JP4614189B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射装置に関し、特に加圧した燃料により弁部材の離座および着座を制御する燃料噴射装置に関する。
従来、駆動体の駆動により流体を加圧し弁部材を離座させ、燃料を噴射する燃料噴射装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ピストンにより燃料圧力制御系統の燃料圧力が上昇することにより、弁部材は弁座から離座する方向にリフトし、燃料通路に連通する噴孔から燃料を噴射する燃料噴射装置が公知である。このような燃料噴射装置では、燃料圧力制御系統を加圧することによりピストンとシリンダとの摺動部から燃料リークが生じるので、燃料リークを防ぐため、摺動部軸方向の長さを確保する必要がある。しかしながら、摺動部軸方向の長さを確保すると、ピストンの体格が大きくなることにより可動マスが増大し、ピストンに生じる慣性抵抗が大きくなりエネルギーロスにつながる。
米国特許出願公開第US2003/0116656A1号明細書
本発明の目的は、エネルギーロスを低減する燃料噴射装置を提供することにある。
請求項1に記載の燃料噴射装置は、ノズルボディ、弁部材、第1付勢部材、シリンダ、ピストン、燃料圧力制御系統、第2付勢部材、駆動体、および、押圧部材を備えている。ノズルボディは、噴孔、弁座、および、噴孔に連絡する燃料通路を有している。弁部材は、弁座に着座または離座することにより噴孔を流れる燃料を遮断または許容する。第1付勢手段は、弁部材を閉弁方向に付勢している。ピストンは、シリンダ内部を軸方向に往復摺動可能であり、駆動体側にキャビティを有している。燃料圧力制御系統は、燃料圧力が高まると弁部材を開弁方向へ付勢する圧力制御室と、この圧力制御室に連通しピストンによって内部の燃料が加圧される加圧室とを有している。第2付勢部材は、圧力室の圧力が低下する方向にピストンを付勢している。駆動体は通電量に応じて変位可能であり、押圧部材は、ピストン側に棒状の凸部を有し、ピストンのキャビティを形成する内壁を駆動体の駆動力により加圧室を昇圧する方向に押圧する。
ピストンはキャビティを有しているので、摺動部軸方向の長さを確保するとともに、可動マスを低減している。これにより、ピストンとシリンダとの摺動部からの燃料リークを防ぎ、ピストンに生じる慣性抵抗を低減することができる。したがって、エネルギーロスが低減でき、駆動体の駆動力を高効率に利用することができる。
また、円筒状の収容部材は、押圧部材を挿通する開口を有し、ノズルボディの内部で駆動体を収容している。また、シール部材は、収容部材とは別体に設けられ、収容部材の底部に接合され、駆動体および押圧部材と燃料通路とを隔離している。さらにまた、シール部材は、開口から突出する凸部の外周を覆うように形成され、凸部とともに、略有底円筒状のピストン内周の前記キャビティに入り込んでいる。これにより、収容部材およびシール部材の内部への燃料の侵入を防ぐことができるので、駆動体への燃料の侵入を防ぐことができる。
ところで、押圧部材によりピストンを押圧する押圧位置が、ピストンの重心から反噴孔側に離れているほどピストンは傾きやすい。ピストンが傾くと摺動抵抗が大きくなり、エネルギーロスが大きくなる。そこで、以下に示す構成を採用することが望ましい。
請求項2に記載の燃料噴射装置では、押圧部材が、ピストンの重心と略一致する位置でピストンを押圧している。これにより、ピストンが傾くことを防止できる。したがって、摺動抵抗の増大に伴うエネルギーロスを防ぐことができる。
請求項3に記載の燃料噴射装置では、押圧部材が、ピストンの重心よりも噴孔側でピストンを押圧している。これにより、ピストンが傾くことを防止でき、摺動抵抗の増大に伴うエネルギーロスを防ぐことができる。
さらに、以下に示す構成を採用することが好ましい。
請求項4に記載の燃料噴射装置では、シール部材はベローズである。これにより、収容部材内への燃料の侵入を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態による燃料噴射装置を図1に示す。燃料噴射装置1は、例えばディーゼルエンジンの各気筒に取り付けられ、コモンレールに蓄圧状態で蓄えられた高圧の燃料を各気筒に噴射する。燃料噴射装置1は、ノズルボディ20、弁部材としてのニードル30、ニードル案内シリンダ40、蓋部材50、シリンダとしてのピストン案内シリンダ70、ピストン80、駆動体としてのピエゾ駆動体90、および、押圧部材95などを備えている。
ノズルボディ20は、筒状に形成され、一方の端部に噴孔21が形成されている。噴孔21は、ノズルボディ20の内壁と外壁とを連通している。噴孔21の入口側には燃料溜り室101が形成されている。ノズルボディ20の内壁には、燃料溜り室101と噴孔21の入口との間に弁座22が形成されている。
ノズルボディ20には、図示しないコモンレールに連通する流入口23が形成され、内部には燃料通路100が形成されている。燃料通路100には、コモンレールの内部と概ね同等の圧力の燃料が供給される。なお、燃料溜り室101は、燃料通路100の一部を構成している。
ノズルボディ20の内部には、ニードル30、ニードル案内シリンダ40、蓋部材50、ピストン案内シリンダ70、ピストン80、ピエゾ駆動体90、および、押圧部材95などが設けられ、背圧室102、圧力制御室201、加圧室202などが形成されている。
ニードル30は、ノズルボディ20の内部に往復移動可能に収容されている。ニードル30は、弁座22に着座可能なシール部31を有している。シール部31が弁座22から離座すると、燃料溜り室101と噴孔21は連絡し、噴孔21からの燃料噴射が許容される。一方、シール部31が弁座22に着座すると、燃料通路100と噴孔21とは遮断され、噴孔21からの燃料噴射が停止される。
ニードル案内シリンダ40は、略円筒状に形成され、一方の端部がノズルボディ20の噴孔21側内壁に接し、他方の端部が蓋部材50により閉塞されている。蓋部材50は、略円盤状に形成され、ニードル案内シリンダ40側端面に凹部51を有している。ニードル案内シリンダ40の内周壁401には、ニードル30の外周壁が摺動可能に接している。これにより、ニードル30は、ニードル案内シリンダ40によって軸方向に往復移動するよう案内される。ニードル30が弁座22に着座しているとき、ニードル30と蓋部材50との間には幅dの隙間が形成されている。ニードル30は、弁座22に接する位置から蓋部材50に接する位置まで往復移動可能である。すなわち、ニードル30の最大リフト量は、dである。ニードル30の外壁と、ニードル案内シリンダ40の内周壁と、ノズルボディ20の内壁との間には、略円環状の圧力制御室201が形成されている。
ニードル30の反噴孔21側端部と、蓋部材50と、ニードル案内シリンダ40の内周壁との間には、背圧室102が形成されている。蓋部材50に形成された通路52は燃料通路100と背圧室102とを連絡している。また、背圧室102には、第1付勢部材としての第1圧縮コイルスプリング61が収容されている。第1圧縮コイルスプリング61は、一方の端部がニードル30と接し、他方の端部が凹部51と接している。第1圧縮コイルスプリング61は、ニードル30を弁座22方向、すなわち閉弁方向へ付勢する。ニードル30には、背圧室102と、燃料溜り室101とを連通する中空孔32が形成されている。これにより、燃料溜り室101には、中空孔32を経由して背圧室102から燃料が流入する。
ピストン案内シリンダ70は、略円筒状に形成され、蓋部材50に固定されている。ピストン案内シリンダ70の一方の端部は、蓋部材50により閉塞されている。ピストン案内シリンダ70は、内周壁701にピストン80が摺動可能に挿入されている。
ピストン80は、略有底円筒状に形成されており、側壁82と底壁83とからなる内壁81によりキャビティ84が形成されている。キャビティ84は、反蓋部材50側に開口している。側壁82の反蓋部材50側の端部は、径外方向へ延びる環状の鍔部85を有している。ピストン80の外周壁は、ピストン案内シリンダ70の内周壁701と軸方向に摺動可能に接している。これにより、ピストン80は、ピストン案内シリンダ70によって軸方向に往復移動するよう案内される。ピストン80の蓋部材50側の端部と、蓋部材50と、ピストン案内シリンダ70の内周壁との間には、加圧室202が形成されている。
ピストン案内シリンダ70の外周側には、第2付勢部材としての第2圧縮コイルスプリング62が設けられている。第2圧縮コイルスプリング62は、一方の端部がピストン案内シリンダ70と接し、他方の端部がピストン80の鍔部85と接している。第2圧縮コイルスプリング62は、ピストン80を反蓋部材50方向、すなわち加圧室202の容積が増大する方向へ付勢している。第2圧縮コイルスプリング62の付勢力によって、加圧室202の容積が増大する方向へピストン80が移動すると、加圧室202の圧力は低下する。
ピエゾ駆動体90は、ピストン80の反蓋部材50側に設けられている。ピエゾ駆動体90は、略円柱状に形成され、一方の端部901がノズルボディ20の反噴孔21側内側に固定されている。ピエゾ駆動体90の外周壁とノズルボディ20の内周壁との間には、燃料室104が形成されている。燃料室104には、流入口23を経由してコモンレールから燃料が流入する。
ピエゾ駆動体90は、ピエゾスタック91を有している。ピエゾスタック91は、例えばPZT等の圧電セラミック層と電極層とを交互に積層したコンデンサ構造を有する一般的なもので、図示しないECUの指令により通電される。ピエゾスタック91は、図示しないECUの指令によって電気的なエネルギーが充電されることにより軸方向に伸長する。一方、ピエゾスタック91から電気的なエネルギーが放電されることにより、ピエゾスタック91は軸方向に収縮する。
押圧部材95は、ピエゾスタック91のピストン80側に設けられており、ピストン80側に棒状の凸部96を有している。凸部96は、その先端961がピストン80の底壁83と接点P1で接している。接点P1は、ピストン80の重心G1と略一致している。ピエゾスタック91が伸長すると、押圧部材95の先端961は、第2圧縮コイルスプリング62の付勢力に抗してピストン80を蓋部材50方向、すなわち加圧室202の容積が減少する方向へ押圧する。押圧部材95の押圧により、加圧室202の容積が減少する方向へピストン80が移動すると、加圧室202の圧力は上昇する。
ピストン80には、燃料室104と加圧室202とを連通する通路86が形成されている。通路86の途中には、逆止弁87が設けられている。逆止弁87は、通路86において燃料室104から加圧室202へ向かう燃料の流通を許容し、加圧室202から燃料室104へ向かう燃料の流通を遮断する。これにより、第2圧縮コイルスプリング62の付勢力によってピストン80が反蓋部材50方向へ移動するとき、燃料が燃料室104から通路86を経由して加圧室202に流入する。一方、ピエゾ駆動体90の押圧によってピストン80が蓋部材50方向へ移動するとき、加圧室202から燃料室104への燃料の流出が規制され、加圧室202の圧力が上昇する。
蓋部材50およびニードル案内シリンダ40には、加圧室202と圧力制御室201とを連通する連通路203が形成されている。これにより、加圧室202内部の燃料は圧力制御室201に流入し、圧力制御室201内部の燃料圧力は加圧室202内部の燃料圧力と概ね同等となる。そのため、加圧室202内部の燃料が加圧されると、これに伴って圧力制御室201内部の燃料圧力が上昇する。
ニードル案内シリンダ40、蓋部材50、ピストン案内シリンダ70、および、ピストン80の外周壁と、ノズルボディ20の内周壁との間には、外周流路103が形成されている。燃料室104、外周通路103、通路52、背圧室102、中空孔32、および、燃料溜り室101は、互いに接続し燃料通路100を構成している。
上述した圧力制御室201、連通路203および加圧室202は、特許請求の範囲における「燃料圧力制御系統」を構成している。
次に、燃料噴射装置1の作動について図1を用いて説明する。
ピエゾスタック91が充電されていないとき、ピエゾスタック91は収縮している。ピエゾスタック91が収縮しているとき、燃料通路100、加圧室202、圧力制御室201、および、連通路203が燃料で満たされた状態であり、加圧室202、圧力制御室201、および、連通路203の圧力は、燃料通路100の圧力と同等である。このとき、ニードル30は、第1圧縮コイルスプリング61の付勢力により弁座22に着座している。そのため、燃料溜り室101と噴孔21との連絡は遮断されており、噴孔21からの燃料の噴射は停止されている。
ピエゾスタック91の充電が開始されると、ピエゾスタック91は軸方向に伸長する。これにより、押圧部材95は、第2圧縮コイルスプリング62の付勢力に抗してピストン80を蓋部材50方向、すなわち加圧室202の容積が減少する方向へ押圧する。その結果、加圧室202内部の燃料が加圧される。加圧室202内部の燃料が加圧されると、連通路203を経由して加圧室202に連通する圧力制御室201内部の燃料の圧力が上昇する。圧力制御室201の圧力は、圧力制御室201を形成するニードル30、ノズルボディ20、および、ニードル案内シリンダ40の各壁面に作用する。そのため、圧力制御室201内部の燃料圧力が上昇すると、ニードル30は、第一スプリング61の付勢力に抗して軸方向反弁座22側へリフトし、弁座22から離座する。これにより、燃料は図示しないコモンレールから流入口23、燃料室104、外周流路103、通路52、背圧室102、中空孔32を経由して燃料溜り室101に流入する。そして、ニードル30が弁座22から離座することにより燃料溜り室101と噴孔21とは連絡し、噴孔21から燃料が噴射される。
その後、ピエゾスタック91の放電が開始されると、ピエゾスタック91は軸方向に収縮する。これにより、ピストン80を押圧していた押圧部材95は、反ピストン80方向へ移動する。このとき、ピストン80は、第2圧縮コイルスプリング62の付勢力によりピエゾ駆動体90方向、すなわち加圧室202の容積が増大する方向に移動する。その結果、加圧室202内部の燃料の圧力が低下するとともに、通路86を経由して燃料室104から加圧室202内部の燃料が流入する。加圧室202内部の燃料の圧力が低下すると、加圧室202に連通する圧力制御室201内部の燃料の圧力も低下する。このとき、ニードル30は、第1圧縮コイルスプリング61の付勢力によって弁座22方向へ移動し、弁座22に着座する。これにより、噴孔21に連絡する燃料通路100は遮断され、噴孔21からの燃料の噴射は終了する。
図2は、本実施形態による燃料噴射装置1と、比較例による燃料噴射装置とによるPZT発生力とPZT変位の関係を示した図である。横軸はPZT発生力を表しており、縦軸はPZT変位を表している。図5に示す比較例による燃料噴射装置5では、ピストン580にキャビティを有していないので、破線221で示すように、PZT発生力が大きくならないとPZT変位が発生せず、エネルギーロスが大きい。これに対し、本実施形態による燃料噴射装置1では、ピストン80にキャビティ84を有しているので、実線222で示すように、PZT変位を発生するのに要するPZT発生力は、比較例による燃料噴射装置5と比較して小さい。すなわち、本実施形態による燃料噴射装置1では、比較例による燃料噴射装置5と比較して、エネルギーロスが小さい。
また、図5に示すように、比較例による燃料噴射装置5では、ピエゾ駆動体590のピストン580側に設けられた押圧部材595とピストン580との接点P5は、ピストン580の重心G5よりも反噴孔側521にあり、P5とG5との間は、距離L離れている。そのため、ピストン580は、押圧部材595により押圧されたときに傾きやすい。ピストン580が傾くと、摺動抵抗が大きくなり、エネルギーロスが大きくなる。
一方、図1に示すように、本実施形態による燃料噴射装置1では、ピストン80と押圧部材95との接点P1は、ピストン80の重心G1と略一致しているため、ピストン80は、ピエゾ駆動体90により押圧されたときに傾きにくい。そのため、摺動抵抗の増大を防ぎ、エネルギーロスを抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態による燃料噴射装置1では、ピストン80は、内壁81によって形成されるキャビティ84を有している。ピストン80は、ピストン案内シリンダ70との摺動部軸方向の長さを確保しつつ、可動マスが低減されているため、慣性抵抗が低減され、エネルギーロスを小さくすることができる。
また、ピストン80と押圧部材95との接点P1は、ピストン80の重心G1と略一致しているため、ピストン80は、ピエゾ駆動体90により押圧されたときに傾きにくい。そのため、摺動抵抗の増大を防ぎ、エネルギーロスを抑えることができる。
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態による燃料噴射装置を図3に示す。なお、第一実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付す。
第二実施形態による燃料噴射装置2は、ノズルボディ20の内部でピエゾ駆動体90を収容する収容部材としてのピエゾスタックカバー292と、ピエゾ駆動体90および押圧部材95と燃料通路100とを隔離するシール部材としてのベローズ297と、を有している。
ピエゾスタックカバー292は、円筒状に形成され、一方の端部294がノズルボディ20の反噴孔21側内壁に固定されており、他方の端部が押圧部材95の凸部96を挿通する開口293を有している。
ベローズ297は、押圧部材95の凸部96の外周を覆うように蛇腹状に形成されており、ピエゾスタックカバー292とシール部298で接合している。押圧部材95の凸部96の先端は、ベローズ297と接しており、ベローズ297を介してピストン80を押圧する。ベローズ297は、ピエゾ駆動体90および押圧部材95と燃料通路100とを隔離しており、ベローズ297およびピエゾスタックカバー292の内部に燃料が侵入することを防いでいる。
これにより、本実施形態による燃料噴射装置2は、第一実施形態による燃料噴射装置1と同様の効果を奏し、さらに、ベローズ297およびピエゾスタックカバー292の内部を低圧に保ち、コモンレールから供給される高燃圧の燃料からピエゾ駆動体90を保護することができる。
(第三実施形態)
本発明の第三実施形態による燃料噴射装置を図4に示す。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付す。
第三実施形態による燃料噴射装置3は、ノズルボディ20の内部でピエゾ駆動体90を収容する収容部材としてのピエゾスタックカバー392と、シール部材としてのダイアフラム397と、を有している。
ピエゾスタックカバー392は、円筒状に形成され、一方の端部394がノズルボディ20の反噴孔21側内壁に固定されており、他方の端部に開口393を有している。
ダイアフラム397は、環状に形成されており、径方向内側の端部は押圧部材95の凸部96の外壁とシール部398でシールされており、径方向外側の端部はピエゾスタックカバー392の内周壁とシール部399でシールされている。ダイアフラム397は、伸縮可能に形成されており、ピエゾ駆動体90の駆動力による押圧部材95の軸方向の移動を許容する。ダイアフラム397は、ピエゾ駆動体90と燃料通路100とを隔離しており、ピエゾスタックカバー392の内部に燃料が侵入することを防いでいる。
これにより、本実施形態による燃料噴射装置3は、第一実施形態による燃料噴射装置1と同様の効果を奏し、さらに、ピエゾスタックカバー392の内部を低圧に保ち、コモンレールから供給される高燃圧の燃料からピエゾ駆動体90を保護することができる。
(他の実施形態)
上述の複数の実施形態では、燃料噴射装置をコモンレール式のディーゼルエンジンに適用した例について説明したが、本発明の他の実施形態では、他の形式のディーゼルエンジンまたはガソリンエンジンに適用してもよい。
また、上述の複数の実施形態では、駆動体としてピエゾスタックを用いた例について説明したが、本発明の他の実施形態では、供給される電力に応じて変位量が変化するその他の電歪素子、磁歪素子あるいはリニアソレノイドなどを適用してもよい。
また、上述の複数の実施形態では、押圧部材は、ピストンの重心と略一致する位置でピストンを押圧するが、本発明の他の実施形態では、押圧部材は、ピストンの重心よりも噴孔側でピストンを押圧してもよい。押圧位置がピストンの重心よりも噴孔側であれば、ピストンの傾きを抑制することができ、同等の効果を得ることができる。
さらに、上述の複数の実施形態では、シール部材としてベローズまたはダイアフラムを用いた例について説明したが、本発明の他の実施形態では、ピエゾ駆動体への燃料の侵入を防ぐことができれば、どのようなものであってもよい。なお、特に高燃圧に耐えられるものであることが好ましい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第一実施形態による燃料噴射装置を示す模式的な断面図である。 本発明の第一実施形態による燃料噴射装置の特性を示す特性図である。 本発明の第二実施形態による燃料噴射装置を示す模式的な断面図である。 本発明の第三実施形態による燃料噴射装置を示す模式的な断面図である。 比較例による燃料噴射装置を示す模式的な断面図である。
符号の説明
1:燃料噴射装置、20:ノズルボディ、21:噴孔、22:弁座、30:ニードル(弁部材)、61:第1スプリング(第1付勢部材)、62:第2スプリング(第2付勢部材)、70:ピストン案内シリンダ(シリンダ)、80:ピストン、81:内壁、84:キャビティ、90:ピエゾ駆動体(駆動体)、95:押圧部材、100:燃料通路、201:圧力制御室(燃料圧力制御系統)、202:加圧室(燃料圧力制御系統)

Claims (4)

  1. 噴孔、弁座、および前記噴孔に連絡する燃料通路を有するノズルボディと、
    前記弁座に着座または離座することにより前記噴孔を流れる燃料を遮断または許容する弁部材と、
    前記弁部材を閉弁方向へ付勢する第1付勢部材と、
    前記ノズルボディの内部に収容されるシリンダと、
    前記シリンダの内部を軸方向に往復摺動可能なピストンと、
    内部の燃料の圧力が高まると前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記弁部材を開弁方向へ付勢する圧力制御室と、前記圧力制御室に連通し前記ピストンによって内部の燃料が加圧される加圧室と、を有する燃料圧力制御系統と、
    前記加圧室の圧力が低下する方向に前記ピストンを付勢する第2付勢部材と、
    前記ノズルボディに一端が固定され、通電量に応じて他端が変位可能な駆動体と、
    前記駆動体の前記他端に設けられ、前記ピストン側に棒状の凸部を有し、前記駆動体の駆動力により前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記加圧室を昇圧する方向に前記ピストンを押圧する押圧部材と
    前記押圧部材を挿通する開口を有し、前記ノズルボディの内部で前記駆動体を収容する円筒状の収容部材と、
    前記収容部材とは別体に設けられ、前記収容部材の底部に接合され、前記駆動体および前記押圧部材と前記燃料通路とを隔離するシール部材と、
    を備え、
    前記ピストンは、前記駆動体側にキャビティを有し、前記キャビティを形成する内壁を前記押圧部材が押圧し、
    前記シール部材は、前記開口から突出する前記凸部の外周を覆うように形成され、前記凸部とともに、略有底円筒状の前記ピストン内周の前記キャビティに入り込んでいることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記押圧部材は、前記ピストンの重心と略一致する位置で前記ピストンを押圧することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記押圧部材は、前記ピストンの重心よりも前記噴孔側で前記ピストンを押圧することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記シール部材は、ベローズであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
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