JP2005080430A - レゾルバ内蔵型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、モータを分解することなく、モータに設けられたレゾルバの零点調整を後蓋の外部から行うことを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバ内蔵型モータは、レゾルバステータ(7)に形成された溝(7b)及び長孔(15)と、モータケース(1)の後蓋(20)に形成された調整用開口(21)と、前記レゾルバステータ(7)の近傍に設けられたモータ(5)とよりなり、後蓋(20)の外側から治具を調整用開口(21)を介して内部に挿入することにより、レゾルバ(8)の零点調整を行うことができる構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバ内蔵型モータに関し、特に、モータの外部から治具を挿入してレゾルバステータの回動位置を調整し、モータとレゾルバの零点位置を合わせることにより、モータを分解することなく内部調整を可能とするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバ内蔵型モータとしては、一般には殆んど使用されておらず、例えば、特許文献1及び2に開示されたエンコーダ内蔵型のモータエンコーダが各種回転装置の回転制御に使用されている。
近年、ハイブリッドカーが開発され、環境対策として利用が開始されているが、自動車用のモータの回転検出としては、エンコーダは断熱性がないため、レゾルバが採用され、エンジンルーム内のモータに用いられている。
特開昭62−278408号公報 米国特許第5912541号明細書
従来のレゾルバ内蔵型モータは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ハイブリッドカーに設けられているモータは、小型エンジンと直結されているため高熱となり、レゾルバが耐熱性から最適であるが、組立て及び使用後にモータとレゾルバの各零点位置が一致していない場合には、モータを分解し、レゾルバステータの回動位置を調整した後、再び、モータの組立てをしなければならなかった。
本発明によるレゾルバ内蔵型モータは、モータケース内に設けられたモータステータと、前記モータステータの内側に設けられモータ軸に固定されたモータロータとからなるモータと、前記モータ軸に設けられたレゾルバロータと、前記モータケース側に左右調整回動自在に設けられたレゾルバステータとからなるレゾルバと、前記レゾルバステータに形成され半径方向に沿う溝と、前記モータケースの端部に設けられ調整用開口を有する後蓋とを備え、前記調整用開口から挿入した治具により前記溝を介して前記レゾルバステータを左又は右方向に調整回動させ、前記モータとレゾルバの零点位置を一致させるようにした構成であり、また、前記レゾルバステータに形成され円周方向に沿う複数の長孔と、前記長孔に設けられた取付ねじとを有し、前記取付ねじは前記モータケース側に固定される構成である。
本発明によるレゾルバ内蔵型モータは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、モータケースに設けた後蓋に形成した調整用開口から挿入した治具をレゾルバステータの溝に係合させ、この溝を介してレゾルバステータを左右何れかに回動させて、モータとレゾルバの零点位置を合わせることができ、モータの分解をする必要がなくなる。
本発明は、モータを分解することなく、モータの後蓋の調整用開口から内部へ挿入した治具をレゾルバステータの溝へ係合させてレゾルバステータの調整回動を行うことができる。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバ内蔵型モータの好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、モータケースであり、このモータケース1内には、モータ軸2に設けられたモータロータ3とモータケース1に設けられたモータステータ4とからなるモータ5と、前記モータ軸2に設けられたレゾルバロータ6と前記モータケース1側に設けられたレゾルバステータ7とからなる周知のレゾルバ8と、が配設されている。
前記レゾルバ8のレゾルバロータ6は、図3に示されているように、周知のバリアブルリラクタンス型の構成(他の巻線型とすることも可)よりなり、ステータ巻線7aを有するレゾルバステータ7はその周縁に形成され半径方向に沿う溝7bを有している。
尚、レゾルバロータ6にはレゾルバロータ6の零点位置を示す第1零マークAが形成され、レゾルバステータ7には、レゾルバステータ7の零点位置を示す第2零マークBが形成されている。
前記レゾルバステータ7には、円周方向に沿って形成された複数の長孔15が形成され、この長孔15に挿入された取付ねじ16が前記モータケース1の固定部材17のねじ孔17aに螺入され、この長孔15の長さ範囲内において、レゾルバステータ7の左右調整回動ができるように構成されている。
前記モータケース1の開口端1aには、複数個の長孔状の調整用開口21を有する後蓋20が取付ねじ等の部材(図示せず)を用いて設けられている。
前述のように構成された図1で示されるレゾルバ内蔵型モータ30は、モータ5がエンジンルーム内のエンジンの出力軸に直接又は間接的に接続されているため、後蓋20を閉じた状態では、すでに、モータ5とレゾルバ8の各零点位置は、予め合わせてあるが、ハイブリッドカーの使用後等において、前記各零点位置のずれをメンテナンスとして修正するような場合、前記後蓋20の調整用開口21内に治具(図示せず)を挿入し、取付ねじ16をゆるめた後、治具を溝7bに係合させ、測定器(図示せず)を用いてモニターしつつレゾルバステータ7を左右何れかにわずかに調整回動させて各零点位置を一致させるように修正することができる。
本発明の構成は、レゾルバと構成が類似のシンクロ電機、モータへの適用も可能性がある。
本発明によるレゾルバ内蔵型モータを示す構成図である。 図1のレゾルバの右側面図である。 図1の後蓋を示す右側面図である。
符号の説明
1 モータケース
2 モータ軸
3 モータロータ
4 モータステータ
5 モータ
6 レゾルバロータ
7 レゾルバステータ
7b 溝
8 レゾルバ
15 長孔
16 取付ねじ
20 後蓋
21 調整用開口

Claims (2)

  1. モータケース(1)内に設けられたモータステータ(4)と、前記モータステータ(4)の内側に設けられモータ軸(2)に固定されたモータロータ(3)とからなるモータ(5)と、前記モータ軸(2)に設けられたレゾルバロータ(6)と、前記モータケース(1)側に左右調整回動自在に設けられたレゾルバステータ(7)とからなるレゾルバ(8)と、前記レゾルバステータ(7)に形成され半径方向に沿う溝(7b)と、前記モータケース(1)の端部に設けられ調整用開口(21)を有する後蓋(20)とを備え、前記調整用開口(21)から挿入した治具により前記溝(7b)を介して前記レゾルバステータ(7)を左又は右方向に調整回動させ、前記モータ(5)とレゾルバ(8)の零点位置を一致させるように構成したことを特徴とするレゾルバ内蔵型モータ。
  2. 前記レゾルバステータ(7)に形成され円周方向に沿う複数の長孔(15)と、前記長孔(15)に設けられた取付ねじ(16)とを有し、前記取付ねじ(16)は前記モータケース(1)側に固定されることを特徴とする請求項1記載のレゾルバ内蔵型モータ。
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