JP4601231B2 - 光ディスクの複数のトラックを読み取る方法および装置 - Google Patents

光ディスクの複数のトラックを読み取る方法および装置 Download PDF

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    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、1つの光ディスクの複数のトラックに対して同時に読出しを行う方法および装置に関し、より詳細には、スイングアーム型の光ピックアップと共に用いられる方法および装置に関する。
【0002】
(発明の背景)
光ディスクは、その高い記憶密度、データの長期保持寿命、および比較的低コストによって、情報配信用途の支配的な媒体フォーマットとなっている。例えば、コンパクトディスク(CD)フォーマットは、音楽記録物のために開発および市販されたものであるが、今やビニール製レコードに代わるものとなっている。同様に、CD−ROMなどの大容量の読出し専用データ記憶媒体も、ソフトウェアおよびデータベースの配信目的のために、パーソナルコンピュータ分野において普及している。間もなく、DVDフォーマットが、ビデオテープに代わって映像情報の配信媒体として選択されることになり得る。
【0003】
物理的には、光ディスクの情報伝達部分は、一連のピット(すなわちバンプ)からなり、これらのピットは、螺旋状のトラックを形成するように構成される。データは、個々のピットの長さおよびピット間の間隔長さとして符号化される。光ピックアップアセンブリは、レーザビームを光ディスクから反射させることにより、データ読出しを行う。ディスクは回転するため、レーザビームは、ピットと、ピット間の間隔とから交互に反射する。これにより、反射されるレーザビーム中に識別可能な変化が生じて、これらの変化は検出されて、復号化され、これにより、光ディスク上に記憶されているデータが回復する。
【0004】
本明細書において用いられるように、データトラックという用語は、光ディスクの一回転に相当する螺旋状データトラック部分を指す。複数のデータトラックを同時に読み出すことが可能なドライブが、螺旋状トラックの複数のこのような部分を同時に読み出す。複数の同心の螺旋状トラックを有するディスクの場合、データトラックは、同心の螺旋状トラックの1つの1回転を指す。同心の円形トラックを有する光ディスクの場合、データトラックは、1つのこのような円形トラックを指す。
【0005】
Alonらに付与された米国特許第5,793,549号に、(例えば複数のレーザビームを用いて)複数のデータトラックを同時に読み出す光ディスク読み出し装置についての記載がある。回折格子を用いて1つのビームをスプリッティングするかまたは複数のレーザ光源を設けることによって入手可能な複数のレーザビームをフォーカスして、対応する光ディスクトラックとアライメント調整する。次いで、反射されたビームを検出し、復号する。従って、10個のトラックを一度に読み出すディスクドライブにおいてディスクを6×標準的速度で回転させると、60×単一のビームドライブに相当するデータ速度が得られる(ただし、高速回転速度に関連する複雑性は加味されていない)。
【0006】
マルチビーム光ピックアップ内のビームを、データトラックとのアライメント調整に加えて、クロストークを回避し、ビームを検出器と適切に位置調整するために、互いに指定された距離で保持する必要がある。これらの距離は、トラックの間隔(すなわち、トラックピッチ、光学素子の倍率ならびに情報読出しに用いられる検出器のサイズおよび間隔付け)によって決定される。典型的には、最短の間隔付けはトラックピッチよりも大きいため、複数のレーザビームを、環状かつ光ディスクに対して放射状に間隔付ける必要が出てくる。
【0007】
特許許可された米国特許出願シリアル番号第09/042,185号「METHODS AND APPARATUS FOR PERFORMING CROSS−TALK CORRECTION IN A MULTI−TRACK OPTICAL DISK READER BASED ON MAGNIFICATION ERROR」(現在は米国特許番号第 号)に記載があるように、ビーム間の必要な間隔付けは、光学素子の倍率を増加させるかまたは検出器のサイズおよび間隔付けを減少させるかのいずれかによって、低減させることが可能である。光学素子の倍率を増加させると、システムの光効率が低下し、検出器のサイズを低減させると、効率が低減し、製造コストが増加する。マルチビームシステム内のビームの間隔付けは、これらのファクター間のトレードオフを示す。サイズ、感度および光検出器のコストが改良されると、ビーム間の間隔付けを低減することが可能になり得る。
【0008】
例示的マルチビーム光ディスク読み出し装置についての記載が、同一人に譲渡された、「INTEGRATED MULTI−BEAM PICKUP ASSEMBLY」というタイトルの米国特許出願シリアル番号第08/911,815号にある。本明細書中、同出願を参考のため援用する。同出願に記載されている光ディスク読み出し装置は、1列に構成された複数の読出しビームを含む。同時継続中でかつ同一人に譲渡された、「MULTI−BEAM OPTICAL PICKUP ASSEMBLY AND METHODS USING A COMPACT TWO−DIMENSIONAL ARRANGEMENT OF BEAMS」というタイトルの米国特許出願シリアル番号第08/912,881号に、2次元パターン状に構成された複数の読出しビームを含む光ディスク読み出し装置についての記載がある。本明細書中、同出願を参考のため援用する。ディスク表面上に突出したスポット間の必要な距離をビーム間隔付けによって決定された通りに維持するためには、レーザビームスポットのパターンに、ディスク半径方向に対して特定の配向を持たせる必要がある。
【0009】
光ディスクの異なる部分を読み出すために、光ピックアップを読出し部分に隣接させて位置決めする機構が提供される。光ピックアップを位置決めするためのスイングアーム、ラックアンドピニオン、スクリュードライブ、およびリニアモータシステムが当該分野において公知であり、例えば、「Compact Disk Technology」(Nakajima,H.およびOgawa,H.、翻訳者:Aschmann,C.、Ohmsha,Ltd.、日本、1992)と、「The Compact Disk Handbook」(Pohlmann,K.、第2版、A−R Editions、1992)に記載されている。
【0010】
位置決め機構を選択する場合、アクセス速度と、設計の複雑性と、製造費用との間でのトレードオフが生じる。例えば、ラックアンドピニオンドライブおよびスクリュードライブは、光ピックアップの位置決めを行う際に比較的低速である。しかし、ラックアンドピニオンドライブおよびスクリュードライブは、低コストでロバスト性に優れるため、消費者レベルのアプリケーションにおいて用いられることが多い。それとは対照的に、リニアモータは高速な位置決めを行うことが可能であるが、ラックアンドピニオンの機構よりも複雑で、かつ高コストである。スイングアーム型の位置決め機構(例えば、米国特許第5,828,644号に記載のスイングアーム型の位置決め機構)は、リニアモータシステムよりもより高速な位置決めおよびより単純な構造を提供している。
【0011】
旋回アーム(例えば、上記特許に記載の旋回アーム)を用いることが所望されているが、このような技術をマルチビームの光ディスク読み出し装置において用いることを試みようとすると、幾つかの不利益が生じる。例えば、複数のレーザビームを用いる光ディスク読み出し装置では、スイングアームが旋回すると、レーザビームのスポットパターンの配向が変化する。その結果、光ピックアップのいくつかの放射状の位置において、レーザビームスポットは、各トラックとアライメント調整できなくなる。この影響により、読出し誤差数が増加し、同時読出しが可能なトラック数が減少し得る。
【0012】
従って、光ピックアップの位置決めのためにスイングアーム機構を用いる際、光ディスクの各トラックとアライメント調整された複数の読出しビームを保持するための方法および装置を提供することが望ましい。
【0013】
(発明の要旨)
上記を鑑みて、本発明の目的は、光ピックアップの位置決めを行うためにスイングアーム機構を用いる際、光ディスクの各トラックとアライメント調整された複数の読出しビームを保持するための方法および装置を提供することである。
【0014】
本発明の上記および他の目的は、回転スイングアームの動きによって生じる光ディスク上に投射されるレーザビームパターンの回転を補償する方法および装置を提供することにより、達成される。第1の実施形態において、スイングアームが旋回すると、レーザビームスポットパターンは、反対方向に旋回または回転して、スイングアームの動きによって生じる回転をオフセットさせる。第2の実施形態において、スイングアームおよび光ピックアップは、スイングアームが旋回したときにレーザビームスポットパターンの配向が変化しないように、構築される。第3の実施形態において、レーザビームスポット間の間隔付けを、レーザビームパターンの線の回転を補償するように調節する。
(発明の詳細な説明)
本発明の上記および他の目的ならびに利点は、以下の詳細な説明と添付の図面とを合わせて読めば明らかである。図面中、類似の参照符号は、図面中の類似の構成要素を指す。
図1を参照すると、本発明の使用に適した、例示的な多重ビーム光ピックアップ10の簡略図が示されている。光ピックアップアセンブリ10の個々の構成要素は、既知の光ディスク読み取り装置において用いられる要素を含み得る。光源11の光(通常レーザダイオード)は、プリズムミラー12によって、光を多重ビームに分割する格子13に方向付けられる。多重ビームは、ビームスプリッタ14を通過し、レンズ15によってコリメートされ、プリズムミラー17によって光ディスク16に方向付けられる。対物レンズ18は、光ビームの光ディスク16の表面上での集束を維持するために、サーボ機構によって調整される。
【0015】
光ディスク16は、データが記録される反射層を含む。通常データは、反射層内に溝(または隆起)の形態で記録される。あるいは、いくつかの記録可能な光ディスクは、反射層材料の物理的または化学的特性(例えば、磁気特性、またはデータを記録するために入射光を偏光する能力)を用いる。
【0016】
光ディスク16上に集束される光ビームは、反射層によって反射されて、その中に記録されるデータによって変調される。反射光は、対物レンズ18に伝播し戻り、プリズムミラー17によってコリメータ15に反射される。反射光ビームは次いで、ビームスプリッタ14によって光センサー20に方向付けられる。反射光ビームを光センサー20上にさらに集束させるために、レンズ19が設けられてもよい。
【0017】
光センサー20は、その上に当たっている光ビームに対応する電気信号を提供する。例えば、共有に係る米国特許第5,627,805号に記載されるような処理回路部は、電気信号をデコードおよび処理して、光ディスク上で記録されるデータを回復する。追加の回路部は、コンピュータまたは他の処理デバイスを用いることに適したフォーマットにデータを変換し、光ディスク読み取り装置とコンピュータまたは他の処理デバイスとの間のインターフェースとして機能する。
【0018】
回折格子13はまた、ホログラムを含んでもよく、光ファイバ導波管が、1つ以上のミラー12および17、ならびにレンズ15、18および19の代わりに用いられてもよい。ビームスプリッタ14は、半鍍銀ミラーまたは偏光ビームスプリッタを含んでもよい。さらに、プリズムミラー12および17のうちの1つまたは両方は、光学構成要素の物理構造を変更することによって省かれ得る。
【0019】
多重レーザビームは、光ディスクの多重トラックを同時に読み出すために用いられる。光ディスク上に投射された場合、レーザビームスポットは、特定のパターン(例えば、各レーザースポットが正しいトラックを照射することを保証するためのスポットの線または列)で配列される。しかし、スイングアーム形機構が光ピックアップアセンブリを位置付けるために用いられる場合、スイングアームが光ディスクの異なる位置を読み出すために旋回するときに、レーザービームスポットパターンの角方位が変化する。
【0020】
例えば、図2において、スイングアーム22は光ディスク16の内円周の近傍に位置付けられ、これにより、レーザービームスポット26は集束され、対応するトラック25と位置が合う。幻影線で示したピックアップアーム22’が示すように、スイングアーム22が光ディスク16の外円周の近傍のトラックを読み出すために移動する場合、光ディスク16に関するレーザービームスポット26’の方位が変化し、トラック25’との位置が合わなくなる。これは、正確に同時に読み出すことが可能な光ディスク読み取り装置のトラック数に影響を与える。
【0021】
レーザービームスポットパターンの角方位の変化を補償する1つの方法には、スイングアームの回転に対向する方向で、レーザビームスポットの列を回転または旋回させることがある。例示的な補償機構を、例えば、図3Aの光ピックアップ30および図3Bの光ピックアップ31によって示す。
【0022】
図3Aの光ピックアップ30は概して、図1の光ピックアップ10と同じ光学構成要素を含む。光ピックアップ30は概して、光ディスク16の表面に対して主に垂直に向けられているという点で光ピックアップ10と異なる。光ピックアップの構成要素のいくつかが取り付けられて、アセンブリ33が形成される。最小限でも、レーザー11、格子13、ビームスプリッタ14、レンズ19および検出器20がアセンブリ33上に取り付けられる。コリメータ15および対物レンズ18がまた、所望の場合にはアセンブリ33上に取り付けられてもよい。
【0023】
アセンブリ33が図3Aに示す軸35のまわりを回転するように、アセンブリ33が図2のスイングアーム22の端部に取り付けられる。軸35は、対物レンズ18の光軸と位置が合っていることが好適である。軸35のまわりをアセンブリ33が回転することによって、レーザービームスポットパターンの角方位が光ディスク16の半径に対して変化し、これにより、レーザービームスポットと光ディスク16の対応するトラックとの位置が合っている状態が、光ディスク読み取り装置によって維持されることが可能となる。
【0024】
スイングアーム22の移動を完全に補償するには、アセンブリ33は、スイングアーム22と同じ角度、しかし対向する方向で、回転する必要がある。例えば、図2において、スイングアーム22は、約25度の角度で時計周りに回転し、位置22から位置22’に移動する。補償するには、図3のアセンブリ33は、約25度の角度で反時計周りに回転する。
【0025】
スイングアーム22の移動を補償するために必要とされるアセンブリ33の適切な回転は、静的に指定されてもよいし、または動的に決定されてもよい。静的に補償されたシステムにおいて、スイングアーム22の種々の角位置を補償するために必要なアセンブリ33の適切な回転を含むルックアップテーブルが作成される。このようなシステムを用いることによって、光ディスク読み取り装置は、位置感知デバイス(例えば、シャフトエンコーダ)を介してスイングアーム22の角位置を直接取得するか、または読み出されたトラック番号(すなわち、ブロック番号)から間接的に取得される。スイングアーム22の位置は次いで、ルックアップテーブル内への入力として用いられて、必要な補償を行うために必要なアセンブリ33の回転を検出する。
【0026】
動的に決定されたシステムにおいて、継続的かつ自動的にアセンブリ33の回転を調整して、スイングアーム22の角位置を補償するために、サーボシステムが用いられる。図4に関して、回転誤差信号を提供する回路部を説明する。光ピックアップ20には、一連のセンサー41〜45(例えば、光ディスクから各トラックを読み出す1つのセンサー)が含まれる。各センサーは電気的にバイアスされて、これにより、センサーは、センサー上の反射レーザビーム入射の強度に比例して信号を出力する。各センサーの出力は、対応するトラック内に格納されるデータを回復するために処理される。さらに、半分に分割されたセンサー41の出力、すなわち41a、41b、および半分に分割されたセンサー45の出力、すなわち45a、45bが、それぞれ回転誤差信号を提供するために用いられる。図4には示さないが、当該分野で公知であるようなトラッキング誤差信号および集束誤差信号を提供するために、他のセンサーが分割されてもよい。
【0027】
加算回路46〜47および差分回路48を含む回路部40は、センサー41および45からの信号を用いて、回転誤差を示す誤差信号を計算する。特に、センサー41aの出力はセンサー45bの出力と加算され、センサー41bの出力はセンサー45aの出力と加算される。回転誤差がない場合、センサー41および45の各半分は、ほぼ同等の照度(illumination)を受け取り、回転誤差信号は提供されない。すなわち、センサー41a上の照度がセンサー41b上の照度とほぼ同じであり、センサー45a上の照度がセンサー45b上の照度とほぼ同じであり、加算回路46および47によって提供される出力信号が実質的に同じであり、差分回路部48の出力がほぼ0である。
【0028】
しかし、回転誤差がある場合、センサー41および45の半分の出力は同じではない。例えば、図2において、幻影線で示したスイングアーム22’上の最も左のセンサーは、対応するトラックと位置がずれており、これにより、センサー41aによって提供される信号がセンサー41bによって提供される信号と異なる。しかし、最も右のセンサーは、対応するトラックと位置が合っているため、センサー45aおよび45の信号が実質的に同じである。
【0029】
したがって、加算回路部46の出力(すなわち、41b+45a)は、加算回路部47の出力(すなわち、41a+45b)と異なり、差分回路部48は回転誤差を示す信号を提供する。図4に示しはしないが、回転誤差信号は好適には、ローパスでフィルタリングされ、不要な高周波構成要素を除去し、より安定した誤差信号を提供する。フィルタリングされた誤差信号は次いで、アセンブリ33を回転させて、任意の回転誤差を補償するために、サーボシステムによって用いられ得る。
【0030】
ここで図3Bを参照すると、光ピックアップ31は潜望鏡を形成するように配列されたプリズムミラー36および37を含む。プリズムミラー36および37は、対物レンズ18とともに、構造上に取り付けられて、対物アセンブリ38を形成する。対物アセンブリ38はスイングアーム22上に取り付けられて、これにより、対物アセンブリ38が、軸39のまわりを回転または旋回し、レーザービームスポットと読み出されたトラックとを位置が合った状態で維持し得る。
【0031】
対物アセンブリ38の回転と関連するレーザービームスポットパターンの任意の半径の移動を減少するには、対物レンズ18の光軸および軸39が近接することが好適である。レーザービームスポットパターンの小さな半径の移動は、光ディスク読み取り制御回路部には、トラッキング誤差として映り、そしてこれはトラッキングシステムによって補償される。
【0032】
光ピックアップ30(図3A)および31(図3B)は、レーザービームスポットパターンを回転させることによって生じるスイングアームの移動による回転誤差を補償する。あるいは、レーザービームスポットパターンの方位がスイングアームの移動に起因して変化しないように、スイングアームおよび光ピックアップが構成されてもよい。このような構成を図3Cの光ピックアップ32に関して説明する。
【0033】
図3Cにおいて、プリズムミラー17および対物レンズ18は、スイングアーム22の端部に設けられ、プリズムミラー12は、スイングアーム22の旋回点に設けられ、これにより、プリズムミラー12が、軸35’のまわりをスイングアーム22と回転する。プリズムミラー12および17、コリメータレンズ15および対物レンズ18で、対物アセンブリ38’をなす。プリズムミラー12および17はともに、光ディスク16の表面へのレーザービームを方向付け、かつ光ディスク16の表面からのレーザービームを方向付ける潜望鏡を形成する。コリメータレンズ15は、プリズムミラー12と17との間、またはビームスプリッタ14とプリズムミラー12との間のいずれかに設けられ得る。
【0034】
レーザ11、格子13、ビームスプリッタ14、レンズ19およびセンサー20は、スイングアーム22上には取り付けられず、そしてこれにより、スイングアーム22が光ディスク16の異なる部分にアクセスするように旋回されるときに旋回または回転しない。これらの構成要素がスイングアーム上に取り付けられないため、スイングアーム22が回転するときに、レーザービームスポットパターンの角方位が変化しない。
【0035】
本発明の装置の第4の実施形態において、図1の光ピックアップ10の光源または拡大が調整されて、回転誤差を補償する。再度図2を参照すると、レーザービームスポット26’の間隔は、対応するトラック25’の間隔より長い。レーザービームスポット26’の間隔を減少させる1つの手段には、光システムの拡大を調整し、これにより、レーザービームスポット間の距離を変化させることがある。図5は、変種の倍率光システムを提供する光学構成要素の例示的な構造を示す。
【0036】
図5の光ピックアップ50は、図1の光ピックアップ10と同様であり、図1に関して説明した光学構成要素と同じ光学構成要素を含む。しかし、光ピックアップ50は、変種の倍率システムまたは変種の拡大システムを提供する追加のグループの光学構成要素52を含む。多くの異なる光学構成要素が用いられて、変種の倍率光システムを提供する。変種の倍率光システムのうちのいくつかは、図6〜9に関して以下に説明する。
【0037】
図5の光学構成要素52には、図6に示すような3つのレンズグループが含まれ得る。レンズ60は定常であり、レンズ62は軸方向に移動して、光システムの倍率を変化させる。レンズ60と62との距離を変化させことによってまた、光システムのイメージ面においてずれが生じるため、レンズ64はイメージ面がずれないように移動する。図6における点線が示すように、レンズ64の正しい位置は、レンズ62の位置の非線形関数であり、これは経験的に決定され得る。
【0038】
2つの別の変種の倍率光システムを、図7Aおよび7Bに関して説明する。図5の光学構成要素52は、複数の固定レンズ72および可動式レンズ74を含む。可動式レンズ74は、一体となって移動し、光システムの倍率を変化させるように、ともに連結される。イメージ面のずれは、倍率が変化するときに多少生じ得るが、小さな範囲にわたる倍率変化の場合、イメージ面のずれは小さい。イメージ面のずれをさらに減少させるために、レンズのさらなるグループが追加されてもよい。
【0039】
本発明の回転誤差補正機構のまた別の実施形態を図8Aおよび図8Bに示す。図8Aに示すように、プリズム80はアナモルフィックレンズとして用いられ得る。図5のコリメータ15とプリズムミラー17との間の光パス内に挿入される場合、プリズム80は、レーザービームスポットパターンを1次元で拡大する。例えば、レーザービームスポットパターンの幅をw1からw2に減少させる。プリズム80の倍率は、光パスに関する面の角度によって決定され、これにより、軸に平行な線のまわりでプリズム80を回転させることによって光倍率が変化され、これにより、回転誤差を補償し得る。
【0040】
プリズム80によりまた、入射レーザービームの角偏差が生じる。偏差の量は、光ビームに関するプリズム面の角度の関数である。図8Bに示すように、角偏差を排除または減少させるために、第2のプリズム82が用いられてもよい。したがって、プリズム82を適切に回転させることによって、プリズム80によって導入される角偏差が防止され得る。
【0041】
レーザービーム励起プリズム82はプリズム80に入る光ビームに対して横方向のオフセットを有することに留意されたい。小さなオフセットは、トラッキング誤差として映り得、光ディスク読み取り装置のトラッキングサブシステムによって補償される。あるいは、横方向のオフセットを取り除くためにガラスプレートが用いられてもよい。レンズおよび/またはプリズムを用いた、変種の倍率システムのさらなる詳細および設計は、Warren J.SmithのModern Optical Engineeringの第9章(McGraw−Hill Book Company、ニューヨーク(1966年))に見られ得、同文献を本明細書において参考として援用する。
【0042】
変種の倍率アナモルフィック光システムのさらなる例示的な実施形態において、シリンドリカルレンズ90が用いられてもよく、レンズの曲率の半径が図9に示すように、レンズの長さにわたって変化する。シリンドリカルレンズ90は、その平面が光パスと直交し、その軸が多重レーザービームによって形成される面と垂直となるように、光パス内に位置される。図8Aおよび図8Bのプリズムと同様、シリンドリカルレンズは、1次元においてのみ拡大させ、この次元における拡大の度合いは湾曲したレンズの表面の半径によって決定される。曲率がレンズの長さにわたって変化するレンズを用いることによって、イメージの水平方向の拡大は変種の半径のシリンドリカルレンズ90の垂直方向での移動によって制御され得る。図8Aおよび図8Bのプリズムの場合、シリンドリカルレンズ90により、レーザービームの小さな角偏差が生じ得る。
【0043】
図5〜9と関連して説明した回転誤差を補正するシステムは、光ピックアップの光倍率を変化し、多重レーザービーム間の距離を調整することによって機能する。本発明のまた別の実施形態において、光ディスク読み取り装置は、光ピックアップ内の1つ以上の光学構成要素の位置を変化させることによって、拡大誤差を補償し得る。
【0044】
例えば、図1を参照すると、光源11のビームは、格子13によって多重発散ビームに分割される。コリメータレンズ15は、多重レーザービームを屈折させ、これにより多重レーザービームはほぼ平行になる。ビームは一直線に発散するため、発散の量は回折格子13とコリメータレンズ15との間の分離を変化させることによって変化され得る。距離を増加させれば、発散が増加し、これにより、レーザービーム間の距離も増加する。逆に、回折格子13とコリメータレンズ15との間の距離を減少させれば、図10に示すように、レーザービーム間の距離も減少する。
本発明の好適で例示的な実施形態を上述したが、本発明から逸脱することなしに種々の変更および改変がなされ得ることが当業者に明らかである。本発明の真の意図および範囲内に含まれるこのようなすべての変更および改変が特許請求の範囲内であるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の際の使用に適したマルチビーム光ピックアップを簡潔に模式化して表した図である。
【図2】 図2は、光ディスクの一部に隣接して位置決めされたスイングアーム機構の平面図である。
【図3A】 図3Aは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示的実施形態を示す。
【図3B】 図3Bは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示的実施形態を示す。
【図3C】 図3Cは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示的実施形態を示す。
【図4】 図4は、本発明の原理に従った、回転誤差信号を提供する例示的回路の模式図である。
【図5】 図5は、本発明の原理による、光ピックアップの別の例示的実施形態を簡単に示した図である。
【図6】 図6は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付けを調節する様々な代替的手段を示す。
【図7】 図7は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付けを調節する様々な代替的手段を示す。
【図8】 図8は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付けを調節する様々な代替的手段を示す。
【図9】 図9は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付けを調節する様々な代替的手段を示す。
【図10】 図10は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付けを調節する様々な代替的手段を示す。

Claims (17)

  1. スイングアーム機構を有する光ディスク読み取り装置において、光ディスクの複数のトラックを読み取る光ピックアップであって、該スイングアーム機構は該光ピックアップを位置決めし、該光ピックアップは、
    複数のレーザビームの光源と、
    複数のセンサであって、該複数のセンサの各々が、入射レーザビームに応答して電気信号を提供する、複数のセンサと、
    該複数のレーザビームを該光ディスクに向けて該光ディスク上にレーザビームスポットのパターンを形成し、該光ディスクで反射した複数のレーザビームを該複数のセンサへと向けるように配置された複数の光学構成要素と
    を備え、
    該複数の光学構成要素は、該光源から該レーザビームを受けるための第1のミラーと、該第1のミラーで反射した該レーザビームを受けるための第2のミラーと、該第2のミラーで反射した該レーザビームを受け、かつ該レーザビームを該光ディスクの表面上に集束するための対物レンズとを有する対物アセンブリを含み、
    該スイングアーム機構と該光源と該複数のセンサと該複数の光学構成要素のうちの該対物アセンブリ以外の光学構成要素に対する該対物アセンブリの方向は、該光ディスク上の該レーザビームスポットのパターンの方向が該光ディスクの該複数のトラックに対して実質的に一定に維持されるように、該スイングアーム機構の角方向の変化に応答して変化し、
    該対物アセンブリの該方向は、該第1のミラーを通り、かつ該光源から放出されて該第1のミラーに入射するレーザビームの光軸と略一致する回転軸の周りを旋回することによって変化する、光ピックアップ。
  2. 前記複数のセンサに接続された回路部であって、回転誤差信号を提供する回路部をさらに備え、前記対物アセンブリは、該回転誤差信号に応答して前記回転軸の周りを旋回する、請求項に記載の光ピックアップ。
  3. 前記対物アセンブリの前回転軸は、前記スイングアームの旋回軸と間隔を空けて位置する、請求項に記載の光ピックアップ。
  4. 前記スイングアームの位置を決定するための回路部をさらに備え、前記対物アセンブリが該決定された位置に応答して旋回する、請求項に記載の光ピックアップ。
  5. 前記対物アセンブリの前回転軸は、前記スイングアームの旋回軸と間隔を空けて位置する、請求項に記載の光ピックアップ。
  6. 前記スイングアームの前記位置を決定するための前記回路部は、読み取られるトラックのアイデンティティに応答して該スイングアームの物理的位置を定めるための回路部を備える、請求項に記載の光ピックアップ。
  7. 前記第1のミラーおよび前記第2のミラーは、ペリスコープを形成する、請求項1に記載の光ピックアップ。
  8. 光学ドライブであって、
    スイングアームと、
    複数のレーザビームを用いて、光ディスクの複数のトラックを同時に読み取る光ピックアップアセンブリであって、該光ピックアップアセンブリは、該スイングアーム上に配置され、該光ピックアップアセンブリは、該光源から該レーザビームを受けるための第1のミラーと、該第1のミラーで反射した該レーザビームを受けるための第2のミラーと、該第2のミラーで反射した該レーザビームを受け、かつ該レーザビームを該光ディスクの表面上に集束するための対物レンズとを有する対物アセンブリを含み、該複数のレーザビームは、該光ディスク上にレーザビームスポットのパターンを形成する、光ピックアップアセンブリと、
    該スイングアームの回転によって生じる該光ディスクの該複数のトラックに対する該レーザビームスポットのパターンの角方向の変化を補償するように、該スイングアームと該光ピックアップアセンブリのうちの該対物アセンブリ以外の光学構成要素とに対して該対物アセンブリを、該光源から放出されて該第1のミラーに入射するレーザビームの光軸と略一致する回転軸の周りで回転する手段と
    を備える、光学ドライブ。
  9. 回転誤差信号を提供する手段をさらに備え、前記回転する手段が該回転誤差信号に応答する、請求項に記載の光学ドライブ。
  10. 前記回転する手段は、前記対物アセンブリの位置を変更するサーボ手段をさらに備える、請求項に記載の光学ドライブ。
  11. 前記光ピックアップアセンブリのうちの該対物アセンブリ以外の光学構成要素は、レンズ、ミラー、回折格子、ホログラム、または、プリズムを含む、請求項に記載の光学ドライブ。
  12. 前記回転誤差信号を提供する手段は、
    センサと、
    該センサの出力に応答して該回転誤差信号を提供する回路部と
    を備える、請求項に記載の光学ドライブ。
  13. 光ディスクから複数のデータトラックを読み取る方法であって、該方法は、
    複数のセンサを提供するステップであって、該複数のセンサの各々が、該センサに入射する照度量に応答して出力信号を提供する、ステップと、
    複数のレーザビームを提供するステップであって、該複数のレーザビームの各々が、該複数のデータトラックのうちの対応するトラックで反射され、該反射されたレーザビームの各々が、該対応するトラックに記録されたデータによって変調される、ステップと、
    該複数のセンサのうちの対応するセンサに該複数の変調されたレーザビームを向けるステップと、
    該複数のレーザビームの該複数のデータトラックに対する角方向に回転誤差が存在することを示す該センサ出力信号に応答して、回転誤差信号を生成するステップと、
    スイングアームと該複数のセンサとに対して対物アセンブリを回転させることによって、該回転誤差信号に応答して該回転誤差を補償するステップであって、該対物アセンブリは、該光源から該レーザビームを受けるための第1のミラーと、該第1のミラーで反射した該レーザビームを受けるための第2のミラーと、該第2のミラーで反射した該レーザビームを受け、かつ該レーザビームを該光ディスクの表面上に集束するための対物レンズとを含み、該対物アセンブリは、該光源から放出されて該第1のミラーに入射するレーザビームの光軸と略一致する回転軸の周りを回転するステップ
    を包含する、方法。
  14. 前記複数の変調されたレーザビームを向けるステップは、該変調されたレーザビームを前記複数のセンサに向けるように配置された複数の光学構成要素を提供するステップを包含する、請求項13に記載の方法。
  15. 回転誤差信号を生成するステップは、前記複数のセンサのうちの少なくとも2つのセンサの前記出力信号を合わせるステップを包含する、請求項14に記載の方法。
  16. 回転誤差信号を生成するステップは、前記光ディスクの読み取られる部分の半径方向の位置に応答して回転誤差信号を生成するステップを包含する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記対物アセンブリは、回転可能な支持体上に取り付けられ、前記対物アセンブリを回転させることは、該回転可能な支持体を回転させることを包含する、請求項13に記載の方法。
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