JP6978212B2 - デッキプレート - Google Patents
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第1スラブ支持部21と第2スラブ支持部22は、補強リブ3を境に線対称となった左右一対の平板状の部材であり、曲げ剛性を高めるため長手方向に沿って折り曲げられて凹凸が形成されている。
補強リブ3は、スラブ支持部2の中央(第1スラブ支持部21と第2スラブ支持部22の間)に垂設され、スラブ支持部2の長手方向に対する曲げ剛性を向上する機能を有している。この補強リブ3は、2枚の平板状の鋼板が重なり合った立上り部30と、この立上り部30の先端に形成された断面三角形状の補強リブ部31など、から構成されている。この補強リブ部31は、断面三角形状の底辺部分が補強リブ3の先端面となっている。
一対の係合リブのうち図2に示す左側の係合リブである第1係合リブ4は、第1スラブ支持部21と同一鋼板からなり、その左端の縁と連続して第1スラブ支持部21の面外方向に折り曲げられて形成されている。
一対の係合リブのうち図2に示す右側の係合リブである第2係合リブ5は、第1スラブ支持部21の右端の縁と連続して第1スラブ支持部21の面外方向に折り曲げられて形成されている。この第2係合リブ5は、第1係合リブ4とは左右非対称であるが、隣接する他のデッキプレート1の第1係合リブ4と係合してデッキプレート1同士を連結する機能を有している(図4、図6参照)。
次に、図3〜図6を用いて、前述の本発明の実施形態に係るデッキプレート1の設置方法と係合リブの係合方法について説明する。
先ず、図3、図4を用いて、デッキプレート1を合成スラブ用のデッキプレートとして使用する場合の設置方法及び係合方法を、構造物である建築物の床スラブを構築する場合を例示して説明する。図3は、合成スラブ用のデッキプレートとして使用する場合の前述のデッキプレート1同士を係合させて敷き並べた状態を示す斜視図である。また、図4は、合成スラブ用のデッキプレートとして使用する場合のデッキプレート1同士の係合状態を示す図であり、(a)が係合前を、(b)が係合後を示している。なお、隣接するデッキプレート1同士を区別するため、一方を実線で示し、他方を破線で示している。
次に、図5、図6を用いて、前述のデッキプレート1をフラットデッキ用のデッキプレートとして使用する場合の設置方法及び係合方法を、建築物の床スラブを構築する場合を例示して説明する。図5は、フラットデッキ用のデッキプレートとして使用する場合の前述のデッキプレート1同士を係合させて敷き並べた状態を示す斜視図であり、図6は、フラットデッキ用のデッキプレートとして使用する場合のデッキプレート1同士の係合状態を示す図であり、(a)が係合前を、(b)が係合後を示している。なお、隣接するデッキプレート1同士を区別するため、一方を実線で示し、他方を破線で示している。
次に、図7、図9を用いて、デッキデッキプレートとの役物について、従来と比較して説明する。図7は、フラットスラブ用のデッキプレートとして使用する場合の幅調整を行う調整板を示す断面図である。また、図9は、従来のフラットデッキ用デッキプレートと、その役物を示す正面図であり、(a)が、従来のフラットデッキ用デッキプレートの標準タイプを示し、(b)〜(d)が、標準タイプより幅の狭い調整用の役物を示している。
以上説明した本発明の実施形態に係るデッキプレート1によれば、合成スラブ用デッキプレートとしてもフラットデッキ用デッキプレートとしても使用することができるとともに、いずれのデッキプレートとして使用してもデッキプレート1同士の連結が容易である。また、2種類のデッキプレートを1つの製造ラインで製造できるため、製造ラインを低減して製造コストを低減することができる。
2 :スラブ支持部
21 :第1スラブ支持部
22 :第2スラブ支持部
23 :山形リブ
3 :補強リブ
30 :立上り部
31 :補強リブ部
4 :第1係合リブ
40 :第1立上り部
41 :折返し部
42 :第2立上り部
43 :折返し片
5 :第2係合リブ
50 :第1立上り部
51 :折返し部
52 :第2立上り部
53 :折返し片
C1 :調整板
H :H形鋼(形鋼)
L :L形鋼(形鋼)
10 :従来のフラットデッキ用デッキプレート
11,12,13 :従来のデッキプレートの役物
Claims (5)
- 鋼板から折り曲げられて平面視で長方形状に成形されたコンクリートスラブ用のデッキプレートであって、
コンクリートスラブの下面を支持する長方形平板状のスラブ支持部と、このスラブ支持部の面外方向に向け長手方向に沿って突設された補強リブと、が備えられているとともに、
前記スラブ支持部の長手両側の縁に沿って面外方向に向け左右一対の係合リブが突設され、
これらの一対の係合リブは、隣接する他のデッキプレートの係合リブとピッタリくっ付き係合するように、前記スラブ支持部の板面に対して一方が鋭角に他方が鈍角に傾斜して立ち上り、それぞれ対応する同一角度及び前記係合リブの板面に対して内面側又は外面側のいずれかの対応する異なる方向に交互に2回鋭角に折り曲げられていること
を特徴とするデッキプレート。 - 前記一対の係合リブの先端には、それぞれ略水平に折り曲げられた折返し片が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のデッキプレート。 - 前記一対の係合リブの折返し片は、互いに内側へ折り返されているとともに、
当該一対の係合リブの折返し片の板面の外面と、前記補強リブの先端面とが面一となっていること
を特徴とする請求項2に記載のデッキプレート。 - 前記スラブ支持部には、曲げ剛性を高めるため長手方向に沿って折り曲げられて凹凸が形成されていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデッキプレート。 - 前記補強リブには、曲げ剛性を高める断面三角形状の部分が形成されていること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のデッキプレート。
Priority Applications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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