JP4596769B2 - スライダタイプのチャック付き包装袋 - Google Patents

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本発明はスライダにより開閉可能な密封チャックを有する包装袋に関するものである。
従来、この種のスライダタイプのチャック付き包装袋はスライダにより互いに係脱するチャックの雌トラックと雄トラックとを中央で折畳んだV字状のプラスチック製隔壁仕切シートに取付け、隔壁仕切シートの両側端部を袋本体の表面側シートと背面側シートの両側端部と共にヒートシールしかつチャックの一方のトラックを取付けた仕切シートを袋本体の表面側シートの上端部にヒートシールすることによりスライダ付きチャックを袋本体の開口部に取付け、チャックの他方のトラックを取付けた仕切シートと袋本体の背面側シートとの間に内容物の充填口を形成し、内容物を袋本体に充填した後に他方のトラックを取付けた仕切シートと袋本体の背面側シートとの間の内容物の充填口をヒートシールすることにより袋を密封するようにしてある(特表2002−544065号公報参照)。
特表2002−544065号公報
上述した従来公知のスライダタイプのチャック付き包装袋は内容物を充填した後にチャックの一方のトラックを取付けた隔壁仕切シートと袋本体の背面側シートとをヒートシールすることにより袋本体を密封するものであるが、内容物を充填する際に背面側シートを引張るために背面側シートの上端縁が捲くれ上がりスライダの下端を覆う形状になる(図4及び図5参照)。その場合にヒートシールの位置がスライダから下側に位置するので、スライダの下側のヒートシール部分にシワが発生し易く密封性を悪くする。またスライダが未ヒートシール部分の背面側シートと仕切シートとの間に入り込むため、袋の体裁が悪くなると共にスライダの移動が妨害され、スライダの頻繁な開閉移動により袋本体の背面側シートの両側部を破損させてしまう危険がある。更にスライダを覆った背面側シートはスライダが密封位置に停止するための障害となり、チャック付き袋の本来の目的である密封性を損うこととなる(図4及び図5の符号X参照)。
本発明の目的は袋の外観の見栄えが良く、スライダの移動の妨害がなく、袋の密封性を損わず、また袋本体を破損させるおそれのないスライダタイプのチャック付き包装袋を提供することにある。
本発明によるスライダタイプのチェック付き包装袋はスライダにより互いに係脱するチャックの雌トラックと雄トラックとを隔壁仕切シートに取付け、袋本体の表面側シートと背面側シートの両側端部を隔壁仕切シートの両側端部と共にヒートシールしかつチャックの一方のトラックを取付けた仕切シートを袋本体の表面側シート又は背面側シートのいずれか一方の上端部にヒートシールすることによりスライダ付きチャックを袋本体の開口部に取付け、チャックの他方のトラックを取付けた仕切シートと袋本体の表面側シート又は背面側シートのいずれか他方との間に内容物の充填口を形成し、内容物の充填口にはスライダの密封位置側の充填口の一部を閉塞させるヒートシール部を袋本体の上端部に備え、前記ヒートシール部は、前記スライダの移動方向には、前記スライダの密封位置側の端縁から密封位置に位置付けされたスライダの長さまでの範囲とする一方、前記スライダの移動方向に対し垂直方向には、当該垂直方向の前記スライダの高さより広い範囲までヒートシールされており、前記スライダが密封位置にあるときには、前記スライダの下端全て、前記ヒートシール部上に位置するものである。
本発明によるスライダタイプのチェック付き包装袋は、ヒートシール部は、スライダの移動方向には、スライダの密封位置側の端縁から密封位置に位置付けされたスライダの長さまでの範囲とする一方、スライダの移動方向に対し垂直方向には、当該垂直方向のスライダの高さより広い範囲までヒートシールされており、スライダが密封位置にあるときには、スライダの下端全て、ヒートシール部上に位置するため、背面側又は表面側シートの上端縁がスライダ上にまくれ上ることも、又スライダが未ヒートシール部の背面側または表面側シートと仕切シートとの間に入り込むこともないので、袋の見栄えが良く、スライダの移動が容易であり、しかもスライダを確実に密封位置に停止させることができ、スライダの下側のヒートシール部分にシワが発生し難く、また袋本体の表面側又は背面側シートの破損を防止することができる。

図において、符号1はプラスチック製シートの袋本体を示し、袋本体1は表面側シート2と背面側シート3とを有し、その開口部にはスライダ4により開閉可能な密封チャック5を取付けてある。密封チャック5はスライダ4により互いに係脱する雌トラック6と雄トラック7とから構成され、雌トラック6は中央で折畳んだV字状のプラスチック製隔壁仕切シート8の一方の仕切シート8aに取付けられ、雄トラック7は隔壁仕切シート8の他方の仕切シート8bに取付けられている。隔壁仕切シート8は手で容易に切断できるようにミシン目または薄肉破断部を形成してある。
雌トラック6と雄トラック7とからなる密封チャック5にはスライダ4が嵌合され、両トラック6,7に沿ってスライダ4を図1に実線で示した密封位置から図1に二点鎖線で示した開封位置に又は二点鎖線の開封位置から実線の密封位置にスライドさせることにより密封チャック5を開閉させることができ、密封チャック5の雌トラック6と雄トラック7とを取付けたV字状の隔壁仕切シート8の両側端部を袋本体1の表面側シート2と背面側シート3の両側端部と共にヒートシールしかつ袋本体1の表面側シート2の上端部を密封チャック5の雌トラック6を取付けた隔壁仕切シート8の一方の仕切シート8aにヒートシールすることによりスライダ付き密封チャック5を袋本体1の開口部に取付け、袋本体1の背面側シート3と隔壁仕切シート8の他方の仕切シート8bとの間に内容物の充填口9を形成してある。
内容物の充填口9にはスライダ4の密封位置側の充填口の一部を閉塞させるヒートシール部10を袋本体1の上端部に備え、該ヒートシール部10はスライダ4の密封位置側における密封チャック5の雄トラック7を取付けた隔壁仕切シート8の他方の仕切シート8bと袋本体1の背面側シート3との一部分をヒートシールすることにより形成してある。ヒートシール部10は好ましくはスライダ4の密封位置側の端縁から密封位置に位置付けされたスライダ4の長さまでの範囲であって、仕切シート8の上部が望ましい。スライダ4を越えた位置までヒートシール部10を延伸させることもできるが、その場合には充填口9の開口部が小さくなる。またヒートシール部10はスライダの開封位置側の充填口9の一部を閉塞させるようにスライダの開封位置側に備えることもできる。
袋本体1の開口部に取付けた密封チャック5の両側端部にはスライダ4を停止させるためのストッパ11,12を取付け、またスライダ4を密封チャック5の密封位置に固定できるように密封チャックには切欠部(図示せず)を形成してある。内容物の充填においては、スライダ4を密封チャック5の密封位置に移動させ、袋本体1の背面側シート3と隔壁仕切シート8の他方の仕切シート8bとの間の充填口9から内容物を充填し、内容物の充填後にはその充填口9をヒートシールすることにより袋本体1を密封させることができる。
本発明によるスライダタイプのチャック付き包装袋の一部分を切欠して示した正面図である。 本発明によるスライダタイプのチャック付き包装袋の平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 従来のスライダタイプのチャック付き包装袋の斜視図である。 従来のスライダタイプのチャック付き包装袋の平面図である。
符号の説明
1 袋本体
2 表面側シート
3 背面側シート
4 スライダ
5 密封チャック
6 雌トラック
7 雄トラック
8 プラスチック製隔壁仕切シート
8a 一方の仕切シート
8b 他方の仕切シート
9 内容物の充填口
10 ヒートシール部
11 ストッパ
12 ストッパ
X 開封範囲

Claims (1)

  1. スライダにより互いに係脱するチャックの雌トラックと雄トラックとを隔壁仕切シートに取付け、袋本体の表面側シートと背面側シートの両側端部を隔壁仕切シートの両側端部と共にヒートシールしかつチャックの一方のトラックを取付けた仕切シートを袋本体の表面側シート又は背面側シートのいずれか一方の上端部にヒートシールすることによりスライダ付きチャックを袋本体の開口部に取付け、チャックの他方のトラックを取付けた仕切シートと袋本体の表面側シート又は背面側シートのいずれか他方との間に内容物の充填口を形成し、内容物の充填口にはスライダの密封位置側の充填口の一部を閉塞させるヒートシール部を袋本体の上端部に備え、
    前記ヒートシール部は、
    前記スライダの移動方向には、前記スライダの密封位置側の端縁から密封位置に位置付けされたスライダの長さまでの範囲とする一方、
    前記スライダの移動方向に対し垂直方向には、当該垂直方向の前記スライダの高さより広い範囲までヒートシールされており、
    前記スライダが密封位置にあるときには、前記スライダの下端全て、前記ヒートシール部上に位置する、
    ことを特徴とするスライダタイプのチャック付き包装袋。
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