JP5629145B2 - 車輪ガード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道軌道上の本線レールに沿って配設される脱線防止用の車輪ガード装置に関する。
従来、曲線軌道などを列車が走行する際に、車輪が本線レールから外れないようにガードするガード部材を本線レールと平行に配設することが行われている。
この種の先行技術として、本出願人は、車輪の脱線防止とともに、車輪が脱線してしまった場合でも列車が軌道から逸脱しないようにした車輪ガード装置を先に出願した(例えば、特許文献1参照)。この車輪ガード装置は、プレストレスト・コンクリート(Prestressed Concrete)まくらぎ(以下、「PCまくらぎ」という)等の上面に設け、この車輪ガード装置に固定するガードレールを本線レールに沿って配置することで車輪の脱線を防止すると共に、車輪が脱線してしまった場合でも列車が軌道から逸脱するのを防止するようにしている。
また、他の先行技術として、巨大地震が発生しても脱線することがないように、本線レールに沿って間隔をおいて敷設した脱線防止レールから車輪方向に第1ガード手段を突設し、この第1ガード手段の外方端の表面から上向きに第2ガード手段を突設して、これら第1ガード手段と第2ガード手段との間で車輪の脱線を防止しようとする脱線防止レールがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−138405号公報 特開2006−316552号公報
ところで、近年、PCまくらぎが普及しているが、橋梁上等においては上面が平面の合成まくらぎや木まくらぎが用いられている。そして、このような合成まくらぎや木まくらぎが配置されている部分でも、上記したようなガード部材を設けて脱線防止を図りたい。しかも、既設のまくらぎを交換することなく、そのまくらぎを利用してガード部材を設けたい。
さらに、既設のスラブ軌道のような上面が平面の軌道上に配置される本線レールにもガード部材を配置したい。
しかしながら、例えば、図9に示すように、合成まくらぎや木まくらぎの場合には、所定位置にねじくぎ101の固定穴が設けられたまくらぎ100を軌道Rに所定間隔で配設し、そのまくらぎ100の固定穴に本線レール102を固定するためのベース板103を固定し、そのベース板103から上方に向けて突設された金具固定ボルト104に本線レール固定金具105を固定することで本線レール102をまくらぎ100に固定するような構造となっている。そのため、ベース板103を固定するために設けられた固定穴(ねじくぎ101と同一位置)に近接して新たにガード部材を固定するためのボルト穴を多く設けるとまくらぎの強度が低下するおそれがあるとともに、耐久性が低下するおそれがある。例えば、合成まくらぎの場合には、既設の固定穴を合成樹脂材料で穴埋めを行なった後、新たな固定穴を削孔することになるが、新たな固定穴は穴埋めした固定穴に近接するため、穴埋めした部分及び新たな固定穴の周辺で強度低下を生じ、ねじくぎの引抜き抵抗力が低下するとともに耐久性が低下するおそれがある。さらに、ベース板103を大きくして、作用する曲げモーメントによってベース板103が変形した場合には、ボルト引抜き抵抗力が低下してしまう。そのため、既設の合成まくらぎや木まくらぎ等において、本線レールに沿ってガード材を並設するのは実現困難となっている。
また、スラブ軌道の場合には、本線レールの固定穴以外の部分に軌道強度を保つための部材(鉄筋等)が設けられているため、新たなボルト穴を近接した位置に設けることは難しく、実現困難となっている。
なお、上記特許文献1はPCまくらぎ等において適用できるものであり、合成まくらぎや木まくらぎに適用できるものではない。また、特許文献2を合成まくらぎに適用しようとした場合も、上記したように新たなボルト穴による合成まくらぎの強度低下を招いてボルト引抜き抵抗力の低下を生じるおそれがある。
そこで、本発明は、合成まくらぎ等の上面が平面な軌道上にガードレールを設けることができるとともに、合成まくらぎ等の強度低下とボルト引抜き抵抗力の低下を抑えて本線レールから車輪が脱線するのを防止することができる車輪ガード装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、上面が平面の軌道上に配置して列車の脱線を防止する車輪ガード装置であって、前記軌道上に固定するベース板を備え、該ベース板は、前記軌道外方に配置して本線レールを固定する本線レール固定部と、軌道内方に配置してガードレールを固定するガードレール固定部とを連続一体に形成したものとなし、前記ガードレールは、前記本線レールの内方に向けて車輪が脱線するのを防止するように車輪を係止する外側係止部を具備し、前記本線レール固定部は、前記本線レールを固定する固定部材と、該本線レール固定部側を軌道に固定する外側固定穴とを具備し、前記ガードレール固定部は、前記ガードレールを前記本線レールに沿って配置する固定部材と、該ガードレール固定部側を軌道に固定する内側固定穴とを具備し、前記ベース板は、幅方向両端部の長手方向において、前記本線レール固定部の外端部からガードレール固定部の内端部まで延び、且つ該ベース板面と交差する上方又は下方に向けて突出する板材で形成された補強部を一体的に具備している。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「上面が平面の軌道」は、並設する本線レールが敷かれた軌道をいい、上面が平面のまくらぎによって形成された軌道、上面が平面のスラブ軌道等をいう。また、「ベース板面」は、ベース板の上面又は下面をいう。
これにより、上面が平面の軌道上にベース板を固定し、本線レール固定部と一体となっているガードレール固定部にガードレールを固定することで本線レールに沿ってガードレールを配置することができ、ガードレールは、荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させるように、幅方向両端部の長手方向において、本線レール固定部の外端部からガードレール固定部の内端部まで延び、且つベース板面と交差する上方又は下方に向けて突出する板材で形成された補強部が一体的に形成されたベース板によって強固に保持されるので、ベース板を固定するためのボルトに作用する引張り力を低減してボルト本数を抑えてまくらぎの強度低下を抑止し、上面が平面の軌道上で車輪の脱線防止を図ることができる。しかも、既設の合成まくらぎや木まくらぎであっても、本線レール固定部側の外側固定穴に既設の固定穴を利用することで、まくらぎ等の強度を低下させることなく、ボルトに作用する引抜き抵抗力の低下を抑えてガードレールを本線レールに並設することが可能となる。
しかも、ベース板に補強部を容易に形成することができる。
さらに、前記ベース板は、固定面が前記軌道上のまくらぎの幅寸法に形成され、前記補強部は、前記まくらぎの側面に沿うように下方へ向けて突設されていてもよい。このようにすれば、ベース板から下方に突出する補強部がまくらぎの側面に沿うように配置されるので、車輪ガード装置をまくらぎに固定した状態でのベース板の強度向上と配置の安定化を図ることができる。
また、前記外側固定穴は、軌道上に既設されている固定穴と同一の位置関係で設けられていてもよい。このようにすれば、ベース板を軌道に固定する外側固定穴を軌道上に既設されている固定穴に固定することで、軌道の強度を低下させることなく車輪ガード装置を上面が平面の軌道上に設けることが容易にできる。
さらに、前記ガードレール固定部は、前記ベース板と一体的に形成された固定部分と、該固定部分に配置した水平方向の回動軸に支持し、該回動軸を中心として軌道内方に向けて回動させることが可能な可動部分と、該可動部分の前記回動軸から離間した位置に、前記ガードレールを保持する保持部分とを有していてもよい。このようにすれば、回動軸を中心にしてガードレールをガードレール固定部と一体的に軌道内方に向けて回動させることができ、ガードレールを本線レールに沿った脱輪防止位置と軌道内方に退避した退避位置とに配置替えすることが容易にできる。
また、前記ガードレールは、前記外側係止部と列車下部に設けた逸脱防止突起部を係止して列車が軌道外方に向けて逸脱するのを防止する内側係止部とを上端に具備するとともに、下方に向けて突出する保持部を具備するT字状断面に形成され、該ガードレールの保持部と前記ガードレール固定部の保持部分とは、前記ガードレールの保持部を上下方向に位置決めする凹凸条を具備していてもよい。このようにすれば、ガードレールが大きな荷重を受けても凹凸条で安定した係止状態を保つことができ、車輪の脱線防止とともに脱線した列車が軌道外方に向けて逸脱するのを防止することができる。
本発明によれば、合成まくらぎ等の上面が平面の軌道上に、合成まくらぎ等の強度低下とボルト引抜き抵抗力の低下を抑えてガードレールを配設して、車輪の脱線防止を図ることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る車輪ガード装置の図面であり、(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は(b) に示すI−I断面図である。 図1に示す車輪ガード装置を備えたまくらぎ軌道の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る車輪ガード装置の図面であり、(a) は平面図、(b) は正面図である。 本発明の第3実施形態に係る車輪ガード装置の図面であり、(a) は平面図、(b) は正面図である。 本発明の第4実施形態に係る車輪ガード装置の図面であり、(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は(b) に示すV−V断面図である。 本発明の第5実施形態に係る車輪ガード装置の図面であり、(a) は平面図、(b) は正面図である。 図1に示す車輪ガード装置で走行列車が本線レールから脱線するのを防止している状態を示す正面図である。 図7に示す走行列車が本線レールから脱線して軌道外方に逸脱するのを防止している状態を示す正面図である。 従来の本線レールをまくらぎ軌道に固定している部分の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、図2に示す車輪ガード装置の組まれた状態を正面として説明し、並設された本線レールの中間方向を内方、本線レールの両外方向を外方という。また、以下の実施形態では、下部に逸脱防止突起部を有する列車が脱線した場合でも、その逸脱防止突起部を係止して列車が軌道外方に向けて逸脱するのを防止する内側係止部を具備したガードレールを例に説明する。
図1(a),(b) に示すように、第1実施形態の車輪ガード装置1は、合成まくらぎや木まくらぎ等のまくらぎ90に設けられる車輪ガード装置1である。この車輪ガード装置1は、ベース板2の外方部分に本線レール固定部3が設けられ、内方部分にガードレール固定部4が設けられており、これら本線レール固定部3とガードレール固定部4とが連続一体のベース板2に形成されている。
上記本線レール固定部3は、本線レール5の両側部に設けられた金具固定ボルト6に本線レール5の固定部材たる本線レール固定金具7をナット8で固定することにより、この本線レール固定金具7の弾性力によって本線レール5がベース板2に向けて押圧されて固定されている。
一方、上記ガードレール固定部4は、ベース板2と一体的に形成されて上方へ突出する固定部分10と、この固定部分10に水平方向の回動軸13で支持された可動部分11と、この可動部分11にガードレール14を固定して保持する保持部分12とを有している。これら固定部分10と可動部分11と保持部分12とで、ガードレール14の固定部材が構成されている。
また、この実施形態のガードレール14は、断面が略T字状に形成されており、水平部分の外端には本線レール5の内方に向けて車輪Wが脱線するのを防止する外側係止部15を備え、内端には脱線した列車の逸脱防止突起部(図8)を係止して列車が軌道外方に向けて逸脱するのを防止する内側係止部16が備えられている。垂直部分にはガードレール14の保持部17が備えられており、この保持部17の内面にはガードレール長手方向に延びる凹条18が形成されている。このガードレール14は、本線レール5と所定の間隔を保ってほぼ平行に設けられている。
上記固定部分10は、上記ベース板2と一体的に形成されており、例えば、ベース板2の成形時に鋳造等によって一体形成されている。この固定部分10の上面には、ほぼ中央部に、可動部分11からの荷重を支持する凹部20が設けられている。また、図の左側に位置する固定部分10の軌道内方部分には、可動部分11を回動可能に支持する上記回動軸13が設けられている。
上記可動部分11は、上記固定部分10に設けられた回動軸13を中心に軌道内方に向けて回動させることができるようになっている(図2)。この可動部分11は、通常は、連結ボルト21によって上記固定部分10に固定されている。この連結ボルト21は、T字状の頭部22を有しており、この頭部22を可動部分11の上部長穴23から挿入して固定部分10のボルト穴24の下面に係止し、その連結ボルト21にナット25を締付ければ可動部分11を固定部分10に固定することができるようになっている。このような可動部分11は、上記ナット25を外せば、後述するように、回動軸13を中心にして反回動軸側に保持されたガードレール14を本線レール5に沿った脱輪防止位置Oから軌道内方に退避した退避位置Iに配置替えすることができる。
また、この可動部分11の反回動軸方向端部には、ガードレール14の保持部分12となる保持面26が形成されている。この保持面26には、ガードレール14の凹条18に係合する凸条27が設けられている。
さらに、この可動部分11の下部には、ほぼ中央部に、上記固定部分10の凹部20に荷重を伝える凸部28が設けられている。この凸部28と固定部分10の凹部20とを係合させることで、可動部分11に作用する大きな水平方向荷重を広い接触面積の凸部28から凹部20に伝達して支持するようにして、回動軸13に大きな荷重が作用しないようにしている。
上記保持部分12は、保持部材30によってガードレール14を可動部分11に保持しており、上記したようにガードレール14に設けられた凹条18を可動部分11の凸条27に嵌めた状態で固定されている。これにより、可動部分11の端部にガードレール14が固定されて保持されている。この保持部材30は、可動部分11にボルト・ナット31で固定されている。
このように、上記ガードレール14が可動部分11の保持面26に保持部分12の保持部材30で固定され、可動部分11が固定部分10に連結ボルト21で固定されることで、固定部分10、可動部分11、保持部分12及びガードレール14が一体となった構造物となっている。
そして、上記ベース板2には、本線レール固定部3側をまくらぎ90に固定する、従来の固定穴と同一位置関係の固定穴40(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「固定穴」は、ねじくぎをねじ込む下穴等のボルト穴を含む)と、この固定穴40に加えてガードレール固定部4側をまくらぎ90に固定する固定穴41とが設けられている。本線レール固定部3側に設けられた固定穴40が外側固定穴であり、ガードレール固定部4側に設けられた固定穴41が内側固定穴である。
これらの固定穴40,41は、まくらぎ90への固定に一般的に用いられているばね付きのねじくぎ91をねじ込むことによって固定されている。この実施形態では、上記固定穴40は、従来と同一位置関係で本線レール5を固定する4本のねじくぎ91を用い、上記固定穴41は、新たにガードレール固定部4側を固定するための3本のねじくぎ91によってまくらぎ90に固定するようにしている。従って、ベース板2の外方部分に設けられる4個の固定穴40を既設の固定穴と同一位置関係とすることで、まくらぎ90の外方部分において固定穴40を設けることによる強度低下を防いでいる。なお、ガードレール固定部4側を固定するねじくぎ91は2本、4本、その他の本数でもよい。
また、上記ベース板2は、平面視が長方形状に形成されており、幅方向の寸法が、幅方向両端部の長手方向に、まくらぎ90の幅寸法に内寸法が沿うように補強部42を設けることができる幅寸法に形成されている。この実施形態の補強部42は、ベース板2の本線レール固定部側外端部からガードレール固定部側内端部まで延びる板状で、図1(c) に示すように、ベース板2の下面から下方に向けて突設された板材となっている。このように補強部42を設けることにより、本線レール5の配置やベース板2への加工を容易に行うことができる。この構成の場合、ベース板2の幅寸法は、補強部42の厚み分、まくらぎ90の幅寸法よりも大きくなる。
従って、上記車輪ガード装置1によれば、従来の固定穴と同一位置関係の固定穴40(外側固定穴)に加えて、ガードレール固定部4側を固定する3本のねじくぎ用の固定穴40(内側固定穴)及びまくらぎ90への下穴94の追加をすることによって、上面が平面のまくらぎ90の強度低下を抑えて車輪ガード装置1を設けることが可能となり、この車輪ガード装置1によって、後述するように、車輪Wの脱線防止と、脱線した場合でも列車の軌道からの逸脱防止とを図ることができる。
しかも、ベース板2に設けた補強部42によってベース板2の荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させて曲げ強度を上げているので、後述する脱線防止時等にガードレール14に大きな荷重が作用してもベース板2の変形を抑えることができ、これによって、以下に説明する車輪Wの内面とガードレール14の外側係止部15との所定の間隔Sを安定して確保することができるとともに、ベース板2を固定するためのねじくぎ91に作用する引張り力を低減してねじくぎ91の本数、すなわち下穴94の数を抑えて、ベース板2を固定するまくらぎ90の強度低下、及びボルト引抜き抵抗力の低下を抑えている。
その上、この補強部42をベース板2の幅方向両端部からまくらぎ90の側面を挟むように下方に向けて突設させることで、後述するようにガードレール14で車輪Wの脱線を防止、及び脱線列車Cの逸脱防止を図る場合に、ベース板2がまくらぎ90と一体となって荷重を受けることができる。
図2に示すように、上記車輪ガード装置1は、まくらぎ90の両端部に配置され、各々本線レール5を外方部分の本線レール固定部3で支持し、内方部分のガードレール固定部4にガードレール14が固定される。この状態の車輪ガード装置1は、本線レール5上の車輪Wの内面とガードレール14の外側係止部15とが所定の間隔Sとなった状態で配設される。この所定の間隔Sは、ガードレール14の外側係止部15で車輪W(図7参照)をガードしている状態で、他方の車輪Wが脱線しない間隔Sに設定される。また、車輪ガード装置1は、軌道上に配設された数本置きのまくらぎ90に固定され、それら複数の車輪ガード装置1に所定長さのガードレール14が支持されて本線レール5に沿って並設される。
さらに、この実施形態では、ガードレール固定部4の可動部分11を内方に向けて回動させることができるので、上記したように、ガードレール14を本線レール5に沿った脱輪防止位置O(実線位置)と、軌道内方に退避した退避位置I(二点鎖線位置)とに配置替えすることができる。上記脱輪防止位置Oにガードレール14を配置した状態で、上記車輪Wの内面とガードレール14の外側係止部15とが脱輪しない上記間隔Sとなる。
これにより、後述する図7に示すように、車輪Wが本線レール5から脱線しようとしても、車輪Wの内面がガードレール14にガードされて脱線するのを防止することができる。なお、列車が脱線した場合に軌道外方に向けて逸脱するのを防止する内側係止部16の機能は後述する。
また、この実施形態のように、ガードレール14を軌道内方に向けて回動させて退避位置Iとできるようにすることで、ガードレール14を本線レール5から離れた位置に退避させてレール削正作業等を迅速に行なうことが可能となる。
図3(a),(b) に示す第2実施形態の車輪ガード装置50は、上述した第1実施形態の車輪ガード装置1におけるガードレール14が脱輪防止位置Oに固定された例である。なお、第1実施形態と同一の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図示するように、ガードレール固定部4には、ベース板51と一体的に形成されて上方へ突出する固定部分52が設けられ、この固定部分52の保持面26に保持部分12の保持部材30によってガードレール14が保持されている。この実施形態における他の構成は、上述した第1実施形態と同一である。
従って、この実施形態の車輪ガード装置50によっても、従来の固定穴と同一位置関係の固定穴40(外側固定穴)に加えて、ガードレール固定部4側を固定する3本のねじくぎ用の固定穴41(内側固定穴)及びまくらぎ90への下穴94の追加をすることによって、上面が平面のまくらぎ90の強度低下を抑えて車輪ガード装置50を設けることが可能となる。
しかも、この実施形態も、ベース板51に設けた補強部42によってベース板51の荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させて曲げ強度を上げているので、後述する脱線防止時等にガードレール14に大きな荷重が作用してもベース板51の変形を抑えることができ、これによって所定の間隔S(図2)を安定して確保することができるとともに、ベース板51を固定するためのねじくぎ91に作用する引張り力を低減してねじくぎ91の本数、すなわち下穴94の数を抑えて、ベース板51を固定するまくらぎ90の強度低下、及びボルト引抜き抵抗力の低下を抑えている。
その上、この実施形態も、補強部42をベース板51の幅方向両端部からまくらぎ90の側面を挟むように下方に向けて突設させることで、後述するようにガードレール14で車輪Wの脱線を防止、及び脱線列車Cの逸脱防止を図る場合に、ベース板51がまくらぎ90と一体となって荷重を受けることができる。
図4(a),(b) に示す第3実施形態の車輪ガード装置60は、分岐器が設けられている位置の車輪ガード装置である。この実施形態は、上述した第1実施形態の車輪ガード装置1と本線レールの固定部のみが異なるのみであるため、第1実施形態と同一の構成には同一符号付して、その詳細な説明は省略する。
図示するように、本線レール固定部3は、従来と同様に本線レール固定金具61をボルト62で固定することによる本線レール5の固定と、この本線レール固定金具61の近接位置のねじくぎ91による固定とが行なわれるようになっている。
一方、ガードレール固定部4は、上述した第1実施形態と同様に、ベース板63と一体的に形成されて上方へ突出する固定部分10と、この固定部分10に水平方向の回動軸13で支持された可動部分11と、この可動部分11にガードレール14を固定して保持する保持部分12とを有している。これら固定部分10、可動部分11及び保持部分12は上述した第1実施形態と同一であるため、第1実施形態と同一符号を付して、その説明は省略する。また、ベース板63には、ガードレール固定部4側をまくらぎ90に固定するための3個の固定穴41(内側固定穴)が設けられている。
従って、この実施形態の車輪ガード装置60によっても、従来の固定穴と同一位置関係の固定穴40(外側固定穴)に加えて、ガードレール固定部4側を固定する3本のねじくぎ用の固定穴41(内側固定穴)及びまくらぎ90への下穴94の追加をすることによって、上面が平面のまくらぎ90の強度低下を抑えて車輪ガード装置60を設けることが可能となる。
しかも、この実施形態も、ベース板63に設けた補強部42によってベース板63の荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させて曲げ強度を上げているので、後述する脱線防止時等にガードレール14に大きな荷重が作用してもベース板63の変形を抑えることができ、これによって所定の間隔S(図2)を安定して確保することができるとともに、ベース板63を固定するためのねじくぎ91に作用する引張り力を低減してねじくぎ91の本数、すなわち下穴94の数を抑えて、ベース板63を固定するまくらぎ90の強度低下、及びボルト引抜き抵抗力の低下を抑えている。
その上、この実施形態も、補強部42をベース板63の幅方向両端部からまくらぎ90の側面を挟むように下方に向けて突設させることで、後述するようにガードレール14で車輪Wの脱線を防止、及び脱線列車Cの逸脱防止を図る場合に、ベース板63がまくらぎ90と一体となって荷重を受けることができる。
図5(a),(b) に示す第4実施形態の車輪ガード装置70は、スラブ軌道に設けられる車輪ガード装置である。
図示するように、本線レール固定部3は、従来と同様に本線レール固定金具71をボルト・ナット72でベース板73に固定することによる本線レール5の固定と、この本線レール固定金具71の近接位置の固定ボルト74によるスラブ軌道93への固定とが行なわれるようになっている。この固定ボルト74のボルト穴75が外側固定穴である。
一方、ガードレール固定部4は、上述した第1実施形態と同様に、ベース板73と一体的に形成されて上方へ突出する固定部分10と、この固定部分10に水平方向の回動軸13で支持された可動部分11と、この可動部分11にガードレール14を固定して保持する保持部分12とを有している。これら固定部分10、可動部分11及び保持部分12は上述した第1実施形態と同一であるため、第1実施形態と同一符号を付して、その説明は省略する。また、ベース板73には、ガードレール固定部4側をスラブ軌道93に固定するための2個のボルト穴76(内側固定穴)が設けられている。
従って、この実施形態の車輪ガード装置70によっても、従来のボルト穴と同一位置関係のボルト穴75(外側固定穴)に加えて、ガードレール固定部4側を固定する2本のボルト穴76(内側固定穴)及びスラブ軌道93へのボルト穴95の追加をすることによって、上面が平面のスラブ軌道93の強度低下を抑えて車輪ガード装置70を設けることが可能となる。
また、ベース板73の長手方向には、ベース板73から上方に突出するように補強部77が設けられている。この実施形態の補強部77は、ベース板73の本線レール固定部側外端部からガードレール固定部側内端部まで延びる板状で、図5(c) に示すように、ベース板73の上面と直交する上方に向けて突設された板材となっている。図5(b) では、手前側の補強部77を取除いた状態で示している。
しかも、この実施形態では、ベース板73に設けた補強部77によってベース板73の荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させて曲げ強度を上げているので、後述する脱線防止時等にガードレール14に大きな荷重が作用してもベース板73の変形を抑えることができ、これによって所定の間隔S(図2)を安定して確保することができるとともに、ベース板73を固定するためのボルト74に作用する引張り力を低減してボルト74の本数、すなわちボルト穴95の数を抑えて、ベース板73を固定するスラブ軌道93の強度低下、及びボルト引抜き抵抗力の低下を抑えることができる。
その上、この実施形態では、補強部77によって、後述するようにガードレール14で車輪Wの脱線を防止、及び脱線列車Cの逸脱防止を図る場合に、ベース板73がスラブ軌道93と一体となって荷重を受けることができる。
図6(a),(b) に示す第5実施形態の車輪ガード装置80は、伸縮継目の部分に用いられる車輪ガード装置である。この実施形態の場合、本線レール5を固定する本線レール固定金具81がレール方向にスライド可能に構成されている。この本線レール固定金具81をボルト・ナット82でベース板83に固定することにより、本線レール5が固定されている。
この実施形態のベース板83は、ガードレール固定部4の内方に向けて延びるように形成されており、その内方部分に3個の固定穴85(内側固定穴)が設けられている。また、この実施形態では、ベース板83の外方部分に設けられる2個の固定穴84(外側固定穴)を既設の固定穴と同一位置関係とすることで、まくらぎ90の外方部分において固定穴を設けることによる強度低下を防いでいる。
従って、この実施形態の車輪ガード装置80によっても、従来の固定穴と同一位置関係の固定穴84(外側固定穴)に加えて、ガードレール固定部4側を固定する3本のねじくぎ用の固定穴85(内側固定穴)及びまくらぎ90への下穴94の追加をすることによって、上面が平面のまくらぎ90の強度低下を抑えて車輪ガード装置80を設けることが可能となる。
しかも、この実施形態も、ベース板83に設けた補強部42によってベース板83の荷重が作用する方向の断面二次モーメントを向上させて曲げ強度を上げているので、後述する脱線防止時等にガードレール14に大きな荷重が作用してもベース板83の変形を抑えることができ、これによって所定の間隔S(図2)を安定して確保することができるとともに、ベース板83を固定するためのねじくぎ91に作用する引張り力を低減してねじくぎ91の本数、すなわち下穴94の数を抑えて、ベース板83を固定するまくらぎ90の強度低下、及びボルト引抜き抵抗力の低下を抑えることができる。
その上、この実施形態も、補強部42をベース板83の幅方向両端部からまくらぎ90の側面を挟むように下方に向けて突設させているので、後述するようにガードレール14で車輪Wの脱線を防止、及び脱線列車Cの逸脱防止を図る場合に、ベース板83がまくらぎ90と一体となって荷重を受けることができる。
以上のように、上記各車輪ガード装置1,50,60,70,80によれば、上面が平面のまくらぎ90やスラブ軌道93等に、これらまくらぎ等の強度低下を抑止して、車輪Wの脱線防止と、脱線した列車の逸脱防止とを図ることができるガードレール14を備えた車輪ガード装置を設けることが可能となる。
例えば、上述した第1実施形態の車輪ガード装置1を例にすると、図7に示すように、列車Cに大きな横力F(この例では図の右側からの横力F)が作用した場合、一方の車輪W(図の左側)は本線レール5上に乗り上げ、他方の車輪W(図の右側)は内側がガードレール14の外側係止部15に接してガードされた状態となる。この状態では、図の右側の車輪Wは本線レール5上を走行しているので、車輪Wの脱線を防止することができる。この脱線防止は、逆方向の車輪Wも同様に行うことができる。
また、第1実施形態の構成によれば、車輪Wが外側係止部15に当接した場合、その横力Fをガードレール14の保持部17を介して可動部分11で支持し、この可動部分11で支持した横力Fを可動部分11の凸部28から固定部分10の凹部20を介してベース板2、すなわちまくらぎ90で支持するようにして(図1)、大きな横力Fを安定して支持することができる。
しかも、ベース板2は、補強部42によって脱線時等に荷重が作用する方向の断面二次モーメントを大きくして曲げ強度が上げられているので、大きな横力Fが作用してもベース板2の変形を抑えて、ベース板2を固定するためのねじくぎ91に作用する引張り力を低減してねじくぎ91の本数、すなわち下穴94の数を抑えて、ベース板2を固定するまくらぎ90の強度低下とボルト引抜き抵抗力の低下を抑えることが可能となる。
そして、図8に示すように、更に横力Fが増して、車輪Wがガードレール14を越えて脱線した場合でも、列車Cの下部の幅方向中央部に設けられた逸脱防止突起部Dがガードレール14の内側係止部16に当接し、列車Cが軌道Rから大きく逸脱するのを防止することができる。この逸脱防止突起部Dは、列車Cの下面の長手方向に所定間隔(例えば、各列車Cの前後位置)で複数個が設けられており、これらの逸脱防止突起部Dを内側係止部16で係止することで列車Cの逸脱防止を安定して図ることができるようにしている。このように、仮に脱線したとしても、対向列車と接触しない状態で脱線列車Cを停止させることができる。また、このような脱線防止と逸脱防止は、他の車輪ガード装置50,60,70,80でも同様に可能である。
従って、上記車輪ガード装置1,50,60,70,80によれば、合成まくらぎ、木まくらぎ、スラブ軌道等、上面が平面な軌道上にガードレール14を設けて車輪Wの脱線防止を図ることができるとともに、車輪Wが脱線した場合でも列車Cが軌道から大きく外れて逸脱しないようにすることが可能となる。
しかも、既設の固定穴40を利用して車輪ガード装置1,50,60,70,80を設けることができるので、まくらぎ等の軌道強度を保ちつつガードレール14を設けることが可能となり、しかも、補強部42を設けることでベース板2,51,63,73,83の強度を保つので、本線レール5の高さや配置を変更する必要もなく、多くの既設まくらぎ等に車輪ガード装置1,50,60,70,80を設けることが可能となる。
なお、上述した実施形態の構成を組合わせることも可能であり、使用条件等に応じて適した構成とすればよく、上記実施形態に限定されるものではない。
また、上述した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る車輪ガード装置は、上面が平面の軌道上に本線レールに沿ってガードレールを配置したい線路に利用できる。
1 車輪ガード装置
2 ベース板
3 本線レール固定部
4 ガードレール固定部
5 本線レール
14 ガードレール
15 外側係止部
16 内側係止部
17 保持部
18 凹条
20 凹部
26 保持面
27 凸条
28 凸部
30 保持部材
40 固定穴(外側固定穴)
41 固定穴(内側固定穴)
42 補強部(板材)
50 車輪ガード装置
51 ベース板
60 車輪ガード装置
63 ベース板
70 車輪ガード装置
73 ベース板
75 ボルト穴(外側固定穴)
76 ボルト穴(内側固定穴)
77 補強部(板材)
80 車輪ガード装置
83 ベース板
84 固定穴(外側固定穴)
85 固定穴(内側固定穴)
90 まくらぎ
91 ねじくぎ
93 スラブ軌道
C 列車
D 逸脱防止突起部
F 荷重
W 車輪
R 軌道
S 間隔
O 脱輪防止位置
I 退避位置

Claims (5)

  1. 上面が平面の軌道上に配置して列車の脱線を防止する車輪ガード装置であって、
    前記軌道上に固定するベース板を備え、
    該ベース板は、前記軌道外方に配置して本線レールを固定する本線レール固定部と、軌道内方に配置してガードレールを固定するガードレール固定部とを連続一体に形成したものとなし、
    前記ガードレールは、前記本線レールの内方に向けて車輪が脱線するのを防止するように車輪を係止する外側係止部を具備し、
    前記本線レール固定部は、前記本線レールを固定する固定部材と、該本線レール固定部側を軌道に固定する外側固定穴とを具備し、
    前記ガードレール固定部は、前記ガードレールを前記本線レールに沿って配置する固定部材と、該ガードレール固定部側を軌道に固定する内側固定穴とを具備し、
    前記ベース板は、幅方向両端部の長手方向において、前記本線レール固定部の外端部からガードレール固定部の内端部まで延び、且つ該ベース板面と交差する上方又は下方に向けて突出する板材で形成された補強部を一体的に具備していることを特徴とする車輪ガード装置。
  2. 前記ベース板は、固定面が前記軌道上のまくらぎの幅寸法に形成され、
    前記補強部は、前記まくらぎの側面に沿うように下方へ向けて突設されている請求項1に記載の車輪ガード装置。
  3. 前記外側固定穴は、軌道上に既設されている固定穴と同一の位置関係で設けられている請求項1又は2に記載の車輪ガード装置。
  4. 前記ガードレール固定部は、
    前記ベース板と一体的に形成された固定部分と、
    該固定部分に配置した水平方向の回動軸に支持し、該回動軸を中心として軌道内方に向けて回動させることが可能な可動部分と、
    該可動部分の前記回動軸から離間した位置に、前記ガードレールを保持する保持部分とを有している請求項1〜のいずれか1項に記載の車輪ガード装置。
  5. 前記ガードレールは、前記外側係止部と列車下部に設けた逸脱防止突起部を係止して列車が軌道外方に向けて逸脱するのを防止する内側係止部とを上端に具備するとともに、下方に向けて突出する保持部を具備するT字状断面に形成され、
    該ガードレールの保持部と前記ガードレール固定部の保持部分とは、前記ガードレールの保持部を上下方向に位置決めする凹凸条を具備している請求項1〜のいずれか1項に記載の車輪ガード装置。
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