JP4605598B2 - 船用給電装置とその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶が停泊中に、陸上の外部電源から電力の供給を受けるための船用給電装置とその制御方法に関する。
従来から船内に発電装置を備えていると共に、陸上に設置されている外部電源(陸上電源)から電力の供給を受けることができる船舶が知られている。
図5は、船内発電装置を備えた従来の船舶の概略構成図である。この船舶100は、船内発電装置102(例えば、発電機付ディーゼルエンジン)を備えており、この船内発電装置102は、遮断器104を介して、船内の他の装置に電力を供給するための主母線106に電気的に接続されている。
また例えばアッパーデッキ108には、受電端子110が設けられており、この受電端子110と主母線106との間は、船内ケーブル112を介して互いに電気的に接続されている。さらに、船内ケーブル112の中間部には、遮断器114が設けられている。
さらにこの船舶100は、ガバナ103及び発電制御装置105を備えている。ガバナ103は、船内発電装置102に設けられ、発電制御装置105によりガバナ103を制御し、発電出力、発電周波数、及び位相を制御するようになっている。
また、遮断器104は、一般に発電制御装置105により、随時、電路の遮断/接続が遠隔で制御できるようになっている。なお、遮断器114は、発電制御装置105により制御されず、手動により操作されるのが一般的である。
上述した構成により、受電端子110と岸壁に設置されている陸上の外部電源端子116との間をケーブル118で互いに接続すると共に、遮断器104の電路を開き、遮断器114の電路を閉じることにより、陸上の電源設備から電力の供給を受けることができる。
なお、本発明に関連する技術として、たとえば、特許文献1、2が知られている。
特許文献1の海底観測システムは、各海底観測装置53へ定電流給電する分岐給電装置54を小型化することを目的とし、図6に示すように、幹線系給電ライン52へ定電流給電する陸上給電装置51と、幹線系給電ライン52の給電電流を電流分岐するための分岐給電装置54と、分岐給電装置54から定電流給電される分岐給電ライン55と、分岐給電ライン55に対し各々直列に接続された各海底観測装置53とを備え、分岐給電装置54は並列接続された分岐線とこの分岐線の分岐電流を定電流化する電流リミッタとからなるものである。
特許文献2の「海底給電方式」は、図7に示すように、陸上の給電装置63に対応して海底装置61の複数に給電回路を実装し、その給電回路と陸上の給電装置とを陸揚げケーブル68により接続し、その給電回路から海底ケーブル62の両方向にそれぞれ極性の異なる直流定電流を供給するものである。
特開2001−309553号公報、「海底観測システムの給電方法および分岐給電装置」 特開2002−164820号公報、「海底給電方式」
従来の船舶100において、船内の所要電力は一般に大きく、ケーブル118は大径で重いものとなる。そのため、クレーン等を用いて船舶と岸壁の間に掛け渡して配線するのに、時間がかかり、かつ作業環境が悪い問題点があった。
また、ケーブル118の配線後、船舶100が使用する電源を、船内発電装置102から外部電源に切り換える場合や、逆に、外部電源から船内発電装置に切り換える場合、従来は、主母線106に一時的に電力が供給できず、停電が発生する問題点があった。
さらに、これらの問題点を解決するために、動力ケーブルに光ファイバーが組み込まれた特殊な複合電線と高圧スリップリング付きの電動電線リール装置を用いることが未公開特許で既に提案されているが、かかる複合電線や高圧スリップリング付き電動電線リール装置は、非常に高価であり、船舶自体がコスト高になる問題点があった。
また、特殊装置が多いため故障しやすく、かつその復旧に時間がかかるおそれがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、特殊な複合電線や高圧スリップリング付き電動電線リール装置を用いることなく、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができ、かつ船内発電装置と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる船用給電装置とその制御方法を提供することにある。
本発明によれば、船内発電装置を備えた船舶に取り付けられる船用給電装置であって、
先端部が外部電源に接続可能な電力ケーブルを岸壁に向けて案内するケーブル案内装置と、該ケーブル案内装置を介して前記電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラム装置と、該電動ドラム装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該第1遮断器を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第2遮断器と、前記船内発電装置、第1遮断器、及び第2遮断器を制御する給電制御装置とを備え、
前記ケーブル案内装置は、水平軸又は鉛直軸のまわりに揺動可能な細長いガイドビームと、該ガイドビームの先端及び末端に設けられ前記電力ケーブルを案内するプーリとからなる、ことを特徴とする船用給電装置が提供される。
また、本発明によれば、船内発電装置を備えた船舶に取り付けられる船用給電装置であって、
先端部が外部電源に接続可能な電力ケーブルを岸壁に向けて案内するケーブル案内装置と、該ケーブル案内装置を介して前記電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラム装置と、該電動ドラム装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該第1遮断器を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第2遮断器と、前記船内発電装置、第1遮断器、及び第2遮断器を制御する給電制御装置とを備え、
前記ケーブル案内装置は、先端部が岸壁に固定可能なワイヤを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて巻き戻し可能なワイヤ巻き取り機と、該ワイヤに摺動可能に吊り下げられかつ電力ケーブルに間隔を隔てて固定された複数のケーブルサポートとからなる、ことを特徴とする船用給電装置が提供される。
前記電動ドラム装置は、外部電源に接続可能なプラグが先端に取り付けられた電力ケーブルと、該電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラムと、該電動ドラムと共に回転可能に取り付けられ電力ケーブルの末端部が電気的に接続されたケーブルコネクタとからなる。
前記給電制御装置は、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段とを備える。
上記本発明の構成によれば、通常の電力ケーブルを岸壁に向けて案内するケーブル案内装置とスリップリングのない電動ドラム装置とを用いて、ケーブル案内装置を介して電動ドラム装置により、電力ケーブルを岸壁に向けて巻き戻して外部電源に接続できるので、特殊な複合電線や高圧スリップリング付き電動電線リール装置を用いることなく、接岸後に、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
また、電動ドラム装置は、電動ドラムと共に回転可能に取り付けられ電力ケーブルの末端部が電気的に接続されたケーブルコネクタを有する単純な構造であるので、スリップリングが不要であり、安価かつ故障が少ないので、船舶自体のコストを低減し、かつ信頼性を高めることができる。
また、前記ケーブル案内装置を、揺動可能な細長いガイドビームと、電力ケーブルを案内するプーリとで構成することにより、船体から突出しない収納位置と、船体から張り出した案内位置との間を、上下又は左右にガイドビームを揺動させるだけで、簡単に変更することができる。
また、前記ケーブル案内装置を、ワイヤを岸壁に向けて巻き戻し可能なワイヤ巻き取り機と、ワイヤに摺動可能に吊り下げられ電力ケーブルに間隔を隔てて固定された複数のケーブルサポートとで構成することにより、ワイヤ巻き取り機でワイヤを岸壁に向けて巻き戻し、先端部を岸壁に固定するだけで、ケーブルを岸壁まで容易に掛け渡して配線することができる。
また、使用中に船体が動揺して岸壁が離れても、通常の係留手段により、ワイヤに作用するテンションが少なく、かつこのワイヤにより電力ケーブルにテンションが作用するのを防ぐことができる。
更に、収容時には、ケーブルを外部電源から切り離し、さらにワイヤを岸壁から外すだけで、ワイヤ巻き取り機と電動ドラム装置を併用して同時にワイヤとケーブルを船内に巻き取るだけで、簡単に収容することができる。
さらに、給電制御装置が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせた後で、第1遮断器及び第2遮断器を接続し、その後、船内発電装置を停止させ、或いは外部電源を切り離すことで、船内発電装置と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す図である。この図において、船舶100は、船内発電装置102(例えば、発電機付ディーゼルエンジン)を備えており、この船内発電装置102は、遮断器104を介して、船内の他の装置に電力を供給するための主母線106に電気的に接続されている。この主母線106は、船舶100に設置されている機器(たとえば、照明設備、冷凍設備)に電力を供給するようになっている。
なお、この例では、船内電源と外部電源の両方が6600Vの高電圧系統である場合を示しているが、本発明はこれに限定されず、両方が400V級の低電圧系統でもよい。
さらにこの船舶100は、ガバナ103及び発電制御装置105を備えている。ガバナ103は、船内発電装置102に設けられ、発電制御装置105によりガバナ103を制御し、発電出力、発電周波数、及び位相を制御するようになっている。また、遮断器104は、発電制御装置105により、随時、電路の遮断/接続が遠隔で制御できるようになっている。
なお、本発明において、船舶100は、既設、新設のどちらでもよい。また、既設船舶の場合に、ガバナ103及び発電制御装置105を備えていることが好ましいが、改造により追加してもよい。また、この改造が困難な場合には、これを省略し、同様の機能を有するほかの手段又は手動操作を併用してもよい。
この例において、本発明の船用給電装置10は、ケーブル案内装置30、電動ドラム装置12、第1遮断器22、第2遮断器24及び給電制御装置26を備える。
岸壁の海に近い部位(たとえば、岸壁の上面であって海側の端部)には、外部電源の接続端子の例であるソケット1が設置されている。このソケット1は、岸壁の地中に配線されているケーブルを介して、陸上の高電圧系統に接続されている。
ケーブル案内装置30は、水平軸又は鉛直軸のまわりに揺動可能な細長いガイドビーム32と、ガイドビーム32の先端及び末端に設けられたプーリ34a,34bとからなる。プーリ34は、電力ケーブル14を末端プーリ34bから先端プーリ34aを介して下方に向けて案内する。
ガイドビーム32は、船体から突出しない収納位置(図で二点鎖線で示す)と、船体から張り出して電力ケーブルを岸壁に向けて案内可能な案内位置(図で実線で示す)との間を移動可能に構成されている。収納位置は、この図のように、ガイドビーム32を末端部を中心に水平軸まわりに上方に揺動させた位置でも、末端部を中心に鉛直軸まわりに水平に揺動させた位置でもよい。また、ガイドビームの移動手段は、電動でも手動でもよい。
電動ドラム装置12は、電力ケーブル14、電動ドラム15及びケーブルコネクタ16からなり、ケーブル案内装置30を介して電力ケーブル14を巻き取り・巻き戻しできるようになっている。
電力ケーブル14には、外部電源のソケット1に接続可能なプラグ11が先端に取り付けられている。電力ケーブル14は、好ましくは、光ファイバーや信号線が組み込まれていないケーブルである。また本発明はこの構成に限定されず、光ファイバーや信号線を含む複合電線や無線通信を用いてもよい。
電動ドラム15は、図示しない電動機で軸心を中心に正転又は逆転する巻取ドラムを有し、その回転で電力ケーブル14を巻き取り・巻き戻しするようになっている。なお、巻取ドラムは、スリップリングがなく、通常の軸受けで支持されている。また、電動ドラム15の回転制御は、図示しない駆動操作盤により遠隔または手動で操作するようになっている。
ケーブルコネクタ16は、電動ドラム15の回転する巻取ドラムの一部に取り付けられ、ドラムと共に回転する。また、ケーブルコネクタ16は、ケーブル同士を電気的に接続する機能を有し、巻取ドラムの巻き取られた電力ケーブル14の末端部が電気的に接続されている。なお、ケーブルコネクタ16の反対側接点は別のケーブルを着脱可能に構成されており、別のケーブルが接続されていない限り、巻取ドラムを自由に回転することができる。
第1遮断器22、外部ケーブル21と中間ケーブル23の間に設けられ、電動ドラム装置12を介して供給された電力を遠隔制御で遮断又は接続可能に構成されている。
外部ケーブル21は、電動ドラム装置12の運転時には、巻き取り・巻き戻し時の巻取ドラムの回転に支障がないように、ケーブルコネクタ16から取り外しておく。また、巻き取り・巻き戻しが終了したときは、電動ドラム装置12の電源を遮断し、外部ケーブル21をケーブルコネクタ16の反対側接点に接続するようになっている。
ケーブルコネクタ16の接続・取り外しを容易にするため、着脱が容易なコネクタを用いるのがよい。
第2遮断器24は、中間ケーブル23と内部ケーブル112の間に設けられ、第1遮断器22を介して供給された電力を遠隔制御で遮断又は接続可能に構成されている。内部ケーブル112は、船舶100の船内において、主母線106に接続されている。
なお、遮断器22、24は、6600Vの高電圧系統の場合、例えばVCB(Vacuum Circuit Breaker)であり、400V級の低電圧系統の場合、例えばACB(Air Circuit Breaker)であるのが好ましい。
給電制御装置26は、第1遮断器22、第2遮断器24、及び発電制御装置105と制御線27a,27b,27cでそれぞれ接続され、これらを遠隔制御する。
また、第1遮断器22、第2遮断器24は、外部電源と船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をそれぞれ検出できるように構成されている。
さらに、給電制御装置26と発電制御装置105とを接続する制御線27cは、給電制御装置26により、発電制御装置105を介して船内発電装置102の電圧、周波数及び/又は位相を制御し、そのフィードバック信号を得られるように構成する。
なお、船舶100が既設船舶の場合で、発電制御装置105を介しての電圧、周波数及び/又は位相の制御、或いはそのフィードバック信号の発信ができない場合には、同様の機能を有する他の手段又は手動操作を併用する。
給電制御装置26は、さらに、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段(図示せず)と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段(図示せず)と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段(図示せず)とを備える。
図1に示した構成により、通常の電力ケーブル14を岸壁に向けて案内するケーブル案内装置30とスリップリングのない電動ドラム装置12とを用いて、ケーブル案内装置30を介して電動ドラム装置12により、電力ケーブル14を岸壁に向けて巻き戻して外部電源(ソケット1)に接続できるので、特殊な複合電線や高圧スリップリング付き電動電線リール装置を用いることなく、接岸後に、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
また、電動ドラム装置12は、電動ドラム15と共に回転可能に取り付けられ電力ケーブルの末端部が電気的に接続されたケーブルコネクタ16を有する単純な構造であるので、スリップリングが不要であり、安価かつ故障が少ないので、船舶自体のコストを低減し、かつ信頼性を高めることができる。
また、この実施形態のケーブル案内装置30は、揺動可能な細長いガイドビーム32と、電力ケーブル14を案内するプーリ34a,34bとで構成されるので、船体から突出しない「収納位置」と、船体から張り出した「案内位置」との間を、上下又は左右にガイドビーム32を揺動させるだけで、簡単に変更することができる。
さらに、この構成は、船舶100の在来の構造をほとんど改造する必要がないので、既設及び新設の船舶に適用することができる。
図2は、本発明の第2実施形態を示す図である。この例において、ケーブル案内装置40は、ワイヤ巻き取り機42とケーブルガイドプーリ43及び複数のケーブルサポート44からなる。
ワイヤ巻き取り機42は、ワイヤ41を巻き取って保持し、かつ岸壁に向けて巻き戻しできるようになっている。ワイヤ41は、その先端部41aが岸壁に固定可能な形状(例えばループ状)に形成され、岸壁のソケット1の近傍に設けられた係留部材2等に固定できるようになっている。ワイヤ41は、電力ケーブル14よりは引張強度が十分大きく、かつ巻き取り・巻き戻しが容易なものを用いる。
また、ワイヤ巻き取り機42の回転制御は、図示しない駆動操作盤により遠隔または手動で操作するようになっている。
複数のケーブルサポート44は、ワイヤ41に沿って摺動可能に吊り下げられ、かつ電力ケーブル14に所定の間隔を隔てて固定されている。ケーブルサポート44の固定は、ケーブルの先端側の2〜3mの範囲に、例えば0.5〜1m程度の間隔で取り付け、ワイヤ及びケーブルを船体側に巻戻した際に、サポート取付部が、ワイヤ先端部に弛んだ状態で残るように設定する。
その他の構成は、図1の第1実施形態と同様である。
図2の構成により、船体が接岸し、通常の係留手段により、岸壁から離れないように係留した後、ワイヤ巻き取り機42でワイヤ41を岸壁に向けて巻き戻し、先端部41aを岸壁に固定するだけで、このワイヤ41に沿ってケーブルサポート44で吊り下げられた電力ケーブル14を岸壁まで容易に掛け渡して配線することができる。
従って、特殊な複合電線や高圧スリップリング付き電動電線リール装置を用いることなく、接岸後に、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
また、ケーブル自重によるテンションが大きい場合、ケーブルサポート44にサポートワイヤ(図示せず)を必要本数取り付け、船舶100の図示しない場所へ固縛することにより、このテンションを分散することができる。
また、使用中に船体が動揺して岸壁から離れようとしても、通常の係留手段によりこの動揺が抑制されるので、ワイヤに作用するテンションは小さく、かつこのワイヤにより電力ケーブルにテンションが作用するのを防ぐことができる。
更に、電力ケーブル14を収容する際には、ケーブル14を外部電源から切り離し、さらにワイヤ41を岸壁から外すだけで、ワイヤ巻き取り機42と電動ドラム装置12を併用してワイヤとケーブルを同時に船内に巻き取るだけで、簡単に収容することができる。
また、図1の第1実施形態と同様に、電動ドラム装置12は、単純な構造であり、スリップリングが不要であり、安価かつ故障が少ないので、船舶自体のコストを低減し、かつ信頼性を高めることができる。
また、ワイヤ巻き取り機42と電動ドラム装置12を併用してワイヤの巻取り又は巻き戻しにより、ケーブルの「収納位置」と、ケーブルの「案内位置」との間を、簡単に変更することができる。
さらに、この構成は、船舶100の在来の構造をほとんど改造する必要がないので、既設及び新設の船舶に適用することができる。
図3は、本発明の第3実施形態を示す図である。この例において、ケーブル案内装置45は、水平軸又は鉛直軸のまわりに揺動可能な細長いガイドビーム46と、ガイドワイヤ47及び複数のケーブルサポート48からなる。
ガイドビーム46は、図1のガイドビーム32と同様に、船体から突出しない収納位置(図で二点鎖線で示す)と、船体から張り出して電力ケーブルを岸壁に向けて案内可能な案内位置(図で実線で示す)との間を移動可能に構成されている。収納位置は、この図のように、ガイドビーム46を末端部を中心に水平軸まわりに上方に揺動させた位置でも、末端部を中心に鉛直軸まわりに水平に揺動させた位置でもよい。また、ガイドビームの移動手段は、電動でも手動でもよい。
ガイドワイヤ47は、ガイドビーム46の下面から隙間を隔て、両端がガイドビーム46の下方に固定さている。
複数のケーブルサポート48は、ガイドワイヤ47に沿って摺動可能に吊り下げられ、かつ電力ケーブル14を所定の間隔を隔てて吊り下げている。ケーブルサポート44の吊り下げ位置は、ケーブルが摺動可能になっており、ケーブルを船体側に巻戻した際に、吊り下げ位置が、ガイドワイヤ47の根元側に移動するようになっている。
その他の構成は、図2の第1実施形態と同様である。
なお、上述の各例では、船内電源と外部電源の両方が同一の電圧系統である場合を示しているが、本発明はこれに限定されず、一方が6600Vの高電圧系統、他方が400V級の低電圧系統でもよい。この場合には、第1遮断器22と第2遮断器24の間に、外部電圧を船内電圧に変圧する変圧器(図示せず)をするのがよい。
図4は、本発明の制御方法を示すフロー図である。この図において、(A)は船内電源から外部電源に切換える制御方法を示している。
図4(A)において、本発明の制御方法は、図1又は図2に示した装置を用い、案内装置準備ステップS1、ケーブル巻き戻しステップS2、ケーブル接続ステップS3、マッチングステップS4、切換えステップS5及び船内発電装置の停止ステップS6を有する。
案内装置準備ステップS1では、第1遮断器22及び第2遮断器24を遮断した状態で、ケーブル案内装置30又は40を船体から張り出して電力ケーブル14を岸壁に向けて案内可能な「案内位置」に移動する。
すなわち、船体が接岸し、通常の係留手段により、岸壁から離れないように係留した後に、図1、図3の装置の場合には、揺動可能な細長いガイドビーム32、46を、上下又は左右に揺動させ、図2の装置の場合には、ワイヤ巻き取り機42でワイヤ41を岸壁に向けて巻き戻し、先端部41aを岸壁に固定する。
ケーブル巻き戻しステップS2では、外部ケーブル21が、ケーブルコネクタ16から取り外されており、電動ドラム装置12の巻取ドラムの回転に支障がないことを確認した後、ケーブル案内装置30又は40を介して電動ドラム装置12により、電力ケーブル14を岸壁に向けて巻き戻す。
このステップにより、図1の装置の場合には、外部ケーブル21は、プーリ34a,34bを介して下方に吊り下がり、先端のプラグ11を外部電源のソケット1の近くまで下降させることができる。また、図2の装置の場合には、ワイヤ41に沿ってケーブルサポート44で吊り下げられた電力ケーブル14を岸壁のソケット1の近くまで下降させることができる。さらに、図3の装置の場合には、電力ケーブル14を岸壁に向けて巻き戻しながら、下端を作業員が岸壁のソケット1の近くまで導くのがよい。
ケーブル接続ステップS3では、第1遮断器22及び第2遮断器24を遮断したままで、電力ケーブル14の末端部と第1遮断器22及び電力ケーブル14のの先端部(プラグ11)と外部電源(ソケット1)を電気的に接続する。なおこの際において、外部電源の通電は安全上遮断しておくことが好ましい。
マッチングステップS4では、第1遮断器22及び第2遮断器24を遮断したままで、外部電源及び船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出し、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせる。このマッチングは、例えば、船内発電装置の周波数が外部電源の周波数よりもわずかに低くなるようにするのがよい。
切換えステップS5では、マッチングステップS4の後に、第1遮断器22及び第2遮断器24を接続し、遮断器104により船内発電装置を遮断する。
停止ステップS6では、遮断器104により船内発電装置を遮断した後、船内発電装置102を停止する。
上述した本発明の制御方法によれば、給電制御装置26が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング(S4)させた後で、第1遮断器22及び第2遮断器24を接続し、その後、船内発電装置102を停止させることで、船内発電装置102と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
図4(B)は、外部電源から船内電源に切換える制御方法を示している。この図において、本発明の制御方法は、図1〜図3に示した装置を用い、船内電源起動ステップS11、マッチングステップS12、切換えステップS13、ケーブル切離しステップS14、ケーブル巻き取りステップS15、及び案内装置収納ステップS16を有する。
船内電源起動ステップS11では、第1遮断器22及び第2遮断器24を接続し、船内発電装置を遮断した状態で、船内発電装置102を起動する。
マッチングステップS12では、外部電源及び船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出し、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせる。このマッチングは、例えば、船内発電装置の周波数が外部電源の周波数よりもわずかに高くなるようにするのがよい。
切換えステップS13では、マッチングステップS12の後に、遮断器104を接続して船内発電装置を接続し、次いで第1遮断器22及び第2遮断器24を遮断する。
ケーブル切離しステップS16では、第1遮断器22及び第2遮断器24を遮断したままで、電力ケーブル14の末端部と第1遮断器22及び電力ケーブル14の先端部(プラグ11)と外部電源(ソケット1)を切り離す。なおこの際において、外部電源の通電は安全上遮断しておくことが好ましい。
ケーブル巻き取りステップS15では、外部ケーブル21が、ケーブルコネクタ16から取り外されており、電動ドラム装置12の巻取ドラムの回転に支障がないことを確認した後、ケーブル案内装置30又は40を介して電動ドラム装置12により、電力ケーブル14を岸壁から巻き取る。
このステップにより、図1の装置の場合には、外部ケーブル21を、プーリ34a,34bを介して上方に巻き上げ、先端のプラグ11がプーリ34a,34bの近くまで上降させることができる。また、図2の装置の場合には、ワイヤ41に沿ってケーブルサポート44で吊り下げられた電力ケーブル14を上方に巻き上げ、ケーブルのサポート取付部が、ワイヤ先端部に弛んだ状態で残る状態まで上降させることができる。さらに、図3の装置の場合には、電力ケーブル14を岸壁から巻き上げる。
案内装置収納ステップS16では、ケーブル案内装置を船体から突出しない収納位置に移動する。
すなわち、図1、図3の装置の場合には、揺動可能な細長いガイドビーム32、46を、上下又は左右に揺動させ、図2の装置の場合には、先端部41aを岸壁から外し、ワイヤ巻き取り機42でワイヤ41を岸壁から巻き上げる。
上述した本発明の制御方法によれば、給電制御装置26が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせた後で、第1遮断器22及び第2遮断器24を接続し、その後、外部電源(ソケット1)を切り離すことで、船内発電装置と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
また、第1遮断器22及び第2遮断器24が接続された状態において、給電制御装置26により、外部電源又は船内発電装置の異常(電圧、周波数又は位相の)を検出した場合には、遮断器22及び24、又は遮断器104のうち異常側に位置するものを遮断することにより、外部電源や船内発電装置に異常が発生しても、その影響が船内機器や外部電源におよぶのを未然に防止することができる。
なお、外部電源および船内発電装置の両方に接続されているときに、異常が発生した場合には、上記一方の遮断器を瞬時に遮断しても、船内の停電を回避することができる。
また、外部電源又は船内発電装置の片方だけに接続されているときに、異常が発生した場合には、一旦、外部電源および船内発電装置の両方に無停電で接続した後、上記一方の遮断器を遮断することにより、同様に船内の停電を回避することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の第1実施形態を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。 本発明の第3実施形態を示す図である。 電源切換え時の本発明の制御方法を示すフロー図である。 従来の船舶の概略構成図である。 特許文献1の海底観測システムの構成図である。 特許文献2の「海底給電方式」の構成図である。
符号の説明
1 ソケット、2 係留部材、
10 船用給電装置、11 プラグ、12 電動ドラム装置、
14 電力ケーブル、15 電動ドラム、16 ケーブルコネクタ、
17 巻戻し量検出器、18 リール制御装置、
21 外部ケーブル、22 第1遮断器、
23 中間ケーブル、24 第2遮断器、
25 内部ケーブル、26 給電制御装置、
27a,27b,27c 制御線、
30 ケーブル案内装置、32 ガイドビーム、34a,34b プーリ、
40 ケーブル案内装置、41 ワイヤ、41a 先端部、
42 ワイヤ巻き取り機、43 ケーブルガイドプーリ、44 ケーブルサポート、
100 船舶、102 船内発電装置、104 遮断器、116 外部電源端子

Claims (4)

  1. 船内発電装置を備えた船舶に取り付けられる船用給電装置であって、
    先端部が外部電源に接続可能な電力ケーブルを岸壁に向けて案内するケーブル案内装置と、該ケーブル案内装置を介して前記電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラム装置と、該電動ドラム装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該第1遮断器を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第2遮断器と、前記船内発電装置、第1遮断器、及び第2遮断器を制御する給電制御装置とを備え、
    前記ケーブル案内装置は、水平軸又は鉛直軸のまわりに揺動可能な細長いガイドビームと、該ガイドビームの先端及び末端に設けられ前記電力ケーブルを案内するプーリとからなる、ことを特徴とする船用給電装置。
  2. 船内発電装置を備えた船舶に取り付けられる船用給電装置であって、
    先端部が外部電源に接続可能な電力ケーブルを岸壁に向けて案内するケーブル案内装置と、該ケーブル案内装置を介して前記電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラム装置と、該電動ドラム装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該第1遮断器を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第2遮断器と、前記船内発電装置、第1遮断器、及び第2遮断器を制御する給電制御装置とを備え、
    前記ケーブル案内装置は、先端部が岸壁に固定可能なワイヤを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて巻き戻し可能なワイヤ巻き取り機と、該ワイヤに摺動可能に吊り下げられかつ電力ケーブルに間隔を隔てて固定された複数のケーブルサポートとからなる、ことを特徴とする船用給電装置。
  3. 前記電動ドラム装置は、外部電源に接続可能なプラグが先端に取り付けられた電力ケーブルと、該電力ケーブルを巻き取り・巻き戻しする電動ドラムと、該電動ドラムと共に回転可能に取り付けられ電力ケーブルの末端部が電気的に接続されたケーブルコネクタとからなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の船用給電装置。
  4. 前記給電制御装置は、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段とを備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の船用給電装置。
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