JP2002120167A - 釘打ち機 - Google Patents
釘打ち機Info
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- JP2002120167A JP2002120167A JP2000313852A JP2000313852A JP2002120167A JP 2002120167 A JP2002120167 A JP 2002120167A JP 2000313852 A JP2000313852 A JP 2000313852A JP 2000313852 A JP2000313852 A JP 2000313852A JP 2002120167 A JP2002120167 A JP 2002120167A
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- JP
- Japan
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- staple
- guide
- nailing machine
- supply unit
- firing nozzle
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】製造時や修理時の組み立て性を向上させ、特殊
治具の不要な釘打ち機を提供する。 【解決手段】釘打ち機本体１の前方に取り付けられてス
テープルを目標物に打ち込むステープル発射ノズル６の
下部に、上端部がステープル発射ノズル６に着脱可能に
固定され、下端部が釘打ち機本体１のハンドル２に連結
されるステープルガイド９が設けられ、このステープル
ガイド９がステープル発射ノズル６に形成されたステー
プル発射通路に対してステープルを案内するようになっ
ており、ステープルガイド９に、ステープル発射通路に
ステープルを供給するステープル供給手段１４がロック
可能に保持され、ステープルガイド９とステープル供給
手段１４とが予めステープル供給ユニットとされてい
る。
治具の不要な釘打ち機を提供する。 【解決手段】釘打ち機本体１の前方に取り付けられてス
テープルを目標物に打ち込むステープル発射ノズル６の
下部に、上端部がステープル発射ノズル６に着脱可能に
固定され、下端部が釘打ち機本体１のハンドル２に連結
されるステープルガイド９が設けられ、このステープル
ガイド９がステープル発射ノズル６に形成されたステー
プル発射通路に対してステープルを案内するようになっ
ており、ステープルガイド９に、ステープル発射通路に
ステープルを供給するステープル供給手段１４がロック
可能に保持され、ステープルガイド９とステープル供給
手段１４とが予めステープル供給ユニットとされてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステープルガイド
の組み立て効率を向上させた釘打ち機に関する。
の組み立て効率を向上させた釘打ち機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、釘打ち機のステープル発射ノズル
の下部には、ステープルをステープル発射ノズルに供給
するために、ステープルを積層して一体化したステープ
ル連結体を保持するステープルガイドを備えている。こ
のステープルガイド上には、ステープル連結体をステー
プル発射ノズル側に付勢して送り込むステープル供給機
構が設けられている。
の下部には、ステープルをステープル発射ノズルに供給
するために、ステープルを積層して一体化したステープ
ル連結体を保持するステープルガイドを備えている。こ
のステープルガイド上には、ステープル連結体をステー
プル発射ノズル側に付勢して送り込むステープル供給機
構が設けられている。
【０００３】このステープルガイドは、ステープルガイ
ドの上端部にステープル発射ノズル下部のボルト孔と合
わせるボルト孔を備え、ステープルガイドの下端部に釘
打ち機のハンドル部下部から延びる連結部のボルト孔と
合わせるボルト孔を備えており、それぞれのボルト孔同
士にボルトを挿入してナット等で締結するようにしてい
る。
ドの上端部にステープル発射ノズル下部のボルト孔と合
わせるボルト孔を備え、ステープルガイドの下端部に釘
打ち機のハンドル部下部から延びる連結部のボルト孔と
合わせるボルト孔を備えており、それぞれのボルト孔同
士にボルトを挿入してナット等で締結するようにしてい
る。
【０００４】ステープルガイドには、ステープル連結体
の外側をカバーするステープルカバーが備えられてい
る。ステープルカバー上端部には、ステープル発射ノズ
ル側に開口部を有するヒンジ孔が形成され、このヒンジ
孔にはステープル発射ノズル側に形成されたヒンジピン
が挿入されるようになっている。
の外側をカバーするステープルカバーが備えられてい
る。ステープルカバー上端部には、ステープル発射ノズ
ル側に開口部を有するヒンジ孔が形成され、このヒンジ
孔にはステープル発射ノズル側に形成されたヒンジピン
が挿入されるようになっている。
【０００５】また、ステープルカバーの下部には、ステ
ープルガイドの下端部に形成されたヒンジ孔に挿入され
るヒンジピンが突設されている。
ープルガイドの下端部に形成されたヒンジ孔に挿入され
るヒンジピンが突設されている。
【０００６】更に、ステープルカバーと前述のハンドル
部下端部の連結部との間には、ステープルカバーをステ
ープルガイド側に付勢するバネが配備されるようになっ
ている。
部下端部の連結部との間には、ステープルカバーをステ
ープルガイド側に付勢するバネが配備されるようになっ
ている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
釘打ち機は、（１）ステープルカバー上部のヒンジ孔に
ステープル発射ノズルのヒンジピンを挿入することと、
（２）ステープルカバー下部のヒンジピンをステープル
ガイド下端部のヒンジ孔に挿入して維持していること
と、（３）ステープルカバーのバネをハンドル下端部の
連結部に押さえつけることと、（４）ステープルガイド
の下端部とハンドル部連結部とをボルト固定すること
と、（５）ステープルガイドをステープル発射ノズルの
下部にボルト締めすることとを同時に行わなければなら
ず、特殊な治具を用いなければ組付けが非常に困難であ
るという問題があった。
釘打ち機は、（１）ステープルカバー上部のヒンジ孔に
ステープル発射ノズルのヒンジピンを挿入することと、
（２）ステープルカバー下部のヒンジピンをステープル
ガイド下端部のヒンジ孔に挿入して維持していること
と、（３）ステープルカバーのバネをハンドル下端部の
連結部に押さえつけることと、（４）ステープルガイド
の下端部とハンドル部連結部とをボルト固定すること
と、（５）ステープルガイドをステープル発射ノズルの
下部にボルト締めすることとを同時に行わなければなら
ず、特殊な治具を用いなければ組付けが非常に困難であ
るという問題があった。
【０００８】本発明は、このような問題に着目したもの
であり、製造時や修理時の組み立て性を向上させ、特殊
治具の不要な釘打ち機を提供することを目的とする。
であり、製造時や修理時の組み立て性を向上させ、特殊
治具の不要な釘打ち機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１の釘打ち機は、釘打ち機本体の前
方に取り付けられてステープルを目標物に打ち込むステ
ープル発射ノズルの下部に、上端部が前記ステープル発
射ノズルに着脱可能に固定され、下端部が前記釘打ち機
本体のハンドル部に連結されるステープルガイドが設け
られ、このステープルガイドが前記ステープル発射ノズ
ルに形成されたステープル発射通路に対して前記ステー
プルを案内する釘打ち機において、前記ステープルガイ
ドに、前記ステープル発射通路にステープルを供給する
ステープル供給手段がロック可能に保持され、前記ステ
ープルガイドと前記ステープル供給手段とが予めステー
プル供給ユニットとされていることを特徴とする。
に、本発明の請求項１の釘打ち機は、釘打ち機本体の前
方に取り付けられてステープルを目標物に打ち込むステ
ープル発射ノズルの下部に、上端部が前記ステープル発
射ノズルに着脱可能に固定され、下端部が前記釘打ち機
本体のハンドル部に連結されるステープルガイドが設け
られ、このステープルガイドが前記ステープル発射ノズ
ルに形成されたステープル発射通路に対して前記ステー
プルを案内する釘打ち機において、前記ステープルガイ
ドに、前記ステープル発射通路にステープルを供給する
ステープル供給手段がロック可能に保持され、前記ステ
ープルガイドと前記ステープル供給手段とが予めステー
プル供給ユニットとされていることを特徴とする。
【００１０】本発明の請求項２の釘打ち機は、請求項１
の釘打ち機において、前記ステープル供給ユニットは、
前記ハンドル部に連結される連結部を備えていることを
特徴とする。
の釘打ち機において、前記ステープル供給ユニットは、
前記ハンドル部に連結される連結部を備えていることを
特徴とする。
【００１１】また、本発明の請求項３の釘打ち機は、請
求項１の釘打ち機において、前記ステープルガイドに、
前記ステープルガイドに保持されるステープル連結体の
外側を覆うステープルカバーをヒンジにより開閉可能に
取り付けたことを特徴とする。
求項１の釘打ち機において、前記ステープルガイドに、
前記ステープルガイドに保持されるステープル連結体の
外側を覆うステープルカバーをヒンジにより開閉可能に
取り付けたことを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る釘打ち機を図面を参照にしつつ説明する。
る釘打ち機を図面を参照にしつつ説明する。
【００１３】図１は実施の形態にかかる釘打ち機を示し
たものであり、釘打ち機１はハンドル２、トリガー３、
シリンダヘッド部４、シリンダ部５、ステープル発射ノ
ズル６を備えている。
たものであり、釘打ち機１はハンドル２、トリガー３、
シリンダヘッド部４、シリンダ部５、ステープル発射ノ
ズル６を備えている。
【００１４】釘打ち機１のハンドル２の下部カプラ７に
は圧縮空気供給ホースのカプラが接続される。下部カプ
ラ７から導入された圧縮空気は、トリガー３を引くこと
により、ハンドル２１内部を通過してシリンダヘッド部
４に入り、シリンダ部５に供給される。シリンダ部５に
はピストンが格納され、ピストンにステープルドライバ
ーが固定されている。ステープルドライバーはシリンダ
部５からステープル発射ノズル６に延びており、ピスト
ンの往復動作に伴ってステープル発射ノズル６内部に形
成されたステープル発射通路（図示省略）を往復動作す
る。
は圧縮空気供給ホースのカプラが接続される。下部カプ
ラ７から導入された圧縮空気は、トリガー３を引くこと
により、ハンドル２１内部を通過してシリンダヘッド部
４に入り、シリンダ部５に供給される。シリンダ部５に
はピストンが格納され、ピストンにステープルドライバ
ーが固定されている。ステープルドライバーはシリンダ
部５からステープル発射ノズル６に延びており、ピスト
ンの往復動作に伴ってステープル発射ノズル６内部に形
成されたステープル発射通路（図示省略）を往復動作す
る。
【００１５】ステープル発射ノズル６は、ステープル供
給ユニット８から供給されるステープルを目標物に対し
て発射するものであり、ステープル発射ノズル６の下部
には、ステープル供給ユニット８が取り付けられる。ス
テープル発射ノズル６のステープル供給ユニット８の取
り付け面６Ａには、ステープル投入口が形成されてい
る。
給ユニット８から供給されるステープルを目標物に対し
て発射するものであり、ステープル発射ノズル６の下部
には、ステープル供給ユニット８が取り付けられる。ス
テープル発射ノズル６のステープル供給ユニット８の取
り付け面６Ａには、ステープル投入口が形成されてい
る。
【００１６】ステープル供給ユニット８は、ステープル
ガイド９と、ステープル供給機構１０と、ステープルカ
バー１１と、ハンドル連結部１２とが、一体的に組み合
わされて１ユニット化されている。
ガイド９と、ステープル供給機構１０と、ステープルカ
バー１１と、ハンドル連結部１２とが、一体的に組み合
わされて１ユニット化されている。
【００１７】ステープルガイド９は、ほぼコ字形状の断
面を有するステープル連結体Ｓの差込軸部の間に配置さ
れることにより、ステープル連結体Ｓを保持するもので
あり、ステープルガイド９の上端部には、ステープル発
射ノズル６の取り付け面６Ａに差し込まれる差込片部９
Ａが形成されている。
面を有するステープル連結体Ｓの差込軸部の間に配置さ
れることにより、ステープル連結体Ｓを保持するもので
あり、ステープルガイド９の上端部には、ステープル発
射ノズル６の取り付け面６Ａに差し込まれる差込片部９
Ａが形成されている。
【００１８】図４に示すように、ステープルガイド９の
上部には孔９Ｂ（図３参照）が形成されている。ステー
プルガイド９の孔９Ｂはステープル発射ノズル６の下部
に形成された孔（図示せず）と一致するように形成さ
れ、スプリングピン１３を装着することにより、ステー
プルガイド９の上部がステープル発射ノズル６側に取り
付けられる。
上部には孔９Ｂ（図３参照）が形成されている。ステー
プルガイド９の孔９Ｂはステープル発射ノズル６の下部
に形成された孔（図示せず）と一致するように形成さ
れ、スプリングピン１３を装着することにより、ステー
プルガイド９の上部がステープル発射ノズル６側に取り
付けられる。
【００１９】ステープルガイド９の下端部には、ハンド
ル連結部１２を固定する一対のボス部９Ｃ，９Ｃが形成
されており、このステープルガイド９のボス部９Ｃ，９
Ｃには一対のボルト・ナット１４、１４（図３参照）が
螺着され、これによりハンドル連結部１２の一端部が固
定される。
ル連結部１２を固定する一対のボス部９Ｃ，９Ｃが形成
されており、このステープルガイド９のボス部９Ｃ，９
Ｃには一対のボルト・ナット１４、１４（図３参照）が
螺着され、これによりハンドル連結部１２の一端部が固
定される。
【００２０】ハンドル連結部１２の他端部にはボルト１
５、１５が一対取り付けられており、この一対のボルト
１５、１５をハンドル２下部の固定フランジ１６のナッ
ト１７、１７に螺着して固定できるようになっている。
５、１５が一対取り付けられており、この一対のボルト
１５、１５をハンドル２下部の固定フランジ１６のナッ
ト１７、１７に螺着して固定できるようになっている。
【００２１】ステープルカバー１１は、図３に示すよう
に、ステープルガイド９の片面側に形成された一対のヒ
ンジ部１８Ａ、１８Ｂに軸止されるヒンジ部１９Ａ、１
９Ｂを有している。ヒンジ部１９Ａにはヒンジ部１８Ａ
ヒンジ孔に挿入されるヒンジピン１９Ｃが形成されてい
る。ステープルカバー１１のヒンジ部１９Ｂは、ステー
プルガイド９の下部のヒンジ部１８Ｂに形成されたヒン
ジピン１８Ｃを着脱可能に保持するように、円弧状に形
成された突起部１９Ｂａ、１９Ｂａ、１９Ｂｂにより構
成されている。
に、ステープルガイド９の片面側に形成された一対のヒ
ンジ部１８Ａ、１８Ｂに軸止されるヒンジ部１９Ａ、１
９Ｂを有している。ヒンジ部１９Ａにはヒンジ部１８Ａ
ヒンジ孔に挿入されるヒンジピン１９Ｃが形成されてい
る。ステープルカバー１１のヒンジ部１９Ｂは、ステー
プルガイド９の下部のヒンジ部１８Ｂに形成されたヒン
ジピン１８Ｃを着脱可能に保持するように、円弧状に形
成された突起部１９Ｂａ、１９Ｂａ、１９Ｂｂにより構
成されている。
【００２２】ステープル供給機構１０は、部品点数を少
なくして低コストとなるようにプッシャー２１と揺動体
２２と弦巻バネ２３の３部品で構成されている。
なくして低コストとなるようにプッシャー２１と揺動体
２２と弦巻バネ２３の３部品で構成されている。
【００２３】プッシャー２１は、ステープルガイド９に
沿ってスライドしてステープル連結体Ｓをステープル投
入口に向かって移動させる。プッシャー２１は、図７に
示すようにボックス形状部２４とプッシャー板部２５と
を備えている。ボックス形状部２４とプッシャー板部２
５とは一体に形成されており、ボックス形状部２４内部
に揺動体２２が揺動可能に保持されている。
沿ってスライドしてステープル連結体Ｓをステープル投
入口に向かって移動させる。プッシャー２１は、図７に
示すようにボックス形状部２４とプッシャー板部２５と
を備えている。ボックス形状部２４とプッシャー板部２
５とは一体に形成されており、ボックス形状部２４内部
に揺動体２２が揺動可能に保持されている。
【００２４】ボックス形状部２４の上部に突出して形成
されたプッシャー板部２５は、ステープル連結体Ｓの一
対の差込軸部を均一に支持するようにＵ字状の断面を有
している。プッシャー板部２５は、ステープルガイド９
の表裏面を抱え込むように保持しており（図６参照）、
ステープルガイド９に沿ってスライド自在とされてい
る。
されたプッシャー板部２５は、ステープル連結体Ｓの一
対の差込軸部を均一に支持するようにＵ字状の断面を有
している。プッシャー板部２５は、ステープルガイド９
の表裏面を抱え込むように保持しており（図６参照）、
ステープルガイド９に沿ってスライド自在とされてい
る。
【００２５】プッシャー板部２５の中央部にはステープ
ルガイド９の中央部に形成されたガイド溝２６に沿って
スライドするガイド爪２７が一対形成されている。ガイ
ド爪２７はプッシャー２１のステープルガイド９の幅方
向のふらつきを防止している。
ルガイド９の中央部に形成されたガイド溝２６に沿って
スライドするガイド爪２７が一対形成されている。ガイ
ド爪２７はプッシャー２１のステープルガイド９の幅方
向のふらつきを防止している。
【００２６】揺動体２２は、図７に示すように、ボック
ス形状部２４の上部壁面２４Ａに形成された円弧型断面
の凸条部２４Ｂに回動自在となるように、凸条部２４Ｂ
とほぼ同じ円弧型の溝部２８を備えている。この溝部２
８と凸条部２４Ｂはステープルガイド９の長手方向に対
して直交する方向に延びており、揺動体２２を揺動可能
としている。揺動体２２の左右側端部（右側端部は図示
省略）はボックス形状部２４の左右側壁部に対して摺接
可能とされている。
ス形状部２４の上部壁面２４Ａに形成された円弧型断面
の凸条部２４Ｂに回動自在となるように、凸条部２４Ｂ
とほぼ同じ円弧型の溝部２８を備えている。この溝部２
８と凸条部２４Ｂはステープルガイド９の長手方向に対
して直交する方向に延びており、揺動体２２を揺動可能
としている。揺動体２２の左右側端部（右側端部は図示
省略）はボックス形状部２４の左右側壁部に対して摺接
可能とされている。
【００２７】揺動体２２の内部は渦巻き状に巻き付けら
れたバネ２３を保持するための空間部とされている。こ
の揺動体２２の凸条部２４Ｂ側の壁面には、バネ２３を
保持する円形凹部壁面２２Ａが形成されている。ボック
ス形状部２４のステープルガイド９側の部分は開放され
ている。また、揺動体２２のステープルガイド９側の部
分は、バネ２３を溝部２６側に通すために開放されてい
る。
れたバネ２３を保持するための空間部とされている。こ
の揺動体２２の凸条部２４Ｂ側の壁面には、バネ２３を
保持する円形凹部壁面２２Ａが形成されている。ボック
ス形状部２４のステープルガイド９側の部分は開放され
ている。また、揺動体２２のステープルガイド９側の部
分は、バネ２３を溝部２６側に通すために開放されてい
る。
【００２８】揺動体２２の下端部側はボックス形状部２
４の外側に突出しており、つまみ部３０とフック部３１
とが形成されている。揺動体２２はつまみ部３０をボッ
クス形状部２４側に傾けることによって凸条部２４Ｂを
中心として揺動可能とされ、フック部３１が上昇するよ
うになっている。フック部３１はステープルガイド９の
端末部に形成された掛け止め部３２に掛け止めることが
できるようになっている。
４の外側に突出しており、つまみ部３０とフック部３１
とが形成されている。揺動体２２はつまみ部３０をボッ
クス形状部２４側に傾けることによって凸条部２４Ｂを
中心として揺動可能とされ、フック部３１が上昇するよ
うになっている。フック部３１はステープルガイド９の
端末部に形成された掛け止め部３２に掛け止めることが
できるようになっている。
【００２９】即ち、図６に示すように、プッシャー２１
をステープルガイド９の端末部側に、バネ２３の巻き付
け力に抗して引っ張ると、図７に示すように、揺動体２
２の傾斜壁面３３がボックス形状部２４の上部壁面２４
Ａに押されて揺動体２２が傾き、フック部３１は溝部２
６上をスライドするが、溝部２６の終端部に到達する
と、溝部２６から外れてフック部３１が掛け止め部３２
に掛け止められる。これにより、プッシャー２１はロッ
ク状態になり、ステープルカバー１１をヒンジに沿って
開き、ステープル連結体Ｓを装着可能となる。
をステープルガイド９の端末部側に、バネ２３の巻き付
け力に抗して引っ張ると、図７に示すように、揺動体２
２の傾斜壁面３３がボックス形状部２４の上部壁面２４
Ａに押されて揺動体２２が傾き、フック部３１は溝部２
６上をスライドするが、溝部２６の終端部に到達する
と、溝部２６から外れてフック部３１が掛け止め部３２
に掛け止められる。これにより、プッシャー２１はロッ
ク状態になり、ステープルカバー１１をヒンジに沿って
開き、ステープル連結体Ｓを装着可能となる。
【００３０】ステープル連結体Ｓをステープルガイド９
に装填したら、ボックス形状部２４の上部壁面２４Ａに
中指等を掛けてステープルガイド９の下端部側に引き寄
せ、その後に親指によりつまみ部３０をボックス形状部
２４側に押せば、揺動体２２が凸条部２８を中心に揺動
し、フック部３１と掛け止め部３２との掛け止め状態が
解除される。これによって、プッシャー２１はバネ２３
の巻き上げる力によりステープル発射ノズル６側に付勢
され、ステープル連結体Ｓがステープル発射ノズル６側
にスライドされて、ステープルドライバーの進退通路に
ステープルが供給可能となる。
に装填したら、ボックス形状部２４の上部壁面２４Ａに
中指等を掛けてステープルガイド９の下端部側に引き寄
せ、その後に親指によりつまみ部３０をボックス形状部
２４側に押せば、揺動体２２が凸条部２８を中心に揺動
し、フック部３１と掛け止め部３２との掛け止め状態が
解除される。これによって、プッシャー２１はバネ２３
の巻き上げる力によりステープル発射ノズル６側に付勢
され、ステープル連結体Ｓがステープル発射ノズル６側
にスライドされて、ステープルドライバーの進退通路に
ステープルが供給可能となる。
【００３１】上述したように、この実施の形態の釘打ち
機１は、釘打ち機本体１の前方に取り付けられてステー
プルを目標物に打ち込むステープル発射ノズル６の下部
に、上端部がステープル発射ノズル６に着脱可能に固定
され、下端部が釘打ち機本体１のハンドル２に連結され
るステープルガイド９が設けられ、このステープルガイ
ド９がステープル発射ノズル６に形成されたステープル
発射通路に対してステープルを案内するようになってお
り、ステープルガイド９に、ステープル発射通路にステ
ープルを供給するステープル供給機構１０がロック可能
に保持され、ステープルガイド９とステープル供給機構
１０とが予めステープル供給ユニット８とされているの
で、製造時や修理時の組み立て性が顕著に向上する。
機１は、釘打ち機本体１の前方に取り付けられてステー
プルを目標物に打ち込むステープル発射ノズル６の下部
に、上端部がステープル発射ノズル６に着脱可能に固定
され、下端部が釘打ち機本体１のハンドル２に連結され
るステープルガイド９が設けられ、このステープルガイ
ド９がステープル発射ノズル６に形成されたステープル
発射通路に対してステープルを案内するようになってお
り、ステープルガイド９に、ステープル発射通路にステ
ープルを供給するステープル供給機構１０がロック可能
に保持され、ステープルガイド９とステープル供給機構
１０とが予めステープル供給ユニット８とされているの
で、製造時や修理時の組み立て性が顕著に向上する。
【００３２】また、ステープル供給ユニットは、ハンド
ル部に連結される連結部１２を備えているので、ハンド
ル２及びステープル発射ノズル６への取付が２点で済
み、着脱が極めて容易である。更に、ステープルガイド
９に、ステープルカバー１１をヒンジにより予め開閉可
能に取り付けているので、従来のようなステープルカバ
ーの取付のために特殊治具が不要となる。
ル部に連結される連結部１２を備えているので、ハンド
ル２及びステープル発射ノズル６への取付が２点で済
み、着脱が極めて容易である。更に、ステープルガイド
９に、ステープルカバー１１をヒンジにより予め開閉可
能に取り付けているので、従来のようなステープルカバ
ーの取付のために特殊治具が不要となる。
【００３３】
【発明の効果】本発明の請求項１乃至請求項３の釘打ち
機によれば、ステープル供給ユニットとして、ステープ
ルガイド及びステープル供給手段が予め一体化され、ユ
ニット化されているので、製造時や修理時の組み立て性
が顕著に向上する。
機によれば、ステープル供給ユニットとして、ステープ
ルガイド及びステープル供給手段が予め一体化され、ユ
ニット化されているので、製造時や修理時の組み立て性
が顕著に向上する。
【００３４】請求項２の釘打ち機によれば、ハンドルと
の連結部もユニットに組み込まれているので、組み立て
工程が少なくなる。
の連結部もユニットに組み込まれているので、組み立て
工程が少なくなる。
【００３５】請求項３の釘打ち機によれば、ステープル
カバーが予めステープル供給ユニットに設けられている
ので、特殊治具を要せずステープルカバーの取り付け困
難性を解消できる。
カバーが予めステープル供給ユニットに設けられている
ので、特殊治具を要せずステープルカバーの取り付け困
難性を解消できる。
【図１】本発明の実施の形態にかかる釘打ち機の全体構
成図。
成図。
【図２】ステープル供給ユニットの全体構成図。
【図３】ステープル供給ユニットの全体斜視図。
【図４】ステープル供給ユニットのステープルガイドの
斜視図。
斜視図。
【図５】ステープルカバーの全体斜視図。
【図６】ステープル供給機構の部分斜視図
【図７】ステープル供給機構の断面図
１ 釘打ち機本体 ２ ハンドル（ハンドル部） ６ ステープル発射ノズル ８ ステープル供給ユニット ９ ステープルガイド １０ ステープル供給機構（ステープル供給手段）
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２５Ｃ 5/13 Ｂ２５Ｃ 5/13 (72)発明者 一場 朋典 東京都中央区日本橋箱崎町６番６号マック ス株式会社内 Ｆターム(参考） 3C054 CB01 CD05 CD12 3C068 AA04 BB01 CC02 FF11 HH09 JJ20
Claims (3)
- 【請求項１】釘打ち機本体の前方に取り付けられてステ
ープルを目標物に打ち込むステープル発射ノズルの下部
に、上端部が前記ステープル発射ノズルに着脱可能に固
定され、下端部が前記釘打ち機本体のハンドル部に連結
されるステープルガイドが設けられ、前記ステープル発
射ノズルに形成されたステープル発射通路に対して前記
ステープルを案内する釘打ち機において、 前記ステープルガイドに、前記ステープル発射通路にス
テープルを供給するステープル供給手段がロック可能に
保持され、前記ステープルガイドと前記ステープル供給
手段とが予めステープル供給ユニットとされていること
を特徴とする釘打ち機。 - 【請求項２】請求項１の釘打ち機において、前記ステー
プル供給ユニットは、前記ハンドル部に連結される連結
部を備えていることを特徴とする釘打ち機。 - 【請求項３】請求項１、２のいずれかの釘打ち機におい
て、前記ステープルガイドに、前記ステープルガイドに
保持されるステープル連結体の外側を覆うステープルカ
バーをヒンジにより開閉可能に取り付けたことを特徴と
する釘打ち機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313852A JP2002120167A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 釘打ち機 |
| TW90125245A TW567125B (en) | 2000-10-13 | 2001-10-12 | Nailing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313852A JP2002120167A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 釘打ち機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002120167A true JP2002120167A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18793199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000313852A Pending JP2002120167A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 釘打ち機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002120167A (ja) |
| TW (1) | TW567125B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009233848A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Hilti Ag | 打込み機 |
| CN102039580A (zh) * | 2009-10-21 | 2011-05-04 | 美克司株式会社 | 紧固件打入机 |
| JP2017002704A (ja) * | 2015-04-09 | 2017-01-05 | ヴァーレ、ソシエダージ、アノニマＶａｌｅ Ｓ．Ａ． | 穴掘および道路ポール設置装置ならびに道路ポールの設置方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000141247A (ja) * | 1998-11-06 | 2000-05-23 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 締結具打込み工具 |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000313852A patent/JP2002120167A/ja active Pending
-
2001
- 2001-10-12 TW TW90125245A patent/TW567125B/zh active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000141247A (ja) * | 1998-11-06 | 2000-05-23 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 締結具打込み工具 |
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| CN102039580A (zh) * | 2009-10-21 | 2011-05-04 | 美克司株式会社 | 紧固件打入机 |
| JP2017002704A (ja) * | 2015-04-09 | 2017-01-05 | ヴァーレ、ソシエダージ、アノニマＶａｌｅ Ｓ．Ａ． | 穴掘および道路ポール設置装置ならびに道路ポールの設置方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW567125B (en) | 2003-12-21 |
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Legal Events
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