JP4592801B2 - 情報処理装置、故障予兆診断方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、故障予兆診断方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、故障予兆診断方法及びプログラムに関する。
従来、PC(Personal Computer)などの情報処理装置では、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクの読み書きを行うための光ディスクドライブ(ODD:Optical Disc Drive)を備えるものがある。この光ディスクドライブは、光ディスクを載置するためのディスクトレイ、そのディスクトレイを筐体内に収納又は排出するためのローディングモータ等のローディング機構を備えており、このローディング機構によって読み書きを行う光ディスクの筐体内への出し入れ(ロード/イジェクト)が行われている。
情報処理装置において、光ディスクドライブのローディング機構に不意に故障した場合には、光ディスクの出し入れができなくなり、ユーザの利便性が損なわれることとなる。このため、光ディスクドライブを備える情報処理装置では、光ディスクドライブの故障に関する予兆の有無を診断する故障予兆診断を行うものがある。
この光ディスクドライブの故障予兆診断に関する従来技術としては、特許文献1が知られている。特許文献1には、光ディスクドライブのローディング回数、シーク回数、データのライトブロック数を記憶し、いずれかが閾値を超えると光ディスクドライブを使用禁止、あるいは書き込み禁止にする技術が記載されている。
特開2006−18955号公報
しかしながら、上記従来技術は、光ディスクドライブのローディング機構の故障予兆診断について、ローディング回数のみを診断の指標とし、そのローディング回数が所定の閾値を超えた場合に故障の予兆があると診断するものである。したがって、ローディング機構の個体差、ユーザの使用状況などを考慮した故障予兆診断を行うことができず、精度の高い故障予兆診断を行うことができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ディスクドライブのローディング機構について、精度の高い故障予兆診断を行うことを可能とする情報処理装置、故障予兆診断方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブと、前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する記録手段と、直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブを備える情報処理装置における前記ローディング機構部の故障予兆診断方法であって、記録手段が、前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する工程と、判断手段が、直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブを備えるコンピュータを、前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する記録手段と、直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する判断手段と、して機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、光ディスクドライブのローディング機構について、精度の高い故障予兆診断を行うことを可能とする、という効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置の斜視図の一例である。 図2は、本実施形態に係る情報処理装置のシステム構成を示すブロック図の一例である。 図3は、本実施形態に係る情報処理装置のログファイル記録処理を示すフローチャートの一例である。 図4は、本実施形態に係る情報処理装置の故障予兆通知処理を示すフローチャートの一例である。 図5は、本実施形態に係る情報処理装置の通知画像を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、この発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。図1は情報処理装置10の斜視図である。
図1に示すように、情報処理装置10は、ノートブック型のパーソナルコンピュータである。本実施形態では情報処理装置10としてノートブック型のパーソナルコンピュータを例示するが、情報処理装置10はODDを備えるものであればよく、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータなどであってもよい。同様に、情報処理装置10の細部構成も以下の説明に限定するものではなく、例えば各部を接続するバス構成も以下の説明に限定するものではない。
情報処理装置10は、本体11とディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD17(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれており、LCD17の表示画面は、ディスプレイユニット12の略中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。本体11は、薄い箱形の筐体を有しており、本体11の右側面には、ODD13(光ディスクドライブ)が配置されている。また、本体11の上面には、キーボード14、情報処理装置10の電源をオン/オフするための電源ボタン15、各種操作指示を受け付ける入力操作パネル16、ポインティングデバイスであるタッチパッド18などの入力装置及びスピーカ19が配置されている。
ODD13は、光ディスク20に対して読み出し処理や書き込み処理の実行を可能にするものである。具体的には、ODD13は、ローディングモータ(後述する)により出し入れ(ロード/イジェクト)されるディスクトレイ131aを有しており、ディスクトレイ131aに装填された光ディスク20を本体11の内部にローディングし、本体11の内部に設けられた読み出し/書き込み光学系(図示しない)によってローディングされた光ディスク20に対するデータの読み出し処理や書き込み処理を行う。ODD13が読み書きを行う光ディスク20は、例えばCD−ROM、CD−RW、CD+RW、DVD−ROM等であってよく、その種別は特に限定しない。
入力操作パネル16は、ユーザにより押下されたボタンに対応するイベントをシステムに入力するものであり、複数の機能をそれぞれに起動するための複数のボタンを備えている。入力操作パネル16が備えるボタンには、例えばODD13においてディスクトレイ131aの出し入れを指示するロード/イジェクトボタンがある。情報処理装置10では、入力操作パネル16におけるロード/イジェクトボタンの押下に応じて、後述するローディングモータを駆動することでディスクトレイ131aの出し入れを行う。
次に、情報処理装置10のシステム構成について図2を参照して説明する。図2は、情報処理装置10のシステム構成を示すブロック図の一例である。
図2に示すように、情報処理装置10は、CPU111、ノースブリッジ112、メモリ113、ビデオコントローラ114、オーディオコントローラ115、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、HDD121(Hard Disk Drive)、EC/KBC124(エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ)及びネットワークコントローラ125を備えている。なお、図2に例示したCPU111と各部とが、ノースブリッジ112及びサウスブリッジ119を介して接続する構成は一例であり、情報処理装置10は、例えばCPU111と各部とが一つのバスで接続されるような他の接続構成であってもよい。
CPU111は、情報処理装置10の動作を中央制御するために設けられたプロセッサであり、HDD121からメモリ113にロードされるオペレーションシステム及び各種アプリケーションなどのプログラム121aを実行する。更に、CPU111は、上述したプログラム121aを実行することで、ODD13が、装填された光ディスク20に対して読み出し処理及び書き込み処理の少なくとも一つの処理を実行する。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input/Output System)も実行する。なお、システムBIOSは、ハードウエア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112にはメモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス等を介してビデオコントローラ114との通信及びオーディオコントローラ115との通信を実行する機能も有している。
メモリ113は、揮発性メモリであり、CPU111がプログラム121aを実行する際の作業領域を提供する。ビデオコントローラ114は、情報処理装置10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御するビデオ再生コントローラである。オーディオコントローラ115は、情報処理装置10のスピーカ19を制御するオーディオ再生コントローラである。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス及びPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、各種ソフトウエア及びデータを格納する記憶装置であるHDD121及びODD13を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)やATAPI(Advanced Technology Attachment Packet Interface)などのコントローラを内蔵している。更に、サウスブリッジ119は、BIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
HDD121は、プログラム121a、ログファイル121b、各種設定情報などを格納する。なお、情報処理装置10の記憶装置は、HDD121以外に半導体メモリなどであってもよく、特に限定しない。
EC/KBC124は、電力管理のためのデンベデッドコントローラと、ODD13(KB)及びタッチパッド18を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このEC/KBC124は、ユーザによる電源ボタン15の操作に応じて情報処理装置10の電源をON/OFFにする機能を有している。ネットワークコントローラ125は、例えばインターネット等の外部ネットワークとの通信を実行する通信装置である。
ODD13は、ディスクトレイ131a及びローディングモータ131bを有するローディング機構部131と、コントローラ132とを備えている。ローディングモータ131bは、ディスクトレイ131aの駆動源であり、コントローラ132の制御の下でディスクトレイ131aのロード/イジェクトを行う。なお、ローディング機構部131は、光ディスク20を情報処理装置10の筐体内に出し入れ可能な構成であればディスクトレイ131aを用いる構成に限定しない。例えば、ローディング機構部131は、挿入/排出口に設けられた搬送用ローラにより光ディスク20を筐体内に搬送する構成であってもよい。
コントローラ132は、CPU111の制御の下で通知される制御信号(例えばATAPIコマンド)によりODD13の動作を制御する。具体的には、コントローラ132は、ローディング機構部131による光ディスクのロード/イジェクト動作やローディングされた光ディスクの読み出し処理や書き込み処理を制御する。
また、コントローラ132は、ベンダ情報、型番、ファームウエアレビジョン等の機器固有の情報を記憶する不揮発性メモリと、ODD13が制御信号に応じて稼働している間の稼働状況を状態情報として記憶する揮発性メモリ(いずれも図示しない)を有している。コントローラ132は、制御信号によるODD13の動作に応じて揮発性メモリが記憶する状態情報を更新する。この状態情報としては、読み出し処理や書き込み処理に関する情報(スピンドルモータ回転時間、スピンドルモータON/OFF回数、シーク時間)やローディング機構部131に関する情報などがある。
ローディング機構部131に関する情報としては、例えばローディングモータ131bの駆動時間、光ディスク20をロードした回数を示すディスクロード回数、ロードした際にエラーが発生した回数を示すディスクロードエラー回数、ロードをリトライした回数を示すディスクロードリトライ回数、イジェクトした回数を示すディスクイジェクト回数、イジェクトした際にエラーが発生した回数を示すディスクイジェクトエラー回数、イジェクトをリトライした回数を示すディスクイジェクトリトライ回数などの複数の指標値が含まれている。
コントローラ132は、CPU111の制御の下で通知される制御信号に応じて、不揮発性メモリ、揮発性メモリが記憶する情報をCPU111に通知する。したがって、CPU111では、例えばATAPIコマンドを通じてローディング機構部131に関する情報を取得することができる。
ここで、CPU111がプログラム121aを実行することでローディング機構部131に関する情報を取得してログファイル121bに記録する、ログファイル記録処理について、図3を参照して説明する。図3は、ログファイル記録処理を示すフローチャートの一例である。
図3に示すように、処理が開始されると、CPU111は、予め設定された所定の時間が経過したか否か、又は、電源ボタン15による電源オフなどによりODD13への電源供給を停止するか否かを判定する(S10)。なお、S10においてCPU111が判定するODD13への電源供給を停止する状況としては、例えば情報処理装置10のシャットダウン、スタンバイ、ハイバネーション、ODD13の取り出し時などがある。
S10において、所定時間が経過した場合、又は、ODD13への電源供給を停止する場合、CPU111は、ODD13にATAPIコマンドなどの制御信号を出力してローディング機構部131に関する情報を取得し(S11)、取得した情報をログファイル121bに履歴として記録する(S12)。
具体的には、ローディングモータ131bの駆動時間、ディスクロード回数、ディスクロードエラー回数、ディスクロードリトライ回数、ディスクイジェクト回数、ディスクイジェクトエラー回数、ディスクイジェクトリトライ回数などを取得して、ログファイル121bに記録する。すなわち、情報処理装置10では、ログファイル121bを読み出すことで、所定の時点で記録された駆動時間や回数の他、今までの総駆動時間や総回数を取得することができる。
上述したログファイル記録処理を実行することで、情報処理装置10では、ODD13のローディング機構部131に関する情報が、所定の時間ごとにログファイル121bとしてHDD121に記録されることとなる。また、ODD13への電源供給を停止してローディング機構部131に関する情報がリセットされてしまう前に、その情報をHDD121に記録することができる。
次に、CPU111がプログラム121aを実行することでローディング機構部131の故障予兆を診断して故障予兆がある場合はそれを通知する、故障予兆通知処理について、図4、5を参照して説明する。図4は、故障予兆通知処理を示すフローチャートの一例である。図5は、故障予兆がある場合にLCD17に表示される通知画像G1、G2を例示する図である。
図4に示すように、処理が開始されると、CPU111は、ログファイル121bを読み出し(S21)、読み出したログファイル121bに記録されている情報に基づいて、ローディング機構部131について故障の予兆があるか否かを診断する(S22)。
このS22における診断では、ログファイル121bに記録されている情報に基づいて、ローディングモータ131bの総駆動時間や、各種総回数などの故障予兆の判断に係る指標値の中のいずれか一つが所定の閾値を上回る場合に故障予兆があると診断するだけでなく、上述した指標値を複数組み合わせて算出される結果が所定の閾値を上回る場合に故障予兆があると診断する。また、直近に記録された駆動時間や回数などの指標値を複数組み合わせて算出される結果と、それ以前の指標値を複数組み合わせて算出される結果とにより、直近の結果が示す値が大きく変化している場合(例えば値が上昇率が高い場合)に故障予兆があると診断してもよい。
具体的には、ディスクロードエラー回数/ディスクロード回数から算出されるディスクロードエラー率、ディスクイジェクトエラー回数/ディスクイジェクト回数から算出されるディスクイジェクトエラー率、ディスクロードリトライ回数/ディスクロード回数から算出されるディスクリトライ率、ディスクイジェクトリトライ回数/ディスクイジェクト回数から算出されるディスクイジェクトリトライ率などが、所定の閾値を上回る場合や、その直近の値に大きく変化がある場合に故障予兆があると診断する。
すなわち、情報処理装置10では、一つの指標値だけではローディング機構部131の個体差、ユーザの使用状況を考慮した故障予兆診断を行うことができなかったところ、リトライやエラーなどの故障に係る事象が生じた回数(例えばディスクロードエラー回数、ディスクイジェクトエラー回数、ディスクロードリトライ回数、ディスクイジェクトリトライ回数)と、総回数(例えばディスクロード回数、ディスクイジェクト回数)とにより算出された結果である、故障に係る事象が生じた割合をもとに故障予兆があるか否かを診断することで、ローディング機構部131の個体差、ユーザの使用状況を考慮した、精度の高い故障予兆診断を行うことが可能となる。
また、ローディングモータ131bの駆動時間をディスクロード回数もしくはディスクイジェクト回数で割ることにより算出される、ディスクロード/イジェクトの一回あたりに要する駆動時間が所定の閾値を上回る場合や、その直近の値に大きく変化がある場合に故障予兆があると診断してもよい。
ODD13の使用期間が長くなると、例えばローディング機構部131の駆動部分の摩耗により動力を伝達する部分に滑りが生じ易くなるため、ディスクロード/イジェクトの一回あたりに要する駆動時間が長くなることが考えられる。したがって、上述した指標値を複数組み合わせて算出される結果である、ディスクロード/イジェクトの1回あたりに要する駆動時間をもとに故障予兆があるか否かを診断することで、例えリトライやエラーなどの故障に係る事象が生じていない場合であっても、ローディング機構部131の個体差、ユーザの使用状況を考慮した、精度の高い故障予兆診断を行うことが可能となる。
また、上述した指標値の組み合わせは、特に上述したものに限定するものでなく、複数の指標値を組み合わせて算出された結果から故障予兆の診断が可能なものであれば、どのような組み合わせであってもよい。例えば、(ディスクロードエラー回数+ディスクイジェクトエラー回数)/2として光ディスクの出し入れに係るエラー回数を算出し、そのエラー回数と総回数とをもとに、故障に係る事象が生じた割合を算出してもよい。
S22において故障の予兆があると診断された場合(YES)、CPU111は、ローディング機構部131に故障予兆がある旨をユーザへ通知する(S23)。具体的には、CPU111は、故障予兆がある旨の通知画像をHDD121の設定情報などから読み出してLCD17に表示させることでユーザへの通知を行う。なお、ユーザへの通知は、LCD17への表示以外にスピーカ19からの音声出力で行ってもよい。
より具体的には、図5に示すように、ODD13のメンテナンスをユーザに喚起させる通知画像G1をLCD17に表示させる。この通知画像G1には、ユーザメンテナンスで対応できない場合の連絡先となるサポートセンタに関する情報を表示してもよい。
なお、CPU111は、上述した故障予兆通知処理を、電源が投入された場合、所定の時間が経過した場合、ODD13においてロード/イジェクトを行う場合などの、いずれのタイミングで実行してもよい。例えば、ODD13においてイジェクトを行う際に故障予兆通知処理を行って故障予兆がある旨を通知する場合は、通知画像G2のようにイジェクトの確認表示とともに通知してもよい。このようにイジェクトを行う際に故障予兆がある旨を通知することで、情報処理装置10では、ODD13の内部に光ディスク20が無く、ODD13のメンテナンスに適したタイミングで、そのメンテナンスをユーザに喚起させることができる。
本実施形態のプログラム121aは、HDD121以外のROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。また、本実施形態の情報処理装置10で実行されるプログラム121aは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、本実施形態の情報処理装置10で実行されるプログラム121aを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置10で実行されるプログラム121aをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
10 情報処理装置
13 ODD
15 電源ボタン
17 LCD
20 光ディスク
111 CPU
113 メモリ
121 HDD
131 ローディング機構部
131a ディスクトレイ
131b ローディングモータ
132 コントローラ
G1、G2 通知画像

Claims (8)

  1. 光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブと、
    前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する記録手段と、
    直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、前記光ディスクをロード又はイジェクトした総回数と、前記ローディング機構部における故障の予兆に係る事象が生じた回数とを元に算出した、前記故障の予兆に係る事象が生じた割合について、直近より以前の割合に対する直近の割合の上昇率が所定の閾値を上回る場合に前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記光ディスクをロード又はイジェクトした総回数と、前記ローディング機構部の駆動時間とを元に算出した、前記光ディスクのロード又はイジェクトの一回あたりに要する前記ローディング機構部の駆動時間について、直近より以前の駆動時間に対する直近の駆動時間の上昇率が所定の閾値を上回る場合に前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記記録手段は、前記光ディスクドライブへの電力供給が停止される際に、前記状態情報を取得して記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判断手段の判断結果に基づいて、前記ローディング機構部に故障の予兆がある場合に当該故障の予兆をユーザに通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通知手段は、前記光ディスクがイジェクトされた際に、前記故障の予兆をユーザに通知することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブを備える情報処理装置における前記ローディング機構部の故障予兆診断方法であって、
    記録手段が、前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する工程と、
    判断手段が、直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する工程と、
    を含むことを特徴とする故障予兆診断方法。
  8. 光ディスクをロード又はイジェクトするためのローディング機構部を有する光ディスクドライブを備えるコンピュータを、
    前記ローディング機構部の稼働状況を示す状態情報を取得し、当該状態情報の履歴を記録する記録手段と、
    直近より以前に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近より以前の算出値に対する、直近に記録された前記状態情報に含まれた複数の指標値を組み合わせて算出した、前記ローディング機構部の故障予兆の診断に係る直近の算出値の上昇率が所定の閾値を上回る場合に、前記ローディング機構部に故障の予兆があると判断する判断手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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