JP4603897B2 - 除湿機 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発器より発生するドレン水を受けるとともにドレン水のための排水口が設けられている露受け皿と、排水口から排水された前記ドレン水を溜める水受容器とを備えた除湿機に関する。
従来の除湿機は、蒸発器、凝縮器及び送風機を本体ケースの上部に配置し、除湿運転の際に蒸発器に結露したドレン水を受ける水受容器を本体ケースの下部に配置して構成されている。水受容器は本体ケースから取り外し可能に配置されており、ドレン水で満杯になった水受容器を本体ケースから取り外して排水し、空になった水受容器を本体ケースに装着して使用するようになっている。蒸発器に結露したドレン水は、一旦、露受け皿に受けられ、露受け皿に備わる排水口を通じて水受容器内に貯水される。
送風機の上部に蒸発器と凝縮器とを配置した除湿室を設け、下部に蒸発器及び凝縮器に流す冷媒ガスを圧縮する圧縮機を配置し、蒸発器又は凝縮器の下部に排水口を有する露受皿を設けて、排水口の下方に排水口から排水される除湿水を貯水する排水タンクを配置することにより、除湿機の前後方向の奥行きを薄くし、排水タンクの縦寸法を大きく取ってその容量を大きくした除湿機が提案されている(特許文献1参照)。蒸発器に触れた空気中に水分が冷却されて結露して生じた結露水は、露受皿に滴下され、排水口を通じて排水タンク内に除湿水として溜められる。
本体上部に蒸発器、凝縮器、送風ファンを配置し、本体下部に圧縮機を配置し、本体中部に蒸発器からの結露水を受ける排水タンクを配置した除湿機が提案されている(特許文献2参照)。この提案の除湿機によれば、排水タンクを本体中部に配置していたため、排水タンク内の水位量の確認が容易であり、排水タンクを脱着する場合も、しゃがみ姿勢を取ることなく排水タンクを横に引き出すことで脱着作業が可能になり、使用勝手が向上する。また、圧縮機と排水タンクとが前後方向に併置されないので、奥行き幅が短くなり、設置スペースを小さくすることが可能である。タンクを構造(特許文献2参照)。排水タンクの上方に面するドレン受にはドレン口が設けられ、蒸発器からの除湿水がこのドレン口を介して排水タンク内に落下するように構成されている。
また、除湿機において、排水口開閉手段、特に、水受容器の除湿機本体内への出し入れに応じて連動して排水口を開閉すること(弾性力で口を封じること、及びパッキンで口を封鎖することを含む)が知られている(特許文献3又は4参照)。特許文献3、4においては、除湿機本体の内部に、圧縮機、凝縮器、蒸発器、当該蒸発器から滴下した水を受ける水受皿及び排水タンクを有し、水受皿内にドレン口を設け、排水タンクの出し入れと連動するレバーにドレン口と対向する弾力性を有した栓(パッキン)を設けており、排水タンクが出された際に、ドレン口を栓(パッキン)によって閉止する構造としている。
特開2001−99441号公報(段落[0016]〜[0017]、図1及び図2) 特開2002−349899号公報(段落[0010]〜[0016]、図1〜図3) 特開平9−89295号公報(段落[0012]〜[0017]、図1〜図6) 特開2000−240975号公報(段落[0016]〜[0017]、[0020]〜[0022]、図5〜図7、図11〜図13)
しかし、上記従来技術では、たとえば、特開2001−99441号公報、特開2002−349899号公報によれば、タンクは横方向に着脱しなければならずバランスをとるため両手を必要とする。また、水受容器の出し入れと連動して作動するレバーに排水口を閉鎖可能な栓(パッキン)を有する除湿機においては、栓(パッキン)が開いた状態ではドレン口から水受容器内へと排水されるドレン水の滴下距離が長く、滴下した水が撥ねるなどして、除湿機の内部を汚す可能性がある。更に、排水口から滴下する排水を水受容器側で受ける必要があるので、水受容器の設計上の自由度が拘束される。例えば、水受容器を上方に引き上げることで本体ケースから取り出す設計にするのが困難になるなどの不都合が生じている。
そこで、蒸発器より発生するドレン水を受けるとともにドレン水のための排水口が設けられている露受け皿と、排水口から排水された前記ドレン水を溜める水受容器と、水受容器の本体ケースへの出し入れに連動して排水口を開閉させる排出弁とを備えた除湿機において、水受容器の本体ケースへの出し入れを上下方向に行いながら、排水口からのドレン水を露受け皿の側方に配置された水受容器に排水する点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、排水口からのドレン水を露受け皿の側方に配置された水受容器へ排水することで、水受容器それ自体及びその周囲を含む水受容器周りの各機器との関連構成などに関して設計の自由度を増して、本体ケースからの出し入れ方向等の設計に自由度を与えることができる除湿機を提供することである。
この発明による除湿機は、本体ケースに配設されており蒸発器より発生するドレン水を受けるとともに前記ドレン水を排出するための排水口が設けられている露受け皿、及び前記本体ケースに対して出し入れされ且つ前記排水口から排水された前記ドレン水を溜める水受容器を備え、前記水受容器は前記露受け皿の前記排水口側の側方において上下方向に出し入れされ、前記露受け皿と前記水受容器との間には、前記水受容器の前記本体ケースへの出し入れに連動して前記露受け皿に対して回動変位可能であり、前記排水口から排水される前記ドレン水を前記水受容器に導く導水路と前記導水路の水路底部の一部が弁体部として用いられ前記排水口を開閉させる排出弁とが兼用されている導水路兼排出弁が配設されており、前記導水路兼排出弁は、前記水受容器が前記本体ケースから取り出されることに応じて前記排出弁の前記弁体部が前記排水口を閉じる閉弁位置を占め前記水受容器が前記本体ケースに入れられることに応じて開いた前記排水口からの前記ドレン水を前記導水路が側方へ導いて前記水受容器に排水する開弁位置を占めることから成っている。
この除湿機によれば、蒸発器より発生するドレン水を溜める水受容器を、本体ケースへ上下方向に出し入れすることに連動して露受け皿に対して回動動作する導水路兼排出弁によって、露受け皿に設けられている排水口が閉じる或いは開く。閉位置において排水口を閉じていた排出弁の弁体部は、開位置を占めるときに姿勢が変更されて、導水路の水路底部の一部として利用される。蒸発器より発生するドレン水は、露受け皿に受けられた後、導水路兼排出弁が開いた排水口から導水路兼排出弁に連動した作動、例えば、位置・姿勢を変更する作動によって排水口と水受容器とを繋ぐ導水路を通じて、露受け皿の排水口側の側方において配置された水受容器に導かれる。水受容器を本体ケースから取り出す場合には、導水路兼排出弁が排水口を閉じるので、露受け皿に受けられたドレン水は露受け皿から溢れることはない。ドレン水は、排水口から直接に滴下することなく、導水路兼排出弁を通じて水受容器に排出される。したがって、水受容器を本体ケースの下方への配置に限ることがなく、ドレン水の受け入れ構造や取り出し方向、或いは水受容器の周りにおける各機器の関連構成などの設計の自由度が向上する。
この除湿機において、前記導水路兼排出弁は前記露受け皿に対して回動可能に設けられており、前記水受容器の前記本体ケースへの出し入れに連動して生じる変位は、当該回動変位とされている。導水路兼排出弁の本体ケース側への係合が回動になるので、構造が簡単であり、部品点数の削減と構造の簡素化を図ることができる。
導水路兼排出弁として導水路を構成する際に、導水路は、水路底部の両側に水路側壁部を連続して構成することができる。導水路は、水路底部の両側に水路側壁部を連ねることで、ドレン水の溢れを防止することができ、ドレン水を水受容器に正しく導くことができる。
上記の除湿機において、水受容器は外方に突出する突起部を備えており、水受容器の出し入れに応じて突起部が導水路兼排出弁に備わるアームと係合離脱することにより、導水路兼排出弁が排水口を開閉することができる。水受容器に外方に突出する突起部を備え、水受容器の出し入れに応じて移動する突起部を導水路兼排出弁に備わるアームと係合・離脱させることで、水受容器を本体ケースに対して出し入れする際に、自動的に、突起部及びアームを介して導水路兼排出弁を開閉作動させて、排水口を開閉させることができる。
上記の除湿機において、水受容器は、導水路兼排出弁の作動に連動して開閉し且つ開弁状態で導水路を通じて排水されるドレン水の受け入れを許容する流入弁を備えることができる。ドレン水が水受容器に満杯になれば、水受容器を本体ケースから取り出して、集めた水を捨てる必要がある。水受容器には導水路を通じて排水される水を受け入れるために開口が必要であるが、その開口が開いたままで水受容器を運搬すると水が開口から溢れることもある。除湿機は室内に置いて使用されることが殆どであるから、開口から水が溢れると部屋を水で濡らすことになる。そこで、流入弁を備えることで、水受容器を本体ケースに装着した状態ではドレン水の受け入れのために開口を開いておくが、水受容器を本体ケースから取り出す際には開口を閉じておくことができる。
流入弁を備えた除湿機において、流入弁は、前記導水路兼排出弁が閉弁位置又は開弁位置を取るときに前記導水路の先端が接近又は離間する流入弁体を備えており、前記流入弁体は前記導水路の先端の接近又は離間に応じて前記水受容器に形成された前記ドレン水受け入れのための流入孔を開閉する構成とすることができる。受容器を本体ケースに対して出し入れする際に、導水路兼排出弁の作動によって、流入弁体は導水路の先端の接近又は離間に応じて水受容器に形成されたドレン水受け入れのための流入孔を開閉する。流入弁は、結局のところ、水受容器を本体ケースに対して出し入れする際に、自動的に、開閉動作させることができる。
上記の除湿機において、水受容器は蒸発器の側方に配置されており、本体ケースに対して上下方向に出し入れすることができる。水受容器は本体ケースに対して上下方向に出し入れする構造であると、横方に出し入れするよりも腰を屈める動作が要らないので、水受容器の出し入れ作業が容易になる。また、水受容器は蒸発器の側方に配置することができる。除湿機に発生したドレン水は露受け皿から重力によって排水口を経て排水されるので、排水口が上の位置にあればあるほど下方に確保されるスペースが大きくなり、その分、水受容器において貯水可能な容量も増加する。そのため、蒸発器は除湿機においてその上部に配置することが好ましく、水受容器は蒸発器の側方に配置することで、その貯水容量をフルに確保することができる。
本発明による除湿機によれば、水受容器は本体ケースに対して露受け皿の排水口側の側方において上下方向に出し入れされ、露受け皿と水受容器との間には、排水口を開閉させる排弁と排水口から排水されるドレン水を水受容器に導く導水路とを兼用した導水路兼排出弁が水受容器の本体ケースへの出し入れに連動して露受け皿に対して回動変位可能に設けられているので、導水路兼排出弁は、水受容器が本体ケースから取り出されることに応じて占める排出弁の閉弁位置では導水路の水路底部の一部が弁体部として用いられている排出弁がその弁体部によって排水口を閉じ、水受容器が本体ケースに入れられることに応じて占める排出弁の開弁位置では開いた排水口からのドレン水を導水路が側方へ導いて水受容器に排水することができる。即ち、水受容器を下方に向かって本体ケースへ入れた場合には、導水路兼排出弁の排出弁が排水口を開くので、露受け皿からのドレン水を導水路兼排出弁の導水路を通じて水受容器へ排水することができ、また水受容器を本体ケースから上方に向かって取り出した場合には、導水路兼排出弁の排出弁が排水口を閉じるので、露受け皿からのドレン水が本体内部に滴下するのを防止できる。水受容器の配置と出し入れ方向とを上記のように定めているので、排水口から排水されるドレン水は、真下に滴下するのではなく、導水路を通じて水受容器へ側方から排水することができ、水受容器が真上からの滴下を受ける構造に限定されず、水受容器の構造と本体ケースへの出し入れ、或いは水受容器周りの各機器との関連構成などに関して設計の自由度が増し、水受容器を除湿機の上下方へ出し入れ可能となり、除湿機の内部においてスペースをフルに活用して容器の形状や容量を定めることができる。更に、本体ケースの下部に横方向に水受容器を出し入れする構造とすると、水受容器が空又はそれに近い場合に除湿器が上下不安定になり勝ちであるが、水受容器を上下方向に出し入れすることにより、そうした不安定さを未然に防ぐことができる。
図1は本発明による除湿機の一実施例を排出弁が開いた状態で示す縦断面であって、図3の矢印A−Aで見たときの断面図、図2は排出弁が閉じた状態で示す図1に示すのと同様の縦断面図、図3は図1に示す除湿機の矢印B−B位置での縦断面である。図4は、図1に示す除湿機に用いられている排出弁の側面図、図5は図4に示す排出弁の正面図である。
図1〜図3に示すように、除湿機1は、本体ケース1a内に、蒸発器2、凝縮器3、圧縮機4及び送風機5を備え、更に、蒸発器2からの除湿水を受ける露受け皿6、露受け皿6から除湿水を水受容器7へと導く導水路13を有している。湿気を含んだ空気は、送風機5の羽根の回転による吸い込み作用に基づいて空気吸い込み口9から吸い込まれ、蒸発器2に触れて冷却されて水分を結露させることにより除湿された後、凝縮器3を通過してきた空気と合流し、乾燥した空気となって空気吹き出し口10から吹き出される。
蒸発器2において結露した空気中の水分は、蒸発器2の下に設けられた露受け皿6に落下し、露受け皿6に一体に形成されている排水部11の先端に形成されている排出口12から導水路13に滴下し、導水路13を経て水受容器7に溜められる。水受容器7内には貯水部14が形成されており、図示の状態では略満タンの貯水状態にある。水受容器7の上部には把手15が設けられており、把手15を持って水受容器7を本体ケース1aから引き上げることで、水受容器7を除湿機1の外に取り出すことができる。水受容器7は、把手15を含めて本体ケース1a内の高さ範囲内に収納されている。
導水路13は、露受け皿6の下方の排水部11の近傍に形設されている。図4及び図53をも合わせて参照すると、導水路13は、排水部11の排水口12を閉塞可能な排出弁20が開位置を占めるときにその弁体部21を水路底部23の一部として利用している。また、導水路13は、排出弁20を回動するための支持部22を備えている。排出弁20は、図1に示す開位置を占める状態において、水路底部23の周りの3方向において上方に立壁として水路壁部、即ち、三角形状の両側壁24,25と矩形の後壁26が連続して形成されており、一方向が開口状態の三角柱状の容器形状をなし、その開口先端27は蒸発器2よりのドレン水が注がれる注ぎ口となっている。更に、排出弁20において、閉弁状態で露受け皿6の排水口12と接触する部分は、底面より一段低い凹部28を形成しておき、凹部28にはゴム製のパッキン29を装填するのが好ましい。
排出弁20を回動するための支持部22は、露受け皿6と一体のブラケット30、ブラケット30に支持されており且つ水平の軸線を持っていて導水路13を回転可能に支持する回転軸31、ブラケット30の係止部分34と導水路13の係止部分35とに各端部が係止された付勢バネ33とを備えている。導水路13の片側において導水路13と一体的にアーム32が設けられており、アーム32の先端部の形状は、R状のコーナ部となっている。導水路13を回転自在に支持するための回転軸31のブラケット30への支持については、排水口12の両側で且つ露受け皿6の底面より下方方向に、回転軸31が嵌入される軸受穴が形成することができる。また、付勢バネ33の係止部分34,35については、回転軸31の軸受支持の下端分において、切欠部として形成されている。
水受容器7は上下方向に縦長の直方体の形状を有しており、把手15は、水受容器7を上方に容器を取り出すことができるように、容器上壁に設けられている。また、水受容器7には、導水路13に対向した位置に窓部16が形成されており、窓部16の下縁部分には側方に突出し、導水路13のアーム32と係合離脱可能な突起部17が設けられている。突起部17は、水受容器7の上下方向に出し入れに伴い、露受け皿6よりのドレン水の排水口12を開閉するアーム32と係合又は離脱する。アーム32の先端部のコーナ部がR状となっていることにより、突起部17によるアーム32との係合がスムーズに行われる。図1に示すように、水受容器7を本体ケース1aに装着するときには、突起部17がアーム32と係合してアーム32を押し下げるので、導水路13は横に倒れて排出弁20は開位置を占める。排水口12は開弁状態の排出弁20によって開かれた状態となり、露受け皿6内のドレン水は、排水口12から導水路13に導かれ、窓部16から水受容器7に注がれて貯水される。
図6には、水受容器7に備わる流入弁の一例の側面断面図が示されている。図6に示すように、水受容器7には、本体ケース1a内に装着された状態で露受け皿6に設けられる導水路13が対向することになる位置に、流入弁40が設けられている。流入弁40は、水受容器7の側壁7aの一部を内側に窪ませた凹部7bに配置されており、凹部7bには、湾曲片の形状を有する流入弁体41が移動するのを案内するガイド機能と、注がれるドレン水が水受容器7内に流入するのを許容する弁通路機能とを兼ねた対向する2つの弁孔42,42が形成されている。流入弁体41は、凹部7bの奥部に配置されたバネ43によって閉弁方向に付勢されている。流入弁体41には、凹部7bの開口側に向かって突出し且つ導水路13と係合可能な係合駒44が設けられている。
図1に示すように、水受容器7を上方から本体ケース1a内に下降させて装着させると、水受容器7の側面の突起部17が導水路13のアーム32に係合してアーム32を下方方向に回動する。アーム32が下方に動くと、導水路13の水路底部23が排水口12より離れ、導水路13が導水位置を、また排出弁20が弁開位置を占める。同時に、導水路13の開口先端27が流入弁40の係合駒44と係合して、バネ43の付勢力に抗して流入弁体41を押し込む。流入弁体41は弁孔42,42に案内されて弁孔42,42内を移動し、流入弁40を開弁状態にする。このような動作により、蒸発器2で発生したドレン水は、露受け皿6の開かれた排水口12と導水位置を占める導水路13を通じて注がれ、更に開弁状態の流入弁40の開いた弁孔42(通常、下側の弁孔)を通じて水受容器7内に流入し貯水される。
水受容器7が満水になると、水受容器7に設けられている水位検知装置(図示せず)が作動し、除湿運転が停止されるとともに表示部(図示せず)において満水ランプが点灯表示される。ユーザは、満水ランプの点灯報知により、水受容器7が満水であり溜められたドレン水を捨てることが促される。ユーザが水受容器7を本体ケース1aから取り外すときは、把手15を持って、本体ケース1aの上方方向に引き抜くようにして取り出す。
図2に示すように、水受容器7を本体ケース1aから引き上げるときには、突起部17によるアーム32の押さえは解消され、導水路13、即ち排出弁20は、付勢バネ33の付勢力によって閉位置方向に撥ね上げられる。したがって、水受容器7は、撥ね上げられた導水路13と接触することなく本体ケース1aから上方へと取り出すことができる。一方、排出弁20の水路底部23に設けられているゴム製のパッキン29が付勢バネ33の付勢力によって排水口12に押し当てられることにより、排水口12は閉鎖・止水される。したがって、露受け皿6内に残っているドレン水は排水口12から排水されず、除湿機1の内部でドレン水が滴下するというような事態になることを防ぐことができる。水受容器7の突起部17が上方に移動すると、導水路13の開口先端27は流入弁40の係合駒44との係合からも外れ、流入弁40はバネ43の付勢力によって閉弁状態となり、弁孔42,42も閉塞状態になる。したがって、満水になった水受容器7を除湿機1から取り出して運搬するときに、水受容器7は開いた開口部が無い状態であるので、回収したドレン水が運搬中に部屋内に溢れるということもない。
本発明による除湿機の一実施例を排出弁が開いた状態で示す縦断面であって、図3のA−A位置での断面図。 排出弁が閉じた状態で示す図1に示すのと同様の縦断面図。 図1に示す除湿機のB−B位置での縦断面。 図1に示す除湿機に用いられている排出弁の側面図。 図4に示す排出弁の正面図。 水受容器に備わる流入弁の一例を示す側面断面図。
符号の説明
1 除湿機 1a 本体ケース
2 蒸発器 3 凝縮器
4 圧縮機 5 送風機
6 露受け皿 7 水受容器
9 空気吸い込み口 10 空気吹き出し口
11 排水部 12 排出口
13 導水路 14 貯水部
15 把手 16 窓部
17 突起部 20 排出弁
21 当接弁体部 22 支持部
23 水路底部 24,25 側壁
26 後壁 27 開口先端
28 凹部 29 パッキン
30 ブラケット 31 回転軸
32 アーム 33 付勢バネ
34 係止部分 35 係止部分
40 流入弁 41 流入弁体
42 弁孔 43 バネ
44 係合駒

Claims (5)

  1. 本体ケースに配設されており蒸発器より発生するドレン水を受けるとともに前記ドレン水を排出するための排水口が設けられている露受け皿、及び前記本体ケースに対して出し入れされ且つ前記排水口から排水された前記ドレン水を溜める水受容器を備え、
    前記水受容器は前記露受け皿の前記排水口側の側方において上下方向に出し入れされ、 前記露受け皿と前記水受容器との間には、前記水受容器の前記本体ケースへの出し入れに連動して前記露受け皿に対して回動変位可能であり、前記排水口から排水される前記ドレン水を前記水受容器に導く導水路と前記導水路の水路底部の一部が弁体部として用いられ前記排水口を開閉させる排出弁とが兼用されている導水路兼排出弁が配設されており、 前記導水路兼排出弁は、前記水受容器が前記本体ケースから取り出されることに応じて前記排出弁の前記弁体部が前記排水口を閉じる閉弁位置を占め前記水受容器が前記本体ケースに入れられることに応じて開いた前記排水口からの前記ドレン水を前記導水路が側方へ導いて前記水受容器に排水する開弁位置を占めることから成る除湿機。
  2. 前記導水路は、前記水路底部の両側に水路側壁部を連続して構成されていることから成る請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記水受容器は外方に突出する突起部を備えており、前記水受容器の出し入れに応じて前記突起部が前記導水路兼排出弁に備わるアームと係合離脱することにより、前記導水路兼排出弁が前記排水口を開閉することから成る請求項1又は2に記載の除湿機。
  4. 前記水受容器は、前記導水路兼排出弁の作動に連動して開閉し且つ開弁状態で前記導水路を通じて排水されるドレン水の受け入れを許容する流入弁を備えていることから成る請求項1〜のいずれか1項に記載の除湿機。
  5. 前記流入弁は、前記導水路兼排出弁が前記閉弁位置又は前記開弁位置を取るときに前記導水路の先端が接近又は離間する流入弁体を備えており、前記流入弁体は前記導水路の先端の接近又は離間に応じて前記水受容器に形成された前記ドレン水受け入れのための流入孔を開閉することから成る請求項に記載の除湿機。
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