JP4612594B2 - 端末装置、火災報知方法および火災報知制御プログラム - Google Patents

端末装置、火災報知方法および火災報知制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、火災報知機能を備えた端末装置、火災報知方法および火災報知制御プログラムに関する。
火災が発生したときこれを報知する火災報知器が各種製品化されている。火災報知器には火災が発生したときに警報を発して、その付近にいる者にこれを知らせる単独設置タイプのものと、火災の検出および報知を集中管理するタイプのものとがある。前者の単独設置タイプのものでは、火災発生場所あるいはその付近に人がいなければ警報を聞くことができず、火災に対応することができない。また、その火災発生場所の近くに電話機等の通報手段が存在しなければ、火災の認知から通報までに時間を要してしまい、被害を大きくする。
また、各家庭に設置する火災報知器は、配線を行う必要がないという利点から電池で作動するものが多い。このような電池式の火災報知器の電池の寿命は、数年程度のものが多い。したがって、火災が発生したときに火災報知器が作動しない可能性もある。そこで、電話機自体に火災の検出機能と119番への通知機能を備えさせることが第1の提案として提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この第1の提案の電話機は、火災の検出を行う火災検出回路と、この回路が火災を検出すると自動的に消防署の電話番号である119番に電話する自動ダイヤリング回路を備えている。また、119番に自動ダイヤリングされた時点で、火災が発生したことと住所および家主の名前等の所要事項を通知する通知回路も備えている。これにより、火災が発生したことを電話機が検出すると、消防署は必要事項の通知を直ちに受け取ることができる。
また、電話回線を利用した防犯・防災を目的とする各種のセンサ機能を備えた電話機も第2の提案として提案されている(たとえば特許文献2参照)。この第2の提案では、コードレス電話機の充電を行うための充電台に各種のセンサを搭載して、センサ搭載充電台として使用する。センサ搭載充電台は、センサ電話機本体への信号結合機構とを具備しており、充電中に異常信号が検出されたときにはセンサ電話機本体が予め登録された電話番号への自動ダイヤルを行うようになっている。
実開平2−145853号全文明細書(第4ページ第6行目〜第16行目、第1図) 特開平06−022046号公報(第0013段落、第0019段落、第0022段落、図1)
このうち、第1の提案では固定式の電話機自体が火災検出回路を備える構成となっている。したがって、電話機の設置されている場所が玄関のような場所であると、火元となる可能性が高い台所や居間といった場所から遠い場合が多く、迅速な火災検出ができにくいという問題があった。
第2の提案では、家の中の各所に防犯・防災を目的とする各種のセンサを備えるようにするので、第1の提案で指摘した問題は解決することができる。ところが、各種センサは電源との関係でセンサ搭載充電台に接続されている。したがって、このセンサ搭載充電台にセンサ電話機本体を充電のために載置していないと消防署への電話連絡を行うことができない。すなわち、無線を使用したセンサ電話機本体は、電池がなくなりかけるまでセンサ搭載充電台から離れた位置で使用されるので、この状態で火災が発生しても消防署への通報は不可能である。
また、第2の提案では各所に火災検出用のセンサを配置することができるものの、そのための工事や配線の切断に対する保守の費用が掛かる。更に、借家住まいのような場合には、大家の承認なくこのような配線を行うことができないという問題もあった。
そこで本発明の目的は、簡易に任意の場所の火災の発生の有無を監視することができ、しかも火災発生現場の情報を迅速に提供することのできる端末装置、火災報知方法および火災報知制御プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)自装置内の所定の位置に配置された温度検出センサと、(ロ)現在位置を検出する現在位置検出手段と、(ハ)火災発生時の連絡先を登録した連絡先登録手段と、(ニ)前記した温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記した温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視手段と、(ホ)この温度上昇速度監視手段が前記した第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記した温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別手段と、(へ)この温度上昇率判別手段が前記した所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記した所定の時間の経過後であっても前記した第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記した現在位置検出手段が検出した現在位置を情報として付加して火災が発生したことを前記した連絡先登録手段に登録した連絡先に通知する通知手段と、(ト)この温度上昇率判別手段が前記した所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記した第3の高温を検出するまで前記した通知手段による通知を待機する警報出力待機手段とを端末装置に具備させる。
また、本発明では、(イ)端末装置の所定の位置に配置された温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記した温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視ステップと、(ロ)この温度上昇速度監視ステップで前記した第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記した温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別ステップと、(ハ)この温度上昇率判別ステップで前記した所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記した所定の時間の経過後であっても前記した第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記した端末装置の現在位置を情報として付加して火災が発生したことを予め登録した連絡先に通知する通知ステップと、(ニ)前記した温度上昇率判別ステップで前記した所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記した第3の高温を検出するまで前記した通知ステップによる通知を待機する警報出力待機ステップとを火災報知方法に具備させる。
更に本発明では、無線通信を行う端末装置のコンピュータに、火災報知制御プログラムとして、(イ)前記した端末装置の所定の位置に配置された温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記した温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視処理と、(ロ)この温度上昇速度監視処理で前記した第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記した温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別処理と、(ハ)この温度上昇率判別処理で前記した所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記した所定の時間の経過後であっても前記した第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記した端末装置の現在位置を情報として付加して火災が発生したことを予め登録した連絡先に通知する通知処理と、(ニ)前記した温度上昇率判別処理で前記した所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記した第3の高温を検出するまで前記した通知処理による通知を待機する警報出力待機処理とを実行させることを特徴としている。
以上説明したように本発明によれば、携帯電話機等の端末装置が火災を検出する機能と警報の機能を備えることによって、端末装置を所持している個人に火災の危険が迫ってきたときこれを本人に効果的に通知することが可能になる。また、端末装置自体が消防署や同居人等の登録者に火災等の必要な事項を通知することにしたので、端末装置を所持または管理している者が小さな子供や要介護者のように適切な対応が取りにくい状況でも、必用な連絡先に情報を正確に伝達することができる。また、現在位置の情報を含めて通知することにしているので、一箇所に固定的に配置されていない端末装置であっても、その位置を確認して消防署等の連絡を受けた者が適切な対応を採ることができ、火災による被害を最小限とすることができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の火災報知方法を実現する火災報知システムの概要を表わしたものである。この火災報知システム100では、アパート、学生寮等の共同住宅あるいは家族の居住する1軒の家(以下、家屋と総称する)101に居住あるいは一時的に滞在する第1〜第3のユーザ1021〜1023が第1〜第3の携帯電話機1031〜1033を1つずつ所持している。家屋101内の第1〜第3の携帯電話機1031〜1033および消防署104内の無線端末装置105は、携帯電話網106と基地局107によって接続されている。また、第1〜第3の携帯電話機1031〜1033は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星(1つ図示しているが実際は複数)108からの電波を受信できるようになっている。
図2は、第1の携帯電話機の外観を表わしたものである。なお、第2および第3の携帯電話機1032、1033は、第1の携帯電話機1031と多少の外観が異なっても、基本的な構成は同一である。そこで、第2および第3の携帯電話機1032、1033の詳細な図示および説明は省略する。
第1の携帯電話機1031は、装置本体111の上端部のアンテナ112およびレシーバ113の取り付けられている側に第1の温度センサ114を配置しており、これと反対側の下端部のマイクロフォン115の取り付けられている側に第2の温度センサ116を配置している。装置本体111には、レシーバ113のすぐ下には液晶ディスプレイ117が配置され、マイクロフォン115のすぐ上には複数のキーからなる操作部118が配置されている。また、液晶ディスプレイ117と操作部118の間にはスピーカ119が配置されている。スピーカ119の左側には煙を検知する煙センサ部120が配置されている。
第1および第2の温度センサ114、116は、火事が発生した際の温度を検出するためのもので、60℃〜100℃といった高温を測定できるようになっている。第1および第2の温度センサ114、116が装置本体111の両端に配置されているのは、距離と方向の異なる2点による測定結果を用いることで測定精度を上げるためであり、必ずしも複数存在する必要はない。また、反対に温度センサが3個以上存在してもよい。
このように第1および第2の温度センサ114、116といった複数の温度センサを用いてこれらの測定結果を照合することで、火災の検出の誤動作をかなり防止することができるが、本実施例では煙センサ部120も装置本体111に配置している。煙センサ部120は、図示しないが発光ダイオードと受光センサを光路をずらして配置したものであり、通常は受光センサ側が発光ダイオードの光を検出することができない構造となっている。火災が発生して第1の携帯電話機1031の周囲に煙が充満してくると、この煙の粒子によって乱反射が起こり、発光ダイオードが光を検出する。したがって、煙が検出されることになる。
第1〜第3の携帯電話機1031〜1033は固定式の電話機ではないので、それぞれのユーザ1021〜1023が色々な環境で使用することになる。たとえば自室の窓際に携帯電話機103を放置すれば、局所的な温度上昇によって第1および第2の温度センサ114、116が共に火災を検出する温度になる可能性がある。そこで、このような誤検出をできるだけ避けるために、本実施例では煙センサ部120の配置された携帯電話機1031〜1033を使用するようにしている。
図3は、第1の携帯電話機の回路構成の概要を表わしたものである。なお、第2および第3の携帯電話機1032、1033は、第1の携帯電話機1031と回路構成が多少異なっても、第1および第2の温度センサ114、116等の火災の検出に関する回路構成は同一である。そこで、第2および第3の携帯電話機1032、1033の詳細な図示および説明は省略する。
第1の携帯電話機1031は、たとえばベースバンドLSI(Large Scale Integration)で構成される主制御部131を備えている。ここでベースバンドLSIは無線技術で送受信する際に使用するディジタルデータの信号処理を行うチップであり、RF(Radio Frequency)部やベースバンド部および周辺回路も含めた主用回路を1チップ化したものである。主制御部131は、内部にCPU(Central Processing Unit)132と、このCPU132が各種の制御を行うための制御プログラムを格納したプログラム格納部133を備えている。
主制御部131は、データバス等の内部通信手段134を介して第1の携帯電話機1031の各部と接続されている。このうち無線通信部135はアンテナ112を付属させており、図1に示した基地局107と送受信したり、GPS用の人工衛星108から時間信号の電波を受信するようになっている。主制御部131は、複数の人工衛星108から別々に得た時間信号を用いてこれらの衛星から第1の携帯電話機1031までの所要時間を求め、その距離の計算を行う。そしてこれを基にして第1の携帯電話機1031の二次元位置あるいは三次元位置を求めるようにしている。
液晶ディスプレイ117は、電話を掛けるときのダイヤル情報や電子メールを送受信するときのこれらの内容としての文字記号等の視覚的なデータを表示するために使用されている。本実施例では、この他に、他の携帯電話機103から火災の検出があったときに必要な警告情報を表示したり、火災のあった場所を示す地図データを表示することができる。
音声入出力部137は、音源IC(Integrated Circuit)137Aを内蔵しており、たとえば3D(three dimension)オーディオ機能を内蔵しており、多数の音の同時発音が可能なIC回路である。音声入出力部137は、通話用のレシーバ113およびマイクロフォン115ならびにスピーカ119と接続されている。本実施例では、火災発生時にその検出側で大音響の警告音がスピーカ119から出力される。また、火災発生を通知された側では、着信の応答時に予め用意された音声メッセージがレシーバ113から出力されるようになっている。なお、スピーカ119は本実施例で装置本体111の操作部118側に設けられているが(図2)、その反対の背面側に設けられていてもよい。
操作部118および煙センサ部120については既に説明した。温度センサ入力部138は第1および第2の温度センサ114、116を接続しており、これらから出力されるアナログ信号をディジタル信号にアナログ・デジタル変換するようになっている。また、第1および第2の温度センサ114、116がリニアな特性を有していない場合には補正用のテーブルを内蔵している。
メモリ139は、主制御部131内のプログラム格納部133と兼用することができる記憶デバイスであり、CPU132が制御プログラムを実行する際の作業用メモリとして使用されるだけでなく、電話帳141、位置データメモリ142および温度履歴メモリ143としても使用される。ここで電話帳141は、電話番号や電子メールのアドレスと氏名を対応付けている点は従来の携帯電話機と同様であるが、火災通知用のグループを特設しているか、それぞれの電話番号の欄に火災発生時の通知の要否を記録できるようになっている。
位置データメモリ142は、火災発生の通知を受けたときにその送られてきた位置情報に対応する発信者の現在位置を示すテキストデータを液晶ディスプレイ117に出力するためのものである。発信者の現在位置を示すデータは、GPSによって得られた位置データを図示しない位置データ変換辞書によって市町村名および番地に翻訳したものであってもよいし、ユーザが予め分かりやすい場所表示に編集したものであってもよい。
温度履歴メモリ143は、温度センサ入力部138から入力された第1および第2の温度センサ114、116の履歴情報を必要に応じて記録するメモリ領域である。温度の変化から火災が発生したかどうかを判別するためのデータとして使用される。
なお、図1に示した消防署104内の無線端末装置105の構成は、基本的に図3に示した第1の携帯電話機1031の中で不要な回路部分を省略することで構成することができる。そこで、その図示は省略する。無線端末装置105は、業務用に固定されて使用される装置であるので、消防署104の位置を検出する必要はなくGPS用の人工衛星108から時間信号の電波を受信する必要はない。また、第1および第2の温度センサ114、116や温度センサ入力部138や煙センサ部120およびメモリ139における電話帳141および温度履歴メモリ143が不要となる。
図4は、図1に示した家における火元に近い携帯電話機の制御の様子を表わしたものである。図1〜図3と共に説明を行う。第1のユーザ1021は、自分の第1の携帯電話機1031をたとえばテレビジョン151の本体の上に置いて就寝ものとする。何らかの原因で家屋101の1階部分から出火152したものとする。
第1の携帯電話機1031の主制御部131は、温度センサ入力部138を介して第1の温度センサ114の検出する温度をチェックしている。第1の温度センサ114の温度が常温よりも遥かに高い所定のT1℃以上になったら(ステップS201:Y)、第2の温度センサ116の温度が同一のT1℃以上になっているかどうかをチェックする(ステップS202)。T1℃はたとえば90℃に設定されているが、ユーザによっては60℃といったより低い温度に設定することができる。
第2の温度センサ116もT1℃以上になっていたら(ステップS202:Y)、ステップS203に処理が進む。すなわち、第1の携帯電話機1031の2箇所の温度のいずれかがT1℃未満の場合には、ステップS203へ処理が進まない。したがって、第1および第2の温度センサ114、116のいずれかが故障していたような場合や、いずれかの処理にノイズが発生していたような場合、ステップS203の煙検出処理へは進まない。第1および第2の温度センサ114、116のいずれかが図示しないファンヒータから熱を直接受ける方向に向いていて局所的な温度としてT1℃以上になっていた場合も、他方の温度がT1℃未満であれば同様である。
ステップS203に進んだ場合、主制御部131は煙センサ部120を用いて煙が発生しているかどうかをチェックする。煙が発生していない場合には(N)、再びステップS201に処理が戻る。煙が発生していた場合(ステップS203:Y)、主制御部131は音声入出力部137の音源IC137Aを制御して、たとえば消防車のサイレンの音を大音響でスピーカ119から出力開始する(ステップS204)。そして、たとえば10秒といった予め定めた時間t1が経過したら(ステップS205:Y)、主制御部131は、メモリ139の電話帳141の火災通知用の必須電話先として記録されている119番を読み出して、無線通信部135からこの電話番号に発信する(ステップS206)。時間t1は0秒であってもよく、この場合には直ちに消防署104への発信が行われる。これに対して、たとえば時間t1を10秒とか30秒といった時間に設定しておけば、火事でなかったような場合に消防署104への間違った通知を防ぐことができる。
ステップS206で消防署104への発信が開始されたら、この状態で主制御部131は接続が完了したか(ステップS207)、第1の携帯電話機1031の所定の停止スイッチがオンとなっているか(ステップS208)を監視する。ここで所定の停止スイッチは特定のキースイッチであってもよいが、操作部118のすべてのキーが停止スイッチの役割を果たしてもよい。消防署104への接続完了前に停止スイッチをたとえば第1のユーザ1021が押したとすると(ステップS207:N、ステップS208:Y)、スピーカ119による警報音の出力が停止する(ステップS209)。なお、ユーザが119番への発信処理開始前に停止スイッチを押した場合には、その情報が記憶されており、発信処理が開始した時点で警告音の動作が停止することになる。
これに対して、火災が発生しており第1のユーザ1021が停止スイッチを押さなかった場合には(ステップS208:N)、消防署104への接続が完了する(ステップS207:Y)。この時点で主制御部131は音声入出力部137の音源IC137Aを制御して、第1の携帯電話機1031の電話番号および固定電話の電話番号、GPS用の人工衛星108から得られた位置情報に基づく住所表示と火災発生の自動通知であることのメッセージを消防署104内の無線端末装置105へ音声出力する(ステップS210)。これにより、消防署104への火災発生通知が完了する。
この後、主制御部131は同一の家屋101にいる可能性のある第2および第3のユーザ1022、1023に対して避難通知のための発信処理に移る。このため、主制御部131は電話帳141を検索して火災発生時に通知するユーザが登録されているかどうかをチェックする(ステップS211)。そして、登録ユーザがいない場合には(N)、そのまま処理を終了する(エンド)。登録ユーザが存在する場合(ステップS211:Y)、たとえばその日に遊びに来た友人が一泊するということで、電話帳141のその者の欄に「当日のユーザ」として登録していたような場合、次のユーザ通知処理が実行される(ステップS212)。
図5は、この図4のステップS211のユーザ通知処理を具体的に表わしたものである。まず、ユーザの登録数のパラメータRを“1”に初期化する(ステップS231)。そして、電話帳141から第1番目(R=1)のユーザ(この例では第2のユーザ1022)の第2の携帯電話機1032の電話番号を読み出して、無線通信部135を使用して発信する(ステップS232)。そして、時間t2以内に接続が完了した場合には(ステップS233:Y、ステップS234:N)、第1の携帯電話機1031の位置情報と第1のユーザ1021の名前と共に火災発生の音声ガイダンスを送出する(ステップS235)。たとえば「五島はじめです。火事発生です。調布市柴又2丁目で火事発生です。自宅の可能性があります。避難や救助等を至急行ってください。」というような音声ガイダンスが流れる。ここで「自宅の可能性があります。」という文章は、第1のユーザ1021である「五島はじめ」が編集によって加えたものであり、位置データメモリ142に登録されている。
これに対して、たとえば20秒といった時間t2が経過しても第2のユーザ1022が応答しない場合には(ステップS233:N、ステップS234:Y)、これに対して火災発生を通知する電子メールを送信する(ステップS236)。この電子メールには、第1の携帯電話機1031の位置情報と共に火災発生を示す文章ならびに火災発生検出の時刻を記載しておく。
ステップS235またはステップS236の処理が終了したら、登録した他のユーザが存在するかどうかをチェックして(ステップS237)、存在すれば(Y)、パラメータRを“1”だけ加算して、ステップS232の処理に戻る。本実施例ではこれにより第3のユーザ1023に対する通知処理が開始される。第3のユーザ1023に対する通知処理が同様に行われたら、ステップS237で登録ユーザがなくなるので(N)、登録ユーザに対する処理が終了する(エンド)。
これにより、第2のユーザ1022および第3のユーザ1023は家屋101の2階の部屋にいたとすると、火事の発生を知り、避難を早急に行ったり、第1のユーザ1021の救助や消火作業を行うことができる。
なお、電話帳141から通知するユーザを順番に拾い出すとき、単にアイウエオ順あるいは登録順ではなく、優先順位をつけた場合にはこれに従うようにしてもよい。また、通知の対象となるユーザは必ずしも同一の家屋101に居住あるいは生活するものに限定される必要はない。親族等、特定のユーザや介護担当者は、通知を受けることで必要な対応をとることができる。
以上説明したように本実施例では第1および第2の温度センサ114、116を装置本体の異なった場所に配置したので、火災発生の誤検出を防ぎ、装置の信頼性を向上させることができる。また、火災が発生してその周囲の者が正常な対処方法を採れないような場合でも、いち早く消防署104に自動的に通知することができる。これにより消火活動の開始までの時間を短縮して被害を最小限とすることができる。
また、実施例では携帯電話機で火災を検知するので、月額がわずかな携帯電話機や夜間不要な携帯電話機を火災の可能性のある場所に配置しておくことで、高度かつフレキシブルな火災検出システムを安価に実現することができる。
<発明の第1の変形例>
以上説明した実施例では、第1および第2の温度センサ114、116と煙センサ部120を併用して火災の発生を検出したが、温度センサ114、115のうちの一方の配置あるいは検出を省略することができる。また、第1および第2の温度センサ114、116、あるいはこれ以上多くの温度センサによる検出を行う一方で煙センサ部120の検出を行わないことも可能である。更に実施例では第1および第2の温度センサ114、116が所定のT1℃以上を検出してから煙の検出の有無を確認したが、先に煙の検出を行ってもよい。
図6は、本発明の第1の変形例としてのこのような出火元の携帯電話機の制御の要部を表わしたものである。この図6は実施例の図4と対応するものである。図3に示す主制御部131は煙センサ部120を用いて煙が発生しているかどうかを監視しており(ステップS301)、煙が発生していることを特徴とする検出した時点で(Y)、第1の温度センサ114の温度を判別する(ステップS302)。この結果、第1の温度センサ114の温度がT1℃以上になっていた場合には(Y)、図3に示す音声入出力部137の音源IC137Aを制御して、たとえば消防車のサイレンの音を大音響でスピーカ119から出力開始する(ステップS204)。これ以後は、図4のステップS205以降と同じである。
<発明の第2の変形例>
図7は、本発明の第2の変形例として温度の変化によって警報の作動開始タイミングを異ならせた場合の処理の要部を示したものである。この図7は実施例の図4に対応するものである。この変形例では第1の温度センサ114と煙センサ部120を使用して火災の検出を行う。図3に示す主制御部131は第1の温度センサ114がT2℃以上になるかどうかを監視している(ステップS321)。ここでT2℃は実施例のT1℃よりも低い温度であり、たとえば50℃である。
第1の温度センサ114がT2℃以上になると(Y)、主制御部131はこのときの時刻を図3における温度履歴メモリ143に記録する(ステップS322)。この後、主制御部131はT2℃よりも高くT1℃よりも低い温度であるT3℃以上になるかどうかを監視する(ステップS323)。T3℃はたとえば70℃である。第1の温度センサ114がT3℃以上になったら主制御部131はこのときの時刻を温度履歴メモリ143に同様に記録する(ステップS324)。
主制御部131はこの時点で両時刻の時間差を求める(ステップS325)。そしてこの時間差が予め定めた時間t2以内であるかどうかをチェックする(ステップS326)。時間t2は部屋の日照部分でT2℃からT3℃まで上昇する時間として想定される最小時間よりも短く設定されている。主制御部131は、計算した時間差が時間t2以内であった場合には(Y)、直ちにステップS204に進んで、たとえば消防車のサイレンの音を大音響でスピーカ119から出力開始する。これは、急激に火が燃え広がっている可能性があるので、実施例のT1℃のようにT3℃よりも高い温度に上昇する前に警報を発することができるようにするためである。これ以後は、図4のステップS205以降と同じである。
これに対して、時間差がt2よりも大きい場合には(ステップS326:N)、T3℃よりも高いT1℃に上昇するのを待って(ステップS327:Y)、ステップS204に進むことになる。なお、ステップS323でT2℃よりも高い温度になった後もT3℃に到達しない間はT2℃未満にまで温度が低下したかどうかを監視して(ステップS328)、T2℃未満にまで温度が低下すれば(Y)、ステップS321に処理が戻ることになる。これは火災が発生しても小規模のまま自然に消火したような場合に消防署104(図1)への通知や他のユーザへの警報の発生を控えるようにするためである。
なお、以上説明した実施例および変形例では携帯電話機を使用した火災報知システムについて説明したが、PHS(Personal Handy-phone System)、無線通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたコンピュータ等の端末装置全般について本発明を適用することができることは当然である。
本発明の一実施例の火災報知方法を実現する火災報知システムの概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例で第1の携帯電話機の外観を表わした平面図である。 本実施例における第1の携帯電話機の回路構成の概容を表わしたブロック図である。 本実施例で火元に近い携帯電話機の制御の様子を表わした流れ図である。 ステップS211のユーザ通知処理を具体的に表わした流れ図である。 本発明の第1の変形例としての出火元の携帯電話機の制御の要部を表わした流れ図である。 本発明の第2の変形例として温度の変化によって警報の作動開始タイミングを異ならせた場合の処理の要部を示した流れ図である。
符号の説明
100 火災報知システム
101 家屋
102 ユーザ
103 携帯電話機
104 消防署
106 携帯電話網
114 第1の温度センサ
116 第2の温度センサ
119 スピーカ
120 煙センサ部
131 主制御部
132 CPU
133 プログラム格納部
141 電話帳
142 位置データメモリ
143 温度履歴メモリ
152 出火

Claims (5)

  1. 自装置内の所定の位置に配置された温度検出センサと、
    現在位置を検出する現在位置検出手段と、
    火災発生時の連絡先を登録した連絡先登録手段と、
    前記温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視手段と、
    この温度上昇速度監視手段が前記第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別手段と、
    この温度上昇率判別手段が前記所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記所定の時間の経過後であっても前記第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記現在位置検出手段が検出した現在位置を情報として付加して火災が発生したことを前記連絡先登録手段に登録した連絡先に通知する通知手段と、
    この温度上昇率判別手段が前記所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記第3の高温を検出するまで前記通知手段による通知を待機する警報出力待機手段
    とを具備することを特徴とする端末装置。
  2. 前記通知手段の通知内容は、火災が発生したこととその場所を表わした音声情報で構成されていることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記通知手段は、火災が発生したこととその場所を表わした電子メールの送信手段であることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 端末装置の所定の位置に配置された温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視ステップと、
    この温度上昇速度監視ステップで前記第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別ステップと、
    この温度上昇率判別ステップで前記所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記所定の時間の経過後であっても前記第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記端末装置の現在位置を情報として付加して火災が発生したことを予め登録した連絡先に通知する通知ステップと、
    前記温度上昇率判別ステップで前記所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記第3の高温を検出するまで前記通知ステップによる通知を待機する警報出力待機ステップ
    とを具備することを特徴とする火災報知方法。
  5. 無線通信を行う端末装置のコンピュータに、
    前記端末装置の所定の位置に配置された温度検出センサが予め定めた第1の高温を検出したとき、前記温度検出センサの温度の上昇速度を監視する温度上昇速度監視処理と、
    この温度上昇速度監視処理で前記第1の高温を検出してから所定の時間以内に部屋の日照部分に前記温度センサを配置したときに想定される温度上昇分を加えた温度としての予め定めた温度よりも高い第2の高温を検出したかを判別する温度上昇率判別処理と、
    この温度上昇率判別処理で前記所定の時間以内に第2の高温を検出したとき、あるいは前記所定の時間の経過後であっても前記第2の高温よりも高い所定の第3の高温を検出したとき、前記端末装置の現在位置を情報として付加して火災が発生したことを予め登録した連絡先に通知する通知処理と、
    前記温度上昇率判別処理で前記所定の時間以内に第2の高温を検出しなかったとき前記第3の高温を検出するまで前記通知処理による通知を待機する警報出力待機処理
    とを実行させることを特徴とする火災報知制御プログラム。
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