JP2003507831A - 光ディスクの複数のトラックを読み取る方法および装置 - Google Patents

光ディスクの複数のトラックを読み取る方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 各ビームが読取られるべきトラックに向けられるようなパターンに並べられた複数の読み取りビームを含む光ピックアップを有する複数のトラック光ディスク読み取り装置を提供する。光ピックアップは、読み取りビームパターンを読取られるトラックに向けるスイングアーム機構に少なくとも部分的に取付けられている。光ディスク上のトラックに対して読み取りビームの所望の位置を維持するための方法および装置を提供する。光ディスクの複数のトラックを読み取る光ピックアップは、スイングアーム機構は該光ピックアップを位置決めし、複数のレーザビームの光源と、該センサの各々が、入射レーザビームに応答して電気信号を提供する、複数のセンサと、該複数のレーザビームを光ディスクに向け、かつ光ディスクで反射した複数のレーザビームを複数のセンサへと向けるように並べられた複数の光学構成要素とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、1つの光ディスクの複数のトラックに対して同時に読出しを行う方
法および装置に関し、より詳細には、スイングアーム型の光ピックアップと共に
用いられる方法および装置に関する。
【0002】 (発明の背景) 光ディスクは、その高い記憶密度、データの長期保持寿命、および比較的低コ
ストによって、情報配信用途の支配的な媒体フォーマットとなっている。例えば
、コンパクトディスク(CD)フォーマットは、音楽記録物のために開発および
市販されたものであるが、今やビニール製レコードに代わるものとなっている。
同様に、CD−ROMなどの大容量の読出し専用データ記憶媒体も、ソフトウェ
アおよびデータベースの配信目的のために、パーソナルコンピュータ分野におい
て普及している。間もなく、DVDフォーマットが、ビデオテープに代わって映
像情報の配信媒体として選択されることになり得る。
【0003】 物理的には、光ディスクの情報伝達部分は、一連のピット(すなわちバンプ)
からなり、これらのピットは、螺旋状のトラックを形成するように構成される。
データは、個々のピットの長さおよびピット間の間隔長さとして符号化される。
光ピックアップアセンブリは、レーザビームを光ディスクから反射させることに
より、データ読出しを行う。ディスクは回転するため、レーザビームは、ピット
と、ピット間の間隔とから交互に反射する。これにより、反射されるレーザビー
ム中に識別可能な変化が生じて、これらの変化は検出されて、復号化され、これ
により、光ディスク上に記憶されているデータが回復する。
【0004】 本明細書において用いられるように、データトラックという用語は、光ディス
クの一回転に相当する螺旋状データトラック部分を指す。複数のデータトラック
を同時に読み出すことが可能なドライブが、螺旋状トラックの複数のこのような
部分を同時に読み出す。複数の同心の螺旋状トラックを有するディスクの場合、
データトラックは、同心の螺旋状トラックの1つの1回転を指す。同心の円形ト
ラックを有する光ディスクの場合、データトラックは、1つのこのような円形ト
ラックを指す。
【0005】 Alonらに付与された米国特許第5,793,549号に、(例えば複数の
レーザビームを用いて)複数のデータトラックを同時に読み出す光ディスク読み
出し装置についての記載がある。回折格子を用いて1つのビームをスプリッティ
ングするかまたは複数のレーザ光源を設けることによって入手可能な複数のレー
ザビームをフォーカスして、対応する光ディスクトラックとアライメント調整す
る。次いで、反射されたビームを検出し、復号する。従って、10個のトラック
を一度に読み出すディスクドライブにおいてディスクを6×標準的速度で回転さ
せると、60×単一のビームドライブに相当するデータ速度が得られる(ただし
、高速回転速度に関連する複雑性は加味されていない)。
【0006】 マルチビーム光ピックアップ内のビームを、データトラックとのアライメント
調整に加えて、クロストークを回避し、ビームを検出器と適切に位置調整するた
めに、互いに指定された距離で保持する必要がある。これらの距離は、トラック
の間隔(すなわち、トラックピッチ、光学素子の倍率ならびに情報読出しに用い
られる検出器のサイズおよび間隔付け)によって決定される。典型的には、最短
の間隔付けはトラックピッチよりも大きいため、複数のレーザビームを、環状か
つ光ディスクに対して放射状に間隔付ける必要が出てくる。
【0007】 特許許可された米国特許出願シリアル番号第09/042,185号「MET
HODS AND APPARATUS FOR PERFORMING CR
OSS−TALK CORRECTION IN A MULTI−TRACK
OPTICAL DISK READER BASED ON MAGNIF
ICATION ERROR」(現在は米国特許番号第 号)に記載があるよ
うに、ビーム間の必要な間隔付けは、光学素子の倍率を増加させるかまたは検出
器のサイズおよび間隔付けを減少させるかのいずれかによって、低減させること
が可能である。光学素子の倍率を増加させると、システムの光効率が低下し、検
出器のサイズを低減させると、効率が低減し、製造コストが増加する。マルチビ
ームシステム内のビームの間隔付けは、これらのファクター間のトレードオフを
示す。サイズ、感度および光検出器のコストが改良されると、ビーム間の間隔付
けを低減することが可能になり得る。
【0008】 例示的マルチビーム光ディスク読み出し装置についての記載が、同一人に譲渡
された、「INTEGRATED MULTI−BEAM PICKUP AS
SEMBLY」というタイトルの米国特許出願シリアル番号第08/911,8
15号にある。本明細書中、同出願を参考のため援用する。同出願に記載されて
いる光ディスク読み出し装置は、1列に構成された複数の読出しビームを含む。
同時継続中でかつ同一人に譲渡された、「MULTI−BEAM OPTICA
L PICKUP ASSEMBLY AND METHODS USING
A COMPACT TWO−DIMENSIONAL ARRANGEMEN
T OF BEAMS」というタイトルの米国特許出願シリアル番号第08/9
12,881号に、2次元パターン状に構成された複数の読出しビームを含む光
ディスク読み出し装置についての記載がある。本明細書中、同出願を参考のため
援用する。ディスク表面上に突出したスポット間の必要な距離をビーム間隔付け
によって決定された通りに維持するためには、レーザビームスポットのパターン
に、ディスク半径方向に対して特定の配向を持たせる必要がある。
【0009】 光ディスクの異なる部分を読み出すために、光ピックアップを読出し部分に隣
接させて位置決めする機構が提供される。光ピックアップを位置決めするための
スイングアーム、ラックアンドピニオン、スクリュードライブ、およびリニアモ
ータシステムが当該分野において公知であり、例えば、「Compact Di sk Technology 」(Nakajima,H.およびOgawa,H
.、翻訳者:Aschmann,C.、Ohmsha,Ltd.、日本、199
2)と、「The Compact Disk Handbook」(Pohl
mann,K.、第2版、A−R Editions、1992)に記載されて
いる。
【0010】 位置決め機構を選択する場合、アクセス速度と、設計の複雑性と、製造費用と
の間でのトレードオフが生じる。例えば、ラックアンドピニオンドライブおよび
スクリュードライブは、光ピックアップの位置決めを行う際に比較的低速である
。しかし、ラックアンドピニオンドライブおよびスクリュードライブは、低コス
トでロバスト性に優れるため、消費者レベルのアプリケーションにおいて用いら
れることが多い。それとは対照的に、リニアモータは高速な位置決めを行うこと
が可能であるが、ラックアンドピニオンの機構よりも複雑で、かつ高コストであ
る。スイングアーム型の位置決め機構(例えば、米国特許第5,828,644
号に記載のスイングアーム型の位置決め機構)は、リニアモータシステムよりも
より高速な位置決めおよびより単純な構造を提供している。
【0011】 旋回アーム(例えば、上記特許に記載の旋回アーム)を用いることが所望され
ているが、このような技術をマルチビームの光ディスク読み出し装置において用
いることを試みようとすると、幾つかの不利益が生じる。例えば、複数のレーザ
ビームを用いる光ディスク読み出し装置では、スイングアームが旋回すると、レ
ーザビームのスポットパターンの配向が変化する。その結果、光ピックアップの
いくつかの放射状の位置において、レーザビームスポットは、各トラックとアラ
イメント調整できなくなる。この影響により、読出し誤差数が増加し、同時読出
しが可能なトラック数が減少し得る。
【0012】 従って、光ピックアップの位置決めのためにスイングアーム機構を用いる際、
光ディスクの各トラックとアライメント調整された複数の読出しビームを保持す
るための方法および装置を提供することが望ましい。
【0013】 (発明の要旨) 上記を鑑みて、本発明の目的は、光ピックアップの位置決めを行うためにスイ
ングアーム機構を用いる際、光ディスクの各トラックとアライメント調整された
複数の読出しビームを保持するための方法および装置を提供することである。
【0014】 本発明の上記および他の目的は、回転スイングアームの動きによって生じる光
ディスク上に投射されるレーザビームパターンの回転を補償する方法および装置
を提供することにより、達成される。第1の実施形態において、スイングアーム
が旋回すると、レーザビームスポットパターンは、反対方向に旋回または回転し
て、スイングアームの動きによって生じる回転をオフセットさせる。第2の実施
形態において、スイングアームおよび光ピックアップは、スイングアームが旋回
したときにレーザビームスポットパターンの配向が変化しないように、構築され
る。第3の実施形態において、レーザビームスポット間の間隔付けを、レーザビ
ームパターンの線の回転を補償するように調節する。 (発明の詳細な説明) 本発明の上記および他の目的ならびに利点は、以下の詳細な説明と添付の図面
とを合わせて読めば明らかである。図面中、類似の参照符号は、図面中の類似の
構成要素を指す。 図1を参照すると、本発明の使用に適した、例示的な多重ビーム光ピックアッ
プ10の簡略図が示されている。光ピックアップアセンブリ10の個々の構成要
素は、既知の光ディスク読み取り装置において用いられる要素を含み得る。光源
11の光(通常レーザダイオード)は、プリズムミラー12によって、光を多重
ビームに分割する格子13に方向付けられる。多重ビームは、ビームスプリッタ
14を通過し、レンズ15によってコリメートされ、プリズムミラー17によっ
て光ディスク16に方向付けられる。対物レンズ18は、光ビームの光ディスク
16の表面上での集束を維持するために、サーボ機構によって調整される。
【0015】 光ディスク16は、データが記録される反射層を含む。通常データは、反射層
内に溝(または隆起)の形態で記録される。あるいは、いくつかの記録可能な光
ディスクは、反射層材料の物理的または化学的特性(例えば、磁気特性、または
データを記録するために入射光を偏光する能力)を用いる。
【0016】 光ディスク16上に集束される光ビームは、反射層によって反射されて、その
中に記録されるデータによって変調される。反射光は、対物レンズ18に伝播し
戻り、プリズムミラー17によってコリメータ15に反射される。反射光ビーム
は次いで、ビームスプリッタ14によって光センサー20に方向付けられる。反
射光ビームを光センサー20上にさらに集束させるために、レンズ19が設けら
れてもよい。
【0017】 光センサー20は、その上に当たっている光ビームに対応する電気信号を提供
する。例えば、共有に係る米国特許第5,627,805号に記載されるような
処理回路部は、電気信号をデコードおよび処理して、光ディスク上で記録される
データを回復する。追加の回路部は、コンピュータまたは他の処理デバイスを用
いることに適したフォーマットにデータを変換し、光ディスク読み取り装置とコ
ンピュータまたは他の処理デバイスとの間のインターフェースとして機能する。
【0018】 回折格子13はまた、ホログラムを含んでもよく、光ファイバ導波管が、1つ
以上のミラー12および17、ならびにレンズ15、18および19の代わりに
用いられてもよい。ビームスプリッタ14は、半鍍銀ミラーまたは偏光ビームス
プリッタを含んでもよい。さらに、プリズムミラー12および17のうちの1つ
または両方は、光学構成要素の物理構造を変更することによって省かれ得る。
【0019】 多重レーザビームは、光ディスクの多重トラックを同時に読み出すために用い
られる。光ディスク上に投射された場合、レーザビームスポットは、特定のパタ
ーン(例えば、各レーザースポットが正しいトラックを照射することを保証する
ためのスポットの線または列)で配列される。しかし、スイングアーム形機構が
光ピックアップアセンブリを位置付けるために用いられる場合、スイングアーム
が光ディスクの異なる位置を読み出すために旋回するときに、レーザービームス
ポットパターンの角方位が変化する。
【0020】 例えば、図2において、スイングアーム22は光ディスク16の内円周の近傍
に位置付けられ、これにより、レーザービームスポット26は集束され、対応す
るトラック25と位置が合う。幻影線で示したピックアップアーム22’が示す
ように、スイングアーム22が光ディスク16の外円周の近傍のトラックを読み
出すために移動する場合、光ディスク16に関するレーザービームスポット26
’の方位が変化し、トラック25’との位置が合わなくなる。これは、正確に同
時に読み出すことが可能な光ディスク読み取り装置のトラック数に影響を与える
【0021】 レーザービームスポットパターンの角方位の変化を補償する1つの方法には、
スイングアームの回転に対向する方向で、レーザビームスポットの列を回転また
は旋回させることがある。例示的な補償機構を、例えば、図3Aの光ピックアッ
プ30および図3Bの光ピックアップ31によって示す。
【0022】 図3Aの光ピックアップ30は概して、図1の光ピックアップ10と同じ光学
構成要素を含む。光ピックアップ30は概して、光ディスク16の表面に対して
主に垂直に向けられているという点で光ピックアップ10と異なる。光ピックア
ップの構成要素のいくつかが取り付けられて、アセンブリ33が形成される。最
小限でも、レーザー11、格子13、ビームスプリッタ14、レンズ19および
検出器20がアセンブリ33上に取り付けられる。コリメータ15および対物レ
ンズ18がまた、所望の場合にはアセンブリ33上に取り付けられてもよい。
【0023】 アセンブリ33が図3Aに示す軸35のまわりを回転するように、アセンブリ
33が図2のスイングアーム22の端部に取り付けられる。軸35は、対物レン
ズ18の光軸と位置が合っていることが好適である。軸35のまわりをアセンブ
リ33が回転することによって、レーザービームスポットパターンの角方位が光
ディスク16の半径に対して変化し、これにより、レーザービームスポットと光
ディスク16の対応するトラックとの位置が合っている状態が、光ディスク読み
取り装置によって維持されることが可能となる。
【0024】 スイングアーム22の移動を完全に補償するには、アセンブリ33は、スイン
グアーム22と同じ角度、しかし対向する方向で、回転する必要がある。例えば
、図2において、スイングアーム22は、約25度の角度で時計周りに回転し、
位置22から位置22’に移動する。補償するには、図3のアセンブリ33は、
約25度の角度で反時計周りに回転する。
【0025】 スイングアーム22の移動を補償するために必要とされるアセンブリ33の適
切な回転は、静的に指定されてもよいし、または動的に決定されてもよい。静的
に補償されたシステムにおいて、スイングアーム22の種々の角位置を補償する
ために必要なアセンブリ33の適切な回転を含むルックアップテーブルが作成さ
れる。このようなシステムを用いることによって、光ディスク読み取り装置は、
位置感知デバイス(例えば、シャフトエンコーダ)を介してスイングアーム22
の角位置を直接取得するか、または読み出されたトラック番号(すなわち、ブロ
ック番号)から間接的に取得される。スイングアーム22の位置は次いで、ルッ
クアップテーブル内への入力として用いられて、必要な補償を行うために必要な
アセンブリ33の回転を検出する。
【0026】 動的に決定されたシステムにおいて、継続的かつ自動的にアセンブリ33の回
転を調整して、スイングアーム22の角位置を補償するために、サーボシステム
が用いられる。図4に関して、回転誤差信号を提供する回路部を説明する。光ピ
ックアップ20には、一連のセンサー41〜45(例えば、光ディスクから各ト
ラックを読み出す1つのセンサー)が含まれる。各センサーは電気的にバイアス
されて、これにより、センサーは、センサー上の反射レーザビーム入射の強度に
比例して信号を出力する。各センサーの出力は、対応するトラック内に格納され
るデータを回復するために処理される。さらに、半分に分割されたセンサー41
の出力、すなわち41a、41b、および半分に分割されたセンサー45の出力
、すなわち45a、45bが、それぞれ回転誤差信号を提供するために用いられ
る。図4には示さないが、当該分野で公知であるようなトラッキング誤差信号お
よび集束誤差信号を提供するために、他のセンサーが分割されてもよい。
【0027】 加算回路46〜47および差分回路48を含む回路部40は、センサー41お
よび45からの信号を用いて、回転誤差を示す誤差信号を計算する。特に、セン
サー41aの出力はセンサー45bの出力と加算され、センサー41bの出力は
センサー45aの出力と加算される。回転誤差がない場合、センサー41および
45の各半分は、ほぼ同等の照度(illumination)を受け取り、回
転誤差信号は提供されない。すなわち、センサー41a上の照度がセンサー41
b上の照度とほぼ同じであり、センサー45a上の照度がセンサー45b上の照
度とほぼ同じであり、加算回路46および47によって提供される出力信号が実
質的に同じであり、差分回路部48の出力がほぼ0である。
【0028】 しかし、回転誤差がある場合、センサー41および45の半分の出力は同じで
はない。例えば、図2において、幻影線で示したスイングアーム22’上の最も
左のセンサーは、対応するトラックと位置がずれており、これにより、センサー
41aによって提供される信号がセンサー41bによって提供される信号と異な
る。しかし、最も右のセンサーは、対応するトラックと位置が合っているため、
センサー45aおよび45の信号が実質的に同じである。
【0029】 したがって、加算回路部46の出力(すなわち、41b+45a)は、加算回
路部47の出力(すなわち、41a+45b)と異なり、差分回路部48は回転
誤差を示す信号を提供する。図4に示しはしないが、回転誤差信号は好適には、
ローパスでフィルタリングされ、不要な高周波構成要素を除去し、より安定した
誤差信号を提供する。フィルタリングされた誤差信号は次いで、アセンブリ33
を回転させて、任意の回転誤差を補償するために、サーボシステムによって用い
られ得る。
【0030】 ここで図3Bを参照すると、光ピックアップ31は潜望鏡を形成するように配
列されたプリズムミラー36および37を含む。プリズムミラー36および37
は、対物レンズ18とともに、構造上に取り付けられて、対物アセンブリ38を
形成する。対物アセンブリ38はスイングアーム22上に取り付けられて、これ
により、対物アセンブリ38が、軸39のまわりを回転または旋回し、レーザー
ビームスポットと読み出されたトラックとを位置が合った状態で維持し得る。
【0031】 対物アセンブリ38の回転と関連するレーザービームスポットパターンの任意
の半径の移動を減少するには、対物レンズ18の光軸および軸39が近接するこ
とが好適である。レーザービームスポットパターンの小さな半径の移動は、光デ
ィスク読み取り制御回路部には、トラッキング誤差として映り、そしてこれはト
ラッキングシステムによって補償される。
【0032】 光ピックアップ30(図3A)および31(図3B)は、レーザービームスポ
ットパターンを回転させることによって生じるスイングアームの移動による回転
誤差を補償する。あるいは、レーザービームスポットパターンの方位がスイング
アームの移動に起因して変化しないように、スイングアームおよび光ピックアッ
プが構成されてもよい。このような構成を図3Cの光ピックアップ32に関して
説明する。
【0033】 図3Cにおいて、プリズムミラー17および対物レンズ18は、スイングアー
ム22の端部に設けられ、プリズムミラー12は、スイングアーム22の旋回点
に設けられ、これにより、プリズムミラー12が、軸35’のまわりをスイング
アーム22と回転する。プリズムミラー12および17、コリメータレンズ15
および対物レンズ18で、対物アセンブリ38’をなす。プリズムミラー12お
よび17はともに、光ディスク16の表面へのレーザービームを方向付け、かつ
光ディスク16の表面からのレーザービームを方向付ける潜望鏡を形成する。コ
リメータレンズ15は、プリズムミラー12と17との間、またはビームスプリ
ッタ14とプリズムミラー12との間のいずれかに設けられ得る。
【0034】 レーザ11、格子13、ビームスプリッタ14、レンズ19およびセンサー2
0は、スイングアーム22上には取り付けられず、そしてこれにより、スイング
アーム22が光ディスク16の異なる部分にアクセスするように旋回されるとき
に旋回または回転しない。これらの構成要素がスイングアーム上に取り付けられ
ないため、スイングアーム22が回転するときに、レーザービームスポットパタ
ーンの角方位が変化しない。
【0035】 本発明の装置の第4の実施形態において、図1の光ピックアップ10の光源ま
たは拡大が調整されて、回転誤差を補償する。再度図2を参照すると、レーザー
ビームスポット26’の間隔は、対応するトラック25’の間隔より長い。レー
ザービームスポット26’の間隔を減少させる1つの手段には、光システムの拡
大を調整し、これにより、レーザービームスポット間の距離を変化させることが
ある。図5は、変種の倍率光システムを提供する光学構成要素の例示的な構造を
示す。
【0036】 図5の光ピックアップ50は、図1の光ピックアップ10と同様であり、図1
に関して説明した光学構成要素と同じ光学構成要素を含む。しかし、光ピックア
ップ50は、変種の倍率システムまたは変種の拡大システムを提供する追加のグ
ループの光学構成要素52を含む。多くの異なる光学構成要素が用いられて、変
種の倍率光システムを提供する。変種の倍率光システムのうちのいくつかは、図
6〜9に関して以下に説明する。
【0037】 図5の光学構成要素52には、図6に示すような3つのレンズグループが含ま
れ得る。レンズ60は定常であり、レンズ62は軸方向に移動して、光システム
の倍率を変化させる。レンズ60と62との距離を変化させことによってまた、
光システムのイメージ面においてずれが生じるため、レンズ64はイメージ面が
ずれないように移動する。図6における点線が示すように、レンズ64の正しい
位置は、レンズ62の位置の非線形関数であり、これは経験的に決定され得る。
【0038】 2つの別の変種の倍率光システムを、図7Aおよび7Bに関して説明する。図
5の光学構成要素52は、複数の固定レンズ72および可動式レンズ74を含む
。可動式レンズ74は、一体となって移動し、光システムの倍率を変化させるよ
うに、ともに連結される。イメージ面のずれは、倍率が変化するときに多少生じ
得るが、小さな範囲にわたる倍率変化の場合、イメージ面のずれは小さい。イメ
ージ面のずれをさらに減少させるために、レンズのさらなるグループが追加され
てもよい。
【0039】 本発明の回転誤差補正機構のまた別の実施形態を図8Aおよび図8Bに示す。
図8Aに示すように、プリズム80はアナモルフィックレンズとして用いられ得
る。図5のコリメータ15とプリズムミラー17との間の光パス内に挿入される
場合、プリズム80は、レーザービームスポットパターンを1次元で拡大する。
例えば、レーザービームスポットパターンの幅をw1からw2に減少させる。プ
リズム80の倍率は、光パスに関する面の角度によって決定され、これにより、
軸に平行な線のまわりでプリズム80を回転させることによって光倍率が変化さ
れ、これにより、回転誤差を補償し得る。
【0040】 プリズム80によりまた、入射レーザービームの角偏差が生じる。偏差の量は
、光ビームに関するプリズム面の角度の関数である。図8Bに示すように、角偏
差を排除または減少させるために、第2のプリズム82が用いられてもよい。し
たがって、プリズム82を適切に回転させることによって、プリズム80によっ
て導入される角偏差が防止され得る。
【0041】 レーザービーム励起プリズム82はプリズム80に入る光ビームに対して横方
向のオフセットを有することに留意されたい。小さなオフセットは、トラッキン
グ誤差として映り得、光ディスク読み取り装置のトラッキングサブシステムによ
って補償される。あるいは、横方向のオフセットを取り除くためにガラスプレー
トが用いられてもよい。レンズおよび/またはプリズムを用いた、変種の倍率シ
ステムのさらなる詳細および設計は、Warren J.SmithのMode rn Optical Engineering の第9章(McGraw−Hi
ll Book Company、ニューヨーク(1966年))に見られ得、
同文献を本明細書において参考として援用する。
【0042】 変種の倍率アナモルフィック光システムのさらなる例示的な実施形態において
、シリンドリカルレンズ90が用いられてもよく、レンズの曲率の半径が図9に
示すように、レンズの長さにわたって変化する。シリンドリカルレンズ90は、
その平面が光パスと直交し、その軸が多重レーザービームによって形成される面
と垂直となるように、光パス内に位置される。図8Aおよび図8Bのプリズムと
同様、シリンドリカルレンズは、1次元においてのみ拡大させ、この次元におけ
る拡大の度合いは湾曲したレンズの表面の半径によって決定される。曲率がレン
ズの長さにわたって変化するレンズを用いることによって、イメージの水平方向
の拡大は変種の半径のシリンドリカルレンズ90の垂直方向での移動によって制
御され得る。図8Aおよび図8Bのプリズムの場合、シリンドリカルレンズ90
により、レーザービームの小さな角偏差が生じ得る。
【0043】 図5〜9と関連して説明した回転誤差を補正するシステムは、光ピックアップ
の光倍率を変化し、多重レーザービーム間の距離を調整することによって機能す
る。本発明のまた別の実施形態において、光ディスク読み取り装置は、光ピック
アップ内の1つ以上の光学構成要素の位置を変化させることによって、拡大誤差
を補償し得る。
【0044】 例えば、図1を参照すると、光源11のビームは、格子13によって多重発散
ビームに分割される。コリメータレンズ15は、多重レーザービームを屈折させ
、これにより多重レーザービームはほぼ平行になる。ビームは一直線に発散する
ため、発散の量は回折格子13とコリメータレンズ15との間の分離を変化させ
ることによって変化され得る。距離を増加させれば、発散が増加し、これにより
、レーザービーム間の距離も増加する。逆に、回折格子13とコリメータレンズ
15との間の距離を減少させれば、図10に示すように、レーザービーム間の距
離も減少する。 本発明の好適で例示的な実施形態を上述したが、本発明から逸脱することなし
に種々の変更および改変がなされ得ることが当業者に明らかである。本発明の真
の意図および範囲内に含まれるこのようなすべての変更および改変が特許請求の
範囲内であるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の際の使用に適したマルチビーム光ピックアップを簡潔
に模式化して表した図である。
【図2】 図2は、光ディスクの一部に隣接して位置決めされたスイングアーム機構の平
面図である。
【図3A】 図3Aは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示
的実施形態を示す。
【図3B】 図3Bは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示
的実施形態を示す。
【図3C】 図3Cは、本発明の原理に従って構築された光ピックアップを簡略化した例示
的実施形態を示す。
【図4】 図4は、本発明の原理に従った、回転誤差信号を提供する例示的回路の模式図
である。
【図5】 図5は、本発明の原理による、光ピックアップの別の例示的実施形態を簡単に
示した図である。
【図6】 図6は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付け
を調節する様々な代替的手段を示す。
【図7】 図7は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付け
を調節する様々な代替的手段を示す。
【図8】 図8は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付け
を調節する様々な代替的手段を示す。
【図9】 図9は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付け
を調節する様々な代替的手段を示す。
【図10】 図10は、図5のピックアップアセンブリ中の複数のレーザビーム間の間隔付
けを調節する様々な代替的手段を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5D117 AA02 JJ08 5D118 AA14 AA21 BA01 CA13 CA23 CB05 CD01 CD03 CD18 CF03 CG09 CG24 CG36 CG39 DA33 DA35 DC03 DC05 DC06 DC07 DC09 EA19 FA08 5D119 AA22 AA29 BA01 BB01 DA05 EA01 EA02 JA02 JA23 JA43 JA57 JA70 MA05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングアーム機構を有する光ディスク読み取り装置におい
    て、光ディスクの複数のトラックを読み取る光ピックアップであって、該スイン
    グアーム機構は該光ピックアップを位置決めし、該光ピックアップは、 複数のレーザビームの光源と、 複数のセンサであって、該センサの各々が、入射レーザビームに応答して電気
    信号を提供する、複数のセンサと、 該複数のレーザビームを該光ディスクに向け、かつ該光ディスクで反射した複
    数のレーザビームを該複数のセンサへと向けるように並べられた複数の光学構成
    要素と を備え、該複数の光学構成要素のうちの少なくとも1つの光学構成要素の該光
    ディスク読み取り装置に対する角方向は、該スイングアームの角方向に依存しな
    い、光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記複数の光学構成要素のうちの前記少なくとも1つの光学
    構成要素は、該少なくとも1つの光学構成要素が軸周りに旋回するように前記ス
    イングアームに配置される、請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 回転誤差信号を提供するための前記複数のセンサに接続され
    た回路部をさらに備え、前記少なくとも1つの光学構成要素は、該回転誤差信号
    に応答して前記軸周りに旋回する、請求項2に記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの光学構成要素の前記回転軸が、前記ス
    イングアームの旋回軸と間隔を空けて位置する、請求項2に記載の光ピックアッ
    プ。
  5. 【請求項5】 前記スイングアームの位置を決定するための回路部をさらに
    備え、前記少なくとも1つの光学構成要素が該決定された位置に応答して旋回す
    る、請求項2に記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの光学構成要素の前記回転軸は、前記ス
    イングアームの旋回軸と間隔を空けて位置する、請求項5に記載の光ピックアッ
    プ。
  7. 【請求項7】 前記スイングアームの前記位置を決定するための前記回路部
    は、読み取りされるトラックのアイデンティティに応答して該スイングアームの
    物理的位置を定めるための回路部を備える、請求項5に記載の光ピックアップ。
  8. 【請求項8】 前記複数の光学構成要素は、潜望鏡を形成する光学構成要素
    を含む、請求項1に記載の光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 光学ドライブであって、 スイングアームと、 複数のレーザビームを用いて、光ディスクの複数のトラックを同時に読み取り
    、該スイングアームから配置される光ピックアップアセンブリと、 該複数のレーザビームと該光ディスクの該複数のトラックとの間に、該スイン
    グアームの回転によって生じるアライメント誤差を補償する手段と を備える、光学ドライブ。
  10. 【請求項10】 回転誤差信号を提供する手段をさらに備え、前記補償する
    手段が該回転誤差信号に応答する、請求項9に記載の光学ドライブ。
  11. 【請求項11】 前記回転誤差信号を提供する手段は、 センサと、 該センサの出力に応答して該回転誤差信号を提供する回路部と を備える、請求項9に記載の光学ドライブ。
  12. 【請求項12】 前記補償する手段は複数の光学構成要素を備える、請求項
    10に記載の光学ドライブ。
  13. 【請求項13】 前記複数の光構成要素は、調整可能な倍率レベルを提供し
    、前記補償する手段は、該倍率レベルを調整する手段をさらに備える、請求項1
    2に記載の光学ドライブ。
  14. 【請求項14】 前記補償する手段は、前記複数の光学構成要素のうちの少
    なくとも1つの光学構成要素の位置を変更するサーボ手段をさらに備える、請求
    項12に記載の光学ドライブ。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの光学構成要素は、レンズ、ミラー、
    回折格子、ホログラムおよびプリズムからなる群のメンバである、請求項12に
    記載の光学ドライブ。
  16. 【請求項16】 光ピックアップを位置決めするためのスイングアーム機構
    を有する光ディスク読み取り装置において、光ディスクから複数のデータトラッ
    クを読み取る方法であって、該方法は、 複数のセンサを提供するステップであって、該複数のセンサの各々が、該セン
    サに入射する照度量に応答して出力信号を提供する、ステップと、 複数のレーザビームを提供するステップであって、該複数のレーザビームの各
    々が、該複数のデータトラックのうちの対応するトラックで反射され、該反射さ
    れたレーザビームの各々が、該対応するトラックに記録されたデータによって変
    調される、ステップと、 該複数のセンサのうちの対応するセンサに該複数の変調されたレーザビームを
    向けるステップと、 該レーザビームの該複数のデータトラックに対する方向に、該スイングアーム
    機構の運動によって生じる回転誤差が存在することを示す該センサ出力信号に応
    答して、回転誤差信号を生成するステップと、 該回転誤差信号に応答して該回転誤差を補償するステップと を包含する方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の変調されたレーザビームを向けるステップは、
    該変調されたレーザビームを前記複数のセンサに向けるように並べられた複数の
    光学構成要素を提供するステップを包含し、該光学構成要素のうちの少なくとも
    1つの光学構成要素は、前記スイングアーム機構と間隔を空けて位置する、請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 回転誤差信号を生成するステップは、前記センサのうちの
    少なくとも2つのセンサの前記出力信号を合わせるステップを包含する、請求項
    17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 回転誤差信号を生成するステップは、前記光ディスクの読
    取られる部分の半径方向の位置に応答して回転誤差信号を生成するステップを包
    含する、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記回転誤差を補償するステップは、前記回転誤差信号に
    応答して、前記複数の光学構成要素のうちの少なくとも1つの光学構成要素の前
    記光ディスク読み取り装置に対する位置または方向を変化させるステップを包含
    する、請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記複数の光学構成要素のうちの前記少なくとも1つの光
    学構成要素は、回転可能な支持体上に取り付けられ、該複数の光学構成要素のう
    ちの該少なくとも1つの光学構成要素の位置または方向を変化させる前記ステッ
    プは、該回転可能な支持体を回転させるステップを包含する、請求項20に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 前記回転誤差信号を補償するステップは、前記複数の光学
    構成要素のうちの少なくとも2つの光学構成要素の間の間隔を変化させるステッ
    プを包含する、請求項21に記載の方法。
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