JPH0836764A - トラッキング誤差信号検出方法および装置 - Google Patents
トラッキング誤差信号検出方法および装置Info
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- JPH0836764A JPH0836764A JP6168126A JP16812694A JPH0836764A JP H0836764 A JPH0836764 A JP H0836764A JP 6168126 A JP6168126 A JP 6168126A JP 16812694 A JP16812694 A JP 16812694A JP H0836764 A JPH0836764 A JP H0836764A
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
- G11B7/0904—Dithered tracking systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分離型光ディスクドライブの光ヘッドのトラ
ッキング動作を安定化し、再生信号のエンベロプの均一
性を確保し、ビットエラーレートを低減したディジタル
記録再生やＳ／Ｎ比を大きくとれるトラッキング誤差信
号を得る。 【構成】 プシュプル式トラッキング誤差信号検出にお
ける、ディスクの±１次光の回折光に対するパタンに対
して一対の光センサエレメントＥ２０６，Ｆ２０７を配
置し、０次光の領域にさらに一対の光センサエレメント
を配置し、すくなくとも４つの光センサエレメントＡ２
０８，Ｂ２０９，Ｃ２１０，Ｄ２１１を一列に配置し、
これらの光センサでトラッキング誤差信号とトラッキン
グ誤差信号のオフセット変動を検出し、このオフセット
変動信号をもとに光センサにトラッキングサーボ方向に
移動追従制御を行う。これにより、オフセット変動のな
いトラッキング誤差信号を得る。
ッキング動作を安定化し、再生信号のエンベロプの均一
性を確保し、ビットエラーレートを低減したディジタル
記録再生やＳ／Ｎ比を大きくとれるトラッキング誤差信
号を得る。 【構成】 プシュプル式トラッキング誤差信号検出にお
ける、ディスクの±１次光の回折光に対するパタンに対
して一対の光センサエレメントＥ２０６，Ｆ２０７を配
置し、０次光の領域にさらに一対の光センサエレメント
を配置し、すくなくとも４つの光センサエレメントＡ２
０８，Ｂ２０９，Ｃ２１０，Ｄ２１１を一列に配置し、
これらの光センサでトラッキング誤差信号とトラッキン
グ誤差信号のオフセット変動を検出し、このオフセット
変動信号をもとに光センサにトラッキングサーボ方向に
移動追従制御を行う。これにより、オフセット変動のな
いトラッキング誤差信号を得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、再生専用ディスク，追
記ディスク，もしくは消去可能ディスク対応の光ディス
クに対し、ディスクの内外周を高速でアクセス可能な光
ヘッドのトラッキング誤差信号検出方法に関し、特に、
ディスクの軸方向（フォーカス方向）およびディスク半
径方向（トラッキング方向）の変動に追従する対物レン
ずれンズアクチュエータ部分が光ヘッド本体から分離し
た、いわゆる分離式光ヘッドのトラッキング誤差信号検
出方法に関する。
記ディスク，もしくは消去可能ディスク対応の光ディス
クに対し、ディスクの内外周を高速でアクセス可能な光
ヘッドのトラッキング誤差信号検出方法に関し、特に、
ディスクの軸方向（フォーカス方向）およびディスク半
径方向（トラッキング方向）の変動に追従する対物レン
ずれンズアクチュエータ部分が光ヘッド本体から分離し
た、いわゆる分離式光ヘッドのトラッキング誤差信号検
出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムに用いられ
る磁気ディスクの高速アクセス性と、光ディスクの備え
る大容量メモリを併せ持つ外部記憶装置の研究が急速に
進展している。次世代のディスク装置は、すべて高速転
送レート，高速ランダムアクセス，大容量メモリ、そし
て媒体の保存性、および非接触による媒体の耐久性から
光ディスク装置になることが予想されている。
る磁気ディスクの高速アクセス性と、光ディスクの備え
る大容量メモリを併せ持つ外部記憶装置の研究が急速に
進展している。次世代のディスク装置は、すべて高速転
送レート，高速ランダムアクセス，大容量メモリ、そし
て媒体の保存性、および非接触による媒体の耐久性から
光ディスク装置になることが予想されている。
【０００３】この光ディスクドライブの中には、対物レ
ンズアクチュエータ部分のみがディスクの内周から外周
を移動し、光ヘッドの光学系を固定したものがある。こ
れは可動体を極力軽量にし、移動速度を高めることを目
的としている。
ンズアクチュエータ部分のみがディスクの内周から外周
を移動し、光ヘッドの光学系を固定したものがある。こ
れは可動体を極力軽量にし、移動速度を高めることを目
的としている。
【０００４】図３は、従来の分離型光ヘッドの一例を示
す図である。図３において、レーザ３１からの射出光
は、コリメータレンズ３２によって平行光となり、楔プ
リズム３３，ビームスプリッタＡ３４およびビームスプ
リッタＢ３５が一体化された複合プリズム３６を通過
し、固定光学系３７から平行光を出射し、光ディスク
（以下、ディスクという）４１の内周外周を移動する対
物レンズアクチュエータ３８の下部に組み込まれた４５
度ミラー３９により９０度偏向され、対物レンズ４０に
到達する。
す図である。図３において、レーザ３１からの射出光
は、コリメータレンズ３２によって平行光となり、楔プ
リズム３３，ビームスプリッタＡ３４およびビームスプ
リッタＢ３５が一体化された複合プリズム３６を通過
し、固定光学系３７から平行光を出射し、光ディスク
（以下、ディスクという）４１の内周外周を移動する対
物レンズアクチュエータ３８の下部に組み込まれた４５
度ミラー３９により９０度偏向され、対物レンズ４０に
到達する。
【０００５】対物レンズ４０で集光された光ビームは、
ディスク４１で反射され前述の逆順をたどってビームス
プリッタＡ３４で９０度偏向され、フォーカス誤差検出
とトラッキング誤差信号とを検出する。光磁気信号は、
ビームスプリッタＢ３５で偏向した光ビームを図示しな
い偏光光学系を介して検出する。ビームスプリッタＡ３
４で９０度偏向した光ビームは、集光レンズ４２，ハー
フミラー４３を直進して２分割光センサ４４に到達す
る。そして、２分割光センサ４４を構成するエレメント
４５，エレメント４６の光出力を差動増幅器４７で差動
検出し、いわゆるプッシュプル式によりトラッキング誤
差信号を得る。
ディスク４１で反射され前述の逆順をたどってビームス
プリッタＡ３４で９０度偏向され、フォーカス誤差検出
とトラッキング誤差信号とを検出する。光磁気信号は、
ビームスプリッタＢ３５で偏向した光ビームを図示しな
い偏光光学系を介して検出する。ビームスプリッタＡ３
４で９０度偏向した光ビームは、集光レンズ４２，ハー
フミラー４３を直進して２分割光センサ４４に到達す
る。そして、２分割光センサ４４を構成するエレメント
４５，エレメント４６の光出力を差動増幅器４７で差動
検出し、いわゆるプッシュプル式によりトラッキング誤
差信号を得る。
【０００６】一方、ハーフミラー４３で９０度偏向した
光ビームは、例えば、ナイフエッジ法によりフォーカス
誤差信号を検出する。ナイフエッジ４８により円形ビー
ムを半円にカットし、このビームの集束点に２分割光セ
ンサ４９を配置し、この差動出力からフォーカス誤差信
号を検出する。
光ビームは、例えば、ナイフエッジ法によりフォーカス
誤差信号を検出する。ナイフエッジ４８により円形ビー
ムを半円にカットし、このビームの集束点に２分割光セ
ンサ４９を配置し、この差動出力からフォーカス誤差信
号を検出する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したアクチュエー
タと光学系本体を分離した分離式光ヘッドは光学部分を
ディスク外周部分に配置したとき、対物レンズアクチュ
エータ部分がディスク内周に移動すると、ディスクから
トラッキング誤差信号を検出する光センサまでの距離が
最大となる。このとき、ディスクの偏心やディスクの変
形もしくはディスク回転時のダイナミックモードにおけ
る傾きが生じると、ディスクからトラッキング誤差信号
検出用の光センサまでの距離が大きいため、図３に示す
ように、２分割光センサ４５の中心から離れた部分にビ
ームが移動する。この光線追跡をより理解し易くしたも
のを図４（ａ）に示す。
タと光学系本体を分離した分離式光ヘッドは光学部分を
ディスク外周部分に配置したとき、対物レンズアクチュ
エータ部分がディスク内周に移動すると、ディスクから
トラッキング誤差信号を検出する光センサまでの距離が
最大となる。このとき、ディスクの偏心やディスクの変
形もしくはディスク回転時のダイナミックモードにおけ
る傾きが生じると、ディスクからトラッキング誤差信号
検出用の光センサまでの距離が大きいため、図３に示す
ように、２分割光センサ４５の中心から離れた部分にビ
ームが移動する。この光線追跡をより理解し易くしたも
のを図４（ａ）に示す。
【０００８】図４（ａ）において、設計上の光軸を実線
５０で示し、ディスク４１からの反射光をディスクから
の戻り光軸５１を破線で示す。ディスク４１が回転する
と、ダイナミックな共振モードによってディスクが機械
的に変形して傾斜するか、もしくは、ディスク４１をプ
ラッタ５２に設置するときの機械的な傾きによって、デ
ィスク４１からの反射光は、ディスクから破線で示す光
路をたどり、ビームスプリッタＡ３４，ビームスプリッ
タＢ３５により９０度偏向し、集光レンズ４２をで集光
され、さらに、２分割光センサ４４上で光センサ中心か
ら離れたところにトラッキング誤差検出ビームが到達す
る。そして、この２分割光センサの差動検出によってト
ラッキング誤差信号を得る。
５０で示し、ディスク４１からの反射光をディスクから
の戻り光軸５１を破線で示す。ディスク４１が回転する
と、ダイナミックな共振モードによってディスクが機械
的に変形して傾斜するか、もしくは、ディスク４１をプ
ラッタ５２に設置するときの機械的な傾きによって、デ
ィスク４１からの反射光は、ディスクから破線で示す光
路をたどり、ビームスプリッタＡ３４，ビームスプリッ
タＢ３５により９０度偏向し、集光レンズ４２をで集光
され、さらに、２分割光センサ４４上で光センサ中心か
ら離れたところにトラッキング誤差検出ビームが到達す
る。そして、この２分割光センサの差動検出によってト
ラッキング誤差信号を得る。
【０００９】ここで、図４（ｂ）にディスク４１に傾き
のないときのトラッキング誤差信号５３と、ディスク４
１の傾きによって生じた実際のオフセット変動を伴うト
ラッキング誤差信号５４とを示す。これによると、オフ
セット変動を伴うトラッキング誤差信号でトラッキング
サーボを印加すると、トラック間をドリフトしながらト
ラッキングがかかることになり、トラッキングが不安定
になるばかりか、再生信号のエンベロプの均一性がなく
なり、安定した信号再生が不可能となる。
のないときのトラッキング誤差信号５３と、ディスク４
１の傾きによって生じた実際のオフセット変動を伴うト
ラッキング誤差信号５４とを示す。これによると、オフ
セット変動を伴うトラッキング誤差信号でトラッキング
サーボを印加すると、トラック間をドリフトしながらト
ラッキングがかかることになり、トラッキングが不安定
になるばかりか、再生信号のエンベロプの均一性がなく
なり、安定した信号再生が不可能となる。
【００１０】本発明の目的は、上記の分離型光ディスク
ドライブの光ヘッドのトラッキング動作を安定化し、再
生信号のエンベロプの均一性を確保し、しいては、ビッ
トエラーレートを低減したディジタル記録再生や信号Ｓ
／Ｎ比を大きくとれるトラッキング誤差信号検出方法お
よびその装置を提供することにある。
ドライブの光ヘッドのトラッキング動作を安定化し、再
生信号のエンベロプの均一性を確保し、しいては、ビッ
トエラーレートを低減したディジタル記録再生や信号Ｓ
／Ｎ比を大きくとれるトラッキング誤差信号検出方法お
よびその装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するために、本発明のトラッキング誤差信号検出方
法は、溝付き光ディスクにおけるトラッキング誤差信号
をトラック溝に入射したビームの反射光の±１次光の強
度変化を差動検出して得るものであって、光ヘッドの前
記溝付きディスクからの戻り光の検出を少なくとも一列
に並設する４分割光センサの両側の光出力の差動出力か
らトラッキング誤差信号を獲得し、光ビームの中心に配
置した一対の光センサでトラッキング誤差信号のオフセ
ット検出を行い、このオフセット信号をもとに少なくと
も前記４分割センサをトラッキングサーボ方向に移動追
従制御を行うことを特徴とする。
達成するために、本発明のトラッキング誤差信号検出方
法は、溝付き光ディスクにおけるトラッキング誤差信号
をトラック溝に入射したビームの反射光の±１次光の強
度変化を差動検出して得るものであって、光ヘッドの前
記溝付きディスクからの戻り光の検出を少なくとも一列
に並設する４分割光センサの両側の光出力の差動出力か
らトラッキング誤差信号を獲得し、光ビームの中心に配
置した一対の光センサでトラッキング誤差信号のオフセ
ット検出を行い、このオフセット信号をもとに少なくと
も前記４分割センサをトラッキングサーボ方向に移動追
従制御を行うことを特徴とする。
【００１２】次に、本発明のトラッキング誤差信号検出
装置は、光ヘッドの前記溝付きディスクからの戻り光を
検出しトラッキング誤差信号を得る少なくとも一列に並
設する４分割光センサと、光ビームの中心に配置しトラ
ッキング誤差信号のオフセット検出を行う一対の光セン
サと、オフセット信号をもとに少なくとも前記４分割セ
ンサをトラッキングサーボ方向に移動追従制御を行う制
御手段とを含んで構成される。また、前記４分割光セン
サが、「田」の字型の４分割光センサであって、受光す
る光ビームの中心部分に配置し、かつこの中心からトラ
ッキング方向に前記一対の光センサを配置してもよい。
装置は、光ヘッドの前記溝付きディスクからの戻り光を
検出しトラッキング誤差信号を得る少なくとも一列に並
設する４分割光センサと、光ビームの中心に配置しトラ
ッキング誤差信号のオフセット検出を行う一対の光セン
サと、オフセット信号をもとに少なくとも前記４分割セ
ンサをトラッキングサーボ方向に移動追従制御を行う制
御手段とを含んで構成される。また、前記４分割光セン
サが、「田」の字型の４分割光センサであって、受光す
る光ビームの中心部分に配置し、かつこの中心からトラ
ッキング方向に前記一対の光センサを配置してもよい。
【００１３】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１４】図１は、本発明の一実施例を実現するため
の分離型光ヘッドの構成を示す図であり、図２は、図１
の光センサへの集光ビーム形状を説明する斜視図であ
る。
の分離型光ヘッドの構成を示す図であり、図２は、図１
の光センサへの集光ビーム形状を説明する斜視図であ
る。
【００１５】本発明のトラッキング誤差信号検出方法お
よび装置は、図２に示すように、図示しない光学系から
出射した平行光は光デイスク（以下、ディスクという）
４１で反射し、対物レンズ４０を経て４５度ミラー３９
で９０度偏光し、さらに、ビームスプリッタＢ３５を経
てビームスプリッタＡ３４で偏光し光レンズ４２で集光
される。そして、図示しないハーフミラーを直進して多
分割光センサ１０１に到達する。また、光磁気信号は、
ビームスプリッタＢ３５で偏向した光ビームを図示しな
い偏光光学系を介して検出する。
よび装置は、図２に示すように、図示しない光学系から
出射した平行光は光デイスク（以下、ディスクという）
４１で反射し、対物レンズ４０を経て４５度ミラー３９
で９０度偏光し、さらに、ビームスプリッタＢ３５を経
てビームスプリッタＡ３４で偏光し光レンズ４２で集光
される。そして、図示しないハーフミラーを直進して多
分割光センサ１０１に到達する。また、光磁気信号は、
ビームスプリッタＢ３５で偏向した光ビームを図示しな
い偏光光学系を介して検出する。
【００１６】多分割光センサ１０１は、光センサホルダ
１０２にシンボル化した４つの平行板ばね１０３，１０
４，１０５，１０６からなる両持ち支持のばね系で支持
されている。また、光センサホルダ１０２は、光センサ
駆動コイル１０７および磁気回路１０８からなる駆動機
構により、図中の白ぬきの矢印の方向、すなわち、トラ
ッキングサーボ方向に移動追従制御を行うように構成さ
れている。
１０２にシンボル化した４つの平行板ばね１０３，１０
４，１０５，１０６からなる両持ち支持のばね系で支持
されている。また、光センサホルダ１０２は、光センサ
駆動コイル１０７および磁気回路１０８からなる駆動機
構により、図中の白ぬきの矢印の方向、すなわち、トラ
ッキングサーボ方向に移動追従制御を行うように構成さ
れている。
【００１７】この多分割光センサ１０１は、中央に
［田］の字形をなす４分割光センサであって、さらに、
この４分割光センサの前記白ぬきの矢印の方向側の両端
には２つの光センサエレメントが配置されている。
［田］の字形をなす４分割光センサであって、さらに、
この４分割光センサの前記白ぬきの矢印の方向側の両端
には２つの光センサエレメントが配置されている。
【００１８】ここで、中央の［田］の字形の４分割光セ
ンサを光センサエレメントＡ２０８，Ｂ２０９，Ｃ２１
０，Ｄ２１１とし、両端の光センサエレメントを光セン
サエレメントＥ２０６，Ｆ２０７とすると、トラッキン
グ誤差信号（ＴＥ）およびトラッキング誤差信号のオフ
セット信号（ＴＥ′）は、次に示す関係式から得ること
ができる。
ンサを光センサエレメントＡ２０８，Ｂ２０９，Ｃ２１
０，Ｄ２１１とし、両端の光センサエレメントを光セン
サエレメントＥ２０６，Ｆ２０７とすると、トラッキン
グ誤差信号（ＴＥ）およびトラッキング誤差信号のオフ
セット信号（ＴＥ′）は、次に示す関係式から得ること
ができる。
【００１９】ＴＥ ＝ Ｅ−Ｆ ＴＥ′＝（Ａ＋Ｄ）−（Ｂ＋Ｃ） ただし、右辺のＡ〜Ｆは、それぞれ光センサエレメント
Ａ２０８〜Ｆ２０７の出力を示す。
Ａ２０８〜Ｆ２０７の出力を示す。
【００２０】図２は、図１の多分割光センサ１０１に到
達する集光ビーム形状を説明する斜視図である。図２に
おいて、３つのガウシアン曲線をもった光量を示すもの
は、図中、左から順に−１次光２０１，０次光２０２，
＋１次光２０３である。また、０次光２０２と±１次光
が重畳する部分２０４，２０５を斜線部で示す。そし
て、多分割光センサ１０１の両端の光センサエレメント
Ｅ２０６，光センサエレメントＦ２０７を、この重畳す
る部分２０４，２０５に配置し、トラッキング誤差信号
を検出する。また、±１次光がクロスオーバーしない中
心部分は、トラッキング誤差信号のオフセット変動を検
出するため、図中、光センサエレメントＡ２０８，光セ
ンサエレメントＢ２０９で検出する。
達する集光ビーム形状を説明する斜視図である。図２に
おいて、３つのガウシアン曲線をもった光量を示すもの
は、図中、左から順に−１次光２０１，０次光２０２，
＋１次光２０３である。また、０次光２０２と±１次光
が重畳する部分２０４，２０５を斜線部で示す。そし
て、多分割光センサ１０１の両端の光センサエレメント
Ｅ２０６，光センサエレメントＦ２０７を、この重畳す
る部分２０４，２０５に配置し、トラッキング誤差信号
を検出する。また、±１次光がクロスオーバーしない中
心部分は、トラッキング誤差信号のオフセット変動を検
出するため、図中、光センサエレメントＡ２０８，光セ
ンサエレメントＢ２０９で検出する。
【００２１】次に、上記のトラッキング誤差信号：Ｔ
Ｅ、およびトラッキング誤差信号のオフセット信号：Ｔ
Ｅ′を式で示すと、 ＴＥ ＝Ｅ−Ｆ ＴＥ′＝Ａ−Ｂ となる。そして、このトラッキング誤差信号のオフセッ
ト信号：ＴＥ′により、図１に示す光センサホルダ１０
２を、図中、白ぬきの矢印に示す方向に移動追従制御を
行う。
Ｅ、およびトラッキング誤差信号のオフセット信号：Ｔ
Ｅ′を式で示すと、 ＴＥ ＝Ｅ−Ｆ ＴＥ′＝Ａ−Ｂ となる。そして、このトラッキング誤差信号のオフセッ
ト信号：ＴＥ′により、図１に示す光センサホルダ１０
２を、図中、白ぬきの矢印に示す方向に移動追従制御を
行う。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスク
からトラッキング誤差信号検出光センサまでの距離が大
きくなる分離型光ヘッドにおいて、安定したトラッキン
グ動作が可能となる。さらに、付加的に光ヘッドの温度
特性を改善する効果がある。
からトラッキング誤差信号検出光センサまでの距離が大
きくなる分離型光ヘッドにおいて、安定したトラッキン
グ動作が可能となる。さらに、付加的に光ヘッドの温度
特性を改善する効果がある。
【００２３】すなわち、温度変化によってプリズムと光
ヘッドベース等の線膨張係数の違いとにより、ディスク
からの戻り光がトラッキング誤差信号検出用の光センサ
の中心から外れる場合があるが、このような場合でも、
トラッキング誤差信号のオフセット変動信号をもとにサ
ーボがかかるので、トラッキング誤差信号のオフセット
ずれのないサーボを印加することが可能となり、安定し
たトラッキング動作が可能となる。
ヘッドベース等の線膨張係数の違いとにより、ディスク
からの戻り光がトラッキング誤差信号検出用の光センサ
の中心から外れる場合があるが、このような場合でも、
トラッキング誤差信号のオフセット変動信号をもとにサ
ーボがかかるので、トラッキング誤差信号のオフセット
ずれのないサーボを印加することが可能となり、安定し
たトラッキング動作が可能となる。
【図１】本発明の一実施例を実現するための分離型光ヘ
ッドの構成を示す図である。
ッドの構成を示す図である。
【図２】図１の多分割光センサ１０１に到達する集光ビ
ーム形状を説明する斜視図である。
ーム形状を説明する斜視図である。
【図３】従来の分離型光ヘッドの構成を示す図である。
【図４】図３の分離型光ヘッドによるトラッキング誤差
信号信号検出を説明する図である。
信号信号検出を説明する図である。
３１ レーザ ３２ コリメータレンズ ３３ 楔プリズム ３４ ビームスプリッタＡ ３５ ビームスプリッタＢ ３６ 複合プリズム ３７ 固定光学系 ３８ 対物レンズアクチュエータ ３９ ４５度ミラー ４０ 対物レンズ ４１ ディスク ４２ 集光レンズ ４３ ハーフミラー ４４，４９ ２分割光センサ ４５，４６ エレメント ４７ 差動増幅器 ４８ ナイフエッジ ５０ 設計上の光軸 ５１ ディスクからの戻り光軸 ５２ プラッタ ５３ 設計上のトラッキング誤差信号信号 ５４ 実際のオフセット変動を有するトラッキング誤
差信号信号 １０１ 多分割光センサ １０２ 光センサホルダ １０３，１０４，１０５，１０６ 平行板ばね １０７ 光センサ駆動コイル １０８ 磁気回路 ２０１ −１次光 ２０２ ０次光 ２０３ ＋１次光 ２０４，２０５ 重畳する部分（斜線部） ２０６ 光センサエレメントＥ ２０７ 光センサエレメントＦ ２０８ 光センサエレメントＡ ２０９ 光センサエレメントＢ ２１０ 光センサエレメントＣ ２１１ 光センサエレメントＤ
差信号信号 １０１ 多分割光センサ １０２ 光センサホルダ １０３，１０４，１０５，１０６ 平行板ばね １０７ 光センサ駆動コイル １０８ 磁気回路 ２０１ −１次光 ２０２ ０次光 ２０３ ＋１次光 ２０４，２０５ 重畳する部分（斜線部） ２０６ 光センサエレメントＥ ２０７ 光センサエレメントＦ ２０８ 光センサエレメントＡ ２０９ 光センサエレメントＢ ２１０ 光センサエレメントＣ ２１１ 光センサエレメントＤ
Claims (3)
- 【請求項１】 溝付き光ディスクにおけるトラッキング
誤差信号をトラック溝に入射したビームの反射光の±１
次光の強度変化を差動検出して得るトラッキング誤差信
号検出方法において、 光ヘッドの前記溝付きディスクからの戻り光の検出を少
なくとも一列に並設する４分割光センサの両側の光出力
の差動出力からトラッキング誤差信号を獲得し、光ビー
ムの中心に配置した一対の光センサでトラッキング誤差
信号のオフセット検出を行い、このオフセット信号をも
とに少なくとも前記４分割センサをトラッキングサーボ
方向に移動追従制御を行うことを特徴とするトラッキン
グ誤差信号検出方法。 - 【請求項２】 溝付き光ディスクにおけるトラッキング
誤差信号をトラック溝に入射したビームの反射光の±１
次光の強度変化を差動検出して得るトラッキング誤差信
号検出装置において、 光ヘッドの前記溝付きディスクからの戻り光を検出しト
ラッキング誤差信号を得る少なくとも一列に並設する４
分割光センサと、光ビームの中心に配置しトラッキング
誤差信号のオフセット検出を行う一対の光センサと、オ
フセット信号をもとに少なくとも前記４分割センサをト
ラッキングサーボ方向に移動追従制御を行う制御手段と
を備えることを特徴とするトラッキング誤差信号検出装
置。 - 【請求項３】 前記４分割光センサが、「田」の字型の
４分割光センサであって、受光する光ビームの中心部分
に配置し、かつこの中心からトラッキング方向に前記一
対の光センサを配置したことを特徴とする請求項２記載
のトラッキング誤差信号検出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168126A JPH0836764A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | トラッキング誤差信号検出方法および装置 |
| US08/503,821 US5612936A (en) | 1994-07-20 | 1995-07-18 | Method and apparatus for detecting tracking error signal for optical disk using pairs of photosensors |
| FR9508815A FR2722905B1 (fr) | 1994-07-20 | 1995-07-20 | Procede et appareil pour detecter un signal d'erreur de suivi de piste pour un disque optique |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168126A JPH0836764A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | トラッキング誤差信号検出方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836764A true JPH0836764A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15862330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168126A Pending JPH0836764A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | トラッキング誤差信号検出方法および装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5612936A (ja) |
| JP (1) | JPH0836764A (ja) |
| FR (1) | FR2722905B1 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH046634A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光ピックアップ装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856236A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-02 | Hitachi Ltd | 光学的トラック位置検出装置およびそれを用いた光学的記録再生装置 |
| JPH0775081B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1995-08-09 | パイオニア株式会社 | 光ピックアップ |
| JPH056564A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 光デイスク読取り装置におけるトラツキング誤差検出方式 |
| JP3258363B2 (ja) * | 1992-03-26 | 2002-02-18 | パイオニア株式会社 | トラッキングエラー検出装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168126A patent/JPH0836764A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-18 US US08/503,821 patent/US5612936A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-20 FR FR9508815A patent/FR2722905B1/fr not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH046634A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光ピックアップ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5612936A (en) | 1997-03-18 |
| FR2722905A1 (fr) | 1996-01-26 |
| FR2722905B1 (fr) | 1996-12-13 |
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