JP4606003B2 - ラミネート装置の加圧機構 - Google Patents

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本発明は、一対の加圧盤間に挟んだ積層基材を加圧してICカード等を製造するラミネート装置の加圧機構に関する。
従来、ICチップ等の電子部品を内蔵した薄型のICカードを製造するラミネート装置は知られており、既に、本出願人も、この種のラミネート装置に用いて好適なICカード製造装置(ラミネート装置)を、特許第3381027号により提案した。
このICカード製造装置は、ICチップ等の電子部品をシート生地材により挟んで構成した積層基材を熱圧着してICカードを製造するものであり、積層基材を両面側から挟んで密封する上挟持部と下挟持部からなる積層基材挟持部と、この積層基材挟持部の内部を脱気する脱気部と、前記積層基材を挟んで脱気されている積層基材挟持部を正規の加熱温度よりも低い予熱温度により昇温する予熱プレス部と、この予熱プレス部から送られ、かつ積層基材を挟んで脱気されている積層基材挟持部を正規の加熱温度により熱圧着する熱圧着プレス部と、この熱圧着プレス部から送られ、かつ積層基材を挟んで脱気されている積層基材挟持部を冷却する冷却プレス部を備える。これにより、積層基材に対する加熱制御及び加圧制御が、異なる予熱プレス部,熱圧着プレス部,冷却プレス部によりそれぞれ独立して行われるため、製造サイクル時間の短縮により、生産性及び量産性の向上、さらには省エネルギ性及び経済性が高められるとともに、積層基材が、密封状態かつ脱気状態の積層基材挟持部の内部に収容されることにより、加熱状態及び加圧状態の連続性が確保、即ち、積層基材に対する保温性と保圧性が確保され、品質及び均質性の向上により、商品性が高められる。
特許第3381027号
しかし、上述したICカード製造装置(ラミネート装置)は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、熱圧着工程等における加圧力に対して低圧から高圧までの広い圧力制御範囲を設定する場合には限界があり、目的とする広い圧力範囲に対する安定した細かな圧力制御パターンを確保しにくい。
第二に、特に、高圧における圧力を高くした場合、低圧における制御精度が低下するなど、低圧から高圧までの広い圧力制御範囲全体における高度の制御精度を得にくい。
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を解決したラミネート装置の加圧機構の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、一対の加圧盤2u,2d間に介在させた積層基材Wを加圧するラミネート装置Mの加圧機構1を構成するに際して、加圧盤2dを加圧する複数のシリンダ群Bx,Byに分けた複数の二次加圧シリンダ3a,3b、3c,3d…と、各シリンダ群Bx,Byにそれぞれ接続して各シリンダ群Bx,Byにおける二次加圧シリンダ3a,3b、3c,3d…を駆動する複数の一次加圧シリンダ4x,4yと、加圧モード時に加圧盤2dを加圧方向に対して同一方向へ加圧し、かつ加圧解除モード時に反対方向へ引張る補助シリンダ13とを備え、一次加圧シリンダ4x,4yには、第一流体Aを供給可能な後室21x,21y及び第二流体Lを収容可能な前室22x,22yを有する低圧出力用の第一シリンダ部11x,11yと、第一流体Aを供給可能な後室23x,23y及び第二流体Lを収容可能なピストンロッド室24x,24yを有する高圧出力用の第二シリンダ部12x,12yとを設け、第一シリンダ部11x,11yの前室22x,22yと第二シリンダ部12x,12yのピストンロッド室24x,24yをそれぞれ合流させることにより対応する二次加圧シリンダ3a,3b,3c,3d,3e,3fに接続するとともに、少なくとも第二シリンダ部12x,12yを、入力する圧力を増圧して出力する増圧シリンダにより構成し、かつ増圧比を第一シリンダ部11x,11yの増圧比よりも大きく設定し、さらに、第一シリンダ部11x,11yによる低圧領域の駆動制御,第二シリンダ部12x,12yによる高圧領域の駆動制御及び選択した一次加圧シリンダ4x,4yによる中域領域の駆動制御を行う駆動制御手段5を備えてなることを特徴とする。
これにより、低圧側の制御領域、例えば、中圧制御領域では、一方の一次加圧シリンダ4xを駆動制御し、対応するシリンダ群Bxの二次加圧シリンダ3a,3bを駆動することにより中圧制御を行うことができるとともに、高圧側の制御領域では、一次加圧シリンダ4xの駆動制御に加えて、他方の一次加圧シリンダ4yも駆動制御し、対応するシリンダ群Byの二次加圧シリンダ3c,3d,3e,3fを駆動することにより高圧制御を行うことができる。
よって、本発明に係るラミネート装置Mの加圧機構1は、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 複数のシリンダ群Bx,Byに分けた複数の二次加圧シリンダ3a,3b,3c…と、各シリンダ群Bx,Byにそれぞれ接続して各シリンダ群Bx,Byにおける二次加圧シリンダ3a…を駆動する複数の一次加圧シリンダ4x,4yとを備えるため、熱圧着工程等の広い圧力制御範囲に対する安定した細かな圧力制御パターンを容易に確保できるとともに、広い圧力制御範囲全体における高度の制御精度を得ることができる。
(2) 熱圧着工程等の広い圧力制御範囲における安定した圧力制御パターン及び高度の制御精度を得ることにより、ICカード等の更なる品質向上を図ることができる。また、熱圧着工程等の低圧,中圧及び高圧の広い圧力制御範囲における安定した細かな圧力制御パターンを容易に確保できるとともに、低圧,中圧及び高圧の広い圧力制御範囲全体における高度の制御精度を得ることができる。
(3) 加圧モード時に加圧盤2dを加圧方向に対して同一方向へ加圧し、かつ加圧解除モード時に反対方向へ引張る補助シリンダ13を備えるため、加圧モード時には、補助シリンダ13の駆動制御により、下熱盤2dの自重(荷重)等を相殺することができる。これにより、下熱盤2dを加圧する各二次加圧シリンダ3a,3b,3c…に積層基材Wに対する加圧力のみを負担させることができ、安定した圧力制御を実現できる。また、加圧解除モードには、補助シリンダ13の駆動制御により、下熱盤2dを後退移動(下降)させることができ、加圧系における回路構成の簡略化に貢献できる。
本発明に係るラミネート装置Mの加圧機構1によれば、最良の形態により、第一流体Aには、エアを用いるとともに、第二流体Lには、オイルを用いる。これにより、一次加圧シリンダ4x…に空気圧(エアA)を用いても、二次加圧シリンダ3a…には油圧(オイルL)が作用するため、加圧盤2dに対して安定した加圧力を付与できる。
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の理解を容易にするため、本実施例に係る加圧機構1を備えるラミネート装置Mの概要について、図7〜図11を参照して説明する。
最初に、ラミネート装置Mで用いるワークトレー31及び積層基材Wについて、図7〜図9を参照して説明する。
図7は、ICカードを製造するための積層基材Wの分解図を示す。図7において、Eは部品シートであり、この部品シートE上には、ICチップEiとアンテナEaを有する電子部品が、縦横に配列された状態で複数実装される。そして、部品シートEは、上下一対のシート生地材Ca,Cbにより挟まれる。各シート生地材Ca,Cbは、例えば、外側の樹脂シート(ポリエチレンテレフタレート等)及びこの内側の不織布を有し、各シート生地材Ca,Cbの内面には接着剤が塗布されている。このような積層基材Wは別工程で製造され、積層された部品シートE及びシート生地材Ca,Cbは複数位置がスポット溶接等により仮固定されている。
他方、図8及び図9は、この積層基材Wを収容するワークトレー31を示す。ワークトレー31は、下側のトレー部32と、このトレー部32の上面に重なる上側のカバー部33を備える。トレー部32は、アルミニウム材等により枠形に構成した支持フレーム部34と、平板により形成した矩形のトレー本体部35を備える。トレー本体部35は、四辺から突出した複数の係合片35s…を有し、この係合片35s…が支持フレーム部34に係合する。この場合、支持フレーム部34の上面における所定位置に複数の係合凹部を設け、各係合凹部に係合片35s…を収容するとともに、各係合凹部をカバープレート34c…で覆うことにより、各係合片35s…を支持フレーム部34に係合させることができる。これにより、支持フレーム部34の内側にトレー本体部35が支持される。
また、カバー部33は、平板により形成するとともに、トレー本体部35とほぼ同じ大きさの矩形に形成し、下面には四辺に沿った一定の厚さを有する矩形枠状のシール部36を固着する。なお、トレー部32及びカバー部33は、一定の厚さを有するステンレス材等により形成することができ、厚さは3〔mm〕以内、望ましくは1〔mm〕程度が好適である。これにより、トレー本体部35の上面に積層基材Wを載せ、上からカバー部33を重ねれば、トレー本体部35とカバー部33間には、積層基材Wを収容した密閉空間Kが形成される。
一方、支持フレーム部34の搬送方向における右側の隅部には、真空接続部37を設ける。この真空接続部37は、上面に被吸着面38fを有する接続体部38と、この接続体部38とトレー本体部35に形成した吸気孔35oを接続する接続通路部39を備え、被吸着面38fに開口する真空接続口38foとトレー本体部35の下面側に開口する吸気孔35oは通気路により連通接続する。この場合、接続体部38には、通気路に接続された逆止弁を内蔵するとともに、この逆止弁の機能を解除する解除操作部を備える。また、支持フレーム部34の左右のフレームメンバには、円筒形の真空タンク40p,40qを設置し、一方の真空タンク40qは、接続体部38の内部における通気路に直接接続するとともに、他方の真空タンク40pは、支持フレーム部34の左側の隅部に設けた真空接続部41を介してワークトレー31の密閉空間Kに接続される。この真空接続部41は、真空接続部37と同様の接続体部42と接続通路部43を有するが、被吸着面38f等は備えておらず、密閉空間Kと真空タンク40pを接続するのみである。
さらに、接続体部42の上面には、被検出子45を設ける。この被検出子45は、接続体部42に挿通させたシャフト部45sと、このシャフト部45sの上端に設け、後述する検出部78により検出されるヘッド部45hを有し、接続体部42に対して上方へ引き出した検出位置と下方へ押し込んだ非検出位置へ選択的に変位させることができる。これにより、被検出子45が検出位置にあるときは、検出部78により検出されるとともに、非検出位置にあるときは、検出部78により検出されなくなる。
図10は、ラミネート装置Mの全体構成を示す。ラミネート装置Mは、同図に示すように、平面方向から見て全体が矩形枠状(ロの字形)となる搬送路Rを有する。この搬送路Rは、水平面上において平行に配した処理搬送部Rpと戻搬送部Rrを備えるとともに、処理搬送部Rpと戻搬送部Rrの一端側間に配した導入搬送部Riと、処理搬送部Rpと戻搬送部Rrの他端側間に配した排出搬送部Roを備え、これにより、全体が矩形枠状の搬送路Rとなる。
戻搬送部Rrは、搬送方向に対し、左右一対のガイドレール51p,51qと、このガイドレール51p,51qの内側に配した複数の搬送ローラ機構52…を備える。また、処理搬送部Rpは、搬送方向に対し、左右一対の搬送キャリア53p,53qを備え、この搬送キャリア53p,53qは、駆動部54…により搬送方向における前後(矢印Dm方向)の二位置へ選択的に移動させることができ、図10中、実線の搬送キャリア53p,53qが後退位置、仮想線の搬送キャリア53ps,53qsが前進位置となる。この搬送キャリア53p,53qには、ワークトレー31の左右両端が載置される。
一方、導入搬送部Riは、各ガイドレール51p,51q及び各搬送キャリア53p,53q間に配した複数の搬送ローラ機構56r…を有する搬送機構56を備え、この搬送機構56は、上下方向における二位置へ選択的に昇降させることができる。また、排出搬送部Roは、各ガイドレール51p,51q及び各搬送キャリア53p,53q間に配した複数の搬送ローラ機構57r…を有する搬送機構57を備え、この搬送機構57は、上下方向における二位置へ選択的に昇降させることができる。
そして、導入搬送部Riの始点となる搬送路Rにおける隅部には、ワークトレー31に積層基材Wを装填する装填部61を配設する。装填部61は、ワークトレー31における上側のカバー部33を下側のトレー部32に対して着脱するカバー着脱部62を備え、このカバー着脱部62は、先端に吸着部を有する着脱アーム63と、この着脱アーム63の後端を所定角度回転させる回転駆動部64を有する。また、処理搬送部Rpの始点となる搬送路Rにおける次の隅部には、ワークトレー31の待機部65を設けるとともに、排出搬送部Roの始点となる搬送路Rにおける次の隅部には、ワークトレー31の排出部66を設ける。さらに、待機部65と排出部66間には、真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68,冷却プレスユニット69を順次配設する。この場合、真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68及び冷却プレスユニット69は、いずれも図11に示すように、上側に固定して配した上加圧盤67u,2u,69uと、下側に配した昇降する下加圧盤67d,2d,69dを備える。これにより、各下加圧盤67d,2d,69dが上昇した際には、各下加圧盤67d,2d,69dの上方にセットされた各ワークトレー31…が一緒に上昇し、上加圧盤67u,2u,69uと下加圧盤67d,2d,69d間に挟まれることにより加圧される。このため、前述した搬送キャリア53p,53qの高さは、下加圧盤67d,2d,69dが下降した際に当該下加圧盤67d,2d,69dの上方に位置するワークトレー31…を支持し、かつ下加圧盤67d,2d,69dが上昇した際に当該下加圧盤67d,2d,69dに支持されるワークトレー31…よりも下方に位置するように設定する。なお、70は、搬送路Rの周囲に配した安全ウォールを示す。
このように構成されるラミネート装置Mの動作について、図10及び図11を参照して説明する。
全体的な概略動作としては、ワークトレー31が搬送路Rに沿って循環搬送されるとともに、積層基材Wが装填部61においてワークトレー31に装填(収容)され、真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68及び冷却プレスユニット69を経てラミネート処理される。図10中、矢印F1,F2,F3,F4は、ワークトレー31の搬送方向を示す。
今、ワークトレー31が戻搬送部Rrを経て装填部61に戻された状態を想定する。これにより、カバー着脱部62の着脱アーム63が回転駆動部64によって図10に実線で示す吸着位置へ回転変位し、先端の吸着部によりワークトレー31のカバー部33の上面を吸着する。この後、着脱アーム62は逆方向に所定角度回転変位し、カバー部33を吸着したまま図10に仮想線で示す待機位置で待機する。これにより、トレー部32からカバー部33が離脱する。
そして、予め準備した積層基材Wをトレー部32の上面にセットする。セットする方向を、図10において矢印Dwで示す。この場合、自動でセットしてもよいし、手動によりセットしてもよい。手動によりセットした場合には、不図示のスタートボタンを押すことにより、着脱アーム63が吸着位置へ回転変位し、カバー部33をトレー部32の上に載置するとともに、載置したなら着脱アーム63は待機位置まで戻される。これにより、積層基材Wは、トレー部32とカバー部33間に収容される。このように、積層基材Wをワークトレー31に収容することにより、各プレスユニット67〜69間の移動時における保温性及び保圧性が確保される。
次いで、導入搬送部Riにおける搬送機構56が上昇し、搬送ローラ機構56r…の回転動作により、ワークトレー31は待機部65まで搬送される。この際、ワークトレー31は、ガイドレール51p及び搬送キャリア53qを跨いで通過する。図11(a)は、真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68及び冷却プレスユニット69における全処理が終了し、下加圧盤67d,2d,69dが下降している状態を示している。この場合、搬送キャリア53p,53qは後退位置にあり、導入搬送部Riを搬送されたワークトレー31は、待機部65における搬送キャリア53p,53q上に載置される。真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68及び冷却プレスユニット69における処理の終了した各ワークトレー31…も、下加圧盤67d,2d,69dが下降していることにより、搬送キャリア53p,53q上に載置される。
したがって、駆動部54…を駆動制御して搬送キャリア53p,53qを、図10に仮想線で示す搬送キャリア53ps,53qsの位置(前進位置)まで一タクト分移動させれば、待機部65のワークトレー31は真空プレスユニット67にセットされ、真空プレスユニット67のワークトレー31は加熱プレスユニット68にセットされ、加熱プレスユニット68のワークトレー31は冷却プレスユニット69にセットされ、冷却プレスユニット69のワークトレー31は排出部66にセットされる。この状態を図11(b)に示す。この際、搬送キャリア53p,53qは、水平方向へ単に移動させるのみであり、このときの移動ストローク(一タクト分)は、予め正確に設定されている。
各ワークトレー31が次工程となる各ユニット67〜69にセットされたなら、最初に真空圧の判定処理が行われる。この場合、図1及び図2に示す加熱プレスユニット68では、エアシリンダを用いた四つのリフタ76…により、ワークトレー31を一旦所定の高さまで上昇させる。真空プレスユニット67及び冷却プレスユニット69においても、リフタ76…と同様のリフタにより、各ワークトレー31…を一旦所定の高さまで上昇させる。この状態を図11(c)に示す。この際、近接スイッチ等を用いた検出部78により、ワークトレー31における被検出子45の検出が行われ、被検出子45が検出位置にある場合には、前工程において正常に真空吸引されたことを確認できるため、真空圧の判定処理が行われるとともに、被検出子45が非検出位置にある場合には、前工程で既に不良トレーと判定されているため、真空圧の判定処理は行わない。
判定処理に際しては、エアシリンダ79により吸盤75が下降し、ワークトレー31に設けた被吸着面38fに吸着する。吸盤75は、真空ポンプを有する不図示の真空装置に接続されているため、この真空装置の作動により、ワークトレー31の内部空間が真空吸引される。そして、真空吸引時に、ワークトレー31に漏れ等の異常がないか否かの判定(検査)が行われる。この場合、真空ラインに接続された不図示の真空圧計により真空圧が検出され、正常値を満たしているか否か判定される。例えば、加熱プレスユニット68の真空圧の正常値が−96〔kPa〕に設定されている場合、−96〔kPa〕に満たないときは、不良トレーと判定する。不良トレーと判定された場合には、図1に示すエアシリンダ81により押子82を下降させ、ワークトレー31の被検出子45を下方へ押し込むことにより非検出位置に変位させる。したがって、次の冷却工程では検出部(78)により検出されなくなり、真空圧の判定処理をはじめ全ての冷却処理は行われない。
以上、加熱プレスユニット68における真空圧の判定処理を説明したが、真空プレスユニット67及び冷却プレスユニット69においても同様に行われる。この場合、冷却プレスユニット69における真空圧の正常値(例えば、−75〔kPa〕)は、加熱プレスユニット68の真空圧よりも低く設定されている。また、真空プレスユニット67に接続される真空装置は、冷却プレスユニット69と共通の真空装置を用いる。したがって、真空圧の正常値は、冷却プレスユニット69における真空圧の正常値と同じになる。真空プレスユニット67では、大気の状態から密閉空間Kに対する真空吸引処理が行われるため、真空吸引を開始した後、設定時間が経過しても−75〔kPa〕に達しない場合に、不良トレーと判定する。
真空圧の判定処理が終了したなら各下加圧盤67d,2d,69dを上昇させる。これにより、各ワークトレー31…は、上加圧盤67u,2u,69uと下加圧盤67d,2d,69d間に挟まれて加圧処理が行われる。この状態を図11(d)に示す。この際、ワークトレー31の真空圧が正常値を満たしていないとき、即ち、不良トレーと判定されている場合、対応する下加圧盤67d…は上昇しない。そして、真空プレスユニット67では、真空吸引処理が行われ、ワークトレー31の内部空間Kが真空吸引されることにより、積層基材Wの内部に含まれる気泡が完全に除去される。また、加熱プレスユニット68では後に詳細に説明する熱圧着処理が行われるとともに、冷却プレスユニット69では冷却処理が行われる。
一方、排出部66のワークトレー31は、排出搬送部Roにおける搬送機構57が上昇し、搬送ローラ機構57r…の回転動作により、戻搬送部Rr上に搬送される。この際、ワークトレー31は、搬送キャリア53q及びガイドレール51pを跨いで通過する。この状態では、下加圧盤67d,2d,69dと一緒に各ワークトレー31…が上昇し、搬送キャリア53p,53qから離れているとともに、不良トレーは、リフタ76…により支持されることにより、搬送キャリア53p,53qから離れているため、図11(e)に示すように、駆動部54…を駆動制御して搬送キャリア53p,53qを図10に実線で示す後退位置まで移動させる。
この後、真空プレスユニット67,加熱プレスユニット68及び冷却プレスユニット69における全処理が終了したなら、下加圧盤67d,2d,69dを下降させるとともに、不良トレーのリフタ76…を下降させる。この状態を図11(f)に示す。また、この状態では、待機部65に、次のワークトレー31が導入搬送部Riから搬送キャリア53p,53q上に搬送され、図11(a)に示した状態と同じになる。したがって、以下、同様の動作が繰り返される。
次に、本実施例に係る加圧機構1の構成について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
図1及び図2に、上述した加熱プレスユニット68に備える加圧機構1を示す。加熱プレスユニット68は、上下に離間して配した上支持盤91と下支持盤92を備え、連結シャフト93…により連結されている。そして、上支持盤91の下面には、加熱ヒータを内蔵する上熱盤(上加圧盤)2uを固定する。上熱盤2uの下面は平坦面であり、クッションシート94uが貼着されている。一方、この上熱盤2uの下方には、対向する下熱盤(下加圧盤)2dを配する。そして、この下熱盤2dが本実施例に係る加圧機構1により昇降可能に支持される。この下熱盤2dも上熱盤2uと同様に、加熱ヒータを内蔵するとともに、上面は平坦面であり、クッションシート94dが貼着されている。
加圧機構1は、図1(図4)に示すように、下支持盤92の下面に固定した六つの二次加圧シリンダ3a,3b,3c,3d,3e,3fを備え、各二次加圧シリンダ3a…は、三つずつ二列にして対称的に配する。各二次加圧シリンダ3a…のシリンダロッド3ar,3br,3cr,3dr,3er,3frは、下支持盤92の内部を貫通させ、上面から上方へ突出させるとともに、先端面を、下熱盤2dの下面に固定した対応する各当接板95…に当接させる。このようにシリンダロッド3ar…と当接板95…を当接状態にすることにより、熱膨張による下熱盤2dの横方向変位を吸収できる。この場合、各二次加圧シリンダ3a…は、図3に示すように、片ロッドタイプの油圧シリンダを用いる。これにより、下熱盤2dは、各二次加圧シリンダ3a…により加圧される。
さらに、図2に示すように、下支持盤92の下面には、一対の支持ロッド96m,96nを介して支持板97を取付け、この支持板97により補助シリンダ13を支持する。
この補助シリンダ13はエアシリンダを用いる。そして、補助シリンダ13のピストンロッド14の先端は、可動板98に結合し、この可動板98と下熱盤2dの下面は、下支持盤92の内部を貫通させた一対のリンクロッド99s,99tにより結合する。なお、100s…はリンクロッド99t…の外周面に装着したブッシュであり、これにより、リンクロッド99s…と下支持盤92間には、所定のクリアランスが設けられ、熱膨張による下熱盤2d(リンクロッド99s…)の横方向変位が吸収される。
他方、図3に示すように、二つの一次加圧シリンダ4x,4yを別途設ける。一方の一次加圧シリンダ4xは、低圧出力と高圧出力を切換可能に構成し、エア(第一流体)Aを供給可能な後室21x及びオイル(第二流体)Lを収容可能な前室22xを有する低圧出力用の第一シリンダ部11xと、エアAを供給可能な後室23x及びオイルLを収容可能なピストンロッド室24xを有する高圧出力用の第二シリンダ部12xを備えとともに、第一シリンダ部11xと第二シリンダ部12xの前室22xとピストンロッド室24xは合流させる。また、第二シリンダ部12xは増圧シリンダにより構成し、増圧比は第一シリンダ部11xの増圧比よりも大きく設定する。実施例は、第一シリンダ部11xの増圧比が1:1であり、第二シリンダ部12xの増圧比は1:25に設定されている。なお、26xは第一シリンダ部11xに内蔵する摺動自在のフロート部、29xは第二シリンダ部12xに内蔵するピストン部をそれぞれ示す。
他方の一次加圧シリンダ4yも一次加圧シリンダ4xと同一に構成する。一次加圧シリンダ4yにおいて、11yは第一シリンダ部、12yは第二シリンダ部、21yは第一シリンダ部11yの後室、22yは第一シリンダ部11yの前室、23yは第二シリンダ部12yの後室、24yは第二シリンダ部12yのピストンロッド室、26yは第一シリンダ部11yに内蔵するフロート部、29yは第二シリンダ部12yに内蔵するピストン部をそれぞれ示す。
一方、各二次加圧シリンダ3a,3b,3c…は、複数のシリンダ群Bx,Byに分ける。実施例は、真ん中に配した二つの二次加圧シリンダ3a,3bをシリンダ群Bxとし、この二次加圧シリンダ3a,3bの両側に配した四つの二次加圧シリンダ3c,3d,3e,3fをシリンダ群Byとした。そして、一次加圧シリンダ4xにおける第二シリンダ部12xのピストンロッド室24xは、シリンダ群Bxにおける二次加圧シリンダ3a,3bの後室に接続するとともに、一次加圧シリンダ4yにおける第二シリンダ部12yのピストンロッド室24yは、シリンダ群Byにおける二次加圧シリンダ3c,3d,3e,3fの後室に接続する。なお、各二次加圧シリンダ3a,3b,3c,3d,3e,3fの前室は、オイルタンク101に接続する。
さらに、制御手段5は、コンプレッサ等の空気圧源102、各種制御弁を有する空気圧制御回路103、シーケンス制御を行う制御部104を備え、空気圧源102及び制御部104は、それぞれ空気圧制御回路103に接続する。一方、各一次加圧シリンダ4x,4yにおける第一シリンダ部11x,11yの後室21x,21yは、空気圧制御回路103に接続するとともに、第二シリンダ部12x,12yの後室23x,23y及び前室28x,28yは、空気圧制御回路103に接続する。また、補助シリンダ13の前室13f及び後室13rも空気圧制御回路103に接続する。
次に、本実施例に係る加圧機構1の動作及び機能について、図1〜図6を参照して説明する。
実施例の加圧機構1は、低圧、中圧、高圧の各圧力領域の制御を容易に行うことができる。今、第一シリンダ部11x,11yのフロート部26x,26y及び第二シリンダ部12x,12yのピストン部29x,29yは、それぞれ後退した位置にあるものとする。したがって、下熱盤2dは下降した状態にある。また、補助シリンダ13の後室13rには、エアAが供給され、下熱盤2dの自重(荷重)等を相殺する加圧力が付与される。これにより、各二次加圧シリンダ3a,3b,3c…は、積層基材Wに対する加圧力のみを負担できるため、安定した圧力制御を実現できる。
この状態において、空気圧制御回路103から低圧出力用の第一シリンダ部11x,11yの後室21x,21yにエア(圧縮空気)Aを供給すれば、低圧領域、例えば、図5に示す0〜1.0〔MPa〕の低圧領域において安定した精度の高い制御を行うことができる。一方、空気圧制御回路103から高圧出力用の第二シリンダ部12x,12yの後室23x,23yにエアAを供給すれば、増圧シリンダを用いた第二シリンダ部12x,12yの機能により、高圧領域、例えば、図5に示す2.5〜17〔MPa〕の高圧領域において安定した精度の高い制御を行うことができる。
ところで、このように構成した場合、1.0〜2.5〔MPa〕の中圧領域の制御ができなくなる。そこで、中圧領域の制御は、一方の一次加圧シリンダ4xのみを駆動制御して行う。この場合、一方の一次加圧シリンダ4xは、二つの二次加圧シリンダ3a,3bのみが利用される。したがって、双方の一次加圧シリンダ4x,4yを同時に使用した場合に対して、1/3の加圧力を発生させることができ、実施例の場合、2.5/3〜17/3〔MPa〕、即ち、0.8〜5.7〔MPa〕の中圧領域において安定した精度の高い制御を行うことができる。
図6は、実際の加熱プレスユニット68による熱圧着工程における圧力制御パターンPsの一例を示している。この場合、最初に、0.8〔MPa〕の低圧の加圧力が、下熱盤2dに2秒間付与される。これにより、比較的高速で下熱盤2dが上昇する。なお、加圧モード時には、上述したように、補助シリンダ13が駆動制御され、下熱盤2dの自重(荷重)等が相殺されるため、下熱盤2dを加圧する各二次加圧シリンダ3a,3b,3c…は、積層基材Wに対する加圧力のみを負担でき、安定した圧力制御が実現される。そして、下熱盤2dに載置したワークトレー31が上熱盤2uの下面に接近したなら圧力切換が行われ、ワークトレー31が上熱盤2uの下面に当接した状態で0.3〔MPa〕の極低圧の加圧力が30秒間付与される。これにより、上熱盤2uと下熱盤2dによりワークトレー31が加熱され、内部の積層基材Wまで十分に熱が伝達される。この後、加圧力を徐々に高め、20秒間で0.3〔MPa〕から7.8〔MPa〕まで昇圧する。この場合、低圧制御及び中圧制御を経て、高圧制御を行う。そして、7.8〔MPa〕の中高圧の加圧力を5秒間付与した後、3秒間で17〔MPa〕の高圧まで昇圧させるとともに、5秒間、17〔MPa〕の高圧を維持する。この後、一次加圧シリンダ4x,4yに対する駆動制御を解除し、加圧解除モードに移行させるとともに、補助シリンダ13を駆動制御して、下熱盤2dを後退移動(下降)させる。このように、加圧解除モード時には、補助シリンダ13により下熱盤2dを後退移動させることができるため、加圧系における回路構成の簡略化に貢献できる。
よって、このような本実施例に係る加圧機構1によれば、熱圧着工程等における加圧力に対する低圧,中圧及び高圧の広い圧力制御範囲における安定した細かな圧力制御パターンを容易に確保できるとともに、低圧,中圧及び高圧の広い圧力制御範囲全体における高度の制御精度を得ることができる。特に、一次加圧シリンダ4x…には空気圧(エアA)を用いたが、二次加圧シリンダ3a…には油圧(オイルL)が作用するため、下熱盤(下加圧盤)2dに対して安定した加圧力を付与できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明は、このような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、実施例の加圧機構1は、加熱プレスユニット68に備える場合を示したが、冷却プレスユニット69や真空プレスユニット67或いは特許第3381027号に開示される予熱を行うユニット等にも同様に適用することができる。また、実施例は二つのシリンダ群Bx,By(二つの一次加圧シリンダ4x,4y)を例示するとともに、二つの二次加圧シリンダ3a…を有するシリンダ群Bxと四つの二次加圧シリンダ3c…を有するシリンダ群Byを例示したが、これらの数量は任意である。さらに、必要により第一流体にオイルLを用いてもよいし、第二流体にエアAを用いてもよい。なお、積層基材WとしてはICカードに用いて好適であるが、他の任意のカード類に適用できる。
本発明の好適な実施例に係る加圧機構を備える加熱プレスユニットの一部断面背面図、 同加圧機構を備える加熱プレスユニットの側面図、 同加圧機構の回路構成図、 同加圧機構における二次加圧シリンダの位置関係を示す斜視図、 同加圧機構の機能説明図、 同加圧機構を用いた熱圧着工程の圧力制御パターンを示す特性図、 同加圧機構を備えるラミネート装置によりラミネートする積層基材の一部を示す分解斜視図、 同ラミネート装置におけるワークトレー(トレー部)の平面図、 同ラミネート装置におけるワークトレーの背面図、 同ラミネート装置の全体構成を示す平面図、 同ラミネート装置の動作説明図、
1 加圧機構
2u 加圧盤
2d 加圧盤
3a… 二次加圧シリンダ
4x… 一次加圧シリンダ
5 駆動制御手段
11x… 第一シリンダ部
12x… 第二シリンダ部
13 補助シリンダ
21x… 第一シリンダ部の後室
22x… 第一シリンダ部の前室
23x… 第二シリンダ部の後室
24x… 第二シリンダ部のピストンロッド室
W 積層基材
M ラミネート装置
Bx… シリンダ群
A エア(第一流体)
L オイル(第二流体)

Claims (2)

  1. 一対の加圧盤間に介在させた積層基材を加圧するラミネート装置の加圧機構において、前記加圧盤を加圧する複数のシリンダ群に分けた複数の二次加圧シリンダと、各シリンダ群にそれぞれ接続して各シリンダ群における前記二次加圧シリンダを駆動する複数の一次加圧シリンダと、加圧モード時に前記加圧盤を加圧方向に対して同一方向へ加圧し、かつ加圧解除モード時に反対方向へ引張る補助シリンダとを備え、前記一次加圧シリンダには、第一流体を供給可能な後室及び第二流体を収容可能な前室を有する低圧出力用の第一シリンダ部と、第一流体を供給可能な後室及び第二流体を収容可能なピストンロッド室を有する高圧出力用の第二シリンダ部とを設け、前記第一シリンダ部の前室と前記第二シリンダ部のピストンロッド室を合流させることにより対応する前記二次加圧シリンダに接続するとともに、少なくとも前記第二シリンダ部を、入力する圧力を増圧して出力する増圧シリンダにより構成し、かつ増圧比を前記第一シリンダ部の増圧比よりも大きく設定し、さらに、前記第一シリンダ部による低圧領域の駆動制御,前記第二シリンダ部による高圧領域の駆動制御及び選択した一次加圧シリンダによる中域領域の駆動制御を行う駆動制御手段を備えてなることを特徴とするラミネート装置の加圧機構。
  2. 前記第一流体としてエアを用いるとともに、前記第二流体としてオイルを用いることを特徴とする請求項1記載のラミネート装置の加圧機構。
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