JPS6337922A - 熱圧着方法 - Google Patents
熱圧着方法Info
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- JPS6337922A JPS6337922A JP18105886A JP18105886A JPS6337922A JP S6337922 A JPS6337922 A JP S6337922A JP 18105886 A JP18105886 A JP 18105886A JP 18105886 A JP18105886 A JP 18105886A JP S6337922 A JPS6337922 A JP S6337922A
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- thermocompression bonding
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- moisture
- press
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/0007—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding involving treatment or provisions in order to avoid deformation or air inclusion, e.g. to improve surface quality
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/10—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the pressing technique, e.g. using action of vacuum or fluid pressure
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は積層された被加工物の熱圧着方法に関し、例え
ばE L (Electro Lum1nescenc
e)発光部と電極を組み合わせた薄板状のELセルの両
面を、防湿フィルムにてシールするに際して好適な熱圧
着方法に関するものである。
ばE L (Electro Lum1nescenc
e)発光部と電極を組み合わせた薄板状のELセルの両
面を、防湿フィルムにてシールするに際して好適な熱圧
着方法に関するものである。
EL (Electro Lum1nescence)
素子は一般に、背面電極上に順次誘電体層、発光層及び
透明電極を積層し両面から防湿フィルムで被覆されてな
り、種々の形状・サイズが選択できる面光源として、最
近特殊用途での照明或いは車載用の表示パネルとして実
用化されつつある。
素子は一般に、背面電極上に順次誘電体層、発光層及び
透明電極を積層し両面から防湿フィルムで被覆されてな
り、種々の形状・サイズが選択できる面光源として、最
近特殊用途での照明或いは車載用の表示パネルとして実
用化されつつある。
ところで、EL素子は湿気を帯びると発光層が黒変し、
輝度や寿命の低下を来すため、EL素子の製作に際して
は、EL発光部と電極とを組み合わせた薄板状のセル(
以下、単にEL発光セルと称する)の両面から、熱可塑
性の防湿フィルム等を被せ、これら上下の防湿フィルム
の周縁部を熱圧着により確実にシールする必要がある。
輝度や寿命の低下を来すため、EL素子の製作に際して
は、EL発光部と電極とを組み合わせた薄板状のセル(
以下、単にEL発光セルと称する)の両面から、熱可塑
性の防湿フィルム等を被せ、これら上下の防湿フィルム
の周縁部を熱圧着により確実にシールする必要がある。
従来、このようなEL発光セルを防湿フィルム等を用い
て熱圧着する方法として、第5図に示すような熱圧着方
法が用いられている。
て熱圧着する方法として、第5図に示すような熱圧着方
法が用いられている。
先ず、熱プレス機1の下ブレス盤3上に穿設された排気
孔8を塞がないようにゴムシート11を載置し、そのゴ
ムシートll上に、上下より防湿フィルム5.5にてサ
ンドインチ状に挟まれたEL発光セル6を載置する。こ
のとき、EL発光セル6の電極から防湿フィルム5.5
の外側へ一対のリード線(図示せず)が露出しているも
のとする。
孔8を塞がないようにゴムシート11を載置し、そのゴ
ムシートll上に、上下より防湿フィルム5.5にてサ
ンドインチ状に挟まれたEL発光セル6を載置する。こ
のとき、EL発光セル6の電極から防湿フィルム5.5
の外側へ一対のリード線(図示せず)が露出しているも
のとする。
続いて、排気孔8を塞がないようにしてシール用ゴム1
2を、下プレス盤3上に載置した上記ゴムシート11、
防湿フィルム5.5及びEL発光セル6に被せてこれら
をすべて覆い、密閉空間10を形成する。
2を、下プレス盤3上に載置した上記ゴムシート11、
防湿フィルム5.5及びEL発光セル6に被せてこれら
をすべて覆い、密閉空間10を形成する。
次に、排気孔8より密閉空間10内部の真空排気処理を
開始するとともに熱プレス機1を作動させて上下各プレ
ス盤2.3に内蔵されたヒータ9゜9により該プレス盤
2,3を加熱する。そして、上プレス盤2を矢印−で示
す下方向に移動させ、上下プレス盤2.3により所定の
圧力にてEL発光セル6及び防湿フィルム5を加圧する
。
開始するとともに熱プレス機1を作動させて上下各プレ
ス盤2.3に内蔵されたヒータ9゜9により該プレス盤
2,3を加熱する。そして、上プレス盤2を矢印−で示
す下方向に移動させ、上下プレス盤2.3により所定の
圧力にてEL発光セル6及び防湿フィルム5を加圧する
。
かくしてEL発光セル6は、両面から挟んだ防湿フィル
ム5.5によって熱圧着されてEL素子が製作される。
ム5.5によって熱圧着されてEL素子が製作される。
なお密閉空間10内部の真空排気処理を行うときに、下
プレス盤3よりの熱で防湿フィルム5の接着が始まるこ
とを避けるため、下ブレス盤3のヒータ9による加熱温
度は、低い温度に設定されている。
プレス盤3よりの熱で防湿フィルム5の接着が始まるこ
とを避けるため、下ブレス盤3のヒータ9による加熱温
度は、低い温度に設定されている。
ところが、このような従来の熱圧着方法によってEL発
光セル6を防湿フィルム5等によりシールする場合、真
空排気処理の際に、密閉空間10内の到達真空度と外部
の大気圧との圧力差によりEL発光セル6に約1 kg
/cdの圧力が加わることになるため、防湿フィルム5
とEL発光セル6との間に存在する空気の排気がその圧
力により妨害され、その結果シールされたEL素子内に
気泡が残る虞れがある。
光セル6を防湿フィルム5等によりシールする場合、真
空排気処理の際に、密閉空間10内の到達真空度と外部
の大気圧との圧力差によりEL発光セル6に約1 kg
/cdの圧力が加わることになるため、防湿フィルム5
とEL発光セル6との間に存在する空気の排気がその圧
力により妨害され、その結果シールされたEL素子内に
気泡が残る虞れがある。
これに加えて、ゴムシート11が比較的硬質でなってい
ることから、プレス時にEL発光セル6の凹凸を吸収で
きず、とくにEL発光セルの周囲における防湿フィルム
5ののりしろ部の接着不良やEL発光面への過圧により
EL発光セル6を破損する虞れもある。
ることから、プレス時にEL発光セル6の凹凸を吸収で
きず、とくにEL発光セルの周囲における防湿フィルム
5ののりしろ部の接着不良やEL発光面への過圧により
EL発光セル6を破損する虞れもある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来同様
の熱プレス機lを用いて、簡易な方法でEL発光セル6
を防湿フィルム5等により高い気密状態で熱圧着してシ
ールする方法を提供せんとするものである。
の熱プレス機lを用いて、簡易な方法でEL発光セル6
を防湿フィルム5等により高い気密状態で熱圧着してシ
ールする方法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段〕
上記の目的を解決するため本発明においては、熱プレス
機1を用いて積層された被加工物Wを熱圧着する方法に
おいて、対向するプレス面を有する一対の上下プレス盤
2.3の一方のプレス面に弾性を有するシート材4を載
置し、該シート材4上に被加工物Wを載せ、シート材4
の周囲を、該シート材4及び被加工物Wの合計厚みより
厚い弾性シール材7にて包囲し、次いで下又は上プレス
盤3.2を作動してシール材7のみを押圧する第1の停
止位置PIにて停止することにより上下プレス盤2.3
及びシール材7により密閉空間lOを形成し、該第1の
停止位置Plで密閉空間10の内部を真空排気するとと
もに上下両プレス!2. 3を所定の温度に加熱し、続
いて下又は上プレス盤3.2をさらに作動して被加工物
Wに所定の圧力を加え得る第2の位WIP 2へ移動す
ることにより被加工物を熱圧着するように構成されてい
る。
機1を用いて積層された被加工物Wを熱圧着する方法に
おいて、対向するプレス面を有する一対の上下プレス盤
2.3の一方のプレス面に弾性を有するシート材4を載
置し、該シート材4上に被加工物Wを載せ、シート材4
の周囲を、該シート材4及び被加工物Wの合計厚みより
厚い弾性シール材7にて包囲し、次いで下又は上プレス
盤3.2を作動してシール材7のみを押圧する第1の停
止位置PIにて停止することにより上下プレス盤2.3
及びシール材7により密閉空間lOを形成し、該第1の
停止位置Plで密閉空間10の内部を真空排気するとと
もに上下両プレス!2. 3を所定の温度に加熱し、続
いて下又は上プレス盤3.2をさらに作動して被加工物
Wに所定の圧力を加え得る第2の位WIP 2へ移動す
ることにより被加工物を熱圧着するように構成されてい
る。
上記被加工物Wは、好ましくはEL発光部と電極とを組
み合わせた薄板状のEL発光セルと、このEL発光セル
の両面を被覆する2枚の熱可塑性合成樹脂製防湿フィル
ムとから成るEL素子用の積層体であり、更に好ましく
は、上記のようにして熱プレス機1により熱圧着された
EL素子は、最後に冷却用治具20により加圧状態下で
冷却される。
み合わせた薄板状のEL発光セルと、このEL発光セル
の両面を被覆する2枚の熱可塑性合成樹脂製防湿フィル
ムとから成るEL素子用の積層体であり、更に好ましく
は、上記のようにして熱プレス機1により熱圧着された
EL素子は、最後に冷却用治具20により加圧状態下で
冷却される。
本発明によれば、第1の停止位置P1において、上下プ
レス盤2,3及び被加工物Wを包囲したシール材7によ
り密閉空間lOを形成し、該密閉空間10の内部を真空
排気することにより、一方のプレス盤2又は3に載置さ
れたシート材4上の被加工物Wと、他方のプレス盤3又
は2とは、所定の間隙ΔXを有して離間するようになさ
れている。
レス盤2,3及び被加工物Wを包囲したシール材7によ
り密閉空間lOを形成し、該密閉空間10の内部を真空
排気することにより、一方のプレス盤2又は3に載置さ
れたシート材4上の被加工物Wと、他方のプレス盤3又
は2とは、所定の間隙ΔXを有して離間するようになさ
れている。
これにより被加工物W自体への望ましくない加圧を回避
し得、かくして被加工物Wの各積層体の間の気体を完全
に排気し得ることになり、°被加工物Wの内部に気泡が
残らないようすることができる。
し得、かくして被加工物Wの各積層体の間の気体を完全
に排気し得ることになり、°被加工物Wの内部に気泡が
残らないようすることができる。
さらに、被加工物Wを両プレス面で熱圧着する第2の位
ffP2において、該被加工物Wの表面の凹凸等による
圧力差を、弾性を有するシート材4により吸収している
ため熱圧着不良や過圧による被加工物Wの破損を有効に
防止し得る。
ffP2において、該被加工物Wの表面の凹凸等による
圧力差を、弾性を有するシート材4により吸収している
ため熱圧着不良や過圧による被加工物Wの破損を有効に
防止し得る。
か(して従来同様の熱プレス機1を用いて被加工物の良
好な熱圧着を容易に実現し得る。
好な熱圧着を容易に実現し得る。
以下図面を参照して、本発明をEL素子の製作に当たり
、EL発光セル6を防湿フィルム5.5によりシールす
る際の熱圧着方法に適用した一実施例について詳述する
。
、EL発光セル6を防湿フィルム5.5によりシールす
る際の熱圧着方法に適用した一実施例について詳述する
。
第5図との対応部分に、同一符号を付して示す第1図〜
第4図において、熱プレス機lは、ヒータ9aが組み込
まれた上プレス盤2と、上記ヒータ9aとは別個に温度
設定が可能なヒータ9bが組み込まれた下プレス盤3と
からなり、上プレス盤2を矢印a方向に移動させて、下
プレス盤3の盤面上に載置した被加工物Wを加熱及び加
圧することにより熱圧着するようになされている。下プ
レス盤3には、排気ポンプ(図示せず)に接続された排
気孔8が穿設されている。
第4図において、熱プレス機lは、ヒータ9aが組み込
まれた上プレス盤2と、上記ヒータ9aとは別個に温度
設定が可能なヒータ9bが組み込まれた下プレス盤3と
からなり、上プレス盤2を矢印a方向に移動させて、下
プレス盤3の盤面上に載置した被加工物Wを加熱及び加
圧することにより熱圧着するようになされている。下プ
レス盤3には、排気ポンプ(図示せず)に接続された排
気孔8が穿設されている。
上記熱プレス盤1を用いてEL発光セル6を防湿フィル
ム5.5間に熱圧着する際には、先ず下プレス盤3の盤
面に穿設された排気孔8と、弾性量の大きい、例えばシ
リコンスポンジからなるシート材4に設けられた透孔4
Aとが一致するように、下プレス盤3上にシート材4を
載置すると共に、このシート材4上に防湿フィルム5.
5により上下からサンドインチ状に挟まれたEL発光セ
ル6の積層体を載置する。
ム5.5間に熱圧着する際には、先ず下プレス盤3の盤
面に穿設された排気孔8と、弾性量の大きい、例えばシ
リコンスポンジからなるシート材4に設けられた透孔4
Aとが一致するように、下プレス盤3上にシート材4を
載置すると共に、このシート材4上に防湿フィルム5.
5により上下からサンドインチ状に挟まれたEL発光セ
ル6の積層体を載置する。
さらに、シート材4とEL積層体とを合わせた合計厚み
より厚くなるように、即ち載置したELIFI体の上面
より高くなるよう、弾性量の大きい例えばシリコンスポ
ンジからなるシール材7を該シート材4の周囲に密着し
て配設する。
より厚くなるように、即ち載置したELIFI体の上面
より高くなるよう、弾性量の大きい例えばシリコンスポ
ンジからなるシール材7を該シート材4の周囲に密着し
て配設する。
以上の配置において、先ず上プレス盤2を矢印aで示す
下方向へ移動させてそのプレス面がシール材7の上面に
当接するまで降下させ、上下プレス盤2.3及びシート
材4により密閉空間10を形成し得る第1の停止位置P
1で停止させた後、排気孔8に接続された排気ポンプを
介して真空排気処理を行い密閉空間10内部を真空状態
にする(第2図)。
下方向へ移動させてそのプレス面がシール材7の上面に
当接するまで降下させ、上下プレス盤2.3及びシート
材4により密閉空間10を形成し得る第1の停止位置P
1で停止させた後、排気孔8に接続された排気ポンプを
介して真空排気処理を行い密閉空間10内部を真空状態
にする(第2図)。
このとき上側の防湿フィルム5と上プレス盤2のプレス
面との間には、所定の間隙ΔXを維持するようになされ
ているため、排気処理の際、防湿フィルム5及びEL発
光セル6には不要な圧力が加わらず、これにより防湿フ
ィルム5間の気体を完全に排気し得、かくしてEL積層
体間に気泡が残らないようにできる。
面との間には、所定の間隙ΔXを維持するようになされ
ているため、排気処理の際、防湿フィルム5及びEL発
光セル6には不要な圧力が加わらず、これにより防湿フ
ィルム5間の気体を完全に排気し得、かくしてEL積層
体間に気泡が残らないようにできる。
次ぎに、ヒータ9a、 9bを作動させることにより上
下プレス盤2.3を各々所定の温度に加熱し、続いて上
プレス盤2を、周囲のシール材7を圧縮しつつ第1の停
止位置P1からさらに矢印aで示す下方向へ移動させ、
上面の防湿フィルム5上からEL積層体に所定の加圧及
び加熱が行える第2の位置P2までプレス面を降下して
圧接し、かくしてEL積層体の熱圧着処理ができるよう
になされている(第3図)。
下プレス盤2.3を各々所定の温度に加熱し、続いて上
プレス盤2を、周囲のシール材7を圧縮しつつ第1の停
止位置P1からさらに矢印aで示す下方向へ移動させ、
上面の防湿フィルム5上からEL積層体に所定の加圧及
び加熱が行える第2の位置P2までプレス面を降下して
圧接し、かくしてEL積層体の熱圧着処理ができるよう
になされている(第3図)。
このとき、防湿フィルム5.5とEL発光セル6を載置
したシート材4は弾性量の大きいものが用いられており
、これにより熱圧着する際にEL発光セル6の表面の凹
凸によって発生する防湿フィルム5及びEL発光セル6
への圧力差を吸収し得るようになされ、かくして熱圧着
不良や加圧による85発光セルの破損を防止することが
でき、とくに防湿フィルム5,5の周縁におけるのりし
ろ部が確実に貼り合わされ得る。
したシート材4は弾性量の大きいものが用いられており
、これにより熱圧着する際にEL発光セル6の表面の凹
凸によって発生する防湿フィルム5及びEL発光セル6
への圧力差を吸収し得るようになされ、かくして熱圧着
不良や加圧による85発光セルの破損を防止することが
でき、とくに防湿フィルム5,5の周縁におけるのりし
ろ部が確実に貼り合わされ得る。
さらにこの実施例においては、EL素子の反りや変形を
防止するため、熱圧着された防湿フィルム5及びEL発
光セル6が冷めないうちに、熱プレス機1より取り出し
、冷却上盤21及び下盤22よりなる冷却用治具20に
よりシリコンスポンジ23を介して加圧状態のまま冷却
を行う(第4図)。
防止するため、熱圧着された防湿フィルム5及びEL発
光セル6が冷めないうちに、熱プレス機1より取り出し
、冷却上盤21及び下盤22よりなる冷却用治具20に
よりシリコンスポンジ23を介して加圧状態のまま冷却
を行う(第4図)。
以上の方法によれば、従来同様の熱プレス機1を用いて
確実に、且つ良好に防湿フィルム5によるEL発光セル
6のシールができる。
確実に、且つ良好に防湿フィルム5によるEL発光セル
6のシールができる。
なお上述の実施例においては、本発明を防湿フィルム5
によるEL発光セル6のシールを行う際の熱圧着方法に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、プリント基板
その他のフィルム状或いは薄板状の積層体、またはフィ
ルム状及び薄板状の積層体でなる熱圧着品を製作する際
の熱圧着方法に広く適用し得るものである。
によるEL発光セル6のシールを行う際の熱圧着方法に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、プリント基板
その他のフィルム状或いは薄板状の積層体、またはフィ
ルム状及び薄板状の積層体でなる熱圧着品を製作する際
の熱圧着方法に広く適用し得るものである。
以上のように本発明によれば、フレキシブルEL素子、
ガラスEL素子、プリント基板等のフィルム状或いは薄
板状の材料を重ねて熱圧着する際に、真空排気を行う第
1の停止位置と、加圧及び加熱を行う第2の位置とを各
々独立して設けたことにより、従来同様の熱プレス機に
より、シールされた被加工物の内部に気泡が残存するこ
となく確実で良好な熱圧着方法を容易に実現することが
できる。
ガラスEL素子、プリント基板等のフィルム状或いは薄
板状の材料を重ねて熱圧着する際に、真空排気を行う第
1の停止位置と、加圧及び加熱を行う第2の位置とを各
々独立して設けたことにより、従来同様の熱プレス機に
より、シールされた被加工物の内部に気泡が残存するこ
となく確実で良好な熱圧着方法を容易に実現することが
できる。
第1図乃至第4図は本発明をEL積層体の熱圧着に適用
した場合の一実施例を示し、第1図はEL積層体を熱プ
レス機にセントした状態の概略断面図、第2図は第1の
停止位置における真空排気処理工程の概略断面図、第3
図は第2の位置における熱圧着工程の概略断面図、第4
図は冷却用治具によりEL素子を冷却する状態の概略断
面図である。 第5図は熱プレス機による従来例を示す概略断面図であ
る。 1・−・熱ブレス機;2・・・・・上ブレス盤;3・・
・・・下プレス盤;4・−・−シート材;5・・・・・
防湿フィルム;6・・・・・85発光セル;7・−・・
シール材;8−・排気孔;9−・−・ヒータ;10−・
−密閉空間; W−被加工物。
した場合の一実施例を示し、第1図はEL積層体を熱プ
レス機にセントした状態の概略断面図、第2図は第1の
停止位置における真空排気処理工程の概略断面図、第3
図は第2の位置における熱圧着工程の概略断面図、第4
図は冷却用治具によりEL素子を冷却する状態の概略断
面図である。 第5図は熱プレス機による従来例を示す概略断面図であ
る。 1・−・熱ブレス機;2・・・・・上ブレス盤;3・・
・・・下プレス盤;4・−・−シート材;5・・・・・
防湿フィルム;6・・・・・85発光セル;7・−・・
シール材;8−・排気孔;9−・−・ヒータ;10−・
−密閉空間; W−被加工物。
Claims (3)
- (1)上下のプレス盤を有する熱プレス機を用いて積層
された被加工物を熱圧着する熱圧着方法において、 上記プレス盤の一方に、被加工物を載せた弾性を有する
シート材を載置し、 上記シート材の周囲を、該シート材及び上記被加工物の
合計厚みより厚い弾性シール材にて包囲し、 下又は上プレス盤を上記シール材のみを押圧する第1の
停止位置にて停止して、上記上下プレス盤及び上記シー
ル材により密閉空間を形成し、 上記第1の停止位置で、上記密閉空間の内部を真空排気
すると共に上下プレス盤をそれぞれ所定の温度に加熱し
、 次いで、上記下又は上プレス盤を上記被加工物に所定の
圧力を加え得る第2の位置に移動して熱圧着する、 ことを特徴とする熱圧着方法。 - (2)前記被加工物が、電極を有するEL発光セルとこ
れを両面から被覆する防湿フィルムとで成るEL素子用
の積層体であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項に記載の熱圧着方法。 - (3)前記被加工物が、熱圧着後冷却用治具により冷却
されることを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第
2項に記載の熱圧着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18105886A JPS6337922A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 熱圧着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18105886A JPS6337922A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 熱圧着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337922A true JPS6337922A (ja) | 1988-02-18 |
Family
ID=16094041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18105886A Pending JPS6337922A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 熱圧着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6337922A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164200A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-19 | Kansai Paint Co Ltd | 熱粘着性樹脂フィルム貼付け治具及び貼付け方法 |
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Citations (1)
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-
1986
- 1986-07-31 JP JP18105886A patent/JPS6337922A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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