JP2000267501A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000267501A
JP2000267501A JP11070021A JP7002199A JP2000267501A JP 2000267501 A JP2000267501 A JP 2000267501A JP 11070021 A JP11070021 A JP 11070021A JP 7002199 A JP7002199 A JP 7002199A JP 2000267501 A JP2000267501 A JP 2000267501A
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JP
Japan
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photoconductor
roll
developing
image
image forming
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JP11070021A
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English (en)
Inventor
Satoru Torimaru
悟 鳥丸
Atsuyuki Kitamura
篤行 北村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体表面と現像ロールの間隔を長期に渡っ
て所定間隔に保持できるようにすること。 【解決手段】 回転移動する表面に静電潜像が形成さ
れ、前記静電潜像がトナー像に現像される感光体PRk
と、スリーブ表面1aに付着したトナーを前記感光体表
面に搬送する円筒状の回転スリーブ1および前記回転ス
リーブ1を回転可能に支持する磁石ロール固定軸11a
により構成される現像ロールR0を有する現像器と、感
光体PRkを回転可能に支持し且つ回転軸方向両端部に
設けられて、外側面が回転せずに静止した状態で支持さ
れる感光体保持部材6と、現像ロールR0表面および感
光体表面の間隔を所定値に保持する間隔保持部材16で
あって、前記磁石ロール固定軸11aおよび前記感光体
保持部材6の外側面の一方に固定され且つ他方に当接す
る前記間隔保持部材16とから構成される画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転移動する表面
に静電潜像が形成され、前記静電潜像がトナー像に現像
される感光体と、スリーブ表面に付着したトナーを前記
感光体表面に搬送する円筒状の回転スリーブおよび前記
回転スリーブを回転可能に支持する磁石ロール固定軸に
より構成される現像ロールを有し、前記感光体表面に形
成された静電潜像をトナー像に現像する現像器とを備え
た静電写真方式の画像形成装置に関し、特に前記感光体
の表面と現像ロールの表面との間隔を一定に保持する構
成に特徴を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記種類の画像形成装置では、前記感光
体と現像ロールとの間隔を適切な所定値に保持するため
の感光体・現像ロール間隔保持装置として、次の従来技
術(J01),(J02)が知られている。 (J01)現像ロールにトラッキングロールを設け、前記
トラッキングロールを感光体表面に押圧して感光体・現
像ロール間隔を保持する技術 (J02)円筒状の感光体パイプの両端を保持するフラン
ジ(感光体保持部材)に、現像ロール支持部材(ベアリ
ング)を当接させて感光体・現像ロール間隔を保持する
技術
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(前記従来技術(J0
1)の問題点)前記従来技術(J01)は、感光体表面お
よびトラッキングロール表面の磨耗や、トラッキングロ
ール内周面とこれを回転可能に支持する支持面の磨耗が
生じ、前記磨耗により感光体・現像ロール間隔が変化す
るという問題点がある。また、トラッキングロールが感
光体表面に直接接触することにより、現像ロール側の駆
動による振動が感光体に伝わり易く、その結果、画像に
バンディングが発生し易いという問題点もある。
【0004】(前記従来技術(J02)の問題点)前記従
来技術(J02)は、感光体パイプとフランジとの偏心
量、組付精度、および前記フランジとフランジを回転可
能に支持する部材との組付精度の誤差等により感光体・
現像ロール間隔が異なり、製品(製造した画像形成装
置)毎にバラツキが生じる。特に、回転可能に支持され
るのはフランジであるため、フランジの回転軸線と前記
フランジに取付けた感光体表面の回転軸線とを一致させ
るためには、フランジに対する感光体パイプの取付精度
を高くする必要があるが、容易ではない。
【0005】本発明は、前述の問題点に鑑み、次の(O
01),(O02)記載内容を課題とする。 (O01)感光体表面と現像ロールの間隔を長期に渡って
所定間隔に保持できるようにすること。 (O02)感光体表面と現像ロールの間隔を所定間隔に保
持することにより、濃度変動の少ない良質な画像を形成
できるようにすること。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決し
た本発明を説明するが、本発明の説明において本発明の
構成要素の後に付記したカッコ内の符号は、本発明の構
成要素に対応する後述の実施例の構成要素の符号であ
る。なお、本発明を後述の実施例の構成要素の符号と対
応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするた
めであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではな
い。
【0007】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の画像形成装置は、下記の要件(A01)〜(A04)
を備えたことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転
移動する表面に静電潜像が形成され、前記静電潜像がト
ナー像に現像される感光体(PRy,PRm,PRc,P
Rk)、(A02)スリーブ表面(1a)に付着したトナー
を前記感光体(PRy,PRm,PRc,PRk)表面に搬
送する円筒状の回転スリーブ(1)および前記回転スリ
ーブ(1)を回転可能に支持する磁石ロール固定軸(1
1a)により構成される現像ロール(R0)を有し、前記
感光体(PRy,PRm,PRc,PRk)表面に形成され
た静電潜像をトナー像に現像する現像器(Gy,Gm,G
c,Gk)、(A03)前記感光体(PRy,PRm,PR
c,PRk)を回転可能に支持し且つ回転軸方向両端部に
設けられた感光体保持部材(6)であって、外側面が回
転せずに静止した状態で支持される前記感光体保持部材
(6)、(A04)現像ロール(R0)表面および感光体
(PRy,PRm,PRc,PRk)表面の間隔を所定値に
保持する間隔保持部材(16)であって、前記磁石ロー
ル固定軸(11a)および前記感光体保持部材(6)の
外側面の一方に固定され且つ他方に当接する前記間隔保
持部材(16)。
【0008】(本発明の作用)前記構成を備えた本発明
の画像形成装置では、感光体(PRy,PRm,PRc,
PRk)の回転移動する表面には静電潜像が形成され
る。現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)の現像ロール(R
0)は、円筒状の回転スリーブ(1)および前記回転ス
リーブ(1)を回転可能に支持する磁石ロール固定軸
(11a)により構成され、前記回転スリーブ(1)
は、前記スリーブ表面(1a)に付着したトナーを前記
感光体(PRy,PRm,PRc,PRk)表面に搬送し、
前記感光体(PRy,PRm,PRc,PRk)表面上の静
電潜像がトナー像に現像される。
【0009】前記感光体(PRy,PRm,PRc,PR
k)を回転可能に支持し且つ回転軸方向両端部に設けら
れた感光体保持部材(6)は、外側面が回転せずに静止
した状態で支持される。間隔保持部材(16)は前記磁
石ロール固定軸(11a)および前記感光体保持部材
(6)の外側面の一方に固定され且つ他方に当接して、
前記現像ロール(R0)表面および感光体(PRy,PR
m,PRc,PRk)表面の間隔を所定値に保持する。
【0010】前記間隔保持部材(16)は、回転しない
前記磁石ロール固定軸(11a)および前記感光体保持
部材(6)の外側面のどちらか一方に固定され且つ他方
に当接して、前記現像ロール(R0)表面および感光体
(PRy,PRm,PRc,PRk)表面の間隔を所定値に
保持するので、従来の構成では生じ易いトラッキングロ
ール(回転する間隔保持部材)の振れ精度分により発生
していた1回転毎に生じる間隔変動要素を削除可能であ
り、長期間使用しても磨耗等による間隔(感光体・現像
ロール間隔)の変化が生じ難い。このため、長期間にわ
たって、感光体・現像ロール間隔を所定間隔に保持する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の画像形
成装置の実施の形態1は、前記本発明において下記の要
件(A05)を備えたことを特徴とする、(A05)相対的
に回転可能なインナレースおよびアウタレースにより構
成され、前記インナレースの内周に前記感光体(PR
y,PRm,PRc,PRk)を固定支持する前記感光体保
持部材(6)。
【0012】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態1では、感光体保持
部材(6)は相対的に回転可能なインナレースおよびア
ウタレースにより構成され、前記インナレースの内周に
前記感光体(PRy,PRm,PRc,PRk)を固定支持
する。
【0013】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、右左方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左
方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0014】(実施例1)図1は本発明の画像形成装置
の実施例1の正断面図である。図1において、画像形成
装置Uは、自動原稿搬送装置U1とこれを支持するプラ
テンガラスPGを有する画像形成装置本体(複写機)U
2とを備えている。前記自動原稿搬送装置U1は、複写し
ようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙
トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテン
ガラスPG上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬
送される原稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを
有している。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコ
ピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユ
ーザインタフェース)、露光光学系A等を有している。
【0015】前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラ
スPG搬送される原稿Giまたは手動でプラテンガラス
PG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前
記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR
(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCD
から入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像デ
ータに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定
のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆
動回路DLに出力する。なお、原稿画像がモノクロの場
合はK(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DLに
入力される。前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,M,
C,Kのレーザ駆動回路DLを有し、入力された画像デ
ータに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、潜
像書込装置ROSの各色の潜像書込用レーザダイオード
(図示せず)に出力する。
【0016】潜像形成光学系ROSの前記図示しない各
レーザダイオードから出射したY,M,C,Kのレーザ
光Ly,Lm,Lc,Lkはそれぞれ、回転する円筒状の感
光体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。
【0017】各感光体PRy,PRm,PRc,PRkはそ
れぞれの帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様
に帯電された後、画像書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1k
において、前記レーザ光Ly,Lm,Lc,Lkによりその
表面に静電潜像が形成される。前記感光体PRy,PR
m,PRc,PRk表面の静電潜像は、現像領域Q2y,Q2
m,Q2c,Q2kにおいて現像器Gy,Gm,Gc,Gkによ
りトナー像に現像される。その現像されたトナー像は、
中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,
Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3
m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配
置された1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、
コントローラCにより制御される電源回路Eから所定の
タイミングでトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧
が印加される。前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像
は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中
間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体
PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留トナーは、感光
体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkで除去される。
【0018】前記感光体PRy〜PRk上方には、ベルト
モジュール(上下移動部材)BMが配置されている。前
記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、
テンションロールRt、ウォーキングロールRw、アイド
ラロール(フリーロール)Rfおよび駆動ロール兼用の
バックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(R
t,Rw,Rf,T2a)と、前記1次転写ロールT1y,T1
m,T1c,T1kとを有している。そして、前記中間転写
ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2
a)により回転移動可能に支持されている。
【0019】前記バックアップロールT2aに接する中間
転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配
置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロール
T2bの対向する領域には2次転写領域Q4が形成され
る。前記バックアップロールT2aはアースされ、2次転
写ロールT2bにはコントローラCにより制御される電源
回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極
性の2次転写電圧が印加される。前記各ロールT2a,T
2bにより2次転写器T2が構成されている。
【0020】前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3k
で転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルト
B上に順次重ねて転写されたカラートナー像は、前記2
次転写領域Q4に搬送される。前記ROSの下方に配置
された給紙トレイTR1〜TR3の記録シートSは、ピッ
クアップロールRpにより取り出され、さばきロールRs
により1枚ずつ分離されてからレジロールRrに送られ
る。レジロールRrは、前記中間転写ベルトB上に形成
されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送される
のにタイミングを合わせて、前記記録シートSを2次転
写領域Q4に搬送する。前記中間転写ベルトB上のカラ
ートナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前
記2次転写器T2により前記記録シートSに転写され
る。2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリ
ーナCLbによりクリーニングされる。
【0021】前記トナー像が2次転写された記録シート
Sは、定着領域Q5に搬送され、定着装置Fの加熱ロー
ルFhおよび加圧ロールFpの圧接領域に形成される前記
定着領域を通過する際に加熱定着された後、排出ローラ
Rhから排紙トレイTRhに排出される。なお、前記加熱
ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールか
らの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置F
aにより塗布されている。
【0022】前記ベルトモジュールBMの上方にはY
(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K
(黒)の各現像剤を収容する現像剤カセットKy,Km,
Kc,Kkが配置されている。各現像剤カセットKy,K
m,Kc,Kkに収容された現像剤は、前記現像器Gy,G
m,Gc,Gkの現像剤の消費に応じて、図示しない現像
剤補給路から前記各現像器Gy,Gm,Gc,Gkに補給さ
れる。
【0023】図2は前記図1の要部拡大図で、感光体と
現像ロールとの位置関係を示す正断面図である。なお、
以下の図2〜図4の説明において、各色の現像器Gy,
Gm,Gc,Gkおよび感光体クリーナCLy,CLm,CL
c,CLkはそれぞれ同様に構成されているので、K
(黒)の現像器Gkおよび感光体クリーナCLkについて
説明する。図2において、現像器Gkは現像容器Vと現
像容器Vに収容され且つ回転可能に支持された現像ロー
ルGR0,現像剤攪拌部材GR1,GR2を有している。
前記現像剤攪拌部材GR1,GR2は、現像容器V内に収
容されたトナーおよびキャリアを含む現像剤を攪拌搬送
しながら循環させる。感光体クリーナCLkは感光体P
Rk上の残留トナーをかき乱して付着力を失わされるク
リーニングブラシCLkcと、前記付着力の失ったトナー
を擦り取るクリーニングブレードCLkbとを有してい
る。
【0024】前記感光体PRk表面は帯電ロールCRkに
より一様に帯電され、レーザ光Lkにより静電潜像が形
成され、現像領域Q2kで現像器Gkにより現像される。
前記感光体PRk上に形成されたトナー像は1次転写領
域Q3kで中間転写ベルトBに1次転写される。前記1次
転写後に感光体PRk上に残った残留トナーは感光体ク
リーナCLkにより除去される。
【0025】図3は前記図2のIII−III線断面図であ
る。図4は前記図2とは異なる部分を同じ方向から見た
正面図であり、感光体・現像ロール間隔保持部材を示す
図である。図3、図4において、ドラム状の感光体PR
kはスリーブ表面1aを有する円筒状スリーブ1とその両
端の内周面に嵌合する端部嵌合部材2,3を有してい
る。前記端部嵌合部材2の外側面に連結される回転力伝
達部材4は前記円筒状スリーブ1の外周面と同一外径の
被支持円筒面Saを有し、また、前記位置決め用係合溝
2aに係合する位置決め突起4aを有している。前記端部
嵌合部材2および回転力伝達部材4は位置決めされた状
態でネジ(図示せず)により連結されている。したがっ
て、回転力伝達部材4および感光体PRは一体的に回転
するように連結されている。
【0026】前記回転力伝達部材4の被支持円筒面Sa
の外端部の外周面には回転力伝達歯5が形成されてい
る。回転力伝達歯5は前記被支持円筒面Saと同一の円
筒面に形成されており、その回転力伝達歯5の外周面は
前記被支持円筒面Saと同一円筒面内にある。前記端部
嵌合部材2に支持された円筒状スリーブ1外周面および
被支持円筒面Saはベアリング(感光体保持部材)6の
内周面に装着されており、前記ベアリング6の外周面は
フレームFR1に固定支持されている。前記ベアリング
6は図示しないインナレースおよびアウタレースにより
構成されている。また、端部嵌合部材3に支持された円
筒状スリーブ1の外周面は前記ベアリング6と同様のベ
アリング6の内周面に装着されており、前記ベアリング
6の外周面はフレームFR2に固定支持されている。
【0027】図3において、前端壁FR1および後端壁
FR2により支持される現像ロールR0は、磁石ロール固
定軸11aを有する磁石ロール11および、前記磁石ロ
ール固定軸11aに、前後一対のベアリング12,12
およびハブ13,13を介して回転可能に支持された現
像スリーブ14を有している。前記磁石ロール固定軸1
1aの両端部には断面略D字型のD型端部11bが形成さ
れている。前記ハブ13,13には外端側に突出1る円
筒部13a,13aが設けられており、前記円筒部13a
内周面が前記ベア1ング12を介して磁石ロール固定軸
11aに支持されている。後側のハブ13の円筒部外周
面にはギヤGが装着されている。前記符号11〜14で
示された要素により前記現像ロールR0が構成されてい
る。そして、前記現像ロールR0の磁石ロール固定軸1
1aの両外端部にはドーナツ状の間隔保持部材16,1
6が装着されている。
【0028】前記磁石ロール固定軸11a両端の断面D
型端部11bはスライダ17に回転不能に連結されてい
る。スライダ17は前記前端壁FR1および後端壁FR2
に形成されたスライダガイド孔FR1a,FR2aにスライ
ド可能に嵌合している。前記スライダ17に一体的に連
結されたプレート18は、前記間隔保持部材16が、前
記ベアリング6に当接する状態で固定ねじ19により固
定される。この場合、図4に示すように前記感光体PR
kを保持するベアリング6外周面に当接する前記間隔保
持部材16により、感光体PRkおよび現像ロールR0の
間隔は所定間隔に保持される。
【0029】(実施例1の作用)前記ベアリング6は、
感光体PRkと同心であるので、前記ベアリング6の外
周面に対して現像ロールR0の位置決めを行うことによ
り、従来技術における感光体外周面の中心から偏心した
部材の表面に対して現像ロールR0の位置決めを行う場
合に比べて誤差の少ない高精度の位置決めを行うことが
できる。したがって、感光体PRk表面と現像ロールR0
表面との間隔を高精度に所定間隔に保持することができ
る。また、前記感光体PRkを支持するベアリング6の
外周面および前記磁石ロール固定軸11aに装着された
間隔保持部材16は互いに当接して間隔が保持されてい
るが、共に回転しないので、長期間使用しても磨耗等に
よる間隔(感光体・現像ロール間隔)の変化が生じ難
い。このため、長期間にわたって、感光体・現像ロール
間隔を所定間隔に保持することができる。
【0030】(実施例2)図5は本発明の実施例2の説
明図で、前記実施例1の図3に相当する図である。な
お、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成
要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前
記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1
と同様に構成されている。図5において、磁石ロール固
定軸11a両端の断面D型端部11bの外端は、圧縮ばね
21により前記感光体PRkの方向に押圧されている。
前記圧縮ばね21の作用により、前記間隔保持部材16
は常時前記感光体PRkを支持するベアリング6の外周
面に当接している。前記ベアリング6および前記磁石ロ
ール固定軸11aに装着された間隔保持部材16は互い
に当接して間隔が保持されているが、共に回転しないの
で、長期間使用しても磨耗等による間隔(感光体・現像
ロール間隔)の変化が生じ難い。このため本実施例2も
前記実施例1と同様に、長期間にわたって、感光体・現
像ロール間隔を所定間隔に保持することができる。
【0031】(実施例3)図6は本発明の実施例3の説
明図で、前記実施例1の図3に相当する図である。な
お、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成
要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前
記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1
と同様に構成されている。図6において、この実施例3
では前記間隔保持部材16をベアリング6の外周面に固
定して前記現像ロールR0の磁石ロール固定軸11a両端
の外周面に当接させてある。この実施例3も前記実施例
1と同様に、長期間にわたって、感光体・現像ロール間
隔を所定間隔に保持することができる。
【0032】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)感光体表面と現像ロールの間隔を長期に渡って
所定間隔に保持することができる。 (E02)感光体表面と現像ロールの間隔を所定間隔に保
持することにより、濃度変動の少ない良質な画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の画像形成装置の実施例1の正
断面図である。
【図2】 図2は前記図1の要部拡大図で、感光体と現
像ロールとの位置関係を示す正断面図である。
【図3】 図3は前記図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図4は前記図2とは異なる部分を同じ方向か
ら見た正面図であり、感光体・現像ロール間隔保持部材
を示す図である。
【図5】 図5は本発明の実施例2の説明図で、前記実
施例1の図3に相当する図である。
【図6】 図6は本発明の実施例3の説明図で、前記実
施例1の図3に相当する図である。
【符号の説明】
1…回転スリーブ、1a…スリーブ表面、6…感光体保
持部材、11a…磁石ロール固定軸、16…間隔保持部
材、Gy,Gm,Gc,Gk…現像器、PRy,PRm,PR
c,PRk…感光体、R0…現像ロール。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AB01 AC01 AC09 AD05 FA01 2H035 CA07 CB04 CD07 CE03 CG03 2H071 BA03 BA29 CA02 CA05 DA08 DA15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A04)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転移動する
    表面に静電潜像が形成され、前記静電潜像がトナー像に
    現像される感光体、(A02)スリーブ表面に付着したト
    ナーを前記感光体表面に搬送する円筒状の回転スリーブ
    および前記回転スリーブを回転可能に支持する磁石ロー
    ル固定軸により構成される現像ロールを有し、前記感光
    体表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像
    器、(A03)前記感光体を回転可能に支持し且つ回転軸
    方向両端部に設けられた感光体保持部材であって、外側
    面が回転せずに静止した状態で支持される前記感光体保
    持部材、(A04)現像ロール表面および感光体表面の間
    隔を所定値に保持する間隔保持部材であって、前記磁石
    ロール固定軸および前記感光体保持部材の外側面の一方
    に固定され且つ他方に当接する前記間隔保持部材。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A05)を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置、(A05)相対的に
    回転可能なインナレースおよびアウタレースにより構成
    され、前記インナレースの内周に前記感光体を固定支持
    する前記感光体保持部材。
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