JP4611859B2 - まくら木 - Google Patents
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Description
そして、レール上を列車が通過する場合には、両側の車輪から受ける力をそれぞれのレールを介して同じまくら木が受けている。
そして、このような場合、特許文献1に開示されたまくら木のように、レール方向にある程度長い範囲を一体状としたまくら木が用いられている。そして、特許文献1には、梯子状に形成されたまくら木や、縦まくら木と横まくら木とを用いて梯子状としたまくら木などが記載されている。
さらに、梯子状のまくら木は、通常のまくら木と比べて大きくなり、また重くなる。そのため、梯子状のまくら木の敷設作業が行いにくく、敷設しやすい構造のものが求められている。
図1は、本発明の第1の実施形態のまくら木の斜視図である。図2は、図1に示すまくら木の分解斜視図である。図3は、図1のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。図4は、図1に示すまくら木を設置した状態でのレールとの位置関係を示した斜視図である。図5は、図1に示すまくら木を設置した状態でのレールとの位置関係を示した斜視図である。
そして、まくら木1の全体形状は、井桁状となっている。
長尺板25と端板26とは幅が同じであるが、突出板27の幅は、長尺板25や端板26の幅より長い。そのため、外層21,22の突出板27が設けられた位置は幅方向に突出して突出部27aが形成される。そして、突出部27aには、貫通孔15cと、傾斜面15aが設けられている。
端板29は、外層21、22の突出板27に対応する位置に設けられるものであるが、幅方向の一方のみに配置され、外層21、22の傾斜面15aや貫通孔15cが有る側には設けられていない。
また、内層23の長尺板28の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向であり、端板29の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向に対して直交する方向である。
なお、これらの繊維の配向方向は、図3に図示している。
長尺板25と端板26とは幅が同じであるが、突出板27の幅は、長尺板25や端板26の幅より長い。そのため、外層21,22の突出板27が設けられた位置は横方向に突出して突出部27aが形成される。そして、突出部27aには、貫通孔15cと、傾斜面15aが設けられている。
1個の本体部材10には、傾斜面15a及び貫通孔15cを有する突出部27aが4ヵ所の設けられているが、これは、全て幅方向の同じ側であり、上下で一対の突出部27aで形成される2ヵ所の係合凹部15は、幅方向の同じ側に向いている。
連結部材11の材質は、本体部材10と同様に、繊維補強ポリウレタン発泡樹脂が用いられており、切断や2以上のものを接着するなどにより成形されて製作される。
また、連結部材11は、繊維補強のポリウレタン樹脂やポリエステル樹脂の注型成形品でも良く、さらに、長繊維補強体と注型成形品との積層により成形しても良い。
このとき、係合凸部16は、係合凹部15を構成する上下に位置する突出部27aの間に位置した状態となる。
係止ピン13を挿入後、係止ピン13付近を加工することがある場合には、係止ピン13の材質は、連結部材11と同じ材質やFRPなどを採用し、切削可能なものとするができる。例えば、タイプレートなどの締結部材81を取り付ける場所と重なる場合には、このような材質を採用することが望ましい。
なお、この係合状態の維持は、他の手段、例えば、接着剤を用いたりすることもできる。
なお、本体部材10や連結部材11の表面に、耐摩耗性材や弾性材によって被覆してもよい。
また、図5に示されるように、本体部材10の長尺方向をレール方向に対してほぼ平行にして、それぞれの本体部材10を同じレール90を支えるように設置して、縦まくら木として使用することもできる。
この方法では、それぞれの本体部材10と連結部材11をばらばらの状態で配置するので、全体を組み立てた状態よりも軽くなるのでレール90の下に配置する作業を行いやすい。また、本実施形態では、係合部分がテーパー状となっているので、係合凸部16の挿入が容易である。
図6は、本発明の第2の実施形態のまくら木の斜視図である。図7は、図6に示すまくら木の分解斜視図である。図8は、本発明の第3の実施形態のまくら木の斜視図である。図9は、図8に示すまくら木の分解斜視図である。図10は、本発明の第4の実施形態のまくら木の斜視図である。図11は、図10に示すまくら木の分解斜視図である。
まくら木2には、一方の本体部材10a、他方の本体部材10及び連結部材11が設けられている。そして、上記した第1の実施形態におけるまくら木1と比べて、他方の本体部材10及び連結部材11はほぼ同様であり、一方の本体部材10aについても、側板32が設けられている点以外についてはほぼ同様の構造である。そして、まくら木2の全体形状は、図6に示されるように、まくら木1と同様、井桁状となっている。
また、側板32には貫通孔32aが設けられ、連結部材11にも、側板32の貫通孔32aに対応する位置に貫通孔37が設けられている。
なお、側板32と連結部材11とは、貫通孔32a及び貫通孔37に係止ピン13を挿通されて、固定が確実となるような構造となっている。
まくら木3には、本体部材10b、10b及び連結部材11が設けられている。そして、上記した第1の実施形態におけるまくら木1と比べて、本体部材10bの構造が異なるものであり、側板33が設けられている点以外についてはほぼ同様の構造である。そして、まくら木3の全体形状は、図8に示されるように、まくら木1と同様、井桁状となっている。
また、側板33には貫通孔33aが設けられ、連結部材11にも、側板33の貫通孔33aに対応する位置に貫通孔37が設けられている。
なお、貫通孔33a及び貫通孔37に係止ピン13が挿通されて、側板33と連結部材11との、固定が確実となるような構造となっている。
まくら木4には、2個の本体部材10及び2個の連結部材11aが設けられている。そして、まくら木4は、上記した第1の実施形態におけるまくら木1と比べて、連結部材11aに側板35が設けられている点以外についてはほぼ同様の構造である。そして、まくら木4の全体形状は、図10に示されるように、まくら木1と同様、井桁状となっている。
また、側板35には貫通孔35aが設けられ、連結部材10にも、側板35の貫通孔35aに対応する位置に貫通孔38が設けられている。
なお、側板35と本体部材10とは、貫通孔35a及び貫通孔38に係止ピン13を挿通されて、固定が確実となるような構造となっている。
図12は、本発明の第5の実施形態のまくら木の斜視図である。図13は、図12に示すまくら木の分解斜視図である。図14は、図12のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。図15は、本発明の第6の実施形態のまくら木の斜視図である。図16は、本発明の第7の実施形態のまくら木の斜視図である。
そして、上記した本体部材10の内層23の構造を、本実施形態の本体部材40の外層51、52に用い、本体部材10の外層21、22の構造を、本実施形態の本体部材40の内層53の構造に用いたものである。
端板59は、内層53の突出板57に対応する位置に設けられるものであるが、幅方向の一方のみに配置され、内層53の傾斜面61や貫通孔60が有る側には設けられていない。
長尺板55と端板56とは幅が同じであるが、突出板57の幅は、長尺板55や端板56の幅より長い。そのため、内層53の突出板57が設けられた位置は横方向に突出して突出部57aが2ヵ所に形成され、係合凸部16となる。そして、それぞれの突出部57aには、貫通孔60と、傾斜面61、61が設けられている。
1個の本体部材40には、傾斜面61及び貫通孔60を有する突出部57aが2ヵ所に設けられているが、これは、全て幅方向の同じ側に向いている。
内層53の長尺板55と端板56の繊維の配向方向は、本体部材40の長尺方向であり、突出板57の繊維の配向方向は、本体部材40の長尺方向に対して直交する方向であり、係合凸部16の突出方向である。
なお、これらの繊維の配向方向は、図14に図示している。
係合凹部15には、上下の内側の2ヵ所に傾斜面63が設けられ、傾斜面63同士の間に空間64が形成されている。空間64は係合凸部16の形状に対応しており、テーパー状である。この係合凹部15の傾斜面63の傾斜角は、係合凸部16の傾斜面61の傾斜角と等しい。
連結部材41の材質は、本体部材40と同様に、繊維補強ポリウレタン発泡樹脂が用いられており、切断や2以上のものを接着するなどにより成形されて製作される。
そして、側板33に設けられた貫通孔33aと、連結部材41に設けられた貫通孔(図示せず)に、係止ピン13を挿通される。
そして、側板35に設けられた貫通孔35aと、本体部材40に設けられた貫通孔(図示せず)に、係止ピン13を挿通される。
図17は、本発明の第8の実施形態のまくら木の斜視図である。図18は、本発明の第8の実施形態のまくら木の正面図である。
図19は、本発明の第9の実施形態のまくら木の斜視図である。図20は、図19に示すまくら木の図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
まくら木9は、上記した実施形態のものと同様に、2個の本体部材80と2個の連結部材81とを有しており、2個の本体部材80同士の間に連結部材81が配置されて、本体部材80同士が連結されたものであるが、上記した実施形態の本体部材10、40とは形状が異なるものである。
したがって、第1の実施形態と同様に、上側の外層21及び下側の外層22に設けられる突出板27によって形成される突出部27aにより、係合凹部15が形成され、係合が行われる。
図21に示される本発明の第10の実施形態におけるまくら木1aは、3個の本体部材10が設けられ、4個の連結部材11を用いて本体部材10を連結している。このように、本体部材10同士を連結部材11により連結するものであれば、3個以上の本体部材10連結することができる。
そして、上記した実施形態の係合凹部15と係合凸部16の形状は、図22(a)に示されるように、上面及び下面に、傾斜面15a、16aが設けられたものであったが、図22(b)に示されるように、下面側のみに傾斜面15a、16aを設けてもよく、図22(c)に示されるように、上面側のみに傾斜面15a、16aを設けてもよい。
また、第11〜第16の実施形態のまくら木71、72、73、74、75、76では、本体部材40a、40b、40cには係合凸部16が設けられ、連結部材41、41a、41b、41cには係合凹部15が設けられている。
また、係合凸部16と係合凹部15との係合部には、まくら木5と同様に貫通孔60、65が設けられて係止状態で貫通しており、貫通孔60、65に係止ピン13を挿入することによって、固定が確実となるような構造となっている。この際、係合部には接着剤を併用して一体接合とすることができる。
そして、本体部材40a及び連結部材41aを用いて、まくら木72を組み立てると、図24に示されるように、係合凹部15と係合凸部16との係合部分の両側面に側板45が配置することとなり、側板45によって係合部分を補強して、係合部分を高強度とすることができる。
そして、突出板46によって、係合凹部15と係合凸部16との係合部分を補強して高強度としつつ、まくら木73を用いた場合の道床抵抗を大きくすることができる。
そして、本体部材40bは、図25に示される第13の実施形態のまくら木73に用いるものと同様のものであり、連結部材41aは、側板45が本体部材40bの突出板46の側面を覆う高さとなっており、図24に示される第12の実施形態のものよりも、より高強度となっている。
また、傾斜面15a、16aの位置は、図29に示されるように、レール90同士の内側であり、レール90上を列車が通過した場合における発生曲げモーメントが小さい部分である。すなわち、レール90上を列車が通過した場合、2ヵ所のレール90からの荷重をまくら木75全体で支えることになるが、レール90付近は下向きの曲げモーメントが発生し、レール90同士の中間付近は上向きの曲げモーメントが発生し、傾斜面15a、16a付近で0付近となっている。
なお、他の構造は、上記したまくら木71と同様の構造である。
また、連結部材50を、図27の連結部材41bの上下逆方向となるような形状とし、レール90方向に垂直な方向から見て「ハ」字状とすることもでき、さらに、図28の連結部材41cと同様に側板45を取り付けて高強度とすることもできる。
図31は、本発明の第18の実施形態のまくら木の斜視図である。図32は、図31に示すまくら木の分解斜視図である。図33は、図31のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。図34は、本発明の第19の実施形態のまくら木の斜視図である。
図35は、本発明の第20の実施形態のまくら木の斜視図である。図36は、図35に示すまくら木の分解斜視図である。図37は、図35のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。図38は、本発明の第21の実施形態のまくら木の斜視図である。
図39は、本発明の第22の実施形態のまくら木の斜視図である。図40は、本発明の第23の実施形態のまくら木の斜視図である。
そこで、第18〜23の実施形態のまくら木101、102、103、104、105、106ではコーナー板120を用い、コーナー板120によって、突出板27、57が設けられる層を薄くし、本体部材101、102、103、104、105の長尺方向の繊維が分断されない層を厚くして、より強度を高めることができる。
そして、図32、図33に示されるように、本実施形態の本体部材110は、上記した本発明の第1の実施形態における本体部材10と比較すると、全体形状はほとんど同じであり、2ヵ所に係合凹部15が設けられた、断面が長方形状の長尺状の部材である。本体部材110は、外層21、22や内層23を有する三層構造であるが、第1の実施形態における本体部材10とは厚みが異なるものであり、また、コーナー板120が設けられている。
本実施形態における内層23は、第1の実施形態のものに比べて厚く、逆に、外層21、22は、第1の実施形態のものに比べて薄い。
なお、本体部材110も、本体部材10と同様に、連続繊維を有する長繊維強化樹脂が用いられており、具体的には、繊維補強ポリウレタン発泡樹脂が用いられている。
コーナー板120は、2ヵ所の突出部27aの内側、すなわち、上側の外層21の突出部27aの下側の面、及び、下側の外層22の突出部27aの上側の面に配置しており、コーナー板120の内側が傾斜面15aとなっている。そして、突出板27の突出部27aと内層23の長尺板28との間に配置されている。
そして、2ヵ所の傾斜面15a同士が向かい合っており、係合凹部15の空間15bは、先端ほど厚み方向の幅が狭くなっている。
そして、内層23に設けられている長尺板28は、本体部材110の全域に延びるものであるので、本体部材110の全体の強度を高くすることができる。
本体部147は、上記した本発明の第1の実施形態における連結部材11と同じであり、2ヵ所の係合凸部16を有し、2ヵ所の係合凸部16の位置関係は、180°反対に位置しており、係合凸部16の形状は、先端ほど上下の幅が狭くなる形状であって、係合凹部15の空間15bの形状に対応しており、テーパー状である。また、係合凸部16には、上下に2ヵ所の傾斜面16a、16aが設けられている。この係合凹部15の傾斜面15aの傾斜角は、係合凸部16の傾斜面16aの傾斜角と等しい。
また、連結部材111の下板146は、本体部147の下側に配置された平板である。
なお、上記した実施形態と同様に、係合凸部16に2ヵ所の貫通孔16cが設け、係合凹部15に貫通孔15cを設けて、係止ピン13を用いて連結状態を維持することができる。また、接着剤を用いてもよく、接着剤と係止ピン13とを併用すると接合強度を維持することができる。
そして、図36、図37に示されるように、本実施形態の本体部材140は、上記した本発明の第5の実施形態における本体部材40と比較すると、全体形状はほとんど同じであり、2ヵ所に係合凸部16が設けられた、断面が長方形状の長尺状の部材である。本体部材140は、外層21、22や内層23を有する三層構造であるが、第5の実施形態における本体部材40とは厚みが異なるものであり、また、コーナー板120が設けられている。
本実施形態における外層51、52は、第5の実施形態のものに比べて厚く、逆に、内層53は、第5の実施形態のものに比べて薄い。
なお、本体部材140も、本体部材40と同様に、連続繊維を有する長繊維強化樹脂が用いられており、具体的には、繊維補強ポリウレタン発泡樹脂が用いられている。
コーナー板120は、2ヵ所の突出部57aの上下面に配置されており、コーナー板120の外側が傾斜面61となっている。そして、コーナー板120は、突出部57aと外層51、52との間に配置されている。
そして、2ヵ所の傾斜面61によって、係合凸部16は先端ほど厚み方向の幅が狭くなっている。
そして、外層51、52に設けられている長尺板58は、本体部材140の全域に延びるものであるので、本体部材140の全体の強度を高くすることができる。
なお、上記した実施形態と同様に、係合凸部16に2ヵ所の貫通孔16cが設け、係合凹部15に貫通孔15cを設けて、係止ピン13を用いて連結状態を維持することができる。また、接着剤を用いてもよい。
本発明の第22の実施形態のまくら木105は、図39に示されており、側板35を有する連結部材111aが用いられている。連結部材111aは、第18の実施形態で使用される連結部材111の側方に2枚の側板35を取り付けたものである。また、側板35aには、貫通孔35aが設けられており、係合凹部15に形成された貫通孔138と連通させて、係止ピン13を挿入する。
10、40、40a、40b、40c、40d、80 本体部材
11、41、41a、41b、41c、81 連結部材
13 係止ピン
15 係合凹部
16 係合凸部
15a、16a、61、63 傾斜面
15c、16c 貫通孔
21、22、51、52 外層
23、53 内層
27、57 突出板
27a、57a 突出部
32、33、35 側板
67 突出部
101、102、103、104、105、106 まくら木
110、140、140a 本体部材
111、111a、141、141a 連結部材
120 コーナー板
Claims (12)
- 長尺状の本体部材を複数有し、前記本体部材同士の間に配置されて両方の本体部材と固定される連結部材を用いて、本体部材の長尺方向を略平行となるような状態で本体部材同士が連結されているまくら木であって、
本体部材及び連結部材のいずれか一方には係合凸部が、他方には係合凹部が設けられており、係合凸部は突出する方向に対して傾斜する傾斜面を有して先端側ほど縮幅するものであり、係合凹部は係合凸部に対応する形状であって傾斜面を有し、係合凸部を係合凹部に進入させ、係合凸部の傾斜面と係合凹部の傾斜面とが合わさる状態で、本体部材と連結部材とが固定されていることを特徴とするまくら木。 - 本体部材は2枚の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、前記外層の一部を突出させて係合凹部を形成しているものであることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
- 本体部材は2枚の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、前記内層の一部を突出させて係合凸部を形成しているものであることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
- 本体部材は外層と、前記外層の下側に位置する内層と、前記内層の下側に位置する突出部とを有するものであり、前記外層の一部を突出させた部分と、前記突出部とによって係合凹部を形成しているものであることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
- 本体部材は2枚の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、内層は長尺方向に配向する繊維強化樹脂である長尺板を有し、2枚の外層には一部が突出する突出板がそれぞれ配置されており、それぞれの突出板の突出する部分の内側には、傾斜面を有するコーナー板が取り付けられて、係合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
- 本体部材は2枚の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、外層は長尺方向に配向する繊維強化樹脂である長尺板を有し、内層には一部が突出する突出板が配置されており、突出板の突出する部分には、傾斜面を有するコーナー板が取り付けられて、係合凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
- 本体部材の外層及び内層は、繊維強化樹脂が使用されており、外層の一部を突出させて係合凹部を形成する部位、又は、内層の一部を突出させて係合凸部を形成する部位は、突出方向に繊維が配向しており、他の部位は、本体部材の長尺方向に繊維が配向していることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のまくら木。
- 係合凹部と係合凸部とが係合する部分には、側板が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のまくら木。
- 係合凸部の傾斜面及び係合凹部の傾斜面は、上側、又は、下側に面していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のまくら木。
- 係合凹部及び係合凸部には、係合状態で貫通する貫通孔が設けられており、前記貫通孔には係止ピンが挿通されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のまくら木。
- 連結部材には突出部が形成されており、突出部は本体部材の上面よりも上側に突出していることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のまくら木。
- 本体部材は縦まくら木として用いられるものであり、本体部材同士をレール方向に連結されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のまくら木。
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- 2005-10-17 JP JP2005301783A patent/JP4611859B2/ja not_active Expired - Fee Related
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