JP4644102B2 - まくら木 - Google Patents

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Description

本発明は、レールの下側に配置されるまくら木に関するものである。
一般に用いられるまくら木は長手方向の長さが軌間より長い長尺状であり、レール方向に対して長尺方向をほぼ垂直に配置し、各まくら木は2本のレールと締結されている。
そして、レール上を列車が通過する場合には、両側の車輪から受ける力をそれぞれのレールを介して同じまくら木が受けている。
レールの継ぎ目や分岐部では、レールの曲げ剛性が他の部分に比べて低い。そのため、バラスト道床などの場合には、列車荷重によりまくら木下面付近のバラストの圧密化が進みやすい。
そして、このような場合、特許文献1に開示されたまくら木のように、レール方向にある程度長い範囲を一体状としたまくら木が用いられている。そして、特許文献1には、梯子状に形成されたまくら木や、縦まくら木と横まくら木とを用いて梯子状としたまくら木などが記載されている。
特開2002−275802号公報
所定の間隔に配置された横まくら木を連結して梯子状としたものは、通常のまくら木と比べて大きくなるので、まくら木を製造後に敷設現場へ搬送する際に運びにくい。そのため、分割した状態で搬送することができ、敷設現場で簡単に組み立てることができるようにするのが望ましい。
また、梯子状のまくら木は、通常のまくら木と比べて大きくなり、また重くなる。そのため、梯子状のまくら木の敷設作業が行いにくく、敷設しやすい構造のものが求められている。
そこで、分割した状態で搬送することができ、敷設現場で簡単に組み立てることができ、さらに、高強度であるまくら木を提供することを課題とする。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、長尺部と、前記長尺部から突出している係合凸部とを有する本体部材を複数有し、係合凸部同士を係合して、長尺部の長尺方向を略平行となるような状態で本体部材同士が連結されるまくら木であって、係合凸部には傾斜面が設けられて、傾斜面同士を重ね合わせられた状態で係合凸部同士が係合するものであり、本体部材は2ヵ所の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、外層は長尺方向に配向する繊維強化樹脂である長尺板を有し、内層には一部が突出する突出板が配置されており、前記突出板は突出方向に配向する繊維強化樹脂であり、前記突出板の突出する部分が、係合凸部の全部又は一部を形成していることを特徴とするまくら木である。
請求項1に記載の発明によれば、長尺部から突出している係合凸部には傾斜面が設けられて、傾斜面同士を重ね合わせられた状態で係合凸部同士が係合して本体部材同士が連結されるものであるので、本体部材同士を連結しない分割状態とすることができ、また、連結を行いやすい。また、本体部材は2ヵ所の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、外層は長尺方向に配向する繊維強化樹脂である長尺板を有し、内層には一部が突出する突出板が配置されており、前記突出板は突出方向に配向する繊維強化樹脂であり、前記突出板の突出する部分が、係合凸部の全部又は一部を形成しているものであるので、長尺部や係合凸部の係合部分が湾曲するような力が作用した場合にも高強度とすることができる。
請求項2に記載の発明は、係合凸部の傾斜面は突出板に形成されており、前記突出板の傾斜面とは反対側の面に積層板が配置していることを特徴とする請求項1に記載のまくら木である。
請求項2に記載の発明によれば、係合凸部の傾斜面は突出板に形成されており、前記突出板の傾斜面とは反対側の面に積層板が配置しているので、係合凸部を形成しやすく、また、係合凸部を容易に厚くすることができる。
請求項3に記載の発明は、外層の外側であって突出板に対応する位置には挟持板が配置されるものであり、積層板は挟持板及び突出板によって挟持されていることを特徴とする請求項2に記載のまくら木である。
請求項3に記載の発明によれば、外層の外側であって突出板に対応する位置には挟持板が配置されるものであり、積層板は挟持板及び突出板によって挟持されているので、係合凸部と長尺部との間をより高強度とすることができる。
また、外層と内層との積層方向が上下方向となるように設置されるものであり、長尺部の上側の表面が平面状となるように、上側に配置される外層に凹部を形成する、又は、挟持板を配置する位置に凹部を形成した板を配置する、又は、挟持板以外の部分に挟持板と同じ厚みの板を配置することができる(請求項4)。
請求項5に記載の発明は、外層と内層との積層方向を上下方向に設置するものであり、下側の外層の下方は、下側に配置される挟持板が下側に突出した状態となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載のまくら木である。
請求項5に記載の発明によれば、下側に配置される挟持板が下側に突出した状態となっているので、道床抵抗を大きくすることができる。
請求項6に記載の発明は、係合凸部同士が係合する部分の側面に、側板が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木である。
請求項6に記載の発明によれば、係合凸部同士が係合する部分の側面に、側板が設けられているので、係合凸部の係合部分を高強度とすることができる。
請求項7に記載の発明は、係合する係合凸部のそれぞれに1枚ずつの側板が設けられており、係合状態の係合凸部の両側面に、側板が配置されていることを特徴とする請求項6に記載のまくら木である。
請求項7に記載の発明によれば、係合する係合凸部のそれぞれに1枚ずつの側板が設けられており、係合状態の係合凸部の両側面に、側板が配置されているので、係合を容易にしつつ、係合部分を高強度とすることができる。
この発明の参考例として提案される1つの発明は、各本体部材には、少なくとも2ヵ所の係合凸部が設けられており、係合凸部に固定される側板は同じ側に配置していることを特徴としている。
の発明によれば、各本体部材には、少なくとも2ヵ所の係合凸部が設けられており、係合凸部に固定される側板は同じ側に配置しているので、係合凸部の係合させることにより行われる本体部材の連結作業を、本体部材同士を長尺部の長尺方向に相対移動させて行うことができる。
の発明は、本体部材は、長尺部の両側に突出するように係合凸部が設けられていることを特徴としてもよい。
の発明によれば、本体部材は、長尺部の両側に突出するように係合凸部が設けられているので、両隣の本体部材との連結が可能となり3ヵ所以上の長尺部を形成することができる。
の発明は、連結長尺板が設けられ、前記連結長尺板は本体部材の係合凸部の下側に配置されて、複数の本体部材と一体化されていることを特徴としてもよい
の発明によれば、連結長尺板が設けられ、前記連結長尺板は本体部材の係合凸部の下側に配置されて、複数の本体部材と一体化されているので、連結部分を高強度とすることができる。
また、3本以上の本体部材を用い、長尺部が3ヵ所以上設けられていることとしてもよい
本発明のまくら木は、分割した状態で搬送することができ、敷設現場で簡単に組み立てることができる。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のまくら木の斜視図である。図2は、図1に示すまくら木の分解斜視図である。図3、図4は、図1のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。図5は、図2におけるA−A断面図である。図6は、図1に示すまくら木の正面図である。図7〜図9は、図1に示すまくら木を敷設する方法を示した説明図である。
本発明の第1の実施形態のまくら木1は、図1、図2に示されるように、2個の本体部材10とを有しており、2個の本体部材10同士が連結されたものである。
そして、まくら木1の全体形状は、梯子状となっている。
図2に示すように、それぞれの本体部材10は長尺部17と係合凸部16とを有している。長尺部17は断面が長方形状の長尺状の部分であり、長尺部17の形状は通常のまくら木の形状とほぼ同じ形状である。
係合凸部16は、1個の本体部材10に2カ所設けられ、同じ方向に突出している。そして、この係合凸部16は、本体部材10の長尺方向の両端付近に位置しており、他方の係合凸部16と係合させて、2個の本体部材10を連結して一体化する。
また、図1に示すように、まくら木1は本体部材10が一体化した状態で、レール90の下側に配置されて使用される。そして、レール90とまくら木1とは、タイプレート91を介して固定され、まくら木1によって、レール90上の荷重を支えつつ、レール90同士の間隔を維持することができる。特に、レール90の継ぎ目部分の下側に、本発明のまくら木1を配置することにより、バラストの圧密化などを低減することができる。なお、タイプレート91は、まくら木1の長尺部17上に配置されている。
2個の本体部材10は、係合凸部16の配置などは異なるが、いずれも平板を積層した層状構造であり、外層21、22及び内層23を有し、上下に配置された外層21、22の間に内層23が配置されている。また、上側の外層21の上方には上側層24が配置しており、また、下側の外層22の下方には、下側層19が配置している。
そして、図3、図4に示されるように、上下の2ヵ所に配置される外層21、22には、長尺板58が設けられている。長尺板58は、長尺部17の長尺方向の全長に渡って延びる板であり、長尺部17の全域に占めるように配置されている。また、長尺板58は繊維強化樹脂であり、具体的には、連続繊維を有する長繊維強化樹脂が用いられており、繊維補強ポリウレタン発泡樹脂が用いられている。なお、以下に説明する内層23、上側層24、下側層19を構成する部材についても同様な材質のものが用いられている。
内層23には、中央に長尺板55、両端に2枚の端板56、長尺板55と各端板56との間に2枚の突出板57が設けられている。
長尺板55と端板56は、外層21、22の長尺板58と幅が同じであるが、突出板57の幅は、それらの幅より長い。そのため、内層53の突出板57が設けられた位置は横方向に突出して突出部57aが2ヵ所に形成され、係合凸部16の一部となる。そして、それぞれの突出部57aには、貫通孔60と、傾斜面61が設けられている。
傾斜面61は、図5に示されるように、外層21、22や内層23の積層面に対して傾斜する面であり、突出部57aの全域に設けられている。なお、突出板57の突出部57a以外は、平板状であり、内層23の他の部材である、長尺板55や端板56と同じ厚みである。
本実施形態のまくら木1には、2個の本体部材10を有し、各本体部材10の突出部57aが2カ所に設けられているが、それぞれの突出部57aに傾斜面61が設けられている。そして、各本体部材10の傾斜面61の上下方向の配置は、同じ側であり、2個の本体部材10の関係では、突出部57aの傾斜面61は、互いに反対側となる面に配置されている。
具体的には、図3に示される第1の本体部材10aでは、傾斜面61は上側の面に配置されており、図4に示される第2の本体部材10bでは、傾斜面61は下側の面に配置されている。また、これらの傾斜面61の傾斜角は同じであり、上下方向に傾斜面61同士を重ね合わせることにより、傾斜面61同士を密着させることができる。
貫通孔60は、厚み方向(上下方向)に貫通する孔であり、各突出部57aに4ヵ所ずつ設けられている。また、内層23に設けられる傾斜面61は、上下の面に設けられており、突出部57aの先端側ほど上下方向の厚さが狭まってテーパー状となっている。
1個の本体部材10には、傾斜面61及び貫通孔60を有する突出部57aが2ヵ所に設けられているが、これは、全て幅方向の同じ側に向いている。
また、突出部57aの傾斜面61とは反対側には、図5などに示されるように、積層板59が配置される。
図3に示される第1の本体部材10aでは、積層板59は、突出部57aの下側に配置されて、下側の外層22と同じ高さに位置しており、積層板59の厚みは外層22の厚みとほぼ同じである。図4に示される第2の本体部材10bでは、積層板59は、突出部57aの上側に配置されて、上側の外層21と同じ高さに位置しており、積層板59の厚みは外層21の厚みとほぼ同じである。
積層板59には、厚み方向に貫通する貫通孔59aと、長尺方向に貫通する貫通孔59bとが形成されている。
厚み方向に貫通する貫通孔59aは、突出部57aに形成される貫通孔60に合わせるようにして形成されるものであり、位置及び内径は貫通孔60と同じである。
また、長尺方向に貫通する貫通孔59bは、後述する側板87の貫通孔87aと合わせるようにして形成されるものであり、位置及び内径は貫通孔87aと同じである。
また、本実施形態のまくら木1の本体部材10には、上側層24が設けられている。上側層24には、上側長尺板83、上側端板84及び上側突出板85を有している。そして、上側長尺板83と上側端板84との間に上側突出板85が配置している。また、上側長尺板83及び上側端板84の長さは、内層23の長尺板55及び端板56の長さと同じであるので、上側突出板85の位置は、内層23の突出板57の位置と同じ位置である。
上側長尺板83と上側端板84は、外層21、22の長尺板58と幅が同じであるが、上側突出板85の幅は、それらの幅より長い。そのため、上側層24の上側突出板85が設けられた位置は横方向に突出して突出部85aが2ヵ所に形成され、係合凸部16の一部となる。なお、上側突出板85の突出部85aの突出長さは、内層23の突出板57の突出部57aの半分であり、係合凸部16同士が係合すると、突出部85aの先端同士が突き当たる状態となる。
そして、それぞれの突出部85aには、貫通孔85bが設けられている。この貫通孔85bの位置や大きさは、貫通孔60や貫通孔59aに合わせられている。
このように、長尺部17の上側の表面が平面状となるように、上側突出板(挟持板)85以外の部分に上側突出板(挟持板)85と同じ厚みの板である上側長尺板83及び上側端板84が配置されている。
また、図4に示される本体部材10bでは、内層23の突出板57の上側に積層板59が配置しており、さらに、積層板59の上側に、上側突出板85が配置している。そして、積層板59は、突出板57と上側突出板85との間に挟まれており、本体部材10bでは上側突出板85が挟持板として機能する。
なお、上側層24に上側突出板85のみを設けても、積層板59を挟むことができるが、上側長尺板83と上側端板84とを設けて、長尺部17の上面を平面状とすることによって、上面を通常のまくら木と同様な形状とすることができる。
なお、上記実施形態では、上側突出板85以外の部分に上側突出板85と同じ厚みの板である上側長尺板83及び上側端板84を配置したものであったが、上側に配置される外層21に上側突出板85の厚みや幅に対応する凹部を形成してもよく、また、上側突出板85を配置する位置に凹部を形成した板を配置してもよい。
さらに、本実施形態のまくら木1の本体部材10には、下側層19が設けられている。下側層19は、下側突出板86を有している。下側突出板86は、突出板57や上側突出板85の位置に合わせて2ヵ所に配置されている。
そして、下側突出板86は長尺部17の幅よりも長く、突出部86aが形成され、係合凸部16の一部となる。そして、それぞれの突出部86aには、貫通孔86bが設けられている。この貫通孔86bの位置や大きさは、貫通孔60や貫通孔59aに合わせられている。
なお、下側突出板86の突出部86aの突出長さは、内層23の突出板57の突出部57aの半分であり、係合凸部16同士が係合すると、突出部86aの先端同士が突き当たる状態となる。
また、図3に示される第1の本体部材10aでは、内層23の突出板57の下側に積層板59が配置しており、さらに、積層板59の下側に、下側突出板86が配置している。そして、積層板59は、突出板57と下側突出板86との間に挟まれており、本体部材10aでは下側突出板86が挟持板として機能する。
そして、下側に配置される下側突出板(挟持板)86が下側に突出した状態となっているので、道床抵抗を大きくすることができる。
そして、本体部材10には、側板87が設けられている。側板87は、係合凸部16の側面に配置しており、まくら木1の結合部分を高強度とするものである。本実施形態のまくら木1では、それぞれの本体部材10a、10bの係合凸部16に1枚ずつ固定されており、係合凸部16が係合した状態では側板87は係合凸部16の両側面に配置した状態となっている。
側板87が配置されて固定されている位置は、それぞれの本体部材10a、10bで同じ側である。そのため、係合凸部16同士を係合する場合、それぞれの本体部材10a、10bに固定されている2枚の側板87を、突出部57a、85a、86aの外側となるように配置して、側板87同士を近づけるように、長尺部17の長尺方向に相対移動させて行うことができ、このような方法でも側板87が邪魔になることがない。なお、本体部材10同士を係合凸部16の突出方向に相対移動して行うこともできる。
また、側板87には、4ヵ所の貫通孔87aが設けられている。貫通孔87aは、長尺方向に貫通する積層板59の貫通孔59bと同じ大きさであり、2個の係合凸部16同士が係合している状態で、各係合凸部16の2ヵ所の貫通孔59bの位置に合わせられている。
さらに、第1の本体部材10aには、図3に示されるように、隙間埋板88が設けられている。隙間埋板88は、上側突出板85の突出部85aの上側に固定されるものであり、本体部材10同士が連結が連結した状態で、係合凸部16の係合部分の上側に配置される。
また、隙間埋板88の厚みは、図6に示されるように、タイプレート91の厚みとほぼ同じである。そのため、まくら木1が使用される場合に、レール90の下側の位置が、隙間埋板88の上側の位置となり、係合凸部16上で隙間埋板88によってレール90を支えることができる。
なお、隙間埋板88の上面側は、ゴムなどの弾性を有する材質である弾性体88aが配置している。また、隙間埋板88には、厚み方向に貫通する貫通孔88bが設けられている。
本体部材10は、各層の部材を積層して固定して製作される。なお、本体部材10の積層部分などの固定は、接着剤などを用いて行われる。
外層21、22の長尺板58の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向であり、積層板59の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向に対して直交する方向である。
内層23の長尺板55と端板56の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向であり、突出板57の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向に対して直交する方向であり、係合凸部16の突出方向である。
上側層24の上側長尺板83と上側端板84の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向であり、上側突出板85の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向に対して直交する方向であり、係合凸部16の突出方向である。
下側層19の下側突出板86の繊維の配向方向は、本体部材10の長尺方向に対して直交する方向であり、係合凸部16の突出方向である。
なお、これらの繊維の配向方向は、図3、図4に図示している。
本体部材10は上記のような構造であるので、長尺部17は、外層21、22の長尺板58、内層23の長尺板55、端板56及び突出板57の一部、上側層24の上側長尺板83、上側端板84及び上側突出板85の一部、下側層19の下側突出板86の一部によって構成される。そして、これらは、幅が同じ板であるので、長尺部17の全体形状は断面が長方形の長尺状となっている。
また、係合凸部16は、外層21、22のいずれかに設けられる積層板59、内層23の突出板57の突出部57a、上側層24の上側突出板85の突出部85a、下側層19の下側突出板86の突出部86a、側板87、隙間埋板87によって構成される。そして、係合凸部16の全体形状は、長尺部17の長尺方向に対して直交する方向に突出し、先側ほど上下方向の厚さが小さくなっている。
本実施形態のまくら木1の本体部材10では、外層21、22の長尺板58が、長尺方向の全域で接合部分が無く、一枚の板からなるものであり、長尺方向に繊維が配向しているので、本体部材10が長尺方向が湾曲するような曲げを受けた場合や、長尺方向が延びる方向に力を受けた場合にも、強度が高い。また、突出板57は長尺方向に対して直交する方向に繊維が配向しているので、長尺方向に対して直交する方向が湾曲するような曲げを受けた場合などにも強度が高い。
突出板57は、外層21、22の長尺板58によって挟まれており、長尺部17と係合凸部16との間で曲げを受けた場合にも強度が高い。また、係合凸部16は、積層板59を、突出板57と、上側突出板85又は下側突出板86とによって挟んだ構造であるので、上下方向の厚みを大きくすることができ、長尺部17と係合凸部16との間で曲げを受けた場合にさらに高強度とすることができる。
また、係合凸部16の形状は、先端ほど薄くなっているので、係合凸部16同士を係合する場合に作業を行いやすい。
そして、図2に示されるように、まくら木1には係止ピン13、13aが設けられており、係止ピン13、13aによって、連結状態での高強度とすることができる。
係止ピン13は、厚み方向に挿入されるものであり、隙間埋板88の貫通孔88a、上側突出板85の貫通孔85b、突出板57の貫通孔60、積層板59の貫通孔59a、下側突出板86の貫通孔86bによって形成される孔に挿入される。
また、係止ピン13aは、長尺方向に挿入されるものであり、側板87の貫通孔87a、積層板59の貫通孔59bによって形成される孔に挿入される。
本体部材10の貫通孔88a、85b、60、59a、86bの位置や、貫通孔87a、59bの位置が連結状態でずれていると、係止ピン13、13aの挿入ができなるので、これらの位置関係は正確にする必要がある。そのため、貫通孔88a、85b、60、59b、86bや、貫通孔87a、59bの形成の前に、本体部材10a、10b同士を一時的に合わせる仮組みを行い、この仮組みの状態で、係合部分に穿孔を行い、精度よく形成することができる。このような方法で形成することにより、位置ずれが発生しにくい。
そして、2個の本体部材10a、10bを製作して、2個の本体部材10を連結してまくら木1が完成する。この連結は、係合凸部16同士を係合させて行われ、具体的には、第1の本体部材10aの突出部57aの上に、第2の本体部材10bの突出部57aを配置して、第1の本体部材10aの傾斜面61の上に、第2の本体部材10bの傾斜面61を重ね合わせるようにして行われる。そして、このまくら木1をレール90の下方に設置して使用される。
本実施形態のまくら木1は、本体部材10a、10bを工場などで製造し、本体部材10a、10b同士を連結しない状態で、敷設現場に運ぶことができるので、敷設現場までの搬送が容易である。また、本体部材10a、10b同士を敷設現場で容易に連結することができ、連結すると上記のように高強度とすることができる。
本体部材10a、10b同士の連結は敷設現場で行う場合、連結した状態でレール90の下側に配置しても良いが、連結しない状態でレール90の下側に配置して、レール90の下側で連結しても良い。
そして、本体部材10a、10b同士の連結を以下の方法で行うことができる。
まず、レール90下の図示しないバラストを取り除く。このバラストの取り除く幅は、まくら木1が設置される幅よりやや広い目に行う。そして、図7に示すように、互いの位置を連結状態の位置から長尺方向にずらした状態とする。まくら木1では側板87が設けられているので、係合凸部16同士を係合させる際に側板87が邪魔にならないような係合凸部16の位置関係とする。具体的には、それぞれの本体部材10a、10bに固定されている2枚の側板87を、突出部57a、85a、86aの外側となるように配置する。
さらに、本体部材10a、10bを長尺方向に移動させて、レール90の下側に進入させ、図8に示すように、第1の本体部材10aを所定の位置付近まで移動させる。そして、図9に示すように、第2の本体部材10bを、側板87同士を近づけるように移動させて係合凸部16同士を連結する。
この方法では、分割した状態で進入作業を行うことができるので、進入させやすい。また、長尺方向に相対移動させて係合凸部16の係合を行うことができ、長尺方向に垂直な方向(レール90方向)に、本体部材10の相対移動をほとんどさせることがないので、軌道上のバラストを取り除く部分を少なくすることができる。
なお、上記実施形態では、長尺部17をレール90方向に垂直となるようにして設置するものであったが、長尺部17がレール90方向となるように設置することもできる。
また、上記した実施形態では、長尺部17は2ヵ所だけであったが、3ヵ所以上に設けることもできる。
例えば、図10、図11に示される第2、第3の実施形態におけるまくら木2、3のように、係合凸部16が両側に突出する本体部材70、71を用いて、3ヵ所以上の長尺部17を形成することができる。
なお、図10、図11では、それぞれ2本の本体部材70、71しか図示していないが、2本の本体部材70、71を用いて長尺部17を2ヵ所に形成しても良く、3本以上の本体部材70、71を用いて3ヵ所以上の長尺部17の形成を行っても良い。
まくら木2に用いられる本体部材70には、それぞれ4ヵ所の係合凸部16が形成されている。そして、係合凸部16は、長尺部17の2ヵ所のそれぞれの位置に、長尺部17の長尺方向の両側に突出するように配置している。
まくら木2の層構造、形状、材質などは、上記したまくら木1と基本的には同じである。そして、まくら木2の本体部材70の外層21、22に設けられる長尺板58が長尺部17の長尺方向の全長に渡って延びている。
そして、長尺方向の両側に突出する係合凸部16についても、まくら木1と同様な構造であるが、内層23の突出板57、上側層24の上側突出板85、下側層19の下側突出板86については、1枚の部材で両側の係合凸部16を構成している。
また、4ヵ所の係合凸部16の内、長尺部17を基準として同じ側の2ヵ所の係合凸部16の形状は同じであり、反対側の形状とは異なっている。そして、具体的には、図10において、右手前側の係合凸部16の形状は図3に示される本体部材10aの係合凸部16と同じ形状であり、左奥側の係合凸部16の形状は図4に示される本体部材10bの係合凸部16と同じ形状である。
そして、隣り合う本体部材70同士を連結して一体化し、まくら木2を形成する。具体的には、隣り合う本体部材70の係合凸部16同士を、まくら木1と同様に係合して行う。この係合は、上記したまくら木1と同様に行うことが出来るものであり、図7〜図9に示す方法のように、互いの位置を連結状態の位置から長尺方向にずらした状態とし、レール90の下側に進入させ、本体部材70を移動させて行うことができる。
また、本体部材70を3本以上用いて行う場合にも、側板87が邪魔にならないような係合凸部16の位置関係とすることにより、同様な方法で行うことができる。
そして、まくら木2の場合にも、まくら木1と同様に、係止ピン13、13aを用い、係合部分を強固に固定することができる。この係止ピン13、13aは、図3、図4に示されるまくら木1と同様に、貫通孔85b、60、59a、86bや貫通孔87a、59bに挿入される。
なお、まくら木2には、隙間埋板88が設けられていないが、まくら木1と同様に隙間埋板88を設けても良い。
また、長尺部17を3ヵ所に設ける場合には、端以外に配置されるものを両側に係合凸部16を有する本体部材70として、端に配置されるものを図3や図4に示されるような片側のみに係合凸部16を設けた本体部材10a、10bとしても良い。
まくら木2においても、分割した状態で搬送することができ、敷設現場で簡単に組み立てることができる。
次に、まくら木3について説明する。
まくら木3には、図11に示されるように、本体部材71と本体部材71の下側に配置される連結長尺板72とを有している。
そして、まくら木3においても、上記したまくら木1、2と同様に、外層21、22と、外層21、22の間の内層23と、上側の外層21の上方に位置する上側層24と、下側の外層22の下方に位置する下側層19とが設けられているものであるが、本体部材71によって外層21、22、内層23、上側層24が形成され、連結長尺板72によって下側層19が形成される。
また、まくら木3の本体部材71にも、まくら木2の本体部材70と同様に、それぞれ4ヵ所の係合凸部16が形成されており、係合凸部16は、長尺部17の2ヵ所のそれぞれの位置に、長尺部17の長尺方向の両側に突出するように配置している。
そして、本体部材71の構造は、上記したまくら木2の本体部材70から下側突出板86を取り外したものと同じである。
具体的には、本体部材71の外層21、22に設けられる長尺板58が長尺部17の長尺方向の全長に渡って延びている。また、長尺方向の両側に突出する係合凸部16は、内層23の突出板57、上側層24の上側突出板85、下側層19の下側突出板86については、1枚の部材で両側の係合凸部16を構成している。
また、4ヵ所の係合凸部16の内、長尺部17を基準として同じ側の2ヵ所の係合凸部16の形状は同じであり、反対側の形状とは異なっており、隣り合う本体部材71を連結することができる。
連結長尺板72は、図11に示されるように、2枚の長尺板状であり、本体部材71に形成された係合凸部16の下側に配置される。そして、連結長尺板72の長さは、全ての本体部材71が載置されるような長さであり、両端に配置される本体部材71の間隔と同程度、若しくは、長いものが用いられる。
また、連結長尺板72には、貫通孔72bが形成されており、係合凸部16に形成されている貫通孔85b、57bなどに対応する位置に設けられている。そして、本体部材71同士が連結される場合に係止ピン13を連通し、連結長尺板72は全ての本体部材71と一体化される。
そして、まくら木3は、複数の本体部材71を連結して、連結長尺板72によって一体化された状態で使用される。このように組み立てられた状態では、連結長尺板72は、上記した実施形態の下側突出板86と同様に挟持板として機能し、また、係合凸部16による連結部分の補強を行うことができる。
まくら木3についても、図7〜図9に示す方法のように、互いの位置を連結状態の位置から長尺方向にずらした状態とし、レール90の下側に進入させ、本体部材70に移動させて行うことができるが、連結長尺板72の配置は、本体部材71を配置する前に行うことができる。
また、本体部材71を3本以上用いて行う場合にも、側板87が邪魔にならないような係合凸部16の位置関係とすることにより、同様な方法で行うことができる。
なお、まくら木3についても、隙間埋板88が設けられていないが、まくら木1と同様に隙間埋板88を設けても良い。
また、長尺部17を3ヵ所に設ける場合には、端以外に配置されるものを両側に係合凸部16を有する本体部材71として、端に配置されるものを図3や図4に示されるような片側のみに係合凸部16を設けた本体部材10a、10bとしても良い。
まくら木3においても、分割した状態で搬送することができ、敷設現場で簡単に組み立てることができる。
本発明の第1の実施形態のまくら木の斜視図である。 図1に示すまくら木の分解斜視図である。 図1のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。 図1のまくら木に用いる本体部材の分解斜視図である。 図2におけるA−A断面図である。 図1に示すまくら木の正面図である。 図1に示すまくら木を敷設する方法を示した説明図である。 図1に示すまくら木を敷設する方法を示した説明図である。 図1に示すまくら木を敷設する方法を示した説明図である。 本発明の第2の実施形態のまくら木の分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態のまくら木の分解斜視図である。
1、2、3 まくら木
10、10a、10b、70、71 本体部材
13、13a 係止ピン
16 係合凸部
19 下側層
21、22 外層
23 内層
24 上側層
57 突出板
57a 突出部
61 傾斜面
72 連結長尺板
85 上側突出板(挟持板)
86 下側突出板(挟持板)
87 側板

Claims (7)

  1. 長尺部と、前記長尺部から突出している係合凸部とを有する本体部材を複数有し、係合凸部同士を係合して、長尺部の長尺方向を略平行となるような状態で本体部材同士が連結されるまくら木であって、
    係合凸部には傾斜面が設けられて、傾斜面同士を重ね合わせられた状態で係合凸部同士が係合するものであり、
    本体部材は2ヵ所の外層と、前記外層の間に位置する内層とを有する層状構造であり、外層は長尺方向に配向する繊維強化樹脂である長尺板を有し、内層には一部が突出する突出板が配置されており、前記突出板は突出方向に配向する繊維強化樹脂であり、前記突出板の突出する部分が、係合凸部の全部又は一部を形成していることを特徴とするまくら木。
  2. 係合凸部の傾斜面は突出板に形成されており、前記突出板の傾斜面とは反対側の面に積層板が配置していることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
  3. 外層の外側であって突出板に対応する位置には挟持板が配置されるものであり、積層板は挟持板及び突出板によって挟持されていることを特徴とする請求項2に記載のまくら木。
  4. 外層と内層との積層方向が上下方向となるように設置されるものであり、長尺部の上側の表面が平面状となるように、上側に配置される外層に凹部を形成する、又は、挟持板を配置する位置に凹部を形成した板を配置する、又は、挟持板以外の部分に挟持板と同じ厚みの板を配置したことを特徴とする請求項3に記載のまくら木。
  5. 外層と内層との積層方向を上下方向に設置するものであり、下側の外層の下方は、下側に配置される挟持板が下側に突出した状態となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載のまくら木。
  6. 係合凸部同士が係合する部分の側面に、側板が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木。
  7. 係合する係合凸部のそれぞれに1枚ずつの側板が設けられており、係合状態の係合凸部の両側面に、側板が配置されていることを特徴とする請求項6に記載のまくら木。
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