JP4609799B2 - 細胞培養器具及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は組織培養容器に関する。より詳しくは、多種の細胞及び組織を共培養するための新しく改良された組織培養容器と、創薬及び薬剤開発に応用する生物学研究分野での細胞培養器具の適用に関する。
ディッシュ、プレート、フラスコ、その他の容器などに代表される培養器具は、実験室で多様な用途に幅広く使用されている。通常の使用法では、細胞及び組織培養は、寒天又は培地を使用して行われる。この寒天又は培地はウェル底面を覆う。細胞培養は基礎生化学や細胞生物学分野の研究室において、自然の生物プロセスを解明するために日常的に行われる。近年、細胞培養システムは、創薬及び薬剤開発において、薬剤候補の薬理学・毒物学的効果の試験に使用されている。この作業は一般的に単独培養の試験プロセスである。即ち、一つの種類の細胞をウェル、プレート、フラスコ等の組織培養容器中で適切な培地上で生育させる。
通常の細胞培養プレートは、平底と平底のまわりを囲む垂直の壁を備えるチャンバと取外し可能なカバーからなる。チャンバ内には液体を充填可能であり、カバーは保湿を行ってコンタミネーションを防止する。図1A及び図1Bに示す如く、一般に使用されるマルチウェル型プレート(100)は、6つの同形状のウェル(110)を備える。ウェル(110)は、例えばインジェクション若しくはブロー成型により一体的に形成される。好適な製造の実施形態は、上部トレイ(120)と下部即ち底部トレイ(130)とを備えたプレート(100)を形成することである。上部トレイ(120)は各ウェルの容積を規定し、底部トレイ(130)は各ウェルの底面を規定する。ウェル(110)の深さと、ウェル(110)の直径により、各ウェルの液体容量が決定される。典型的な例として、6つのウェルプレートにある各ウェル(110)は、直径約0.35cm、深さ約2.0cmで、2×3の方形配列に並ぶことが好ましい。
図1Bに示すように、細胞(140)は各ウェル(110)の底面に移入される。液体(150)は細胞(140)を覆うように添加される。
細胞培養システムは一般には体外システムとして知られ、薬品特性を評価するために創薬及び薬剤開発に幅広く使用されている。例えば、細胞培養システムは薬物の効能、薬物代謝、薬物毒性を評価するために使用される。しかしながら、体外システムでは、生物プロセスの複雑性や相互作用を反映しないため、体内での効果を正確に予測し得ないと認識されている。例えば、培養液中に初代培養肝細胞(hepatocytes)を使用して、ある物質による肝細胞に対する効果が評価できる。しかしながら、体内では、物質は腎臓などの他の臓器により代謝される。結果的な代謝産物は、肝細胞を単独で使用したときには認められない、別の効果を肝細胞に対して与える。このため、細胞の共培養への関心が高まっている。共培養とはある細胞群を別の細胞群が存在する状態で生育することを示す。細胞共培養は、多くの生物学研究分野で適用されている。薬理学、毒物学分野では、がん細胞などの標的細胞を、基準臓器(肝臓など)からの細胞とともに共培養する。これにより基準臓器(肝臓など)で特定の薬剤または薬剤候補を代謝して、標的細胞を修飾した後の、化学物質による標的細胞に対する効果を評価することができる。通常の細胞培養プレートを使用して、共培養方法は実施される。即ち、異なる細胞種を混合したり、2つの細胞種を薄膜の両側での培養に使用する。物理的に混合した場合や薄膜を使用した場合、個別の細胞種の評価は、非常に困難かつ手間のかかる作業となる。したがって、細胞共培養を容易に実施できる新しい細胞培養器具の開発が望まれる。
一般的な形態では、細胞培養器具は本体、本体から延出する外壁、本体の構成により規定される一以上の容器を備える。各容器の上縁は外壁の上縁よりも下にある。
実施に際し、次のような一又は複数の技術的特徴を備える。例えば、本体は平坦な表面を備え、該本体の平坦な表面に凹部を備え、該凹部は一定量の液体が入るように設計されている。この容器は円筒型の壁面と円形の底面とを備えてもよい。本体の外側の表面は長方形でもよい。外壁の高さは約20mmがよい。
一実施形態において、各容器は本体に連結したカップを備え、該カップの上縁は外壁の上縁よりも下にある。またある実施形態においては、該容器はコンテナを備え、該コンテナはコンテナ壁を備え、該コンテナ壁は上縁を備える。該コンテナ壁の高さ(上縁の位置)は約4mmである。更にある実施形態においては、各容器は仕切り板を備え、該仕切り板は上壁を備え、外壁で囲まれた空間を分割する。
また他の形態において、マルチウェル型培養皿は平坦な表面を備えた基部を備えるとともに、該複数のウェルと外壁が基部を取り囲む。各ウェルはコンテナ壁を備え、該コンテナ壁の高さは外壁の高さよりも低い。実施形態では上記の一又は複数の技術的特徴を備えてもよく、培養皿が6つのウェルを備えてもよい。
また他の実施形態において、複数の培養容器は管体で接続され、液体を循環させる装置(例、ポンプ)を備える又は備えない。
また他の実施形態において、複数のウェルを備えた培養皿において、ある物質と一以上の種類の細胞とを反応させる方法は、異なる種類の細胞を培養皿の独立ウェルに移入する段階と、ウェルの間を液体培地で連結する段階と、該液体培地に物質を添加する段階とからなる。様々な実施形態において、添加する物質は化学物質や薬剤で実施されてもよい。
また他の実施形態において、マルチウェル型培養皿における薬剤の代謝方法は、マルチウェル型培養皿の独立ウェル中に異なる種類の細胞を移入する段階と、独立ウェル間を液体培地で連結する段階と、薬剤を液体培地に添加する段階とからなる。
実施形態には、以下に示す特徴又は上記の特徴のいずれかを一又は複数備えてもよい。例えば、細胞は肝臓、腎臓、脾臓、肺細胞など培養可能な細胞及び/又は組織片、組織分画でもよい。
また他の実施形態において、6つのウェルを備えた本体と6つのウェルを囲む壁からなる細胞培養皿における薬剤の代謝方法は、6つのウェルのうち腎臓細胞を第一のウェルに移入する段階と、肝細胞を第二のウェルに移入する段階と、心臓細胞を第三のウェルに移入する段階と、肺細胞を第四のウェルに移入する段階と、脾臓細胞を第五のウェルに移入する段階と、脳細胞を第六のウェルに移入する段階と、培養皿を液体培地で充填して液体で6つのウェルの間を連結する段階と、薬剤を液体培地へ添加する段階とからなる。
また他の実施形態において、独立ウェルにおいて異なる細胞を共培養する方法は、各ウェルについて液体培地をあふれる程度に充填し、ウェル間を相互に液体で連結し、各ウェルにある、異なった細胞を、液体培地を介して反応させる段階からなる。
また該方法は多様な実施形態を備えてもよい。例えば、独立ウェル中に入れる、異なった細胞は第一ウェル中に肝細胞、第二ウェル中に腎臓細胞、第三ウェル中に心臓細胞、第四ウェル中に脾臓細胞、第五ウェル中に脳細胞、第六ウェル中に肺細胞を入れる。他の実施形態においては、各ウェルに入れる異なる細胞は、第一、第二、第三ウェル中に肝細胞、第四、第五、第六ウェル中に心臓細胞となる。更に他の実施形態においては、該方法は、独立ウェルにある異なる細胞が同一の物質に接触するように、その物質を共通液体培地に加える段階からなる。
また他の実施形態において、独立ウェルを備える培養皿において安全性及び薬剤の効能を試験する方法は、ある生物体の異なる細胞を培養皿の独立ウェルに移入する段階と、有害物質を別の独立ウェルに移入する段階と、独立ウェルを液体培地で連結する段階と、薬剤を液体培地に投与する段階とからなる。
該方法は、以下に示す特徴又は上記の特徴のいずれかを一又は複数備えてもよい。例えば、該方法は生物体の異なる複数の細胞が薬剤の投与によって害を受けるかを判定する段階と、有害物質が薬剤の投与によって減少するかを判定する段階と、及び/又は生物体の異なる複数の細胞が害を受けず、有害物質が減少しない場合は、薬剤の投与を増加させる段階とからなる。
有害物質は、腫瘍細胞でもよい。また薬剤は抗腫瘍剤でもよい。生物体の異なる複数の細胞は、人体の肝臓、腎臓、心臓、肺、脾臓、及び/又は脳細胞でもよい。
該方法は、薬剤が生物体の異なる細胞に対して有害となるまで薬剤投与量を増加させる段階と、生物体の異なる細胞が害される投与量を有害投与レベルとして定める段階とからなる。該方法はまた、有害物質の効果が減少するまで薬剤投与量を増加させる段階と、有害物質の効果が減少する投与量を有効投与レベルとして定める段階とからなる。
有害物質は、コレステロールでもよい。薬剤は抗コレステロール剤でもよい。異なる細胞は肝細胞でもよい。別の実施形態において、有害物質はがん細胞で、薬剤は抗がん剤であってもよい。尚、抗がん剤は一定の投与量を超えると、望ましくない毒性をもつ。
また他の実施形態において、マルチウェル型培養皿における細胞共培養方法には、マルチウェル型培養皿の第一ウェル内で第一細胞種を培養する段階と、マルチウェル型培養皿の第二ウェル内で第二細胞種を培養する段階とからなる。第二ウェルで培養される細胞は、第一細胞種の生育を促進する代謝を提供してもよい。
また他の実施形態において、第一細胞種が第二細胞種の生育を促進する機能を有するかを評価する方法は、第一ウェル内で第一細胞種を培養する段階と、第二ウェル内で第二細胞種を培養する段階と、第一ウェルと第二ウェルとを液体で連結する段階と、第一細胞種による第二細胞種の生育に対する影響を検討する段階とからなる。
細胞培養器具は多種の細胞種を物理的に独立して共培養する有用な方法を提供する。これにより、共培養後の細胞種を、共培養に用いた細胞がない状態で、個別に評価することができる。
本発明による器具は、異なる条件下の独立ウェル内で細胞培養を可能とする。異なる条件とは例えば、異なる基質、異なる培地、異なる細胞種などがあげられる。続いてこれらの要素は、異なるウェル間を、共通培地を介して相互に反応する。統合した培養液として共通培地で培養した後、その培地は除去される。その後各ウェルは個別に特定の操作方法により扱われる。操作方法として例えば、特定の生化学物質を測定するための洗浄剤での溶解や、又は形態評価のための固定や染色があげられる。
該方法において上記に説明した如く、実際は、異なる臓器(例えば、肝臓、心臓、腎臓、脾臓、神経、血管内膜細胞、甲状腺細胞、副腎細胞、虹彩細胞、がん細胞)からの多種の一次細胞の培養に適用される。個別の細胞種の定着と液体培地が充填されたプレートは、あらゆる動物の生体内をあらわす実験モデルとなる。培養器具の別の適用例は、ある物質による多種の細胞種に対する影響を評価することである。創薬や薬剤開発において、この培養システムが、多種の臓器細胞による新規薬剤又は薬剤候補の代謝又は多種の臓器細胞の機能及び実行可能性に対する、薬剤又は薬剤候補による影響を評価するために使用されてもよい。この適用例は、多種の細胞からの細胞を腫瘍細胞とともに培養し、続いて抗がん物質で共培養処理を行い、がん細胞に対する毒性と比較して各臓器の細胞に対する抗がん物質の毒性を評価し、抗がん物質の治療指数を評価する。つまり、各プレートはあらゆる動物の抗がん物質での治療をシミュレートし、続いて各臓器の試験が行われる。多種の腫瘍細胞種も、被検薬剤及び薬剤候補による異なる種類の腫瘍細胞に対する効能を評価するために使用されてもよい。
本発明による器具は、物理的に複数の細胞種を混合することなく、他の細胞種からの外的要因が必要な細胞培養に活用される。異なるタイプの細胞は異なるウェル内に移入され、培地で覆うことで代謝及び/又は分泌される生体分子の交換を可能とする。
図面中の符号は、参照の便宜上、詳細な記載中の番号と対応する。
本発明の実施形態における器具(200)(300)(400)について、図2A乃至5B及び図10に示す。器具(200)(300)(400)はそれぞれ内部で一つの細胞種を培養可能なマルチウェルを備えるが、複数のウェル中の細胞が一つの共通培地を共有するように、各ウェルは液体培地であふれる程度に充填されてもよい。これを実施するには、各ウェルをプレート内部にくぼみとして設けたり(図2A、図2B参照)、プレート内部に短い仕切りを配したり(図3A、図3B参照)、或いは大きなプレートの内側により小さなインサートを配する(図4A、図4B参照)構成とする。本発明は、一つのプレートに対してウェルの数は幾つでもよく、どのようなマルチウェルの型式にも適用可能である。
図2A及び図2Bによると、本発明によるマルチウェル型器具(200)は、本体(205)からなり、該本体(205)は略平坦な上面(210)と、本体(205)から延出する外壁(215)とからなる。6つのウェル(220)は本体(205)の上面(210)に凹部を設けることにより形成される。各ウェル(220)はコンテナ壁(225)を備え、該コンテナ壁(225)は平坦な上面(210)から下方に傾斜するか、上面(210)に対して垂直となる。
器具(200)の全体の寸法は、長さ約12.60cm、幅8.40cmがよい。本体(205)は高さ0.20cmで、上面(210)から上方に延出する外壁(215)は約0.15cmがよい。コンテナ壁(225)の高さは、0.05cmがよい。ウェル(220)は規則的な配列で並び、約0.02cm間隔を空ける。別の実施形態において(図示せず)、ウェルは円を描くように等間隔に並べられる。この器具(200)の寸法は説明のための例にすぎない。器具(200)の寸法は各ウェル(220)が液体培地をあふれさせることができ、ウェル(220)の間が液体培地を介して連結される一方で、独立ウェル中の細胞が浮遊するのは防止するよう設計する。
図3A及び図3Bによると、マルチウェル型器具(300)は本体(305)を備え、該本体(305)は外壁(315)に囲まれた平坦な上面(310)を備える。仕切り板(320)は上面(310)上に配され、外壁(315)に囲まれた空間を区画して、6つのウェル(325)へと分割する。外壁(315)は上面(310)から上方へ0.15cm延出する。仕切り板(320)の高さは約0.05cmである。こうして、各ウェル(325)の間が液体培地を介して連結されるように、各ウェルに液体培地をあふれる程度に充填させる。
仕切り板(320)は上面(310)及び外壁(315)に接着されてもよい。別の実施形態においては、仕切り板(320)は取外し可能でもよい。
図4A及び図4Bによると、マルチウェル型器具(400)は本体(405)を備え、該本体(405)は外壁(415)に囲まれた平坦な上面(410)を備える。インサート(420)は上面(410)上に配されるとともに、各インサートは底面(425)とコンテナ壁(430)により成型される。コンテナ壁の高さは約0.05cmであって、外壁の上面(410)から延出する外壁の高さは0.15cmとなる。その他の実施形態において、インサート(420)は、上面(310)から取外し可能なディッシュ又はトレイとしてもよい。
図2A乃至4Bに示すように、マルチウェル型プレートは、細胞培養トレイ(500)を形成するために統一し、単一の本体(505)としてもよい。本体(505)はマルチ・コンパートメント若しくはチャンバ(510)を備え(図5A及び図5B参照)、各コンパートメント(510)はマルチウェル(515)を備える。これにより各コンパートメントで異なる細胞を選択して、異なる液体培地、外因性物質を用いて実験を行うことができる。各コンパートメント(510)を囲む隔壁(520)は、コンパートメント(510)内部の独立ウェル(515)のコンテナ壁(525)よりも高い。隔壁(520)の高さは0.20cmであり、より大きな本体(505)内部の各ウェル(515)の高さは0.04cmである。
器具(200)乃至(500)は多種の適当な材料で形成されてもよい。一実施形態として、器具(200)乃至(500)は略剛体材料から形成され、不水溶性且つ不透水性で、器具(200)乃至(500)で処理される試験で用いられる液体とは化学的に反応しないような代表的な熱可塑性の材料で形成される。先に記載した「略剛体材料」という語は、ある材料がある程度柔らかくてもよいが、略平坦な表面上を変形又はゆがませるような軽度の機械的、温熱的荷重に対して、耐性があるという意味で用いられている。適切な材料とは、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる。この材料に共重合体、ポリエチレン、ポリエチレン‐アクリロニトリル、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、及びその類似物を含んでもよいし、含まなくてもよい。ポリスチレンは、非常に特異性の低いタンパク結合を有するという特徴から、細胞培養容器に使用される一般的なポリマーとして使用される。またポリスチレンは、一又は複数の所望のタンパク質を結合した試料(血液、ウィルス及び細菌など)とともに使用するのに適している。ガラスも、細胞培養容器に頻繁に使用される適当な材料であり、使用後に洗浄及び消毒処理を行うことができる。
細胞培養器具は、薬物代謝の試験に使用されてもよい。図6に示すように、薬物代謝を行うことで知られている主要な臓器は、肝臓(610)、腸及び腎臓(620)であり、心臓(630)、脾臓(640)、肺(650)、血管(660)などのその他の臓器も特有の代謝経路を持つ。図7によると、細胞培養器具の使用方法は、多種の細胞種(700)による外的物質の代謝を評価する。器具を使用して、肝臓、腸、腎臓、心臓、脾臓、肺、脳を含む主要な臓器から採取した細胞は、マルチウェル型プレート内に置かれる。各臓器から採取された細胞は、独立ウェル内に分けて入れられる(手順710)。例えば、6ウェル型式では、肝臓細胞はウェル1内に配され、腸細胞はウェル2に、腎臓細胞はウェル3に、心臓細胞はウェル4に、脾臓細胞はウェル5に、肺細胞はウェル6に配される。各細胞種は、異なる付着基質及び培地を使用して培養される(手順720)。例えば、肝細胞はコラーゲンで最適に培養され、インスリン及びデキサメタゾンの添加が必要、脾臓細胞は寒天懸濁液で最適に培養される。各細胞種が定着した後、プレートは各ウェルを充填してあふれさせることで「水浸し」状態とすることができ(操作730)、別々のウェルに入れられた細胞が共通培地を共有する状態となる。薬剤、薬剤候補、環境汚染物質、天然物などの外的物質を培地に添加してもよい(手順740)。そして特定の時間培養される(操作750)。培養後、培地は採取され、代謝の程度(親物質の残存量)、代謝的運命(代謝の指標)について、確立された分析手法で検討される(手順760)。
図8によれば、細胞培養器具の別の使用方法(800)は、外的物質による複数種の細胞に対する毒性を評価する。薬剤の毒性の影響を受けやすい主な臓器は、肝臓、腸、腎臓、心臓、脾臓、肺、脳である。この器具を使用して、肝臓、腸、腎臓、心臓、脾臓、肺、脳及び血管からの細胞は、マルチウェル型プレートに移入される(手順810)。各臓器からの細胞は、独立ウェル内に入れられる。例えば、8ウェル型式では、肝細胞をウェル1に入れ、腸細胞をウェル2に、腎臓細胞をウェル3に、心臓細胞をウェル4に、脾臓細胞をウェル5に、肺細胞をウェル6に、脳細胞をウェル7に、血管細胞をウェル8に入れる。例えば、6ウェル型式では、肝細胞をウェル1内に入れ、腸細胞をウェル2に、腎臓細胞をウェル3に、心臓細胞をウェル4に、脾臓細胞をウェル5に、肺細胞をウェル6に、脳細胞をウェル7に、血管細胞をウェル8に入れる。各細胞種は、異なる付着基質及び培地を使用して培養される(手順820)。例えば、肝細胞はコラーゲンで最適に培養され、インスリン及びデキサメタゾンの添加が必要で、脾臓細胞は寒天懸濁液で最適に培養される。各細胞種が定着した後、プレートは各ウェルを液体培地で充填して「水浸し」状態とすることができ(操作830)、複数のウェルにある細胞が共通培地を共有する状態となる。薬剤、薬剤候補、環境汚染物質、天然物などの外的物質が培地に添加される(手順840)。その混合物は特定の時間培養される(操作850)。培養後、培地は除去され、各ウェルにおいて、各細胞種は形態学的に(例えば顕微鏡で分析する)又は生化学的に(例えば細胞のATP含有量の測定用の洗浄剤で溶解する)分析される(手順860)。
また細胞培養器具は、薬剤の効能や安全性を評価するために使用されてもよい。創薬においては、無傷細胞が薬剤効能の指標として使用される。例えば、肝細胞は、薬剤によるコレステロール合成に対する影響を評価するために使用され、これにより、新規コレステロール合成阻害物質が、コレステロール値の高い患者のコレステロール値を下げる薬剤として開発される。培養は上記の如く、様々な臓器から採取された細胞に適用することも可能で、これにより様々な臓器におけるコレステロール合成に対する薬剤候補による影響を評価することができる。上記の方法は、培養システムを用いて同時に効能、代謝、毒性を評価するために使用されてもよい。
例えば、高コレステロール値の治療の可能性を有する新規薬剤の「治療指数」は、肝細胞を指標細胞として使用し評価することが可能であって、薬剤による影響や毒性を判定することができる。全ての重要な要素となる細胞種の代謝が存在する中で、効能を測定することができるので、代謝が新規薬剤による効能を低下させる(若しくは増加させる)という生体内の状態をシミュレートできる。
図9によれば、薬剤の治療指数を定める方法(900)は、マルチウェル型プレートの独立ウェル内に細胞を移入する段階(手順910)と、腫瘍細胞などの有害物質を別のウェルに入れる段階(手順920)と、ウェルの間を液体培地で連結する段階(手順930)と、液体培地に薬剤を添加する段階(手順940)とからなる。
安全性は薬剤による多種の臓器に対する影響を判定することで評価される(手順950)。薬剤が、臓器細胞のいずれかに悪影響を与える場合、薬剤投与量が安全レベルを超えていると考えられる(手順960)。正常な細胞が無傷である場合は、薬剤による有害物質を減少させる影響が検討される。有害物質が減少された場合は、結果は有効投与レベルとして記録される(手順970)。そして薬剤の投与を増加させ(手順980)、その処理が繰り返される。
器具はハイスループット・スクリーニング(High Throughput Screening、HTS)処理中に使用されてもよい。これにより多数の潜在的な薬剤候補を評価することが可能となる。この方法では、実験を行うためにロボットシステムをマルチウェル型プレートとともに使用する。マルチ・コンパートメントを使用することで、共培養された多種の細胞でHTSを、上述の効能、毒性、代謝の評価に実行できる。
更に共培養条件の評価を行う方法がある。細胞種の中には、培養が難しい他の細胞種の培養を促進する機能をもつものがある。これは日常的に、試行錯誤を通じて行われている。HTS型式を使用して、異なる細胞種の、培養の難しい細胞種の生育への効果を検討することができる。例えば、どの細胞が培養される肝細胞の分化の維持に最適かを評価するために、肝細胞を、コンパートメント1で細胞種1(例、内皮細胞)とともに、コンパートメント2で細胞種2(例、3t3細胞)とともに共培養するといったように行う。共培養の結果、肝臓細胞の特性を、細胞を共培養する複雑な手順を行うことなく、評価することができる。
図10に、は薬物吸収の測定に適応した型式の細胞培養器具(1000)を示す。細胞培養器具(1000)は本体(1105)からなり、該本体(1105)は、外壁(1115)に囲まれた略平坦な上面(1110)を有する。6つのウェル(1120)は、本体(1105)内の上面(1110)内に凹部を設けることで成形される。各ウェル(1120)はコンテナ壁(1125)を備え、該コンテナ壁(1125)は平坦な上面(1110)に対して垂直である。
挿入トレイ(1130)は、外壁(1115)上部にある縁部(1135)上に配される。挿入トレイ(1130)は、チャンバ(1138)を備え、該チャンバ(1138)は多孔質薄膜(1145)を備え、該多孔質薄膜(1145)は外壁(1115)内部に配される。
腸細胞(1140)は薄膜(1145)の近傍のチャンバ(1138)の底面に置かれる。器具(1000)を液体培地で充填すると、液体の水位が薄膜(1145)を超えて上昇し、薬剤(1150)がチャンバ(1138)に添加される。薬剤(1150)は薄膜(1145)を通過するときに「吸収」され、細胞(1120)と反応する。このように腸内の薬剤吸収をシミュレートして、吸収量を測定することができる。
上記装置及び処理に対して、本発明の範囲から逸脱しない範囲で任意の変更を加えてもよい。そのため、上記記載又は図面に示された全ての事項は理解を助けるための説明であり、限定するものではない。例えば、開示された技術が異なる順序で行われた場合及び/又は開示されたシステム内のチャンバが異なる方法で組み合わされた場合及び/又はその他の要素で代替又は補完された場合は、有利な結果が得られる可能性がある。従って、他の実施形態は本願の請求項の範囲内に属する。
従来のマルチウェル型培養プレートの透視図である。 図1Aに示す従来のマルチウェル型培養プレートの断面図である。 細胞培養器具の透視図である。 図2Aに示す細胞培養器具の断面図である。 細胞培養器具の一実施形態の透視図である。 図3Aに示す細胞培養器具の断面図である。 細胞培養器具の別の実施形態の透視図である。 図4Aに示す細胞培養器具の断面図である。 区画されたチャンバと各チャンバにつき複数のウェルを備えた細胞培養器具の透視図である。 図5Aに示す細胞培養器具の断面図である。 動物の臓器システムの一部である。 多種の細胞種による外的物質の代謝を評価するフローチャートである。 外因性物質による多種の細胞種に対する毒性を評価するフローチャートである。 薬剤の治療指数を設定するフローチャートである。 挿入トレイを備えた細胞培養器具を示す。

Claims (15)

  1. 夫々ウェルを形成する2以上の凹部を備えた略平坦な表面を有するトレイを持つ本体と、
    前記ウェルの上端より高く前記本体の周りを囲う外壁と、
    前記本体を横断し、液体が入るように設計された2以上の試験槽を形成するように両端部が前記外壁に接続された1以上の隔壁とからなり、
    前記試験槽は、液体培地により連結される2以上のウェルを有していることを特徴とする細胞培養器具。
  2. 透水性薄膜を備えるディッシュを備え、該ディッシュは前記外壁及び前記隔壁上に載置されるように設けられ、前記試験槽内の前記薄膜のある位置を決定することを特徴とする請求項記載の細胞培養器具。
  3. 複数のウェルを備えた略平坦な表面と、
    前記表面を囲う壁部と、
    2組以上のウェルを含むように前記複数のウェルを分割し、両端部が前記壁部に接続された隔壁とを有する培養皿の中で、
    ある物質を以上の種類の細胞と反応させることにより2以上の別の実験を同時に行う方法であって、該方法は、
    前記夫々のウェルの組において独立ウェルの中で前記以上の細胞を培養する段階と、
    前記平坦な表面を上回る高さまで液体培地を添加して、前記夫々のウェルの組においてウェル間を液体で連結する段階と、
    前記物質を、前記夫々のウェルの組の前記ウェル間を連結している前記液培地中に注入する段階とからなることを特徴とする方法。
  4. 前記細胞を、前記液体培地中に注入する段階は、
    前記物質を透水性薄膜の第1側面上に移入する段階と、
    前記液体培地と接触する前記透水性薄膜の第2側面上の位置を特定する段階からなることを特徴とする請求項記載の方法。
  5. 前記物質を移入する段階は、前記透水性薄膜の前記第1側面上に腸上皮細胞を移入する段階からなることを特徴とする請求項記載の方法。
  6. 前記物質を注入する段階は、化学成分を添加する段階からなることを特徴とする請求項記載の方法。
  7. ウェル内に細胞を移入する段階であって、
    第1ウェル内に腎臓細胞を、
    第2ウェル内に肝細胞を、
    第3ウェル内に心臓細胞を、
    第4ウェル内に肺細胞を、
    第5ウェル内に脳細胞を、
    第6ウェル内にがん細胞を移入する段階と、
    前記物質を注入する段階であって、液体培地の中に薬剤又は薬剤候補を注入する段階を更に含むことを特徴とする請求項記載の方法。
  8. 前記物質を注入する段階は、薬剤及び薬剤候補を投与する段階からなることを特徴とする請求項記載の方法。
  9. 前記薬剤又は薬剤候補が複数種の細胞に対して望ましい効果を持つかどうかを判定する段階を更に含むことを特徴とする請求項記載の方法。
  10. 前記薬剤又は薬剤候補が望ましい効果をもつかどうかを判定する段階は、前記薬剤又は薬剤候補が、毒性ががん細胞に対して及ぼす抗がん効果を示すかどうかを判定する段階からなることを特徴とする請求項記載の方法。
  11. 前記薬剤又は薬剤候補が複数種の細胞に対して望ましくない効果を持つかどうかを判定する段階を更に含むことを特徴とする請求項記載の方法。
  12. 前記薬剤又は薬剤候補が望ましくない効果を持つかどうかを判定する段階は、前記薬剤又は薬剤候補が正常な細胞に対して毒性を示すかどうかを判定する段階からなることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記以上の細胞内で前記注入された物質の分布を特定することを特徴とする請求項記載の方法。
  14. 前記以上の細胞との反応により前記注入された物質の生体内変換を測定することを特徴とする請求項記載の方法。
  15. 複数の分割された組のウェルを備えた1つのトレイの中で、第1細胞種による第2細胞種の特性に対する影響を評価する方法であって、該方法は
    前記第1細胞種を前記夫々の組の第1ウェルの中で、前記第2細胞種を前記夫々の組の第2ウェルの中でそれぞれ独立して培養する段階と、
    第1ウェルと第2ウェルの前記夫々の組を液体で連結することを特徴とする方法。
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