JP4604770B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電潜像をトナー像に現像する現像装置および前記現像装置を備えたプリンタ、FAX、複写機や、これら複数の機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来の静電潜像をトナー像に現像する現像装置は、静電潜像が形成された感光体と対向する現像領域にトナーを搬送する現像ロールを有する。前記現像ロールとして、トナーが収容される現像容器に固定支持された複数の磁極を有する磁石ロールと、前記磁石ロールの外周に配置され、前記磁石ロールの磁界により表面にトナーを担持した状態で回転駆動する現像スリーブとを有するものが知られている(例えば、特許文献1(特開2003−122115号公報)等参照)。そして、前記現像装置には、現像スリーブに担持されたトナーを摩擦帯電させたりトナーの厚み(層厚)を規制したりするためのブレード部材が現像スリーブに当接・押圧した状態で配置されているものがある。
しかしながら、このような従来の現像装置では、現像スリーブや磁石ロールに対して自重等の様々な力が作用したりブレード部材の押圧により現像スリーブに撓みが発生し、現像領域における感光体と現像スリーブとの間隔が変動することがある。この間隔が変動してしまうと、現像ムラや部材どうしの接触等の障害が発生してしまう。
この問題を解決するために、下記の従来技術(J01)が公知である。
(J01)特許文献2(特開平11−24389号公報)記載の技術
特許文献2記載の現像装置では、現像スリーブ(5)と帯電ブレード(7)との圧接位置に対向する位置の磁石ロール(6)表面には、現像スリーブ(5)と磁石ロール(6)との間のギャップに、高摺動性を有する部材(10)が固着されている。
特開2003−122115号公報 特開平11−24389号公報(「0016」〜「0032」、第1図〜第4図)
前記従来技術(J01)では、現像スリーブと磁石ロールとの間のギャップは非常に狭いため、磁石ロールの外径寸法や、高摺動性部材や高摺動性部材を固着する粘着シールの厚みの寸法等を数十μmレベルで精度良く管理する必要がある。しかしながら、実際には、複数の部材の寸法を前記精度で管理することは困難であるため、現像ムラを十分に改善することは困難であり、寸法の精度を高めるとコスト高になるという問題もある。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)現像スリーブの撓みによる現像ムラを低減すること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために第1発明の現像装置は、下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする。
(A01)現像剤を収容する現像容器、
(A02)前記現像容器に配設され複数の磁極を有する磁石ロールと、前記磁石ロールの外周に回転可能に支持され、表面に現像剤を担持して回転駆動される現像スリーブと、を有し、静電潜像が形成された像担持体に対向する現像領域において静電潜像をトナー像に現像する現像ロール、
(A03)前記現像スリーブ表面に当接するブレード部材、
(A04)前記ブレード部材が前記現像スリーブに当接するブレード当接位置に対応して、前記磁石ロールに形成された撓み抑制部材支持凹部、
(A05)前記磁石ロール外周面よりも外方に突出し且つ前記現像スリーブの内周面に近接する撓み抑制部を有し、前記撓み抑制部材支持凹部に支持された撓み抑制部材。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01)〜(A05)を備えた第1発明の現像装置では、複数の磁極を有する磁石ロールは、現像剤を収容する現像容器に配設されている。前記磁石ロールの外周に回転可能に支持された現像スリーブは、現像剤を担持して回転駆動される。前記磁石ロールと現像スリーブとを有する現像ロールは、静電潜像が形成された像担持体に対向する現像領域において静電潜像をトナー像に現像する。ブレード部材は、前記現像スリーブ表面に当接する。撓み抑制部材支持凹部は、前記ブレード部材が前記現像スリーブに当接するブレード当接位置に対応して、前記磁石ロールに形成されている。前記撓み抑制部材支持凹部に支持された撓み抑制部材の撓み抑制部は、前記磁石ロール外周面よりも外方に突出し且つ前記現像スリーブの内周面に近接する。
したがって、第1発明の現像装置では、前記ブレード部材により現像スリーブが撓んでも、現像スリーブの内周面に近接して配置された撓み抑制部により撓みが抑制される。この結果、現像スリーブと像担持体や磁石ロールとの間隔の変動を低減でき、現像ムラや部材どうしの接触等を低減できる。したがって、現像ムラ等を低減できるので、画質や信頼性を向上させることができる。また、撓み抑制部材により撓みが抑制されるので、現像スリーブを薄肉化することができ、現像装置を小型化、低コスト化することもできる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の現像装置は、前記第1発明の現像装置において、下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)弧状面により形成された前記撓み抑制部。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A06)を備えた第1発明の形態1の現像装置では、前記撓み抑制部は弧状面により形成されているので、現像スリーブ内周面と撓み抑制部との摩擦を低減できる。
(第1発明の形態2)
第1発明の形態2の現像装置は、前記第1発明または第1発明の形態1の現像装置において、下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)前記撓み抑制部材支持凹部に弾性部材を介して支持された前記撓み抑制部材。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成要件(A07)を備えた第1発明の形態2の現像装置では、前記撓み抑制部材は、前記撓み抑制部材支持凹部に弾性部材を介して支持されている。したがって、第1発明の形態2の現像装置は、弾性部材による弾性力とブレード部材による押圧力とのバランスにより撓みを抑制できる。また、撓み抑制部材と現像スリーブとの摩擦が急激に大きくなっても、弾性部材により摩擦が調整されるので、現像スリーブの急激な回転変動を抑えることができる。
(第1発明の形態3)
第1発明の形態3の現像装置は、前記第1発明および第1発明の形態1,2のいずれかにおいて、下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)前記磁極を有する磁石部材と、前記磁石部材の外表面を被覆する高摺動層と、を有する前記撓み抑制部材。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A08)を備えた第1発明の形態3の現像装置では、前記撓み抑制部材は、前記磁極を有する磁石部材と、前記磁石部材の外表面を被覆する高摺動層と、を有する。したがって、撓み抑制部材に磁極を配置することができ、ブレード部材による薄層化を確実に行うことができる。
(第2発明)
前記技術的課題を解決するために第2発明の画像形成装置は、前記第1発明および第1発明の形態1〜3のいずれかの現像装置を備えたことを特徴とする。
(第2発明の作用)
前記構成要件を備えた第2発明の画像形成装置では、前記第1発明および第1発明の形態1〜3のいずれかの現像装置を備えているので、前記ブレード部材により現像スリーブが撓んでも、現像スリーブの内周面に近接して配置された撓み抑制部により撓みが抑制される。この結果、現像スリーブと像担持体や磁石ロールとの間隔の変動を低減でき、現像ムラや部材どうしの接触等を低減できる。したがって、現像ムラ等を低減できるので、画質や信頼性を向上させることができる。また、撓み抑制部材により撓みが抑制されるので、現像スリーブを薄肉化することができ、画像形成装置を小型化、低コスト化することもできる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)現像スリーブの撓みによる現像ムラを低減することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の画像形成装置の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置(デジタル複写機)の縦断面図である。
図1において、カートリッジユニット装着装置としての画像形成装置(デジタル複写機)Uは、画像形成装置本体(カートリッジユニット装着装置本体)U1、自動原稿搬送装置U2を有している。前記画像形成装置本体U1は、IOT(イメージアウトプットターミナル)、IIT(イメージインプットターミナル、すなわち原稿読取装置)を有している。
前記自動原稿搬送装置U2は、IIT上面のプラテンガラスPG上に支持されている。
前記IOT上面には上方のIITとの間にシート排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。前記自動原稿搬送装置U2は、その後端部(−X端部)に設けた左右方向に延びるヒンジ軸(図示せず)により前記プラテンガラスPG上面に対して回動可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記画像形成装置本体U1は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)を有している。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラスPG上面に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)で電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入力される電気信号を画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)に出力する。なお、前記UI(ユーザインタフェース)、IPSおよびレーザ駆動信号出力装置DLと、後述の現像ロールGa、転写ロールRtにバイアス電圧を印加する電源回路E等の動作はコントローラCにより制御される。
図2は図1の画像形成装置プロセスユニット及び定着ユニット部分の要部拡大図である。
図1において、前記ROSの左方には、黒色のトナー像を形成するトナー像形成装置(プロセスユニット、カートリッジユニット)Upが配置されている。潜像形成光学系ROSの前記図示しないレーザダイオードから出射したレーザビームLは、回転する感光体PRに入射する。
図1、図2において、前記トナー像形成装置Upは、矢印方向(図2参照)に回転する感光体ドラムにより構成された像担持体PRと、帯電ロール(帯電部材)CRと、現像装置Gと、クリーナCLとを有している。また、前記トナー像形成装置Upはユニット化されており、プロセスユニットUpとして画像形成装置本体U1に着脱可能に構成されている。前記プロセスユニット(トナー像形成装置)Upの着脱は、画像形成装置本体U1の前面に開閉可能に支持されたフロントカバー(図示せず)を開放した状態で行う。
前記像担持体PRの表面は、帯電ロールCRにより一様に帯電された後、潜像書込位置Q1(図2参照)において前記ROS(潜像形成装置)のレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。
前記静電潜像が形成された像担持体PR表面は回転移動して現像領域Q2(図2参照)、転写領域(シート転写領域)Q3を順次通過する。
現像装置Gは、現像バイアスが印加される現像ロールGa、現像剤を撹拌しながら現像ロールGaに搬送する現像剤攪拌部材Gb,Gc,Gdを回転可能に支持し且つ現像剤を収容する現像容器Vを有している。また、前記現像容器Vには、前記現像ロールGa表面に当接して、現像ロールGa表面の現像剤を摩擦帯電させると共に現像剤の厚さを規制して薄層化するブレード状の層厚規制部材(ブレード部材)Skが固定支持されている。
そして、現像領域Q2を通過する像担持体PR上の静電潜像は現像ロールGaによりトナー像に現像される。
前記像担持体PR、帯電ロールCR、現像装置G、クリーナCL等がユニット化されたプロセスユニット(カートリッジユニット)Upによって、トナー像形成装置Upが構成されている。
前記転写領域Q3に搬送するための記録シートを収容する複数の給紙トレイTR1〜TR4(図1参照)は、その左右両側に前後方向(図1で紙面に垂直な方向)に沿って配置された一対のレールRL1,RL1に沿って移動可能に支持されている。
図1において、前記各給紙トレイTR1〜TR4から、ピックアップロールRpにより取出された記録シートは、リタードロールおよび給紙ロールを有するさばきロールRsにより1枚づつ分離されて、シート搬送路SHに沿って配置された複数のシート搬送ロールRaにより搬送され、レジロールRrにより所定のタイミングで、前記転写領域Q3に搬送される。
また、前記手差トレイTR0から給紙された記録シートSも前記シート搬送路SHに沿って配置されたシート搬送ロールRa、レジロールRrにより前記転写領域Q3に搬送される。
前記シート搬送路SH、シート搬送ロールRa、レジロールRr等によりシート搬送装置(SH+Ra+Rr)が構成されている。
図2において、前記転写領域Q3には転写バイアスが印加される転写ロール(転写装置)Rtが配置されている。この転写ロールRtは転写領域Q3において前記像担持体PRに圧接しており、記録シートSが前記転写領域Q3を通過する際、前記転写ロールRtには前記コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングで転写バイアス(転写電圧)が印加される。このとき、前記像担持体PR上のトナー像は、転写ロールRtにより記録シートSに転写される。
像担持体PR表面のトナー像が転写領域Q3において記録シートSに転写された後、前記像担持体PRは、クリーナCL(図2参照)により表面に付着した残留トナーが回収される。前記クリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収された像担持体PRは、前記帯電ロールCRにより再び帯電される。
図1、図2において、前記転写領域Q3において未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で、前記転写ロールRtの上方に配置された定着装置(定着ユニット)Fに搬送される。
図2において、前記定着装置Fは、互いに圧接して回転する加熱ロール(加熱用定着部材)Fh及び加圧ロール(加圧用定着部材)Fpにより構成される一対の定着部材Fh,Fpを有している。また、前記定着装置Fは、ユニット化されており、定着ユニット(カートリッジユニット)Fとして画像形成装置本体U1に着脱可能に構成されている。
前記未定着トナー像が転写された記録シートSは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとの圧接領域によって形成される定着領域Q4に搬送され、加熱ロールFhと加圧ロールFpによりトナー像が定着される。
前記加熱ロールFh及び加圧ロールFpにより構成される定着部材Fh,Fp等がユニット化された定着ユニット(カートリッジユニット)Fによって、前記定着装置Fが構成されている。
図1、図2において、定着トナー像が形成された記録シートSは、その後、シートガイドSG1,SG2(図2参照)にガイドされて排紙ロール(標準排出ロール)R1に搬送され、前記排紙ロールR1によりシート排出トレイTRhに排出される。
図1において、前記排紙ロールR1の左方には、オプション装置(シート反転装置)U3の装着時に、画像形成装置本体U1内に装着されるシート反転排出用ガイドSG3(図2参照)およびオプション排出ロールR2(図2参照)が2点鎖線(仮想線)で示されている。
図1において画像形成装置本体U1の上部左側面にはオプション装置であるシート反転装置U3が着脱可能に装着されている。記録シートの両面に画像記録を行う場合、片面記録済の記録シートは前記オプション排出ロールR2からシート反転装置U3を通って、表裏反転した状態で前記転写領域Q3に再送される。
前記シート反転排出用ガイドSG3およびオプション排出ロールR2は、オプション装置であるシート反転装置U3を画像形成装置本体U1に装着した場合にのみ使用される部材(オプション排出部材)であり、シート反転装置U3の装着時に画像形成装置本体U1内に装着される。
(現像ロールの説明)
図3は実施例1の現像装置の現像ロール部分の要部説明図である。
図3において、現像ロールGaは、現像容器Vに固定支持された磁石ロール1と、前記磁石ロール1の外周に配置され、回転駆動する円筒状の現像スリーブ2とを有する。前記磁石ロール1は、現像スリーブ2に現像剤を吸着させるピックアップ磁極S1、前記層厚規制部材Skの近傍に位置し、現像剤層厚に関与するトリミング磁極N1、感光体(像担持体)PRに対向する現像領域Q2において感光体PR側へのトナーの移動に関与する現像磁極S2、現像工程終了後の現像剤を搬送する搬送磁極N2、現像工程終了後の現像スリーブ2上に残存する現像剤を現像スリーブ2表面から剥離させるピックオフ磁極S3とを有している。
図3において、前記磁石ロール1には、トリミング磁極N1の現像ロールGa回転方向下流側且つ現像スリーブ2と層厚規制部材Skとが当接する当接領域(ブレード当接位置)Q6に対応する位置に、撓み抑制部材支持凹部1aが形成されている。前記撓み抑制部材支持凹部1aは、ロール軸方向(前後方向、X軸方向)に延びて形成され、ロール軸1bまで達する深さに形成されている。
前記撓み抑制部材支持凹部1aには、高摺動性(耐摩擦性、耐摩耗性)の撓み抑制部材3が嵌合されている。なお、高摺動性の撓み抑制部材3としては、例えば、高摺動性のPOM(ポリアセタール樹脂)やポリオレフィン樹脂等を表面コーティングした樹脂または金属により構成することが可能である。
図3において、前記ロール軸1bから撓み抑制部材3の外端部(撓み抑制部)3aまでの長さ(抑制部材長さ)rは、磁石ロール1の外径Rよりも大きく且つ現像スリーブ2の内径D/2よりも若干小さく設定されている。したがって、前記撓み抑制部材3の撓み抑制部3aは、前記磁石ロール1の外表面よりも外方に突出し且つ、現像スリーブ2の内周に近接するように設定されている。なお、r≦D/2に設定することができ、非接触で接近した状態だけでなく、接触するように設定することも可能である。したがって、本明細書において近接とは、非接触で接近した状態だけでなく、接触した状態も含むものとする。なお、接触または非接触の状態であっても、現像スリーブ2の回転や層厚規制部材Skとの接触圧等により、撓み抑制部3aが現像スリーブ2に対して接触・離隔を繰り返すこともある。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、現像スリーブ表面に担持された現像剤は、現像スリーブ2と層厚規制部材Skとの当接領域Q6において摩擦帯電されると共に層厚が規制される。このとき、層厚規制部材Skにより現像スリーブ2の外周面が押圧されるが、当接領域Q6に対応する現像スリーブ2の内周面側には撓み抑制部3aが近接して配置されているので、回転駆動する現像スリーブ2が撓んでも、撓み抑制部3aにより撓みは最小限に抑制される。したがって、現像領域Q2における現像スリーブ2と感光体PRとの間隔の変動を低減でき、現像ムラや部材どうしの接触等を低減できる。この結果、現像ムラ等を低減できるので、画質や信頼性を向上させることができる。また、撓み抑制部材3により現像スリーブ2の撓みを低減できるので、撓み低減のために現像スリーブ2を厚肉化する必要が無くなり、現像スリーブ2を薄肉化することができ、現像装置Gおよび画像形成装置Uを小型化、低コスト化することもできる。
実施例1の現像装置Gでは、撓み抑制部材3が、撓み抑制部材支持凹部1aに嵌合されているため、撓み抑制部3aの長さrの精度を管理すればよく、磁石ロール1の外形寸法については、それほど精度を高める必要が無くなる。したがって、高精度に管理する部材を少なくすることができるため、実際に生産することが可能となり、コストの上昇も最小限にできる。
さらに、実施例1の撓み抑制部材3は、高摺動性を有しているので、現像スリーブ2の内周面に当接した状態で現像スリーブ2が回転駆動しても、摩擦、摩耗を低減でき、長寿命化できる。
図4は本発明の実施例2の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図4において、実施例2の現像装置Gでは、撓み抑制部材支持凹部1aの磁石ロール1の周方向に沿った長さが、実施例1の場合に比べ、半分の長さに設定されている。これに応じて、撓み抑制部材支持凹部1aに嵌合する撓み抑制部材3′の磁石ロール周方向に沿う長さは、実施例1の撓み抑制部材3と比べて現像スリーブ2の回転方向の下流側半分となっている。そして、前記トリミング磁極N1が実施例1の場合に比べ、現像スリーブ2と層厚規制部材Skとの当接領域Q6に近い位置に配置されている。
また、実施例2の撓み抑制部材3′の撓み抑制部3a′は、実施例1の場合と異なり、円弧状の外表面(弧状面)により構成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の現像装置Gを有する画像形成装置では、撓み抑制部材3′により現像スリーブ2の撓みが抑制されると共に、トリミング磁極N1が当接領域Q6に近いので、層厚規制部材Skによる現像剤層の薄層化を実施例1の場合と比べ確実に行うことができる。また、実施例2の撓み抑制部材3′は、撓み抑制部3a′が円弧状外表面により構成されているので、現像スリーブ2内周面の摩擦、摩耗をさらに低減できる。その他、実施例2の現像装置Gは、実施例1と同様の作用効果を奏する。
図5は本発明の実施例3の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例2の図4に対応する図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1、2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1、2と相違しているが、他の点では前記実施例1、2と同様に構成されている。
図5において、実施例3の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、撓み抑制部材支持凹部1a′の形成位置や撓み抑制部材3′の配置位置が、実施例2の場合と比較して、現像スリーブ2の回転方向の下流側の当接領域Q6に対応する位置に配置されている。これに応じて、トリミング磁極N1が当接領域Q6に対応する位置に配置されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、実施例2の場合と比較して、さらに、層厚規制部材Skによる薄層化をさらに確実に行うことができる。その他、実施例3の現像装置Gは、実施例2と同様の作用効果を奏する。
図6は本発明の実施例4の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
なお、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例4は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図6において、実施例4の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、撓み抑制部材支持凹部1aには、撓み抑制部材13が磁石ロール1の径方向に移動可能な状態で収容されている。前記撓み抑制部材13の内端部には、コイルバネ(弾性部材)14の一端が連結されており、コイルバネ14の他端はロール軸1bに支持されている。したがって、前記コイルバネ14により、撓み抑制部材13は外方に付勢され、撓み抑制部材13の外端部の撓み抑制部13aは、現像スリーブ2の内周面に近接した状態で保持される。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、コイルバネ14により撓み抑制部材13が移動可能な状態で支持されている。したがって、現像スリーブ2に撓みが発生しても、コイルバネ14の弾性力と撓み抑制部材13の押圧力とのバランスにより撓みが抑制される。また、撓みが大きくなり、現像スリーブ2と撓み抑制部13aとの摩擦が大きくなっても、コイルバネ14により調整されるので、摩擦により現像スリーブ2の回転速度が変動することも抑えることができる。その他、実施例4の現像装置Gは、実施例1の現像装置Gと同様の作用効果を奏する。
図7は本発明の実施例5の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
なお、この実施例5の説明において、前記実施例1、4の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例5は、下記の点で前記実施例1、4と相違しているが、他の点では前記実施例1、4と同様に構成されている。
図7において、実施例5の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、撓み抑制部材13′は、トリミング磁極N1を有する磁石部材13bと、前記磁石部材13bの外表面に被覆された(コーティングされた)高摺動層13cとを有している。したがって、実施例5の現像ロールGaでは、トリミング磁極N1は撓み抑制部材13′に設けられている。
(実施例5の作用)
前記構成を備えた実施例5の現像装置Gを有する画像形成装置Uでは、撓み抑制部材13′にトリミング磁極N1が配置されているので、層厚規制部材Skによる薄層化を確実に行うことも可能である。その他、実施例5の現像装置Gは、実施例1,4と同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)本発明はフルカラーの画像形成装置や中間転写ベルトを有する画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記実施例5の磁石部材と高摺動層の構成を、実施例1、2に適用することも可能である。すなわち、磁極を有する撓み抑制部材3、3′とすることも可能である。
(H03)前記各実施例において、撓み抑制部材支持凹部1a、1a′の深さはロール軸1bに達する深さにしたが、深さは任意に設定可能である。
(H04)前記実施例4,5において、弾性部材としてコイルバネ14を使用したが、板バネや弾性ゴム等の弾性部材を使用することも可能である。
(H05)前記各実施例において、撓み抑制部材支持凹部1a、1a′や撓み抑制部材3、3′、13、13′をロール軸方向(前後方向)に沿って設けたが、これに限定されず、ロール軸方向の一部(中央部や両端部等)にのみ設ける構成とすることも可能である。
(H06)前記各実施例において、撓み抑制部材は高摺動性部材や低摩擦部材により構成することが望ましいが、これら以外の部材で構成することも可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置(デジタル複写機)の縦断面図である。 図2は図1の画像形成装置プロセスユニット及び定着ユニット部分の要部拡大図である。 図3は実施例1の現像装置の現像ロール部分の要部説明図である。 図4は本発明の実施例2の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。 図5は本発明の実施例3の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例2の図4に対応する図である。 図6は本発明の実施例4の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。 図7は本発明の実施例5の現像装置の現像ロール部分の要部拡大説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
符号の説明
1…磁石ロール、
1a,1a′…撓み抑制部材支持凹部、
2…現像スリーブ、
3.3′,13,13′…撓み抑制部材
3a,3a′,13a…撓み抑制部、
3a′…弧状面
13b…磁石部材、
13c…高摺動層
14…弾性部材、
Ga…現像ロール、
N1,N2,S1,S2,S3…磁極
Q6…ブレード当接位置、
Sk…ブレード部材、
V…現像容器。

Claims (5)

  1. 下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする現像装置、
    (A01)現像剤を収容する現像容器、
    (A02)前記現像容器に配設され複数の磁極を有する磁石ロールと、前記磁石ロールの外周に回転可能に支持され、表面に現像剤を担持して回転駆動される現像スリーブと、を有し、静電潜像が形成された像担持体に対向する現像領域において静電潜像をトナー像に現像する現像ロール、
    (A03)前記現像スリーブ表面に当接するブレード部材、
    (A04)前記ブレード部材が前記現像スリーブに当接するブレード当接位置に対応して、前記磁石ロールに形成された撓み抑制部材支持凹部、
    (A05)前記磁石ロール外周面よりも外方に突出し且つ前記現像スリーブの内周面に近接する撓み抑制部を有し、前記撓み抑制部材支持凹部に支持された撓み抑制部材。
  2. 下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする請求項1記載の現像装置、
    (A06)弧状面により形成された前記撓み抑制部。
  3. 下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置、
    (A07)前記撓み抑制部材支持凹部に弾性部材を介して支持された前記撓み抑制部材。
  4. 下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の現像装置、
    (A08)前記磁極を有する磁石部材と、前記磁石部材の外表面を被覆する高摺動層と、を有する前記撓み抑制部材。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載の画像形成装置。

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