JP4605599B2 - 船用給電パッケージとこれを用いた船舶電力供給方法 - Google Patents

船用給電パッケージとこれを用いた船舶電力供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、船舶が停泊中に、陸上の外部電源から電力の供給を受けるための船用給電パッケージとこれを用いた船舶電力供給方法に関する。
従来から船内に発電装置を備えていると共に、陸上に設置されている外部電源(陸上電源)から電力の供給を受けることができる船舶が知られている。
図5は、船内発電装置を備えた従来の船舶の概略構成図である。この船舶100は、船内発電装置102(例えば、発電機付ディーゼルエンジン)を備えており、この船内発電装置102は、遮断器104を介して、船内の他の装置に電力を供給するための主母線106に電気的に接続されている。
また例えばアッパーデッキ108には、受電端子110が設けられており、この受電端子110と主母線106との間は、船内ケーブル112を介して互いに電気的に接続されている。さらに、船内ケーブル112の中間部には、遮断器114が設けられている。
さらにこの船舶100は、ガバナ103及び発電制御装置105を備えている。ガバナ103は、船内発電装置102に設けられ、発電制御装置105によりガバナ103を制御し、発電出力、発電周波数を制御するようになっている。また、遮断器104は、発電制御装置105により、随時、電路の遮断/接続が遠隔で制御できるようになっている。なお、遮断器114は、発電制御装置105により制御されず、手動により操作されるのが一般的である。
上述した構成により、受電端子110と岸壁に設置されている陸上の外部電源端子116との間をケーブル118で互いに接続すると共に、遮断器104の電路を開き、遮断器114の電路を閉じることにより、陸上の電源設備から電力の供給を受けることができる。
なお、本発明に関連する技術として、たとえば、特許文献1、2が知られている。
特許文献1の海底観測システムは、各海底観測装置53へ定電流給電する分岐給電装置54を小型化することを目的とし、図6に示すように、幹線系給電ライン52へ定電流給電する陸上給電装置51と、幹線系給電ライン52の給電電流を電流分岐するための分岐給電装置54と、分岐給電装置54から定電流給電される分岐給電ライン55と、分岐給電ライン55に対し各々直列に接続された各海底観測装置53とを備え、分岐給電装置54は並列接続された分岐線とこの分岐線の分岐電流を定電流化する電流リミッタとからなるものである。
特許文献2の「海底給電方式」は、図7に示すように、陸上の給電装置63に対応して海底装置61の複数に給電回路を実装し、その給電回路と陸上の給電装置とを陸揚げケーブル68により接続し、その給電回路から海底ケーブル62の両方向にそれぞれ極性の異なる直流定電流を供給するものである。
特開2001−309553号公報、「海底観測システムの給電方法および分岐給電装置」 特開2002−164820号公報、「海底給電方式」
従来の船舶100において船内の電源電圧として、6600Vの高電圧系統と400〜450V(以下、400V級という)の低電圧系統の2種類が通常用いられている。
既設の船舶が低電圧系統を用いている場合、ケーブル118を流れる電流は高電圧系統の場合に比べて、約15倍以上の大電流となるため、ケーブル118は大径で重いものとなるだけでなく、ケーブル118の条数が増えることとなる(例えば、高電圧系統の場合は2本程度であるのに対して、低電圧系統では30本程度)。したがって、このケーブル118を、クレーン等を用いて船舶と岸壁の間に掛け渡して配線するのに、時間がかかり、かつ作業環境が悪いという問題点があった。
また、高電圧系統を用いている場合は、既設、新設のいずれの船舶でも、ケーブル118を流れる電流は低電圧系統に比べれば少ないが、船内の所要電力は一般に大きく、ケーブル118は大径で重いものとなる。したがって、ケーブル118を、クレーン等を用いて船舶と岸壁の間に掛け渡して配線するのに時間がかかり、かつ作業環境が悪いという問題点があった。
また、ケーブル118の配線後、船舶100が使用する電源を、船内発電装置102から外部電源に切り換える場合や、逆に、外部電源から船内発電装置に切り換える場合、従来は、主母線106に一時的に電力が供給できず、停電が発生する問題点があった。
また、従来の船用給電装置は、各船舶にそれぞれ設置する必要があり、船舶自体がコスト高になる問題点があった。
さらに、従来の船用給電装置は、船内の配電盤の改造・変更部分が多いため、新造船への適用はできても、改造船への適用が非常に困難であった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、各船舶にそれぞれ設置する必要がなく、既設、新設のいずれの船舶にも適用でき、船舶内の電圧系統が高電圧系統でも低電圧系統でも容易に適用でき、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる船用給電パッケージとこれを用いた船舶電力供給方法を提供することにある。
本発明によれば、船舶に積込み/積下ろしが可能な船用給電パッケージであって、外部電源を備えた岸壁と船舶との間で、積込み/積下ろしが可能なコンテナと、コンテナに取り付けられ巻取ケーブルを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続できるケーブルリール装置と、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧をそのまま取り出す外部電圧コネクタと、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧を変圧して取り出す内部電圧コネクタと、ケーブルリール装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該ケーブルリール装置及び該第1遮断器を制御する給電制御装置と、該給電制御装置に接続された制御線を取り出す制御線コネクタとを備え、
前記外部電圧コネクタ又は内部電圧コネクタを介して船内に電力を供給し、
前記給電制御装置は、前記制御線コネクタを介して船内発電装置と、前記外部電圧コネクタ又は前記内部電圧コネクタと船内電力ラインとの間に設置された第2遮断器とを制御する、ことを特徴とする船用給電パッケージが提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記第1遮断器を介して供給された外部電源の電圧を所定の電圧に変圧する変圧器を有する
前記ケーブルリール装置は、外部電源に接続可能なプラグが先端に取り付けられた巻取ケーブルと、該巻取ケーブルを巻き取り・繰り出しするリールと、該リールを回転駆動する駆動装置と、巻取ケーブルの繰り出し長さを検出する繰り出し量検出器と、該繰り出し量検出器の検出値に基づき前記駆動装置を制御するリール制御装置とからなり、
該リール制御装置は、給電制御装置により制御される。
前記給電制御装置は、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段とを備える。
前記船内発電装置の電圧系統は高電圧系統又は低電圧系統である、ことが好ましい。
また、本発明によれば、船内発電装置を備えた船舶に電力を供給する船舶電力供給方法であって、
外部電源を備えた岸壁と船舶との間で、積込み/積下ろしが可能なコンテナと、コンテナに取り付けられ巻取ケーブルを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続できるケーブルリール装置と、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧をそのまま取り出す外部電圧コネクタと、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧を変圧して取り出す内部電圧コネクタと、を備えた船用給電パッケージを準備するパッケージ準備ステップと、前記船用給電パッケージを前記船舶に積込む積込みステップと、巻取ケーブルを岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続する外部電源接続ステップと、前記外部電圧コネクタ又は内部電圧コネクタを介して船内に電力を供給する電力供給ステップと、
ケーブルリール装置を介して供給された電力を第1遮断器によって遮断又は接続する遮断ステップと、
前記ケーブルリール装置及び前記第1遮断器を制御する給電制御装置と、該給電制御装置に接続された制御線を取り出す制御線コネクタを準備し、前記給電制御装置によって、該制御線コネクタを介して船内発電装置と、前記外部電圧コネクタ又は前記内部電圧コネクタと船内電力ラインとの間に設置された第2遮断器と、を制御する制御ステップを有する、ことを特徴とする船舶電力供給方法が提供される。
また、本発明の好ましい実施形態によれば、前記第1遮断器を介して供給された外部電源の電圧を所定の電圧に変圧する変圧ステップを有する。
さらに、前記船内発電装置の電圧系統は高電圧系統又は低電圧系統である、ことが好ましい。
上記本発明の構成によれば、外部電源を備えた岸壁と船舶との間で、積込み/積下ろしが可能なコンテナに取り付けられた船用給電パッケージであるので、不使用時には陸上に保管し、船舶が岸壁に接岸した後に、コンテナクレーン等を用いて船舶に積込み、その他の必要な結線をすることで、船用給電装置を各船舶に設置することなく、各船舶に外部電源から給電することができる。
また、コンテナに取り付けられたケーブルリール装置で、巻取ケーブルを岸壁に向けて繰り出して外部電源に接続できるので、接岸後に、給電用のケーブルを船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
さらに、コンテナに取り付けられた外部電圧コネクタと内部電圧コネクタを有しているので、船内電圧が外部電源の電圧と同じ場合には、外部電圧コネクタを介して給電し、異なる場合には内部電圧コネクタを介して給電することにより、既設、新設のいずれの船舶にも適用でき、かつ船舶内の電圧系統が高電圧系統でも低電圧系統でも容易に適用できる。
さらに、給電制御装置が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせた後で、第1遮断器及び第2遮断器を接続し、その後、船内発電装置を停止させ、或いはマッチングさせた後で、船内発電装置を接続し、その後第1遮断器及び第2遮断器を接続し、外部電源を切り離すことで、船内発電装置と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の船用給電パッケージの全体構成図である。この図において、本発明の船用給電パッケージ10は、全体がコンテナ8に取り付けられている。
コンテナ8は、好ましくは、コンテナ船に一般的に用いられる40フィートコンテナ(例えば幅約3m×高さ約3m×長さ約12m)であり、岸壁に備えられているコンテナクレーンで岸壁と船舶との間で積込み及び積下ろしが容易にできるようになっている。
コンテナ8は、オープントップコンテナであるのが好ましいが、これに限られず、通常のドライコンテナでも、フラットラックコンテナでもよい。また、コンテナ8は、これらに限定されず、40フィートコンテナ以外のコンテナでも、開口部、開閉部、吊り部等を任意に設定したコンテナであってもよい。
この構成により、本発明の船用給電パッケージ10は、不使用時は陸上に保管し、船舶が岸壁に接岸した後、岸壁に備えられているコンテナクレーン等を用いて船内発電装置を備えた船舶に積込み/積下ろしができる。
図1において、コンテナ8の外面(図で左端)には、外部電圧コネクタ8a、内部電圧コネクタ8b、及び制御線コネクタ8cが設けられている。
外部電圧コネクタ8aは、外部電源の電圧をそのまま取り出す電力線用のコネクタであり、この例では6600Vの高圧電力を取り出すようになっている。
内部電圧コネクタ8bは、外部電源の電圧を変圧して取り出す電力線用のコネクタであり、この例では440Vの低圧電力を取り出すようになっている。
制御線コネクタ8cは、内部の制御装置26(後述する)と船内機器(後述する)との間を接続する複数の制御線を取り出す多芯コネクタである。
なお、外部電源の電圧は、6600Vの高電圧系統に限定されず、その他の高電圧あるいは低電圧系統でもよい。また、船内電源の電圧も、400V級の低電圧系統に限定されず、高電圧系統でもよい。以下、外部電源の電圧が6600V、船内電源の電圧が440Vの場合を説明する。
図1において、船用給電パッケージ10は、更に、それぞれコンテナ8に取り付けられたケーブルリール装置12、第1遮断器22、変圧器24及び給電制御装置26を備える。コンテナ8への取り付け形態は、内部に完全に格納するのが好ましいが、これに限定されず、船舶への積込み/積下ろしに支障がない限りで、一部がコンテナ外へ突出してもよく、或いは拡縮可能に構成してもよい。
ケーブルリール装置12は、外部電源に接続可能なプラグ11が先端に取り付けられた巻取ケーブル14と、巻取ケーブル14を巻き取り・繰り出しするリール15と、リール15を回転駆動する駆動装置16(例えば電動モータ)と、巻取ケーブル14の繰り出し長さを検出する繰り出し量検出器17と、繰り出し量検出器17の検出値に基づき前記駆動装置を制御するリール制御装置18とからなり、巻取ケーブル14を巻き取って保持し、かつ岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続できるようになっている。
またリール制御装置18は、制御線27aで接続され給電制御装置26により制御される。
巻取ケーブル14は、動力線と信号線からなる多線ケーブルであるのがよい。動力線は単相用の2本でも、3相用の3本でもよい。信号線は、1本でも複数でもよい。
また、繰り出し量検出器17により、巻取ケーブル14の繰り出し長さ(延出量)が所定の値を超えたことを検出した場合、リール制御装置18により駆動装置16の回転を停止するようになっている。
第1遮断器22は、外部ケーブル21と中間ケーブル23aの間に設けられ、ケーブルリール装置12を介して供給された電力を遠隔制御で遮断又は接続可能に構成されている。
また、中間ケーブル23bは、第1遮断器22と外部電圧コネクタ8aを接続し、外部電圧コネクタ8aに外部電源の電圧をそのまま供給するようになっている。
変圧器24は、中間ケーブル23aと出力ケーブル25の間に設置された降圧変圧器であり、外部電源の電圧(この例では6600V)を船内発電装置の電圧(この例では440V)に変圧し、出力ケーブル25を介して内部電圧コネクタ8bに変圧した電圧を供給するようになっている。
なお、変圧器24は、降圧変圧器に限定されず、例えば低電圧の外部電圧を高電圧の船内電圧に変圧する昇圧変圧器でもよい。さらに、外部電圧と船内電圧がわずかに異なる場合(例えば400Vと440V)に、電圧を調整するための変圧器でもよい。
給電制御装置26は、コンテナの内側で、リール制御装置18及び第1遮断器22と制御線27a,27bでそれぞれ接続され、ケーブルリール装置12及び第1遮断器22を制御する。
なお、リール制御装置18と給電制御装置26を一体化して、制御線27aを省略してもよい。また、制御線27bは、第1遮断器22を介して外部電源の電圧、周波数及び/又は位相をそれぞれ検出できるようになっている。
給電制御装置26は更に、コンテナの外側で、制御線コネクタ8cと後述する外部制御線27c,27dを介して、後述する船内機器(第2遮断器30、船内発電装置105、等)を制御するようになっている。
この給電制御装置26は、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段(図示せず)と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段(図示せず)と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段(図示せず)とを備える。
図2は、本発明の船用給電パッケージの使用形態を示す図である。なお、この例では、船内電源と外部電源の両方が6600Vの高電圧系統である場合を示しているが、本発明はこれに限定されず、両方が400V級の低電圧系統でも、一方が6600Vの高電圧系統、他方が400V級の低電圧系統でもよい。
この例において、岸壁の海に近い部位(たとえば、岸壁の上面であって海側の端部)には、外部電源の接続端子の例であるソケット1が設置されている。このソケット1は、岸壁の地中に配線されているケーブルを介して、陸上の高電圧系統に接続されている。なお、外部電源は、6600Vの高電圧系統に限定されず、その他の高電圧系統、或いは他の電圧系統でもよい。
図2において、船舶100は、船内発電装置102(例えば、発電機付ディーゼルエンジン)を備えており、この船内発電装置102は、遮断器104を介して、船内の他の装置に電力を供給するための主母線106に電気的に接続されている。この主母線106は、船舶100に設置されている機器(たとえば、照明設備、冷凍設備)に電力を供給するようになっている。
船舶100は、コンテナ船であるのが好ましいが、本発明はこれに限定されない。
また船内の主母線106に外部から外部電力を供給するための遮断器114が船内に設けられている。
さらにこの船舶100は、ガバナ103及び発電制御装置105を備えている。ガバナ103は、船内発電装置102に設けられ、発電制御装置105によりガバナ103を制御し、発電出力、発電周波数を制御するようになっている。また、遮断器104、114は、発電制御装置105により、随時、電路の遮断/接続が遠隔で制御できるようになっている。
なお、本発明において、船舶100は、既設、新設のどちらでもよい。また、既設船舶の場合に、ガバナ103及び発電制御装置105を備えていることが好ましいが、改造により追加してもよい。また、この改造が困難な場合には、これを省略し、同様の機能を有するほかの手段又は手動操作を併用してもよい。
本発明の船用給電パッケージ10を使用する場合、船舶100には、既設、新設のどちらの場合でも、第2遮断器30を新設する。
この第2遮断器30は、遠隔制御可能であり、給電ケーブル34と船内布設ケーブル32の間に設けられる。内部ケーブル32は、船舶100の船内において、主母線106に接続されている。
またこの例では、内部ケーブル32の中間部に、遮断器114が設けられている。
第2遮断器30は、制御線27c,27dを介して、給電制御装置26に接続され、これにより制御される。
なお、第2遮断器30は、必須ではなく、遮断器114が既に設置されており、これを給電制御装置26で制御できる場合には、遮断器114で代用し省略することができる。この場合には、遮断器114が第2の遮断器となる。
さらに、給電制御装置26は、制御線27dで発電制御装置105と接続されている。この構成により、給電制御装置26により、発電制御装置105を介して船内発電装置102の電圧、周波数及び/又は位相を制御し、そのフィードバック信号を得られるように構成されている。
なお、船舶100が既設船舶の場合で、発電制御装置105を介しての電圧、周波数及び/又は位相の制御、或いはそのフィードバック信号の発信ができない場合には、同様の機能を有するほかの手段又は手動操作を併用する。
図1、図2に示した構成により、船内発電装置102を備えた船舶100に対して、本発明の船用給電パッケージ10を、不使用時は陸上に保管し、船舶100が岸壁に接岸した後、岸壁に備えられているコンテナクレーン等を用いて船舶100に積込み/積下ろしができ、船用給電装置を各船舶に設置することなく、各船舶に外部電源から給電することができる。
また、コンテナ8に取り付けられたケーブルリール装置12で、巻取ケーブル14を岸壁に向けて繰り出して外部電源に接続できるので、接岸後に、給電用のケーブル14を船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
さらに、コンテナ8に取り付けられた外部電圧コネクタ8aと内部電圧コネクタ8bを有しているので、船内電圧が外部電源の電圧と同じ場合には、外部電圧コネクタ8aを介して給電し、異なる場合には内部電圧コネクタ8bを介して給電することにより、既設、新設のいずれの船舶にも適用でき、かつ船舶内の電圧系統が高電圧系統でも低電圧系統でも容易に適用できる。
また、巻取ケーブル14を巻き取って保持するケーブルリール装置12で、巻取ケーブル14を岸壁に向けて繰り出し外部電源(ソケット1)に接続できるので、接岸後に、給電用のケーブル14を船舶と岸壁の間で短時間に容易に掛け渡して配線することができる。
なお、遮断器22、30は、高電圧系統の場合、VCB(Vacuum Circuit Breaker)であり、低電圧系統の場合、ACB(Air Circuit Breaker)であるのが好ましい。
図3は、本発明の船用給電方法を示すフロー図である。
本発明の船用給電方法は、船内発電装置を備えた船舶に電力を供給する方法であり、図1及び図2に示した装置を用い、パッケージ準備ステップS1、積込みステップS2、外部電源接続ステップS3、および電力供給ステップS4からなる。
パッケージ準備ステップS1では、図1に示した船用給電パッケージ10を準備し、好ましくは、外部電源を備えた岸壁の近くに保管する。
積込みステップS2では、船用給電パッケージ10を船舶100が岸壁に接岸した後、岸壁に備えられているコンテナクレーン等を用いて船舶100に積込む。
外部電源接続ステップS3では、巻取ケーブル14を岸壁に向けて繰り出し、外部電源に接続する。なおこの際において、外部電源の通電は安全上遮断しておくことが好ましい。また、並行して、船内電圧が外部電源の電圧と同じ場合には、外部電圧コネクタ8aを給電ケーブル34、第2遮断器30を介して船内の主母線106に接続し、船内電圧が外部電源の電圧と異なる場合には内部電圧コネクタ8bを給電ケーブル34、第2遮断器30を介して船内の主母線106に接続する。
電力供給ステップS4では、第1遮断器22及び第2遮断器30を接続し、外部電源を通電して、外部電圧コネクタ又は内部電圧コネクタを介して船内に電力を供給する。
図4は、本発明の船用給電パッケージの制御方法を示すフロー図である。この図において、(A)は船内電源から外部電源に切換える制御方法を示している。
図4(A)において、この制御方法は、図1及び図2に示した装置を用い、ケーブル接続ステップS11、外部電源検出ステップS12、船内電源検出ステップS13、マッチングステップS14、切換えステップS15及び船内発電装置の停止ステップS16を有する。
ケーブル接続ステップS11では、第1遮断器22及び第2遮断器30(又は代用する遮断器114)を遮断した状態で、巻取ケーブル14を岸壁に向けて繰り出し外部電源(ソケット1)に接続する。
外部電源検出ステップS12では、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する。
船内電源検出ステップS13では、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する。
マッチングステップS14では、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせる。このマッチングは、例えば、船内発電装置の周波数が外部電源の周波数よりもわずかに低くなるようにするのがよい。
切換えステップS15では、マッチングステップS14の後に、第1遮断器22及び第2遮断器30を接続し、遮断器104により船内発電装置を遮断する。
停止ステップS16では、遮断器104により船内発電装置を遮断した後、船内発電装置102を停止する。
上述した制御方法によれば、給電制御装置26が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング(S14)させた後で、第1遮断器22及び第2遮断器30(又は代用する遮断器114)を接続し、その後、船内発電装置102を停止させることで、船内発電装置102と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
図4(B)は、外部電源から船内電源に切換える制御方法を示している。この図において、本発明の制御方法は、図1及び図2に示した装置を用い、船内電源起動ステップS21、外部電源検出ステップS22、船内電源検出ステップS23、マッチングステップS24、切換えステップS25及びケーブル切離しステップS26を有する。
船内電源起動ステップS21では、第1遮断器22及び第2遮断器30(又は代用する遮断器114)を接続し、船内発電装置を遮断した状態で、船内発電装置102を起動する。
外部電源検出ステップS22では、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する。
船内電源検出ステップS23では、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する。
マッチングステップS24では、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせる。このマッチングは、例えば、船内発電装置の周波数が外部電源の周波数よりもわずかに高くなるようにするのがよい。
切換えステップS25では、マッチングステップS24の後に、遮断器104を接続して船内発電装置を接続し、次いで第1遮断器22及び第2遮断器30を遮断する。また、遮断器104を接続した後、負荷移行を行い、負荷移行後に第1遮断器22及び第2遮断器30を遮断するようにしてもよい。
ケーブル切離しステップS26では、巻取ケーブル14を外部電源(ソケット1)から切り離しリールに巻き取る。
上述した制御方法によれば、給電制御装置26が、外部電源検出手段、船内電源検出手段、及びマッチング指令手段を備えるので、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチングさせた後で、船内発電装置を接続し、その後、第1遮断器22及び第2遮断器30(又は代用する遮断器114)を遮断し、その後、外部電源(ソケット1)を切り離すことで、船内発電装置と外部電源との切り換えを無停電で行うことができる。
また、第1遮断器22及び第2遮断器30が接続された状態において、給電制御装置26により、外部電源又は船内発電装置の異常(電圧、周波数又は位相の)を検出した場合には、遮断器22及び30、又は遮断器104のうち異常側に位置するものを遮断することにより、外部電源や船内発電装置に異常が発生しても、その影響が船内機器や外部電源におよぶのを未然に防止することができる。
なお、外部電源および船内発電装置の両方に接続されているときに、異常が発生した場合には、上記一方の遮断器を瞬時に遮断しても、船内の停電を回避することができる。
また、外部電源又は船内発電装置の片方だけに接続されているときに、異常が発生した場合には、一旦、外部電源および船内発電装置の両方に無停電で接続した後、上記一方の遮断器を遮断することにより、同様に船内の停電を回避することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の船用給電パッケージの全体構成図である。 本発明の船用給電パッケージの使用形態を示す図である。 本発明の船用給電方法を示すフロー図である。 電源切換え時の制御方法を示すフロー図である。 従来の船舶の概略構成図である。 本発明の第1実施形態を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。
符号の説明
1 ソケット、8 コンテナ、
8a外部電圧コネクタ、8b 内部電圧コネクタ、8c 制御線コネクタ、
10 船用給電パッケージ、11 プラグ、12 ケーブルリール装置、
14 巻取ケーブル、15 リール、16 駆動装置、
17 繰り出し量検出器、18 リール制御装置、
21 外部ケーブル、22 第1遮断器、
23a,23b 中間ケーブル、24 変圧器、
25 出力ケーブル、26 給電制御装置、
27a,27b,27c,27d 制御線、
30 第2遮断器、32 内部ケーブル、34 給電ケーブル、
100 船舶、102 船内発電装置、104 遮断器、
105 発電制御装置、116 外部電源端子

Claims (8)

  1. 船舶に積込み/積下ろしが可能な船用給電パッケージであって、外部電源を備えた岸壁と船舶との間で、積込み/積下ろしが可能なコンテナと、コンテナに取り付けられ巻取ケーブルを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続できるケーブルリール装置と、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧をそのまま取り出す外部電圧コネクタと、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧を変圧して取り出す内部電圧コネクタと、ケーブルリール装置を介して供給された電力を遮断又は接続可能な第1遮断器と、該ケーブルリール装置及び該第1遮断器を制御する給電制御装置と、該給電制御装置に接続された制御線を取り出す制御線コネクタとを備え、
    前記外部電圧コネクタ又は内部電圧コネクタを介して船内に電力を供給し、
    前記給電制御装置は、前記制御線コネクタを介して船内発電装置と、前記外部電圧コネクタ又は前記内部電圧コネクタと船内電力ラインとの間に設置された第2遮断器とを制御する、ことを特徴とする船用給電パッケージ。
  2. 前記第1遮断器を介して供給された外部電源の電圧を所定の電圧に変圧する変圧器を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の船用給電パッケージ。
  3. 前記ケーブルリール装置は、外部電源に接続可能なプラグが先端に取り付けられた巻取ケーブルと、該巻取ケーブルを巻き取り・繰り出しするリールと、該リールを回転駆動する駆動装置と、巻取ケーブルの繰り出し長さを検出する繰り出し量検出器と、該繰り出し量検出器の検出値に基づき前記駆動装置を制御するリール制御装置とからなり、該リール制御装置は、給電制御装置により制御される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の船用給電パッケージ。
  4. 前記給電制御装置は、外部電源の電圧、周波数及び/又は位相を検出する外部電源検出手段と、船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相を検出する船内電源検出手段と、外部電源に合わせて船内発電装置の電圧、周波数及び/又は位相をマッチング指令するマッチング指令手段とを備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の船用給電パッケージ。
  5. 前記船内発電装置の電圧系統は高電圧系統又は低電圧系統である、ことを特徴とする請求項に記載の船用給電パッケージ。
  6. 船内発電装置を備えた船舶に電力を供給する船舶電力供給方法であって、
    外部電源を備えた岸壁と船舶との間で、積込み/積下ろしが可能なコンテナと、コンテナに取り付けられ巻取ケーブルを巻き取って保持しかつ岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続できるケーブルリール装置と、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧をそのまま取り出す外部電圧コネクタと、コンテナに取り付けられ外部電源の電圧を変圧して取り出す内部電圧コネクタと、を備えた船用給電パッケージを準備するパッケージ準備ステップと、前記船用給電パッケージを前記船舶に積込む積込みステップと、巻取ケーブルを岸壁に向けて繰り出し外部電源に接続する外部電源接続ステップと、前記外部電圧コネクタ又は内部電圧コネクタを介して船内に電力を供給する電力供給ステップと、
    ケーブルリール装置を介して供給された電力を第1遮断器によって遮断又は接続する遮断ステップと、
    前記ケーブルリール装置及び前記第1遮断器を制御する給電制御装置と、該給電制御装置に接続された制御線を取り出す制御線コネクタを準備し、前記給電制御装置によって、該制御線コネクタを介して船内発電装置と、前記外部電圧コネクタ又は前記内部電圧コネクタと船内電力ラインとの間に設置された第2遮断器と、を制御する制御ステップを有する、ことを特徴とする船舶電力供給方法。
  7. 前記第1遮断器を介して供給された外部電源の電圧を所定の電圧に変圧する変圧ステップを有する、ことを特徴とする請求項6に記載の船舶電力供給方法。
  8. 前記船内発電装置の電圧系統は高電圧系統又は低電圧系統である、ことを特徴とする請求項6乃至請求項7に記載の船舶電力供給方法。
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