JP4593705B2

JP4593705B2 - 締結具打込み工具

Info

Publication number: JP4593705B2
Application number: JP31064899A
Authority: JP
Inventors: スモリンスキダリウツ
Original assignee: イリノイトゥールワークスインコーポレイティド
Priority date: 1998-11-06
Filing date: 1999-11-01
Publication date: 2010-12-08
Anticipated expiration: 2019-11-01
Also published as: TW434121B; CN1259419A; KR100332093B1; NZ338027A; CN1134324C; CA2282145A1; KR20000034923A; AU5831899A; CA2282145C; US6032848A; AU723625B2; JP2000141247A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工具のノーズピースへ固定された構造体とノーズピースへヒンジ状に取付けられた構造体とが、整列した締結具からなるストリップの先端部分を囲うようにされた、ウルフバーグ(Wolfberg)らへの米国特許第４９４２９９６号で示され、説明されている種類の締結具打込み工具の改良に関する。本発明によって改良されると、ヒンジ状構造体は、ノーズピースへヒンジ状に取付けられた高分子材料製カバーと、金属製で締結具案内表面を形成するように取付けられた摩耗防止部材(wear guard)とを含む。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、上記の種類の締結具打込み工具は、打込みトラックを形成するノーズピースを有するハウジング構造体と、ハウジング構造体へ取付けられるマガジンであって、整列した締結具からなるストリップを収容し、上記ストリップの先端部分がマガジンから打込みトラックの方へ延びるようにするマガジンと、一方がノーズピースへ固定され、他方がノーズピースにヒンジ状に取付けられて、上記ストリップの先端部分を囲うようにし、協働する構造体の締結具案内表面に沿って上記ストリップの先端部分を案内する、２つの別々の構造体と、を備えている。
【０００３】
これまで知られているように、固定された構造体は、ストリップの先端部分の１つ又は２つの側面を囲うようにされ、ストリップの先端部分を固定された構造体の締結具案内表面に沿って案内する。更に、ヒンジ状構造体は、作用位置と非作用位置との間でヒンジ状に移動するようにされる。そして更に、このヒンジ状構造体は、作用位置にある時、ストリップの先端部分の他の側面を囲うようにされ、ストリップの先端部分をヒンジ状構造体の締結具案内表面に沿って案内する。
【０００４】
ウルフバーグらへの米国特許第４９４２９９６号に示され、説明されているように、ヒンジ状構造体は、ノーズピースへヒンジ状に取付けられ、作用位置と非作用位置の間でヒンジ状に移動可能であるヒンジ状のカバーを含んでいる。更に、ヒンジ状構造体は、ノーズピースへヒンジ状に取付けられると共に作用位置にある時に締結具を保持するようにされ、且つヒンジ状のカバーが非作用位置に移動する時に非作用位置に移動可能であって、詰まった締結具を工具から取り除くことを可能にする、保持部材を含んでいる。これまで知られているように、ヒンジ状のカバーは、過度には摩耗し難いスチール製である。ヒンジ状のカバーを高分子材料から成形することは大変望ましいが、摩耗が大きくなるという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した種類の締結具打込み工具において、高分子材料製カバーを効果的に使用することを可能にする改良を提供する。本発明により、高分子材料製カバーの過度の摩耗が防止される。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
一般に、締結具打込み工具は、打込みトラックを形成するノーズピースを有するハウジング構造体と、ハウジング構造体へ取付けられるマガジンであって、整列した締結具からなるストリップを収容し、上記ストリップの先端部分がマガジンから打込みトラックの方へ延びるようにするマガジンと、一方がノーズピースへ固定され、他方がノーズピースにヒンジ状に取付けられて、上記ストリップの先端部分を囲うようにし、協働する構造体の締結具案内表面に沿って上記ストリップの先端部分を案内する、２つの別々の構造体と、を備えている。
【０００７】
特に、固定された構造体は、ストリップの先端部分の１つ又は２つの側面を囲うようにされ、ストリップの先端部分を固定された構造体の締結具案内表面に沿って案内する。更に、ヒンジ状構造体は、作用位置と非作用位置との間でヒンジ状に移動するようにされる。そして更に、このヒンジ状構造体は、作用位置にある時、ストリップの先端部分の他の側面を囲うようにされ、ストリップの先端部分をヒンジ状構造体の締結具案内表面に沿って案内する。
【０００８】
本発明によって改良されると、ヒンジ状構造体は、ノーズピースへヒンジ状に取付けられた高分子材料製カバーと、金属製でヒンジ状構造体の案内表面の少なくとも１つを形成するように取付けられた摩耗防止部材とを含む。好ましくは、このヒンジ状構造体は、一方が他方の上方にあるように間隔が開けられた、２つの上記防止部材を含んでいる。
【０００９】
１つの企図された実施形態では、摩耗防止部材は高分子材料製カバーに取り付けられ、作用位置と非作用位置との間をカバーと結合され一緒に移動可能であるようにされる。好ましくは、高分子材料製カバーは、各摩耗防止部材に対するレールを有し、各摩耗防止部材はレール上を滑動可能であるか、又は高分子材料製カバーの中へインサート成形(insert molded) される。
【００１０】
摩耗防止部材がノーズピースにヒンジ状に取付けられる他の企図された実施形態では、高分子材料製カバー及び摩耗案内部材(wear guides) がヒンジ状に取付けられ、ヒンジ状構造体が非作用位置にある時、独立して移動可能であるようにされる。好ましくは、高分子材料製カバーと摩耗案内部材は、共通の軸を中心としてノーズピースへ独立してヒンジ状に取付けられる。
【００１１】
更に、どちらの企図された実施形態でも、ヒンジ状構造体は更に、ノーズピースにヒンジ状に取付けられると共に少なくとも他の１つの案内表面を形成するように構成された保持部材を含んでいても良い。
【００１２】
摩耗案内部材がレール上を滑動可能である上述した実施形態では、保持部材がレールの一端に配置され、ヒンジ状構造体の作用位置において、摩耗防止部材がレールの保持部材を配置した端部を通過して移動することを防止するようにすることが好ましい。
【００１３】
上述の他方の実施形態では、高分子材料製カバー、保持部材及び摩耗防止部材がヒンジ状に取付けられ、独立して移動可能であるようにすることが好ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１から図５に示すように、携帯型空気動力式締結具打込み工具１０が、本発明の１つの企図された実施形態を構成する。又、図６、７に示すように、携帯型空気動力式締結具打込み工具１００が、本発明の他の１つの企図された実施形態を構成する。図示したように、各々の企図された工具１０、１００は釘打込み工具である。
【００１５】
本明細書に示し、説明していること以外については、締結具打込み工具１０、１００は、構造面及び機能面で上述の米国特許第４９４２９９６号で開示された締結具打込み工具と同様であって良く、又、構造面及び機能面において、イリノイ州、ヴァーノンヒルズ(Vernon Hills)のアイティダブリュウパスロード社(ITW Paslode)（イリノイトゥールワークス社(Illinois Tool Works Inc.)の１部門である）により製造、販売されている携帯型空気動力式締結具打込み工具と同様であって良い。上記明細書で開示されている締結具打込み工具と比較すると、締結具打込み工具１０、１００の各々は、以下で説明する高分子材料製カバーを高分子材料製カバーの過度の摩耗無しに有効に利用することを可能にする改良点を組み入れている。
【００１６】
一般に、締結具打込み工具１０は、ハンドル１４とノーズピース１６とを含むハウジング構造体１２を備え、このノーズピースはハウジング構造体１２へ取付けられると共に打込みトラック１８を形成する。打込みトラック１８は、釘Ｎを受け入れ、釘Ｎが打込みトラック１８から木材又は他の材料の被加工物（図示無し）へ打込まれるように、釘Ｎを案内する。上述の米国特許第４９４２９９６号で開示されているように、ピストン・シリンダー機構（図示無し）によって作動されるドライバー（図示無し）は、圧縮空気によって爆発的に駆動されるように構成され、締結具打込み工具１０が作動された時、釘を打込みトラック１８から打込む。
【００１７】
更に、締結具打込み工具１０は、ハウジング構造体１２へ打込みトラック１８に対して間隔を開けて取付けられているマガジン３０を備えている。マガジン３０は、整列した釘Ｎからなるストリップを収容し、このストリップの先端部分がマガジン３０から打込みトラック１８の方へ延びるようにする。上述の米国特許第４９４２９９６号で開示されているように、釘供給機構４０は、釘Ｎを１つずつ連続的に、整列した釘Ｎからなるストリップから打込みトラック１８へ供給するように設けられる。
【００１８】
釘供給機構４０は、構造面及び機能面で上記明細書で開示された釘供給機構の固定された構造体と同様であっても良い固定された構造体５０と、上記明細書で開示された釘供給機構のヒンジ状構造体とは異なるヒンジ状構造体６８と、を含んでいる。釘供給機構４０の他の要素は、上述の米国特許第４９４２９９６号で例示された公知の要素と同様であり、本明細書には図示していない。
【００１９】
全体がスチール製であっても良い固定された構造体５０は、ノーズピース１６に固定されるか又はノーズピース１６と一体にされると共に、整列した釘Ｎからなるストリップの先端部分の２つの側面の一方、つまり図１、２、４、５で遠方の側面を囲うようにされ、ストリップの先端部分を、固定された構造体５０の上部の細長い部分５２及び固定された構造体５０の下部の細長い部分５４によって形成される締結具案内表面に沿って案内する。図２に示されるように、釘Ｎの頭部Ｈは、上部の細長い部分５２の上部の案内表面５６に沿って案内され、釘Ｎの胴Ｓは、それぞれの部分５２、５４の同一平面上にある案内表面５８、６０に沿って案内される。それぞれの部分５２、５４は、スチール製であるので、これらの案内表面５６、５８、６０は、過度には摩耗され難い。
【００２０】
ノーズピース１６へヒンジ状に取付けられたヒンジ状構造体６８は、作用位置と非作用位置との間で、ヒンジ状に移動するようにされると共に、作用位置にある時に、整列した釘Ｎからなるストリップの先端部分の他の側面、つまり図１、２、４、５で近い側面を囲うようにされて、ストリップの先端部分をヒンジ状構造体６８の幾つかの要素によって形成される、以下で説明される締結具案内表面に沿って案内する。このように、概して、ヒンジ状構造体６８は上述の米国特許第４９４２９９６号で開示されたヒンジ状構造体と同様である。
【００２１】
上記明細書で開示されたヒンジ状構造体と比較すると、ヒンジ状構造体６８は、高分子材料製カバー７０を含んでおり、この高分子材料製カバーは、スチールのカバーより軽く安価で、製造が容易である。図５に示されたように、高分子材料製カバー７０は、上部レール７２と下部レール７４とを有するように成形される。更に、ヒンジ状構造体６８は、スチール製で上部レール７２上へインサート成形される上部摩耗防止部材７６と、スチール製で下部レール７４上へインサート成形される下部摩耗防止部材７８とを含む。あるいは、摩耗防止部材７６、７８は、それぞれのレール７２、７４上を滑動可能である。
【００２２】
上部摩耗防止部材７６は、上部案内表面８０を形成し、この案内表面８０に沿って、ストリップの釘Ｎの頭部Ｈが案内される。又、それぞれの摩耗防止部材７６、７８が、同一平面上にある案内表面８２、８４を形成し、この案内表面８２、８４に沿ってストリップの釘Ｎの胴Ｓが案内される。それぞれの摩耗防止部材７６、７８はスチール製であるので、これらの案内表面８０、８２、８４は過度には摩耗され難い。しかしながら、仮に高分子材料製カバー７０が摩耗防止部材無しに案内表面を形成したならば、これらの表面は摩耗が大きくなるという問題がある。
【００２３】
更に、ヒンジ状構造体６８は又、保持部材９０を含むが、この保持部材は構造面及び機能面において、上述の米国特許第４９４２９９６号で開示された保持部材と同様であっても良い。高分子材料製カバー７０及び保持部材９０はノーズピース１６へヒンジピン（図示無し）によってヒンジ状に取付けられ、ヒンジ状構造体６８が非作用位置に配置される時、独立して移動可能であるようにされる。
上述の米国特許第４９４２９９６号で開示された機能の他に、保持部材９０は、各レール７２、７４の一端、つまりノーズピース１６へより近い端部に接して配置されることによって、ヒンジ状構造体６８の作用位置において、上記レール７２、７４上の摩耗防止部材７６、７８が、例えばレール７２、７４の保持部材を配置した端部を通過して移動することを防止するという更なる機能を提供する。
【００２４】
図６、７に示された実施形態は、レール７２、７４と摩耗防止部材７６、７８が削除されていることを除いて、図１から５に示された実施形態と同様であるが、締結具打込み工具１００のヒンジ状構造体６８には、上部摩耗防止部材１１０及び同一形状の下部摩耗防止部材１２０が含まれる。各摩耗防止部材１１０、１２０は、スチール製であって、高分子材料製カバー７０と保持部材９０をノーズピース１６へヒンジ状に取付けるヒンジピン（図示無し）によってノーズピースにヒンジ状に取付けられ、ヒンジ状構造体６８が非作用位置に配置される時、独立して移動可能であるようにされる。上部摩耗防止部材１１０は、上部案内表面１１２を形成し、この案内表面１１２に沿って、ストリップの釘Ｎの頭部Ｈが案内される。又、それぞれの摩耗防止部材１１０、１２０が同一平面上にある案内表面１１４、１２４を形成し、この案内表面１１４、１２４に沿って、ストリップの釘Ｎの胴Ｓが案内される。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明で企図された１つの実施形態に従った携帯型空気動力式締結具打込み工具の斜視図である。
【図２】図２は、図１の実施形態の締結具打込み工具の幾つかの要素の部分拡大斜視図であり、２つの摩耗防止部材を取付けている高分子材料製カバーを含むと共に保持部材を含んでいるヒンジ状構造体が、非作用位置にある状態で示されている。
【図３】図３は、図２の線３−３に沿った部分断面図である。
【図４】図４は、図１の実施形態の締結具打込み工具の幾つかの要素の部分拡大斜視図であり、２つの摩耗防止部材を取付けている高分子材料製カバーを含むと共に保持部材を含んでいるヒンジ状構造体が、作用位置にある状態で示されている。
【図５】図５は、図１の実施形態の締結具打込み工具の幾つかの要素の部分拡大斜視図であり、２つの摩耗防止部材を取付けている高分子材料製カバーを含むと共に保持部材を含んでいるヒンジ状構造体が、分解された状態で示されている。
【図６】図６は、本発明で企図された他の実施形態に従った携帯型空気動力式締結具打込み工具の幾つかの要素の同様の縮尺の部分斜視図であり、高分子材料製カバー、保持部材、及び摩耗防止部材を含むヒンジ状構造体が、非作用位置にある状態で示されている。
【図７】図７は、本発明で企図された他の実施形態に従った携帯型空気動力式締結具打込み工具の幾つかの要素の同様の縮尺の部分斜視図であり、高分子材料製カバー、保持部材、及び摩耗防止部材を含むヒンジ状構造体が、分解された状態で示されている。
【符号の説明】
１０、１００…締結具打込み工具
１２…ハウジング構造体
１６…ノーズピース
１８…打込みトラック
３０…マガジン
５０…固定された構造体
６８…ヒンジ状構造体
７０…高分子材料製カバー
７６、７８、１１０、１２０…摩耗防止部材
Ｎ…釘

Claims

締結具打込み工具であって、
（ａ）締結具を受け入れ、締結具が打込みトラックから打込まれるように締結具を案内する打込みトラックを形成するノーズピースを有するハウジング構造体と、
（ｂ）マガジンであって、ハウジング構造体へ取付けられると共に整列した締結具からなるストリップを収容し、前記ストリップの先端部分がマガジンから打込みトラックへ延びるようにするマガジンと、
（ｃ）固定された構造体であって、ノーズピースへ固定されると共に前記ストリップの先端部分の２つの側面の一方を囲うようにされ、前記ストリップの先端部分を固定された構造体の締結具案内表面に沿って案内する固定された構造体と、
（ｄ）ノーズピースへヒンジ状に取付けられたヒンジ状構造体であって、作用位置と非作用位置との間をヒンジ状に移動するようにされ、作用位置に配置されている時に前記ストリップの先端部分の他の側面を囲うようにされて、ストリップの先端部分をヒンジ状構造体の締結具案内表面に沿って案内するヒンジ状構造体であって、ノーズピースへヒンジ状に取付けられた高分子材料製カバーを含み、更に、金属製であって、ヒンジ状構造体の締結具案内表面の少なくとも１つを形成するように取り付けられた摩耗防止部材を含むヒンジ状構造体と、を備え、
前記摩耗防止部材が高分子材料製カバーに取付けられ、作用位置と非作用位置との間を前記カバーと結合され一緒に移動可能であり、
前記高分子材料製カバーがレールを有し、前記摩耗防止部材が前記レール上にインサート成形され、
ヒンジ状構造体が更に、ノーズピースにヒンジ状に取付けられると共に前記ヒンジ状構造体の案内表面の少なくとも他の１つを形成するように構成された保持部材を含み、前記高分子材料製カバーと前記保持部材が、前記ヒンジ状構造体が非作用位置に配置された時に独立して移動可能であるようにヒンジ状に取付けられ、前記保持部材が、前記レールの一端に配置されて、ヒンジ状構造体の作用位置において、前記摩耗防止部材が前記レールの保持部材を配置した端部を通過して移動することを防止する、締結具打込み工具。
前記摩耗防止部材が、前記高分子材料製カバーに同様に取付けられた２つの摩耗防止部材の１つである請求項１に記載の締結具打込み工具。
締結具打込み工具であって、
（ａ）締結具を受け入れ、締結具が打込みトラックから打込まれるように締結具を案内する打込みトラックを形成するノーズピースを有するハウジング構造体と、
（ｂ）マガジンであって、ハウジング構造体へ取付けられると共に整列した締結具からなるストリップを収容し、前記ストリップの先端部分がマガジンから打込みトラックへ延びるようにするマガジンと、
（ｃ）固定された構造体であって、ノーズピースへ固定されると共に前記ストリップの先端部分の２つの側面の一方を囲うようにされ、前記ストリップの先端部分を固定された構造体の締結具案内表面に沿って案内する固定された構造体と、
（ｄ）ノーズピースへヒンジ状に取付けられたヒンジ状構造体であって、作用位置と非作用位置との間をヒンジ状に移動するようにされ、作用位置に配置されている時に前記ストリップの先端部分の他の側面を囲うようにされて、ストリップの先端部分をヒンジ状構造体の締結具案内表面に沿って案内するヒンジ状構造体であって、ノーズピースへヒンジ状に取付けられた高分子材料製カバーを含み、更に、金属製であって、ヒンジ状構造体の締結具案内表面の少なくとも１つを形成するように取り付けられた摩耗防止部材を含むヒンジ状構造体と、を備え、
前記摩耗防止部材がノーズピースへヒンジ状に取付けられ、前記高分子材料製カバーと摩耗案内部材が独立して移動可能であるようにヒンジ状に取付けられる、締結具打込み工具。
前記ヒンジ状構造体が更に、ノーズピースにヒンジ状に取付けられると共に前記ヒンジ状構造体の案内表面の少なくとも他の１つを形成するように構成された保持部材を含み、前記高分子材料製カバー、前記保持部材及び前記摩耗案内部材が、前記ヒンジ状構造体が非作用位置に配置された時に独立して移動可能であるようにヒンジ状に取付けられる請求項３に記載の締結具打込み工具。
前記摩耗防止部材が、前記ノーズピースに同様にヒンジ状に取付けられた２つの摩耗防止部材の１つである請求項３又は４に記載の締結具打込み工具。