JP4618256B2 - パターン形成方法、配向膜形成方法、液滴吐出装置及び配向膜形成装置 - Google Patents

パターン形成方法、配向膜形成方法、液滴吐出装置及び配向膜形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、パターン形成方法、配向膜形成方法、液滴吐出装置及び配向膜形成装置に関する。
表示装置や半導体装置の製造工程には、基板上に堆積した膜を所望の形状にパターニングして膜パターンを形成するパターン形成工程が数多く含まれる。
近年、この種のパターン形成工程では、生産性を向上させるために、基板上に吐出した液滴を固化させて自己整合的に膜パターンを形成させるインクジェット法が利用されている。インクジェット法は、液滴形状に対応した膜パターンを基板上に形成できるために、パターニングするためのマスク形成を不要にして、パターン形成工程の工程数を削減させることができる。
しかし、インクジェット法を利用して膜パターンを形成させる場合、着弾した液滴が基板表面で濡れ広がらないと、液滴の凹凸形状がパターン形状に反映されて、膜パターンの平坦性や膜厚均一性を損なう虞があった。
そこで、こうしたインクジェット法では、従来、着弾した液滴の濡れ広がりを拡大させる提案がなされている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、液滴の吐出方向を基板の法線に対して傾斜させて、吐出する液滴に、基板の接線方向に沿う速度成分を付与している。これによれば、基板の法線方向と吐出方向とのなす角度(傾斜角)分だけ、着弾する液滴を、基板の接線方向に沿って濡れ広がらせることができる。
特開2005−131498号公報
ところで、上記インクジェット法では、異なる膜厚の膜パターンを形成する場合、すなわち単位面積当たりの総吐出量を変更する場合、一般的に、1滴当りの液滴容量を一定に維持させて、液滴の吐出間隔を変更させている。例えば、薄膜の膜パターンを形成する場合には、1滴当りの液滴容量を一定に維持させるとともに、ノズルに対する基板の走査速度を増加させたり、吐出動作の動作周期を長くしたりして、液滴の吐出間隔を拡大させている。これによって、液滴吐出動作の安定化を図り、総吐出量の再現性、すなわち膜パターンの膜厚再現性を確保させている。
しかしながら、特許文献1では、吐出した液滴の飛行曲がりと着弾した液滴の飛散のみを考慮して、吐出方向の傾斜角を広範囲に規定している。そのため、図10に示すように、液滴Fbの吐出間隔Wを拡大させて薄膜の膜パターンを形成する場合に、吐出方向Aの傾斜角θが小さいと、液滴Fbの着弾径R1が液滴Fbの吐出間隔Wよりも短くなる。そして、着弾した各液滴Fbが、それぞれ基板Sb上で点在するようになる。
その結果、各液滴Fbの凹凸形状が膜パターンの形状に反映されて、膜パターンの膜厚を著しく不均一にさせる問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、基板の法線と液滴の吐出方向のなす角度を液滴の吐出間隔に対応させて、液滴からなるパターンの膜厚均一性を向上させたパターン形成方法及び液滴吐出装置を提供することである。
また、基板の法線と配向膜形成材料の液滴の吐出方向のなす角度を液滴の吐出間隔に対応させて、配向膜の膜厚均一性を向上させた配向膜形成方法及び配向膜形成装置を提供することである。
本発明のパターン形成方法は、基板の法線に対して傾斜する吐出方向に沿ってパターン形成材料の液滴を吐出し、前記基板にパターンを形成するようにしたパターン形成方法であって、前記基板の法線方向から見て、前記基板に着弾した液滴の吐出方向に沿う着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記液滴の吐出間隔に基づいて、着弾位置を回転中心として前記液滴を吐出する複数の吐出口の形成された吐出口形成面を前記基板の法線に対して傾動して、前記法線と前記吐出方向のなす角度を設定するようにし、前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向の反対側に沿って、前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動するようにした。
本発明のパターン形成方法によれば、吐出方向と法線のなす角度を、吐出する液滴の外径と液滴の吐出間隔に基づいて設定させることができる。そして、吐出方向に沿う各液滴の着弾径を、それぞれ液滴の吐出間隔以上にさせることができる。従って、着弾した液滴の領域を、所望するパターンの領域で接合させることができる。その結果、液滴の吐出間隔、すなわちパターンの膜厚変更に関わらず、各パターン形成材料の領域を、液滴の吐出方向に沿って接合させることができる。そのため、液滴からなるパターンの膜厚均一性を向上させることができる。
また、このパターン形成方法によれば、吐出口形成面の傾動によって、複数の吐出口から吐出された各液滴(パターン形成材料の領域)を、それぞれ対応するパターンの領域で接合させることができる。従って、膜厚均一性を向上させたパターンを、複数の吐出口からの液滴によって形成させることができ、その生産性を向上させることができる。
さらに、このパターン形成方法によれば、吐出口形成面に対する基板の相対移動速度の分だけ、吐出方向に沿う液滴の着弾径を拡大させることができる。従って、パターンの膜厚均一性を、より確実に、向上させることができる。
また、このパターン形成方法において、前記液滴の外径をRとし、前記液滴の吐出間隔をWとし、前記角度をθとするときに、arccos(R/W)≦θ<90を満たすように前記角度を設定するようにしてもよい。
このパターン形成方法によれば、吐出方向と法線のなす角度の範囲を、液滴の外径と液滴の吐出間隔のみに基づいて設定させることができる。従って、吐出方向に沿うパターン形成材料の領域を、より簡便に、所望するパターンの領域で接合させることができる。
本発明の配向膜形成方法は、基板の法線に対して傾斜する吐出方向に沿って配向膜形成材料の液滴を吐出し、前記基板に配向膜を形成するようにした配向膜形成方法であって、前記基板の法線方向から見て、前記基板に着弾した液滴の吐出方向に沿う着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記液滴の吐出間隔に基づいて、着弾位置を回転中心として前記液滴を吐出する複数の吐出口の形成された吐出口形成面を前記基板の法線に対して傾動して、前記法線と前記吐出方向のなす角度を設定するようにし、前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向の反対側に沿って、前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動するようにした。
本発明の配向膜形成方法によれば、吐出方向と法線のなす角度を、吐出する配向膜形成材料の液滴の外径と該液滴の吐出間隔に基づいて設定させることができる。そして、吐出方向に沿う各液滴の着弾径を、それぞれ液滴の吐出間隔以上にさせることができる。従って、着弾した液滴同士を、所望する配向膜を形成する領域で接合させることができる。そ
の結果、液滴の吐出間隔、すなわち配向膜の膜厚変更に関わらず、配向膜形成材料の領域を、液滴の吐出方向に沿って接合させることができる。そのため、液滴からなる配向膜の膜厚均一性を向上させることができる。
また、この配向膜形成方法によれば、吐出口形成面の傾動によって、複数の吐出口から吐出された各液滴(配向膜形成材料の領域)を、それぞれ対応する配向膜を形成する領域で接合させることができる。従って、膜厚均一性を向上させた配向膜を、複数の吐出口からの液滴によって形成させることができ、その生産性を向上させることができる。
さらに、この配向膜形成方法によれば、吐出口形成面に対する基板の相対移動速度の分だけ、吐出方向に沿う液滴の着弾径を拡大させることができる。従って、配向膜の膜厚均一性を、より確実に、向上させることができる。
本発明の液滴吐出装置は、パターン形成材料の液滴を基板に吐出して前記基板にパターンを形成する液滴吐出装置であって、前記液滴を吐出する複数の吐出口を一方向に沿う列状に有して前記基板に相対向する吐出口形成面と、前記一方向に沿う傾動軸を中心にして前記吐出口形成面を傾動する傾動機構と、前記傾動機構を駆動制御して、前記基板の法線方向から見て、前記液滴の吐出方向に沿う前記液滴の着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて、前記基板の法線と前記液滴の吐出方向のなす角度を設定する角度設定手段と、を備え、前記角度設定手段は、前記着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて前記傾動機構を駆動制御するための傾動情報を生成する傾動情報生成手段と、前記傾動情報生成手段の生成した前記傾動情報に基づいて前記傾動機構を駆動制御する制御手段と、を備えた。
本発明の液滴吐出装置によれば、吐出方向と法線のなす角度を、液滴の外径と同液滴の吐出間隔に基づいて設定させることができる。そして、吐出方向に沿う各液滴の着弾径を、それぞれ液滴の吐出間隔以上にすることができる。従って、着弾した液滴の領域を、所望するパターンの領域で接合させることができる。その結果、液滴の吐出間隔、すなわちパターン膜厚の変更に関わらず、着弾した各パターン形成材料の領域を、液滴の吐出方向に沿って接合させることができ、液滴からなるパターンの膜厚均一性を向上させることができる。
また、この液滴吐出装置によれば、吐出方向と法線のなす角度を、傾動情報に基づいて制御させることができる。従って、各パターン形成材料の領域を、より確実に、吐出方向に沿う方向に接合させることができる。
の液滴吐出装置において、前記傾動情報生成手段は、前記液滴の外形をRとし、前記液滴の吐出間隔をWとし、前記角度をθとするときに、arccos(R/W)≦θ<90を満たす前記傾動情報を生成するようにしてもよい。
この液滴吐出装置によれば、吐出方向と法線のなす角度の範囲を、液滴の外径と液滴の吐出間隔のみに基づいて設定させることができる。従って、吐出方向に沿うパターン形成材料の領域を、より簡便に、所望するパターンの領域で接合させることができる。
また、この液滴吐出装置において、前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動する移動手段を備え、前記角度設定手段は、前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向が、前記吐出口形成面に対する前記基板の相対移動方向の反対側になるように、前記角度を設定するようにしてもよい。
この液滴吐出装置によれば、吐出口形成面に対する基板の相対移動速度の分だけ、吐出方向に沿う液滴の着弾径(パターン形成材料の領域)を拡大させることができる。従って、パターンの膜厚均一性を、より確実に、向上させることができる。
また、この液滴吐出装置において、前記移動手段は、前記基板を載置して、載置した前記基板を前記相対移動方向に沿って移動するステージであってもよい。
この液滴吐出装置によれば、ステージを移動させる簡便な構成によって、パターンの膜厚均一性を、より確実に、向上させることができる。
本発明の配向膜形成装置は、配向膜形成材料の液滴を基板に吐出して前記基板に配向膜を形成する配向膜形成装置であって、前記液滴を吐出する複数の吐出口を一方向に沿う列状に有して前記基板に相対向する吐出口形成面と、前記一方向に沿う傾動軸を中心にして前記吐出口形成面を傾動する傾動機構と、前記傾動機構を駆動制御して、前記基板の法線方向から見て、前記液滴の吐出方向に沿う前記液滴の着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて、前記基板の法線と前記吐出方向のなす角度を設定する角度設定手段とを備え、前記角度設定手段は、前記着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて前記傾動機構を駆動制御するための傾動情報を生成する傾動情報生成手段と、前記傾動情報生成手段の生成した前記傾動情報に基づいて前記傾動機構を駆動制御する制御手段と、を備えた。
本発明の配向膜形成装置によれば、吐出方向と法線のなす角度を、液滴の外径と同液滴の吐出間隔に基づいて設定させることができる。そして、吐出方向に沿う各液滴の着弾径を、それぞれ液滴の吐出間隔以上にすることができる。従って、着弾した液滴同士を、所望する配向膜を形成する領域で接合させることができる。その結果、液滴の吐出間隔、すなわち配向膜の膜厚の変更に関わらず、着弾した配向膜形成材料の領域を、液滴の吐出方向に沿って接合させることができ、液滴からなる配向膜の膜厚均一性を向上させることができる。
また、この配向膜形成装置によれば、吐出方向と法線のなす角度を、傾動情報に基づいて制御させることができる。従って、各配向膜形成材料の領域を、より確実に、吐出方向に沿う方向に接合させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図9に従って説明する。まず、本発明のパターン形成方法によって形成した配向膜を有する電気光学装置としての液晶表示装置10について説明する。図1は、液晶表示装置10の斜視図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。
図1において、液晶表示装置10の下側には、LEDなどの光源11を有して四角板状に形成されたエッジライト型のバックライト12が備えられている。バックライト12の上方には、バックライト12と略同じサイズに形成された四角板状の液晶パネル13が備えられている。そして、光源11から出射される光が、液晶パネル13に向かって照射されるようになっている。
液晶パネル13には、相対向する素子基板14と対向基板15が備えられている。これら素子基板14と対向基板15は、図2に示すように、光硬化性樹脂からなる四角枠状のシール材16を介して貼り合わされている。そして、これら素子基板14と対向基板15との間の間隙に、液晶17が封入されている。
素子基板14の下面(バックライト12側の側面)には、偏光板や位相差板などの光学基板18が貼り合わされている。光学基板18は、バックライト12からの光を直線偏光
にして液晶17に出射するようになっている。素子基板14の上面(対向基板15側の側面:素子形成面14a)には、一方向(X矢印方向)略全幅にわったって延びる複数の走査線Lxが配列形成されている。各走査線Lxは、それぞれ素子基板14の一側に配設される走査線駆動回路19に電気的に接続されるとともに、走査線駆動回路19からの走査信号が、所定のタイミングで入力されるようになっている。また、素子形成面14aには、Y矢印方向略全幅にわたって延びる複数のデータ線Lyが配列形成されている。各データ線Lyは、それぞれ素子基板14の他側に配設されるデータ線駆動回路21に電気的に接続されるとともに、データ線駆動回路21からの表示データに基づくデータ信号が、所定のタイミングで入力されるようになっている。素子形成面14aであって、走査線Lxとデータ線Lyの交差する位置には、対応する走査線Lx及びデータ線Lyに接続されてマトリックス状に配列される複数の画素22が形成されている。各画素22には、それぞれTFTなどの図示しない制御素子や、透明導電膜などからなる光透過性の画素電極23が備えられている。
図2において、各画素22の上側全体には、ラビング処理などによる配向処理の施された配向膜24が積層されている。配向膜24は、配向性ポリイミドなどの配向性高分子からなる薄膜パターンであって、対応する画素電極23の近傍で、液晶17の配向を所定の配向に設定するようになっている。この配向膜24は、インクジェット法によって形成されている。すなわち、配向膜24は、配向性高分子を所定の溶媒に溶解したパターン形成材料としての配向膜形成材料F(図6参照)を液滴Fb(図7参照)として各画素22の上側全体に吐出し、着弾した液滴Fbを乾燥させることによって形成されている。
前記対向基板15の上面には、光学基板18からの光と直交する直線偏光の光を外方(図2における上方)に出射する偏光板25が配設されている。対向基板15の下面(素子基板14側の側面:電極形成面15a)全体には、各画素電極23と相対向するように形成された光透過性の導電膜からなる対向電極26が積層されている。対向電極26は、前記データ線駆動回路21に電気的に接続されるとともに、そのデータ線駆動回路21からの所定の共通電位が付与されるようになっている。対向電極26の下面全体には、ラビング処理などによる配向処理の施された配向膜27が積層されている。この配向膜27は、前記配向膜24と同じく、インクジェット法によって形成されて、前記対向電極26の近傍で、液晶17の配向を所定の配向に設定するようになっている。
そして、各走査線Lxを線順次走査に基づいて1本ずつ所定のタイミングで選択して、各画素22の制御素子を、それぞれ選択期間中だけオン状態にする。すると、各制御素子に対応する各画素電極23に、対応するデータ線Lyからの表示データに基づくデータ信号が出力される。各画素電極23にデータ信号が出力されると、各画素電極23と対向電極26との間の電位差に基づいて、対応する液晶17の配向状態が変調される。すなわち、光学基板18からの光の偏光状態が画素22ごとに変調される。そして、変調された光が偏光板25を通過するか否かによって、表示データに基づく画像が、液晶パネル13の上側に表示される。
次に、上記配向膜27(配向膜24)を形成するための液滴吐出装置30を図3〜9に従って説明する。
図3において、液滴吐出装置30は本実施形態では配向膜形成装置であって、液滴吐出装置30には、直方体形状に形成された基台31が備えられるとともに、その基台31の上面には、その長手方向(X矢印方向)に沿って延びる一対の案内溝32が形成されている。その基台31の上方には、基台31に設けられたX軸モータMX(図9の左上参照)の出力軸に駆動連結される移動手段としての基板ステージ33が備えられるとともに、その基板ステージ33が、前記案内溝32に沿って、所定の速度(搬送速度Vx)でX矢印方向及び反X矢印方向に往復動する(X矢印方向に沿って走査される)ようになっている
基板ステージ33の上面には、前記対向電極26を上側にした対向基板15を載置可能にする載置面34が形成されて、載置された状態の対向基板15を基板ステージ33に対して位置決め固定するようになっている。尚、本実施形態では、載置面34に対向基板15を載置する構成にしているが、これに限らず、前記各画素電極23を上側にした素子基板14を載置する構成にしてもよい。
基台31のY矢印方向両側には、門型に形成されたガイド部材35が配設されるとともに、そのガイド部材35には、Y矢印方向に延びる上下一対のガイドレール36が形成されている。また、ガイド部材35には、ガイド部材35に設けられたY軸モータMY(図9の左下参照)の出力軸に駆動連結されるキャリッジ37が備えられるとともに、そのキャリッジ37が、ガイドレール36に沿ってY矢印方向及び反Y矢印方向に往復動する(Y矢印方向に沿って走査される)ようになっている。キャリッジ37の内部には、前記配向膜形成材料F(図6参照)を導出可能に収容するインクタンク38が配設されるとともに、そのインクタンク38の収容する配向膜形成材料Fが、キャリッジ37の下方に搭載される液滴吐出ヘッド41まで導出されるようになっている。
図4は、キャリッジ37(液滴吐出ヘッド41)を下方(対向基板15)から見た概略斜視図であって、図5及び図6は、キャリッジ37及び液滴吐出ヘッド41をY矢印方向側から見た概略側面図である。
図4において、キャリッジ37の下側(図4における上側)には、Y矢印方向に延びる直方体形状のガイドステージ39が配設されている。ガイドステージ39の下面(図4における上面)には、断面円弧状の凹曲面(ガイド面39a)がガイドステージ39のY矢印方向略全幅にわたって形成されている。ガイド面39aは、その曲率中心39C(図5の下側中央参照)の位置が、ガイドステージ39の直下であって、かつ、基板ステージ33に載置された状態の対向電極26の上面に沿うように形成されている。
図4において、ガイドステージ39には、Y矢印方向に延びる蒲鉾状に形成された傾動機構を構成する傾動ステージ40が配設されている。傾動ステージ40の一側面であって、そのガイドステージ39側の側面(図4における下面)には、前記ガイド面39aに対応する凸曲面(摺動面40a)が形成されている。また、傾動ステージ40の他側面であって、その摺動面40aと相対向する側面(図4における上面)には、対向基板15に沿う平面(取着面40b)が形成されている。
この傾動ステージ40は、キャリッジ37に内設される傾動モータMR(図9の右上参照)の出力軸に駆動連結されるとともに、その傾動モータMRの駆動力を受けて、その摺動面40aを前記ガイド面39aに沿って摺動(回動)させるようになっている。つまり、この傾動ステージ40は、その摺動面40aと前記ガイド面39aが面一になるように、対向電極26上に位置する曲率中心39Cを傾動軸にして、その取着面40bを対向基板15に対して傾動させるようになっている。
そして、取着面40bを傾動させるための信号を傾動モータMRに供給する。すると、傾動モータMRが所定の回転数だけ正転駆動又は逆転駆動して、傾動ステージ40の取着面40bを、曲率中心39Cを中心にして傾動させる。
尚、本実施形態では、図5の実線で示すように、傾動ステージ40の配置位置であって、取着面40bの法線方向(以下単に、吐出方向Aという。)と対向基板15の法線方向(Z矢印方向)が平行になる配置位置を、「初期位置」という。また、図5の二点鎖線で
示すように、傾動ステージ40の配置位置であって、吐出方向AがZ矢印方向に対して右回りに所定の角度(傾斜角θ)だけ傾斜する状態の配置位置を、「傾斜位置」という。
図4において、取着面40bには、Y矢印方向に沿って延びる直方体形状に形成された液滴吐出ヘッド(以下単に、吐出ヘッドという。)41が備えられている。吐出ヘッド41の下側(図4において上側)には、ノズルプレート42が備えられるとともに、そのノズルプレート42の対向基板15側(図4における上側)には、取着面40bと平行な吐出口形成面としてのノズル形成面42aが形成されている。そのノズル形成面42aには、吐出口としての複数のノズルNが、Y矢印方向に沿って等ピッチに配列形成されている。
図5において、各ノズルNは、ノズル形成面42a(取着面40b)の法線方向、すなわち前記吐出方向Aに沿ってノズルプレート42に貫通形成されるとともに、傾動ステージ40が「初期位置」に位置するときに、前記曲率中心39CのZ矢印方向(吐出方向Aの反対側)に位置するように配設されている。本実施形態では、前記曲率中心39Cであって、かつ、各ノズルNの吐出方向Aに対応する位置を、それぞれ着弾位置PFという。
そして、傾動モータMRを正転駆動して、傾動ステージ40を「初期位置」から「傾斜位置」に配置移動する。すると、各ノズルNは、図5に示すように、それぞれ曲率中心39C(対応する着弾位置PF)を回動中心にして右回りに回動するとともに、その形成方向を、対向基板15の法線(Z矢印方向)に対して傾斜角θだけ傾斜させる。これによって、各ノズルNは、その形成方向を傾斜させる際に、対応する着弾位置PFの位置を維持させることができ、対応する着弾位置PFとの間の距離を所定の距離(飛行距離L)に維持させることができる。すなわち、液滴吐出装置30は、吐出方向Aを変更する場合に、各ノズルNから吐出する液滴Fbの着弾精度を維持できるように構成されている。
図6において、各ノズルNの吐出方向Aの反対側には、前記インクタンク38に連通するキャビティ43が形成されて、インクタンク38からの配向膜形成材料Fを、対応するノズルNに供給させるようになっている。各キャビティ43の吐出方向Aの反対側には、吐出方向A及びその反対方向に振動可能な振動板44が貼り付けて、キャビティ43内の容積を拡大・縮小させるようになっている。振動板44の上側には、各ノズルNに対応する複数の圧電素子PZが配設されている。各圧電素子PZは、それぞれ圧電素子PZを駆動制御するための信号(圧電素子駆動信号COM:図9の左下参照)を受けて収縮・伸張し、対応する振動板44を吐出方向A及びその反対方向に振動させるようになっている。
ここで、図7に示すように、対向電極26(対向基板15)上であって、前記配向膜27を形成する領域に、液滴Fbを着弾させるための格子点(目標位置P)を、X矢印方向に沿って等間隔(吐出間隔W)に規定する。
続いて、傾動ステージ40を「傾斜位置」に配置移動するとともに、基板ステージ33のX矢印方向への搬送を開始する。そして、各着弾位置PFが、それぞれ液滴Fbを着弾させるための対向電極26上の位置(目標位置P)に位置するタイミングで、各圧電素子PZに圧電素子駆動信号COMを供給する。
すると、各キャビティ43の容積が拡大・縮小して、各ノズルN内のメニスカス(配向膜形成材料Fの界面)が振動する。各ノズルN内のメニスカスが振動すると、図7に示すように、圧電素子駆動信号COMに応じた所定重量の配向膜形成材料Fが、対応するノズルNから、所定の外径(液滴径R0:図8参照)からなる液滴Fbとして吐出される。吐出された各液滴Fbは、それぞれノズルNの形成方向、すなわち傾斜角θだけ傾斜した吐出方向Aに沿って、所定の速度(吐出速度Vf)で飛行距離Lだけ飛行して、やがて、対
向電極26上の目標位置P(着弾位置PF)の領域に着弾する。
尚、本実施形態の圧電素子駆動信号COMは、予め試験等に基づいて設定された波形データWD(図9参照)に基づいて生成されて、メニスカスを円滑に振動させて、液滴Fbの重量を、所定重量に安定させるように設定されている。すなわち、本実施形態の液滴吐出装置30は、共通する圧電素子駆動信号COM(波形データWD)によって各液滴Fbを吐出させて、各液滴Fbの外径を、それぞれ前記液滴径R0に安定させるようになっている。
そして、液滴Fbが目標位置Pの領域に着弾すると、液滴Fbは、その吐出方向Aが傾斜する分だけ、着弾後の形状をX矢印方向に沿って拡張する。例えば、傾斜角θが小さい場合、液滴Fbの着弾後の形状は、その傾斜角θが小さい分だけ、Z矢印方向から見て、着弾位置PFを中心にした円形状に近づく。反対に、傾斜角θが大きい場合、液滴Fbの着弾後の形状は、その傾斜角θが大きい分だけ、Z矢印方向から見て、X矢印方向に延びる楕円形状になる。
そこで、本発明者らは、着弾した液滴Fbの形状を、吐出方向Aを投影方向にした液滴Fbの投影像に近似することによって、着弾した液滴FbのX矢印方向に沿う液滴径(着弾径R1)の下限値が規定できることを見出した。
すなわち、着弾した液滴Fbの形状を液滴Fbの投影像で近似すると、図8に示すように、液滴Fbの着弾径R1は、液滴径R0と傾斜角θによって以下の式で導出することができる。
R1=R0/cosθ
しかも、吐出した各液滴Fbには、その吐出方向Aの傾斜によって、傾斜角θに対応するX矢印方向の速度成分(接線方向速度Vfx=Vf×sinθ:図7参照)が付与される。また、吐出した各液滴Fbには、対向基板15の搬送速度Vxによって、反X矢印方向に、搬送速度Vxに対応する相対速度が付与される。
そのため、着弾した液滴Fbの形状は、接線方向速度Vfxと搬送速度Vxの分だけ、その着弾径R1をX矢印方向に沿って拡張する。すなわち、液滴Fbの着弾径R1は、液滴径R0と傾斜角θによって以下の式で導出することができる。
R1≧R0/cosθ
そして、本実施形態では、液滴Fbを吐出する工程において、上記着弾径R1が前記吐出間隔W以上になるように、傾斜角θを設定している。これによって、X矢印方向に広がる各液滴Fbを、X矢印方向に沿って、確実に接合させることができる。
尚、本実施形態の液滴吐出装置30では、液滴径R0と吐出間隔Wを利用して、θ=arccos(R0/W)を満たす傾斜角θを設定しているが、これに限らず、arccos(R0/W)≦θ<90を満たす傾斜角θを設定してもよい。
次に、上記のように構成した液滴吐出装置30の電気的構成を図9に従って説明する。
図9において、角度設定手段を構成する制御装置51には、傾動情報生成手段及び制御手段を構成するCPU、RAM、ROMなどが備えられている。そして、制御装置51は、RAMやROMなどに格納された各種データ及び各種プログラムに従って、基板ステージ33及びキャリッジ37を走査させるとともに、吐出ヘッド41の各圧電素子PZを駆動制御させるようになっている。
制御装置51には、入力装置52、X軸モータ駆動回路53、Y軸モータ駆動回路54、吐出ヘッド駆動回路55及び傾動機構駆動回路56が接続されている。
入力装置52は、起動スイッチ、停止スイッチなどの操作スイッチを有して各種操作信号を制御装置51に入力するとともに、対向基板15に形成する配向膜27の目標膜厚に関する情報を、既定形式の膜厚情報Itとして制御装置51に入力するようになっている。そして、膜厚情報Itを入力装置52から制御装置51に入力する。すると、制御装置51は、入力装置52からの膜厚情報Itを受けて、対向電極26上に吐出する配向膜形成材料Fの総重量を演算するとともに、演算した総重量と、波形データWDに対応する液滴Fbの重量に基づいて、液滴Fbの吐出間隔W(各目標位置Pの位置座標)を演算するようになっている。各目標位置Pの位置座標を演算すると、制御装置51は、液滴Fbを吐出させるためのビットマップデータBMDと、吐出間隔Wに対応する傾動データRDを生成して格納するようになっている。
ビットマップデータBMDは、対向電極26上の各目標位置Pに、それぞれ各ビットの値(0あるいは1)を対応させたデータであって、各ビットの値に応じて、圧電素子PZのオンあるいはオフを規定したデータである。そして、ビットマップデータBMDは、各着弾位置PFが、対応する各目標位置Pに位置するたびに、液滴Fbを吐出させるように規定される。
傾動データRDは、傾斜角θを傾動モータMRの回転数に対応させたデータである。この傾斜角θは、吐出間隔Wと、波形データWDに対応する液滴径R0に基づいて、θ=arccos(R0/W)を満たすように設定されている。
X軸モータ駆動回路53は、制御装置51からのX軸モータ駆動回路53に対応する駆動制御信号に応答して、基板ステージ33を往復移動させるX軸モータMXを正転又は逆転させるようになっている。そのX軸モータ駆動回路53には、X軸モータ回転検出器MEXが接続されて、X軸モータ回転検出器MEXからの検出信号が入力されるようになっている。X軸モータ駆動回路53は、X軸モータ回転検出器MEXからの検出信号に基づいて、基板ステージ33(対向基板15)の移動方向及び移動量を演算するとともに、基板ステージ33の現在位置に関する情報をステージ位置情報SPIとして生成するようになっている。そして、制御装置51は、X軸モータ駆動回路53からのステージ位置情報SPIを受けて、各種信号を出力するようになっている。
Y軸モータ駆動回路54は、制御装置51からのY軸モータ駆動回路54に対応する駆動制御信号に応答して、キャリッジ37を往復移動させるY軸モータMYを正転又は逆転させるようになっている。そのY軸モータ駆動回路54には、Y軸モータ回転検出器MEYが接続されて、Y軸モータ回転検出器MEYからの検出信号が入力されるようになっている。Y軸モータ駆動回路54は、Y軸モータ回転検出器MEYからの検出信号に基づいて、キャリッジ37(ヘッドユニット30)の移動方向及び移動量を演算するとともに、キャリッジ37の現在位置に関する情報をキャリッジ位置情報CPIとして生成するようになっている。そして、制御装置51は、Y軸モータ駆動回路54からのキャリッジ位置情報CPIを受けて、各種駆動信号を出力するようになっている。
詳述すると、制御装置51は、ステージ位置情報SPI及びキャリッジ位置情報CPIに基づいて、対向基板15がキャリッジ37の直下に侵入する前に、対向基板15の走査分(往動もしくは復動)に対応するビットマップデータBMDに基づいて所定のクロック信号に同期させた、吐出制御信号SIを生成するようになっている。そして、制御装置51は、キャリッジ37を走査するたびに、生成した吐出制御信号SIを、吐出ヘッド駆動回路55に順次シリアル転送するようになっている。
また、制御装置51は、ステージ位置情報SPIに基づいて、各着弾位置PFが、それぞれ対応する目標位置Pに位置するたびに、波形データWDに基づく圧電素子駆動信号COMを、圧電素子PZに出力させるための信号(吐出タイミング信号LP)を生成するようになっている。そして、制御装置51は、生成した吐出タイミング信号LPを、吐出ヘッド駆動回路55に順次出力するようになっている。
吐出ヘッド駆動回路55には、吐出ヘッド41が接続されるとともに、制御装置51からの波形データWD、吐出制御信号SI及び吐出タイミング信号LPが供給されるようになっている。吐出ヘッド駆動回路55は、制御装置51からの吐出制御信号SIを受けて、その吐出制御信号SIを、それぞれ各圧電素子PZに対応させて順次シリアル/パラレル変換するようになっている。そして、吐出ヘッド駆動回路55は、制御装置51からの吐出タイミング信号LPを受けるたびに、シリアル/パラレル変換した吐出制御信号SIに基づいて、波形データWDに基づく圧電素子駆動信号COMを、各圧電素子PZに供給するようになっている。すなわち、吐出ヘッド駆動回路55は、各着弾位置PFが目標位置Pに位置するたびに、対応する圧電素子PZに圧電素子駆動信号COMを供給するようになっている。
傾動機構駆動回路56は、制御装置51からの傾動データRDに応答して、傾動ステージ40を傾動させる傾動モータMRを正転又は逆転させるようになっている。その傾動機構駆動回路56には、傾動モータ回転検出器MERが接続されて、傾動モータ回転検出器MERからの検出信号が入力されるようになっている。傾動機構駆動回路56は、傾動モータ回転検出器MERからの検出信号に基づいて、傾動ステージ40の傾斜角θ(実傾斜角)を演算するようになっている。また、傾動機構駆動回路56は、演算した実傾斜角に関する情報を傾動ステージ情報RPIとして生成して、制御装置51に出力するようになっている。
次に、上記する液滴吐出装置30を使用して対向基板15に配向膜27を形成する方法について説明する。
まず、図3に示すように、基板ステージ33上に、対向基板15を載置する。このとき、基板ステージ33は、キャリッジ37よりも反X矢印方向側に配置されて、キャリッジ37は、ガイド部材35の最も反Y矢印方向に配置されている。また、傾動ステージ40は、前記「初期位置」に配置されている。
この状態から、入力装置52を操作して膜厚情報Itを制御装置51に入力する。すると、制御装置51は、膜厚情報Itに基づくビットマップデータBMD及び傾動データRDを生成して格納する。
ビットマップデータBMD及び傾動データRDを生成すると、制御装置51は、傾動データRDを傾動機構駆動回路56に出力して、傾動ステージ40を「傾斜位置」に配置移動する。傾動ステージ40を配置移動すると、制御装置51は、傾動機構駆動回路56からの傾動ステージ情報RPIを受けて、実傾斜角が、傾動データRDに対応する傾斜角θであるか否かを判断する。すなわち、制御装置51は、実傾斜角が、θ=arccos(R0/W)を満たす傾斜角θであるか否かを判断する。
そして、実傾斜角が傾動データRDに対応する傾斜角θであると判断する(傾動ステージ40をセットする)と、制御装置51は、Y軸モータMYを駆動制御して、キャリッジ37を配置移動する。そして、対向基板15がX矢印方向に搬送されるときに、各着弾位置PFが、対応する目標位置Pの走査経路上(X矢印方向)に位置するように、キャリッジ37(各ノズルN)をセットする。キャリッジ37をセットすると、制御装置51は、X軸モータMXを駆動制御して、基板ステージ33(対向基板15)のX矢印方向への搬
送を開始する。
この際、制御装置51は、波形データWDを所定のクロック信号に同期させて、吐出ヘッド駆動回路55に出力する。また、制御装置51は、基板ステージ33の1回の走査分に対応するビットマップデータBMDを所定のクロック信号に同期させた吐出制御信号SIを生成するとともに、生成した吐出制御信号SIを、吐出ヘッド駆動回路55に順次シリアル転送する。
やがて、制御装置51は、ステージ位置情報SPI及びキャリッジ位置情報CPIに基づいて、各着弾位置PFが対向電極26上の各格子点に位置するたびに、吐出タイミング信号LPを出力し、吐出制御信号SIに基づく液滴吐出動作を実行する。
すなわち、制御装置51は、各着弾位置PFが目標位置Pに位置するタイミングで、各圧電素子PZに、波形データWDに対応する圧電素子駆動信号COMを供給し、各ノズルNから、一斉に配向膜形成材料Fの液滴Fbを吐出させる。
この際、吐出される各液滴Fbは、それぞれ傾斜角θだけ傾斜した吐出方向Aに沿って吐出速度Vfで飛行して、X矢印方向に沿って吐出間隔Wだけ離間する目標位置Pの領域に順次着弾する。着弾する各液滴Fbは、その吐出方向Aが着弾形状の近似に基づく傾斜角θだけ傾斜されて、その着弾径R1を吐出間隔W以上にする。しかも、着弾する各液滴Fbは、その接線方向速度Vfxと、搬送速度Vxに対応する相対速度によって、その着弾径R1を、さらに拡張させる。そのため、対向電極26上に吐出する各液滴Fbは、それぞれX矢印方向に沿って、確実に接合される。
これによって、液滴Fbの接合による均一な膜厚からなる液状の膜を形成することができ、該液状膜を乾燥させることによって均一な膜厚の配向膜27を形成させることができる。対向基板15に配向膜27が形成されると、該配向膜27に対して公知のラビング処理がなされる。
一方、同様な方法で、素子基板14においても配向膜24が、液滴吐出装置30にて形成され、該配向膜24に対して同様にラビング処理される。そして、素子基板14にシール材16が形成され、シール材16に囲まれた領域内に液晶17を配置して、素子基板14と対向基板15を貼り合わせることによって、液晶パネル13が形成される。
次に、上記のように構成した本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、液滴Fbの着弾径R1が液滴Fbの吐出間隔W以上になるように、対向基板15の法線と吐出方向Aのなす傾斜角θを、吐出する液滴Fbの液滴径R0と液滴Fbの吐出間隔Wに基づいて設定させるようにした。
従って、着弾した液滴Fbを、吐出方向Aに対応する方向に沿って、確実に接合させることができる。その結果、吐出間隔Wの変更、すなわち配向膜27の目標膜厚の変更に関わらず、配向膜形成材料Fの領域を、吐出方向Aに対応する方向に沿って接合させることができる。そのため、液滴Fbからなる配向膜27の膜厚均一性を向上させることができる。
(2)上記実施形態によれば、液滴Fbの着弾径R1を、吐出方向Aを投影方向にした液滴Fbの投影像で近似するようにした。そして、吐出方向Aと法線のなす傾斜角θを、液滴Fbの液滴径R0と液滴Fbの吐出間隔Wのみに基づいて設定するようにした。
従って、吐出方向Aに沿う配向膜形成材料Fの領域を、より簡便に、吐出方向Aに対応する方向に沿って接合させることができる。
(3)上記実施形態によれば、対向基板15の法線方向から見て、吐出方向Aが、対向基板15の走査方向(X矢印方向)の反対側になるように、傾斜角θを設定するようにした。従って、対向基板15の搬送速度Vxの分だけ、液滴Fbの着弾径R1を、さらに拡大させることができる。その結果、配向膜27の膜厚均一性を、より確実に、向上させることができる。
(4)上記実施形態によれば、制御装置51が、液滴Fbの液滴径R0と吐出間隔Wに基づいて、傾斜角θに関する傾動データRDを生成するようにした。そして、傾動データRDに基づいて、傾動モータMRを駆動制御し、傾斜角θが、θ=arccos(R0/W)を満たすようにした。従って、配向膜形成材料Fの領域を、さらに確実に、吐出方向Aに沿う方向に接合させることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、液滴Fbの液滴径R0と吐出間隔Wのみに基づいて傾斜角θを設定する構成にした。これに限らず、例えば、液滴Fbの液滴径R0や吐出間隔Wに加えて、液滴Fbの表面張力や液滴Fbの粘度、液滴Fbの吐出速度Vf等に基づいて傾斜角θを設定する構成にしてもよい。すなわち、少なくとも液滴Fbの液滴径R0と液滴Fbの吐出間隔Wに基づいて傾斜角θを設定する構成であればよい。
・上記実施形態では、対向基板15の法線方向から見て、吐出方向Aの反対側に沿って、基板ステージ33を走査するようにした。これに限らず、対向基板15の法線から見て、吐出方向Aに沿うように、基板ステージ33を走査してもよい。尚、この際、液滴Fbの液滴径R0や吐出間隔Wに加えて、基板ステージ33の搬送速度Vxに基づいて傾斜角θを設定する構成にしてもよい。すなわち、液滴Fbの着弾径R1が吐出間隔W以上になるように、少なくとも液滴Fbの液滴径R0と液滴Fbの吐出間隔Wに基づいて傾斜角θを設定する構成であればよい。
・上記実施形態では、傾動機構を、傾動ステージ40として具体化した。これに限らず、例えば、基板ステージ33を傾動機構として具体化し、基板ステージ33に載置された対向基板15を、ノズル形成面42aに対して傾動させる構成であってもよい。
・上記実施形態では、ノズルNを一列だけ備える構成にした。これに限らず、ノズルNを複数列備える構成にしてもよい。
・上記実施形態では、パターンを、液晶表示装置10の配向膜27に具体化した。これに限らず、例えば、液晶表示装置10や、電子放出素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型装置(FEDやSEDなど)に設けられる各種薄膜、金属配線、カラーフィルタなどに具体化してもよい。すなわち、着弾した液滴Fbによって形成するパターンであればよい。
・上記実施形態では、基板を、液晶表示装置10の対向基板15に具体化した。これに限らず、基板を、シリコン基板やフレキシブル基板、あるいは金属基板などに具体化してもよい。
・上記実施形態では、電気光学装置を、液晶表示装置10に具体化した。これに限らず、例えば、電気光学装置を、エレクトロルミネッセンス装置に具体化してもよい。
本実施形態における液晶表示装置を示す斜視図。 同じく、液晶表示装置を示す断面図。 同じく、液滴吐出装置を示す斜視図。 同じく、液滴吐出ヘッドを示す斜視図。 同じく、液滴吐出ヘッドを示す側面図。 同じく、液滴吐出ヘッドを示す側面図。 同じく、液滴吐出ヘッドを示す側面図。 同じく、液滴吐出動作を説明する説明図。 同じく、液滴吐出装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図。 従来例の液滴吐出装置を示す概略側面図。
符号の説明
A…吐出方向、W…吐出間隔、Fb…液滴、F…パターン形成材料としての配向膜形成材料、N…吐出口としてのノズル、R0…外径、R1…着弾径、10…電気光学装置としての液晶表示装置、15…基板としての対向基板、27…パターンとしての配向膜、30…液滴吐出装置、40…傾動機構を構成する傾動ステージ、42a…吐出口形成面としてのノズル形成面、51…角度設定手段を構成する制御装置。

Claims (8)

  1. 基板の法線に対して傾斜する吐出方向に沿ってパターン形成材料の液滴を吐出し、前記基板にパターンを形成するようにしたパターン形成方法であって、
    前記基板の法線方向から見て、前記基板に着弾した液滴の吐出方向に沿う着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記液滴の吐出間隔に基づいて、着弾位置を回転中心として前記液滴を吐出する複数の吐出口の形成された吐出口形成面を前記基板の法線に対して傾動して、前記法線と前記吐出方向のなす角度を設定するようにし
    前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向の反対側に沿って、前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動するようにしたことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 請求項1に記載のパターン形成方法において、
    前記液滴の外径をRとし、前記液滴の吐出間隔をWとし、前記角度をθとするときに、arccos(R/W)≦θ<90を満たすように前記角度を設定するようにしたことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 基板の法線に対して傾斜する吐出方向に沿って配向膜形成材料の液滴を吐出し、前記基板に配向膜を形成するようにした配向膜形成方法であって、
    前記基板の法線方向から見て、前記基板に着弾した液滴の吐出方向に沿う着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記液滴の吐出間隔に基づいて、着弾位置を回転中心として前記液滴を吐出する複数の吐出口の形成された吐出口形成面を前記基板の法線に対して傾動して、前記法線と前記吐出方向のなす角度を設定するようにし、
    前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向の反対側に沿って、前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動するようにしたことを特徴とする配向膜形成方法。
  4. パターン形成材料の液滴を基板に吐出して前記基板にパターンを形成する液滴吐出装置であって、
    前記液滴を吐出する複数の吐出口を一方向に沿う列状に有して前記基板に相対向する吐出口形成面と、
    前記一方向に沿う傾動軸を中心にして前記吐出口形成面を傾動する傾動機構と、
    前記傾動機構を駆動制御して、前記基板の法線方向から見て、前記液滴の吐出方向に沿う前記液滴の着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて、前記基板の法線と前記吐出方向のなす角度を設定する角度設定手段と、
    を備え、
    前記角度設定手段は、
    前記着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて前記傾動機構を駆動制御するための傾動情報を生成する傾動情報生成手段と、
    前記傾動情報生成手段の生成した前記傾動情報に基づいて前記傾動機構を駆動制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 請求項4に記載の液滴吐出装置において、
    前記傾動情報生成手段は、前記液滴の外形をRとし、前記液滴の吐出間隔をWとし、前記角度をθとするときに、arccos(R/W)≦θ<90を満たす前記傾動情報を生成することを特徴とする液滴吐出装置。
  6. 請求項4又は5に記載の液適吐出装置において、
    前記基板を前記吐出口形成面に対して相対移動する移動手段を備え、
    前記角度設定手段は、前記基板の法線方向から見て、前記吐出方向が、前記吐出口形成面に対する前記基板の相対移動方向の反対側になるように、前記角度を設定することを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出装置において、
    前記移動手段は、前記基板を載置して、載置した前記基板を前記相対移動方向に沿って移動するステージであることを特徴とする液滴吐出装置。
  8. 配向膜形成材料の液滴を基板に吐出して前記基板に配向膜を形成する配向膜形成装置であって、
    前記液滴を吐出する複数の吐出口を一方向に沿う列状に有して前記基板に相対向する吐出口形成面と、
    前記一方向に沿う傾動軸を中心にして前記吐出口形成面を傾動する傾動機構と、
    前記傾動機構を駆動制御して、前記基板の法線方向から見て、前記液滴の吐出方向に沿う前記液滴の着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて、前記基板の法線と前記吐出方向のなす角度を設定する角度設定手段と、
    を備え、
    前記角度設定手段は、
    前記着弾径が前記液滴の吐出間隔以上になるように、吐出する前記液滴の外径と前記吐出間隔に基づいて前記傾動機構を駆動制御するための傾動情報を生成する傾動情報生成手段と、
    前記傾動情報生成手段の生成した前記傾動情報に基づいて前記傾動機構を駆動制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする配向膜形成装置。
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