JP2014025754A - レゾルバの取付構造 - Google Patents

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Toshinori Muramatsu
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Abstract

【課題】レゾルバステータをケースから取り外した後にケースに再度取り付ける際の作業をより簡素化できるようにする。
【解決手段】リアカバー14におけるレゾルバステータ34の外周との近接箇所の側面としてのカバー側側面16に第1間隔の目盛りからなる主尺を設けると共に、レゾルバステータ34における外周側の右側面としてのステータ側側面37に第1間隔より狭い第2間隔の目盛りからなる副尺を設けておき、レゾルバ30のレゾルバステータ34をリアカバー14から取り外して再度取り付けるときには、リアカバー14における主尺とレゾルバステータ34における副尺との一致箇所が取り外し前と同一となるようレゾルバステータ34をリアカバー14に取り付けて固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レゾルバの取付構造に関する。
従来、モータケース内に設けられたモータステータとモータステータの内側に設けられてモータ軸に固定されたモータロータとからなるモータと、モータ軸に設けられたレゾルバロータとモータケースに調整回動自在に設けられて径方向の溝が形成されたレゾルバステータとからなるレゾルバと、モータケースの端部に設けられて調整用開口を有する後蓋とを備えるレゾルバ内蔵型モータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このレゾルバ内蔵型モータでは、後蓋に形成された調整用開口から治具を挿入して、レゾルバステータの長孔に挿通されてモータケースの固定部材のねじ孔に螺入された取付ねじを緩め、その後に、治具をレゾルバステータの溝に係合させ、測定器を用いてレゾルバの出力を確認しながらレゾルバステータを左右いずれかに回動させてモータとレゾルバとの零点位置を合わせることにより、モータを分解せずにレゾルバの零点調整を行なえるようにしている。
特開2005−80430号公報
上述のレゾルバ内蔵型モータでは、レゾルバステータをケースに初めて取り付ける製造時だけでなく、その後に、レゾルバステータをモータケースから取り外した後にケースに再度取り付けるときにも、初回と同様の作業(取付ねじを緩めて測定器を用いてレゾルバの出力を確認しながらレゾルバステータを回動させてモータとレゾルバとの零点位置を合わせる作業)を行なう必要が生じる。したがって、レゾルバステータをモータケースから取り外した後にケースに再度取り付けるときの作業をより簡素化できるようにするのが好ましい。
本発明レゾルバの取付構造は、レゾルバステータをケースから取り外した後にケースに再度取り付ける際の作業をより簡素化できるようにすることを主目的とする。
本発明のレゾルバの取付構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のレゾルバの取付構造は、
モータの回転軸に取りつけられるレゾルバロータと、ケースに取りつけられるレゾルバステータと、を備えるレゾルバの取付構造であって、
前記レゾルバステータの前記ケース側の端部と、前記ケースの前記レゾルバステータ側の端部と、のうち一方に第1間隔の目盛りからなる主尺が設けられると共に他方に前記第1間隔とは異なる第2間隔の目盛りからなる副尺が設けられており、
前記レゾルバステータを前記ケースから取り外した後に該ケースに再度取り付ける際、前記主尺の目盛りと前記副尺の目盛りとの一致箇所が前記レゾルバステータを前記ケースから取り外す前と同一となるよう前記レゾルバステータを前記ケースに取り付ける、
ことを要旨とする。
この本発明のレゾルバの取付構造では、レゾルバステータのケース側の端部と、ケースのレゾルバステータ側の端部と、のうち一方に第1間隔の目盛りからなる主尺を設けると共に他方に第1間隔とは異なる第2間隔の目盛りからなる副尺を設けておき、レゾルバステータをケースから取り外した後にケースに再度取り付ける際には、主尺の目盛りと副尺の目盛りとの一致箇所がレゾルバステータをケースから取り外す前と同一となるようレゾルバステータをケースに取り付ける。これにより、レゾルバステータをケースから取り外した後にケースに再度取り付ける際には、初回に取り付ける際に要する作業(例えば、レゾルバステータをケースに仮固定(緩めに固定)した後にモータの回転軸を回転させてレゾルバの出力を確認すると共に治具によってレゾルバステータを回転させる作業など)を行なう必要がなく、作業を簡素化することができる。
本発明の一実施例としてレゾルバ30の取付構造を適用したモータユニット10の構成の概略を示す構成図である。 図1の右側面図の一部である。 リアカバー14とレゾルバステータ34とにおける目盛りが設けられている箇所の拡大図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてレゾルバ30の取付構造を適用したモータユニット10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、図1の右側面図の一部であり、図3は、リアカバー14とレゾルバステータ34とにおける目盛りが設けられている箇所の拡大図である。なお、図2では、レゾルバステータ34のうちリアカバー14がケース本体13に固定されたときにリアカバー14の外側から視認できない部分については点線で示した。
モータユニット10は、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載され、図示するように、走行に用いられるモータ20と、モータ20の回転位置を検出する回転位置検出センサとしてのレゾルバ30と、モータ20やレゾルバ30を収容するケース12と、を備える。
ケース12は、ケース本体13とリアカバー14とからなる。リアカバー14は、開口部15が形成されており、レゾルバ30のレゾルバステータ34やリアカバー14におけるレゾルバステータ34の外周との近接箇所周辺の図1中右側面を視認したり、治具を挿入したりできるようようになっている。なお、リアカバー14は、図示しないボルトなどによってケース本体13に固定される。
モータ20は、回転軸22に固定されたロータ24と、コイル28が巻回されると共にケース本体13に固定されたステータ26と、を備える周知の三相交流電動機として構成されている。ロータ24は、電磁鋼板を複数積層してなるロータコアに複数の永久磁石が埋め込まれて構成されている。ステータ26は、電磁鋼板を複数積層してなるステータコアの複数のティースにコイル28が巻回されて構成されている。
レゾルバ30は、モータ20の回転軸22に固定されたレゾルバロータ32と、レゾルバロータ32の外周側でリアカバー14に固定されたレゾルバステータ34と、を備える。レゾルバロータ32は、電磁鋼板を複数積層してなるロータコアに複数の永久磁石が埋め込まれて構成されている。レゾルバステータ34は、電磁鋼板を複数積層してなるステータコアに、1相以上の入力用のコイルや、互いに電気角が異なる2層以上の出力用のコイルが巻回されて構成されている。レゾルバステータ34は、図2に示すように、外周側に複数の凹部35が形成されると共に、周方向に延びる複数(図2の例では5つ)の長孔36が形成されている。レゾルバステータ34は、この長孔36に挿入されたボルト38がリアカバー14の取付孔(図示せず)に螺入することによってリアカバー14に取りつけられ、その螺入の程度が浅い(軽い)ときには長孔36の周方向の長さ分だけ回転できるようになっている。なお、このレゾルバステータ34は、リアカバー14がケース本体13に取りつけられたときにレゾルバロータ32と対向する(外周側と内周側とで対応する)ようになっている。
レゾルバステータ34における外周側の右側面(以下、ステータ側側面37という)と、リアカバー14におけるレゾルバステータ34の外周との近接箇所の右側面(以下、カバー側側面16という)とは、図1に示すように、略同一平面となるようになっている。また、図3に示すように、カバー側側面16には、レゾルバステータ34側の端部に第1間隔の目盛りからなる主尺が設けられており、ステータ側側面37には、リアカバー14側の端部に第1間隔より狭い第2間隔の目盛りからなる副尺が設けられている。
こうして構成されたモータユニット10では、レゾルバ30を初めて取り付けるとき(製造時)には、回転軸22にレゾルバロータ32を取り付けると共に、ボルト38をレゾルバステータ34の長孔36に挿通してリアカバー14の取付孔(図示せず)に浅く(軽く)螺入させて、リアカバー14をケース本体13に取り付ける。これにより、レゾルバ30は、レゾルバロータ32とレゾルバステータ34とが対向し、回転軸22(レゾルバロータ32)の回転位置に応じた信号を出力することができる。そして、モータ20のロータ24(回転軸22)を回転させてレゾルバ30の出力を確認すると共に治具をリアカバー14の開口部15から挿入してレゾルバステータ34の凹部35に係合させてレゾルバステータ34を回転させる(例えば、回転軸22の回転位置がモータ20の所定の相に流れる電流が電気周期のうちで最大となる回転位置のときに、レゾルバ30がゼロ点に相当する信号を出力することになるようレゾルバステータ34を回転させる)、という作業を行なうことによってレゾルバステータ34のゼロ点調整を行なう(以下、これを確認ゼロ点調整作業という)。こうしてレゾルバステータ34のゼロ点調整が完了すると、治具を用いてボルト38をリアカバー14の取付孔に深く螺入させることにより、レゾルバステータ34がリアカバー14に対して回転しないよう固定する。そして、リアカバー14における主尺とレゾルバステータ34における副尺との一致箇所(図3の例では主尺の値7と副尺の値5)を記録しておく。
その後に、モータユニット10を分解して再度組み立てるときなど、レゾルバ30のレゾルバステータ34をリアカバー14から取り外して再度取り付けるときには、リアカバー14における主尺とレゾルバステータ34における副尺との一致箇所が取り外し前と同一となるようレゾルバステータ34をリアカバー14に取り付けて、レゾルバステータ34がリアカバー14に対して回転しないようボルト38によって固定する。したがって、製造時のように、確認ゼロ点調整作業を行なう必要がない。これにより、レゾルバステータ34をリアカバー14から取り外して再度取り付けるときの作業をより簡素化することができる。
以上説明した実施例のレゾルバ30の取付構造によれば、リアカバー14におけるレゾルバステータ34の外周との近接箇所の側面としてのカバー側側面16に第1間隔の目盛りからなる主尺を設けると共に、レゾルバステータ34における外周側の側面としてのステータ側側面37に第1間隔より狭い第2間隔の目盛りからなる副尺を設けておき、レゾルバ30のレゾルバステータ34をリアカバー14から取り外して再度取り付けるときには、リアカバー14における主尺とレゾルバステータ34における副尺との一致箇所が取り外し前と同一となるようレゾルバステータ34をリアカバー14に取り付けて固定するから、このときの作業をより簡素化することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、レゾルバロータ32が「レゾルバロータ」に相当し、レゾルバステータ34が「レゾルバステータ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、レゾルバやこれとモータとを備えるモータユニットの製造産業などに利用可能である。
10 モータユニット、12 ケース、13 ケース本体、14 リアカバー、15 開口部、16 カバー側側面、20 モータ、22 回転軸、24 ロータ、26 ステータ、28 コイル、30 レゾルバ、32 レゾルバロータ、34 レゾルバステータ、35 凹部、36 長孔、37 ステータ側側面、38 ボルト。

Claims (1)

  1. モータの回転軸に取りつけられるレゾルバロータと、ケースに取りつけられるレゾルバステータと、を備えるレゾルバの取付構造であって、
    前記レゾルバステータの前記ケース側の端部と、前記ケースの前記レゾルバステータ側の端部と、のうち一方に第1間隔の目盛りからなる主尺が設けられると共に他方に前記第1間隔とは異なる第2間隔の目盛りからなる副尺が設けられており、
    前記レゾルバステータを前記ケースから取り外した後に該ケースに再度取り付ける際、前記主尺の目盛りと前記副尺の目盛りとの一致箇所が前記レゾルバステータを前記ケースから取り外す前と同一となるよう前記レゾルバステータを前記ケースに取り付ける、
    レゾルバの取付構造。
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KR101716308B1 (ko) * 2015-09-10 2017-03-17 (주)모토닉 Bldc 모터의 리딩 커런트 앵글조절 구조

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