JP4609441B2 - Led表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED)を搭載したLED表示装置の製造方法に関するものである。
従来、LED表示装置3の製造は、以下のようにして行われている。すなわち、例えば予めガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板を製造しておき、これをLED搭載用基板1として用い、この表面の銅箔にエッチング等を行って回路パターン6を形成した後に、図6(a)のようにLED搭載用基板1の表面にLED2を搭載すると共に、このLED2とLED搭載用基板1とを金ワイヤ等のボンディングワイヤ13によって電気的に接続する。次に、図6(b)のようにLED2の周囲を囲む枠体16をLED搭載用基板1に接着して、内部にLED2が位置するように凹陥部17を形成する。そして、この凹陥部17に透明封止剤18を流し込み、凹陥部17を透明封止剤18で充填することによって、図6(c)のようなLED表示装置3を製造することができるものである。なお、LED2からの発光を凹陥部17の開口側に反射させるために、凹陥部17内の壁面は開口側に向けて傾斜している。
ここで、図6(c)に示すLED表示装置3にあっては、LED搭載用基板1に搭載されているLED2は1つであるが、近年においてはLED搭載用基板1に搭載されるLED2の数は増加する傾向にある。そのため、最近ではLED搭載用基板1においてLED2が密集することとなり、LED2からの発熱が無視できなくなってこの熱によりLED2の性能が低下するという問題が生じている。
このような問題に対しては、例えばLED搭載用基板1として用いられているガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板を高熱伝導タイプのものに変更したり、またLED2を金属基板8に直付けしたりすることによって、LED2から発せられる熱を外部に逃がす検討がなされており、これに関する出願もなされている。
しかしながら、LED搭載用基板1として高熱伝導タイプのものを用いても、LED表示装置3を製造するための工程は基本的には上述したものと変わらず、それどころかコスト高になるものであり、またLED2を金属基板8に直付けする方法にあっては、特殊な工程を経る必要があって全体としては工数が増加することとなり、非常にコストが高くなるという難点を有しているものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来より部品点数を減らして製造工程を簡略化することができると共に熱放散性に優れた高熱伝導性立体基板を用いたLED表示装置の製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係るLED表示装置の製造方法は、凸部4が設けられた金型プレート5の表面に回路パターン6を形成し、この面にフィラーを含有する樹脂シート7を介して金属基板8を重ね合わせ、これを加熱加圧することによって金属基板8に樹脂シート7からなる絶縁層9を積層一体化すると共に、上記回路パターン6を絶縁層9に転写し、しかる後に金型プレート5を絶縁層9から剥離することにより、金型プレート5の凸部4によって絶縁層9に電子部品を搭載するための凹部10を設けた高熱伝導性立体基板を製造し、この高熱伝導性立体基板の凹部10にLED2を搭載すると共にLED2と回路パターン6を電気的に接続し、しかる後に凹部10に透明封止剤18を流し込むと共にこれをレンズ状に形成することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、金型プレート5として、凸部4が設けられた側の表面で凸部4以外の個所に、先端が金属基板8に当接する突起部11が設けられたものを用いることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、金型プレート5として、凸部4の先端に離型性及び耐熱性を有する材料が装着されたものを用いることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、金型プレート5として、凸部4の先端にアール加工が施されたものを用いることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、金型プレート5がステンレス材で形成されていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項において、樹脂シート7を成形硬化して得られる絶縁層の色が白色であることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項において、金属基板8がアルミニウム、銅、鉄のいずれか、又はこれらの金属を2種類あるいは3種類含むクラッド材若しくは合金であることを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれか1項において、フィラーとして、シリカ、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化硼素、酸化マグネシウム、酸化チタンから選ばれる少なくとも1種類のものを用いることを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれか1項において、樹脂シート7におけるフィラーの含有率が樹脂シート7全量に対して70〜95質量%であると共に、フィラーとして、カップリング剤、分散剤から選ばれる少なくとも1種類のもので表面処理されているものを用いることを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれか1項において、金属基板8として、樹脂シート7に重ねる側と反対側に放熱フィン12が形成されたものを用いることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るLED表示装置の製造方法によれば、高熱伝導性立体基板を製造する過程で、金型プレートの凸部によって凹部を形成することにより、製造工程を簡略化することができ、また凹部の形成に枠体を用いずに済むという点で、従来より部品点数を減らすことができて、高熱伝導性立体基板の製造に要するコストを大幅に削減することができるものである。しかも、フィラーを含有する樹脂シートを用いて絶縁層を形成することによって、LEDから発せられる熱を効率よく外部に逃がすことが可能となり、熱放散性に優れた高熱伝導性立体基板を得ることができ、LEDを直付けで金属基板に搭載することもできるので、熱放散性をより高く得ることも可能となる。このように、LED表示装置は、低コストで簡略な工程によって得られると共に、熱放散性に非常に優れているものである。
請求項2に係る発明によれば、突起部の先端を単に金属基板の表面に当接させることによって、凹部の底面に金属基板の表面を露出させたり、突起部と凸部との間の高低差分だけ樹脂を一皮残したり金属基板を削り取ったりすることができ、熱放散性を高く得ることができるほか、絶縁信頼性を高めたり、発光輝度を向上させたりすることができるものである。
請求項3に係る発明によれば、金属基板の表面に凸部の先端を隙間なく当接させることができ、この個所への溶融樹脂の浸入を防止することができるものである。
請求項4に係る発明によれば、凸部の先端によって金属基板の表面を削り取り、未酸化で金属光沢を有する凹曲面を得ることができ、さらに反射率の向上も可能となるものである。
請求項5に係る発明によれば、金型プレートに対するメッキの密着性を調整することが可能で、成形により容易に樹脂シート側へ回路パターンを転写し、絶縁層の表面と回路パターンの表面を面一となるように回路パターンを埋め込むことができるものである。
請求項6に係る発明によれば、LEDからの発光に対する反射効率を高めることができるものである。
請求項7に係る発明によれば、他の材質のものより熱放散性を高く得ることができるものである。
請求項8に係る発明によれば、他のフィラーより熱伝導性を高めることができると共に、樹脂中に高充填する際の粒度設計が容易となるものである。
請求項9に係る発明によれば、フィラーを上記のカップリング剤や分散剤で表面処理することによって、樹脂シート中のフィラーを均一に分散させることができると共に、樹脂シートにおけるフィラーの含有率を上記のように高くすることによって、ソリやネジレが発生しにくい高熱伝導性立体基板を得ることができるものである。
請求項10に係る発明によれば、製造工程を簡略化しつつ熱放散性をさらに高めた高熱伝導性立体基板を得ることができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明によって高熱伝導性立体基板の1種であるLED搭載用基板1を製造する工程の一例を示すものである。LED搭載用基板1を製造するにあたっては、金型プレート5、樹脂シート7及び金属基板8が必要とされるものであり、以下ではまずこれらのものについて説明する。なお、上記のようにLED2を電子部品の具体例として説明するが、本発明はLED搭載用基板1やその製造方法に限定されるものではない。すなわち本発明によれば、LED2以外の電子部品を搭載できる立体基板をも製造することができるものである。
本発明において金型プレート5としては、材質は特に限定されず、表面に凸部4が設けられたものを用いるものであるが、この凸部4を形成するにあたっては、例えば金型プレート5の表面をエッチングすることによって行うことができる。そしてこの凸部4はLED2と同じかあるいはLED2よりも大きく形成してあり、図1のように階段部14を形成して段差のある凸部4とすることができる。また、金型プレート5に設ける凸部4の数は特に限定されるものではない。
また金型プレート5としては、図1に示すように、凸部4が設けられた側と同じ側の表面であって、凸部4以外の個所に、突起部11が設けられたものを用いることができる。この突起部11は、その先端が後述する金属基板8の表面に当接するように形成されており、金型プレート5と一体に形成しておくことができる。また、図1のように凸部4の周囲を囲むように設けておくことができる。さらに、金型プレート5の表面を基準とする突起部11の高さは、特に限定されるものではなく、凸部4と同じ高さあるいは異なる高さとなるようにして、突起部11を金型プレート5に設けておくことができるが、金型プレート5に複数の突起部11を設ける場合には全ての突起部11の高さは揃えておくものである。
次に樹脂シート7としては、フィラーを含有するものであれば、樹脂その他の含有成分については特に限定されるものではない。具体的には、例えば、熱硬化性樹脂を63.8質量部、フィラーを80〜95質量部、硬化剤を5質量部、硬化促進剤を0.2質量部及び溶剤を30質量部含有する熱硬化性樹脂組成物を5〜20質量部PETフィルム等に塗布した後に、半硬化状態(Bステージ)となるまで加熱乾燥することによって、樹脂シート7を作製することができる。かかる樹脂シート7はフィラーを含有しているため、熱放散性を高く得ることができるものであり、また成形時における再加熱によって溶融し、目的とする形状に容易に加工することができるものであって、ガラス基材等を用いずに作製されているので、非常に入り組んだ構造の隙間にも樹脂を浸入させることができるものである。
また、フィラーが高充填された樹脂シート7を成形硬化して得られる絶縁層9の色(色調)は、LED2からの発光を反射しやすいように、白色に調整するのが望ましい。また、樹脂シート7に難燃性を付与する場合には、上記の熱硬化性樹脂を臭素化したものやリン変性したものを用いるのが好ましい。添加型の難燃剤を用いたのでは、製造されるLED搭載用基板1において、樹脂シート7からなる絶縁層9の耐熱性や機械的強度の低下を招くおそれがあるからである。
またフィラーとしては、特に限定されるものではないが、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化硼素(BN)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化チタン(TiO)から選ばれる少なくとも1種類のものを用いるのが好ましい。上記のような無機フィラーは他のものより熱伝導性に優れており、しかも粒度分布に自由度があって樹脂中に高充填する際の粒度設計が容易となるからである。
また、フィラーをカップリング剤や分散剤で表面処理すると、フィラーの樹脂中への分散性が向上すると共に、成形時の再加熱で溶融した樹脂の流動特性が向上するものである。特に上記のカップリング剤や分散剤として、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤、リン酸エステル系分散剤、エーテルアミン系分散剤から選ばれる少なくとも1種類のものを用いると、上記の分散性や流動特性を一層高く得ることができるものである。
また、樹脂シート7におけるフィラーの含有率が樹脂シート7全量に対して70〜95質量%であることが好ましい。このようにフィラーを高充填させた樹脂シート7の硬化物は、熱膨張係数が20ppm/℃以下と低くなるため、このような硬化物を後述する金属基板8の表面に絶縁層9として形成しておくと、LED搭載用基板1やLED表示装置3が急激な温度変化を受けた場合であってもソリやネジレが発生しにくくなるものである。ただし、フィラーの含有率が70質量%未満であると、上記のソリ等が発生するおそれがあり、逆に95質量%を超えると、絶縁層9にボイド等の空隙が生じ、信頼性が低下するおそれがある。
また硬化剤、硬化促進剤及び溶剤としては、特に限定されるものではないが、これらのうち溶剤として、メチルエチルケトンやアセトン等の低沸点溶剤を用いると、半硬化状態に乾燥させた樹脂シート7の表面形状が良好となって好ましい。これに対し、高沸点溶剤を用いると、乾燥時に溶剤が十分揮発せず樹脂シート7に残留する可能性が高くなり、硬化物の電気絶縁性や機械的強度を低下させるおそれがある。
次に金属基板8としては、特に限定されるものではないが、アルミニウム、銅、鉄のいずれか、又はこれらの金属を2種類あるいは3種類含むクラッド材若しくは合金を材質とするものを用いるのが好ましい。かかる金属基板8を用いると、他のものより熱放散性を高く得ることができて、放熱板としての役割を十分に果たすことができるものである。また、金属基板8には補強板としての役割も必要とされ、製造するLED搭載用基板1にソリ等を発生させないように金属基板8の材質及び厚みを選定することが必要であるが、軽量化を優先するのであればアルミニウム、強度を優先するのであれば鉄というように目的に応じて金属基板8の材質を選定することもできる。一方、金属基板8の厚みについても特に限定されるものではないが、0.5〜5mmであることが好ましい。金属基板8の厚みを厚くするとその分だけ強度を高めることが可能であるが、通常、LEDから発せられる熱を逃がすため、LED表示装置3は最終的にシャーシ等にネジ等の固着具によって一体化されており、これによって必要な強度が確保されることとなるので、金属基板8の厚みは特に厚くする必要はない。よって、このような場合には金属基板8の材料費を節約することができるものである。
しかして、上述した金型プレート5、樹脂シート7及び金属基板8を用いることによって、以下のようにしてLED搭載用基板1を製造することができる。すなわち、まず金型プレート5の表面を化学研磨等によって粗化した後に、凸部4が設けられた側の表面に銅メッキ等によって回路パターン6を形成する。このとき、金型プレート5がSUS301系のステンレスで形成されていると、メッキ等の密着性に欠け、回路パターン6の形成が困難となるおそれがあるが、化学研磨処理を行うことによって、メッキ密着性を高めることができる。このような処理を施すことにより、金型プレート5を取り扱う際にメッキによる回路パターン6が剥がれ落ちることがなくなり、また樹脂シート7側に転写されるときには、回路パターン6は樹脂シート7に埋め込まれるので、密着強度が向上し、金型プレート5から回路パターン6を容易に剥離させることができるものである。なお、凸部4のような立体面に回路パターン6を形成してもよく、図1に示す金型プレート5にあっては、凸部4の階段部14から凸部4以外の個所にかけて回路パターン6を形成している。
次に、図1(a)に示すように、金型プレート5の回路パターン6が形成された面に、フィラーを含有する樹脂シート7を介して金属基板8を重ね合わせ、これを加熱加圧する。すると樹脂シート7が軟化溶融し、溶融樹脂が金型プレート5と金属基板8との間に形成される隙間に充填される。このとき、金型プレート5に設けられた凸部4は溶融樹脂を容易に押し退けて金属基板8の表面に到達し、凸部4の先端が金属基板8の表面に当接する。従って、凸部4の先端によって隠蔽されている個所には溶融樹脂が浸入する余地はなく、この個所の金属基板8の表面を樹脂で汚さずに清浄な状態に保持することが可能となる。このとき金型プレート5として、凸部4の先端にゴムシート(図示省略)が装着されたものを用いるようにすると、金属基板8の表面に微小な凹凸があっても、ゴムシートの弾性によって金属基板8の表面に凸部4の先端を隙間なく当接させることができ、この個所への溶融樹脂の浸入を防止することができるものである。また上記のゴムシートとして、成形時の再加熱に耐える程度の耐熱性を有するものを用いるのはもちろんであるが、さらに金属基板8に対する離型性を有するものを用いると、金属基板8から金型プレート5を容易に剥離することも可能となる。さらに通常、凸部4の先端は平滑面に形成されているが、凸部4の先端にアール(R)加工を施して凸部4の先端を凸曲面に形成しておくと、金型プレート5を金属基板8に押し付けた場合に、凸部4の先端によって金属基板8の表面を削り取り、未酸化で金属光沢を有する凹曲面を得ることができるものである。なお、上記の加熱加圧の条件としては、特に限定されるものではないが、例えば、0.49〜19.6MPa(5〜200kg/cm)の圧力、100〜250℃(150〜200℃が最適)の温度で1時間程度とすることができる。
ここで、金型プレート5に突起部11を設けている場合には、この突起部11の先端を金属基板8の表面に当接させるものである。図1や図2のように突起部11と凸部4とが同じ高さであれば、突起部11の先端を金属基板8の表面に当接させると、必然的に凸部4の先端も金属基板8の表面に当接する。しかし、上述したように突起部11の高さは凸部4の高さと異なるようにしておくこともできるため、例えば図3のように突起部11の方が凸部4よりも高い場合には、図3(b)のように突起部11の先端を金属基板8の表面に当接させても、凸部4の先端は金属基板8の表面には到達せず、凸部4の先端と金属基板8との間に樹脂が浸入できるスペースが確保される。一方、図4のように突起部11の方が凸部4よりも低い場合には、図4(b)のように突起部11の先端を金属基板8の表面に当接させたときには、すでに凸部4の先端は金属基板8の表面を削り取って凹欠部15を形成すると共に、凸部4の先端はこの凹欠部15に嵌まり込んでいる。要するに、突起部11の先端を金属基板8の表面から離間させず、また突起部11の先端で金属基板8の表面を削り取らずに、突起部11の先端を単に金属基板8の表面に当接させるようにしておけば、凸部4の高さに応じて、凹部10の底面に金属基板8の表面を露出させたり、突起部11と凸部4との間の高低差分だけ樹脂を一皮残したり金属基板8を削り取ったりすることができるものである。
そして、一旦溶融した樹脂が硬化して金属基板8に固着され、金属基板8の表面に樹脂シート7からなる絶縁層9が積層一体化される。このとき、金型プレート5に予め形成しておいた回路パターン6が絶縁層9に転写されるものである。なお、真空下において上記の加熱加圧を行うようにすれば、絶縁層9にボイドが混入・残留しにくくなって、LED表示装置3の信頼性を向上させることができるものである。また、接続信頼性を確保するために、回路パターン6にNiメッキや金メッキ等を施すことが好ましい。
しかる後に金型プレート5を絶縁層9から剥離する。すると図1(c)に示すように、絶縁層9において金型プレート5の凸部4が占めていた個所に凹部10が形成されて、LED搭載用基板1を得ることができるものである。なお、電子部品としてLED2を用いる場合は、凹部10内の壁面は凹部10の開口に向けて傾斜させておいた方が、LED2からの発光を凹部10の開口側により多く反射させることができて好ましい。
上記のLED搭載用基板1を用いて、LED表示装置3を製造するにあたっては、凹部10の底面にLED2を搭載すると共に、このLED2とLED搭載用基板1に形成した回路パターン6とを金ワイヤ等のボンディングワイヤ13によって電気的に接続した後に、凹部10に透明封止剤18を流し込み、凹部10を透明封止剤18で充填することによって行うことができ、最終的に図1(d)のようなLED表示装置3を製造することができるものである。このとき透明封止剤18の表面をレンズ状に形成しておくのが好ましい。
ここで、図1や図2のように、金型プレート5として突起部11と凸部4の高さが同じものを用いてLED搭載用基板1を製造しておけば、凹部10の底面を金属基板8で形成することができる。よって、熱伝導性の高い金属基板8にLED2を直付けすることができて熱放散性に優れたLED表示装置3を製造することができると共に、金属基板8で形成される凹部10の底面を反射板として利用し、LED2からの発光エネルギーを全て凹部10の開口側に反射させることで、発光輝度を従来のものより30〜50%向上させることも可能となる。
また、図3のように、金型プレート5として突起部11が凸部4よりも高いものを用いてLED搭載用基板1を製造しておけば、凹部10の内面を全て絶縁層9で形成することができる。よって、LEDは金属基板8に直付けされないので、すなわちベース金属と絶縁されるので、電子機器設計上、絶縁性が必要であれば、かかるLED搭載用基板1を用いてLED表示装置3を製造すればよい。
また、図4のように、金型プレート5として突起部11が凸部4よりも低いものを用いてLED搭載用基板1を製造しておけば、凹欠部15によって凹部10の底面のみならず、凹部10の内周面の一部も金属基板8で形成することができる。よって、熱伝導性の高い金属基板8にLED2を直付けすることができて熱放散性に優れたLED表示装置3を製造することができるのはもちろん、金属基板8で形成される凹部10の底面及び内周面の一部を反射板として利用することで、発光輝度向上の効果を一層高く得ることができるものである。
さらに金属基板8として、図5のように、樹脂シート7に重ねる側と反対側に放熱フィン12が形成されたものを用いて、LED搭載用基板1を製造するのが好ましい。通常、放熱フィン12は熱伝導グリースや熱伝導シートを介して金属基板8にネジ止めされて用いられるため、放熱フィン12と金属基板8との間には隙間ができて、放熱フィン12による熱放散性の効果は期待されるほど高めることができず、また部品点数と工数の増加によってコスト高になるという問題が生じていた。しかし、上記のように放熱フィン12を金属基板8に一体に形成しておけば、製造工程を簡略化しつつ熱放散性をさらに高めたLED搭載用基板1やLED表示装置3を得ることができるものである。
以上のように、従来においてはガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板等を製造した後に、透明封止剤18を充填するための凹陥部17を形成しなければならなかったのに対し、本発明においては、LED搭載用基板1を製造する過程で、金型プレート5の凸部4によって上記の凹陥部17に相当する凹部10を形成することができるので、LED搭載用基板1の製造工程を簡略化することができるものである。しかも、従来においては凹陥部17を形成する際に別途、枠体16を用いなければならなかったのに対し、本発明においては枠体16に相当するものを用いずに済むという点で、従来より部品点数を減らすことができる。従って、製造工程の簡略化と部品点数の減少とによって、LED搭載用基板1やLED表示装置3の製造に要するコストを大幅に削減することができるものである。
その上本発明においては、フィラーを含有する樹脂シート7を用いて絶縁層9を形成しているので、LED2から発せられる熱を効率よく外部に逃がすことが可能となり、熱放散性に優れたLED搭載用基板1やLED表示装置3を得ることができるものである。また、従来においてはガラスエポキシ積層板により製造された回路板を使用した場合は、LED2からの光をこのガラスエポキシ積層板の絶縁層が吸収してしまうため、表面に白色のコーティングを施す等の工程が必要であったが、この樹脂シート7を使用することにより絶縁層9そのものの色を白色にすることができるため、輝度向上に非常に有用である。また、従来においてはLED搭載用基板1と枠体16との接着を厳密に行わなければならず、わずかでも隙間が生じるとLED2からの発光エネルギーがこの隙間から漏洩するおそれがあるのに対し、本発明においては樹脂シート7が加熱加圧時に溶融樹脂となってわずかな空隙にも流れ込んでこの空隙を樹脂で充填するので、上記のような隙間が発生せず、発光エネルギーの低下を防止して発光輝度を高く得ることができるものである。この際、LED2を直付けで金属基板8に搭載することもできるので、熱放散性をより高く得ることができるのはもちろん、反射効率が高まることにより、発光輝度もより高く得ることが可能となるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)乃至(d)はいずれも断面図である。 同上の他例を示すものであり、(a)乃至(d)はいずれも断面図である。 同上のさらに他例を示すものであり、(a)乃至(d)はいずれも断面図である。 同上のさらに他例を示すものであり、(a)乃至(d)はいずれも断面図である。 同上のさらに他例を示すものであり、(a)乃至(d)はいずれも断面図である。 従来例を示すものであり、(a)乃至(c)はいずれも断面図である。
符号の説明
1 LED搭載用基板
2 LED
3 LED表示装置
4 凸部
5 金型プレート
6 回路パターン
7 樹脂シート
8 金属基板
9 絶縁層
10 凹部
11 突起部
12 放熱フィン

Claims (10)

  1. 凸部が設けられた金型プレートの表面に回路パターンを形成し、この面にフィラーを含有する樹脂シートを介して金属基板を重ね合わせ、これを加熱加圧することによって金属基板に樹脂シートからなる絶縁層を積層一体化すると共に、上記回路パターンを絶縁層に転写し、しかる後に金型プレートを絶縁層から剥離することにより、金型プレートの凸部によって絶縁層に電子部品を搭載するための凹部を設けた高熱伝導性立体基板を製造し、この高熱伝導性立体基板の凹部にLEDを搭載すると共にLEDと回路パターンを電気的に接続し、しかる後に凹部に透明封止剤を流し込むと共にこれをレンズ状に形成することを特徴とするLED表示装置の製造方法。
  2. 金型プレートとして、凸部が設けられた側の表面で凸部以外の個所に、先端が金属基板に当接する突起部が設けられたものを用いることを特徴とする請求項1に記載のLED表示装置の製造方法。
  3. 金型プレートとして、凸部の先端に離型性及び耐熱性を有する材料が装着されたものを用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のLED表示装置の製造方法。
  4. 金型プレートとして、凸部の先端にアール加工が施されたものを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  5. 金型プレートがステンレス材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  6. 樹脂シートを成形硬化して得られる絶縁層の色が白色であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  7. 金属基板がアルミニウム、銅、鉄のいずれか、又はこれらの金属を2種類あるいは3種類含むクラッド材若しくは合金であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  8. フィラーとして、シリカ、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化硼素、酸化マグネシウム、酸化チタンから選ばれる少なくとも1種類のものを用いることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  9. 樹脂シートにおけるフィラーの含有率が樹脂シート全量に対して70〜95質量%であると共に、フィラーとして、カップリング剤、分散剤から選ばれる少なくとも1種類のもので表面処理されているものを用いることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
  10. 金属基板として、樹脂シートに重ねる側と反対側に放熱フィンが形成されたものを用いることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のLED表示装置の製造方法。
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