JP4593583B2 - トラフ構造体及びその敷設方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般的にはトラフ構造体及びそれを利用した敷設方法に関するものであり、具体的には合成樹脂製のトラフ構造体とその敷設方法に関するものである。
断面U字状又はコの字状のトラフ本体と、当該トラフ本体を塞ぐ蓋とからなる合成樹脂製のケーブルトラフ等のトラフ構造体は、成形性がよく軽量で敷設の作業性が優れている反面、軽量であることと相互の摩擦が小さいことから閉蓋状態におけるトラフ本体と蓋とが滑り易い。
合成樹脂製のトラフ構造体では、トラフ本体に対して蓋を一部落し蓋形状に成形したもの(後記特許文献1)や、トラフ本体と蓋との嵌合部を長さ方向に沿うあり溝部とこれに嵌合するあり部とで構成したもの(後記特許文献2,3)などが提案されている。
前記従来のトラフ構造体は、トラフ本体に対する蓋の滑りが幅方向では阻止されるほか、後者は蓋がトラフ本体から上方に向かって外れるのは阻止されるが、いずれも長さ方向には滑り易い。
勿論トラフ本体に対して蓋を両側部において止め具で押えて止める(後記特許文献3)と滑り難くなるが、蓋を本体に対して止め具で止めるのはトラフの敷設工程では後の工程である。また、蓋を止め具等で止めないで敷設するように設計される場合もある。
このように、敷設工程における敷設状態ではトラフ本体と蓋は止め具などで固定されず、種々の作業のため作業員がトラフ本体を塞いだだけの蓋の上を歩行し、あるいは作業道具の接触などにより蓋がトラフ本体に対して長さ方向に滑るため作業の安全上好ましくなかった。
さらに、通常の閉蓋状態で車両に積載して運送されるので、運送中の振動により蓋がトラフ本体に対して長さ方向に滑り、荷崩れが生じるおそれや荷崩れに到らないまでも荷姿を悪くすることがあった。
特開平06−121440号公報 特開2000−055340号公報 特開2004−147396号公報
本発明の課題はトラフ本体に対する蓋の滑りの抑制にあり、その目的は、通常の閉蓋状態においてトラフ本体に対し蓋が幅方向には勿論長さ方向にも滑らないトラフ構造体を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記のようにトラフ本体に対する蓋の滑りを抑制しつつ、それによって円滑な閉蓋作業を阻害することのないトラフ構造体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、作業性よく簡単かつ安全に敷設作業を行うことができるトラフ構造体の敷設方法を提供することにある。
本発明に係るトラフ構造体は前記課題を解決するため次のように構成したものである。
第1に、合成樹脂製のトラフ本体1と、当該トラフ本体1の上端開口を塞ぐ合成樹脂製の蓋2とを備え、前記トラフ本体1の側壁10の上端面と当該上端面と対応する前記蓋2の下面との一方には穴状凹部30が、他方には閉蓋時に当該穴状凹部30内に収まる凸部31がそれぞれ形成され、前記穴状凹部30と凸部31は、前記トラフ本体1に対する蓋2の長さ方向と幅方向のずれを阻止するずれ止め手段3を構成し、前記穴状凹部30と凸部31はトラフ構造体の長さ方向に沿って細長状に形成され、前記凸部31は基端部から先端方向へ左右幅方向の断面積が徐々に小さくなる錐台形状であり、前記穴状凹部30は前記凸部31とほぼ相似形状又は穴状凹部30は前記凸部31よりも錐台の斜面の角度が小さいことを特徴としている。
第2に、閉蓋状態において前記凸部31の先端部外周面と前記穴状凹部30の奥部内周面とのクリアランスCLよりも、前記凸部31の基端部外周面と前記穴状凹部30の開口端部内周面とのクリアランスCLが大きく設定され、閉蓋時に芯合わせ機能を有することを特徴としている。
第3に、前記凸部31は先端部に先端方向に向かって徐々に縮小する傾斜状又は断面円弧状の挿入ガイド部31aを有するとともに、当該凸部31は基部から前記挿入ガイド31aに向かう各部の前後長方向の断面積がほぼ等しく、前記穴状凹部30は開口部に開口端方向に向かって徐々に拡大する傾斜状又は断面円弧状の受入れガイド部30aを有するとともに、当該穴状凹部30は奥部から前記受け入れガイド部30aに向かう各部の断面容積がほぼ等しいことを特徴としている。
第4に、前記凸部31と対応する穴状凹部30が形成されている前記蓋2又は前記トラフ本体1には、前記穴状凹部30の少なくとも長さ方向の一端部へ連続して長さ方向に沿う状態に当該穴状凹部30よりも浅いガイド溝30bが形成されていることを特徴としている。
第5に、前記ずれ止め手段3は前記トラフ構造体の長さ方向両端部寄りに位置しており、当該トラフ構造体の長さ方向一端部寄りに位置しているずれ止め手段3と他端部寄りに位置しているずれ止め手段3とは、前記トラフ本体1の長さ方向位置が中央部を基準とした場合、非対称であるか、あるいは形状又は寸法が異なることを特徴としている。
第6に、当該トラフ構造体の一側部寄り位置のずれ止め手段3と他側部寄り位置のずれ止め手段3とは、前記トラフ本体1の幅方向の中央部を基準とした場合の位置が非対称であるか、形状又は寸法が異なることを特徴としている。
第7に、前記トラフ本体1は、一端部に断面内形を拡大した雌状連結部13を、他端部に前記雌状連結部13と対応する雄状連結部14をそれぞれ有することを特徴としている。
本発明に係るトラフ構造体の敷設方法は、前記課題を解決するため次のように構成したものである。
第1に、前記トラフ本体1を前記蓋2で塞いだ請求項7に記載のトラフ構造体を敷設する際に、直前に敷設されたトラフ構造体の雌状連結部13内へ次に敷設すべきトラフ構造体の雄状連結部14を収容した状態で連結しながらトラフ構造体を順次敷設する工程を含むことを特徴としている。
第2に、前記トラフ本体1を前記蓋2で塞いだ請求項1〜6のいずれかに記載のトラフ構造体であって、トラフ本体1および蓋2ともに前後端に隣接するトラフ構造体と相互のラップ部を有しない構造としたトラフ構造体を敷設する際に、直前に敷設されたトラフ構造体の後端部へ次に敷設すべきトラフ構造体の前端部を当接させながらトラフ構造体を敷設基礎上に載置することにより順次敷設する工程を含むことを特徴としている。
第3に、前記トラフ構造体を敷設する前又は敷設した後若しくは敷設しながら、各トラフ構造体におけるトラフ本体1の長さ方向両端部分においてバックル金具6により蓋2を対応するトラフ本体1へ押付け固定する工程をさらに含むことを特徴としている。
第4に、前記トラフ構造体は断面ほぼ角樋状のトラフ橋4の上に沿って敷設され、前記トラフ構造体におけるトラフ本体1の底部両側にはフランジ12が一体に形成され、当該フランジ12を前記トラフ橋4上へ固定する工程をさらに含むことを特徴としている。
前記本発明に係るトラフ構造体によれば、前記トラフ本体1に対する蓋2の長さ方向と幅方向のずれを阻止するずれ止め手段3を有するので、通常の閉蓋状態においてトラフ本体に対し蓋が幅方向にも長さ方向にも滑らない。したがって、運送や倉庫への保管その他の取扱いの際に障害が少なくかつ便利であり、さらに静電気の帯電も少なくなる。
また、敷設のある段階で例えばバックル金具6等で蓋2をトラフ本体1へ押えて固定した場合でもあっても、蓋2へずれ方向の外力が加わったときその衝撃力がバックル金具6等へ伝わらないので、バックル金具6その他の固定金具の寿命を永く保つことができる。
本発明に係るトラフ構造体の敷設方法によれば、前記のようにトラフ本体1を蓋2で塞いだ閉蓋状態のままでトラフ本体1を順次連結又は当接しながら敷設するので、作業性よく簡単に敷設作業を実施することができるほか、蓋2をトラフ本体2に対して金具等で固定しない状態でも、敷設作業員は蓋2の上を安全に歩行することができる。
図面を参照しながら、本発明に係るトラフ構造体とその敷設方法の最適実施形態を説明する。
第1実施形態
図1〜図8は本発明に係るトラフ構造体の第1実施形態と敷設方法の実施形態を示しており、図1(a)はトラフ本体の部分正面図、図1(b)はトラフ本体の部分平面図、図2(c)は蓋の部分平面図、図2(d)は蓋の部分底面図、図3は第1実施形態のトラフ構造体を敷設した状態の部分断面図、図4は図3の矢印A−Aに沿う半裁拡大断面図、図5は図4のトラフ構造体のずれ止め手段の部分をさらに拡大して示す部分拡大断面図、図6は図5の矢印B−Bに沿う部分断面図、図7はバックル金具により図1のトラフ本体へ図2の蓋を固定したトラフ構造体の部分平面図、図8は図7のトラフ構造体の部分正面図である。
プラスチック製品の廃材などを利用した合成樹脂製のトラフ本体1には、同様な材質の蓋2が両側部において当接状態で塞がれるように構成されている。
トラフ本体1の両側壁10,10には、外側面に所定の間隔で高さ方向(垂直方向)に沿う多数の縦リブ11が形成され、これらの縦リブ11を含む側壁10の上端面は閉蓋状態において蓋2の裏側の両側部寄り下面と当接する。
図4のトラフ本体1長手方向の両端部分を除く他の縦リブ11は、下方に延びるにしたがって徐々に幅が広がり、底部方向に近付いた部分から側方へ先下がり状に傾斜し、それらの下端部は底部両側に張り出した長さ方向に沿うフランジ部12と連続している。
このように、前記縦リブ11は下方に延びるにしたがって徐々に幅が広がる方が好ましいが、必ずしもは下方に延びるにしたがって徐々に幅が広がっている必要はなく、また底部のフランジ12はなくてもよい。
図4及び図7のように、閉蓋状態では底部のフランジ部12を含むトラフ本体1の幅と蓋2の幅とはほぼ等しくなるように成形されている。
トラフ本体1の一端部(図1及び図3の右端)には断面内形を拡大した雌状連結部13が形成され、他端部には前記雌状連結部13の内部へ納まる程度に外形を縮小した雄状連結部14が形成されている。
雌状連結部13の両内壁面端部には抜け止め突起13aが縦方向へ形成され、他方雄状連結部14の両外壁面端部には前記抜け止め突起13aと対応する係止突起14aがそれぞれ縦方向に沿って形成されている。
トラフ本体1の前記雌状連結部13へ隣接する位置及び雄状連結部14へ隣接する位置には、両側壁10,10の外側面へ後述するバックル金具6の固定部を取り付けるための取付ベース15が棚状に形成されている。
16は上げ底状の底面へ幅方向に沿って平行に多数形成された底部補強リブであり、一部の底部補強リブ16の中央部には、トラフ本体1を必要に応じて設置ベースへボルトナットで固定するための短環状のボルト案内部17が形成されている。
蓋2は、厚肉で全体がほぼ板状に成形されており、一端部が前記トラフ本体1の雌状連結部13の内部を除く位置から、他端部が雄状連結部14の端部からやや突出する程度の長さを有している。
蓋2の一端部(図2,図3の右端部)へ断面外形を縮小した短い内側ラップ部20が形成されている。一方他端部には、前記内側ラップ部20と対応する外側ラップ部21が形成されている。蓋2をトラフ本体1へ被せた図3の閉蓋状態では、この外側ラップ部21の先端部の内側ラップ部20の長さに相当する長さ分がトラフ本体1の他端部から突出する。
蓋2の両端部分における前記トラフ本体1の取付ベース15と対応する位置には、両側部上面から側面にわたって平面視ほぼコ字状ないしU字状に連続するように、後述するバックル金具の金属棒からなる押え部が案内される案内溝22が形成されている。
トラフ本体1の両側壁10の上端面と蓋2との当接領域の長さ方向両端部寄り位置には、側壁10の上端面へ長さ方向に沿って各凸部31が四箇所に形成され、閉蓋時に当該各凸部31がそれぞれ収まるように蓋2へ各穴状凹部30が形成されている。これらの各穴状凹部30とそれらに対応する凸部31とは、トラフ本体1に対して蓋2の長さ方向と幅方向へのずれを阻止するずれ止め手段3を構成している。
この実施形態において、前記ずれ止め手段3は前記のようにトラフ本体1の両側部寄りにかつ長さ方向両端部寄りに位置しており、長さ方向一端部寄りに位置している各ずれ止め手段3と他端部寄りに位置している各ずれ止め手段3とは、前記トラフ本体1の長さ方向の中央部を基準とした場合の位置が非対称であるか、また、それらの形状又は寸法が異なっている。
したがって、前記蓋2の長さ方向一端部が前記トラフ本体1の長さ方向に対して一定方向に位置している場合にのみ、当該蓋2を前記トラフ本体1へ正常に閉蓋することができる。すなわち、蓋2の閉蓋姿勢の正逆を間違えることがない。
長さ方向に沿って4個所形成された各凸部31は平面視においてトラフ本体1の長さ方向に沿い細長状を呈するほぼ長方形であるか、あるいは二箇所のみを細長状のほぼ長方形とし、残りの二箇所を円錐台状の形状とすることができる。
各穴状凹部30は各凸部31と相似形状又は各穴状凹部30のテーパ角度を少し小さくして、各穴状凹部30の底部と凸部31のクリアランスが徐々に減少するような形状で、当該凸部31の体積よりもやや大きい容積を有する。各凸部31の断面形状は急傾斜(70〜88°)の錐台形状であって、基端方向から先端方向へ徐々に断面積が減少する状態に形成されている。
前記傾斜角度は必要に応じて、70〜88°の間の角度に適宜設計できるが、蓋を滑らして被せる時の被せ易さの他、トラフ上を点検等の目的で検査員が歩く場合の蓋のすべりなどを考慮すると、その傾斜角度は75°〜85°、80°〜85°であるのがさらに望ましい。
また、各穴状凹部30と凸部31のトラフ側壁両端部に対する傾斜角度は、必ずしも同一でなくても良く、穴状凹部30の傾斜角度が凸部31の傾斜角度より小さいほうが、穴状凹部30の奥部、すなわち穴状内底部における凸部31先端とのクリアランランスCL(閉蓋状態で穴状凹部30へ凸部31が挿入されている部分の横断面又は縦断面において、穴状凹部30の内周面と凸部31の内底面との隙間を言う。)を小さくできることから、閉蓋時に芯合わせ効果を持たせることができる。
また、穴状凹部30に傾斜角度を持たせ、凸部31はトラフ側壁上端面に対して直角にすることもできる。
したがって、閉蓋時に各凸部31がそれぞれ対応する穴状凹部30へ両者の中心が一致する状態で案内されたと仮定した場合、両者間には幅方向(図5の左右方向)及び長さ方向(図6の左右向)の両側へそれぞれ所定のクリアランスCLが形成される。
また、各凸部31の上端と対応する穴状凹部30の内底面(この実施形態では天井面)とは接触しても良いが、接触しない方が好ましい。その理由は、各凸部31の上端と対応する穴状凹部30の内底面が接触する場合は、樹脂成形時の寸法ばらつきにより、蓋が浮き上がる場合があるからである。
幅方向のクリアランスCL(図5)及び長さ方向のクリアランスCL(図6)は、閉蓋時の各穴状凹部30とそれに対応する凸部31との位置合わせ(芯合わせ)に手間取らないようにするためと、トラフ本体1及び蓋2における材質の収縮の影響を避けるために形成される。
クリアランスの量は合成樹脂材料の材質にもよるが、前記両方の目的を達成するためには、穴状凹部30の先端と凸部31の底部の幅方向の両側(図の幅方向両側)の合計が2mmから5mmで、かつそれぞれ凸部31の幅の5〜30%であるのが好ましく、10〜25%であるのがさらに好ましい。長さ方向の両側(図の長さ方向両側)のクリアランスは、合計4mmから10mmで、且つ凸部31の長さ2〜10%であるの好ましく、5〜8%程度であるのがさらに好ましい。
孔状凹部30の底部と凸部31の先端のクリアランスが徐々に減少するような形状になっているので、穴状凹部30の底部と凸部31の先端の幅方向クリアランスは、適宜設計することが可能であるが、その合計は1mmから2mmで、長さ方向クリアランスの合計は、2mmから4mm程度とすることが望ましい。このようにすれば、閉蓋後の蓋のすべりを防止できる。
この実施形態のトラフ構造体は、図3〜図6で示すようにトラフ本体1に対して蓋2を被せると、各穴状凹部30へそれらに対応する凸部31が収まるように挿入され、蓋姿勢の正逆を間違えることはない。
この状態において、蓋2の一端(図3の右端)部における内側ラップ部20の先端は、トラフ本体1における雌状連結部13内の内側端とほぼ一致する状態に位置し、蓋2の他端部における外側ラップ部21の先端は、前記内側ラップ部20の長さにほぼ相当する長さ分がトラフ本体1の雄状連結部14の端部から突出する。
前記実施形態のトラフ構造体によれば、閉蓋状態でトラフ本体1に対する蓋2の幅方向のみならず長さ方向の滑りも防止することができるから、運送や倉庫への保管その他の取扱いの際に障害が少なくかつ便利であり、さらに静電気の帯電も少なくなる。
前記ずれ止め手段3である各穴状凹部30と各対応する凸部31との間には、前記のようなクリアランスCLがある。したがって、前記ずれ止め手段3はトラフ本体1に対する蓋2の滑りを抑制し、穴状凹部30に対する凸部31の位置合わせないし芯合わせ作用により、穴状凹部30に対する凸部31の挿入が容易になり、円滑な閉蓋作業を阻害することはない。
前記ずれ止め手段3におけるクリアランスCLは、閉蓋状態において前記凸部31の先端部外周面と前記穴状凹部30の奥部内周面とのクリアランスCLよりも、前記凸部31の基端部外周面と前記穴状凹部30の開口端部内周面とのクリアランスCLを大きく設定する(図5,6において、上端部のクリアランスよりも下端部のクリアランスを大きく設定する)のが好ましい。そして、幅方向のクリアランスCLよりも長さ方向のクリアランスCLを大きく設定するのが好ましい。このようにクリアランス設定にすることにより、トラフ本体1を蓋2で塞いだ場合に、凹部30と凸部31との芯合わせ効果がよりよく発揮される。
また、前記のように閉蓋状態で各穴状凹部30とそれらに対応する各凸部31の高さ方向に向けてのクリアランスを徐々に小さくすることにより、外気温の変化や日照による合成樹脂材料の熱変形による種々の弊害(収縮による変形や歪みの発生や膨張による変形、再開蓋や再閉蓋困難等)を防止することができる。
例えば後述のように、敷設状態でバックル金具6等を用いて蓋2をトラフ本体1へ押圧固定した場合でも、蓋2のずれの衝撃は当該バックル金具6には及ばないので、バックル金具6の損耗が防止され、その長寿命化に役立つ。
前記第1実施形態において、前記凸部31は長さ方向へ連続して形成されている。例えば図6の二点鎖線で示すように各凸部31の長さ方向の中央部へ所定長さの切欠状部31bを形成し、両端部の二つの部分を対としても実施できる。このように形成すると、合成樹脂材料の使用量がより小さくなる。
各凸部31は前記のように急峻な傾斜の角錐台形状に形成されているが、前記のようなクリアランスが形成されていれば、ほぼ角柱状であっても実施することができる。また、各凸部31は四角柱状又は四角錐台形状、円柱状又は円錐台形状及び楕円柱ないしその錐台形状その他これらに類する形状であってもよい。
閉蓋作業時の案内機能を持たせるには、凸部31を四角錐台形状や楕円柱又は楕円錐形状、あるいは四角錐台形状の短片を半円又は円弧の一部と置き換えた長円柱形状又は長円錐形状を複合した形状とする方がよい。
このようにすると、蓋2をトラフ本体1の長手方向に対して斜めにして、トラフ本体1の凸部31の一部に蓋の孔状凹部30の一部を合わせ、蓋を長手方向に沿って滑らせて閉蓋することができるので便利である。
凸部31上下端の平均長さは、蓋を滑らせて閉蓋するためには、滑り長さを考えると、少なくともトラフ本体1の長さ方向に40mm〜150mm程度である。40mm以下であると短すぎてスムーズに滑らせることができないし、これ以上長いと、すべり距離が大きく無駄が多い。望ましくは、80mm〜120mm程度であることがさらに好ましい。 また、穴状凹部30上下端のトラフ本体長さ方向の平均長さは、上記の凸部31上下端の平均長さにその両側に設けるべきクリアランスを加えた長さに設定すればよい。
第1実施形態のトラフ構造体では、蓋2のずれ止め手段3である穴状凹部30とそれに対応する凸部31は、トラフ本体1の長さ方向に沿う細長状であるので、トラフ構造体の少なくとも一箇所に設ければ前記と同様な効果を発揮する。
ずれ止め手段3を複数設ける場合において、閉蓋時の蓋姿勢の正逆間違いを防止するためには、前記のようにそれらの位置を非対称としたりそれらを異なる寸法にしたりすることに代えて、形状の異なる各ずれ止め手段3を設けることができる。
次に前記第1実施形態のトラフ構造体を、トラフ橋を用いて敷設する方法について図3,図4を参照しながら説明する。
4は支柱5の上に固定されたトラフ橋であり、それぞれの垂直部40a,41aがトラフ本体1の幅よりやや広い程度の間隔で相対するように、水平な補強板42を介してアングルベース40,41の水平部を重ねる。この状態で支柱5相互を連結している連結ベース44の上に連結板42を介して連結するとともに、これらを支柱5へボルトナットなどで固定してほぼ角樋状のトラフ橋4を順次構築する。
トラフ橋4の内底部へ浅い溝状の上げ底受板43を敷設し、その上にトラフ構造体を順次並べて敷設する。
例えば、図3で示すようにトラフ本体1を蓋2で閉蓋し、これらのトラフ構造体をトラフ橋4の上に敷設する。その要領は、あらかじめトラフ橋4の両側寄り位置にアンカーボルト(図示しない)を取り付け、当該ボルトの軸を受板43の挿通孔(図示しない)に通して上方へ突出させておく。
閉蓋状態のトラフ構造体をトラフ橋4上の溝状の上げ底受板43の上に長さ方向に沿って載置し、このように直前に載置したトラフ構造体の雌状連結部13が位置する部分へ次のトラフ構造体の雄状連結部14を上方から案内収容する要領で連結し、同時にこれを上げ底受板43上に載置する。このとき、直前に載置されたトラフ構造体における蓋2の内側ラップ20の上に次のトラフ構造体における蓋の外側ラップ部21が重なった状態となり、蓋2相互の上面はほぼ面一となる。
以上の要領でトラフ構造体を順次連結しながら敷設し、その後、トラフ構造体における底部両側のフランジ部12の挿通孔(図示しない)へ前記ボルトの軸を通してナットを締め付け、トラフ橋4へ固定する。あるいは、敷設しながら順次トラフ構造体をトラフ橋4上にボルトナットで固定してゆく。
この実施形態のトラフ構造体の敷設方法によれば、蓋2がトラフ本体1に対して幅方向にも長さ方向にもずれ止めされ、それらを一体として敷設することにより施工コストの大幅な削減が図られる。
また、種々の作業の際に作業員が蓋の上を安全に歩行することができるから、他の作業も容易になる。
前記のように敷設した後に、例えば図7,8で示すように、各トラフ本体1の長さ方向両端部分において蓋2をトラフ本体1へバックル金具6により押え付けて固定する。
バックル金具6は、図9で示すように所定形状に曲げ加工された金属棒からなる押え部60と、この押え部60の曲げ端部を保持してトラフ本体1の取付ベース15へ固定する固定部61とから構成されている。
押え部60は金属棒(この実施形態では丸棒)を蓋2の案内溝22と適合するように平面視コ字状ないしU字状に曲げ加工した主部60aと、主部60aの両端部をほぼ鉛直に曲げ下げた脚部60b,60bと、各脚部60bの端部をほぼ直角で相対向状に曲げた各被保持部60c,60cとから構成されている。
固定部61は、例えば板ばねやステンレス板のような弾性金属板を、前記取付ベース15を挟持に適するように断面横コ字状ないし横U字状に曲げ加工した挟持部61aと、当該挟持部61aの上側板を折り返し状にカールさせたカール部61bと、当該カール部61bの折り返し部端部を断面ほぼ円形状に曲げ加工した保持部61cとから構成されている。
保持部61cには前記押え部60の各被保持部60cが、それぞれ差し込み状に保持されている。また、挟持部61aの下側板には弾性を強化するため内側(上側)に向けて傾斜状に切り起こした弾性片61dが形成されている。カール部61bの両端部には、短いスリット状の切り欠き61eが形成されている。
前記のように構成されたバックル金具6は、押え部60を蓋2の案内溝22へ案内し、固定部61の挟持部61aによりトラフ本体1の取付ベース15を側部から押付けて挟ませる要領で取り付け、蓋2をトラフ本体1へ押付け状に固定する。
バックル金具6により蓋2をトラフ本体1へ固定する作業は、トラフ構造体の敷設前に行なっても、あるいはトラフ構造体を敷設する手順にしたがって敷設しながら順次行なっても差し支えない。
バックル金具6は、蓋2をトラフ本体1へ固定することができる形態であれば他の形態のものでも使用することができるほか、敷設場所の環境によっては、バックル金具等により蓋2をトラフ本体1へ固定しない場合でも実施することができる。
敷設環境の条件によっては、トラフ本体1および蓋2をともにラップ部を有しない構造とし、閉蓋状態のトラフ構造体の相互の端部を当接させて敷設する構造とすることにより、トラフ橋やコンクリート等の敷設基礎上に載置するだけで現場敷設する場合もある。
このようにトラフ構造体の端部相互を当接させて敷設する場合には、前後の各トラフ構造体の突合わせが円滑にできるように、トラフ本体当接部断面の肉厚を厚くしたり、トラフ本体1底部の前後に切り欠きとこれに嵌合する突起を設けることにより、より安定的に敷設するかとができる。
また、トラフ構造体を閉蓋状態で現場に輸送し、当該閉蓋状態のままで敷設すると、敷設工事が著しく簡素化され、施工コストの大幅削減が可能になる。
第2実施形態
穴状凹部30は、トラフ本体1の取り扱い中に当該凹部30内へ塵芥等が溜まるのを防止するためには、第1実施形態のトラフ構造体のように蓋2へ形成するのが好ましいが、機能的には、例えば図10のように、穴状凹部30をトラフ本体1の側壁10の上端面へ形成し、凸部31を蓋2へ形成しても差し支えない。
第3実施形態
図11及び図12はトラフ構造体の第3実施形態を示す部分拡大断面図であり、穴状凹部30への凸部31の挿入案内を円滑にするための変形形態を示している。
トラフ本体1における側壁10の上端面に形成されている凸部31には、先端部(頂部)に先端方向に向かって徐々に縮小する傾斜状(図11)又は断面円弧状(図12)の挿入ガイド部31aが形成されており、当該凸部31は基部から前記挿入ガイド31aに向かう各部の断面体積がほぼ等しくなるように構成されている。
他方、蓋2側に形成されている穴状凹部30には、開口部分に開口端方向に向かって徐々に拡大する傾斜状(図11)又は断面円弧状(図12)の受入れガイド部30aが形成されており、当該穴状凹部30は奥部から前記受入れガイド部30aに向かう各部の断面容積がほぼ等しくなるように構成されている。
このように構成することにより、凸部31の凹部30への挿入案内(閉蓋作業)を円滑にすることができる。
第4実施形態
図13の(e)図はトラフ構造体の第4実施形態を示す蓋の部分底面図、同(f)図は(e)図の矢印C−Cに沿う部分拡大断面図である。
この実施形態は、穴状凹部30への凸部31の挿入案内をさらに円滑にするための変形形態であり、第1実施形態のトラフ構造体とほぼ同様に、蓋2には図示されていない対応する凸部が収まる穴状凹部30が形成されている。
蓋2には、穴状凹部30の長さ方向の両端部(一端部でも実施できる)と連続するように、当該穴状凹部30の長さとほぼ等しい長さで長さ方向に沿う状態に当該穴状凹部30よりも浅いガイド溝30bが形成されている。このガイド溝30bの幅は対応する凹部30の幅とほぼ等しい。
閉蓋時に蓋2をトラフ本体1の上に長さ方向に沿って載せると、ガイド溝30bへ対応する凸部31の先端部が案内されるので、この状態で蓋2をその長さがトラフ本体1の長さとほぼ適合する方向へ滑らせると、当該凸部31は対応する凹部30へ円滑に挿入される。
この実施形態において、ガイド溝30bの長さは対応する凹部30の長さ以上であるのが好ましいが、蓋2をトラフ本体1の上に載せるときに両者の長さ方向の位置関係に大差を生じることはほとんどないので、前記ガイド溝30bの長さは特に限定されない。また、前記ガイド溝30bは蓋2の長さ方向へ連続して形成されていても差し支えない。
本発明に係る第1実施形態のトラフ構造体におけるトラフ本体を示す図で、(a)図はその部分正面図、(b)図はその部分平面図である。 第1実施形態のトラフ構造体における蓋を示す図で、(c)図はその部分平面図、(d)図はその部分底面図である。 第1実施形態のトラフ構造体を敷設した状態の部分断面図である。 図3の矢印A−Aに沿う半裁拡大断面図である。 図4のトラフ構造体のずれ止め手段の部分をさらに拡大して示して示す部分拡大断面図である。 図5の矢印B−Bに沿う部分断面図である。 第1実施形態のトラフ構造体において、バックル金具によりトラフ本体へ蓋を固定した状態の部分平面図である。 図7のトラフ構造体の部分正面図である。 バックル金具を一形態を例示した斜視図である。 本発明に係る第2実施形態のトラフ構造体の部分拡大断面図である。 本発明に係る第3実施形態のトラフ構造体の部分拡大断面図である。 第3実施形態のトラフ構造体の変形形態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第4実施形態のトラフ構造体における蓋を示す図で、(e)図はその部分底面図、(f)図は(e)図の矢印C−Cに沿う部分拡大断面図である。
符号の説明
1 トラフ本体
10 側壁
11 縦リブ
12 フランジ部
13 雌状連結部
13a 抜け止め突起
14 雄状連結部
14a 係止突起
15 取付ベース
2 蓋
20 内側ラップ部
21 外側ラップ部
22 案内溝
3 ずれ止め手段
30 穴状凹部
30a 受入れガイド部
30b ガイド溝
31 凸部
31a 挿入ガイド部
4 トラス橋
43 上げ底受板
5 支柱
6 バックル金具

Claims (11)

  1. 合成樹脂製のトラフ本体(1)と、当該トラフ本体(1)の上端開口を塞ぐ合成樹脂製の蓋(2)とを備え、前記トラフ本体(1)の側壁(10)の上端面と当該上端面と対応する前記蓋(2)の下面との一方には穴状凹部(30)が、他方には閉蓋時に当該穴状凹部(30)内に収まる凸部(31)がそれぞれ形成され、前記穴状凹部(30)と凸部(31)は、前記トラフ本体(1)に対する蓋(2)の長さ方向と幅方向のずれを阻止するずれ止め手段(3)を構成し、前記穴状凹部(30)と凸部(31)はトラフ構造体の長さ方向に沿って細長状に形成され、前記凸部(31)は基端部から先端方向へ左右幅方向の断面積が徐々に小さくなる錐台形状であり、前記穴状凹部(30)は前記凸部(31)とほぼ相似形状又は穴状凹部(30)は前記凸部(31)よりも錐台の斜面の角度が小さいことを特徴とするトラフ構造体。
  2. 閉蓋状態において前記凸部(31)の先端部外周面と前記穴状凹部(30)の奥部内周面とのクリアランス(CL)よりも、前記凸部(31)の基端部外周面と前記穴状凹部(30)の開口端部内周面とのクリアランス(CL)が大きく設定され、閉蓋時に芯合わせ機能を有することを特徴とする、請求項に記載のトラフ構造体。
  3. 前記凸部(31)は先端部に先端方向に向かって徐々に縮小する傾斜状又は断面円弧状の挿入ガイド部(31a)を有するとともに、当該凸部(31)は基部から前記挿入ガイド(31a)に向かう各部の前後長方向の断面積がほぼ等しく、前記穴状凹部(30)は開口部に開口端方向に向かって徐々に拡大する傾斜状又は断面円弧状の受入れガイド部(30a)を有するとともに、当該穴状凹部(30)は奥部から前記受け入れガイド部(30a)に向かう各部の断面容積がほぼ等しいことを特徴とする、請求項に記載のトラフ構造体。
  4. 前記凸部(31)と対応する穴状凹部(30)が形成されている前記蓋(2)又は前記トラフ本体(1)には、前記穴状凹部(30)の少なくとも長さ方向の一端部へ連続して長さ方向に沿う状態に当該穴状凹部(30)よりも浅いガイド溝(30b)が形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のトラフ構造体。
  5. 前記ずれ止め手段(3)は前記トラフ構造体の長さ方向両端部寄りに位置しており、当該トラフ構造体の長さ方向一端部寄りに位置しているずれ止め手段(3)と他端部寄りに位置しているずれ止め手段(3)とは、前記トラフ本体(1)の長さ方向位置が中央部を基準とした場合、非対称であるか、あるいは形状又は寸法が異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトラフ構造体。
  6. 当該トラフ構造体の一側部寄り位置のずれ止め手段(3)と他側部寄り位置のずれ止め手段(3)とは、前記トラフ本体(1)の幅方向の中央部を基準とした場合の位置が非対称であるか、形状又は寸法が異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトラフ構造体。
  7. 前記トラフ本体(1)は、一端部に断面内形を拡大した雌状連結部(13)を、他端部に前記雌状連結部(13)と対応する雄状連結部(14)をそれぞれ有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のトラフ構造体。
  8. 前記トラフ本体(1)を前記蓋(2)で塞いだ請求項に記載のトラフ構造体を敷設する際に、直前に敷設されたトラフ構造体の雌状連結部(13)内へ次に敷設すべきトラフ構造体の雄状連結部(14)を収容した状態で連結しながらトラフ構造体を順次敷設する工程を含むことを特徴とする、トラフ構造体の敷設方法。
  9. 前記トラフ本体(1)を前記蓋(2)で塞いだ請求項1〜のいずれかに記載のトラフ構造体であって、トラフ本体(1)および蓋(2)ともに前後端に隣接するトラフ構造体と相互のラップ部を有しない構造としたトラフ構造体を敷設する際に、直前に敷設されたトラフ構造体の後端部へ次に敷設すべきトラフ構造体の前端部を当接させながらトラフ構造体を敷設基礎上に載置することにより順次敷設する工程を含むことを特徴とする、トラフ構造体の敷設方法。
  10. 前記トラフ構造体を敷設する前又は敷設した後若しくは敷設しながら、各トラフ構造体におけるトラフ本体(1)の長さ方向両端部分においてバックル金具(6)により蓋(2)を対応するトラフ本体(1)へ押付け固定する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項8又は9に記載のトラフ構造体の敷設方法。
  11. 前記トラフ構造体は断面ほぼ角樋状のトラフ橋(4)の上に沿って敷設され、前記トラフ構造体におけるトラフ本体(1)の底部両側にはフランジ(12)が一体に形成され、当該フランジ(12)を前記トラフ橋(4)上へ固定する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載のトラフ構造体の敷設方法。
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