JP2005066967A - 積層板の積層装置および積層方法 - Google Patents

積層板の積層装置および積層方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真空積層装置において減圧空間で膜体により加圧された中間積層品を、後工程に配設された平坦化プレス装置により加圧を行なう積層板の積層装置において、平坦化プレス装置における熱板同士の平行度、および中間積層品に対する加圧力が均一にならず、積層成形された積層板の厚さが均一にならないという問題を解決する。
【解決手段】 減圧空間において膜体7により積層材A1と被積層材A2とを加圧し中間積層品A3を成形する真空積層装置1と、真空積層装置1の後工程に配設され、中間積層品A3を加圧する平坦化プレス装置2とからなる積層板の積層装置において、平坦化プレス装置2に、熱板14が配設された固定盤11と、熱板15が配設され固定盤11に相対向する可動盤13と、熱板14,15間において中間積層品A3を加圧する複数の加圧機構17,22,24と、複数の加圧機構をニ以上に分けて別個に制御する制御機構27とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、真空積層装置において減圧空間で膜体により加圧された中間積層品を、後工程に配設された平坦化プレス装置により加圧して積層板を成形する、積層板の積層装置および積層方法に関するものであり、特には積層板の板厚を均一化することを目的とした平坦化プレス装置を有する積層板の積層装置および積層方法に関するものである。
真空積層装置において膜体により加圧された中間積層品を、平坦化プレス装置により加圧して積層板を成形する積層装置については、特許文献1に記載されたものが知られている。しかし特許文献1に記載されたものは、平坦化プレス機2の平坦化熱盤2Bの下面中央に固着された油圧シリンダ22のピストンロッド23により、製品4’の中央部を加圧するものであるので、製品4’の中央部と周辺部との加圧力が不均一になるとともに、平坦化熱盤2A,2B間の平行度が保たれにくいという問題があった。よって平坦化プレス機2によって加圧される製品4’の板厚が完全に均一にならないという問題があった。
また同様に真空積層装置の後工程に平坦化プレス装置を設けたものについては、特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献2に記載されたものは、平面プレス装置9に複数のシリンダ11が設けられ、シリンダ11と下部プレスブロック8とが首振り可能な支持点ジョイント10により接続されており、前記複数のシリンダ11により積層体5の加圧を行なうものである。しかし特許文献2に記載のものは、シリンダ11に対して下部プレスブロック8が首振り可能に取付けられており、下部プレスブロック8によって積層体5を面ならい加工するものであるので、上部プレスブロック7と下部プレスブロック8との平行度を保つことができず、積層成形される積層体5の厚さが完全に均一にならないという問題があった。また特許文献2に記載のものは、すべてのシリンダを一括して制御するものであるので、微妙な加圧力を調整することが困難であった。
特開2002−120100号公報(0024、図1) 特開2002−36272号公報(0010ないし0039、図1)
そこで本発明は、真空積層装置において減圧空間で膜体により加圧された中間積層品を、後工程に配設された平坦化プレス装置により加圧を行なう積層板の積層装置において、平坦化プレス装置における熱板同士の平行度、および中間積層品に対する加圧力が均一にならず、積層成形された積層板の厚さが均一にならないという問題を解決する積層板の積層装置および積層方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の積層板の積層装置は、減圧空間において膜体により積層材と被積層材とを加圧し中間積層品を成形する真空積層装置と、真空積層装置の後工程に配設され、中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、平坦化プレス装置には、熱板が配設された固定盤と、熱板が配設され固定盤に相対向する可動盤と、熱板間において中間積層品を加圧する複数の加圧機構と、複数の加圧機構をニ以上に分けて別個に制御する制御機構とが備えられていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の積層板の積層装置は、真空積層装置とその後工程に配設され中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、平坦化プレス装置には、熱板が配設された固定盤と、熱板が配設され固定盤に相対向する可動盤と、熱板間において中間積層品を加圧する複数の加圧機構と、複数の加圧機構を選択的に作動させる制御機構とが備えられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の積層板の積層装置は、真空積層装置とその後工程に配設され中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、平坦化プレス装置には、熱板が配設された固定盤と、熱板が配設され固定盤に相対向する可動盤と、可動盤における対角線の交点付近に配設される第一の加圧機構と、可動盤の対角線の交点付近と前記可動盤の隅部との間の、加圧される中間積層品に対して平面投影視オーバーラップした位置に配設される第二の加圧機構とが備えられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の積層板の積層装置は、請求項3において、平坦化プレス装置の第一の加圧機構は、主シリンダの主シリンダ室に可動盤を進退させる主ラムを挿嵌し、主ラムにブースタシリンダを配設したブースタシリンダ機構であることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の積層板の積層装置は、請求項3または請求項4において、平坦化プレス装置の第二の加圧機構は、別個に制御される四のシリンダからなることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の積層板の積層方法は、 請求項3に記載の積層板の積層装置を用い、加圧される中間積層品に応じて、平坦化プレス装置における第一の加圧機構と第二の加圧機構の加圧力を別個に制御して中間積層品を加圧することを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の積層板の積層方法は、 請求項3に記載の積層板の積層装置を用い、平坦化プレス装置における第一の加圧機構により可動盤を移動させ、中間積層品を熱板により挟持させた後、第一の加圧機構と第二の加圧機構により中間積層品を加圧することを特徴とする。
本発明は、積層板の積層装置における平坦化プレス装置に複数の加圧機構を設け、前記複数の加圧機構をニ以上に分けて別個に制御機構により制御するようにしたので、中間積層品に対して加圧を行なう熱板同士の平行度を高めることができ、よって成形された積層板の厚さをより均一な状態に近づけることができる。また加圧される中間積層品に応じて加圧力の微調整をより容易に行なうことができる。
本発明の実施形態について図1ないしは図5を参照して説明する。図1は、本発明の積層板の積層装置を示す概略図である。図2は、本発明の平坦化プレス装置における可動盤、熱板、中間積層品、および各シリンダの配置を示す平面図である。図3は、本発明の平坦化プレス装置における油圧回路を示す図である。図4は本発明の平坦化プレス装置を用いたテスト結果である。図5は従来の平坦化プレス装置を用いたテスト結果である。
図1に示されるように、積層板の積層装置には、真空積層装置1が配設され、その後工程側に平坦化プレス装置2が配設されている。また真空積層装置1の前工程側には、フィルム供給機構3が配設されている。そして積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体は、前記フィルム供給機構3から供給されるキャリアフィルム4の上に載置され、真空積層装置1に搬送されるようになっている。真空積層装置1は、公知のラミネータであって、相対向する上盤5および下盤6との間には、外部と隔絶した上で図示しない減圧手段により減圧される減圧空間が形成可能となっている。また前記上盤5および下盤6には、図示しない加熱手段であるヒータが配設されている。更に前記上盤5および下盤6の少なくとも一方には、シリコンゴム等からなり、図示しないエア供給手段により膨出される膜体7が配設されている。そして前記膜体7の膨出により、前記減圧空間に搬入される積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体が加圧され、中間積層品A3に成形可能となっている。
真空積層装置1により成形された前記中間積層品A3は、フィルム把持搬送機構8およびフィルム回収機構9によりキャリアフィルム4が引っ張られることにより、キャリアフィルム4とともに、真空積層装置1の後工程に配設された平坦化プレス装置2に搬送される。平坦化プレス装置2では、前記中間積層品A3に加圧を行ない、板厚の略均一な積層板A4に積層成形する。平坦化プレス装置2は、略矩形のベース盤10と上盤である略矩形の固定盤11の間に4本のタイバー12が立設され、前記タイバー12には、下盤である略矩形の可動盤13が摺動可能に配設されている。また可動盤13は、固定盤11に相対向して配設され、後述する加圧機構により固定盤11に対して近接・離間移動可能となっている。
固定盤11および可動盤13における相対向する面にはそれぞれ略矩形の熱板14,15が配設されている。熱板14,15は、詳細については図示しないが、盤に固着される側から順に、断熱板、カートリッジヒータが埋設された熱板部、クッション板、およびステンレス板からなる鏡面板からなっている。そして互いに相対向する熱板14,15の鏡面板間の平行度は極めて高くなるよう構成されている。また平坦化プレス装置2には、可動盤13が上昇された際に、熱板14,15の間に中間積層品A3が挟持されたことを検出するリミットスイッチ35が取付けられている。
次に平坦化プレス装置2の加圧機構について説明する。平坦化プレス装置2には、熱板14,15間において中間積層品A3を略均等に加圧可能な複数の加圧機構が配設されている。ベース盤10の略中央には第一の加圧機構であるブースタシリンダ機構16の主シリンダ17が固着されている。ブースタシリンダ機構16自体は公知のものであって、主シリンダ17の内部にはピストン18が摺動可能に配設され、ピストン18のシリンダ側(下方)には、主シリンダ室19が形成されている。また前記ピストン18の反シリンダ側(上方)には、副シリンダ室20が形成され、前記ピストン18の反シリンダ側中央には昇降可能であって可動盤13を進退させる主ラム21が固着されている。主ラム21は、主シリンダ室19に対して摺動可能に挿嵌され、主ラム21の反シリンダ側の端部21aは、可動盤13の裏面における対角線Dの交点P付近に固着されるよう配設されている。そして主ラム21の内部の軸芯部には主シリンダ室19とは別の加圧機構であるブースタシリンダ22が穿設されている。そしてまた主シリンダ17の主シリンダ室19の下方側軸芯部には、ブースタシリンダ内筒部23が固着され、前記ブースタシリンダ内筒部23は、前記ブースタシリンダ22に摺動可能に内挿されている。よってブースタシリンダ22と主シリンダ室19とは、前記ブースタシリンダ内筒部23によって区画されている。本実施形態では上記構成により、ブースタシリンダ22のシリンダ内径(加圧面積)は、主シリンダ17のピストン面積(加圧面積)の1/9程度となっている。
また図1、図2に示されるように、ベース盤10におけるブースタシリンダ機構16の周囲には、第二の加圧機構であるサブシリンダ24が四本配設されている。サブシリンダ24は、シリンダ部25がベース盤10に固着され、ロッド部26が、可動盤13の対角線Dの交点付近Pと前記可動盤13の隅部C(面取されている場合を含む)との間の部分にそれぞれ固着されるよう配設されている。そして前記サブシリンダ24のロッド部26が固着される位置は、可動盤13に配設された熱板15の周辺部15aおよび加圧される中間積層品A3と、平面投影視オーバーラップした位置である。よってサブシリンダ24は、熱板15に当接される中間積層品A3に対して直接的に垂直方向から加圧力が及ぶよう設けられている。また本実施形態では四のサブシリンダ24のピストン面積の合計は、主シリンダ17のピストン面積の1/2程度となっている。そしてこのように加圧機構であるブースタシリンダ22、主シリンダ17、およびサブシリンダ24は、可動盤13の対角線Dの交点付近Pを中心に、平面視同心円状に配設されていることになる。
次に図3により本発明の平坦化プレス装置2における第一の加圧機構、第二の加圧機構の油圧回路について説明する。平坦化プレス装置2では、複数の加圧機構であるシリンダ17,22,24をニ以上の制御系統に分けて、制御系統ごとに別個に制御する制御機構27が配設されている。可変ポンプ28からの管路は、ブースタシリンダ機構16の主シリンダ17およびブースタシリンダ22を作動させる管路29,30と、サブシリンダ24を作動させる管路31の三系統にそれぞれ分岐されている。ブースタシリンダ機構16の主シリンダ17への管路29には、可変ポンプ28側から順に、主シリンダ17の作動を制御する電磁比例レデューシングバルブ29aと、三位置四ポート一部クローズセンタ式の電磁切換バルブ29bが配設されている。そして前記電磁切換バルブ29bのBポートは、主シリンダ17の主シリンダ室19に接続されるとともに、主シリンダ室19の油圧を検出する圧力センサ29cが配設されている。またAポートは、主シリンダ17の副シリンダ室20に接続されている。更にPポートは前記管路29を介して可変ポンプ28に接続され、Tポートは、タンク32に接続されている。そして前記電磁切換バルブ29bのソレノイド29b1,29b2それぞれ非励磁状態で、センタ位置にあるとき、A,B,Tポートがそれぞれ接続され、Pポートがクローズ位置となるよう設けられている。
またブースタシリンダ機構16のブースタシリンダ22への管路30には、可変ポンプ28側から順に、ブースタシリンダ22の作動を制御する電磁比例レデューシングバルブ30aと、ニ位置四ポート一部クローズ式の電磁切換バルブ30bが配設されている。そして前記電磁切換バルブ30bのAポートは、ブースタシリンダ22に接続され、ブースタシリンダ22の油圧を検出する圧力センサ30cが配設されており、Tポートはタンク32に接続されている。そして前記電磁切換バルブ30bのソレノイド30b1が非励磁状態のときに、AポートとTポートが接続され、Pポートがクローズ位置となるよう設けられている。
またサブシリンダ24への管路31についても、可変ポンプ28側から順に、サブシリンダ24の作動を制御する電磁比例レデューシングバルブ31aと、ニ位置四ポート一部クローズ式の電磁切換バルブ31bが配設されている。そして電磁切換バルブ31bのBポートはサブシリンダ24のシリンダ側室33に接続されるとともに、サブシリンダ24の油圧を検出する圧力センサ31cが配設されている。また電磁切換バルブ31bのAポートはロッド側室34に接続されている。またPポートは前記管路31を介して可変ポンプ28に接続され、Tポートはタンク32に接続されている。そして前記電磁切換バルブ31bのソレノイド31b1が非励磁状態のときに、A,B,Tポートがそれぞれ接続され、Pポートがクローズ位置となるよう設けられている。なお本実施形態では、四のサブシリンダ24は電磁切換バルブ31bのAポートからの管路31が途中で分岐してそれぞれのサブシリンダ24に作動油が供給されるようになっており、一の制御系統により四のサブシリンダ24が制御される。そして積層装置における真空積層装置1および平坦化プレス装置2の各種設定値の入力は、図示しないタッチパネルからの入力により行われる。
なお本発明の平坦化プレス装置2については、上記に限定されず、次のようなものであってもよい。平坦化プレス装置2の熱板14,15の構成および加熱手段については、固定盤11および可動盤13が熱板14,15を構成するものであってもよい。更に平坦化プレス装置2の固定盤11と可動盤13の配置についても、上方に可動盤が配設され、下方に固定盤が配設されるものでもよく、水平方向に可動盤が移動されるものでもよい。また加圧機構は、油圧機構に限定されず、空気圧機構やサーボモータとボールネジの組合せ等からなる電動機構を用いたものや、それらを併用したものでもよい。また油圧機構を用いる場合においても、電磁比例レデューシングバルブを使用したものに限定されない。またすべての加圧機構が、制御機構により別個に制御されるものであってもよい。その場合、平坦化プレス装置2において加圧された積層板A4の各部の厚さを測定し、各サブシリンダ24の作動油圧をマニュアルにより微調整するようにしてもよい。また四のサブシリンダ24にそれぞれサーボバルブを配設し、中間積層品A3の一成形毎に応じて、可動盤13の四隅の位置および/または四のサブシリンダ24の圧力を検出して、それぞれのサーボバルブをクローズドループにより別個に制御して可動盤13の平行制御を行なうようにしてもよい。
次に図1ないし図3により、積層品の積層装置による積層品の積層方法について説明する。本発明に用いられる積層材A1としては、プリント配線基板の積層成形の場合、エポキシ樹脂フィルムが用いられる場合が多いが、フォトレジストフィルムや他の樹脂フィルムであってもよい。またICカード等の積層成形の場合では、積層材としてポリエチレンテレフタレートや、塩化ビニール樹脂が用いられる。そして前記積層材A1が重ねられる被積層材A2としては、プリント配線基板の積層成形の場合、ガラスエポキシのコア基板表面に銅箔等のパターンが形成された凹凸を有する基板が用いられることが多いが、他の材料の基板であってもよい。そして重ねられる積層材A1と被積層材A2の枚数はそれぞれ1枚に限定されない。本実施形態では、積層フィルムと凹凸を有する基板とが重ねられた板状体の厚さは3mmであり、積層成形された積層板A4における許容される平行度の誤差は0.030mmである。しかし積層板の積層装置では、厚さは、0.3mmないしは9mm程度までの板状体の積層成形が可能である。また積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体については、所定長さの単体の板状体ではなく、帯状に連続した板状体であってもよい。そして上記のような積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体は、搬入位置においてキャリアフィルム4上に載置され、キャリアフィルム4の移動とともに、真空積層装置1に搬送される。なおキャリアフィルム4については、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリイミド等の樹脂フィルムからなり、キャリアフィルム4の幅は積層材A1および被積層材A2の幅よりも広いものが使用される。
真空積層装置1は、積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体が搬入されると、上盤5に対して相対向する下盤6が上昇されて、両者の間の成形空間は外部から閉鎖され、図示しない減圧手段により減圧が開始される。同時に積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体は図示しないヒータにより加熱される。やがて減圧空間が所定の真空度となると、エア供給手段によってシリコンゴム等の膜体7と膜体7が配設された盤の間にエアを送込まれ、膜体7により積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体が所定時間加圧され、被積層材A2に対して積層材A1が貼付けられた中間積層品A3が成形される。真空積層装置1では、減圧下で、前記膜体7により積層材A1と被積層材A2とが重ねられた板状体に加圧が行われるので、被積層材A2が凹凸を有する基板であってもボイドやしわ等を発生させることなくフィルム状の積層材A1を貼付け可能である。真空積層装置1の膜体7による加圧力は、0.3MPaないしは1MPa程度であり、所定時間内に中間積層品A3を完全に平坦な状態にすることができず、成形前の基板の凹凸が表面に残った状態の中間積層品A3が積層成形される。なお本実施形態における真空積層装置1による成形時間は60秒であるが、積層成形される積層材A1または被積層材A2に応じて、40秒ないし90秒程度の成形時間が設定される。
真空積層装置1による積層成形が終了すると、真空積層装置1の減圧空間は開放され、キャリアフィルム4によって中間積層品A3が、真空積層装置1における加圧位置から、平坦化プレス装置2における熱板14,15間の略中央部の加圧位置に送られる。本実施形態において、平坦化プレス装置2の熱板14,15は、それぞれカートリッジヒータにより、100℃に加熱されている。なお熱板14,15の温度は、加圧される中間積層品A3の材料等によって相違するが、成形時には75℃ないしは120℃程度に加熱されている。また例えば塩化ビニール樹脂を用いてICカードの積層成形を行なう場合では、75℃から85℃程度に熱板14,15が加熱されており、加圧されるICカードがガラス転移温度以下まで降温される。
中間積層品A3が平坦化プレス装置2の加圧位置に搬入され停止されると、平坦化プレス装置2では、可動盤上昇工程(型閉工程)が開始される。可動盤上昇工程では、制御機構27から信号が第一の加圧機構である主シリンダ17の電磁切換バルブ29bのソレノイド29b1に送られ、ソレノイド29b1が励磁されて、PポートとBポートが接続され、主シリンダ17に作動油が供給される。また同時にブースタシリンダ22の電磁切換バルブ30bも制御機構27からの信号によりソレノイド30b1が励磁されて、PポートとAポートが接続され、ブースタシリンダ22に作動油が供給される。よって可動盤13は、主シリンダ17とブースタシリンダ22が同時に作動されることにより上昇され、やがて、両熱板14,15の間で中間積層品A3が挟持される。その際サブシリンダ24のシリンダ側室33は負圧となるが、差動回路によりロッド側室34から作動油が供給されるとともに、タンク32からも作動油が供給される。このように可動盤13の略中央に配設されたブースタシリンダ機構16のみを作動させて、可動盤13を上昇させるのは、可動盤13を高速で上昇させるためである。またサブシリンダ24を差動回路とすることにより、可動盤13の昇降時の速度を確保している。また、可動盤13の上昇は、ブースタシリンダ22のみを作動させて行なってもよい。
可動盤13が上昇され、熱板14,15間で中間積層品A3が挟持されるのと略同時にリミットスイッチ35が作動し、その信号が制御機構27へ送信されると次に、中間積層品加圧工程が開始される。中間積層品加圧工程では、制御機構27から電磁切換バルブ31bのソレノイド31b1に信号が送信され、電磁切換バルブ31bのPポートとBポートが接続され、サブシリンダ24のシリンダ側室33にも可変ポンプ28から作動油が供給され、サブシリンダ24による中間積層品A3に対する加圧が開始される。なおこの際に主シリンダ17およびブースタシリンダ22も継続して作動油が供給され主シリンダ17およびブースタシリンダ22によっても加圧がされる。この中間積層品加圧工程における、各シリンダ17,22,24に対する制御は、圧力センサ29c,30c,31cにより作動油の油圧を検出し、制御機構27を介して電磁比例レデューシングバルブ29a,30a,31aを制御することにより行なわれる。そして電磁比例レデューシングバルブ29a,30a,31aにより、各シリンダの作動油は所定値に減圧された状態に制御される。そしてブースタシリンダ機構16の主ラム21、およびサブシリンダ24のロッド部26の位置は、いずれも熱板15および熱板15に当接されている中間積層品A3に対して平面投影視オーバーラップした位置に配設されているので、中間積層品加圧工程においては、中間積層品A3に対して垂直方向から直接的かつ略均一に加圧力を及ぼすことができる。また本発明では、可動盤13に配設される熱板15が、特許文献2のように中間積層品A3にならって角度を変えないので、常に固定盤11に配設される熱板14に対する熱板15の平行度が保たれる。本実施形態では中間積層品A3に対して、1.0MPaの加圧力により、加圧を行なう。なお平坦化プレス装置2における中間積層品A3に対する加圧力は、0.5MPaないしは3MPa程度が望ましい。そして平坦化プレス装置2において中間積層品A3に加圧を行なうことにより、被積層材の凹凸が積層材によって完全に埋込まれた平坦な積層板A4が得られる。
そして平坦化プレス装置2は、真空積層装置1の成形時間と同じ時間(本実施形態では60秒)が経過すると、中間積層品加圧工程が終了し、可動盤下降工程(型開工程)が開始される。可動盤下降工程における各シリンダの制御については、電磁切換バルブ29bのソレノイド29b2が信号により励磁されて、電磁切換バルブ29bのPポートとAポートが接続され、可変ポンプ28から主シリンダ17の副シリンダ室20に作動油が供給される。そして電磁切換バルブ29bのBポートとTポートが接続され、主シリンダ室19の作動油がタンク32にドレンされる。また同時に電磁切換バルブ30bのソレノイド30b1が消磁され、電磁切換バルブ30bのAポートとTポートが接続され、ブースタシリンダ22の作動油がタンク32にドレンされる。更に同時に電磁切換バルブ31bのソレノイド31b1が消磁され、電磁切換バルブ31bのAポート、Bポート、およびTポートが接続され、シリンダ側室33の作動油がロッド側室34に戻されるとともにタンク32にドレンされる。各シリンダが上記のように制御されることにより、主ラム21およびサブシリンダ24のロッド部26は下降され、可動盤13も下降される。そして平坦化プレス装置2により、加圧が完了した積層板A4は、フィルム回収機構9を駆動することにより、キャリアフィルム4とともに搬出位置に送られる。なお積層板A4をビルドアップ法により積層成形する場合は、積層板A4に更に所定のパターンを加工したものが被積層材A2となり、その表面に積層材A1を重ねたものが再度、積層装置に搬入され、積層成形が繰り返される。
なお平坦化プレス装置2の加圧機構の制御方法については、加圧される中間積層品A3の材料、面積、厚さ等に応じて変更可能である。例えば中間積層品A3に対する加圧力を一定以下にしたい場合は、シリンダを選択的に作動させ、例えば主シリンダ17による加圧を行なわず、ブースタシリンダ22とサブシリンダ24により加圧を行なうようにしてもよい。本発明の平坦化プレス装置2では、ブースタシリンダ機構16のブースタシリンダ22と主シリンダ17は同心円状に配置されているから、いずれかのシリンダを選択的に使用しても、可動盤13が傾いて、中間積層品A3に対する加圧力が偏加圧状態になることはない。更に中間積層品A3の面積が小さい場合は、サブシリンダ24による加圧を行なわないようにしてもよい。更にまた加圧機構の制御は、1サイクル中に、各シリンダの作動圧を変化させたり、シリンダの作動を開始または停止させて、加圧力を途中で変化させるようにすることも可能である。
なお、図4,図5に示されるのは、平坦化プレス装置2を用いて、熱板上にハンダを載置し、熱板間で前記ハンダを加圧後にその厚さを計測するヒューズテストを行なった際のテスト結果である。図4のテスト結果は、本発明の平坦化プレス装置2のテストデータである。平坦化プレス装置2のヒューズテストでは、ブースタシリンダ機構16の油圧を2.6MPa、サブシリンダ24の油圧を13MPaに設定し、ブースタシリンダ機構16の加圧力よりも四のサブシリンダ24を合計した加圧力の方が大きくして、熱板15上の各所に配置したハンダに対して加圧を行なった。その結果、ハンダの最大厚と最小厚とのレンジは0.020mmに納まった。それに対して図5のテスト結果は、中央部のみに加圧シリンダを有する従来の平坦化プレス装置のテストデータである。従来の平坦化プレス装置によるヒューズテストでは、可動盤の中央部のみがシリンダにより加圧され、加圧時に可動盤および可動盤に配設される熱板の略中央部が凸状に膨出することから、ハンダの中央部における最小厚と、端部近傍における最大厚とのレンジは、0.066mmとなった。
また本発明については、一々列挙はしないが、上記した実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。
本発明の積層板の積層装置を示す概略図である。 本発明の平坦化プレス装置における可動盤、熱板、中間積層品、および各シリンダの配置を示す平面図である。 本発明の平坦化プレス装置における油圧回路を示す図である。 本発明の平坦化プレス装置を用いたテスト結果である。 従来の平坦化プレス装置を用いたテスト結果である。
符号の説明
1 真空積層装置
2 平坦化プレス装置
3 フィルム供給機構
4 キャリアフィルム
5 上盤
6 下盤
7 膜体
8 フィルム把持搬送機構
9 フィルム回収機構
10 ベース盤
11 固定盤
12 タイバー
13 可動盤
14,15 熱板
15a 周辺部
16 ブースタシリンダ機構
17 主シリンダ
18 ピストン
19 主シリンダ室
20 副シリンダ室
21 主ラム
21a 端部
22 ブースタシリンダ
23 ブースタシリンダ内筒部
24 サブシリンダ
25 シリンダ部
26 ロッド部
27 制御機構
28 可変ポンプ
29,30,31 管路
29a,30a,31a 電磁比例レデューシングバルブ
29b,30b,31b 電磁切換バルブ
29c,30c,31c 圧力センサ
29b1,29b2,30b1,31b1 ソレノイド
32 タンク
33 シリンダ側室
34 ロッド側室
35 リミットスイッチ
A1 積層材
A2 被積層材
A3 中間積層品
A4 積層板
C 隅部
D 対角線
P 交点

Claims (7)

  1. 減圧空間において膜体により積層材と被積層材とを加圧し中間積層品を成形する真空積層装置と、
    該真空積層装置の後工程に配設され、
    前記中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、
    前記平坦化プレス装置には、
    熱板が配設された固定盤と、
    熱板が配設され前記固定盤に相対向する可動盤と、
    前記熱板間において前記中間積層品を加圧する複数の加圧機構と、
    前記複数の加圧機構をニ以上に分けて別個に制御する制御機構とが備えられたことを特徴とする積層板の積層装置。
  2. 減圧空間において膜体により積層材と被積層材とを加圧し中間積層品を成形する真空積層装置と、
    該真空積層装置の後工程に配設され、
    前記中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、
    前記平坦化プレス装置には、
    熱板が配設された固定盤と、
    熱板が配設され前記固定盤に相対向する可動盤と、
    前記熱板間において前記中間積層品を加圧する複数の加圧機構と、
    前記複数の加圧機構を選択的に作動させる制御機構とが備えられたことを特徴とする積層板の積層装置。
  3. 減圧空間において膜体により積層材と被積層材とを加圧し中間積層品を成形する真空積層装置と、
    該真空積層装置の後工程に配設され、
    前記中間積層品を加圧する平坦化プレス装置とからなる積層板の積層装置において、

    前記平坦化プレス装置には、
    熱板が配設された固定盤と、
    熱板が配設され前記固定盤に相対向する可動盤と、
    該可動盤における対角線の交点付近に配設される第一の加圧機構と、
    前記可動盤の前記対角線の交点付近と前記可動盤の隅部との間の、加圧される中間積層品に対して平面投影視オーバーラップした位置に配設される第二の加圧機構とが備えられていることを特徴とする積層板の積層装置。
  4. 前記平坦化プレス装置の第一の加圧機構は、
    主シリンダの主シリンダ室に可動盤を進退させる主ラムを挿嵌し、
    該主ラムにブースタシリンダを配設したブースタシリンダ機構であることを特徴とする請求項3に記載の積層板の積層装置。
  5. 前記平坦化プレス装置の第二の加圧機構は、
    別個に制御される四のシリンダからなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の積層板の積層装置。
  6. 前記請求項3に記載の積層板の積層装置を用い、
    加圧される中間積層品に応じて、
    前記平坦化プレス装置における第一の加圧機構と第二の加圧機構の加圧力を別個に制御して中間積層品を加圧することを特徴とする積層板の積層方法。
  7. 前記請求項3に記載の積層板の積層装置を用い、
    前記平坦化プレス装置における第一の加圧機構により可動盤を移動させ、
    前記中間積層品を熱板により挟持させた後、
    第一の加圧機構と第二の加圧機構により前記中間積層品を加圧することを特徴とする積層板の積層方法。
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