JP4605167B2 - 封印紙貼着構造 - Google Patents
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Description
用して好適な封印紙貼着構造に関する。
スでは、図14に示すように一対のケーシング1,2を合体せしめて形成され、
内部に制御基板3を収容している。一対のケーシング1,2はそれぞれ略浅箱形
に形成され、それぞれの側壁1a,2aが隣接して当該筺体の側壁4を形成して
いる。この側壁4は平坦であり、封印紙5は当該側壁上にて両方の隣接面に跨る
ように貼着されている。すなわち、当該側壁4が封印紙5の貼着面となっている
。
め、剃刀の刃などを貼着面に対して斜めに当接させ、封印紙5と貼着面との間に
滑り込ませていくと、封印紙5を破ることなく剥がせてしまい、封印紙5の役目
を果たさないことがあるという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、封印紙を剥がしにくくする
ことが可能な封印紙貼着構造の提供を目的とする。
おける互いの隣接面に跨って封印紙を貼着する封印紙貼着構造であって、封印紙
の貼着面に突部を形成した構成としてある。
突部が形成されているため、剃刀の刃を斜めに当接させて滑り込ませようとした
ときに、同突部に突き当たってしまう。
ませようとしても突部に突き当たってしまうようにしたため、封印紙を破ること
なく剥がすことを防止することが可能な封印紙貼着構造を提供することができる
。
図1は、本発明の一実施形態にかかる封印紙貼着構造を適用した遊技機用制御
基板ボックスを分解斜視図により示しており、図2は同遊技機用制御基板ボック
スにて制御される遊技機を正面図により示しており、図3は同遊技機用制御基板
ボックスの収容状態を遊技機の背面図により示している。
置12を備えており、同入賞装置12のディジタル可変表示器13をはじめとし
て各種の電気機器を制御するために機構板20の背面に制御基板ボックス30を
備えている。制御器板ボックス30はそれぞれ一面を開口させた浅箱形の樹脂か
らなる表ケーシング31と裏ケーシング32とを対面させ、間に制御基板33を
収容してネジ止め固定して形成されている。
0の制御基板ボックス30としているが、封印紙を貼着せしめて開閉を規制する
ような対象物であれば特に限定されるものではない、従って、パチンコ遊技機1
0に限らずスロットマシンのような他の遊技機の封印部に適用したり、あるいは
、制御基板ボックス30以外の他の封印部、例えば電気メータやガスメータなど
に適用したりすることもできる。むろん、樹脂にて形成されている場合に限らず
、金属製のケーシングの場合であっても適用可能であるし、一方が樹脂で形成さ
れて他方が金属で形成されている場合であっても適用可能である。
平行となる矩形箱形に形成され、上面と下面には二ヶ所ずつ凸部41,42が形
成されている。各凸部41,42はそれぞれ表ケーシング31と裏ケーシング3
2の側にて対称に形成された角形の台部41a,41b,42a,42bが表裏
方向に連続するように並んで形成されており、両ケーシング31,32の隣接面
に突部40が形成されたことになる。図4及び図5に示すように、封印紙50は
、この突部40を含めてケーシング31,32の隣接面に貼着される。この意味
でケーシング31,32の隣接面が封印紙50の貼着面を構成する。
しているが、封印紙50の貼着面に沿って剃刀などの刃を滑らせようとしたとき
に同突部40にぶつかるように突部が形成されていればよい。
例えば、上述した実施形態においては、凸部41,42は角形の台部41a,
41b,42a,42bが表裏方向に連続するように並んで形成されているが、
必ずしも角形である必要はなく、図6や図7に示すように、蒲鉾形のように表面
が曲面をなす台部43a,43bを表ケーシング31と裏ケーシング32の隣接
面にて表裏方向に連続するように並んで形成しておいてもよい。角形のものでは
角部に剃刀の刃などが食い込みやすく滑らし難いが、曲面の場合も曲面に沿って
滑らすのが難しく、剥がし難いという効果がある。なお、封印紙50は制御基板
ボックス30におけるケーシング31,32の平坦な側壁面に貼着される場合に
限らず、例えば、図8に示すように面と面とが接する角部に対して貼着されるも
のであっても良い。
の面を含むものである。例えば、図9に示すように、表ケーシング31と裏ケー
シング32の隣接面に封印紙50の外縁を取り囲むように連続した突部44を構
成する枠状のリブ44a,44bを形成しておき、当該表ケーシング31と裏ケ
ーシング32とを合体させたときには図10に示すように封印紙50の貼着部位
の外周を取り囲むようにしてもよい。
周囲にリブ44a,44bからなる突部40が形成されており、封印紙50と貼
着面の間に剃刀の刃などを滑り込ませる余地がない。
さらには、貼着面に突部を形成するだけではなく、封印紙の側にもこれと共同
して剥がし難くするようにしておいても良い。例えば、図11に示す実施形態に
おいては、表ケーシング31と裏ケーシング32とによって隣接部位に跨るよう
に小突起(突部)45,45を形成せしめ、封印紙50には同小突起45,45
が貫通可能な孔51,51を形成してある。図12に示すように表ケーシング3
1と裏ケーシング32とを合体せしめつつ小突起45,45が同孔51,51に
入り込むようにして封印紙50を貼着せしめれば、封印紙50と貼着面の間に剃
刀の刃などを滑り込ませていっても途中で小突起45,45に突き当たって進め
なくなる。特に、本実施形態のように突部を二つ作っておけば、周縁を回り込ま
せて剥がすこともできなくなる。なお、このような突部の間の隙間は狭くなるほ
ど剃刀の刃などを挿入し難くなるので、図示するものよりもさらに狭くして実施
するのが好ましい。
り囲んで複数の突起(突部)46を形成している。このような突起46は封印紙
50の剥離防止のための専用品である必要はなく、他の機能を兼ね備えつつ封印
紙50の貼着部位に隣接していくつか形成されていることにより、上述したよう
にして剃刀の刃などを滑り込ませていくことが困難になる。
このように、パチンコ遊技機10における制御基板ボックス30のように開閉
可能な表ケーシング31と裏ケーシング32における互いの隣接面に跨って封印
紙50を貼着するものにおいて、同封印紙50の貼着面には突部40を形成して
いるため、同突部40が貼着部位そのものとなる場合や、封印紙50を外縁から
取り囲む場合や、封印紙50を貫通して突き出る場合などを含め、剃刀の刃など
を貼着面との間に滑り込ませようとしても同突部40に突き当たり、剥がすこと
ができなくなる。
31…表ケーシング
32…裏ケーシング
40…突部
41,42,44…凸部
41a,41b,42a,42b…台部
43a,43b…台部
44a,44b…リブ
45,45…小突起
46…突起
50…封印紙
51…孔
Claims (2)
- 表ケーシングと裏ケーシングとを合体させて形成される内部に制御基板を収容した制 御基板ボックスと、
前記表ケーシングと裏ケーシングとに跨って貼着された封印紙と、
を備える遊技機において、
前記表ケーシングと前記裏ケーシングの前記封印紙の貼着面のそれぞれには、前記表 ケーシングと前記裏ケーシングとを合体させた場合に当該表ケーシングと裏ケーシング とによって突部を形成する小突部が設けられ、
前記封印紙には前記突部が貫通可能な孔が形成され、
該孔に前記突部を貫通させて前記封印紙を前記貼り付け面に貼り付けたことを特徴と する遊技機。 - 前記突部が複数箇所に形成されるよう、前記表ケーシングと前記裏ケーシングのそれ ぞれ複数箇所に小突部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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JP2007037211A JP4605167B2 (ja) | 2007-02-17 | 2007-02-17 | 封印紙貼着構造 |
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JP2007167677A JP2007167677A (ja) | 2007-07-05 |
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2007
- 2007-02-17 JP JP2007037211A patent/JP4605167B2/ja not_active Expired - Fee Related
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