JP2005131498A - 液滴塗布方法と液滴塗布装置及びデバイス並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一な膜及び微小線幅のパターンが形成可能であり、また断線等の品質不良を生じさせない。
【解決手段】 液滴吐出ヘッド20と基板2とを相対移動させながら、液滴吐出ヘッド20から液滴を吐出して基板2表面の所定領域に塗布する。液滴を、基板2表面に対し、垂直方向と交叉する方向に吐出させ、液滴吐出ヘッド20と基板2とを相対移動させて前記液滴を吐出する際に、前記相対移動方向に沿って液滴を吐出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液滴塗布方法と液滴塗布装置及びデバイス並びに電子機器に関するものである。
電子機器、例えばコンピュータや携帯用の情報機器端末の発達に伴い、液晶表示デバイス、特にカラー液晶表示デバイスの使用が増加している。この種の液晶表示デバイスは、表示画像をカラー化するためにカラーフィルターを用いている。カラーフィルターには、基板を有し、この基板に対してR(赤)、G(緑)、B(赤)のインク(液滴)を所定パターンで着弾させ、このインクを基板上で乾燥させることで着色層を形成するものがある。このような基板に対してインクを着弾させて塗布する方式としては、例えばインクジェット方式(液滴吐出方式)の描画装置が採用されている。
インクジェット方式を採用した場合、描画装置においてはインクジェットのヘッドから所定量のインクをフィルターに対して吐出して着弾させるが、この場合、例えば基板はYステージ(Y方向に移動自在なステージ)に搭載され、インクジェットヘッドはXステージ(X方向に移動自在なステージ)に搭載される。そして、Xステージの駆動によりインクジェットヘッドを所定位置に位置決めした後に、Yステージの駆動により基板をインクジェットヘッドに対して相対移動させながらインクを吐出することで、複数のインクジェットヘッドからのインクが基板の所定位置に着弾できるようになっている。このようなインクジェット方式によりカラーフィルターを製造する技術は、例えば特許文献1に開示されている。
また、特許文献2には、半導体集積回路などの微細な配線パターンの製造方法として、滴吐出方式を用いた方法が開示されている。この文献に開示されている技術は、パターン形成用材料を含んだ機能液を液滴吐出ヘッドから基板上に吐出することにより、パターン形成面に材料を配置(塗布)して配線パターンを形成するものであり、少量多種生産に対応可能であるなど大変有効であるとされている。
特開平11−248925号公報 特開平11−274671号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
ドット状の液滴を2次元的に塗布した場合、各ドットが独立するため、液滴の濡れ拡がり程度によっては均一な膜が形成されず、膜プロファイルが凸凹になる。この場合、形成された素子の特性に悪影響を及ぼす可能性がある。
また、液滴吐出により金属配線等の配線を形成した場合には、線状に塗布した液滴が濡れ拡がって線幅が太くなるため、微小線幅の配線を得ることが困難である。
さらに、配線を形成する場合には、導通を確保するためにドット間隔を狭めると、液滴が集まって大きくなり周囲の線が細くなる現象、いわゆるバルジが発生して、却って断線の原因となる虞がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、均一な膜及び微小線幅のパターンが形成可能であり、また断線等の品質不良を生じさせない液滴吐出方法と液滴吐出装置及びデバイス並びに電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明の液滴塗布方法は、液滴吐出ヘッドと基板とを相対移動させながら、前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出して基板表面の所定領域に塗布する方法であって、前記液滴を、前記基板表面に対し、垂直方向と交叉する方向に吐出させ、前記液滴吐出ヘッドと前記基板とを相対移動させて前記液滴を吐出する際に、前記相対移動方向に沿って前記液滴を吐出することを特徴とするものである。
従って、本発明では、吐出した液滴が基板表面に沿う方向の速度成分を持つ。その結果、基板表面に着弾した各液滴は、ドット状ではなく、その運動量により前記相対移動方向に尾を引く痕跡で線状に拡がることになり、凸凹が少ない略均一な膜を塗布形成することが可能になる。この場合、液滴が線状に形成されることから断線等の品質不良の発生を抑制することが可能になる。
また、本発明では、一定の体積の液滴が線状に拡がることから、この液滴で形成された線の幅は小さくなり、微小線幅のパターンを形成することができる。
また、液滴を塗布する基板表面の所定領域は、前記液滴に対して親液性を有することが好ましい。この場合、基板表面に着弾した液滴を滑らせることなく線状のパターンを形成することができる。
また、前記液滴の重量をW〔ng〕、吐出した前記液滴の初速をv〔m/s〕、前記液滴吐出ヘッドの前記液滴を吐出する吐出部と前記基板との間の距離をd〔mm〕、前記基板表面に対して角度θで前記液滴を吐出する際に、40<(v・W・sinθ)/d <270の条件を満足することが好ましい。
(v・W・sinθ)/dが40以下であれば吐出した液滴が飛行中に曲がり着弾位置精度が低下する虞がある。一方、(v・W・sinθ)/dが270以上であれば、基板に着弾した液滴が飛び散ってしまい、液滴の塗布位置精度及び塗布量に問題が生じる可能性があるが、本発明では高い位置精度及び所定の塗布量で基板に塗布することができる。
また、本発明では、前記基板に形成された溝部に対して前記液滴を吐出する構成も好ましい。
この場合、基板に着弾した液滴は線状に拡がって幅が細くなるため、ドット状では充填が困難であった微小幅の溝に対しても液滴を充填・塗布することが可能になる。
一方、本発明のデバイスは、基板の表面に液滴を塗布して製造されたデバイスであって、上記の液滴塗布方法により前記液滴が塗布されることを特徴としている。
また、本発明の電子機器は、上記のデバイスを備えることを特徴としている。
これにより、本発明では、凸凹が少ない略均一な膜が形成され、また微小線幅でパターンが形成された高品質のデバイスを得ることができるとともに、断線等の生じない高品質の電子機器を得ることができる。
そして、本発明の液滴塗布装置は、液滴吐出ヘッドから液滴を吐出して基板表面に塗布する装置であって、前記液滴吐出ヘッドは、前記基板表面と直交する方向と交叉する方向に前記液滴を吐出するように、前記基板表面と直交する方向に対して傾けて配置されることを特徴としている。
これにより、本発明では、吐出した液滴が基板表面に沿う方向の速度成分を持つ。その結果、基板表面に着弾した各液滴は、ドット状ではなく、その運動量で尾を引くように線状に拡がることになり、凸凹が少ない略均一な膜を形成することが可能になる。この場合、液滴が線状に形成されることから断線等の品質不良の発生を抑制することが可能になる。また、本発明では、一定の体積の液滴が線状に拡がることから、この液滴で形成された線の幅は小さくなり、微小線幅のパターンを形成することができる。
以下、本発明の液滴塗布方法と液滴塗布装置及びデバイス並びに電子機器の実施の形態を、図1ないし図11を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、液滴塗布装置について説明する。
図1は、液滴塗布装置30の概略的な外観斜視図である。
液滴塗布装置30は、ベース32、第1移動手段34、第2移動手段16、図示しない電子天秤(重量測定手段)、液滴吐出ヘッド20、キャッピングユニット22、クリーニングユニット24等を有している。第1移動手段34、電子天秤、キャッピングユニット22、クリーニングユニット24および第2移動手段16は、それぞれベース32上に設置されている。
第1移動手段34は、好ましくはベース32の上に直接設置されており、しかもこの第1移動手段34は、Y軸方向に沿って位置決めされている。これに対して第2移動手段16は、支柱16A、16Aを用いて、ベース32に対して立てて取り付けられており、しかも第2移動手段16は、ベース32の後部32Aにおいて取り付けられている。第2移動手段16のX軸方向は、第1移動手段34のY軸方向とは直交する方向である。Y軸はベース32の前部32Bと後部32A方向に沿った軸である。これに対してX軸はベース32の左右方向に沿った軸であり、各々水平である。
第1移動手段34は、ガイドレール40、40を有しており、第1移動手段34としては、例えば、リニアモータを採用することができる。このリニアモータ形式の第1移動手段34のスライダー42は、ガイドレール40に沿って、Y軸方向に移動して位置決め可能である。テーブル46は、ワークとしての基板2を位置決めして、しかも保持するものである。また、テーブル46は、吸着保持手段50を有しており、吸着保持手段50が作動することにより、テーブル46の穴46Aを通して、基板2をテーブル46の上に吸着して保持することができる。テーブル46には、液滴吐出ヘッド20がインクを捨打ち或いは試し打ち(予備吐出)するための予備吐出エリア52が設けられている。
第2移動手段16は、支柱16A,16Aに固定されたコラム16Bを有しており、このコラム16Bには、リニアモータ形式の第2移動手段16が設けられている。スライダー60は、ガイドレール62Aに沿ってX軸方向に移動して位置決め可能であり、スライダー60には、インク吐出手段としての液滴吐出ヘッド20が備えられている。
スライダー42は、θ軸用のモータ44を備えている。このモータ44は、例えばダイレクトドライブモータであり、モータ44のロータはテーブル46に固定されている。これにより、モータ44に通電することでロータとテーブル46は、θ方向に沿って回転してテーブル46をインデックス(回転割り出し)することができる。
液滴吐出ヘッド20は、揺動位置決め手段としてのモータ62,64,66,68を有している。モータ62を作動すれば、液滴吐出ヘッド20は、Z軸に沿って上下動して位置決め可能である。このZ軸はX軸とY軸に対して各々直交する方向(上下方向)である。モータ64を作動すると、液滴吐出ヘッド20は、Y軸回りのβ方向に沿って揺動して位置決め可能である。モータ66を作動すると、液滴吐出ヘッド20は、X軸回りのγ方向に揺動して位置決め可能である。モータ68を作動すると、液滴吐出ヘッド20は、Z軸回りのα方向に揺動して位置決め可能である。
このように、図1の液滴吐出ヘッド20は、スライダー60を介して、X軸方向に直線移動して位置決め可能で、且つα、β、γに沿って揺動して位置決め可能であり、液滴吐出ヘッド20のインク吐出面20Pは、テーブル46側の基板2に対して正確に位置あるいは姿勢をコントロールすることができる。なお、液滴吐出ヘッド20のインク吐出面20Pには、それぞれがインクを吐出する複数(例えば120個)の吐出部としてのノズルが設けられている。
ここで、液滴吐出ヘッド20の構造例について、図2を参照して説明する。液滴吐出ヘッド20は、たとえば、ピエゾ素子(圧電素子)を用いたヘッドであり、図2(A)に示すようにヘッド本体90のインク吐出面20Pには、複数のノズル(吐出部)91が形成されている。これらのノズル91に対してそれぞれピエゾ素子92が設けられている。図2(B)に示すようにピエゾ素子92は、ノズル91とインク室93に対応して配置されており、例えば一対の電極(図示せず)の間に位置し、通電するとこれが外側に突出するようにして撓曲するよう構成されたものである。そしてこのピエゾ素子92に対して図2(C)に示すように印加電圧Vhを印加することで、図2(D),(F)及び(E)に示すようにして、ピエゾ素子92を矢印Q方向に伸縮させることで、インクを加圧して所定量の液滴(インク滴)99をノズル91から吐出させるようになっている。これらピエゾ素子92の駆動、即ち液滴吐出ヘッド20からの液滴吐出は、制御装置25(図1参照)により制御される。
図1に戻り、電子天秤は、液滴吐出ヘッド20のノズルから吐出された液滴の1滴の重量を測定して管理するために、例えば、液滴吐出ヘッド20のノズルから、5000滴分のインク滴を受ける。電子天秤は、この5000滴の液滴の重量を5000で割ることにより、液滴1滴の重量をほぼ正確に測定することができる。この液滴の測定量に基づいて、液滴吐出ヘッド20から吐出する液滴の量を最適にコントロールすることができる。
続いて、上記液滴塗布装置30により液滴を塗布する基板2について説明する。
基板としては、ガラス、石英ガラス、Siウエハ、プラスチックフィルム、金属板など各種のものを用いることができる。また、これら各種の素材基板の表面に半導体膜、金属膜、誘電体膜、有機膜などが下地層として形成されたものも含む。
また、基板2の表面には、液滴に対して親液性を有するように親液化処理が施されている。親液化処理としては、紫外線を照射することにより親液性を付与する紫外線(UV)照射処理や大気雰囲気中で酸素を処理ガスとするOプラズマ処理等を選択できる。
例えばOプラズマ処理は、基板2に対しプラズマ放電電極からプラズマ状態の酸素を照射することで行う。Oプラズマ処理の条件としては、例えばプラズマパワーが50〜1000W、酸素ガス流量が50〜100ml/min、プラズマ放電電極に対する基板2の板搬送速度が0.5〜10mm/sec、基板温度が70〜90℃とされる。なお、基板2がガラス基板の場合、その表面は液滴に対して親液性を有しているが、Oプラズマ処理や紫外線照射処理を施すことで、基板表面の親液性を高めることができる。
この親液化処理により液滴に対する基板表面の接触角を調整する(例えば10°以下)には、紫外線照射時間やプラズマ処理時間等の処理条件を適宜調整すればよい。
なお、これらの親液化処理を施すことにより、基板表面に残留する有機物等を除去できる。
続いて、上記の液滴塗布装置30により、基板2に液滴を塗布する処理について説明する。
上記の親液化処理が施された基板2をテーブル46の前端側から第1移動手段34のテーブル46の上に給材すると、この基板2はテーブル46に対して吸着保持されて位置決めされる。そして、モータ44が作動して、基板2の端面がY軸方向に並行になるように設定される。
次に、基板2が第1移動手段34によりY軸方向に適宜に移動して位置決めされるとともに、液滴吐出ヘッド20が第2移動手段16によりX軸方向に適宜移動して位置決めされる。そして、液滴吐出ヘッド20は、予備吐出エリア52に対して全ノズルから液滴を予備吐出した後に、基板2に対する吐出開始位置に移動する。
ここで、制御装置25は、モータ66を介して液滴吐出ヘッド20をX軸と平行な軸周りに回転させ、図3に示すように、ノズル面20Pと基板2の表面とを平行ではなく交叉させる。つまり、液滴吐出ヘッド20から液滴が吐出される方向を、基板2の表面と直交する方向(Z方向)と交叉させる(ここでは液滴が+Y方向に速度成分をもつようにヘッド20を傾ける)。
本実施の形態では、図3に示すように、基板表面に対する吐出角度θを30°とした。 より詳細には、吐出処理工程中における基板2の相対移動方向後方側(基板2に対する液滴吐出ヘッド20の相対移動方向前方側;図3では右側)へ液滴が吐出されるように、液滴吐出ヘッド20をX軸周りに回転して傾けた。
そして、液滴吐出ヘッド20と基板2とをY軸方向に所定の行路を相対移動させて(実際には、基板2が液滴吐出ヘッド20に対して−Y方向に移動する)、基板2表面上の所定領域(所定位置)に対してノズル91から液滴を吐出する。
液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴は、基板表面に沿う方向(Y軸方向)の速度成分(運動量)を有しており、また基板表面が親液性で液滴が滑らないため、基板表面に着弾するとドット状ではなく、図4に示すように、相対移動方向に尾を引く痕跡で線状に拡がる(図4には、Y軸方向に線状に拡がった液滴99が2つ重なり、且つX軸方向に隙間をあけて3列に2次元に塗布された状態が示されており、図5には金属配線等のパターンとして、液滴99が拡がって塗布された状態が示されている)。この場合、液滴が線状に拡がることから、液滴間のつながりがよくなり、凸凹が少ない略均一の膜(膜パターン)が形成される。また、液滴がドット状に着弾した場合と比べて長さが大きくなることから、幅が細くなった状態で線状に形成されることになる。
このとき、ノズル91から吐出する液滴の初速が遅い場合には、吐出した液滴が飛行中に曲がって着弾位置精度が低下する虞があり、逆に初速が速い場合には、基板2に着弾した液滴が飛び散ってしまい、液滴の塗布位置精度及び塗布量に問題が生じる可能性がある。そのため、これらの問題を生じさせないためには、液滴の重量をW〔ng〕、吐出した液滴の初速をv〔m/s〕、液滴吐出ヘッド20のノズル91と基板2との間の距離をd〔mm〕とすると、下式を満足する条件で液滴を吐出すればよい。
40<(v・W・sinθ)/d <270 …(1)
つまり、(v・W・sinθ)/dが40以下であれば着弾位置精度が低下する程度に飛行曲がりが生じる虞があり、(v・W・sinθ)/dが270以上であれば基板2に着弾した液滴が飛び散る可能性があるが式(1)を満足する条件(v、W、θ、d)で液滴を吐出することにより、上述した問題を回避できる。
なお、液滴が線状に拡がった際の長さを調整するには、上記v、W、θ、dの値を適宜調整すればよいが、調整を容易にするためには、液滴吐出ヘッド20、基板2の位置調整を必要とするθ、dを固定し、 ピエゾ素子92に対する印加電圧や駆動波形を調整することでv、Wの値を変化させることが好ましい。すなわち、形成すべきパターンの長さに基づいてv、Wの値を設定することが、パターンの長さ調整を行うためには好ましい。
そして、液滴吐出ヘッド20と基板2との一回の相対移動が終了すると、液滴吐出ヘッド20が基板2に対してX軸方向に所定量ステップ移動し、その後、基板2が液滴吐出ヘッド20に対して別の行路を移動する間に液滴を吐出する。そして、この動作を複数回繰り返すことにより、液滴塗布領域全体に液滴を吐出して薄膜を形成することができる。
(実施例)
v=12m/s、W=10ng、θ=30°、d=1mmの条件((v・W・sinθ)/d=60)で液滴を吐出したところ、基板2に着弾した液滴は飛び散ることなく所定位置に、図4に示した線状に塗布され、凸凹の少ない略均一な膜となった。
同様に、v=12m/s、W=10ng、θ=30°、d=0.3mmの条件((v・W・sinθ)/d=200)で液滴を吐出した場合も、凸凹の少ない略均一なプロファイルで膜を得ることができた。
このように、本実施の形態では、液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴が基板表面と沿う方向に速度成分を有するように、Z方向と交叉する方向に液滴を吐出しているので、基板2に着弾した液滴が線状に拡がって凸凹の少ない膜を形成することができ、この膜を有する素子において凸凹に起因する素子特性に悪影響が及ぶことを防止できる。また、本実施の形態では、液滴が線状に拡がることで線幅が小さくなり、ドット状に着弾した場合と比べて微小線幅のパターンを形成することが可能になる。
また、本実施の形態では、式(1)を満足する条件で液滴を吐出するので、液滴の飛行曲がりによる塗布位置精度の低下や、液滴の飛び散りによる塗布量の変動等が生じることを防止でき、高精度で液滴が塗布されてパターンが形成された基板を得ることが可能になる。さらに、本実施の形態では、基板2の塗布領域を親液性とすることで、着弾した液滴が滑ることなく、線状のパターンとすることができる。
なお、上記実施の形態では、基板表面の平面部に液滴を塗布する場合の例を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば基板表面に形成された溝部内に液滴を塗布・充填する際にも、本発明は適用可能である。特に、液滴の直径よりも溝幅が狭い場合には、液滴がドット状で着弾しても、液滴の表面張力により溝部内に濡れ拡がらせることが困難な場合がある。このような場合、本発明を適用して、溝部の延在方向に速度成分を持たせて液滴を吐出することにより、溝部に着弾した液滴が線状に拡がって幅が狭くなることで、幅の小さい溝部に対しても容易に液滴を充填・塗布することが可能になる。
(第2実施形態)
次に、上記の液滴塗布方法により液滴が塗布されることにより製造されるデバイスとして液晶表示装置について説明する。
本発明は図6〜図8に示す液晶表示装置を製造する際に適用できる。本実施形態の液晶表示装置は、スイッチング素子としてTFT(ThinFilm Transistor)素子を用いたアクティブマトリクスタイプの透過型液晶装置である。図6は該透過型液晶装置のマトリクス状に配置された複数の画素におけるスイッチング素子、信号線等の等価回路図である。図7はデータ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の構造を示す要部平面図である。図8は図7のA−A’線断面図である。なお、図8においては、図示上側が光入射側、図示下側が視認側(観察者側)である場合について図示している。また、各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
本実施形態の液晶表示装置において、図6に示すように、マトリクス状に配置された複数の画素には、画素電極109と当該画素電極109への通電制御を行うためのスイッチング素子であるTFT素子130とがそれぞれ形成されており、画像信号が供給されるデータ線106aが当該TFT素子130のソースに電気的に接続されている。データ線106aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給されるか、あるいは相隣接する複数のデータ線106aに対してグループ毎に供給される。また、走査線103aがTFT素子130のゲートに電気的に接続されており、複数の走査線103aに対して走査信号G1、G2、…、Gmが所定のタイミングでパルス的に線順次で印加される。また、画素電極109はTFT素子130のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT素子130を一定期間だけオンすることにより、データ線106aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。画素電極109を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、後述する共通電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ここで、保持された画像信号がリークすることを防止するために、画素電極109と共通電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量170が付加されている。
次に、図7を参照しながら、本実施形態の液晶表示装置の要部の平面構造について説明する。図7に示すように、TFTアレイ基板上に、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電性材料からなる矩形状の画素電極109(点線部109Aにより輪郭を示す)が複数、マトリクス状に設けられており、画素電極109の縦横の境界に各々沿ってデータ線106a、走査線103aおよび容量線103bが設けられている。各画素電極109は、走査線103aとデータ線106aとの各交差部に対応して設けられたTFT素子130に電気的に接続されており、各画素毎に表示を行うことが可能な構造になっている。データ線106aは、TFT素子130を構成する例えばポリシリコン膜からなる半導体層101aのうち、後述のソース領域にコンタクトホール105を介して電気的に接続されており、画素電極109は、半導体層101aのうち、後述のドレイン領域にコンタクトホール108を介して電気的に接続されている。また、半導体層101aのうち、後述のチャネル領域(図中左上がりの斜線の領域)に対向するように走査線103aが配置されており、走査線103aはチャネル領域に対向する部分でゲート電極として機能する。容量線103bは、走査線103aに沿って略直線状に伸びる本線部(すなわち、平面的に見て、走査線103aに沿って形成された第1領域)と、データ線106aと交差する箇所からデータ線106aに沿って前段側(図中上向き)に突出した突出部(すなわち、平面的に見て、データ線106aに沿って延設された第2領域)とを有する。
次に、図8を参照しながら、本実施形態の液晶表示装置の断面構造について説明する。図8は上述した通り、図7のA−A’線断面図であり、TFT素子130が形成された領域の構成について示す断面図である。本実施の形態の液晶表示装置においては、TFTアレイ基板110と、これに対向配置される対向基板120との間に液晶層150が挟持されている。TFTアレイ基板110は、透光性の基板本体110A、その液晶層150側表面に形成されたTFT素子130、画素電極109、配向膜140を主体として構成されており、対向基板120は透光性のプラスチック基板120Aと、その液晶層150側表面に形成された共通電極121と配向膜160とを主体として構成されている。そして、各基板110,120は、スペーサ115を介して所定の基板間隔(ギャップ)が保持されている。TFTアレイ基板110において、基板本体110Aの液晶層150側表面には画素電極109が設けられ、各画素電極109に隣接する位置に、各画素電極109をスイッチング制御する画素スイッチング用TFT素子130が設けられている。画素スイッチング用TFT素子130は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、走査線103a、当該走査線103aからの電界によりチャネルが形成される半導体層101aのチャネル領域101a’、走査線103aと半導体層101aとを絶縁するゲート絶縁膜102、データ線106a、半導体層101aの低濃度ソース領域101bおよび低濃度ドレイン領域101c、半導体層101aの高濃度ソース領域101dおよび高濃度ドレイン領域101eを備えている。上記走査線103a上、ゲート絶縁膜102上を含む基板本体110A上には、高濃度ソース領域101dへ通じるコンタクトホール105、及び高濃度ドレイン領域101eへ通じるコンタクトホール108が開孔した第2層間絶縁膜104が形成されている。つまり、データ線106aは、第2層間絶縁膜104を貫通するコンタクトホール105を介して高濃度ソース領域101dに電気的に接続されている。さらに、データ線106a上および第2層間絶縁膜104上には、高濃度ドレイン領域101eへ通じるコンタクトホール108が開孔した第3層間絶縁膜107が形成されている。すなわち、高濃度ドレイン領域101eは、第2層間絶縁膜104および第3層間絶縁膜107を貫通するコンタクトホール108を介して画素電極109に電気的に接続されている。
本実施形態では、ゲート絶縁膜102を走査線103aに対向する位置から延設して誘電体膜として用い、半導体膜101aを延設して第1蓄積容量電極101fとし、更にこれらに対向する容量線103bの一部を第2蓄積容量電極とすることにより、蓄積容量170が構成されている。また、TFTアレイ基板110Aと画素スイッチング用TFT素子130との間には、画素スイッチング用TFT素子130を構成する半導体層101aをTFTアレイ基板110Aから電気的に絶縁するための第1層間絶縁膜112が形成されている。さらに、TFTアレイ基板110の液晶層150側最表面、すなわち、画素電極109および第3層間絶縁膜107上には、電圧無印加時における液晶層150内の液晶分子の配向を制御する配向膜140が形成されている。したがって、このようなTFT素子130を具備する領域においては、TFTアレイ基板110の液晶層150側最表面、すなわち液晶層150の挟持面には複数の凹凸ないし段差が形成された構成となっている。他方、対向基板120には、基板本体120Aの液晶層150側表面であって、データ線106a、走査線103a、画素スイッチング用TFT素子130の形成領域(非画素領域)に対向する領域に、入射光が画素スイッチング用TFT素子130の半導体層101aのチャネル領域101a’や低濃度ソース領域101b、低濃度ドレイン領域101cに侵入することを防止するための第2遮光膜123が設けられている。さらに、第2遮光膜123が形成された基板本体120Aの液晶層150側には、その略全面にわたって、ITO等からなる共通電極121が形成され、その液晶層150側には、電圧無印加時における液晶層150内の液晶分子の配向を制御する配向膜160が形成されている。
本実施の形態では、上述した液滴塗布方法を用いて金属微粒子を含む液滴を塗布することによりデータ線106a、ゲート電極を構成する走査線103a、容量線103b、及び画素電極109等を形成することができ、液晶組成物の液滴を塗布することにより液晶層150を形成することができる。さらに、配向膜形成材料を含む液滴を塗布することにより、配向膜140、160を形成することができる。
上記の液滴塗布方法により形成される金属配線は、線幅が微小となりデバイスの小型化に寄与できるとともに、バルジ等が生じにくいため、断線等の品質不良の発生を抑えることが可能になる。
また、上記の液滴塗布方法により形成される液晶層や配向膜は、凸凹の少ない膜となり、膜厚ムラによる生じる表示ムラ等の発生も抑えることができ、品質向上に寄与できる。特に、配向膜140、160を形成する際には、配向方向と液滴の吐出方向とを揃えることにより、別途ラビング処理工程を設ける必要がなくなり、生産性の向上にも寄与することができる。
(第3実施形態)
本発明は、カラーフィルタの構成要素となる膜の形成にも用いることができる。
図9は、基板P上に形成されるカラーフィルタを示す図である。図9に示すように、本例では長方形形状の基板P上に生産性を向上させる観点から複数個のカラーフィルタ領域251をマトリクス状に形成する。これらカラーフィルタ領域251は、後で基板Pを切断することにより、液晶表示装置に適合するカラーフィルタとして用いることができる。カラーフィルタ領域251は、R(赤)の液状体組成物、G(緑)の液状体組成物、及びB(青)の液状体組成物をそれぞれ所定のパターン、本例では従来公知のストライプ型で形成される。
なお、この形成パターンとしては、ストライプ型の他に、モザイク型、デルタ型、あるいはスクウェア型などでもよい。そして、RGBそれぞれの液状体組成物には上述した界面活性剤が添加されている。
本実施の形態では、上述した液滴塗布方法を用いて、R・G・Bの液状体組成物を対応するカラーフィルタ領域251に塗布することによりカラーフィルタを製造することができる。これにより、凸凹が少ない略均一な膜厚を有するカラーフィルタを得ることができ、表示品質を向上させることが可能になる。
また、基板Pを平坦化し、且つカラーフィルタを保護するために、これらを覆うオーバーコート層が形成されるが、このオーバーコート層も上記の液滴塗布方法を用いて形成してもよい。この場合も、表面が平坦化されるため、表示品質を向上させることが可能になる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態として、本発明のデバイスの一例であるプラズマ型表示装置について説明する。
図9は、本実施形態のプラズマ型表示装置500の分解斜視図を示している。
プラズマ型表示装置500は、互いに対向して配置された基板501、502、及びこれらの間に形成される放電表示部510を含んで構成される。
放電表示部510は、複数の放電室516が集合されたものである。複数の放電室516のうち、赤色放電室516(R)、緑色放電室516(G)、青色放電室516(B)の3つの放電室516が対になって1画素を構成するように配置されている。
基板501の上面には所定の間隔でストライプ状にアドレス電極511が形成され、アドレス電極511と基板501の上面とを覆うように誘電体層519が形成されている。誘電体層519上には、アドレス電極511、511間に位置しかつ各アドレス電極511に沿うように隔壁515が形成されている。隔壁515は、アドレス電極511の幅方向左右両側に隣接する隔壁と、アドレス電極511と直交する方向に延設された隔壁とを含む。また、隔壁515によって仕切られた長方形状の領域に対応して放電室516が形成されている。
また、隔壁515によって区画される長方形状の領域の内側には蛍光体517が配置されている。蛍光体517は、赤、緑、青の何れかの蛍光を発光するもので、赤色放電室516(R)の底部には赤色蛍光体517(R)が、緑色放電室516(G)の底部には緑色蛍光体517(G)が、青色放電室516(B)の底部には青色蛍光体517(B)が各々配置されている。
一方、基板502には、先のアドレス電極511と直交する方向に複数の表示電極512がストライプ状に所定の間隔で形成されている。さらに、これらを覆うように誘電体層513、及びMgOなどからなる保護膜514が形成されている。
基板501と基板502とは、前記アドレス電極511…と表示電極512…を互いに直交させるように対向させて相互に貼り合わされている。
上記アドレス電極511と表示電極512は図示略の交流電源に接続されている。各電極に通電することにより、放電表示部510において蛍光体517が励起発光し、カラー表示が可能となる。
本実施形態では、上記アドレス電極511、及び表示電極512がそれぞれ、上述した液滴塗布方法に基づいて形成されているため、小型・薄型化が実現され、短絡等の不良が生じない高品質のプラズマ型表示装置を得ることができる。
さらに、本発明は、上述した液晶表示用のカラーフィルターの製造やプラズマ型表示装置に限定されるものではなく、デバイスの例としてたとえば、EL(エレクトロルミネッセンス)表示デバイスや半導体デバイスの金属配線の形成に対しても応用が可能である。EL表示デバイスは、蛍光性の無機および有機化合物を含む薄膜を、陰極と陽極とで挟んだ構成を有し、前記薄膜に電子および正孔(ホール)を注入して再結合させることにより励起子(エキシトン)を生成させ、このエキシトンが失活する際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して発光させる素子である。こうしたEL表示素子に用いられる蛍光性材料のうち、赤、緑および青色の発光色を呈する材料を本発明の液滴塗布方法を用いて、TFT等の素子基板上にパターニングすることで、自発光フルカラーEL表示デバイスを製造することができる。本発明におけるデバイスの範囲にはこのようなEL表示デバイスをも含むものである。
また、基板全面に所定の材料を塗布して、所謂ベタ膜を形成する場合は、反射膜や、回路基板に形成する層間絶縁膜やオーバーコート層等にも適用可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態として、本発明の電子機器の具体例について説明する。
図11(a)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11(a)において、600は携帯電話本体を示し、601は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。
図11(b)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11(b)において、700は情報処理装置、701はキーボードなどの入力部、703は情報処理本体、702は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。
図11(c)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図11(c)において、800は時計本体を示し、801は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。
図11(a)〜(c)に示す電子機器は、上記実施形態の液晶表示装置を備えたものであるので、小型化及び高品質化が可能となる。
なお、本実施形態の電子機器は液晶装置を備えるものとしたが、有機エレクトロルミネッセンス表示装置、プラズマ型表示装置等、他の電気光学装置を備えた電子機器とすることもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば上記第1実施形態では、基板表面全体を親液化するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、基板表面を一旦撥液化した後に、配線パターン(液滴塗布領域)のみを親液化する構成としてもよい。
本発明に係る液滴塗布装置の概略斜視図である。 ピエゾ方式による液状体の吐出原理を説明するための図である。 基板表面に対して傾いて液滴吐出ヘッドが配置された図である。 基板表面で液滴が線状に塗布された図である。 基板表面で液滴が線状に塗布された図である。 本発明を適用するスイッチング素子及び信号線等の等価回路図である。 本発明が適用されるTFTアレイ基板の構造を示す平面図である。 本発明が適用される液晶表示装置の要部断面図である。 本発明が適用されるカラーフィルタの模式図である。 プラズマ型表示装置の分解斜視図である。 本発明の電子機器の具体例を示す図である。
符号の説明
P、2…基板、 20…液滴吐出ヘッド、 30…液滴塗布装置、 91…ノズル(吐出部)、 99…液滴(インク滴)

Claims (8)

  1. 液滴吐出ヘッドと基板とを相対移動させながら、前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出して基板表面の所定領域に塗布する方法であって、
    前記液滴を、前記基板表面に対し、垂直方向と交叉する方向に吐出させ、
    前記液滴吐出ヘッドと前記基板とを相対移動させて前記液滴を吐出する際に、前記相対移動方向に沿って前記液滴を吐出することを特徴とする液滴塗布方法。
  2. 請求項1記載の液滴塗布方法において、
    前記液滴の重量をW〔ng〕、吐出した前記液滴の初速をv〔m/s〕、前記液滴吐出ヘッドの前記液滴を吐出する吐出部と前記基板との間の距離をd〔mm〕、前記基板表面に対して角度θで前記液滴を吐出する際に、
    40<(v・W・sinθ)/d <270
    の条件を満足することを特徴とする液滴塗布方法。
  3. 請求項1または2記載の液滴塗布方法において、
    吐出した前記液滴のそれぞれは、前記基板表面で着弾して前記相対移動方向に尾を引く痕跡で線状に塗布されることを特徴とする液滴塗布方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の液滴塗布方法において、
    前記基板表面の所定領域は、前記液滴に対して親液性を有することを特徴とする液滴塗布方法。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の液滴塗布方法において、
    前記基板に形成された溝部に対して前記液滴を吐出することを特徴とする液滴塗布方法。
  6. 基板の表面に液滴を塗布して製造されたデバイスであって、請求項1から5のいずれかに記載の液滴塗布方法により前記液滴が塗布されることを特徴とするデバイス。
  7. 請求項6記載のデバイスを備えることを特徴とする電子機器。
  8. 液滴吐出ヘッドから液滴を吐出して基板表面に塗布する装置であって、
    前記液滴吐出ヘッドは、前記基板表面と直交する方向と交叉する方向に前記液滴を吐出するように、前記基板表面と直交する方向に対して傾けて配置されることを特徴とする液滴塗布装置。
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