JP4615237B2 - 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置 - Google Patents

車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4615237B2
JP4615237B2 JP2004100183A JP2004100183A JP4615237B2 JP 4615237 B2 JP4615237 B2 JP 4615237B2 JP 2004100183 A JP2004100183 A JP 2004100183A JP 2004100183 A JP2004100183 A JP 2004100183A JP 4615237 B2 JP4615237 B2 JP 4615237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
detector
position detector
switching valve
automatic storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004100183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005280952A (ja
Inventor
英樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP2004100183A priority Critical patent/JP4615237B2/ja
Publication of JP2005280952A publication Critical patent/JP2005280952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4615237B2 publication Critical patent/JP4615237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、トラック等の車両に搭載して用いられる車両搭載用クレーンにおいて、作業終了後、ブームを所定の位置に自動的に格納するブーム自動格納装置に関するものである。
「道路運送車両の保安基準」によって小型自動車に分類されるトラックに車両搭載用クレーンを搭載する場合には、走行時における車両の全高が法令上2m以内に制限されているため、図10に示すように、クレーン80のベース84上に立設された基台85やコラム87の高さを低く抑え、ブーム89を車両82の車幅方向に向け、ブーム89上端の高さが車両82の運転室81や鳥居88の上面の高さを越えないように格納して、走行時の車両82の全高の増加を抑制している。
従来の一般的な車両搭載用クレーンには、クレーン作業終了後にスイッチを入れるだけで、ブームが所定の位置まで自動的に格納されるブーム自動格納装置を備えたものがある。
しかし、図10のように基台85やコラム87の高さを低く抑え、ブーム89を車両82の車幅方向に向けて格納する小型自動車用のクレーン80に従来のブーム自動格納装置を設けた場合、例えばブーム89を水平位置まで倒伏させた状態でブーム自動格納装置のスイッチを入れると、旋回によりブーム89が車両82の運転室81や鳥居88に干渉するおそれがある。
このため、ブーム自動格納装置のスイッチを入れる前に、図11に示すように、ブーム89が車両82の運転室81や鳥居88に干渉しない角度まで、予めブーム89を起立させておく必要があるが、作業者がブーム89を倒伏させた状態であるのに誤って自動格納装置のスイッチを入れてしまいブーム89の干渉を生じさせることがある。
このような問題を解決するものとしては、高所作業車等の作業機用として、ブームが運転室等に干渉するような俯角のとき、ブームを干渉しない角度まで一旦起立させてから旋回させるブーム自動格納装置が提案されている。(特許文献1参照)。
しかしながら、このブーム自動格納装置は、リミットスイッチ等の角度センサーを多数使用する必要があり、また、制御が複雑である。
特開2000−185900号公報
本発明は、車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置における上記問題を解決するものであって、簡単な構成でブームを所定位置に自動的に格納することのできる車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置を提供することを目的とする。
本発明は、ブームの旋回、起伏、伸縮、及びウインチの巻上巻下用の各油圧アクチュエータと、各油圧アクチュエータへの圧油を切り換える切換弁装置とを備えた車両搭載用クレーンに用いられ、複数の検出器と、該複数の検出器それぞれの信号が並列して入力されるコントローラと、ブーム自動格納スイッチとを備え、該ブーム自動格納スイッチの操作により、前記コントローラが、前記複数の検出器それぞれの状態に応じて、対応する各油圧アクチュエータを連動作動させて前記ブームを自動的に所定位置に格納させるブーム自動格納装置であって、前記複数の検出器として、フックとブーム先端下部間の距離が所定の距離以下で作動状態となるフック位置検出器と、自車両との干渉が生じない俯角となる所定のブーム角以上で非作動状態となるブーム角検出器と、ブーム格納可能な所定の旋回位置で作動状態となる旋回位置検出器とを有し、前記コントローラによる、前記複数の検出器それぞれの状態に応じた、対応する各油圧アクチュエータの連動作動は、前記ブーム自動格納スイッチが操作された場合に、フック位置検出器が非作動状態であるときには、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が非作動状態であるときには、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上げの信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力することで連動作動させるとともに、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が非作動状態であるときには、切換弁装置へ格納作動の信号を出力しないよう構成したことを特徴とする。
このブーム自動格納装置では、ブーム自動格納スイッチの操作により、フック位置検出器が非作動状態、即ちフックとブーム先端下部間の距離が所定の距離より大きいときには、コントローラがウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するので、ウインチ巻上の作動が行われる。フックとブーム先端下部間の距離が所定の距離以下になると、フック位置検出器が作動状態となる。そして、ブーム角検出器が非作動状態、即ちブームが所定のブーム角以上であり、旋回位置検出器が非作動状態、即ちブームが格納可能な所定の旋回位置にないときには、コントローラがブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するので、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われる。
ブーム自動格納スイッチの操作時に、フック位置検出器が作動状態、即ちフックとブーム先端下部間の距離が所定の距離以下のときには、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が非作動状態であれば、コントローラがブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するので、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われる。
ブームが旋回して、格納可能な所定の旋回位置に達すると、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が作動状態となる。この状態では、コントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するので、旋回作動は停止され、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われてブームが格納される。
また、ブーム自動格納スイッチの操作時にフック位置検出器が作動状態であり、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、コントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われてブームが格納される。
フック位置検出器が作動状態で、ブーム角検出器が作動状態、即ちブームが所定のブーム角未満であるときには、旋回させるのが不適であるが、旋回位置検出器が作動状態であれば旋回させずに格納できるので、この状態ではコントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われてブームが格納される。
なお、ブーム角検出器が作動状態であり、かつ、旋回位置検出器が非作動状態であるときには、コントローラは格納作動の信号を切換弁装置へ出力しない。従って、作業者が誤って自動格納装置のスイッチを入れてもブームもウインチも作動せず、干渉を生じさせることはない。
この場合には、ブームを所定のブーム角、即ちブーム角検出器が非作動状態になるまで起立させてからブーム自動格納スイッチを操作すればよい。
旋回位置検出器が作動状態で、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の自動格納作動中に、ブーム角検出器が非作動状態から作動状態に切り換わると、コントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へその時点から所定時間だけ出力するよう構成すれば、ブーム格納終了後不必要に長時間信号を出力することなく適切に格納作動が停止される。
ブーム自動格納スイッチの操作時に、フック位置検出器が作動状態で、ブーム角検出器が作動状態であれば、ブームが俯角状態であり、この状態で旋回を行えば運転席等に干渉するおそれがあるため、自動格納装置は作動しない。
ブーム自動格納スイッチの操作時に、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、ブームは格納可能な所定の旋回位置であり、コラムが倒伏している状態であるから格納作動を行っても問題はないが、自動格納は行わずに、ブームの自動格納スイッチを操作している間のみコントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するよう構成すると、このような場合も格納作動を適切に停止できる。
ブームの格納終了により作動状態となる格納終了検出器を備え、格納終了検出器が作動状態になったとき、コントローラが格納作動の信号の切換弁装置への出力を停止するよう構成すれば、旋回位置検出器の作動状態で、ブーム角検出器が非作動状態から作動状態に移行する場合も、ブーム自動格納スイッチの操作時に、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が作動状態である場合も、ブームの格納作動を格納終了時点で確実に停止することができる。
本発明の車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置は、簡単な構成でブームを所定位置に自動的に格納することができる。作業者がブームを倒伏させた状態であるのに誤って自動格納装置のスイッチを操作しても、ブームの干渉を生じさせることはない。
図1は本発明の実施の一形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の構成図、図2はブーム自動格納装置を備えた車両搭載用クレーンの正面図、図3は車両搭載用クレーンを車両に搭載した状態を示す側面図、図4は車両搭載用クレーンのブームを格納した状態を示す正面図、図5はブーム自動格納装置による格納作動の流れ図である。
この車両搭載用クレーンは、ベース1が車両2の荷台3上に設置される。ベース1上面には側方(図2上、左方)へ偏倚して固定基台4が設置されており、この固定基台4上には旋回装置5を介して旋回機台6が設けられている。
旋回機台6上にはコラム7の基端部が起伏自在に枢支されており、コラム7の先端部にはブーム9の基端部が起伏自在に枢支されている。旋回機台6とコラム7の中央部との間には、コラム起伏用シリンダ11が取付られている。旋回機台6とブーム9との間には、ブーム起伏用シリンダ14が取付られている。
ここで、コラム起伏用シリンダ11は、縮小するとコラム7が起立し、伸長するとコラム7が倒伏する。ブーム起伏用シリンダ14は、伸長するとブーム9が起立し、縮小するとブーム9が倒伏する。
ベース1上には、ブーム9とコラム7が倒伏して格納状態になったときコラム7を支承するコラム受け12が設けられている。
ブーム9は公知の多段伸縮ブームであり、ブーム伸縮用シリンダ17を内蔵している。ブーム9の基端部にはウインチ10が設けられている。ウインチ10はウインチ用油圧モータ18で駆動され、ブーム9の先端部から吊下されたフック60の巻上げ巻下げを行う。また、固定基台4には旋回装置5を駆動する旋回用油圧モータ19が設けられている。
また、ベース1には、左アウトリガシリンダ15Lと右アウトリガシリンダ15Rとを備えた左アウトリガ16Lと右アウトリガ16Rとが設けられている。
コラム起伏用シリンダ11、ブーム起伏用シリンダ14、ブーム伸縮用シリンダ17、ウインチ用油圧モータ18、旋回用油圧モータ19、左アウトリガシリンダ15L及び右アウトリガシリンダ15Rの各油圧アクチュエータは、車両2のエンジンで駆動される油圧ポンプ20から切換弁装置30を介して圧油を供給することにより作動する。
切換弁装置30は、図1のようにコラム起伏用シリンダ11、ブーム起伏用シリンダ14、ブーム伸縮用シリンダ17、ウインチ用油圧モータ18、旋回用油圧モータ19、左アウトリガシリンダ15L及び右アウトリガシリンダ15Rを切換操作するための起伏用切換弁31、伸縮用切換弁37、ウインチ用切換弁38、旋回用切換弁39、左アウトリガシリンダ切換弁35L、及び右アウトリガシリンダ切換弁35Rを連結して構成した多連結弁装置である。
起伏用切換弁31、伸縮用切換弁37、ウインチ用切換弁38、旋回用切換弁39、左アウトリガシリンダ切換弁35L、及び右アウトリガシリンダ切換弁35Rは、それぞれのスプール切換え操作を行うための電磁弁47を備えている。電磁弁47はコントローラ46に接続されており、コントローラ46からの信号により制御される。
また、切換弁装置30は、公知のメインリリーフ弁48、アンロード用ソレノイド弁49、減圧弁50、及び自動格納用リリーフ弁51を備えている。
自動格納用リリーフ弁51は、ブーム9の自動格納の際に、コントローラ46からの信号によりクレーン回路圧をクレーンのアクチュエータが無負荷で作動できる程度の格納に適した低圧に切り換える。なお、各切換弁にそれぞれポートリリーフ弁を設け、自動格納時に必要な回路のみを低圧に切り換えるように構成してもよい。
ここで、コラム起伏用シリンダ11とブーム起伏用シリンダ14とは、起伏用切換弁31から並列に接続されている。具体的には、起伏用切換弁31からコラム起伏用シリンダ11の縮室11Aに接続されているコラム起伏用シリンダ11の起立管路32から分岐してブーム起伏用シリンダ14の伸室14Aにブーム起伏用シリンダ14の起立管路33が接続され、起伏用切換弁31からブーム起伏用シリンダ14の縮室14Bに接続されているブーム起伏用シリンダ14の倒伏管路34から分岐してコラム起伏用シリンダ11の伸長室11Bにコラム起伏用シリンダ11の倒伏管路36が接続されている。
ブーム起伏用シリンダ14の起立管路33の途中には、起立切換弁40が設けられ、コラム起伏用シリンダ11の倒伏管路36の途中には倒伏切換弁41が設けられている。
起立切換弁40は、チェック弁でコラム起伏用シリンダ11の伸室11B内に先端が嵌入されたロッド42を備えており、コラム起伏用シリンダ11の縮小作動終端でロッド42がピストン11Pに押されると、ブーム起伏用シリンダ14の起立管路33を連通させる。
倒伏切換弁41は、チェック弁でロッド43を備えており、ブーム起伏用シリンダ14の縮小作動終端でロッド43がブーム起伏用シリンダ14のピストンロッド14Rに設けたロッド押具14Cに押されると、コラム起伏用シリンダ11の倒伏管路36を連通させる。
コラム起伏用シリンダ11の起立管路32にはパイロットチェック弁44、ブーム起伏用シリンダ14の起立管路33にはカウンタバランス弁45が設けられている。
クレーン作業を開始するときには、先ず、図4のように格納した状態から図2のようにコラム7を起立させなければならない。
起伏シリンダ用切換弁31を起立側に切換えると、圧油はコラム起伏用シリンダ11の縮室11Aに流入し、コラム起伏用シリンダ11が縮小してコラム7が起立する。このとき、ブーム起伏用シリンダ14の起立管路33は起立切換弁40で遮断されているので、ブーム起伏用シリンダ14の伸長室14Aには圧油は流入しない。
コラム7が起立すると、コラム起伏用シリンダ11の縮小作動終端で起立切換弁40のロッド42がピストン11Pに押され、ブーム起伏用シリンダ14の起立管路33が連通するので、ブーム起伏用シリンダ14の伸室14Aに圧油が流入し、ブーム起伏用シリンダ14が伸長して、ブーム9が起立する。
クレーン作業が終了したらブーム9を格納する。図2のような状態から格納する場合、起伏用切換弁31を倒伏側に切換えると、圧油はブーム起伏用シリンダ14の縮室14Bに流入し、ブーム起伏用シリンダ14が縮小してブーム9が倒伏する。このとき、コラム起伏用シリンダ11の倒伏管路36は倒伏切換弁41で遮断されているので、コラム起伏用シリンダ11の伸室11Bには圧油は流入しない。
ブーム9が倒伏すると、ブーム起伏用シリンダ14の縮小作動終端で倒伏切換弁41のロッド43がロッド押具14Cに押され、コラム起伏用シリンダ11の倒伏管路36が連通するので、コラム起伏用シリンダ11の伸室11Bに圧油が流入し、コラム起伏用シリンダ11が伸長して、コラム7が倒伏し、図4のようにブーム9が格納される。
このクレーンでは、上記の通り、作業開始の際に先ずコラム7を起立させてその後ブーム9を起立させ、格納の際には先ずブーム9を倒伏させてその後コラム7を倒伏させるように構成されている。
このクレーンには、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以下で作動状態となるフック位置検出器58と、ブーム9の傾斜が水平となる所定のブーム角以上で非作動状態となるブーム角検出器52と、ブーム9が格納可能となる所定の旋回位置で作動状態となる旋回位置検出器53と、コントローラ46にブーム自動格納信号を送るためのブーム自動格納スイッチ54とが設けられている。
フック位置検出器58にはクレーンで一般的に用いられている公知の巻過検出スイッチを利用することができる。
ブーム角検出器52はリミットスイッチであり、ブーム角検出器52がonの状態では、ブーム9が車両2の運転席21や鳥居28と干渉するおそれのある俯角となっている。
旋回位置検出器53もリミットスイッチであり、旋回位置検出器53がonの状態では、ブーム9が図2のように車両2の左側方に向き、ここからコラム7を倒伏させることでブーム9を格納できるようになっている。
なお、ブーム角検出器52、旋回位置検出器53には、リミットスイッチでなく、近接スイッチ等他の形式のスイッチを用いることもできる。
ブーム9の自動格納を行う場合には、ブーム自動格納スイッチ54を入れる。
すると、コントローラ46はフック位置検出器58とブーム角検出器52と旋回位置検出器53の作動状態を確認する。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時に、ブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態であるときには、コントローラ46は格納作動の信号を切換弁装置30へ出力しない。従って、作業者が誤って自動格納スイッチ54を入れてもブームは作動せず、干渉を生じさせることはない。
この場合には、ブーム9を所定のブーム角、即ちブーム角検出器52がoff の状態まで起立させてからブーム自動格納スイッチ54を操作すればよい。
ブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態でなければ、コントローラ46が自動格納用リリーフ弁51へ信号を出力してクレーン回路圧をクレーンのアクチュエータが無負荷で作動できる程度の低圧に切り換える。
ここで、フック位置検出器58がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離より大きく、ブーム9に伏作動、縮作動、旋回作動をさせるとフック60が運転席21等と干渉するおそれがあるので、コントローラ46はウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ウインチ巻上の作動が行われる。フック位置検出器58がonの状態であればこの作動は行われない。
フック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以下であり、ブーム9が自由に旋回可能な所定のブーム角以上であり、格納可能な所定の旋回位置にないため、コントローラ46はブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
なお、この種の車両搭載用クレーンでは、車両2の後方における荷役作業が多いため、荷役作業終了後の格納のためにはブーム9を車両2の後方から左側方へ右旋回させるのが好都合である。よって、ここでは、旋回方向を常に右旋回としている。
また、ブーム9の格納作動時において、例えば旋回、ブーム伏の作動を速くするとフックが揺れ、フックが車両2やその他と衝突するおそれがあるため、ブーム9の格納作動時においては、フックが揺れない状態でできるだけ速く格納させる必要がある。そこで、ゆっくり作動させる必要のある作動では切換弁のスプールの開口面積を絞り、フック巻上作動等、作動が緩慢でなくて良いものは、スプールの開口面積を広くして速度を速くするように考慮している。
ブーム9が旋回して、格納可能な所定の旋回位置に達すると、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がonの状態となる。この状態では、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力する。そこで、旋回作動は停止して、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
旋回位置検出器53がonの状態で、ブーム角検出器52がoff からonの状態に移行すると、コントローラ46のタイマー56がonとなり、以後コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ所定時間だけ出力するので、ブーム9が格納されて格納作動が停止される。ここでは、タイマー56がonとなってからoff となって信号の出力を終了させるまでの所定時間を30秒間としているが、この時間は各クレーンのブーム格納に必要な時間に合わせて適宜設定することができる。
ブーム自動格納作動の途中で、万が一非常停止が必要になったときには、非常停止スイッチ(図示略)を押して停止させる。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時にフック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がonの状態であるときは、格納のために旋回する必要はないので、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上げの作動が行われる。この場合も、ブーム角検出器52がoff からonの状態に移行すると、コントローラ46のタイマー56がonとなり、以後コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ所定時間(30秒間)だけ出力し、ブーム9が格納されて格納作動が停止する。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時にフック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がonの状態では、ブーム9が俯角で旋回させるのが不適であるが、旋回位置検出器53がonの状態であれば旋回させずに格納できる。
この状態では、ブーム自動格納は作動しないので、格納のためにブーム自動格納スイッチ54を再度操作する。スプリングリターン式のブーム自動格納スイッチ54を押し続ければ、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われてブーム9が格納される。この場合は、ブーム自動格納スイッチ54を離せば、クレーンは停止する。
図6は本発明の他の実施の形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の構成図、図7はこのブーム自動格納装置を備えた車両搭載用クレーンの正面図、図8はこのブーム自動格納装置による格納作動の流れ図である。
このブーム自動格納装置では、車両搭載用クレーンのコラム受け12にブーム格納の終了を検出する格納終了検出器55が設けられており、格納終了検出器55がonの状態になったとき、コントローラ46が格納作動の信号の切換弁装置30への出力を停止する。
その他は、図1、図2と同様であるので、同様の構成部分については同一の符号を付して説明は省略する。
このブーム自動格納装置でブーム9の格納を行う場合には、ブーム自動格納スイッチ54を入れる。
すると、コントローラ46はフック位置検出器58とブーム角検出器52と旋回位置検出器53と格納終了検出器55の作動状態を確認する。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時に、格納終了検出器55がonの状態であるとき、あるいはブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態であるときには、コントローラ46は格納作動の信号を切換弁装置30へ出力しない。従って、作業者が誤って自動格納スイッチ54を入れてもブームは作動せず、干渉を生じさせることはない。
この場合には、ブーム9を所定のブーム角、即ちブーム角検出器52がoff の状態まで起立させてからブーム自動格納スイッチ54を操作すればよい。
格納終了検出器55がoff の状態であり、ブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態でなければ、コントローラ46が自動格納用リリーフ弁51へ信号を出力してクレーン回路圧をクレーンのアクチュエータが無負荷で作動できる程度の低圧に切り換える。
ここで、フック位置検出器58がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以上であり、ブーム9に伏作動、縮作動、旋回作動をさせるとフック60が運転席21等と干渉するおそれがあるので、コントローラ46はウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ウインチ巻上の作動が行われる。フック位置検出器58がonの状態であればこの作動は行われない。
フック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以下であり、ブーム9が自由に旋回可能な所定のブーム角以上であり、格納可能な所定の旋回位置にないため、コントローラ46はブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
ブーム9が旋回して、格納可能な所定の旋回位置に達すると、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がonの状態となる。この状態では、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力する。そこで、旋回作動は停止して、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
旋回位置検出器53がonの状態で、ブーム角検出器52がoff からonの状態に移行してもタイマー56は作動せず、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム9が格納されて格納終了検出器55がonとなると格納作動が停止される。
このとき、格納終了を示す表示灯を点灯させるようにすることもできる。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時にフック位置検出器58がon、ブーム角検出器がoff 、旋回位置検出器がonの状態であるときは、格納のために旋回する必要はないので、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上げの作動が行われる。この場合も、ブーム角検出器52がoff からonの状態に移行してもタイマー56は作動せず、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム9が格納されて格納終了検出器55がonとなると格納作動が停止される。
ブーム自動格納スイッチ54の操作時にフック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がonの状態では、ブーム9が俯角で旋回させるのが不適であるが、旋回位置検出器53がonの状態であれば旋回させずに格納できる。
この状態でも、ブーム自動格納スイッチ54を入れると、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の作動が行われる。ブーム9が格納されて格納終了検出器55がonとなると格納作動が停止される。
ブームの自動格納装置は、ブーム9の格納が終了(タイマー56の所定時間経過によるoff 、又は格納終了検出器55がon)したら、コントローラ46からアウトリガ格納の信号を切換弁装置30へ出力し、左アウトリガ16L、Rアウトリガ16Rの自動格納を連続して行うようにすることもできる。
この場合、左アウトリガ16L、Rアウトリガ16Rにアウトリガ検出器57を設けて、あるいはタイマー56による時間制御によって、左アウトリガ16L、Rアウトリガ16Rの格納が終了したら、アウトリガ格納の信号の出力を停止する。
また、ブーム起立スイッチを別途設け、格納状態においてこのブーム起立スイッチを入れると、ブーム9が起立してブーム9が略水平になるまで(ブーム角検出器52がoff になるまで)起立した後、フック位置検出器58がoff になるまでウインチ巻下げを行うようにすることもできる。このように構成すると、ブーム起のレバー操作をし続けることなく、ブーム9を自動的に起立可能となる。
図9は本発明のさらに他の実施の形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の格納作動の流れ図である。
このブーム自動格納装置では、ブーム自動格納スイッチ54の操作を継続している間だけ、コントローラ46が制御信号を出力できるように構成されている。格納終了検出器55やタイマー56を設ける必要はない。その他は、図1、図2と同様である。
このブーム自動格納装置でブーム9の格納を行う場合には、ブーム自動格納スイッチ54を入れる。
すると、コントローラ46はフック位置検出器58とブーム角検出器52と旋回位置検出器53の作動状態を確認する。
ブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態であるときには、コントローラ46は格納作動の信号を切換弁装置30へ出力しない。従って、作業者が誤って自動格納スイッチ54を操作してもブーム9は作動せず、干渉を生じさせることはない。
この場合には、ブーム9を所定のブーム角、即ちブーム角検出器52がoff の状態まで起立させてからブーム自動格納スイッチ54を操作すればよい。
ブーム角検出器52がon、かつ、旋回位置検出器53がoff の状態でなければ、スプリングリターン式のブーム自動格納スイッチ54を押し続けると、コントローラ46が自動格納用リリーフ弁51へ信号を出力してクレーン回路圧をクレーンのアクチュエータが無負荷で作動できる程度の低圧に切り換える。
ここで、フック位置検出器58がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以上であり、ブーム9に伏作動、縮作動、旋回作動をさせるとフック60が運転席21等と干渉するおそれがあるので、コントローラ46はウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ウインチ巻上の作動が行われる。フック位置検出器58がonの状態であればこの作動は行われない。
フック位置検出器58がon、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がoff の状態であれば、フック60とブーム9の先端下部間の距離が所定距離以下であり、ブーム9が自由に旋回可能な所定のブーム角以上であり、格納可能な所定の旋回位置にないため、コントローラ46はブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力し、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
ブーム9が旋回して、格納可能な所定の旋回位置に達すると、ブーム角検出器52がoff 、旋回位置検出器53がonの状態となる。この状態では、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力する。そこで、旋回作動は停止して、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の連動作動が行われる。
旋回位置検出器53がonの状態で、ブーム角検出器52がoff からonの状態に移行しても、スプリングリターン式のブーム自動格納スイッチ54を押し続ければ、コントローラ46がブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置30へ出力するので、ブーム9が格納される。ブーム9が格納されたら、ブーム自動格納スイッチ54を離せば、クレーンは停止する。
ブーム自動格納作動の途中で、万が一非常停止が必要になったときには、ブーム自動格納スイッチ54を離せば、クレーンは停止させることができる。
本発明の実施の一形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の構成図である。 ブーム自動格納装置を備えた車両搭載用クレーンの正面図である。 車両搭載用クレーンの車両に搭載した状態を示す側面図である。 車両搭載用クレーンのブームを格納した状態を示す正面図である。 ブーム自動格納装置による格納作動の流れ図である。 本発明の他の実施の形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の構成図である。 図6のブーム自動格納装置を備えた車両搭載用クレーンの正面図である。 図6のブーム自動格納装置による格納作動の流れ図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置の格納作動の流れ図である。 従来の車両搭載用クレーンのブームを格納した状態を示す正面図である。 従来の車両搭載用クレーンのブームを起立した状態を示す側面図である。
符号の説明
1 ベース
2 車両
3 荷台
4 固定基台
5 旋回装置 6 旋回機台
7 コラム
9 ブーム
10 ウインチ
11 コラム起伏用シリンダ
12 ブーム受け
14 ブーム起伏用シリンダ
17 ブーム伸縮用シリンダ
18 ウインチ用油圧モータ
19 旋回用油圧モータ
20 油圧ポンプ
30 切換弁装置
31 起伏用切換弁
35L 左アウトリガシリンダ
35R 右アウトリガシリンダ
37 伸縮用切換弁
38 ウインチ用切換弁
39 旋回用切換弁
46 コントローラ
48 メインリリーフ弁
51 自動格納用リリーフ弁
52 ブーム角検出器
53 旋回位置検出器
54 ブーム自動格納スイッチ
55 格納終了検出器
56 タイマー
58 フック位置検出器
60 フック

Claims (4)

  1. ブームの旋回、起伏、伸縮、及びウインチの巻上巻下用の各油圧アクチュエータと、各油圧アクチュエータへの圧油を切り換える切換弁装置とを備えた車両搭載用クレーンに用いられ、複数の検出器と、該複数の検出器それぞれの信号が並列して入力されるコントローラと、ブーム自動格納スイッチとを備え、該ブーム自動格納スイッチの操作により、前記コントローラが、前記複数の検出器それぞれの状態に応じて、対応する各油圧アクチュエータを連動作動させて前記ブームを自動的に所定位置に格納させるブーム自動格納装置であって、
    前記複数の検出器として、フックとブーム先端下部間の距離が所定の距離以下で作動状態となるフック位置検出器と、自車両との干渉が生じない俯角となる所定のブーム角以上で非作動状態となるブーム角検出器と、ブーム格納可能な所定の旋回位置で作動状態となる旋回位置検出器とを有し、
    前記コントローラによる、前記複数の検出器それぞれの状態に応じた、対応する各油圧アクチュエータの連動作動は、前記ブーム自動格納スイッチが操作された場合に、フック位置検出器が非作動状態であるときには、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が非作動状態であるときには、ブーム旋回、ブーム縮、ウインチ巻上げの信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が非作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力し、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるときには、ブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力することで連動作動させるとともに、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が非作動状態であるときには、切換弁装置へ格納作動の信号を出力しないよう構成したことを特徴とする車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置。
  2. 旋回位置検出器の作動状態で、ブーム角検出器が非作動状態から作動状態に移行すると、以後コントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ所定時間だけ出力するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置。
  3. ブーム自動格納スイッチの操作時に、フック位置検出器が作動状態、ブーム角検出器が作動状態、旋回位置検出器が作動状態であるとき、ブームの自動格納スイッチを操作している間のみコントローラがブーム伏、ブーム縮、ウインチ巻上の信号を切換弁装置へ出力するよう構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置。
  4. ブームの格納終了により作動状態となる格納終了検出器を備え、該格納終了検出器が作動状態になったとき、コントローラが格納作動の信号の切換弁装置への出力を停止するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置。
JP2004100183A 2004-03-30 2004-03-30 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置 Expired - Lifetime JP4615237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004100183A JP4615237B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004100183A JP4615237B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005280952A JP2005280952A (ja) 2005-10-13
JP4615237B2 true JP4615237B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=35179751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004100183A Expired - Lifetime JP4615237B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4615237B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019062A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Tadano Ltd クレーンの自動格納制御装置
CN102555879A (zh) * 2012-02-04 2012-07-11 长治清华机械厂 一种计量检衡车液压系统操作机构
JP6121771B2 (ja) * 2013-03-28 2017-04-26 株式会社タダノ クレーン車におけるブーム格納装置
JP6870414B2 (ja) * 2017-03-24 2021-05-12 株式会社タダノ 作業車両

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113683A (en) * 1980-02-04 1981-09-07 Tadano Tekkosho Kk Automatic housing device for moving type crane
JPS63192399U (ja) * 1987-05-29 1988-12-12
JP2001261287A (ja) * 2000-03-24 2001-09-26 Tadano Ltd 車載式クレーンのブーム自動格納装置
JP2002348090A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Furukawa Co Ltd クレーンのブーム格納装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113683A (en) * 1980-02-04 1981-09-07 Tadano Tekkosho Kk Automatic housing device for moving type crane
JPS63192399U (ja) * 1987-05-29 1988-12-12
JP2001261287A (ja) * 2000-03-24 2001-09-26 Tadano Ltd 車載式クレーンのブーム自動格納装置
JP2002348090A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Furukawa Co Ltd クレーンのブーム格納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005280952A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5543741B2 (ja) クレーンの転倒防止装置
JP2008143626A (ja) クレーンの安全装置
JP4615237B2 (ja) 車両搭載用クレーンのブーム自動格納装置
JP5013715B2 (ja) 遠隔操作用送信機の置き忘れ警報装置
JP4951311B2 (ja) 車載式クレーンの転倒防止装置
JP5535558B2 (ja) フック格納システム及びクレーン
JP2008019062A (ja) クレーンの自動格納制御装置
JP2001233587A (ja) 車載式作業機のブーム倒伏規制装置
JP6531527B2 (ja) 移動式クレーンの動作切替装置
JP4455026B2 (ja) 車両搭載用クレーン
JP4354048B2 (ja) クレーンのフック操作装置
JP4991132B2 (ja) 作業車の安全装置
JP4625169B2 (ja) 2速油圧モータの制御装置
JP2000086194A (ja) ジャッキ自動張出装置
JPH11100193A (ja) トラック搭載型クレーンの遠隔操作装置
JP2018043835A (ja) 軌陸作業車
JP4390919B2 (ja) クレーンのフック操作装置
JP3748582B2 (ja) 自走式クレ−ンにおけるフックブロックの格納解除装置
JP4708698B2 (ja) クレーンのブーム格納装置
JP2006036525A (ja) ブーム作業車の安全装置
JP2010126300A (ja) クレーン付き車両運搬車の荷台干渉防止装置
JP3735478B2 (ja) 高所作業車の安全装置
JP4847025B2 (ja) 高所作業車
JP2605954Y2 (ja) ブームを有する移動式作業機のアウトリガ装置
CN109689562B (zh) 起重机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4615237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250