JP6517715B2 - デッキプレート - Google Patents
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Description
第1スラブ支持部21と第2スラブ支持部22は、補強リブ3を境に線対称となった左右一対の平板状の部材であり、曲げ剛性を高めるため長手方向に沿って折り曲げられて凹凸が形成されている。
補強リブ3は、スラブ支持部2の片面中央(第1スラブ支持部21と第2スラブ支持部22の間)に垂設され、2枚の平板状の鋼板が重なり合った立上り部30と、この立上り部30の先端に形成された断面三角形状の補強リブ部31など、から構成されており、スラブ支持部2の長手方向に対する曲げ剛性を向上する機能を有している。
一対の係合リブのうち図2に示す左側の係合リブである第1係合リブ4は、スラブ支持部2の面外方向である第1スラブ支持部21の面に対して垂直に立ち上がる平板状の第1立上り部40と、この第1立上り部40の先端から図2の状態で内側(補強リブ3と近接する側、以下同じ)上方に向け傾斜して立ち上がる立上り傾斜部41と、この立上り傾斜部41の先端から水平に連続する水平部42と、この水平部42の先端から図2の状態で下方に傾斜する係合傾斜部43と、この係合傾斜部43の先端から係合傾斜部43と逆方向に傾斜する案内傾斜部44など、から構成されている。
一対の係合リブのうち図2に示す右側の係合リブである第2係合リブ5は、スラブ支持部2の面外方向である第2スラブ支持部22の面に対して垂直に立ち上がる平板状の第2立上り部50と、この第2立上り部50の先端から図2の状態で内側上方に向け傾斜して立ち上がる乗り越え傾斜部51と、この乗り越え傾斜部51の先端から図2の状態で下方に傾斜する押圧傾斜部52など、から構成されている。
次に、図4〜図20を用いて、前述の本発明の実施形態に係るデッキプレート1の設置方法と係合リブの係合方法について説明する。
先ず、図4〜図11を用いて、デッキプレート1を合成スラブ用のデッキプレートとして使用する場合の設置方法及び係合方法を、構造物である建築物の床スラブを構築する場合を例示して説明する。
次に、図12〜図20を用いて、デッキプレート1をフラットデッキ用のデッキプレートとして使用する場合の設置方法及び係合方法を、建築物の床スラブを構築する場合を例示して説明する。
次に、図22を用いて、デッキプレートの役物について説明する。図22は、従来のフラットデッキ用デッキプレートと、その役物を示す正面図であり、(a)が、従来のフラットデッキ用デッキプレートの標準タイプを示し、(b)〜(d)が、標準タイプより幅の狭い調整用の役物を示している。
次に、図23を用いて、デッキプレートの荷姿について説明する。図23は、従来のフラットデッキ用デッキプレート10を重ね合わせた荷姿を示す正面図であり、図24は、本実施形態に係るデッキプレート1を重ね合わせた荷姿を示す正面図である。
以上説明した本発明の実施形態に係るデッキプレート1によれば、合成スラブ用デッキプレートとしてもフラットデッキ用デッキプレートとしても使用することができるとともに、いずれのデッキプレートとして使用してもデッキプレート同士の連結がデッキプレートを持ち上げることなく水平にスライドさせるだけで容易に行え、且つ、デッキプレート同士を溶接やカシメなどの固定する作業が不要となる。
2 :スラブ支持部
21 :第1スラブ支持部
22 :第2スラブ支持部
23 :山形リブ
3 :補強リブ
30 :立上り部
31 :補強リブ部
4 :第1係合リブ
40 :第1立上り部
41 :立上り傾斜部
42 :水平部
43 :係合傾斜部
44 :案内傾斜部
45 :エンボス
5 :第2係合リブ
50 :第2立上り部
51 :乗り越え傾斜部
52 :押圧傾斜部
53 :エンボス
C :コンクリート
H :H形鋼(形鋼)
L :L形鋼(形鋼)
10 :従来のフラットデッキ用デッキプレート
11,12,13 :従来のデッキプレートの役物
Claims (7)
- 鋼板から折り曲げられて平面視で長方形状に成形されたコンクリートスラブ用のデッキプレートであって、
コンクリートスラブの下面を支持する長方形平板状のスラブ支持部と、このスラブ支持部の片面から面外方向に向け長手方向に沿って突設された補強リブと、が備えられているとともに、
前記スラブ支持部の長手両側の縁に沿って左右一対の係合リブが形成され、
一方の第1係合リブには、前記スラブ支持部の面外方向に立ち上がる平板状の第1立上り部と、この第1立上り部の先端から外側に一定間隔離間して傾斜する係合傾斜部と、が設けられ、
他方の第2係合リブには、前記スラブ支持部の面外方向に立ち上がる平板状の第2立上り部と、この第2立上り部の先端から前記係合傾斜部と逆方向に傾斜して前記一定間隔内に収まる幅を有する乗り越え傾斜部と、が設けられていること
を特徴とするデッキプレート。 - 前記第2係合リブには、前記乗り越え傾斜部の先端から前記係合傾斜部と同一方向に略同角度で傾斜する押圧傾斜部が設けられていること
を特徴とする請求項1に記載のデッキプレート。 - 前記第1係合リブには、前記係合傾斜部から前記前記係合傾斜部と逆方向に傾斜する案内傾斜部が設けられていること
を特徴とする請求項1又は2に記載のデッキプレート。 - 前記スラブ支持部には、曲げ剛性を高めるため長手方向に沿って折り曲げられて凹凸が形成されていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデッキプレート。 - 前記第1立上り部、第2立上り部のいずれか一方又は両方には、デッキプレートとその内側に打設されたコンクリートとが両者の界面でずれることを防止するエンボスが形成されていること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のデッキプレート。 - 前記エンボスは、上下に傾斜する凸条であること
を特徴とする請求項5に記載のデッキプレート。 - 前記補強リブには、曲げ剛性を高める断面三角形状の部分が設けられていること
を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のデッキプレート。
Priority Applications (1)
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JP2016030792A JP6517715B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | デッキプレート |
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JP2016030792A JP6517715B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | デッキプレート |
Publications (2)
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JP6517715B2 true JP6517715B2 (ja) | 2019-05-22 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2016030792A Active JP6517715B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | デッキプレート |
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-
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- 2016-02-22 JP JP2016030792A patent/JP6517715B2/ja active Active
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