車室
54 軸受凹部
55 ばね穴
60 駆動軸
61 軸部
62 第3はすば歯車
63 大径部
64 軸孔
66 コレット軸
67 スリット部
68 チャックリング
70 緩衝装置
71 軸受体
72 軸支持片
73 軸止ねじ
74 軸受部
75 ばね受片
76 ばね
77 キャップ
80 連結軸
81 第4はすば歯車
85 板押え枠
86 枠片
87 圧着部
88 孔
89 ばね受部
90 係止部
91 ばね
100 加工ドリル
101 軸杆
102 ポンチ部
103 押拡部
104 ねじ切り部
105 支持部
110 ジョイント軸
111 胴部
112 軸受軸部
113 連結軸部
A 駆動手段
B 伝動手段
C 加工手段
X 加工板材

Claims (3)

  1. プレス機(1)の基台(2)に取付けた支持盤(3)上の一側に樹立した多条ねじ軸(6)を、前記基台(2)の上方に、モータなどの駆動源で昇降動可能に取付けた昇降基板(9)と連動する加圧板(11)を介して昇降動する上下に位置した可動板(15、16)の間に取付けたギアボックス(20)内に挿通すると共に、該ギアボックス内に軸支した駆動歯車(27)を軸着させた多条ナット(25)を正逆回転可能に螺合させ、前記可動板(15、16)の昇降動によりギアボックス(20)内の多条ナット(25)が前記多条ねじ軸(6)上を正逆回転する駆動手段Aと、
    前記ギアボックス(20)は、軸孔(24a)を設けた軸受板(24)を上下両面に取付けた歯車収容枠(21)と、該歯車収容枠の一側に取付けた補助枠(22)と、該補助枠と並んで前記歯車収容枠(21)の側面に着脱可能に取付けたマガジン枠(23)とにより形成され、前記歯車収容枠(21)内に軸支した多条ナット(25)を前記軸受板(24)の軸孔(24a)に挿通した前記支持盤(3)に一端を固定した多条ねじ軸(6)に正逆回転可能に螺合し、該多条ナットのフランジ部(26)に軸着した駆動歯車(27)と、前記多条ねじ軸(6)と並行で回転可能に軸支した第1基軸(30)の上方に軸着した第1伝達歯車(31)と歯合させ、該第1基軸の下方に軸着した第1はすば歯車(32)と、第1基軸(30)の軸心方向と直角方向で水平に位置した第2基軸(34)の一端に軸着した第2はすば歯車(35)を歯合させて回転方向を水平方向に変換し、該第2基軸の他端に軸着した第2伝達歯車(36)を前記補助枠(22)内に収容し、該補助枠と隣設して取付けた前記マガジン枠(23)内に回転可能に軸支した第3、4基軸(38、41)にそれぞれ第3、4伝達歯車(39、42)を軸着して互いに歯合させて収容し、前記補助枠(22)内の第2伝達歯車(36)と第3伝達歯車(39)を歯合させ、前記第4基軸(41)のボス軸(43)と、前記歯車収容枠(21)内で、前記第2基軸(34)の反対側で並行に軸支したスプライン軸(45)とを連結させてなる伝達手段Bと、
    ユニット本体(50)の略中央上下方向に設けた軸孔(52)に駆動軸(60)を回転可能に軸承し、該駆動軸の上端に緩衝装置(70)を取付け、下端に加工ドリル(100)を着脱可能に装着し、該駆動軸の軸部(61)に軸着した第3はすば歯車(62)と、軸部(61)と直角方向に軸支した連結軸(80)に軸着した第4はすば歯車(81)とを噛合させて前記スプライン軸(45)からの水平回転力を垂直方向に変換し、前記ユニット本体(50)の下方で、両側を前記ユニット本体(50)の係止段部(51)に係止する係止部(90)を有し、中央に孔(88)を有した圧着部(87)を設けて形成した板押さえ枠(85)をばね(91)で上下動可能に弾発させて取付けてなる少なくとも1以上の加工手段Cとからなり、
    前記可動板(15、16)の間に取付けたギアボックス(20)内に収容した駆動手段Aと伝達手段Bと、前記可動板(15)の下面でギアボックス(20)と隣接して取付けた複数の加工手段Cとを直接若しくは伸縮可能に形成したジョイント軸(110)を介して連結し、前記プレス機(1)のモータにより昇降動する昇降基板(9)に押圧されて昇降動する加圧板(11)と共に上下動する前記可動板(15、16)の降下によって生じたギアボックス(20)内の多条ナット(25)の回転による駆動力を、前記伝達手段Bである複数の歯車群を介してスプライン軸(45)から加工手段Cである駆動軸(60)に伝達すると共に、前記可動板を降下して前記各加工手段Cに取付けた板抑え枠(85)で加工板材Xを圧着しながら前記駆動軸(60)に取付けた加工ドリル(100)で加工板材Xの複数個所を同時にバーリング加工とタッピング加工を連続して行うことを特徴とするねじ孔加工装置。
  2. 前記各マガジン枠(23)内に軸支した第3伝達歯車(39)は、加工ドリル(100)の径に最適な回転数を得るためそれぞれ相違した歯数を有し、第4伝達歯車(42)はそれぞれ共通の歯数を有した歯車を噛合させて形成し、ねじ孔加工をする際に使用する加工ドリルの径に合致した歯数を有する第3伝達歯車を収容したマガジン枠(23)を前記ギアボックス(20)の一端に着脱可能に取付けたことを特徴とする請求項1記載のねじ孔加工装置。
  3. 前記加工手段Cを構成する各ユニット本体(50)同士の連結は、各ユニット本体に取付けた連結軸(80)の連結凹部(82)と連結突部(83)同士を直接、または、伸縮可能に形成したジョイント軸(110)を介して連結することにより、加工板材Xの複数個所を同時に加工可能にしてなることを特徴とする請求項1記載のねじ孔加工装置。
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