JP4608934B2 - 光通信機器及びその光信号の入出力方法 - Google Patents

光通信機器及びその光信号の入出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力した光信号を電気信号に変換し、この電気信号からデータを取り込むとともに、この電気信号を光信号に変換して出力させる光送受信ユニットを有する光通信機器に関し、特に、複数台の光通信機器を光ファイバー・ケーブルで連続的に接続した場合に、途中の機器に電源が供給されていなくても、データを順次転送することができるようにしたものに関する。
今日、テレビジョン受像機や、DVDプレーヤーや、VTRや、CSチューナーといった様々なAV機器が普及している。こうしたAV機器には、一般に、他のAV機器と1対1で映像データや音声データやコントロールデータを入出力するための端子が設けられている。
そのため、家庭内で複数台のAV機器を接続する際には、各AV機器のこれらの端子同士を1対1でケーブルで接続するようにしている。また、各々のAV機器の端子の数には制約があるので、同じAV機器に対して複数台のAV機器から信号を供給したい場合には、供給する信号を切り替えるための切替装置を設けるようにしている。図6は、そうしたAV機器の接続の様子を例示する図である。DVDプレーヤー73,VTR74,VTR75,CSチューナー76,VTR77がケーブルC1〜C10で切替装置72に接続されており、切替装置72がケーブルC11及びC12でテレビジョン受像機71に接続されている。また、DVDプレーヤー73とVTR74とがケーブルC13及びC14で接続されており、CSチューナー76とVTR77とはケーブルC15及びC16で接続されている。
しかし、このようにAV機器同士を1対1で接続すると、AV機器の台数が増えるにつれて、ケーブルの本数が増加して、機器の周辺にケーブルが氾濫するようになってしまう。また、或るAV機器からどのAV機器にデータを供給するかの組合せを変更する(例えば図6のCSチューナー76からVTR77ではなくVTR75のほうにデータを供給する)毎に、ケーブルを繋ぎ直さなければならない。
これに対し、通信回線網として使用されるネットワークの分野では、個々のノードに光送受信ユニットを設け、複数のノードを高速・大容量の光ファイバー・ケーブルで鎖状に連続的に接続して、データを順次転送することが従来から行われている(例えば、特許文献1参照。)。
図7は、この光送受信ユニットの構成の概要を示すブロック図である。光ファイバー・ケーブルF11を通してノード81に送られた光信号R11が、ノード81の光入力端子82に入力して、光送受信ユニット83に送られる。光送受信ユニット83では、この光信号R11が、受光部84(例えばフォトダイオード)で光電変換されて、制御回路85に送られる。
制御回路85は、この光電変換されたデータのうち、自己のノード81宛てのデータのみを、光送受信ユニット83からノード81内のデコーダ87に取り込む。また、制御回路85は、この光電変換されたデータと、ノード81内のエンコーダ88から供給された他のノード宛てのデータとを発光部86(例えば半導体レーザー素子)に送る。
発光部86は、このデータを光信号R12に変換して、光送受信ユニット83からノード81の光出力端子89に送る。光出力端子89からは、この光信号R12が、光ファイバー・ケーブルF12を通して次のノードに送られる。
こうした光送受信ユニットをAV機器に設ければ、複数台のAV機器を光ファイバー・ケーブルで鎖状に連続的に接続して、映像データや音声データやコントロールデータを順次転送することができるので、ケーブルの本数が少なくて済むとともに、ケーブルを繋ぎ直す必要もなくなる。
特開平10−13450号公報(段落番号0057〜0063、図13)
しかし、通信回線網のノードと異なり、家庭内のテレビジョン受像機,DVDプレーヤー,VTR,CSチューナーといったAV機器は、電源が常時供給される(電源プラグが常時ACコンセントに差し込まれている)とは限らない。むしろ、節電等の目的で、使用していないAV機器の電源プラグをACコンセントから外すことが少なくない。
そのため、光送受信ユニットを設けたAV機器を光ファイバー・ケーブルで複数台連続的に接続しても、途中のAV機器に電源が供給されていなければ、そのAV機器の光送受信ユニットが機能しない(図7の制御回路85や発光部86が動作しない)ので、そのAV機器から次のAV機器にデータが転送されなくなってしまう。
また、光送受信ユニットだけに電源を供給する電池をAV機器に内蔵することも考えられるが、そうした場合にも、電池が消耗したときにコストや交換の手間がかかってしまう。
本発明は、上述の点に鑑み、入力した光信号を電気信号に変換し、この電気信号からデータを取り込むとともに、この電気信号を光信号に変換して出力させる光送受信ユニットを有する光通信機器を、光ファイバー・ケーブルで複数台連続的に接続する場合に、途中の機器に電源が供給されていなくても、光送受信ユニットに電池等で電源を供給することなく、データを順次転送することができるようにすることを課題としてなされたものである。
上記の目的を達成するため、本発明は、光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して光出力端子に送る光送受信ユニットと、磁性体を含んで構成される、光入力端子に入力した光信号の進行方向を変えるための光学部品と、光学部品の位置を変位させるための駆動機構と、を有し、光入力端子に入力した光信号が、空間内を通過して光送受信ユニットに送られる光通信機器において、駆動機構は、光通信機器に電源が供給されていないとき、光学部品に対して、光入力端子に入力した光信号を光送受信ユニットを迂回して光出力端子に向かわせる第2の位置に変位させるように磁力を加える永久磁石と、光通信機器に電源が供給されているとき、光通信機器に供給される電源に基づき、光学部品に対して、光入力端子に入力した光信号を光送受信ユニットに向かわせる第1の位置に変位させるように、永久磁石よりも強い磁力を加える電磁石と、を含むものである。
この光通信機器では、当該光通信機器に電源が供給されている間は、この光学部品が電磁石によって第1の位置に変位するので、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットに送られるようになる。そして、光通信機器に電源が供給されなくなると同時に、この光学部品が永久磁石によって第2の位置に変位するので、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回するようになる。このようにして、光通信機器に電源が供給されなくなると同時に、自動的に、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回して(すなわち光信号のまま)その光通信機器から出力するようになる。
これにより、連続的に接続した複数台の光通信機器のうちの途中の機器に電源が供給されていなくても、光送受信ユニットに電池等で電源を供給することなく、データを順次転送することができる。
次に、本発明は、光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して光出力端子に送る光送受信ユニットと、光入力端子に一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第1の光ファイバー・ケーブルと、光送受信ユニットに一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第2の光ファイバー・ケーブルと、光送受信ユニットを迂回するように配置された、磁性体を含んで構成される第3の光ファイバー・ケーブルと、第1の光ファイバー・ケーブルの位置を変位させるための駆動機構と、を有する光通信機器において、駆動機構は、光通信機器に電源が供給されていないとき、第1の光ファイバー・ケーブルに対して、第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が第3の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第2の位置に変位するように磁力を加える永久磁石と、光通信機器に電源が供給されているとき、光通信機器に供給される電源に基づき、第1の光ファイバー・ケーブルに対して、第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が第2の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第1の位置に変位するように、永久磁石よりも強い磁力を加える電磁石と、含むものである。
この光通信機器では、当該光通信機器に電源が供給されている間は、この第1の光ファイバー・ケーブルが電磁石によって第1の位置に変位するので、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットに送られるようになる。そして、光通信機器に電源が供給されなくなると同時に、この第1の光ファイバー・ケーブルが永久磁石によって第2の位置に変位するので、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回するようになる。このようにして、光通信機器に電源が供給されなくなると同時に、自動的に、光通信機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回してその光通信機器から出力するようになる。
さらに、この光学部品または第1の光ファイバー・ケーブルを、この第1の位置,第2の位置でそれぞれ位置決めする位置決め手段を設けることが好適である。それにより、光通信機器に入力した光信号のルートを、光送受信ユニットに送られるルートと、光送受信ユニットを迂回するルートとの間で、正確に切り替えることができるようになる。
さらに、この光学部品または第1の光ファイバー・ケーブルを変位させる駆動機構が、この第1の位置,第2の位置でこの光学部品または第1の光ファイバー・ケーブルに接触することにより、この位置決め手段を兼ねるようにすることが好適である。それにより、少ない部品で、光通信機器に入力した光信号のルートを正確に切り替えることができるようになる。
本発明によれば、光送受信ユニットを設けた機器(光通信機器)を光ファイバー・ケーブルで複数台連続的に接続する場合に、途中の機器に電源が供給されていなくても、光送受信ユニットに電池等で電源を供給することなく、データを順次転送することができるという効果が得られる。
また、光通信機器に電源が供給されなくなると同時に、自動的に、光通信機器に入力した光信号を、光送受信ユニットを迂回させてその光通信機器から出力させることができるという効果も得られる。
以下、テレビジョン受像機,DVDプレーヤー,VTR,CSチューナーといったAV機器に本発明を適用した例について、図面を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明を適用したAV機器の、光通信に関連する部分の構成例を示すブロック図である(光通信以外の部分の構成は、一般のAV機器と同様であるので、図示を省略する)。このAV機器1には、2組の光端子2及び3と、2つの光送受信ユニット4及び5とが設けられている。
光端子2は、2心構造の光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入出力するための入力端子2a及び出力端子2bから成っている。光端子3も、同じく入力端子3a及び出力端子3bから成っている。
光送受信ユニット4と光送受信ユニット5とは、同一の構成のものであり、受光部6(例えばフォトダイオード)と、制御回路7と、発光部8(例えば半導体レーザー素子)とで構成されている。
入力端子2aと光送受信ユニット4との間には、光信号を直進して通過させる空間が存在しており、入力端子2aに入力した光信号R1は、この空間内を直進して光送受信ユニット4に送られる。光送受信ユニット4では、この光信号R1が、受光部6で光電変換されて、制御回路7に送られる。
制御回路7は、この光電変換されたデータのうちの自己のAV機器1宛てのデータのみを、光送受信ユニット4からAV機器1内のデコーダ9に取り込む。また、制御回路7は、この光電変換されたデータと、AV機器1内のエンコーダ10から供給された他のAV機器宛てのデータとを発光部8に送る。
発光部8は、このデータを光信号R2に変換する。光送受信ユニット4と出力端子3bとの間にも、光信号を直進して通過させる空間が存在しており、光信号R2は、この空間内を直進して出力端子3bに送られる。
同様にして、入力端子3aに入力した光信号R3は、空間内を直進して光送受信ユニット5に送られる。光送受信ユニット5でも、この光信号R3を光電変換し、自己のAV機器1宛てのデータのみをデコーダ9に取り込まれるとともに、この光電変換したデータと、エンコーダ10から供給された他のAV機器宛てのデータと光信号R4に変換する。光信号R4は、空間内を直進して出力端子2bに送られる。
光送受信ユニットのより具体的な構成(例えば受光部や発光部の構造や配置等)については従来から様々なものが提案されているが、光送受信ユニットを4,5がどのような具体的構成のものであっても本発明は適用可能である。
デコーダ9は、映像データや音声データやコントロールデータを所定の通信フォーマットにプロトコル変換するものであり、エンコーダ10は、この通信フォーマットのデータから映像データや音声データやコントロールデータを復号するものである。こうした通信フォーマットとしては、例えばIEEE1394が存在するが、どのような通信フォーマットで通信を行う場合にも本発明は適用可能である。
入力端子2a・光送受信ユニット4間の光信号R1の光路の横には、反射ミラー11が、この光路と直交する方向(図面に垂直な方向)に回動可能な状態で配置されている。光送受信ユニット4・出力端子3b間の光信号R2の光路の横にも、反射ミラー12が、反射ミラー11と同じ方法に回動可能な状態で配置されている。
入力端子3a・光送受信ユニット5間の光信号R3の光路の横にも、反射ミラー13が、この光路と直交する方向(図面に垂直な方向)に回動可能な状態で配置されている。光送受信ユニット5・出力端子2b間の光信号R4の光路の横にも、反射ミラー14が、反射ミラー13と同じ方法に回動可能な状態で配置されている。
反射ミラー11〜14は、例えばガラス基板に強磁性体の金属を蒸着するといったように、強磁性体を材料として用いて構成されている。反射ミラー11〜14の近傍には、それぞれ電磁石15〜18が設けられている。電磁石15〜18は、ACコンセントからAV機器1に供給される電源に基づき、反射ミラー11〜14を構成する強磁性体に対して磁力を加えることにより、図1に示すように、反射ミラー11〜14を電磁石15〜18のほうに回動させ、電磁石15〜18自身に反射ミラー11〜14を接触させることにより、光信号R1〜R4の光路を妨げない第1の回動位置に反射ミラー11〜14を位置決めさせる。
また、反射ミラー11〜14の近傍には、それぞれ永久磁石19〜22が設けられている。電磁石15〜18としてはこの永久磁石19〜22よりも磁力が強いものが用いられており、したがって、AV機器1に電源が供給されているときは、反射ミラー11〜14が永久磁石19〜22のほうに回動することはない。
しかし、AV機器1に電源が供給されていないときは、図2に示すように、反射ミラー11,13が永久磁石19,21のほうに回動し、永久磁石19,21自身に反射ミラー11,13が接触することにより、光信号R1,R2の光路上でミラー面が入力端子2a,3aに対向する第2の回動位置に反射ミラー11,13が位置決めされる。また、反射ミラー12,14が永久磁石20,22のほうに回動し、永久磁石20,22自身に反射ミラー12,14が接触することにより、光信号R3,R4の光路上でミラー面が出力端子2b,3bに対向する第2の回動位置に反射ミラー12,14が位置決めされる。
この第2の回動位置に位置決めされた反射ミラー11によって光信号R1が反射される方向には、光信号R1を順次反射させて反射ミラー12に導く反射ミラー23及び24が設けられている。反射ミラー23及び24によって反射ミラー12に導かれた光信号R1は、反射ミラー12で反射されて、出力端子3bに送られる。
同様に、この第2の回動位置に位置決めされた反射ミラー13によって光信号R3が反射される方向には、光信号R3を順次反射させて反射ミラー14に導く反射ミラー25及び26が設けられている。反射ミラー25及び26によって反射ミラー14に導かれた光信号R3は、反射ミラー14で反射されて、出力端子2bに送られる。
このようにして、AV機器1に電源が供給されていないとき、入力端子2a,3aに入力した光信号R1,R3のルートは、それぞれ光送受信ユニット4,5を迂回して出力端子3b,2bに送られるルートに変更される。
次に、このAV機器1を光ファイバー・ケーブルで複数台鎖状に連続的に接続して、映像データや音声データやコントロールデータを順次転送する様子について説明する。図3は、このAV機器1を、テレビジョン受像機31,DVDプレーヤー32,VTR33,VTR34,CSチューナー35,VTR36として具体化して描いたものであり、各々の機器31〜36が、図1に示したような構成を有している。
テレビジョン受像機31の光端子(図示を省略しているが、図1の光端子2)とDVDプレーヤー32の光端(図示を省略しているが、図1の光端子3)とが、2心構造の光ファイバー・ケーブルF1で接続されている。また、DVDプレーヤー32の光端子2とVTR33の光端子3とが、2心構造の光ファイバー・ケーブルF2で接続されている。また、VTR33の光端子2とVTR34の光端子3とが、2心構造の光ファイバー・ケーブルF3で接続されている。また、VTR34の光端子2とCSチューナー35の光端子3とが、2心構造の光ファイバー・ケーブルF4で接続されている。また、CSチューナー35の光端子2とVTR36の光端子3とが、2心構造の光ファイバー・ケーブルF5で接続されている。このようにして、6台のAV機器が、5本の光ファイバー・ケーブルF1〜F5で鎖状に連続的に接続されている。
ここで、VTR36に録画した番組を、テレビジョン受像機31に表示する場合の通信の様子を説明する。6台のAV機器の全てに電源が供給されている(全てのAV機器の電源プラグがACコンセントに差し込まれている)ときには、各AV機器内では、図1に示したように、反射ミラー11〜14が電磁石15〜18によって第1の回動位置に変位・位置決めされるので、入力端子2a,3aに入力した光信号がそれぞれ光送受信ユニット4,5を経て出力端子3b,2bに送られる。
したがって、このとき、VTR36の光端子3から光信号として出力された映像データや音声データやコントロールデータが、光ファイバー・ケーブルF5を通してCSチューナー35の光端子2に入力し、CSチューナー35内の光送受信ユニット4を経てCSチューナー35の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF4を通してVTR34の光端子2に入力し、VTR34内の光送受信ユニット4を経てVTR34の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF3を通してVTR33の光端子2に入力し、VTR33内の光送受信ユニット4を経てVTR33の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF2を通してDVDプレーヤー32の光端子2に入力し、DVDプレーヤー32内の光送受信ユニット4を経てDVDプレーヤー32の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF1を通してテレビジョン受像機31の光端子2に入力する。これにより、VTR36からテレビジョン受像機31にまでデータが順次転送される。
他方、例えばテレビジョン受像機31及びVTR36だけに電源が供給されており、途中のDVDプレーヤー32,VTR33,VTR34及びCSチューナー35には節電等の目的で電源が供給されていない(電源プラグがACコンセントから外されている)ときには、DVDプレーヤー32,VTR33,VTR34及びCSチューナー35内では、図2に示したように、反射ミラー11〜14が永久磁石19〜22によって第2の回動位置に変位・位置決めされるので、入力端子2a,3aに入力した光信号がそれぞれ光送受信ユニット4,5を迂回して出力端子3b,2bに送られる。
したがって、このとき、VTR36の光端子3から光信号として出力された映像データ,音声データ及びコントロールデータが、光ファイバー・ケーブルF5を通してCSチューナー35の光端子2に入力し、CSチューナー35内の光送受信ユニット4を迂回して(すなわち光信号のまま)CSチューナー35の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF4を通してVTR34の光端子2に入力し、VTR34内の光送受信ユニット4を迂回してVTR34の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF3を通してVTR33の光端子2に入力し、VTR33内の光送受信ユニット4を迂回してVTR33の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF2を通してDVDプレーヤー32の光端子2に入力し、DVDプレーヤー32内の光送受信ユニット4を迂回してDVDプレーヤー32の光端子3から出力され、光ファイバー・ケーブルF1を通してテレビジョン受像機31の光端子2に入力する。これにより、やはり、VTR36からテレビジョン受像機31にまでデータが順次転送される。
ここでは VTR36・テレビジョン受像機31間の通信を例にとったが、光ファイバー・ケーブルF1〜F5として高速・大容量の光ファイバー・ケーブルを用いることにより、複数組の機器の間で同時に通信を行う(例えば、VTR36・テレビジョン受像機31間で通信を行ってテレビジョン受像機31に番組を表示するのと同時に、CSチューナー35・VTR33間で通信を行ってVTR33に番組を録画したり、DVDプレーヤー32・VTR34間で通信を行ってダビングを行う)ことも可能である。
このように、6台のAV機器の間で映像データや音声データやコントロールデータを順次転送することができるので、ケーブルの本数が少なくて済むとともに、ケーブルを繋ぎ直す必要もなくなる。また、新たな機器を追加する場合にも、両端に位置するテレビジョン受像機31またはVTR36に光ファイバー・ケーブルで新たな機器を接続するだけで足りる。
そして、これらの6台のAV機器のうちの途中の機器に電源が供給されていないときでも、光信号がその機器内の光送受信ユニット4,5を迂回するので、光送受信ユニット4,5に電池等で電源を供給することなく、データを順次転送することができる。
さらに、図2に示したように、AV機器1に電源が供給されなくなると同時に、反射ミラー11〜14が永久磁石19〜22によって第2の回動位置に変位するので、AV機器1に入力した光信号R1,R3が光送受信ユニット4,5を迂回するようになる。したがって、AV機器1に電源が供給されなくなると同時に、自動的に、AV機器1に入力した光信号R1,R3を光送受信ユニット4,5を迂回させてAV機器1から出力することができる。
さらに、電磁石15〜18,永久磁石19〜22がそれぞれ反射ミラー11〜14と接触することによって反射ミラー11〜14を第1の回動位置(図1),第2の回動位置(図2)に位置決めするので、AV機器1に入力した光信号R1,R3のルートを、光送受信ユニット4,5に送られるルートと、光送受信ユニット4,5を迂回するルートとの間で、正確に切り替えることができる。
さらに、反射ミラー11〜14を回動させる電磁石15〜18,永久磁石19〜22自身がこうした位置決め手段を兼ねているので、少ない部品で、AV機器1に入力した光信号R1,R3のルートを正確に切り替えることができる。
次に、図4は、本発明を適用したAV機器の、光通信に関連する部分の別の構成例を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一の符号を付している。
このAV機器51内では、入力端子2a,出力端子3b,入力端子3a,出力端子2bに、それぞれ1心構造の光ファイバー・ケーブル52,53,54,55の一方の端部が繋がれている。
また、光送受信ユニット4の受光部6に、1心構造の光ファイバー・ケーブル56の一方の端部が繋がれ、光送受信ユニット4の発光部8に、1心構造の光ファイバー・ケーブル57の一方の端部が繋がれている。光送受信ユニット5の受光部6に、1心構造の光ファイバー・ケーブル58の一方の端部が繋がれ、光送受信ユニット5の発光部8に1心構造の、光ファイバー・ケーブル59の一方の端部が繋がれている。
さらに、光送受信ユニット4を迂回するようにして1心構造の光ファイバー・ケーブル60が配置されるとともに、光送受信ユニット5を迂回するようにして1心構造の光ファイバー・ケーブル61が配置されている。
光ファイバー・ケーブル52〜59の他方の端部と、光ファイバー・ケーブル60及び61の両端部とは、それぞれ光ファイバの心線が露出している。そして、光ファイバー・ケーブル56〜61は、それぞれAV機器51内での位置を固定されている。
光ファイバー・ケーブル52は、図示しないガイド部材に沿って、光ファイバー・ケーブル52の露出端が光ファイバー・ケーブル56の露出端と突き合わされる第1の位置と、光ファイバー・ケーブル52の露出端が光ファイバー・ケーブル60の露出端と突き合わされる第2の位置との間で変位可能になっている。
光ファイバー・ケーブル53も、図示しないガイド部材に沿って、光ファイバー・ケーブル53の露出端が光ファイバー・ケーブル57の露出端と突き合わされる第1の位置と、光ファイバー・ケーブル53の露出端が光ファイバー・ケーブル60の露出端と突き合わされる第2の位置との間で変位可能になっている。
光ファイバー・ケーブル54も、図示しないガイド部材に沿って、光ファイバー・ケーブル54の露出端が光ファイバー・ケーブル58の露出端と突き合わされる第1の位置と、光ファイバー・ケーブル54の露出端が光ファイバー・ケーブル61の露出端と突き合わされる第2の位置との間で変位可能になっている。
光ファイバー・ケーブル55も、図示しないガイド部材に沿って、光ファイバー・ケーブル55の露出端が光ファイバー・ケーブル59の露出端と突き合わされる第1の位置と、光ファイバー・ケーブル55の露出端が光ファイバー・ケーブル61の露出端と突き合わされる第2の位置との間で変位可能になっている。
光ファイバー・ケーブル52〜55は、被膜に強磁性体を材料として用いて構成されている。電磁石15〜18は、それぞれ光ファイバー・ケーブル52〜55の近傍に設けられている。電磁石15〜18は、ACコンセントからAV機器51に供給される電源に基づき、光ファイバー・ケーブル52〜55を構成する強磁性体に対して磁力を加えることにより、図4に示すように、光ファイバー・ケーブル52〜55を電磁石15〜18のほうに変位させ、電磁石15〜18自身に光ファイバー・ケーブル52〜55を接触させることにより、光ファイバー・ケーブル52〜55を第1の位置(光ファイバー・ケーブル52,53,54,55の露出端がそれぞれ光ファイバー・ケーブル53,54,58,59の露出端と突き合わされる位置)に位置決めさせる。
また、永久磁石19〜22も、それぞれ光ファイバー・ケーブル52〜55の近傍に設けられている。AV機器1に電源が供給されていないときは、図5に示すように、光ファイバー・ケーブル52〜55が永久磁石19〜22のほうに変位し、永久磁石19〜22自身に光ファイバー・ケーブル52〜5が接触することにより、光ファイバー・ケーブル52〜55が第2の位置(光ファイバー・ケーブル52,53,54,55の露出端がそれぞれ光ファイバー・ケーブル60,60,61,61の露出端と突き合わされる位置)に位置決めされる。
このようにして、AV機器51に電源が供給されていないとき、入力端子2a,3aに入力した光信号Rのルートは、それぞれ光送受信ユニット4,5を迂回して出力端子3b,2bに送られるルートに変更される。
したがって、このAV機器51を光ファイバー・ケーブルで複数台鎖状に連続的に接続すれば、〔実施例1〕で図3を用いて説明したのと全く同様にして、途中の機器に電源が供給されていなくても、光送受信ユニットに電池等で電源を供給することなく、データを順次転送することができる。
さらに、図5に示したように、AV機器51に電源が供給されなくなると同時に、光ファイバー・ケーブル52〜55が永久磁石19〜22によって第2の位置に変位するので、AV機器51に入力した光信号が光送受信ユニット4,5を迂回するようになる。したがって、AV機器51に電源が供給されなくなると同時に、自動的に、AV機器51に入力した光信号を光送受信ユニット4,5を迂回させてAV機器51から出力することができる。
さらに、電磁石15〜18,永久磁石19〜22がそれぞれ光ファイバー・ケーブル52〜55と接触することによって光ファイバー・ケーブル52〜55を第1の位置(図4),第2の位置(図5)に位置決めするので、AV機器51に入力した光信号のルートを、光送受信ユニット4,5に送られるルートと、光送受信ユニット4,5を迂回するルートとの間で、正確に切り替えることができる。
さらに、光ファイバー・ケーブル52〜55を変位させる電磁石15〜18,永久磁石19〜22自身がこうした位置決め手段を兼ねているので、少ない部品で、AV機器51に入力した光信号のルートを正確に切り替えることができる。
なお、以上の例では、AV機器に電源が供給されていない(電源プラグがACコンセントから外されている)ときに、AV機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回するようにしている。これに対し、AV機器に電源が供給されているがAV機器の電源スイッチがオフになっているときには、その電源で電磁石15〜18を動作させて、光信号を光送受信ユニットに送ることも可能であるし、逆に、電磁石15〜18を動作させずに、光送受信ユニットを迂回させることも可能である。この点については、そのAV機器が他のAV機器から制御される(例えば、図3のテレビジョン受像機31がVTR36等から制御されて電源スイッチをオンにされる)場合には光信号を光送受信ユニットに送り、そうでない場合には送受信ユニットを迂回させる、といったように、送受信ユニットを迂回させるか否かを適宜決定すればよい。
また、〔実施例1〕では、反射ミラー11〜14によって光信号の進行方向を変化させているが、反射ミラー以外の光学素子(例えばプリズム)によって光信号の進行方向を変化させるようにしてもよい。
また、以上の例では、電磁石15〜18及び永久磁石19〜22によって反射ミラー11〜14や光ファイバー・ケーブル52〜55を変位させているが、磁石以外の駆動機構(例えばモーターやギアやバネ等を組み合わせた駆動機構)によって反射ミラー11〜14や光ファイバー・ケーブル52〜55を変位させるようにしてもよい。
また、以上の例のAV機器は、2心構造の光ファイバー・ケーブルで双方向通信を行うようになっている。しかし、これに限らず、1心構造の光ファイバー・ケーブルで全2重双方向通信または半2重双方向通信を行うようにしてもよい。
また、以上の例ではAV機器に本発明を適用しているが、これに限らず、データを処理するあらゆる機器(特に、電源が常時供給されるとは限らないもの)に本発明を適用してよい。
本発明を適用したAV機器の光通信に関連する部分の構成例を示すブロ要部の構成例を示すブロック図である。 図1のAV機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回する様子を示す図である。 図1のAV機器を複数台連続的に接続した様子を例示する図である。 本発明を適用したAV機器の光通信に関連する部分の別の構成例を示すブロック図である。 図4のAV機器に入力した光信号が光送受信ユニットを迂回する様子を示す図である。 従来のAV機器の接続方法を示す図である。 光送受信ユニットの構成の概要を示すブロック図である。
符号の説明
1,51 AV機器、 2,3 光端子、 2a,3a 入力端子、 2b,3b 出力端子、 4,5 光送受信ユニット、 6 受光部、 7 制御回路、 8 発光部、 9 デコーダ、 10 エンコーダ、 11〜14,23,24 反射ミラー、 15〜18 電磁石、 19〜22 永久磁石、 31 テレビジョン受像機、 32 DVDプレーヤー、 33,34,36 VTR、 35 CSチューナー、 52〜61,F1〜F5 光ファイバー・ケーブル

Claims (9)

  1. 光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、
    光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、
    前記光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して前記光出力端子に送る光送受信ユニットと、
    磁性体を含んで構成される、前記光入力端子に入力した光信号の進行方向を変えるための光学部品と、
    前記光学部品の位置を変位させるための駆動機構と、を有し、
    前記光入力端子に入力した光信号が、空間内を通過して前記光送受信ユニットに送られる光通信機器において、
    前記駆動機構は、
    前記光通信機器に電源が供給されていないとき、前記光学部品に対して、前記光入力端子に入力した光信号を前記光送受信ユニットを迂回して前記光出力端子に向かわせる第2の位置に変位させるように磁力を加える永久磁石と、
    前記光通信機器に電源が供給されているとき、前記光通信機器に供給される電源に基づき、前記光学部品に対して、前記光入力端子に入力した光信号を前記光送受信ユニットに向かわせる第1の位置に変位させるように、前記永久磁石よりも強い磁力を加える電磁石と、
    を含む光通信機器。
  2. 請求項1に記載の光通信機器において、
    前記光学部品は反射ミラーであ
    通信機器。
  3. 請求項に記載の光通信機器において、
    前記光学部品を、前記第1の位置,前記第2の位置でそれぞれ位置決めする位置決め手段
    をさらに備えた光通信機器。
  4. 請求項に記載の光通信機器において、
    前記駆動機構が、前記第1の位置,前記第2の位置で前記光学部品に接触することにより、前記位置決め手段を兼ね
    通信機器。
  5. 光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、
    光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、
    前記光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して前記光出力端子に送る光送受信ユニットと、
    前記光入力端子に一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第1の光ファイバー・ケーブルと、
    前記光送受信ユニットに一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第2の光ファイバー・ケーブルと、
    前記光送受信ユニットを迂回するように配置された、磁性体を含んで構成される第3の光ファイバー・ケーブルと、
    前記第1の光ファイバー・ケーブルの位置を変位させるための駆動機構と、
    を有する光通信機器において、
    前記駆動機構は、
    前記光通信機器に電源が供給されていないとき、前記第1の光ファイバー・ケーブルに対して、前記第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が前記第3の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第2の位置に変位するように磁力を加える永久磁石と、
    前記光通信機器に電源が供給されているとき、前記光通信機器に供給される電源に基づき、前記第1の光ファイバー・ケーブルに対して、前記第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が前記第2の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第1の位置に変位するように、前記永久磁石よりも強い磁力を加える電磁石と、
    を含む光通信機器。
  6. 請求項に記載の光通信機器において、
    前記第1の光ファイバー・ケーブルを、前記第1の位置,前記第2の位置でそれぞれ位置決めする位置決め手段
    をさらに備えた光通信機器。
  7. 請求項に記載の光通信機器において、
    前記駆動機構が、前記第1の位置,前記第2の位置で前記第1の光ファイバー・ケーブルに接触することにより、前記位置決め手段を兼ね
    通信機器。
  8. 光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、
    光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、
    前記光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して前記光出力端子に送る光送受信ユニットと、
    磁性体を含んで構成される、前記光入力端子に入力した光信号の進行方向を変えるための光学部品と、を有し、
    前記光入力端子に入力した光信号が、空間内を通過して前記光送受信ユニットに送られる光通信機器における光信号の入出力方法において、
    前記光通信機器に電源が供給されていないとき、前記光学部品に対して、前記光入力端子に入力した光信号を前記光送受信ユニットを迂回して前記光出力端子に向かわせる第2の位置に変位させるように磁力を加える第1ステップと、
    前記光通信機器に電源が供給されているとき、前記光通信機器に供給される電源に基づき、前記光学部品に対して、前記光入力端子に入力した光信号を前記光送受信ユニットに向かわせる第1の位置に変位させるように、前記第1ステップよりも強い磁力を加える第2ステップと
    を含む光通信機器における光信号の入出力方法。
  9. 光ファイバー・ケーブルを通して光信号を入力するための光入力端子と、
    光ファイバー・ケーブルを通して光信号を出力するための光出力端子と、
    前記光入力端子に入力した光信号を電気信号に変換し、該電気信号からデータを取り込むとともに、該電気信号を光信号に変換して前記光出力端子に送る光送受信ユニットと、
    前記光入力端子に一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第1の光ファイバー・ケーブルと、
    前記光送受信ユニットに一方の端部が繋がれた、磁性体を含んで構成される第2の光ファイバー・ケーブルと、
    前記光送受信ユニットを迂回するように配置された、磁性体を含んで構成される第3の光ファイバー・ケーブルと、
    を有する光通信機器における光信号の入出力方法において、
    前記光通信機器に電源が供給されていないとき、前記第1の光ファイバー・ケーブルに対して、前記第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が前記第3の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第2の位置に変位するように磁力を加える第1ステップと、
    前記光通信機器に電源が供給されているとき、前記光通信機器に供給される電源に基づき、前記第1の光ファイバー・ケーブルに対して、前記第1の光ファイバー・ケーブルの他方の端部が前記第2の光ファイバー・ケーブルの他方の端部と突き合わされる第1の位置に変位するように、前記第1ステップよりも強い磁力を加える第2ステップと
    を含む光通信機器における光信号の入出力方法。
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