JP4602908B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
ゲート電極が、十字状であり、一対のソース領域及び一対のドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の中心に対し対角状に配置され、一対のソース領域同士及び一対のドレイン領域同士は、電気的に接続され、各ソース領域及び各ドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の十字の側面に沿ってL字状に形成されることを特徴とする。
また、本発明によれば、必要なトランジスタ数が増加しないので、本発明の半導体装置は、微細化に適している。
本実施形態の半導体装置の構造を、図1(a),(b)を用いて説明する。図1(a)は、平面図であり、図1(b)は、図1(a)中のI−I断面図である。
本実施形態の半導体装置は、半導体基板1上にゲート電極3と、一対のソース領域5と、一対のドレイン領域7とを有するトランジスタ19を備える。ゲート電極3が、十字状であり、一対のソース領域5及び一対のドレイン領域7は、それぞれ、ゲート電極3の中心に対し対角状に配置される。一対のソース領域5同士、及び一対のドレイン領域7同士は、プラグ9、電極10及び配線11を介して、電気的に接続される。プラグ9は、層間絶縁膜12内に、電極10及び配線11は、層間絶縁膜12上に形成される。本実施形態の半導体装置のトランジスタ19は、素子分離領域13によって囲まれている。ゲート電極3は、ゲート絶縁膜14を介して形成され、その側面にはサイドウォール15が形成されている。ソース領域5及びドレイン領域7は、それぞれ、ゲート電極3の十字の側面に沿ってL字状に形成されている。ソース領域5及びドレイン領域7は、それぞれ、高濃度拡散領域5a,7aを有している。
次に、上記半導体装置の製造方法の一例を図2(a),(b)及び図3(a),(b)を用いて説明する。図2(a)及び3(a)は、図1(a)に対応した平面図であり、図2(b)及び3(b)は、それぞれ、図2(a)及び図3(a)中のI−I断面図であり、図1(b)に対応した断面図である。
まず,図2(a),(b)に示すように、半導体基板1上に素子分離領域13を形成する。素子分離領域13に囲まれた領域が活性領域17となる。
半導体基板1は、好ましくは、P型シリコン基板である。素子分離領域13は、ロコス酸化法によって形成することができ、その厚さは、300〜500nmであることが好ましい。活性領域17は、縦:3〜20μm、横:3〜20μm程度の大きさにすることが好ましい。
次に、得られた基板上に一対のソース領域5及び一対のドレイン領域7を形成する。次に、得られた基板上にゲート絶縁膜14及びゲート電極3を形成し、ゲート電極3の側面にサイドウォール15を形成する。次に、ソース領域5及びドレイン領域7に高濃度拡散領域5a,7aを形成する。ここまでの工程で、図3(a),(b)に示す構造が得られる。
一対のソース領域5及び一対のドレイン領域7は、それぞれ、ゲート電極3の中心に対して対角状に配置されるように形成する。ソース領域5及びドレイン領域7は、ゲート電極3の十字の側面に沿ってL字状に形成することが好ましい。この場合、複数のトランジスタを密に配置しやすいからである。ソース領域5及びドレイン領域7は、イオン注入により形成することができる。イオン注入は、一例では、P+(リンイオン)を、ドーズ量3.0×1012〜9.0×1012で、エネルギー120〜150KeVで打ち込むことによって行う。これによって、N型拡散領域が形成される。
ゲート絶縁膜14は、例えば、CVD法により酸化シリコン膜を厚さ20〜60nmで形成することによって、形成する。
ゲート電極3は、例えば、CVD法によりポリシリコン膜を厚さ150〜250nmで形成し、このポリシリコン膜をフォトリソグラフィ及びエッチング技術を用いて、十字状になるようにパターニングすることによって形成する。サイドウォール15は、得られた基板上にCVD法によって酸化シリコン膜を形成し、これを異方性エッチングすることによって形成することができる。
高濃度拡散領域5a,7aは、ゲート電極3及びサイドウォール15をマスクとして自己整合的にイオン注入を行うことによって形成することができる。イオン注入は、一例では、75As+をドーズ量3.0×1015〜5.0×1015で、エネルギー30〜50KeVで打ち込むことによって行う。これによって、N型の高濃度拡散領域が形成される。
次に、得られた基板上に層間絶縁膜12を形成し、層間絶縁膜12にゲート電極3、各ソース領域5及び各ドレイン領域7にそれぞれ到達する複数の貫通孔を形成する。得られた基板上に、前記貫通孔を充填するように導電体膜を形成し、この導電体膜をパターニングすることによって、プラグ9,電極10及び配線11を形成し、図1(a),(b)に示す構造を得て、本実施形態の、トランジスタ19を備える半導体装置の製造を完了する。
層間絶縁膜12は、例えば、CVD法により酸化シリコン膜を厚さ500〜1500nmで堆積することによって形成する。
導電体膜は、例えば、スパッタ法によりAL膜を厚さ400〜800nmで形成することによって形成する。
貫通孔の形成及び導電体膜のパターニングは、フォトリソグラフィ及びエッチング技術を用いて行うことができる。
本発明は、別の実施形態では、図4(平面図)に示すように、半導体基板1上にゲート電極3と、一対のソース領域5と、一対のドレイン領域7とを有するトランジスタ19を複数個備え、前記トランジスタ19のそれぞれにおいて、ゲート電極3が、十字状であり、一対のソース領域5及び一対のドレイン領域7は、それぞれ、ゲート電極3の中心に対し対角状に配置され、一対のソース領域5同士及び一対のドレイン領域7同士は、電気的に接続され、各ソース領域5及び各ドレイン領域7は、それぞれ、ゲート電極3の十字の側面に沿ってL字状に形成され、前記トランジスタ19の隣接する2つは、一方のトランジスタ19のソース領域5又はドレイン領域7と、他方のトランジスタ19のソース領域5又はドレイン領域7が向かい合うように、斜めに並んで配置されることを特徴とする半導体装置を提供する。
この半導体装置の各トランジスタ19では、ソース領域5及びドレイン領域7は、ゲート電極3の十字の側面に沿ってL字状に形成されている。従って、図4に示すように、隣接する2つのトランジスタ19が斜めに並ぶように、複数のトランジスタを配置することによって、複数のトランジスタを密に配置することができる。なお、図4において、図示の便宜上、ゲート電極3、ソース領域5及びドレイン領域7以外の要素は、省略して示している。
Claims (2)
- 半導体基板上にゲート電極と、一対のソース領域と、一対のドレイン領域とを有するMOS型トランジスタを備え、
ゲート電極が、十字状であり、一対のソース領域及び一対のドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の中心に対し対角状に配置され、一対のソース領域同士及び一対のドレイン領域同士は、電気的に接続され、各ソース領域及び各ドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の十字の側面に沿ってL字状に形成されることを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板上にゲート電極と、一対のソース領域と、一対のドレイン領域とを有するMOS型トランジスタを複数個備え、
前記MOS型トランジスタのそれぞれにおいて、ゲート電極が、十字状であり、一対のソース領域及び一対のドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の中心に対し対角状に配置され、一対のソース領域同士及び一対のドレイン領域同士は、電気的に接続され、各ソース領域及び各ドレイン領域は、それぞれ、ゲート電極の十字の側面に沿ってL字状に形成され、
前記MOS型トランジスタの隣接する2つは、一方のMOS型トランジスタのソース領域又はドレイン領域と、他方のMOS型トランジスタのソース領域又はドレイン領域が向かい合うように、斜めに並んで配置されることを特徴とする半導体装置。
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