JP6216578B2 - 防護柵の組立構造 - Google Patents

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本発明は、歩道と道路との境界や敷地境界等に設置される防護柵に関し、特に勾配のある場所への設置に適した防護柵の組立構造に関するものである。
図13(A)、(B)には、従来の防護柵の断面構造が例示されている。この従来の防護柵50は、上下一対の胴縁51と、両胴縁51間を連結する縦格子パネル52と、を備えている。胴縁51にはその全長に亘ってスリット51sが形成されている。胴縁51は金属板を曲げ加工してスリット51sを有する筒状体を形成するとともに、その金属板の曲げ方向両端部を互いに平行に筒状体の内側に屈曲させて縦格子パネル支持部53を形成してなる。縦格子パネル52は、胴縁51の長手方向(紙面に対し垂直方向)に並設される複数本の縦格子54と、隣り合う縦格子54同士の間隔を等間隔に保持する間隔保持材55とを有している。縦格子54の上下両端には扁平部54aが形成され、各扁平部54aにリベット挿通孔54bが形成されている。間隔保持材55は、細長い金属板を曲げ加工することにより、その長手方向に対し直交する断面形状がL字形をなすように成型された部材であり、縦部(垂直部)55aと横部(水平部)55bとを有している。間隔保持材55は、互いの縦部55aを背中合わせにした姿勢で、縦格子54の扁平部54aを挟むようにして、縦格子パネル52の上端と下端に2本ずつ設けられている。間隔保持材55の縦部55aには、その長手方向に等間隔に複数のリベット挿通孔55cが形成されている。間隔保持材55と縦格子54は、互いのリベット挿通孔55c、54bが連通するように重ね合わせた状態で、両リベット挿通孔55c、54bにリベット56を挿通してかしめることにより互いに回動可能に連結されている。胴縁51の縦格子パネル52への取り付けは、間隔保持材55を胴縁51内にスライドさせて挿入することによりなされる。
上述した従来の防護柵においては、断面形状がL字形の間隔保持材55が、互いの縦部55aを背中合わせにした姿勢で、胴縁51の内部に2本ずつ設けられている。各間隔保持材55の横部55bの上面・底面部は縦格子パネル支持部53に接し、縦部55aの先端と横部55bの先端は胴縁51の内面に接している。このように、各間隔保持材55の3点を胴縁51に接触させた構造を採用することにより、胴縁51に鉛直方向あるいは左右方向の荷重が作用した場合には、胴縁51内に配置された間隔保持材55が胴縁51と共同して曲げ変形に対して抵抗することができるため、必要とされる曲げ剛性を確保した上で、2本の間隔保持材55を用いた簡単な構造で、胴縁51を補強することができる。
しかし、上述した従来の防護柵では、図13(A)、(B)の例のように胴縁51のスリット51sの間隔よりも縦格子54の扁平部54aの厚さが小さい場合、スリット51sの両側に形成された縦格子パネル支持部53と縦格子54の扁平部54aとの間に隙間d1、d2が生じ、胴縁51と縦格子54との間にガタ付きが生じる原因となる。このガタ付きを防止するために、図13(A)、(B)の例では、胴縁51と縦格子54との隙間d1、d2方向への相対変位を間隔保持材55によって規制しているが、縦格子54の扁平部54aの厚さによって横部55bの寸法L1、L2の異なる複数種類の間隔保持材55を使用する必要がある。
また、縦格子パネル52は、間隔保持材55の横部55bが胴縁51に形成された縦格子パネル支持部53の端部に単に接した状態になっているため、製品誤差や施工誤差等により縦格子パネル52と胴縁スリット51sとの間に位置ずれが生じやすく、美観の低下や強度上の不安感を歩行者等に与えていた。
本発明が解決しようとする課題は、縦格子の端部の厚さによらず、同一種類の間隔保持材を使用して上下の胴縁間に縦格子を安定かつ強固に保持するとともに、当該間隔保持材によって胴縁を有効に組立し得る、防護柵の組立構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の防護柵の組立構造は、
上下一対の胴縁と、両胴縁を連結する縦格子パネルと、を有する防護柵の組立構造であって、
前記胴縁は、
その長手方向に全長に亘って延びる一定幅のスリットを有する筒状体であり、当該スリットの両縁から内側に向かって逆くさび状に拡開した縦格子パネル支持部を有しており、
両胴縁が互いのスリット同士を対向させて互いに平行に配置されており、
前記縦格子パネルは、
前記胴縁の長手方向に並設される複数の縦格子と、
当該縦格子の並び間隔を等間隔に保持するとともに、当該縦格子を互いに平行な姿勢に保ちつつ前記スリットの延びる方向に回動可能に保持するとともに前記胴縁を補強する間隔保持材と、を有し、
前記間隔保持材は、
前記縦格子の端部と互いに連結された縦格子保持部と、
前記縦格子パネル支持部にくさび状に係合する胴縁係合部と、を有していることを特徴としている。
この構造によれば、縦格子パネルの間隔保持材が胴縁の縦格子パネル支持部にくさび状に係合するため、縦格子の端部の厚さによらず、同一種類の間隔保持材を使用して上下の胴縁間に縦格子を安定かつ強固に保持可能である。そして、縦格子パネルの荷重により、間隔保持材の係合部が胴縁の支持部に圧接するため、間隔保持材がくさび効果によって胴縁と一体化し、間隔保持材によって胴縁が補強される。
本発明の防護柵の組立構造において、
前記縦格子パネル支持部は、
前記スリットの幅方向中心に関して対称に配置され、
前記係合部は、
前記縦格子の端部の厚さ方向中心に関して対称に配置されていることが望ましい。
上記構造によれば、縦格子パネルの間隔保持材が胴縁の縦格子パネル支持部にくさび状に係合することにより、何ら調整作業を要することなく、全ての縦格子がスリットの幅方向中心に配置される。
本発明の防護柵の組立構造において、
前記間隔保持材は、
上下に延びる縦格子保持部と、当該縦格子保持部の一方の長縁部から折り曲げられて斜めに延びる前記胴縁係合部とを有し、
互いに対を成す間隔保持材が、互いの縦格子保持部を背中合わせにした姿勢で、前記縦格子の端部を挟んで設けられていることが望ましい。
前記間隔保持材は、平面視千鳥状に配置されてもよい。
また、前記縦格子の端部を挟む一方の側に、前記胴縁の略全長に亘って延びる間隔保持材を設け、他方の側に、当該間隔保持材よりも短寸の複数の間隔保持材を互いに間隔をおいて設けてもよい。
本発明によれば、縦格子パネルの間隔保持材が胴縁の縦格子パネル支持部にくさび状に係合する構造を採用したことにより、縦格子の端部の厚さによらず、同一種類の間隔保持材を使用して上下の胴縁間に縦格子を安定かつ強固に保持するとともに、当該間隔保持材によって胴縁を有効に補強することができる。
本発明の組立構造を採用した防護柵の実施形態の要部正面図 (A):縦格子の要部正面図 (B):縦格子の要部側面図 (A):間隔保持材の正面図 (B):間隔保持材の一部省略側面図 胴縁の正面図 胴縁の縦格子パネルへの取り付け方法を示す要部斜視図 胴縁が縦格子パネルに取り付けられた状態を示す断面図 本発明の組立構造を採用した防護柵を設置した状態を例示する概略正面図 図7のA−A断面図 (A):縦格子の扁平部の厚さがT1の場合の本発明の形態例を示す要部正面図 (B):縦格子の扁平部の厚さがT2(T2>T1)の場合の本発明の形態例を示す要部正面図 (A):縦格子パネルの別の形態例を示す平面図 (B):同縦格子パネルの側面図 (A):縦格子パネルの更に別の形態例を示す平面図 (B):同縦格子パネルの側面図 (A):胴縁と間隔保持材とが一体化した状態を示す断面図 (B):欠損部の無いパイプの断面図 (A):縦格子の扁平部の厚さがT1の場合の従来の防護柵の構造を例示する要部正面図 (B):縦格子の扁平部の厚さがT2(T2>T1)の場合の従来の防護柵の構造を例示する要部正面図
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明の組立構造を採用した防護柵の実施形態を示す要部正面図である。図7は本発明の組立構造を採用した防護柵を設置した状態を例示する概略正面図である。
図7に示すように、防護柵1は、適宜間隔をおいて地表Eに立設された支柱10と、隣り合う支柱10間に掛け渡して設けられた上下一対の胴縁20と、上下の胴縁20を連結する縦格子パネル30と、を有している。
図1に示すように、胴縁20は、金属板を曲げ加工して一定幅のスリット21sを有する円筒体を形成するとともに、その金属板の曲げ方向両端部を内側に屈曲させて縦格子パネル支持部22を形成してなる。縦格子パネル支持部22は、スリット21sの幅方向中心に関して対称になるように、スリット21sの両縁から胴縁20の内側に向かって逆くさび状に拡開している。縦格子パネル支持部22の角度(鉛直軸に対する角度)θ1(図4参照)は、30〜50度の範囲、より好ましくは40〜50度の範囲から選ばれる。胴縁20の両端近傍の上下方向中央部両側には、支柱10への取り付け時に使用されるボルト挿通孔23(図4参照)が形成されている。
縦格子パネル30は、胴縁20の長手方向(図1の紙面に対し垂直方向)に並設される複数本の縦格子31と、隣り合う縦格子31同士の間隔を等間隔に保持すると共に胴縁20を補強する間隔保持材32とを有している。
縦格子31は、金属製の円筒体である。縦格子31には、押し潰し加工により扁平部(間隔保持材連結部)31aが形成され、各扁平部31aには、リベット挿通孔31bが形成されている(図2参照)。
間隔保持材32は、細長い金属板を曲げ加工することにより、その長手方向に対し直交する断面形状がレ字形をなすように成型された部材であり(図3参照)、上下に延びる縦格子保持部32aと、縦格子保持部32aの一方の長縁部から折り曲げられて斜めに延びる胴縁係合部32bとを有している。縦格子保持部32aに対する胴縁係合部32bの角度(鉛直軸に対する角度)θ2(図3(A)参照)は、30〜50度の範囲、より好ましくは40〜50度の範囲から選ばれる。
間隔保持材32は、互いの縦格子保持部32aを背中合わせにした姿勢で、縦格子31の扁平部31aを挟んで、縦格子パネル30の上端と下端にそれぞれ2本ずつ、合計4本設けられている。これら4本の間隔保持材32は、いずれも同形同寸であり、全長寸法は胴縁20の全長よりも若干短めに選定されている。上下の間隔保持材32の胴縁係合部32bは互いに対向している。同形同寸の間隔保持材32が、互いの縦格子保持部32aを背中合わせにした姿勢で、縦格子31の扁平部31aを挟んで配置されることにより、各間隔保持材32の対における2つの胴縁係合部32bが縦格子31の扁平部31aの厚さ方向中心に関して対称に配置される。
間隔保持材32の縦格子保持部32aには、その長手方向に等間隔に複数のリベット挿通孔32cが形成されている。リベット挿通孔32cは、間隔保持材32の両端から離れた位置に形成されている。間隔保持材32と縦格子31は、互いのリベット挿通孔32c、31bが連通するように重ね合わせた状態で、両リベット挿通孔32c、31bにリベット33を挿通してかしめることにより互いに回動可能に連結されている。縦格子パネル30は、その間隔保持材32と縦格子31とがリベット33を軸として互いに回動可能であることにより、いわゆる平行リンク機構を構成している。
この防護柵1は、縦格子パネル30の上下に胴縁20を取り付けた後、上下の胴縁20のそれぞれの両端部を支柱10に固定することにより、歩道脇などに設置される。
胴縁20の縦格子パネル30への取り付けは、縦格子パネル30に対して胴縁20をスライドさせて、胴縁20内に間隔保持材32を挿入することによりなされる(図5、図6参照)。この時点で、間隔保持材32の胴縁係合部32bが胴縁20の縦格子パネル支持部22にくさび状に係合する。
胴縁20の支柱10への取り付けは、図8に例示するように、胴縁20の端部を取付金具40を介して支柱10に連結することによりなされる。取付金具40は、支柱10の外面に嵌合する円弧状の支柱取付部41と、支柱取付部41から前後に延びる胴縁連結部42とを有し、2つ一組で支柱10を抱き込むように配置される。胴縁連結部42にはボルト挿通孔42aが形成されている。胴縁20の端部を一組の取付金具40の胴縁連結部42の間に配置し、両者のボルト挿通孔42a、23にボルト43を挿通し、ナット44を取り付けて締着することにより、胴縁20の端部が支柱10に固定される。
上記の防護柵1の組立構造によれば、縦格子パネル30の荷重により、間隔保持材32の胴縁係合部32bが胴縁20の縦格子パネル支持部22に圧接し、間隔保持材32がくさび効果によって胴縁20と一体化するため、胴縁20に鉛直方向あるいは左右方向の荷重が作用した場合には、胴縁20内に配置された間隔保持材32が胴縁20と共同して曲げ変形に対して抵抗することができる。したがって、2本の間隔保持材32を用いた簡単な構造で、胴縁20を補強することができる。
下記表1には、本発明の組立構造すなわち、胴縁20と間隔保持材32とが一体化した状態(図12(A)での断面性能の計算結果と、比較例として、スリット21sなど欠損部の無いパイプ(図12(B)の断面性能の計算結果が示されている。
なお、胴縁、各間隔保持材及びパイプの長さはいずれも2870mm、ヤング係数はいずれも205000N/mmである。また、たわみ量の算定に当っては、単純梁の中央部に1800Nの集中荷重が載荷するモデルを想定し算出している。
上記計算結果から、胴縁20と間隔保持材32とがくさび効果により一体化することにより、間隔保持材32により胴縁20が効果的に補強され、比較例に示す、欠損部の無いパイプよりも、少ないたわみ量に抑えられることがわかる。
また、上記の防護柵1の組立構造によれば、縦格子パネル30の間隔保持材32の胴縁係合部32bが胴縁20の縦格子パネル支持部22にくさび状に係合するため、縦格子31の扁平部31aの厚さによらず、同一種類の間隔保持材32を使用して上下の胴縁20間に縦格子31を安定に保持可能である。すなわち、図9(A)、(B)に例示するように、縦格子31の扁平部31aの厚さT1、T2が異なる場合でも、逆くさび状に形成された縦格子パネル支持部22とくさび状に形成された間隔保持材32の胴縁係合部32bとの互いの係合の度合いがくさび機能によって変化することによって当該厚さT1、T2の差分(T2−T1)を吸収し、胴縁20と縦格子31との間のガタ付きを防止できる。また、縦格子パネル支持部22が胴縁20のスリット21sの幅方向中心に関して対称に形成され、間隔保持材32の胴縁係合部32bが縦格子31の扁平部31aの厚さ方向中心に関して対称に形成されているため、胴縁係合部32bと縦格子パネル支持部22とがくさび状に係合することにより、何ら調整作業を要することなく、全ての縦格子31がスリット21sの幅方向中心に配置されるという効果が得られる。
さらに、胴縁20は靭性に優れる鋼材のため、間隔保持材32の胴縁係合部32bが胴縁20の縦格子パネル支持部22にくさび状に係合することにより、縦格子パネル支持部22が所定量押し広げられると、その所定量に応じた反発力が間隔保持材32に生じ、結果、胴縁20と間隔保持材32が強固に取り付けられ、一体化するという効果が得られる。
本発明の組立構造は上記実施形態の構成に限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態では、間隔保持材32として、胴縁20の全長寸法とほぼ同寸(若干短寸)のものが縦格子パネル30の上端と下端にそれぞれ2本ずつ設けられているが、図10に例示するように、各間隔保持材34の全長寸法を胴縁20の全長寸法よりも可成り小さくし、複数の間隔保持材34を平面視千鳥状に配置することにより、全体として上記実施形態の間隔保持材32の全長寸法とほぼ同寸にすることも可能である。また、図11に例示するように、一方の側のみ上記実施形態の間隔保持材32を配置し、もう一方の側には上記実施形態の間隔保持材32よりも短寸の間隔保持材35を間欠的に配置するようにしてもよい。図10及び図11に例示する構成によれば、上記実施形態の構成と比較して、縦格子パネル30に使用する間隔保持材の総重量を軽減することができる。図10及び図11に例示する構成においても、胴縁20の縦格子31の並び方向から見たときに、間隔保持材の胴縁係合部が縦格子31の扁平部31aの厚さ方向中心に関して対称に配置され、これが胴縁20の縦格子パネル支持部22にくさび状に係合するため、胴縁20と間隔保持材との間のガタ付きを防止し、縦格子31を安定かつ強固に保持することができる。
また、縦格子パネル支持部22の角度θ1及び胴縁係合部32bの角度θ2は、両角度θ1、θ2の合計角度(θ1+θ2)が90度以下になる範囲で、一方の角度をより大きく選定し、他方の角度をより小さく選定することが可能である。これらの角度θ1、θ2を適切に選定することにより、縦格子パネル支持部22と胴縁係合部32bとの係合状態の安定性を確保しつつ、胴縁20及び間隔保持材32の耐荷重性を高めることができる。
1 防護柵
10 支柱
20 胴縁
21s スリット
22 縦格子パネル支持部
30 縦格子パネル
31 縦格子
31a 扁平部(間隔保持材連結部)
32 間隔保持材
32a 縦格子保持部
32b 胴縁係合部
34 間隔保持材
35 間隔保持材

Claims (5)

  1. 上下一対の胴縁と、両胴縁を連結する縦格子パネルと、を有する防護柵の組立構造であって、
    前記胴縁は、
    その長手方向に全長に亘って延びる一定幅のスリットを有する筒状体であり、当該スリットの両縁から内側に向かって逆くさび状に拡開した縦格子パネル支持部を有しており、
    両胴縁が互いのスリット同士を対向させて互いに平行に配置されており、
    前記縦格子パネルは、
    前記胴縁の長手方向に並設される複数の縦格子と、
    当該縦格子の並び間隔を等間隔に保持するとともに、当該縦格子を互いに平行な姿勢に保ちつつ前記スリットの延びる方向に回動可能に保持するとともに前記胴縁を補強する間隔保持材と、を有し、
    前記間隔保持材は、
    前記縦格子の端部と互いに連結された縦格子保持部と、
    前記縦格子パネル支持部にくさび状に係合する胴縁係合部と、を有することを特徴とする防護柵の組立構造。
  2. 前記縦格子パネル支持部は、
    前記スリットの幅方向中心に関して対称に配置され、
    前記胴縁係合部は、
    前記縦格子の端部の厚さ方向中心に関して対称に配置されている、請求項1記載の防護柵の組立構造。
  3. 前記間隔保持材は、
    上下に延びる縦格子保持部と、当該縦格子保持部の一方の長縁部から折り曲げられて斜めに延びる前記胴縁係合部とを有し、
    互いの縦格子保持部を背中合わせにした姿勢で、前記縦格子の端部を挟んで設けられている、請求項1又は2記載の防護柵の組立構造。
  4. 前記間隔保持材が平面視千鳥状に配置されている、請求項3記載の防護柵の組立構造。
  5. 前記縦格子の端部を挟む一方の側には、前記胴縁の略全長に亘って延びる間隔保持材が設けられ、他方の側には、当該間隔保持材よりも短寸の複数の間隔保持材が互いに間隔をおいて並設されている、請求項3記載の防護柵の組立構造。
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