JP4602295B2 - 電子放出表示装置および電子放出表示装置の製造方法 - Google Patents

電子放出表示装置および電子放出表示装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子放出表示装置に関するものであって、より詳しくは、抵抗層を備える電子放出素子、この電子放出素子を含む電子放出表示装置および電子放出表示装置の製造方法に関するものである。
一般に、電子放出素子は、電子源の種類によって、熱陰極を利用する方式と冷陰極を利用する方式とに分類される。
ここで、冷陰極を利用する方式の電子放出素子としては、電界放出アレイ(FEA;Field Emission Array)型、表面伝導エミッション(SCE;Surface−Conduction Emission)型、金属−絶縁層−金属(MIM;Metal−Insulator−Metal)型および金属−絶縁層−半導体(MIS;Metal−Insulator−Semiconductor)型などが知られている。
このうち、FEA型電子放出素子は、電子放出部および駆動電極を備える。FEA型電子放出素子の電子放出部の構成物質としては、仕事関数が低いか、縦横比の大きい物質が採用される。例えば、炭素系物質あるいは、ナノメートルサイズ物質を用いて電子放出部を形成して、真空中で形成される電界によって、電子放出部が容易に電子を放出する。FEA型電子放出素子は、上記の電子放出の原理を利用する。
通常のFEA型電子放出表示装置は、真空容器を構成する第1基板および第2基板を備える。第1基板上には、電子放出部と共に、駆動電極としてカソード電極およびゲート電極が位置する。第2基板の一面には、蛍光層とアノード電極が位置する。電子放出部は、カソード電極に電気的に連結され、ゲート電極は、絶縁層を間において、カソード電極の上部に位置する。
上述した構成において、カソード電極およびゲート電極に所定の駆動電圧を印加すると、カソード電極とゲート電極との間の電圧差が臨界値以上となる画素の電子放出部周囲に電界が形成されて、当該電子放出部から電子が放出される。放出された電子は、アノード電極に印加された高電圧に引き寄せられ、対応する画素の蛍光層に衝突することによって、蛍光層を発光させる。
しかし、従来のFEA型電子放出表示装置では、その作用の際に、カソード電極やゲート電極に不安定な駆動電圧が印加されたり、カソード電極およびゲート電極の内部抵抗によって、電圧降下が発生したりする。特に、電子放出部を形成する際、後面露光工程を適用するために、カソード電極をITO(インジウムスズ酸化物)のような透明導電膜で形成する場合、このカソード電極は、金属導電膜で形成される場合より大きい抵抗を有するので、電圧降下が大きく発生する。また、電子放出部と駆動電極(カソード電極およびゲート電極)との形状精密度が低い場合、画素別の電子放出部に印加される電界強さに差が発生する。画素別の電界強さの差は、画素別の電子放出量の不均一に繋がり、画素別の輝度均一度を低下させて、表示品質を低下させる。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、画素別の電子放出均一度を向上させることができる電子放出素子、この電子放出素子を含む電子放出表示装置およびこの電子放出表示装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、カソード電極と;カソード電極と絶縁されて位置するゲート電極と;電子放出部と;カソード電極と電子放出部とに電気的に連結される抵抗層とを含み、抵抗層は、金属酸化物または金属窒化物から形成される電子放出素子が提供される。
本発明において、電子放出素子は、第1基板上において、第1基板の一方向に沿って形成されるカソード電極と;カソード電極と電気的に連結される電子放出部と;カソード電極と電子放出部とを電気的に連結する抵抗層と;カソード電極および抵抗層の上部に配置される絶縁層上に形成されるゲート電極と;を含んで構成される。電子放出素子は、カソード電極とゲート電極との交差領域に位置する。
金属酸化物または金属窒化物は、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属を含むことができる。
本発明によれば、電子放出部とカソード電極とを電気的に連結する抵抗層は、耐熱性に優れるため、絶縁層の焼成などによる高温熱処理工程を経た後にも、抵抗層が安定した膜特性を備えるので、抵抗層の抵抗値を一定に維持することができる。よって、電子放出部および駆動電極の形状均一度が低くても、駆動電極(カソード電極およびゲート電極)から抵抗層を介して、画素別の電子放出部に印加される電界強さを均一に維持できる。従って、本発明の電子放出素子を電子放出表示装置に用いると、画素別の電子放出量を均一に維持でき、画素別の輝度均一度を向上できるので、電子放出表示装置の品質を向上できる。
カソード電極は、第1電極と、第1電極と所定の間隔をおいて位置する第2電極とを含み、電子放出部は、第1電極上に形成され。より詳細に説明すると、本発明において、カソード電極は、少なくとも一つ以上の第1電極と;少なくとも一つ以上の第1電極の外郭に位置するように形成され、少なくとも一つ以上の第1電極を配置するための開口部を備える第2電極と;を備えることができる。抵抗層は、各々の第1電極の両側において、第1電極および第2電極に接触するように形成されてよい。電子放出部は、各々の第1電極上に形成されてよい。
この場合、第1電極は、透明導電物質で形成され、第2電極は、金属で形成され。また、金属酸化物または金属窒化物は、第2電極を構成する金属と同一の金属で形成されてよい。
本発明によれば、第2電極は、少なくとも一つ以上の第1電極を囲むように配置され、かつ各々の第1電極の両側に接触するように形成される。そして、第1電極に接触する領域を含む第2電極の一部を処理(酸化または窒化)して抵抗層として用いるので、従来技術に比べて、抵抗層を形成する工程を簡略化できる。また、第2電極の一部を抵抗層とするので、抵抗層のミス・アライン(連結の不具合)による第1電極と第2電極との断線が発生しない。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、互いに対向配置される第1基板および第2基板と;第1基板上に形成されるカソード電極と;カソード電極に電気的に連結される電子放出部と;カソード電極と電子放出部とに電気的に連結される抵抗層と;カソード電極を覆いながら第1基板上に形成され、電子放出部に対応する開口部を備える拡散防止層と;絶縁層を間において拡散防止層上に形成され、電子放出部に対応する開口部を備えるゲート電極と;第2基板の一面に形成される蛍光層と;蛍光層の一面に位置するアノード電極とを含む電子放出表示装置が提供される。
抵抗層は、金属酸化物または金属窒化物から形成されてよい。
金属酸化物または金属窒化物は、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属を含むことができる。
本発明によれば、カソード電極と電子放出部とを電気的に連結する抵抗層の耐熱性は、優れているため、絶縁層の焼成などによる高温熱処理工程を経た後にも、抵抗層が安定した膜特性を備えることにより、抵抗層の抵抗値を一定に維持することができる。よって、電子放出部および駆動電極の形状均一度が低くても、駆動電極(カソード電極およびゲート電極)から抵抗層を介して、画素別の電子放出部に印加される電界強さを均一に維持できる。従って、本発明の電子放出表示装置は、画素別の電子放出量を均一に維持でき、画素別の輝度均一度を向上できるので、品質を向上できる。
拡散防止層は、酸化シリコン(SiO)、酸化チタン(TiO)、窒化シリコン(Si)、窒化チタン(TiN)およびこれらの混合物よりなる群から選択される絶縁物質で形成されてもよい。
カソード電極は、第1電極と、第1電極と所定の間隔をおいて位置する第2電極とを含むことができ、電子放出部は、第1電極上に形成され。より詳細に説明すると、本発明において、カソード電極は、少なくとも一つ以上の第1電極と;少なくとも一つ以上の第1電極の外郭に位置するように形成され、少なくとも一つ以上の第1電極を配置するための開口部を備える第2電極と;を備えることができる。電子放出部は、各々の第1電極上に形成されてよい。
第1電極は、透明導電物質で形成され、第2電極は、金属で形成され
抵抗層は、金属酸化物または金属窒化物から形成されてよく、金属酸化物または金属窒化物は、第2電極を構成する金属と同一の金属で形成されてよい。
第1電極は、少なくとも一つ以上で構成され、第2電極は、少なくとも一つ以上の第1電極の外郭に位置し、少なくとも一つ以上の第1電極を配置する開口部を備え、抵抗層は、各々の第1電極の両側において、第1電極および第2電極に接触するように形成されてよい。
本発明によれば、第2電極は、少なくとも一つ以上の第1電極を囲むように配置され、かつ各々の第1電極の両側に接触するように形成される。そして、第1電極に接触する領域を含む第2電極の一部を処理(酸化または窒化)して抵抗層として用いるので、従来技術に比べて、抵抗層を形成する工程を簡略化できる。また、第2電極の一部を抵抗層とするので、抵抗層のミス・アラインによる第1電極と第2電極との断線が発生しない。
第1電極は、第2電極の開口部内において、複数で配置されてもよく、第1電極が配置される方向に沿って、第1電極に電気的に連結される追加抵抗層をさらに含むことができる。
電子放出表示装置は、ゲート電極の上部で、ゲート電極と絶縁されて位置する集束電極をさらに含むことができる。
上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によれば、基板上に、透明導電物質で少なくとも一つ以上の第1電極を形成する第1電極形成段階と;基板上に、少なくとも一つ以上の第1電極を囲んで、各々第1電極の両側において、第1電極の上面の一部と接触する第2電極を金属より形成する第2電極形成段階と;基板全体に拡散防止層を形成する拡散防止層形成段階と;拡散防止層に第1電極の表面の一部を露出する第1開口部、および、第1電極に接触する領域を含む第2電極の表面の一部を露出する第2開口部を形成する第1開口部および第2開口部形成段階と;第2開口部によって露出される第2電極の部位を、酸化または窒化させて抵抗層を形成する抵抗層形成段階とを含んで構成される電子放出表示装置の製造方法が提供される。
上記電子放出表示装置の製造方法は、基板全体に絶縁層を形成する絶縁層形成段階を、第1開口部および第2開口部形成段階の後で、さらに含むことができ、絶縁層形成段階では、絶縁層とともに抵抗層を形成することができる。
絶縁層形成段階は、基板全体に酸化物を塗布し、酸化物を乾燥および焼成する過程を含むことができる。絶縁層を構成する酸化物を焼成する時、第2開口部によって露出される第2電極の部位を酸化させて、金属酸化物から形成される抵抗層を形成することができる。
一方、絶縁層形成段階は、基板全体に窒化物を塗布し、窒化物を乾燥および焼成する過程を含むことができる。絶縁層を構成する窒化物を焼成する時、第2開口部によって露出される第2電極の部位を窒化させて、金属窒化物から形成される抵抗層を形成することができる。
本発明によれば、酸化物または窒化物から構成される絶縁層を焼成する時、第1電極に接触する領域を含む第2電極の一部を、第2開口部から、酸化または窒化できるので、絶縁層を焼成するとともに、第2電極の一部を抵抗層として形成できる。よって、従来技術に比べて、抵抗層を形成する過程を簡略化することができる。また、第2電極の一部を抵抗層とするので、抵抗層のミス・アラインによる第1電極と第2電極との断線が発生しない。
第1電極を構成する透明導電物質は、インジウムスズ酸化物(ITO)またはインジウム亜鉛酸化物(IZO)であってもよく、第2電極を構成する金属は、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択されてよい。
以上説明したように本発明によれば、耐熱特性に優れた抵抗層を備えることによって、高温熱処理工程を経た後にも、抵抗層が安定した膜特性を備えるので、抵抗層の抵抗値を一定に維持することができる。従って、電子放出部および駆動電極の形状均一度が低くても、抵抗層を介して画素別の電子放出部に印加される電界強さを均一に維持できるので、画素別の電子放出部の電子放出量を均一に維持し、画素別の輝度均一度を向上でき、かつ電子放出表示装置の品質を向上できる。また、絶縁層を焼成する過程において、第2電極の一部が自然に抵抗層となるので、抵抗層の形成過程を簡略化することができる。また、抵抗層のミス・アラインによる第1電極と第2電極との断線が発生しない。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の部分分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の部分断面図である。図3は、図1に図示した電子放出ユニットの部分平面図である。
図1〜図3に図示されているように、電子放出表示装置は、所定の間隔をおいて、平行に対向配置される第1基板10および第2基板12を含む。第1基板10と第2基板12との周縁には、密封部材(図示せず)が配置されて、第1基板10および第2基板12を接合させる。その後、第1基板10と第2基板12との間の内部空間が、例えば、133.2×10-6Paの真空度となるように排気されるので、第1基板10、第2基板12および密封部材は、真空容器を構成する。本発明の実施形態において、電子放出表示装置は、第1基板10上で形成されるカソード電極14、電子放出部20、抵抗層22、拡散防止層24、絶縁層26、ゲート電極28、および第2基板12上に形成される蛍光層30、黒色層32、アノード電極34を含んで構成されるが、各々構成要素については、以下で説明する。
第1基板10の第2基板12に対向する面には、第2基板12に向かって電子を放出する電子放出ユニット100Aが形成される。第2基板12の第1基板10に対向する面には、電子によって可視光を放出して任意の発光または表示を行う発光ユニット102が形成される。
まず、電子放出ユニット100Aについて説明する。電子放出ユニット100Aは、以下で説明するカソード電極14、電子放出部20、抵抗層22、拡散防止層24、絶縁層26、ゲート電極28より構成される。第1基板10の第2基板12に対向する面上には、基本的に略帯状パターンで形成されるカソード電極14が、第1基板10の一方向(図1のy軸方向)に沿って配置される。
本発明の実施形態におけるカソード電極14は、第1電極16と、第1電極16と所定の間隔をおいて位置する第2電極18とを含む。第2電極18は、第1電極16が配置される開口部181を形成し、第1電極16の外郭において、略帯状パターンで形成される。図1を参照して説明すると、本発明の実施形態において、少なくとも一つ以上の第1電極16は、y軸方向に沿って配置される。第2電極18は、少なくとも一つ以上の第1電極16の外郭に位置して、少なくとも一つ以上の第1電極16を配置する開口部181を備える。ここで、カソード電極14は、電子放出部20の周囲に電界を形成する駆動電圧をゲート電極28とともに印加する駆動電極に相当する。
第1電極16は、ITO(Indium Tin Oxide;インジウムスズ酸化物)およびIZO(Indium Zinc Oxide;インジウム亜鉛酸化物)などのような透明導電物質で形成されてもよい。第2電極18は、第1電極16より抵抗の低い導電物質、例えば、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属などで形成されてもよい。
第1電極16上に電子放出部20が形成され、第1電極16と第2電極18は、抵抗層22によって電気的に連結される。より詳しく説明すると、抵抗層22は、第1電極16の両側において、第1電極16および第2電極18に接触するように形成されるので、抵抗層22によって、第1電極16と第2電極18とは、電気的に連結される。そして、電子放出部20は、第1電極16上に形成されるので、電子放出部20は、第1電極16および抵抗層22を介して、第2電極18に電気的に連結されることになる。結果的に、電子放出部20は、第1電極16および第2電極18より構成されるカソード電極14に電気的に連結されることになる。また言い換えると、抵抗層22は、カソード電極14と電子放出部20とに電気的に連結されることになる。
その結果、第2電極18に駆動電圧が印加されると、電子放出部20は、抵抗層22と第1電極16を通じて電子放出に必要な電流の供給を受ける。抵抗層22は、例えば、103〜105Ωcmの比抵抗を備えることができる。
電子放出部20は、真空中で電界が加えられると、電子を放出する物質、例えば、炭素系物質またはナノサイズ物質などで形成されてよい。電子放出部20は、例えば、炭素ナノチューブ、黒鉛、黒鉛ナノファイバー、ダイヤモンド、ダイヤモンド状炭素、フラーレン(C60)、シリコンナノワイヤーまたはこれらの組み合わせ物質を含むことができる。電子放出部20の製造法としては、スクリーン印刷法、直接成長法、化学気相蒸着法あるいはスパッタリング法などが適用される。
本発明の実施形態において、抵抗層22は、金属酸化物または金属窒化物から形成される。この金属酸化物または金属窒化物は、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属などを含むことができ、第2電極18を構成する金属と同一の金属で形成されることが望ましい。
金属酸化物と金属窒化物は、耐熱特性に優れたサーメット(cermet)であるので、抵抗層22は、高温熱処理工程を経た後にも、安定した膜特性を備え、抵抗値を一定に維持することができる。
第1電極16および第2電極18は、第1基板10上において、y軸方向に沿って平行に位置し、抵抗層22は、第1電極16のx軸方向の両側で、第1電極16および第2電極18の両方と接触する。抵抗層22の抵抗値は、第1電極16と第2電極18との間の距離d(図3参照)または抵抗層22の幅w(図3参照)を変化させて調節することができる。
図1を参照に具体的に説明すると、抵抗層22は、第1電極16のx軸方向の両側に位置して、第1電極16と第2電極18との間で、第1電極16の側面および第2電極18の側面と接触することができ、第1電極16の上面の一部にわたって位置することができる。
図1では、第1電極16は、略四角形に形成され、第2電極18の長さ方向(図1のy軸方向)に沿って、例えば、5個の第1電極16が第2電極18の開口部181の内側に位置する。そして、各々の第1電極16上に、一つの略円形の電子放出部20が位置する。しかし、第1電極16と電子放出部20の平面形状および第1電極16の配列構造などは、示した例に限定されず、多様に変形することが可能である。また、図1では、5個の第1電極16が示されているが、本発明の実施形態において、第1電極16は、少なくとも一つ以上で形成されてよい。しかし、画素別の電子放出量を増加するためには、複数の第1電極16が配置されることが望ましい。
なお、カソード電極14上に、カソード電極14を覆う拡散防止層24が形成される。拡散防止層24は、第2電極18を構成する金属の絶縁層26(以下で説明)に対する拡散を遮断して、絶縁層26の耐電圧特性の低下を抑制する役割を果たす。
拡散防止層24は、酸化シリコン(SiO)および酸化チタン(TiO)などのような酸化物、窒化シリコン(Si)および窒化チタン(TiN)などのような窒化物およびこれらの混合物よりなる群から選択される絶縁物質を含むことができる。
拡散防止層24は、第1基板10全体に形成されてもよく、電子放出部20に対応する第1開口部241を形成して電子放出部20を露出することができる。また、拡散防止層24は、選択的に抵抗層22に対応する第2開口部242を形成して、抵抗層22を露出することができる。図2では、拡散防止層24が、第1開口部241および第2開口部242を全て備える場合を示す。拡散防止層24は、電子放出部20より低い高さを備える。よって、拡散防止層24は、電子放出部20より放出される電子を妨害しない。
拡散防止層24上において、第1基板10全体に絶縁層26が形成される。絶縁層26は、スクリーン印刷などのような、いわゆる厚膜工程によって形成されてもよく、例えば、3μm以上、例えば、3〜10μmの厚さを備えることができる。絶縁層26は、酸化物または窒化物から形成される。
なお、絶縁層26上において、カソード電極14と交差する方向(図1のx軸方向)に沿って、ゲート電極28が略帯状パターンで形成される。カソード電極14とゲート電極28との交差領域が、実質的な画素領域を構成し、第2電極18の開口部181と第1電極16および電子放出部20が、この交差領域に対応して位置する。
絶縁層26には、電子放出部20に対応する開口部261が形成され、ゲート電極28には、電子放出部20に対応する開口部281が形成されて、第1基板10上において、電子放出部20を露出することができる。絶縁層26の開口部261およびゲート電極28の開口部281は、略円形に形成されてもよく、電子放出部20の幅より大きくて、第2電極18の開口部181の幅より小さく形成されてよい。
次に、発光ユニット102について説明する。発光ユニット102は、以下で説明する蛍光層30、アノード電極34、黒色層32から構成される。第1基板10に対向する第2基板12の一面には、蛍光層30、例えば、赤色の蛍光層30R、緑色の蛍光層30G、青色の蛍光層30Bが、互い所定の間隔をおいて形成される。蛍光層30R、蛍光層30G、蛍光層30Bの各々の間には、画面のコントラスト向上のための黒色層32が形成される。
基本的に、カソード電極14とゲート電極18との交差領域ごとに、蛍光層30R、蛍光層30G、蛍光層30Bのうち、一色の蛍光層30が対応して位置し、カソード電極14の長さ方向(図1のy軸方向)に沿って、略帯状パターンで形成される。
また、蛍光層30および黒色層32の第1基板10に対向する面上に、アルミニウム(Al)などのような金属膜から構成されるアノード電極34が形成される。アノード電極34は、外部から電子ビームの加速に必要な高電圧の印加を受けて、蛍光層30を高電位状態に維持させ、電子放出部20から放出される電子を引き寄せることができる。また、金属膜から構成されるアノード電極34は、蛍光層30から放射される可視光の中で、第1基板10に向かって放射される可視光を、第2基板12側に反射させて、画面の輝度を高める。
一方、アノード電極34は、ITO(インジウムスズ酸化物)などのような透明導電膜から形成されてもよい。この場合、アノード電極34は、第2基板12に対向する蛍光層30および黒色層32の一面に位置する。また、アノード電極34として、上述した透明導電膜および金属膜をともに形成する構造も可能である。
なお、第1基板10と第2基板12との間には、真空容器に加えられる圧縮力を支持して、第1基板10と第2基板12との間隔を一定に維持するスペーサ36(図2参照)が配置される。スペーサ36は、蛍光層30に影響を与えないように、黒色層32に対応して位置する。
このように構成される電子放出表示装置において、ゲート電極28とカソード電極14とが交差する領域である一つの画素領域に位置する第1電極16、第2電極18、電子放出部20、抵抗層22、拡散防止層24、絶縁層26およびゲート電極28が、電子放出のための一つの電子放出素子104を構成する。そして、一つの画素領域に位置する蛍光層30、アノード電極34が、電子放出素子104より放出された電子によって可視光を発光する発光素子を構成する。本発明の実施形態おいて、画素は、電子放出素子104と、電子放出素子104に対応する発光素子から構成される。上述した電子放出ユニット100Aは、第1基板10上で形成される複数の電子放出素子104から構成される。発光ユニット102は、第2基板12上で形成される複数の発光素子から構成される。
上述した構成の電子放出表示装置は、カソード電極14、ゲート電極28およびアノード電極34に所定の電圧を供給して駆動する。例えば、カソード電極14およびゲート電極28のうちの一方の電極が、走査駆動電圧の印加を受けて、他方の電極が、データ駆動電圧の印加を受ける。そして、アノード電極34は、電子ビームの加速に必要な電圧、例えば、数百〜数千ボルトの量の直流電圧の印加を受ける。
その結果、カソード電極14とゲート電極28との電圧差が臨界値以上である画素の電子放出部20周囲に、電界が形成されて、電子放出部20から電子が放出される。そして、放出された電子は、アノード電極34に印加される高電圧に引き寄せられて、対応する画素の蛍光層30に衝突することによって、所定の蛍光層30を発光させる。
上述した駆動過程において、抵抗層22が、電子放出部20に印加される電流強さを均一に制御する。つまり、本発明の実施形態において、電子放出部20とカソード電極14とを電気的に連結する抵抗層22は、耐熱性に優れているため、絶縁層26の焼成などによる高温熱処理工程を経た後でも、抵抗層22の膜特性を均一に維持できることにより、抵抗層22の抵抗値を一定に維持できる。よって、カソード電極14およびゲート電極28から抵抗層22を介して、電子放出部20に印加される電界強さを均一にできる。従って、本発明の実施形態の電子放出表示装置は、駆動電極(カソード電極14およびゲート電極28)に不安定な駆動電圧が印加されたり、駆動電極に電圧降下が発生したり、電子放出部20の形状均一度が高くなかったりしても、画素別の電子放出量を均一化でき、その結果、画素別の発光均一度を向上させることができる。
また、本発明の実施形態の電子放出表示装置は、カソード電極14の第2電極18が低い抵抗値を備えることによって、カソード電極14の電圧降下と信号の歪曲を効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの部分平面図である。
図4に示されているように、本実施形態の電子放出ユニット100Bは、上述した第1実施形態の構成を基本構成として含みながら、第1電極16のy軸方向の間に位置して、第1電極16が配置される方向(図4のy軸方向)に沿って、第1電極16の各々を電気的に連結する追加抵抗層38をさらに含む。この時、拡散防止層24’は、電子放出部20を露出するための第1開口部241および抵抗層22を露出するための第2開口部242と共に、追加抵抗層38を露出するための第3開口部243を形成することができる。
本実施形態では、第2電極18の狭い開口部181の領域に、複数の第1電極16を配置する時、第1電極16の位置に所定の誤差が発生しても、抵抗層22と追加抵抗層38によって、第2電極18と第1電極16を確実に電気的に連結することができる。その結果、第1電極16と第2電極18との断線による製造不良を防止して、工程安定性を優秀に確保することができる。また、本発明の第2実施形態の場合、抵抗層と第1電極16との接触面積が拡大されるので、本発明の第1実施形態の場合に比べて、抵抗層22と第1電極16との接触抵抗を下げることができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの部分平面図である。
図5に示されているように、本実施形態の電子放出ユニット100Cは、上述した第1実施形態の第1電極16が省略されて、電子放出部20が第1基板10上に直接形成され、電子放出部20が、抵抗層22'を通じて、第2電極18と電気的に連結される構成を提供する。
つまり、本実施形態において、抵抗層22'は、電子放出部20のx軸方向の両側で、電子放出部20の側面および第2電極18の側面と接するように形成される。そして、拡散防止層24”は、電子放出部20および抵抗層22’をともに露出する開口部244を形成することができる。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係る電子放出表示装置の部分断面図である。図6に示されているように、本実施形態の電子放出表示装置は、上述した第1実施形態の構成を基本構成として含みながら、追加絶縁層40および集束電極42をさらに含む。より具体的に説明すると、本実施形態の電子放出ユニット100Dは、追加絶縁層40および集束電極42を含む。追加絶縁層40および集束電極42は、ゲート電極28上で第1基板10全体に形成され、電子ビーム通過のための開口部401、開口部421を形成する。集束電極42は、追加絶縁層40上に形成され、ゲート電極28と絶縁される。追加絶縁層40の開口部は、開口部401に相当し、集束電極42の開口部は、開口部421に相当する。
集束電極42は、画素領域ごとに一つの開口部421を形成して、一つの画素領域で放出される電子を包括的に集束したり、電子放出部20ごとに、電子放出部20に対応する一つの開口部421を形成して、各々の電子放出部20で放出される電子を個別的に集束することができる。
次に、図7A〜図7Iを参照して、本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの製造方法について説明する。
まず、図7Aおよび図7Bに示されているように、第1基板10上に、ITO(Indium Tin Oxide;インジウムスズ酸化物)やIZO(Indium Zinc Oxide;インジウム亜鉛酸化物)などの透明導電物質を用いて、所定のパターンで第1電極16を形成する。第1電極16は、略四角形に形成することができ、第1基板10の一方向(図7Bのy軸方向)に沿って、平行に位置することができる。ここで、第1電極16は、少なくとも一つ以上の個数で形成されてよく、各々の第1電極16は、y軸方向に沿って配置される。
次に、図7Cおよび図7Dに示されているように、第1基板10上に、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属などを用いて金属膜を形成し、この金属膜をパターニングして第2電極18を形成する。
第2電極18は、第1電極16が配列される方向(図7Dのy軸方向)に沿って略帯状パターンで形成され、少なくとも一つ以上の第1電極16の外郭に位置して、少なくとも一つ以上の第1電極16を囲む開口部181を形成する。また、第2電極18は、第1電極16の両側から第1電極16まで伸びて、第1電極16と接する形状を有する。つまり、第2電極18は、少なくとも一つ以上の第1電極16を開口部181に配置できるような大きさで形成される。そして、第2電極18は、各々の第1電極16のx軸方向の両側で、各々の第1電極16の上面の一部と接触するように形成される。その結果、第1電極16および第2電極18から構成されるカソード電極14が形成される。
さらに、図7Eに示されているように、第1電極16および第2電極18を覆うように、第1基板10全体に拡散防止層24を形成する。拡散防止層24は、酸化シリコン(SiO)および酸化チタン(TiO)などのような酸化物、窒化シリコン(Si)および窒化チタン(TiN)などのような窒化物およびこれらの混合物よりなる群から選択される絶縁物質を含むことができる。また、拡散防止層24は、スパッタリングなどのような薄膜工程によって、例えば、0.1〜1μmの厚さで形成される。
その後、図7Fに示されているように、公知のフォトリソグラフィ工程などで拡散防止層24をパターニングして、第1電極16の表面の一部を露出する第1開口部241と、第1電極16に接触する領域を含む第2電極18の表面の一部を露出する第2開口部242とを形成する。第1開口部241には、その後、電子放出部20が形成され、第2開口部242によって露出された第2電極18の部位は、その後抵抗層22となる。
次に、図7Gに示されているように、拡散防止層24において、第1開口部241および第2開口部242が形成された後で、第1基板10全体に絶縁物質を塗布し、絶縁物質を乾燥および焼成して絶縁層26を形成する。従って、第2開口部242によって露出される第2電極18の部位は、絶縁層26に接触することとなる。絶縁物質の塗布には、スクリーン印刷法などを適用することができ、絶縁層26の焼成は、例えば、540〜570℃の温度条件で行われる。絶縁層26は、例えば、3〜10μmの厚さに形成することができ、酸化物または窒化物から形成される。
絶縁層26を焼成する時、拡散防止層24は、第2電極18を構成する金属物質が絶縁層26に拡散することを遮断して、絶縁層26の耐電圧特性低下を抑制する。これとともに、絶縁層26を焼成する過程で、拡散防止層24の第2開口部242によって露出された第2電極18の部位は、酸化または窒化されるので、第2開口部242によって露出された第2電極18の部位は、抵抗層22となる。ここで、第2開口部242によって露出される第2電極18の部位は、第1電極16に接触する第2電極18の領域を含むので、形成された抵抗層22は、第1電極16および第2電極18を電気的に連結することとなる。
つまり、絶縁層26が酸化物である場合には、絶縁層26を焼成する過程で絶縁層26と接触する第2電極18の部位は、第2開口部242より酸化され、金属酸化物から構成される抵抗層22が形成される。絶縁層26が窒化物である場合には、絶縁層26を焼成する過程で絶縁層26と接触する第2電極18の部位は、第2開口部242より窒化されて、金属窒化物から構成される抵抗層22が形成される。
一方、拡散防止層24および絶縁層26を形成する段階の前において、第2電極18のうちの第1電極16と接触する特定の部位を、予め酸化または窒化させて、抵抗層22を形成することができる。この場合、拡散防止層24は、電子放出部20の開放のための第1開口部241のみを形成することができる。
さらに、図7Hに示されているように、絶縁層26上に、金属膜44を形成し、公知のフォトリソグラフィ工程などで金属膜44をパターニングして、カソード電極14との交差領域に開口部441を形成する。この開口部441は、拡散防止層24の第1開口部241の幅より大きく形成され、第2電極18の開口部181の幅より小さく形成される。
その後、図7Iに示されているように、金属膜44の開口部441によって露出された絶縁層26の部位をエッチングして、絶縁層26に開口部261を形成し、公知のフォトリソグラフィ工程などで金属膜44をカソード電極14と交差する方向に沿って、略帯状でパターニングして、ゲート電極28を形成する。よって、金属膜44の開口部441は、ゲート電極28の開口部281となる。
そして、拡散防止層24の第1開口部241の内側の第1電極16上に、電子放出部20を形成する。
粉末状の電子放出物質などにビヒクルおよびバインダーなどの有機物を混合して、印刷に適した粘度を備えるペースト状の混合物を製作する。そして、第1電極16上に、この混合物をスクリーン印刷した後、乾燥および焼成する過程によって、電子放出部20を形成することができる。
一方、別途の電子放出部20の製造方法は、以下の通りである。上述したペースト状の混合物に感光性物質を混合して、第1基板10全体に当該混合物をスクリーン印刷し、第1基板10の裏面から紫外線を照射する。第1電極16を介して紫外線が照射された混合物の部位は、選択的に硬化され、現像によって未硬化の混合物を除去した後、乾燥および焼成する過程によって、電子放出部20を形成することができる。
さらに別の製造方法として、電子放出部20は、直接成長法、化学気相蒸着法またはスパッタリング法などのような工程によって形成することも可能である。
なお、上記では、本発明の第1実施形態に係る電子放出ユニット100Aの製造方法について説明したが、第1電極16の間に追加抵抗層38を形成して、拡散防止層24’に第3開口部243を形成すれば、本発明の第2実施形態に係る電子放出ユニット100Bを容易に製造することができる。
また、第1電極16の形成過程を省略して、抵抗層の長さを拡大すると、本発明の第3実施形態に係る電子放出表示装置を容易に製造することができる。また、絶縁層26とゲート電極28の上部に、追加絶縁層40および集束電極42を形成し、追加絶縁層40と集束電極42に各々開口部を形成すると、本発明の第4実施形態に係る電子放出表示装置を容易に製造することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の部分分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の部分断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの部分平面図である。 本発明の第2実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの部分平面図である。 本発明の第3実施形態に係る電子放出表示装置における電子放出ユニットの部分平面図である。 本発明の第4実施形態に係る電子放出表示装置の部分断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、第1電極が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、第1電極が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、第2電極が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、第2電極が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、拡散防止層が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、拡散防止層に開口部が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、絶縁層が製造される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、金属膜に開口部が形成される段階を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子放出表示装置の電子放出ユニット製造方法において、電子放出部が製造される段階を示す概略図である。
符号の説明
10 第1基板
12 第2基板
14 カソード電極
16 第1電極
18 第2電極
20 電子放出部
22、22’ 抵抗層
24、24’、24” 拡散防止層
26 絶縁層
28 ゲート電極
30 蛍光層
32 黒色層
34 アノード電極
40 追加絶縁層
42 集束電極
44 金属膜
100A、100B 電子放出ユニット
102 発光ユニット
104 電子放出素子
181 開口部
241 第1開口部
242 第2開口部
261、401、421、441 開口部

Claims (11)

  1. 互いに対向して配置される第1基板および第2基板と;
    前記第1基板上に形成され、第1電極と、前記第1電極と所定の間隔をおいて位置する第2電極と、を含むカソード電極と;
    前記カソード電極に電気的に連結されるように、前記第1電極上に形成される電子放出部と;
    前記第1電極と前記第2電極とに電気的に連結される抵抗層と;
    前記カソード電極を覆いながら前記第1基板上に形成され、前記電子放出部に対応する開口部を備える拡散防止層と;
    絶縁層を間において前記拡散防止層上に形成され、前記電子放出部に対応する開口部を備えるゲート電極と;
    前記第2基板の一面に形成される蛍光層と;
    前記蛍光層の一面に位置するアノード電極と;
    を含み、
    前記第1電極は、透明導電物質で形成され、前記第2電極は、金属で形成され
    前記第1電極は、少なくとも一つ以上で構成され、
    前記第2電極は、少なくとも一つ以上の前記第1電極の外郭に位置し、少なくとも一つ以上の前記第1電極を配置する開口部を備え、
    前記抵抗層は、各々の前記第1電極の両側において、前記第1電極および前記第2電極に接触するように形成され、
    前記第1電極は、前記第2電極の前記開口部内において、複数で配置され、
    前記第1電極が配置される方向に沿って、前記第1電極に電気的に連結される追加抵抗層をさらに含むことを特徴とする、電子放出表示装置。
  2. 前記抵抗層は、金属酸化物または金属窒化物から形成されることを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置。
  3. 前記金属酸化物または前記金属窒化物は、クロム、モリブデン、ニオブ、ニッケル、タングステン、タンタル、アルミニウム、白金およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される金属を含むことを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置。
  4. 前記拡散防止層は、酸化シリコン、酸化チタン、窒化シリコン、窒化チタンおよびこれらの混合物よりなる群から選択される絶縁物質で形成されることを特徴とする、請求項のいずれかに記載の電子放出表示装置。
  5. 前記抵抗層は、金属酸化物または金属窒化物から形成され、
    前記金属酸化物または前記金属窒化物は、前記第2電極を構成する前記金属と同一の金属で形成されることを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置。
  6. 前記ゲート電極の上部で、前記ゲート電極と絶縁されて位置する集束電極をさらに含むことを特徴とする、請求項のいずれかに記載の電子放出表示装置。
  7. 基板上に、透明導電物質で少なくとも一つ以上の第1電極を形成する第1電極形成段階と;
    前記基板上に、少なくとも一つ以上の前記第1電極を囲んで、各々前記第1電極の両側において、前記第1電極の上面の一部と接触する第2電極を金属より形成する第2電極形成段階と;
    前記基板全体に拡散防止層を形成する拡散防止層形成段階と;
    前記拡散防止層に、前記第1電極の表面の一部を露出する第1開口部、および、前記第1電極に接触する領域を含む前記第2電極の表面の一部を露出する第2開口部を形成する第1開口部および第2開口部形成段階と;
    前記第2開口部によって露出される前記第2電極の部位を酸化または窒化させて、抵抗層を形成する抵抗層形成段階と;
    を含んで構成されることを特徴とする、電子放出表示装置の製造方法。
  8. 前記第1開口部および第2開口部形成段階の後で、前記基板全体に、絶縁層を形成する絶縁層形成段階をさらに含み、
    前記絶縁層形成段階では、前記絶縁層とともに前記抵抗層を形成することを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置の製造方法。
  9. 前記絶縁層形成段階は、前記基板全体に酸化物を塗布し、前記酸化物を乾燥および焼成する過程を含み、
    前記絶縁層を構成する前記酸化物を焼成する時、前記第2開口部によって露出される前記第2電極の前記部位は、酸化されて、金属酸化物から構成される前記抵抗層を形成することを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置の製造方法。
  10. 前記絶縁層形成段階は、前記基板全体に窒化物を塗布し、前記窒化物を乾燥および焼成する過程を含み、
    前記絶縁層を構成する前記窒化物を焼成する時、前記第2開口部によって露出される前記第2電極の前記部位は、窒化されて、金属窒化物から構成される前記抵抗層を形成することを特徴とする、請求項に記載の電子放出表示装置の製造方法。
  11. 前記第1電極を構成する前記透明導電物質は、インジウムスズ酸化物またはインジウム亜鉛酸化物であり、
    前記第2電極を構成する前記金属は、クロム、モリブデン、ニオブ、ニッケル、タングステン、タンタル、アルミニウム、白金およびこれらの組み合わせよりなる群から選択されることを特徴とする、請求項10のいずれかに記載の電子放出表示装置の製造方法。
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