JP4592724B2 - モータ - Google Patents

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Description

この発明は、有底筒形状のケースと、このケースの開口部を覆ったハウジングと、ケース内に設けられレゾルバとを備えたモータに関する。
従来、有底円筒形状のケースと、このケースの開口部を覆ったハウジングと、前記ケース内に設けられ、前記ケースの中心を回転可能なモータ用シャフトの端部に取付けられたロータおよびこのロータの外周に設けられたステータを有したレゾルバとを備え、前記ステータは、電磁鋼板を積層して構成された円筒形状のステータコアと、このステータコアに巻装されたレゾルバ用巻線とを有したモータが知られている。
このモータの前記レゾルバの前記ステータコアには、径方向外側へ突出した突起部が形成され、前記ケースには、前記突起部の両側面を挟持して、前記突起部を周方向に移動させる一対のネジが設けられ、前記ケースの側面に形成された孔から前記ネジを回転させることで、前記突起部を周方向に移動させ、前記ステータコアを回動させて、前記ステータの角度基準位置を調整している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−32989号公報
しかしながら、このものの場合、レゾルバのステータの角度基準位置の調整量は、突出部の径方向に沿った寸法と連動するので、調整量を大きくするためには、突起部を径方向外側へさらに突出させなければならず、ケースの径方向の寸法が大きくなってしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、ケースの径方向の寸法を変えずに、レゾルバのステータの角度基準位置の調整量が大きな場合にも対応することができるモータを提供するものである。
この発明に係る永久磁石同期モータは、有底筒形状のケースと、前記ケースに設けられ、前記ケースの開口部を覆ったハウジングと、前記ケース内に設けられ、前記ケースの中心を回転可能なモータ用シャフトの端部に取付けられたロータおよびこのロータの外周に設けられたステータを有したレゾルバとを備え、前記ステータは、電磁鋼板を積層して構成された筒形状のステータコアと、このステータコアに巻装された巻線とを有したモータにおいて、前記ステータコアの外周部には、歯車形状に形成され回動力が付与される歯車部が周方向に沿って形成され、前記ハウジングは、前記ケースから離れる方向に延びて形成された円筒形状の突出部を有し、前記ハウジングには、前記ケースの内部と外部とを連通し前記モータ用シャフトの軸線に沿った方向に前記ケースの外部に開口した貫通孔が形成され、前記貫通孔は、前記モータ用シャフトの軸線に沿って視たときに、前記突出部の内側に配置され、外部から前記貫通孔を通って、前記歯車部に回動力が付与され、前記ステータの周方向の回動により、前記ステータの角度基準位置が調整される。
また、この発明に係る永久磁石同期モータは、有底筒形状のケースと、前記ケースに設けられ、前記ケースの開口部を覆ったハウジングと、前記ケース内に設けられ、前記ケースの中心を回転可能なモータ用シャフトの端部に取付けられたロータおよびこのロータの外周に設けられたステータを有したレゾルバとを備え、前記ステータは、電磁鋼板を積層して構成された筒形状のステータコアと、このステータコアに固定されたインシュレータと、このインシュレータを介して前記ステータコアに巻装された巻線とを有したモータにおいて、前記インシュレータには、歯車形状に形成され回動力が付与される歯車部が周方向に沿って形成され、前記ハウジングは、前記ケースから離れる方向に延びて形成された円筒形状の突出部を有し、前記ハウジングには、前記ケースの内部と外部とを連通し前記モータ用シャフトの軸線に沿った方向に前記ケースの外部に開口した貫通孔が形成され、前記貫通孔は、前記モータ用シャフトの軸線に沿って視たときに、前記突出部の内側に配置され、外部から前記貫通孔を通って、前記歯車部に回動力が付与され、前記ステータの周方向の回動により、前記ステータの角度基準位置が調整される。
この発明に係る永久磁石同期モータによれば、ケースの径方向の寸法を変えずに、レゾルバのステータの角度基準位置の調整量が大きな場合にも対応することができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るモータ1におけるレゾルバ7の歯車部16dを含む縦断面図、図2は図1の取付ホルダ14およびネジ19を含むモータ1の縦断面図、図3は図1のモータ1をハウジング6の内側から外側に向かって視た図、図4は図1のモータ1をハウジング6の外側から内側に向かって視た図である。
実施の形態1に係るモータ1は、有底円筒形状のケース2と、このケース2の内部に固定された円筒形状の固定子3と、この固定子3の内側に回転可能に設けられた回転子4と、ケース2の周縁部にネジ5を用いて固定され、ケース2の開口部を覆ったハウジング6と、ケース2の内部に設けられたレゾルバ7とを備えている。
また、モータ1は、ハウジング6に嵌着されるとともに、モータ用シャフト8を回転自在に支持したハウジング側軸受9と、ケース2の底面の凹部に固定されるとともに、シャフト8を回転自在に支持したケース側軸受10とを備えている。
固定子3は、複数の珪素鋼板が積層された固定子コア11と、この固定子コア11の周囲に巻回されたモータ側巻線12とを有している。
回転子4は、シャフト8と、このシャフト8の外周面に固定されたN磁極、S磁極からなる円筒形状の磁石とを備えている。
レゾルバ7は、シャフト8の端部に固定され、複数の珪素鋼板を積層することにより構成されたロータ13と、このロータ13の外周に設けられ、ハウジング6とともに取付ホルダ14により支持されたステータ15とを備えている。
ステータ15は、円筒形状のステータコア16と、このステータコア16に設けられた樹脂からなるインシュレータ17と、このインシュレータ17を介して、ステータコア16に導線が巻装されて構成されたレゾルバ側巻線18とを有している。
ロータ13の外周の形状は、シャフト8とともにロータ13を回転させたときに、ステータコア16の後述するティース部16bとロータ13との間でのリラクタンスが所定の変化をするような特殊形状になっている。
レゾルバ側巻線18は、1相の励磁巻線と、2相の出力巻線とから構成されている。
ハウジング6の固定子3側には、ステータ15の外周に向かって延びた突出部6aが形成されており、この突出部6aの内側にステータ15が配置されている。
取付ホルダ14は、ネジ19を介して、ハウジング6に取付けられており、ネジ19を一方向に回転させて、ホルダを反ハウジング6側に移動させることで、ステータ15はハウジング6の突出部6aの内側で回転可能となり、逆にネジ19を他方向に回転させて、ホルダをハウジング6側に移動させることで、ステータ15は固定される。
次に、レゾルバ7の構成について詳述する。
図5(a)は図1のステータ15を示す平面図、図5(b)は図5(a)のステータ15の側面図、図6は図5(a)のステータコア16を示す平面図、図7は図6の積層されたステータコア16を構成する珪素鋼板の中で歯車部16dが形成された珪素鋼板を示す平面図、図8は図6の積層されたステータコア16を構成する珪素鋼板の中で歯車部16dが形成されていない珪素鋼板を示す平面図である。
レゾルバ7のステータコア16は、複数の珪素鋼板を積層することにより構成されており、リング形状のバックヨーク部16aと、このバックヨーク部16aから径方向内側に突出し、全周に渡って、間隔をおいて形成された8個のティース部16bと、積層された珪素鋼板間を固定する凹凸係止部16cとを有している。
また、ステータコア16の外周部の一部であって、積層方向に沿って反固定子3側には、歯車形状をした回動力受部である歯車部16dが形成されている。この歯車部16dは、ステータコア16の外周部を削るようにして形成されており、ステータコア16の中心部から歯車部16dの先端部までの寸法は、ステータコア16の最外径と等しくなっている。
ハウジング6には、ステータコア16の外周部の一部に向かって形成された凹部6bが形成されており、この凹部6bのシャフト8側の面の一部から底面の一部に渡って、貫通孔6cが形成されている。
この貫通孔6cは、ケース2の内部と外部とを連通しており、調整治具20の歯車部20aが、外部からこの貫通孔6cを通って、歯車部16dと歯合して、歯車部16dに回動力を伝達可能となっている。
これにより、ステータ15の角度基準位置を調整する。
また、ハウジング6の凹部6bの底面には、調整治具20の先端部を歯合させることで、調整治具20の位置決めをする穴部6dが形成されている。
モータ側巻線12のハウジング6側には、モータ側巻線12の端部が接続されたターミナル21が設けられており、このターミナル21とモータ1の外部に延びたリード線22とを接続するためのネジ23が設けられている。
ハウジング6には、ネジ23が通過可能な貫通孔6eが形成されている。
ステータ15の角度基準位置の調整が終了した後に、貫通孔6cおよび貫通孔6eには、図示しないゴム製のキャップが塞がれる。
ハウジング6の反レゾルバ7側には、図示しない電動パワーステアリング装置と嵌合する突出部6fが、周方向に沿って、全周に渡って設けられている。
この突出部6fと電動パワーステアリング装置とが嵌合することにより、電動パワーステアリング装置とハウジング6とに囲まれた領域が密閉される。
したがって、貫通孔6cおよび貫通孔6eを塞ぐゴム製のキャップは、モータ1内部への異物が侵入するのを防ぐ程度の簡易的なものでよい。
レゾルバ側巻線18の励磁巻線には、例えば、10kHz、5vppの正弦波信号が印加され、モータ1の回転によりロータ13が回転すると、ステータコア16のティース部16bとロータ13との間でのリラクタンスが変化し、2相の出力巻線における出力電圧の振幅と、励磁巻線に入力された正弦波信号に対する出力電圧の位相とが変化する。
2相の出力巻線の振幅変化は、互いの位相が90度ずれるように配置されており、この信号を検出回路(図示せず)によって信号処理することで、回転子4の回転角度が検出される。
図9は図1のモータ1におけるレゾルバ7の歯車部16dに調整治具20を歯合させたときの断面図、図10は図9のモータ1の平面図である。
次に、ステータ15の角度基準位置の調整方法について説明する。
まず、レゾルバ7のステータ15をハウジング6の突出部6aの内側に挿入し、ネジ19を仮締めして、取付ホルダ14をハウジング6に取り付けて、ステータ15が支持される。
このとき、ステータ15は、軸線方向への移動ができず、周方向に沿って回動可能となっている。
次に、調整治具20の歯車部20aをハウジング6の凹部6bに挿入し、調整治具20の先端部を穴部6dに歯合させる。これにより、調整治具20の歯車部20aとステータコア16の歯車部16dとが歯合する。
この状態で、固定子3のモータ側巻線12に、図示しない通電機構から電流が通電され、シャフト8が固定され、レゾルバ7のロータ13が所定の回転角度で固定される。
図示しない検出機構により、レゾルバ7のステータ15の回転角度を検出し、予め設定された基準角度と比較をして、その差分を算出する。
ステータコア16の歯車部16dは、周方向に沿って、連続して形成されているので、ステータ15の角度基準位置の調整量が大きい場合であっても、十分調整することができる。
この差分が減少する方向に、調整治具20を用いてステータ15を回動させて、差分が0となったところで、調整治具20の回動を停止する。
最後に、仮締め状態のネジ19を完全に締めることで、ハウジング6と取付ホルダ14との間にステータ15が固定される。
実施の形態1に係るモータ1によると、レゾルバ7がケース2の内部に設けられ、レゾルバ7のステータコア16の外周部には、歯車部16dが形成され、ハウジング6に形成された貫通孔6cを通って、調整治具20の歯車部20aの回動力が歯車部16dに付与され、ステータコア16が回動して、ステータ15の角度基準位置が調整されるので、ケース2の径方向の寸法を変えずに、ステータ15の角度基準位置の調整量が大きな場合にも対応することができる。
また、ステータコア16の外周部には、歯車形状をした歯車部16dが形成されているので、調整治具20を用いて、簡単にステータ15の角度基準位置を調整することができる。
また、ハウジング6の反レゾルバ7側には、電動パワーステアリング装置と嵌合する突出部6fが形成されているので、ハウジング6と電動パワーステアリング装置との間の空間が密閉され、ハウジング6に形成された貫通孔6cを完全に塞ぐ必要がなく、簡単にモータ1を製造することができる。
実施の形態2.
図11(a)は実施の形態2に係るモータ1のステータ15を示す平面図、図11(b)は図11(a)のステータ15の側面図である。
実施の形態2に係るモータ1におけるレゾルバ7のインシュレータ17は、ステータコア16の両面から挟むようにして取り付けられており、ティース部16bの外周と、バックヨーク部16aの内周側とに一体に形成されている。
さらに、バックヨーク部16aの内周側であって、一方の面上に設けられたインシュレータ17の一部は、バックヨーク部16aの外側まで延びて形成されている。
このバックヨーク部16aの外側まで延びて形成された領域には、実施の形態1に係るモータ1におけるレゾルバ7のステータコア16に形成された歯車部16dと同様にして、周方向に沿った歯車部17aが形成されている。
この歯車部17aが形成されたインシュレータ17の面がハウジング6側を向くようにしてハウジング6に取り付けられる。
ステータコア16とインシュレータ17とは、互いに固定されているので、調整治具20を用いて、インシュレータ17を回動させると、ステータコア16も同時に回動する。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
この実施の形態2に係るモータ1によると、レゾルバ7がケース2の内部に設けられ、レゾルバ7のインシュレータ17には、歯車部17aが形成され、ハウジング6に形成された貫通孔6cを通って、調整治具20の歯車部20aの回動力が歯車部17aに付与され、ステータコア16が回動して、ステータ15の角度基準位置が調整されるので、ケース2の径方向の寸法を変えずに、ステータ15の角度基準位置の調整量が大きな場合にも対応することができる。
なお、上記各実施の形態では、電磁鋼板を珪素鋼板として説明したが、勿論このものに限らず、その他の電磁鋼板であってもよい。
また、上記各実施の形態では、永久磁石同期型のモータについて説明したが、勿論このものに限らず、その他のモータであってもよい。
また、上記各実施の形態では、ステータコア16の外周部またはインシュレータ17の外周部に回動力受部として歯車部が形成されたレゾルバ7について説明したが、勿論このものに限らない。
例えば、ステータコア16の外周部またはインシュレータ17の外周部に、摩擦力が大きくなるように表面処理された摩擦部が形成され、弾性を有した調整治具20と接触することで、調整治具20からの回動力が付与され、ステータ15が周方向に回動するレゾルバ7であってもよい。
実施の形態1に係るモータにおけるレゾルバの歯車部を含む縦断面図である。 図1のモータにおけるレゾルバの取り付けネジを含む縦断面図である。 図1のモータのハウジングの内側から反回転子側に向かって視た平面図である。 図1のモータのハウジングの外側から回転子側に向かって視た平面図である。 図5(a)は図1のステータを示す平面図、図5(b)は図5(a)のステータの側面図である。 図5(a)のステータコアを示す平面図である。 図6の積層されたステータコアを構成する珪素鋼板の中で歯車部が形成された珪素鋼板を示す平面図である。 図6の積層されたステータコアを構成する珪素鋼板の中で歯車部が形成されていない珪素鋼板を示す平面図である。 図1のモータにおけるレゾルバの歯車部に調整治具を歯合させたときの断面図である。 図9のモータの平面図である。 図11(a)は実施の形態2に係るモータのステータを示す平面図、図11(b)は図11(a)の側面図である。
符号の説明
1 モータ、2 ケース、3 固定子、4 回転子、5 ネジ、6 ハウジング、6a 突出部、6b 凹部、6c 貫通孔、6d 穴部、6e 貫通孔、6f 突出部、7 レゾルバ、8 シャフト、9 ハウジング側軸受、10 ケース側軸受、11 固定子コア、12 モータ側巻線、13 ロータ、14 取付ホルダ、15 ステータ、16 ステータコア、16a バックヨーク部、16b ティース部、16c 凹凸係止部、16d 歯車部、17 インシュレータ、17a 歯車部、18 レゾルバ側巻線、19 ネジ、20 調整治具、20a 歯車部、21 ターミナル、22 リード線、23 ネジ。

Claims (3)

  1. 有底筒形状のケースと、
    前記ケースに設けられ、前記ケースの開口部を覆ったハウジングと、
    前記ケース内に設けられ、前記ケースの中心を回転可能なモータ用シャフトの端部に取付けられたロータおよびこのロータの外周に設けられたステータを有したレゾルバとを備え、
    前記ステータは、電磁鋼板を積層して構成された筒形状のステータコアと、このステータコアに巻装された巻線とを有したモータにおいて、
    前記ステータコアの外周部には、歯車形状に形成され回動力が付与される歯車部が周方向に沿って形成され、
    前記ハウジングは、前記ケースから離れる方向に延びて形成された円筒形状の突出部を有し、
    前記ハウジングには、前記ケースの内部と外部とを連通し前記モータ用シャフトの軸線に沿った方向に前記ケースの外部に開口した貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、前記モータ用シャフトの軸線に沿って視たときに、前記突出部の内側に配置され、
    外部から前記貫通孔を通って、前記歯車部に回動力が付与され、前記ステータの周方向の回動により、前記ステータの角度基準位置が調整されることを特徴とするモータ。
  2. 有底筒形状のケースと、
    前記ケースに設けられ、前記ケースの開口部を覆ったハウジングと、
    前記ケース内に設けられ、前記ケースの中心を回転可能なモータ用シャフトの端部に取付けられたロータおよびこのロータの外周に設けられたステータを有したレゾルバとを備え、
    前記ステータは、電磁鋼板を積層して構成された筒形状のステータコアと、このステータコアに固定されたインシュレータと、このインシュレータを介して前記ステータコアに巻装された巻線とを有したモータにおいて、
    前記インシュレータには、歯車形状に形成され回動力が付与される歯車部が周方向に沿って形成され、
    前記ハウジングは、前記ケースから離れる方向に延びて形成された円筒形状の突出部を有し、
    前記ハウジングには、前記ケースの内部と外部とを連通し前記モータ用シャフトの軸線に沿った方向に前記ケースの外部に開口した貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、前記モータ用シャフトの軸線に沿って視たときに、前記突出部の内側に配置され、
    外部から前記貫通孔を通って、前記歯車部に回動力が付与され、前記ステータの周方向の回動により、前記ステータの角度基準位置が調整されることを特徴とするモータ。
  3. 電動パワーステアリング装置に用いられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ。
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